JP4234488B2 - 車両用灯具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用灯具に関する。特に本発明は、車両に用いられる車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体発光素子を利用した車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。半導体発光素子の車両用灯具への適用例としては、後続車の追突事故防止対策として設けられるハイマウントストップランプ、テールランプ、ストップランプ等がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−231014号公報(第3−6頁、第1−13図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
車両用灯具は、直射日光の当たる屋外等の、温度条件が厳しい場所で用いられる場合がある。そのため、車両用灯具の温度上昇に応じて、灯具内の半導体発光素子に与える電流を、適切に制御する必要がある。
【0005】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる車両用灯具を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明の第1の形態は、車両に用いられる車両用灯具であって、半導体発光素子と、車両用灯具に用いる光を半導体発光素子に発生させる供給電流よりも小さな検知用電流を、半導体発光素子に与える電流出力部と、検知用電流を流した場合に半導体発光素子に生じる順方向電圧に基づき、供給電流の大きさを設定し、設定した大きさの供給電流を、電流出力部に、半導体発光素子へ供給させる電流設定部とを備える。
【0007】
上記した車両用灯具の電流出力部は、車両用灯具が点灯する場合、間欠的に、供給電流の出力を停止して、検知用電流を出力し、電流出力部が検知用電流を半導体発光素子に与える毎に、上記した車両用灯具の電流設定部は、供給電流の大きさを再度設定し、設定した大きさの供給電流の出力を開始する。
【0008】
上記した車両用灯具の電流設定部は、順方向電圧の減少に応じて、供給電流を減少させる。
【0009】
上記した車両用灯具の電流設定部は、順方向電圧の減少に応じて、供給電流を増大させる。
【0010】
上記した車両用灯具は、車両用灯具が点灯する場合にそれぞれ光を発生する複数の半導体発光素子を備え、車両用灯具が点灯する場合に最も温度が上昇する半導体発光素子に生じる順方向電圧に基づき、電流設定部は、供給電流の大きさを設定する。
【0011】
上記した車両用灯具は、直列に接続された複数の半導体発光素子を備え、上記した車両用灯具の電流設定部は、複数の半導体発光素子のそれぞれに生じる順方向電圧の和に基づき、供給電流の大きさを設定する。
【0012】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用灯具10の構成の一例を、電源部12とともに示す。車両用灯具10は、例えば、自動車等の車両に用いられ、複数の光源列300a〜c、電流出力部14、及び電流設定部16を備える。本実施形態の車両用灯具10は、光源列300が有する光源の温度変化に応じて、適切な電流を光源に供給することにより、光源の過熱を防止する。電源部12は、バッテリに基づく直流電力を車両用灯具10へ供給する。
【0015】
光源列300a〜cのそれぞれは、車両用灯具10が点灯する場合に光を発光する複数の半導体発光素子32を有する。ここで、本実施例において、半導体発光素子32は、発光ダイオードである。複数の半導体発光素子32は、直列に順方向接続される。電流方向における光源列300の上流端は、電源部12の正電圧側と接続され、下流端は電流出力部14と接続される。なお、他の例において、光源列300は、一の半導体発光素子32を備えてもよい。
【0016】
電流出力部14は、スイッチ制御部500、検知電流供給部410、及び複数の光源列300a〜cに対応した複数の点灯電流供給部420a〜cを備える。スイッチ制御部500は、一定周期の基準周期信号、及び基準周期信号に同期し、デューティー比が基準周期信号と異なる点灯比制御信号を、電流設定部16から受け取る。そして、スイッチ制御部500は、基準周期信号に同期して、点灯比制御信号のデューティー比に応じたデューティー比を有する供給電流制御信号を、それぞれの点灯電流供給部420へ出力する。本実施例において、基準周期信号のデューティー比は、例えば99%である。
【0017】
それぞれの点灯電流供給部420は、NPNトランジスタ422及び抵抗424をそれぞれ有する。それぞれのNPNトランジスタ422のコレクタ端子は、対応する光源列300の電流方向における下流端に接続され、エミッタ端子は、抵抗424を介してそれぞれ接地される。NPNトランジスタ422は、スイッチ制御部500からベース端子に供給電流制御信号を受け取ることにより、オン又はオフする。NPNトランジスタ422は、オンとなった場合、抵抗424で制限された電流を対応する光源列300に流す。これにより、NPNトランジスタ422は、光源列300に、車両用灯具10に用いる光を発生させる。また、NPNトランジスタ422は、供給電流制御信号のデューティー比に応じて、オン又はオフすることにより、それぞれの光源列300に流れる供給電流を制御する。そのため、NPNトランジスタ422は、例えば、供給電流制御信号のデューティー比の増加に応じて、それぞれの光源列300に流れる供給電流を増大させる。
【0018】
検知電流供給部410は、NPNトランジスタ412及び抵抗414を有する。NPNトランジスタ412のコレクタ端子は、電流方向における光源列300aの下流端に接続され、エミッタ端子は抵抗414を介して接地される。また、NPNトランジスタ412は、電流設定部16からベース端子に受け取る点灯比制御信号に応じて、オン又はオフする。NPNトランジスタ412は、オンとなった場合、光源列300aに抵抗414により制限された電流である検知用電流を流す。
【0019】
電流設定部16は、基準信号発生部600、PWM閾値出力部100、及びPWM変換部200を備える。基準信号発生部600は、立上り期間と立下り期間との長さが異なる一定周期の鋸波、及び鋸波の立上り期間にLの電圧、立下り期間にHの電圧となる基準周期信号を生成する。基準信号発生部600は、鋸波をPWM変換部200へ、基準周期信号をPWM閾値出力部100及びスイッチ制御部500へ供給する。
【0020】
PWM閾値出力部100は、基準周期信号に同期して、一の半導体発光素子32の順方向電圧を測定し、それに応じた電圧を、PWM閾値としてPWM変換部200へ出力する。PWM閾値出力部100は、光源列300aが有する複数の半導体発光素子32の中の、一の半導体発光素子32の順方向電圧を測定する。
【0021】
本実施例において、測定した順方向電圧に対して正の相関で、PWM閾値出力部100は、PWM閾値を変化させる。例えば、PWM閾値出力部100は、測定した順方向電圧が降下した場合、PWM閾値を降下させる。ここで、発光ダイオードは、温度が上昇すると、発生する順方向電圧を降下させる。そのため、PWM閾値出力部100は、測定する半導体発光素子32の温度上昇に伴って、PWM閾値を降下させる。
【0022】
PWM変換部200は、PWM閾値出力部100から受け取ったPWM閾値の電圧と、基準信号発生部600から受け取った鋸波の電圧とを比較し、点灯比制御信号を生成し、検知電流供給部410及びスイッチ制御部500へ与える。PWM閾値出力部100がPWM閾値を変化させた場合、PWM変換部200は、PWM閾値の変化に応じて、出力する点灯比制御信号のデューティー比を変化させる。本実施例において、PWM閾値出力部100がPWM閾値を上昇させた場合、PWM変換部200は、出力する点灯比制御信号のデューティー比を増加させる。それにより、スイッチ制御部500は、点灯比制御信号のデューティー比の増加に伴い、供給電流制御信号のデューティー比を増加させる。従って、供給電流制御信号のデューティー比の増加に伴って、NPNトランジスタ422は、対応する光源列300に流す供給電流を増大させる。
【0023】
なお、NPNトランジスタ412がベース端子に受け取る点灯比制御信号によって、オンしている期間、スイッチ制御部500は、それぞれのNPNトランジスタ422a〜cをオフさせることにより、それぞれの光源列300a〜cを消灯させ、光源列300aに検知用電流を流す。
【0024】
また、抵抗414は、それぞれの抵抗424a〜cのよりも大きな電気抵抗を有する。この場合、NPNトランジスタ412は、オンすることにより、光源列300aを点灯させる供給電流よりも小さい検知用電流を流す。抵抗414の電気抵抗が、それぞれの抵抗424a〜cの電気抵抗に対して、例えば、100倍程度とされることにより、NPNトランジスタ412は、NPNトランジスタ422aが光源列300aに流す電流の100分の1程度の電流を流す。
【0025】
また、NPNトランジスタ412がオンであり、かつそれぞれのNPNトランジスタ422a〜cがオフの場合に、PWM閾値出力部100は、半導体発光素子32の順方向電圧を測定する。発光ダイオードは、一定の電流で発光する場合、発光ダイオードの温度が上昇すると、発生する順方向電圧を降下させる。この特性は、個々の発光ダイオードによってばらつきがある。しかし、発光ダイオードに流れる電流を減少させると、個々の発光ダイオードの温度に対する順方向電圧のバラツキが小さくなる。そのため、PWM閾値出力部100が一の半導体発光素子32の順方向電圧を測定する場合、電流出力部14は、供給電流よりも小さい検知用電流を光源列300aに流すことにより、測定した順方向電圧から、半導体発光素子32の温度を精度よく測定することができる。
【0026】
なお、本実施例において、PWM閾値出力部100は、一の半導体発光素子32の順方向電圧を測定したが、例えば、図1に点線で示したように、直列に接続された複数の半導体発光素子32のそれぞれに生じる順方向電圧の和に基づき、温度を測定してもよい。これにより、PWM閾値出力部100は、それぞれの半導体発光素子32の温度に対する順方向電圧の特性を平均化することができ、より精度よく順方向電圧から温度を測定することができる。
【0027】
なお、それぞれのトランジスタ422a〜cが、オン及びオフする1周期におけるオンする割合である、デューティー比が変化すると、対応する光源列300a〜cに流れる平均電流である供給電流が変化する。そのため、スイッチ制御部500から入力される供給電流制御信号のデューティー比に応じて、それぞれの光源列300a〜cに流れる供給電流が変化する。それぞれのトランジスタ422a〜cは、デューティー比が増加する供給電流制御信号を受け取ることにより、対応する光源列300a〜cに流れる供給電流を増大させる。
【0028】
また、PWM閾値出力部100は、車両用灯具10が点灯する場合に最も温度が上昇する半導体発光素子32に生じる順方向電圧に基づき、PWM閾値を出力するが好ましい。ここで、車両用灯具10において、点灯時に最も温度が高くなる位置は、放熱板の形状及び位置、半導体発光素子32の配列等の車両用灯具10の内部構造によって決まる。そのため、例えば、同じ形状の試作機を作成し、その試作機が点灯している場合に、それぞれの半導体発光素子32の温度を測定する。そして、その測定結果から、測定対象の半導体発光素子32の位置が決められる。
【0029】
図2は、車両用灯具10の動作の一例を示すフローチャートである。車両用灯具10は、電源部12から電力を受け取ることによって、本フローチャートに示す動作を開始する。まず、点灯電流供給部420は、例えば、基準周期信号及び点灯比制御信号に応じて、供給電流制御信号を変化させることにより、対応する光源列300に流れる電流を停止する(S100)。スイッチ制御部500は、点灯比制御信号を立ち下げることにより、NPNトランジスタ422をオフさせる。しかしこの場合、NPNトランジスタ412はオンしており、検知電流供給部410は、光源列300aに検知用電流を流す。
【0030】
次に、PWM閾値出力部100は、検知用電流を流している一の半導体発光素子32の順方向電圧を測定し、測定された順方向電圧に基づくPWM閾値を、PWM変換部200へ出力する(S102)。そして、PWM変換部200は、PWM閾値出力部100から受け取ったPWM閾値と、基準信号発生部600から受け取った鋸波の電圧とを比較することにより、生成した点灯比制御信号を、スイッチ制御部500へ出力する(S104)。ステップ104において、PWM変換部200は、PWM閾値出力部100が出力したPWM閾値によって、出力する点灯比制御信号のデューティー比を変化させる。これにより、次に点灯電流供給部420がオンになる場合のデューティー比が、再設定される。
【0031】
そして、点灯電流供給部420は、例えば、基準周期信号及び点灯比制御信号に応じて、供給電流制御信号を変化させることにより、対応する光源列300の電流を再び流す(S106)。そして、点灯電流供給部420は、例えば、基準周期信号及び点灯比制御信号に応じて、供給電流制御信号を変化させることにより、対応する光源列300に流れる電流を停止する(S100)。電源部12が、車両用灯具10への電力供給を停止することにより、車両用灯具10は、本フローチャートに示す動作を終了する。このように、車両用灯具10は、電流出力部14が検知用電流を半導体発光素子32に与える毎に、供給電流の大きさを再度設定し、設定した大きさの供給電流の出力を開始する。そのため、半導体発光素子32の温度変化に応じて、継続的に半導体発光素子32に流れる供給電流を制御することができる。
【0032】
本実施例において、半導体発光素子32の温度が上昇すると、PWM閾値出力部100は、降下する半導体発光素子32の順方向電圧を受け取り、出力するPWM閾値を降下させる。PWM変換部200は、降下するPWM閾値を受け取ることにより、スイッチ制御部500へ出力する点灯比制御信号のデューティー比を減少させる。スイッチ制御部500は、減少する点灯比制御信号のデューティー比に基づいて、それぞれの光源列300a〜cに流れる平均電流を降下させる。これにより、車両用灯具10は、半導体発光素子32の温度上昇に伴って、半導体発光素子32に流す供給電流を減少させる。従って、車両用灯具10は、継続して点灯した場合に、半導体発光素子32が発熱することによる車両用灯具10の加熱を防止することができる。更に、走行中の冷風効果と組み合わせることにより、より冷却効果を上げることができる。
【0033】
ここで、温度が上昇すると、半導体発光素子32の発光量が低下する。そのため、他の例において、PWM閾値出力部100は、半導体発光素子32の順方向電圧が降下した場合、PWM閾値を上昇させてもよい。これにより、半導体発光素子32の温度上昇に伴って、電流出力部14は、半導体発光素子32に流れる平均電流を増大させる。従って、車両用灯具10は、温度上昇に伴う半導体発光素子32の光量の減少を抑えることができる。
【0034】
図3は、電流設定部16及びスイッチ制御部500の詳細な構成の一例を示す。PWM閾値出力部100は、減算回路110、比較部120、ラッチ部140、及び電圧変換部150を備える。減算回路110は、オペアンプ112及び複数の抵抗を有する。オペアンプ112は、抵抗を介して負帰還されており、正入力端子は抵抗を介して接地されている。そのため、オペアンプ112は、正入力端子及び負入力端子のそれぞれに抵抗を介して受け取る電圧の差分を出力する。本例において、オペアンプ112の正入力端子及び負入力端子は、光源列300a(図1参照)における一の半導体発光素子32(図1参照)のアノード及びカソードに接続されている。そのため、オペアンプ112は、当該アノード及びカソードの電位差である順方向電圧と等しい電圧を出力する。これにより、減算回路110は、半導体発光素子32の順方向電圧に等しい電圧を、比較部120に与える。
【0035】
比較部120は、抵抗122、124、及びオペアンプ126を備える。オペアンプ126は、減算回路110の出力電圧を、負入力端子に受け取り、電源電圧から抵抗122及び抵抗124で分圧された基準電圧を、正入力端子に受け取る。これにより、比較部120は、半導体発光素子32の順方向電圧が、基準電圧よりも高い場合にLの電圧を、低い場合にHの電圧を、ラッチ部140へ出力する。
【0036】
ラッチ部140は、トランスペアレントラッチ142を備える。トランスペアレントラッチ142は、G端子に基準信号発生部600から基準周期信号を受け取り、D端子に比較部120の出力電圧を受け取る。トランスペアレントラッチ142は、G端子にHの電圧を受け取る期間に、D入力端子に入力された信号電圧を、Q端子から電圧変換部150へ出力する。G端子に受け取る基準周期信号の立下りエッジに応じて、トランスペアレントラッチ142は、直前にD入力端子に入力された信号電圧を保持し、G端子に基準周期信号のLの電圧を受け取る期間に、保持した信号電圧を、Q端子から電圧変換部150へ出力する。
【0037】
電圧変換部150は、NPNトランジスタ158及び複数の抵抗を備える。電圧変換部150は、ラッチ部140から入力された電圧を、抵抗を介してNPNトランジスタ158のベース端子に受け取り、抵抗152と154との間のノードに発生する電圧を、PWM閾値として出力する。ラッチ部140からHの電圧を受け取った場合、NPNトランジスタ158はオンし、電圧変換部150が出力するPWM閾値は、電源電圧から抵抗152と抵抗154とで分圧された電圧となる。また、ラッチ部140からLの電圧を受け取った場合、NPNトランジスタ158はオフし、電圧変換部150が出力するPWM閾値は、電源電圧から抵抗152と、抵抗154及び抵抗156とで分圧された電圧となる。従って、電圧変換部150は、入力された電圧に応じて、出力するPWM閾値を切替え、PWM変換部200へ出力する。
【0038】
このように、PWM閾値出力部100は、基準信号発生部600が生成する基準周期信号に同期して、測定されるべき半導体発光素子32の順方向電圧に応じてPWM閾値を切替える。また、本実施例において、PWM閾値出力部100は、オペアンプ126が受け取る基準電圧を閾値として、PWM閾値を切替えている。半導体発光素子32の順方向電圧が上昇した場合、PWM閾値出力部100は、PWM閾値を上昇させる。
【0039】
基準信号発生部600は、鋸波発生回路630、基準信号出力回路620、及びカレントミラー回路610を備える。鋸波発生回路630は、オペアンプ634、コンデンサ632、PNPトランジスタ636、及び複数の抵抗を有する。オペアンプ634の正入力端子は、電源電圧を2つの抵抗で分圧した電圧を受け取る。また、オペアンプ634の正入力端子は、抵抗を介して出力が正帰還される。コンデンサ632の一端は接地され、他端は抵抗を介して電源に接続される。また、他端は、オペアンプ634の負入力端子に接続される。コンデンサ632が抵抗を介して充電され、オペアンプ634の正入力端子に入力された電圧よりも充電された電圧が大きくなると、オペアンプ634がLの電圧を出力し、PNPトランジスタ636をオンする。この場合、PNPトランジスタ636は、コンデンサ632に充電された電圧を、抵抗を介して接地電位にシンクする。コンデンサ632に充電された電圧が降下し、オペアンプ634の正入力端子に入力された電圧よりも充電された電圧が小さくなると、オペアンプ634がHの電圧を出力し、PNPトランジスタ636がオフする。このように、コンデンサ632が充放電することにより、コンデンサ632の両端に鋸波を発生させる。
【0040】
基準信号出力回路620は、PNPトランジスタ622、コンデンサ、及び複数の抵抗を備える。PNPトランジスタ622のエミッタ端子は電源に接続され、コレクタ端子は、複数の抵抗を介して接地される。PNPトランジスタ622のベース端子は、並列に接続された抵抗及びコンデンサを介して、オペアンプ634の出力電圧を受け取る。抵抗624の一端はPNPトランジスタ622のコレクタ端子に接続され、他端は、抵抗626を介して接地される。
【0041】
PNPトランジスタ622は、オペアンプ634からLの電圧を受け取った場合、エミッタ・コレクタ間に電流を流し、コレクタ端子の電圧を上昇させる。PNPトランジスタ622は、オペアンプ634からHの電圧を受け取った場合、流した電流を遮断する。これにより、基準信号出力回路620は、鋸波発生回路630が生成した鋸波に同期して、鋸波の立上りの期間にLの電圧、立下りの期間にHの電圧となる、基準周期信号を発生する。
【0042】
なお、基準信号出力回路620は、抵抗624の下流端の電位をスイッチ制御部500へ出力し、抵抗624の上流端の電位をラッチ部140へ出力する。カレントミラー回路610は、所定の電流をオペアンプ634の出力に与え、オペアンプ634の出力が変化した場合に、速やかにPNPトランジスタ622のベース電圧を変化させる。
【0043】
PWM変換部200は、オペアンプ202、オペアンプ204、及び抵抗を備える。オペアンプ204は、出力が負帰還されたボルテージフォロアである。オペアンプ202は、PWM閾値出力部100が出力したPWM閾値を正入力端子に受け取り、基準信号発生部600が出力した鋸波を負入力端子に受け取る。そして、PWM閾値の電圧よりも高い鋸波の電圧を受け取った場合、オペアンプ202は、オペアンプ204を介して、検知電流供給部410及びスイッチ制御部500へHの電圧を出力する。また、PWM閾値の電圧よりも低い鋸波の電圧を受け取った場合、オペアンプ202は、オペアンプ204を介して、検知電流供給部410及びスイッチ制御部500へLの電圧を出力する。これにより、PWM変換部200は、受け取ったPWM閾値に応じて、出力する点灯比制御信号のデューティー比を変化させる。
【0044】
スイッチ制御部500は、NPNトランジスタ502及び抵抗504を有する。NPNトランジスタ502は、抵抗504を介して、コレクタ端子に点灯比制御信号のHの電圧を受け取った場合、基準周期信号に応じて、オン又はオフし、基準周期信号を反転させた信号を、供給電流制御信号として、点灯電流供給部420へ出力する。また、抵抗504は、抵抗504を介して、コレクタ端子に点灯比制御信号のLの電圧を受け取った場合、Lの電圧を、供給電流制御信号として、点灯電流供給部420へ出力する。
【0045】
図4は、図3を用いて説明したPWM閾値出力部100の動作の一例を示すタイミングチャートである。図4が示す場合において、PWM閾値出力部100は、鋸波の最大電圧よりも電圧が高いPWM閾値を出力する。鋸波の最大電圧よりも電圧が高いPWM閾値を受け取った場合、PWM変換部200は、デューティー比が100%の点灯比制御信号を出力する。本実施例において、スイッチ制御部500は、デューティー比が100%の点灯比制御信号を受け取るので、基準周期信号を反転させた信号を、供給電流制御信号として、点灯電流供給部420へ出力する。
【0046】
なお、基準信号発生部600が生成する鋸波の立上り期間と立下り期間との比は、例えば、立上り期間が100に対して、立下り期間が1となるように設定される。また、基準信号発生部600が生成する鋸波の発振周波数は、100Hz程度に設定される。これにより、半導体発光素子32の順方向電圧を測定する場合に人間の目にちらつきを感じさせることなく、光源列300に流す電流の停止と再開を繰り返すことができる。
【0047】
また、本実施例において、スイッチ制御部500は、基準周期信号に応じて、それぞれのNPNトランジスタ422をオフさせ、それぞれの光源列300を消灯させて、光源列300aに検知用電流を流している。他の例において、車両用灯具10は、順方向電圧が測定される一の半導体発光素子32を有する光源列300aのみ、基準信号に応じて、供給電流と検知用電流を交互に流し、その他の光源列300は点灯させたままとしてもよい。この場合も、供給電流よりも小さな検知用電流を流して、半導体発光素子32の順方向電圧を測定するので、車両用灯具10は、半導体発光素子32の順方向電圧から精度よく温度を測定することができる。
【0048】
図5は、図3を用いて説明したPWM閾値出力部100の動作の他の例を示すタイミングチャートである。図5が示す場合において、PWM閾値出力部100は、PWM閾値として、基準信号発生部600が出力する鋸波の電圧振幅に対して、50%の電圧を出力する。PWM変換部200は、PWM閾値の電圧よりも高い鋸波の電圧を受け取る期間に、Lの電圧を出力し、PWM閾値の電圧よりも低い鋸波の電圧を受け取る期間に、Hの電圧を出力する。これにより、PWM変換部200は、50%のデューティー比の点灯比制御信号を出力する。
【0049】
スイッチ制御部500は、点灯比制御信号の立下りエッジを受け取る場合に、供給電流制御信号を立ち下げる。また、基準周期信号の立下りエッジを受け取る場合、スイッチ制御部500は、供給電流制御信号を立ち上げる。
【0050】
図6は、PWM閾値出力部100の構成の他の例を示す。本実施例の比較部120は、複数のオペアンプ128、130、及び複数の抵抗を備える。比較部120は、減算回路110から半導体発光素子32の順方向電圧を示す電圧を受け取り、その電圧と、複数の抵抗で分圧された電圧とを比較する。減算回路110から受け取る電圧が、A点の電圧よりも高い場合、オペアンプ128はLの電圧を、低い場合Hの電圧を、ラッチ部140へ出力する。減算回路110から受け取る電圧がB点の基準電圧よりも高い場合、オペアンプ130はLの電圧を、低い場合Hの電圧を、ラッチ部140へ出力する。
【0051】
ラッチ部140は、複数のトランスペアレントラッチ144及び146を備える。トランスペアレントラッチ144及び146は、基準信号発生部600から受け取る基準周期信号に応じて、オペアンプ128及びオペアンプ130からそれぞれ受け取った電圧を、それぞれのQ端子から電圧変換部150へ出力する。
【0052】
電圧変換部150は、複数のNPNトランジスタ160、162、及び複数の抵抗を備える。電圧変換部150は、トランスペアレントラッチ144及び146から入力された電圧を、抵抗を介してNPNトランジスタ160及び162のベース端子にそれぞれ受け取る。そして、電圧変換部150は、抵抗164と1166との間のノードの電位を、PWM閾値として出力する。NPNトランジスタ160がトランスペアレントラッチ146からHの電圧を受け取った場合、NPNトランジスタ160はオンし、抵抗164及び抵抗166に流れる電流を接地電位にシンクする。これにより、電圧変換部150が出力するPWM閾値は、電源電圧から抵抗164及び166で分圧された電圧となる。
【0053】
また、NPNトランジスタ160がトランスペアレントラッチ146からLの電圧を受け取り、NPNトランジスタ162がトランスペアレントラッチ144からHの電圧を受け取った場合、NPNトランジスタ160はオフし、NPNトランジスタ162はオンする。これにより、NPNトランジスタ162は、抵抗164、抵抗166、及び抵抗168に流れる電流を接地電位にシンクする。従って、電圧変換部150が出力するPWM閾値は、電源電圧から抵抗164と、抵抗166及び168とで分圧された電圧となる。
【0054】
また、NPNトランジスタ160及びNPNトランジスタ162がトランスペアレントラッチ146の及びトランスペアレントラッチ144からLの電圧をそれぞれ受け取った場合、NPNトランジスタ160及びNPNトランジスタ162はともにオフし、電圧変換部150が出力するPWM閾値は、電源電圧から抵抗164と、抵抗166、168、及び170とで分圧された電圧となる。
【0055】
このように、本実施例のPWM閾値出力部100は、半導体発光素子32の順方向電圧、すなわち半導体発光素子32の温度に応じて、PWM変換部200へ出力するPWM閾値を3段階に切替える。また、順方向電圧に応じてPWM閾値を切替える段数を増やすことにより、半導体発光素子32の温度に応じて、よりきめ細く半導体発光素子32の供給電流を制御してもよい。
【0056】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0057】
上記説明から明らかなように、本発明のによれば、車両用灯具10は、半導体発光素子32の温度変化に応じて、適切な電流を半導体発光素子32に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両用灯具10の構成の一例である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る車両用灯具10の動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】 電流設定部16及びスイッチ制御部500の詳細な構成の一例を示す図である。
【図4】 図3を用いて説明したPWM閾値出力部100の動作の一例を示すタイミングチャートである。
【図5】 図3を用いて説明したPWM閾値出力部100の動作の他の例を示すタイミングチャートである。
【図6】 PWM閾値出力部100の構成の他の例を示す図である。
【符号の説明】
10・・・車両用灯具、12・・・電源部、14・・・電流出力部、16・・・電流設定部、100・・・PWM閾値出力部、110・・・減算回路、112・・・オペアンプ、120・・・比較部、122、124・・・抵抗、126、128、130・・・オペアンプ、140・・・ラッチ部、142、144、146・・・トランスペアレントラッチ、150・・・電圧変換部、200・・・PWM変換部、300・・・光源列、32・・・半導体発光素子、410・・・検知電流供給部、412・・・NPNトランジスタ、414・・・抵抗、420・・・点灯電流供給部、422・・・NPNトランジスタ、424・・・抵抗、500・・・スイッチ制御部、502・・・NPNトランジスタ、504・・・抵抗、600・・・基準信号発生部
Claims (5)
- 車両に用いられる車両用灯具であって、
半導体発光素子と、
前記車両用灯具に用いる光を前記半導体発光素子に発生させる供給電流よりも小さな検知用電流を、前記半導体発光素子に与える電流出力部と、
前記検知用電流を流した場合に前記半導体発光素子に生じる順方向電圧に基づき、前記供給電流の大きさを設定し、設定した大きさの前記供給電流を、前記電流出力部に、前記半導体発光素子へ供給させる電流設定部と、
直列に接続された複数の前記半導体発光素子と
を備え、
前記電流設定部は、前記複数の半導体発光素子のそれぞれに生じる前記順方向電圧の和に基づき、前記供給電流の大きさを設定する車両用灯具。 - 前記車両用灯具が点灯する場合、前記電流出力部は、間欠的に、前記供給電流の出力を停止して、前記検知用電流を出力し、
前記電流出力部が前記検知用電流を前記半導体発光素子に与える毎に、前記電流設定部は、前記供給電流の大きさを再度設定し、設定した大きさの前記供給電流の出力を開始する請求項1に記載の車両用灯具。 - 前記順方向電圧の減少に応じて、前記電流設定部は、前記供給電流を減少させる請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記順方向電圧の減少に応じて、前記電流設定部は、前記供給電流を増大させる請求項1に記載の車両用灯具。
- 前記車両用灯具が点灯する場合にそれぞれ光を発生する複数の前記半導体発光素子を備え、
前記車両用灯具が点灯する場合に最も温度が上昇する前記半導体発光素子に生じる前記順方向電圧に基づき、前記電流設定部は、前記供給電流の大きさを設定する請求項1に記載の車両用灯具。
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