JP4233833B2 - トランシーバ内蔵デジタルスキャナを用いて送信された文書画像を処理するための文書処理方法および文書処理システム - Google Patents

トランシーバ内蔵デジタルスキャナを用いて送信された文書画像を処理するための文書処理方法および文書処理システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書の転送等の文書の処理を行う方法および装置に関し、より詳細には、文書分類および文書処理プロファイル(「DPP」)を定義し、このような文書分類およびDPPを選択および使用することによって、文書の転送等の文書の処理を行う文書処理方法および文書処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
文書の受信者は、一般に、受信する文書のフォーマット、タイミング、転送、整理、インデックス作成、記憶、あるいは他の点に関して、習慣化および標準化することを好む。例えば、受信者は、ある種の文書を受信した時に、その時点では興味はないが、将来的に興味を持つ内容であるか、あるいは別の人が興味を持つ内容であることに気付くことがある。したがって、受信者は、習慣的に、受信した文書を整理するか、あるいは転送する。
【0003】
しかしながら、送信者は、一般に、受信者と多数回のコンタクトをして受信者の好みを割り出さない限り、受信者の好みを把握できない。上記の整理や転送は、送信者および受信者の両方にとって、困難で、時間を浪費する、煩わしい作業である。さらに、受信者は、自分の好みに関する詳細な知識を送信者に与えることを望まないかもしれない。例えば、文書を転送する先の特定個人名を秘密にしたいと思うかもしれない。
【0004】
ワイザー(Weiser)の米国特許第5,920,404号明細書(特許文献1)は、熟知した送信者がメッセージの転送を制御可能なシステムを開示している。具体的には、米国特許第5,920,404号明細書は、遠隔ファクシミリ処理装置からメッセージ交換環境(すなわち、ファイル、文書、および他の情報が或る装置またはアプリケーションから別の装置またはアプリケーションへ転送されるコンピュータ・ネットワーク)を制御する方法およびシステムを開示している。遠隔ファクシミリ処理装置は、従来型の電話回線網を介してネットワークによって接続されたファクシミリ処理装置と通信する。標準的なファクシミリ通信プロトコルは、送信者の電話番号と、送信者の名前等のテキスト形式の識別情報とを含む送信局識別情報(「TSI」)領域を用いている。米国特許第5,920,404号明細書は、標準的なTSI情報の代わりに、ユーザ識別子と前もって定義された機能コードとをTSI領域に設けることを開示している。上記ユーザ識別子は、メッセージ交換環境へアクセスするために使用され、上記機能コードは、メッセージ交換環境の中で処理を制御するために使用される。文書またはファイルは、転送、記憶、印刷、あるいは他の機能を実行させる指示と共に、ネットワークに接続されたファクシミリプロセッサへファクシミリ送信される。
【0005】
また、シュミット(Schmid)らの米国特許第5,659,164号明細書(特許文献2)は、転送情報に加えて、文書の始まりおよび終わりを識別するためのカバーページを用いて、ディジタル方式で情報をスキャンする方法を開示している。具体的には、カバーページは転送情報を含んでおり、この転送情報は、文書の転送先の個人を識別するための識別子を含み、さらに、スキャナ設定情報と、(光学式文字認識(OCR)のような)実行可能な追加の操作の指示とを含みうる。使用時には、一連のページの中の最初のページとしてカバーページを置いた後、文書をスキャンする。
【0006】
また、村上らの米国特許第5,129,016号明細書(特許文献3)は、スキャンされた文書の登録システムおよび登録方法を開示している。上記システムは、登録データおよび文書画像データベースを含んでいる。スキャンされる文書の各々に対して、ヘッダーシートが準備される。ヘッダーシートは、頁番号、文書番号、分類クラス、および(本形式や単票形式等のような)形式を表す記号を含んでいる。登録文書の終わりを表す記号を含むトレーラシートも、各文書に対して用意される。これらシート上の記号は、文字認識ユニットによって認識される。検索を容易にするために、キーワード、書誌情報、文書番号、分類クラス等の登録データが各文書毎に手作業で入力される。
【0007】
また、ウィーラー(Wheeler)らの米国特許第5,384,835号明細書(特許文献4)は、ユーザがファクシミリ装置、スキャナ、ワークステーション、あるいはLANからアクセスする公共電話回線網に組み込まれた集中画像処理システムを提供するものである。
【0008】
また、特開平5−83513号公報(特許文献5)には、デジタル通信網に接続された複数の送受信相違の間でファクシミリ文書の通信を行なう場合に、送信者がダイヤル番号に引き続いて入力するサブアドレスにより受信側での送信文書に対する処理を指定してファクシミリ文書を送信し、受信側では受信したサブアドレスにより識別番号登録テーブルに登録されたサブアドレス別の受信側処理を判別し、指定された処理を行うファクシミリ文書通信システムが開示されている。
【0009】
また、特開平2−170642号公報(特許文献6)には、メールを分類するための属性条件、および該属性条件に対応する蓄積領域をメールボックスに対し予め与えておき、該メールボックスに転送されてきたメールが前記属性条件を満たす場合は、前記メールを該属性条件に対応する前記蓄積領域に配送する電子メールシステムが開示されている。
【0010】
【特許文献1】
米国特許第5,920,404号明細書
【0011】
【特許文献2】
米国特許第5,659,164号明細書
【0012】
【特許文献3】
米国特許第5,129,016号明細書
【0013】
【特許文献4】
米国特許第5,384,835号明細書
【0014】
【特許文献5】
特開平5−83513号公報
【0015】
【特許文献6】
特開平2−170642号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ワイザーの米国特許第5,920,404号明細書のシステムでは、1つの問題として、送信者が、「熟知」していること、すなわち、システムによって割り当てられたユーザ識別子(すなわち、加入番号)を持ち、かつ、種々の機能コードを知っている必要があるという問題がある。もう1つの問題は、受信者が転送を制御する方法がないということである。さらに、本来意図されていない目的でTSI領域を使用することは、通常はTSI領域に含まれる情報が、切り捨てられるか、あるいは省略されることを意味している。この情報は、受信者にとって重要であるかもしれない。
【0017】
また、シュミットらの米国特許第5,659,164号明細書には、各ユーザ毎に1枚のカバーページしか必要とせず、各文書毎に特定のカバーページが必要でないことが開示されている。これは、全ての文書を正確に同じ形式で転送および処理することを望まないユーザーには不都合である。さらに、全ての転送情報および処理情報がカバーページに含まれるので、文書の受信者がこれらの情報を簡便な方法で変更できない。受信者が、転送情報や処理情報を変更するためには、送信者から過去のカバーページを回収して、新しいカバーページを配布しなくてはならない。さもなければ、文書は、望まない形式で転送や処理されてしまう。
【0018】
また、村上らの米国特許第5,129,016号明細書に開示されているシステムは、文書をデータベースに記憶することに限定されている。このシステムでは、別の人に文書を転送するか、あるいは文書を処理することを望むユーザが、そのような転送や処理をすることが不可能である。
【0019】
また、ウィーラーらの米国特許第5,384,835号明細書は、電話システムを通して提供される共有プラットホームに限定されている。受信者の特定の要求を満足させるための方策が全く取られていない。
【0020】
また、多胡らの特開平5−83513号公報は、送信者がサブアドレス入力によって受信者側での送信文書に対する処理(保存、分配、返信)を指定して送信している。このシステムでは、送信文書に対する処理を送信者が指定するだけで、受信者が送信文書に対する処理を指定することが不可能である。
【0021】
また、池田らの特開平2−170642号公報は、受信者の属性条件に従いメールボックスに転送されてきたメールを分配している。このシステムでは、送信されたメールを他に転送したり加工したりする処理を指定することが開示されていない。
【0022】
以上のように、文書の転送および処理を自動化するための公知の解決策は、熟知した送信者によって制御されるものか、あるいは、文書の受信者によってただ固定的な制御がなされるだけのものである。文書受信者による制御を可能にする公知の解決策では、受信された全ての文書が同一の形式で転送および処理される。
【0023】
本発明の目的は、文書受信者により文書の転送および処理を制御するための柔軟性のある方法および装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
本発明は、定義済みのDPPを定義し、選択し、使用することによって、文書の転送および処理の分類を行う方法および装置を提供するものである。
【0025】
本発明によれば、送信者は、受信者がどのように受信者に送信された文書を分類するのかについても、受信者がどのように文書を転送あるいは処理するつもりであるかについても知る必要がない。文書の受信者は、文書分類と文書の転送および処理の指示とを、容易に設定および変更することができる。
【0026】
本発明の方法では、まず、各文書分類が、受信者によって定義され、それに関連付けられたDPPと共に登録サーバ上に記憶される。次に、受信者が、登録サーバ上の自分のアカウントにアクセスする方法を送信者に伝える。好ましい実施の一形態では、その次に、送信者が受信者の文書分類を見ることが可能となる。次いで、送信者は、文書分類を選択し、文書分類識別子を含むカバーページを印刷する。そして、送信者は、トランシーバ内蔵デジタルスキャナでカバーページと原文書とをスキャンする。これにより、文書が、受信者に送信され、受信者によって指定されたDPPに従って加工される。
【0027】
本発明の文書処理方法は、少なくとも1つの文書に対して受信側の制御により受信側で処理を行う方法であって、(a)少なくとも1つの文書に対して受信側で行われる少なくとも1つの処理ステップを用意するステップ;(b)少なくとも1つの文書処理プロファイルに対応付けられる少なくとも1つの文書分類を用意するステップ;(c)少なくとも1つの文書処理プロファイルを、上記少なくとも1つの処理ステップの少なくとも1つと対応付けて作成するステップ;および(d)上記少なくとも1つの文書分類の各々を、上記少なくとも1つの文書処理プロファイルのうちの少なくとも1つと対応付けるステップを含むことを特徴としている。
【0028】
上記方法または上記システムによれば、文書分類と、受信側で実行される処理ステップとを、文書処理プロファイルを介して対応づけることができる。これにより、文書分類に応じて受信側で実行される処理ステップを、送信者が文書分類を変更する操作を行う必要なしに、受信側で自由に制御できるようになる。したがって、文書の受信者が、文書分類に応じた文書処理の指示を、容易に設定および変更することができる。また、送信者は、受信者がどのように受信者に送信された文書を分類するのかについても、受信者がどのように文書を処理するつもりであるかについても知る必要がない。
【0029】
また、本発明の文書処理方法は、(a)少なくとも1つの文書分類と受信側で作成した文書処理プロファイルとが対応付けて登録された登録サーバにアクセスするステップ;(b)上記登録サーバ上の文書分類を識別するための文書分類識別子を選択するステップ;(c)上記文書分類識別子を含むカバーシートを印刷するステップ;(d)上記カバーシートをスキャンするステップ;及び(e)スキャンしたカバーシートに含まれる文書分類識別子を文書と共に受信側に送信するステップを含むことを特徴としている。
【0030】
上記方法によれば、送信者が文書分類識別子を文書と共に受信側に送信することで、受信側で文書分類識別子に対応する文書処理プロファイルに基づいて処理ステップを実行できる。送信者は、登録サーバにある文書分類識別子を選択し、文書分類識別子に対応する文書処理プロファイルが参照しないため、受信者がどのように文書を処理するつもりであるか知る必要はない。また、カバーシートを印刷することで、文書を送信する度に登録サーバにアクセスして文書分類識別子を選択する必要がなく、印刷されたカバーシートを何度も使って送信することができる。よって、複数の送信者が同じカバーシートを使ったり、同一の送信者が同じ分類の文書を送信するために同じカバーシートを使ったりすることが可能である。
【0031】
また、本発明の文書処理方法は、送信機から送信された文書画像データを受信機で受信すると共に、文書画像データに対して受信機で処理ステップを実行する文書処理方法であって、複数の文書画像データの分類と、各分類の文書画像データに対して受信機で行うべき処理を表す文書処理プロファイルとを対応づけた文書処理プロファイルを作成する文書処理プロファイル作成ステップと、送信機にて、文書画像データと共にこの文書画像データの分類を表す文書分類識別情報を受信機に送信する送信ステップと、受信機にて、送信機から送信された文書画像データおよび文書分類識別情報を受信する受信ステップと、受信機にて、受信した文書分類識別情報に対応する文書処理プロファイルに基づいて文書画像データに対して処理ステップを実行する処理実行ステップとを含むことを特徴としている。
【0032】
また、本発明の文書処理システムは、文書画像データ(特に、トランシーバ内蔵デジタルスキャナで文書をスキャンすることにより得られる画像データ)を送信するための送信機(送信側クライアント)と、送信機から送信された文書画像データを受信すると共に、文書画像データに対して処理ステップを実行するための受信機(受信側クライアント)とを備える文書処理システムであって、複数の文書画像データの分類と、各分類の文書画像データに対して受信機で行うべき処理ステップとを対応づけて、文書処理プロファイルとして記憶するための記憶装置(登録サーバ)をさらに備え、上記送信機は、文書画像データと共にこの文書画像データの分類を表す文書分類識別情報(文書分類識別子を含むカバーページの画像データ等)を送信可能であり、上記受信機は、上記記憶装置にアクセス可能であり、かつ、上記文書処理プロファイルを設定および変更(削除、編集、追加)できるようになっており、上記受信機は、文書画像データおよび文書分類識別情報を受信すると、その文書分類識別情報に対応する上記文書処理プロファイルを記憶装置から読み出し、この文書処理プロファイルに基づいて文書画像データに対して処理ステップを実行するようになっていることを特徴としている。
【0033】
上記方法または上記システムによれば、送信機で設定される文書分類と、受信機で実行される処理ステップとを、文書処理プロファイルを介して対応づけることができる。これにより、文書分類に応じて受信側で実行される処理ステップを、送信機で文書分類を変更する操作を行う必要なしに、受信者が受信機によって自由に制御できるようになる。したがって、文書の受信者が、文書分類に応じた文書処理の指示を、容易に設定および変更することができる。また、送信者は、受信者がどのように受信者に送信された文書を分類するのかについても、受信者がどのように文書を処理するつもりであるかについても知る必要がない。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明は、文書の転送および処理を行う方法および装置に関し、より詳細には、文書分類およびDPPを定義し、このような文書分類およびDPPを選択および使用することによって文書の転送および処理を行う方法および装置に関する。受信者は、登録サーバとセッションを開始し、アカウントを開設し、受信することが予想される各タイプの文書のための分類を設定する。受信者は、各分類のための一連の処理ステップを入力または選択する。受信者は、自分の氏名またはアカウント番号を送信者に伝える。送信者は、登録サーバとセッションを開始し、受信者の氏名またはアカウント番号を選択し、文書分類を選択する。送信者は、文書分類識別子を含むカバーページを印刷し、(前段で定義した)トランシーバ内蔵デジタルスキャナでカバーページと原文書とをスキャンする。文書は、受信側の装置に送信され、受信側の装置によって、指定されたDPPに従って加工される。
【0035】
ファクシミリ装置は、紙文書を送信するために用いられる一般的な方法である。ファクシミリ技術では、紙文書の電子画像を別の場所に送信することができる。ファクシミリ装置が紙文書を作成するので、紙文書の個々の物理的なコピーを配達する必要がなくなる。ファクシミリ装置が、メモリを備えているか、あるいはメモリを備えるコンピュータまたは他の装置と通信可能であれば、紙文書を印刷および記憶する必要なしに文書の電子画像を記憶できる。他の装置も、ファクシミリ装置の機能を実行できるように進歩している。パーソナル・コンピュータ、文書スキャナ、およびプリンタの組み合わせは、ファクシミリ装置の機能を実行できる。さらに、ネットワークに接続可能なデジタルコピー機も、ファクシミリ装置の機能を実行できる。さらに、他の装置または装置の組み合わせでも、ファクシミリ装置の機能を実行できる。
【0036】
なお、本願明細書において、「トランシーバ内蔵デジタルスキャナ」という用語は、ファクシミリ装置、コンピュータ−スキャナ−プリンタの組み合わせ、ネットワークに接続可能なデジタルコピー機、あるいはファクシミリ装置の機能を実行することができる他の任意の装置または装置の組み合わせを意味する用語として使用するものとする。
【0037】
本願明細書では、「文書」という用語を、テキスト情報または画像情報を包含する任意の物を意味する用語として使用するものとする。文書は、文字等の有形物であってもよいし、コンピュータ・スクリーン上に表示された電子メールメッセージの画像やウェブページの画像等のような擬似的な無形物であってもよい。文書の例は、写真、メモ、コンピュータファイル、請求書、広告、本、雑誌、医療記録、保険記録、および他の類似物を含む。有形の文書は、文書のスキャン等のような種々の手段によって擬似的な有形の文書としてコンピュータメモリに記憶してもよい。文書は、ワードプロセッサソフトウェア等のようなソフトウェアを用いて擬似的な有形の文書として作成されたものであってもいし、印刷等のような種々の手段によって有形の文書に変換されたものであってもよい。「原文書」という用語は、送信者が本発明を用いて受信者に送信したい文書を指す。
【0038】
本願明細書では、「文書分類」という用語を、受信者によって定義された、文書の形式、文書のジャンル(分野)、または文書の分類(クラス)を意味する用語として使用するものとする。例えば、個人の受信者が、自分が受信すると予想される文書を、個人的と仕事関連とに分類してもよい。他の例として、組織である受信者が、受信すると予想される文書を、製品やサービスのタイプ、通信のタイプ、あるいは他の特徴にしたがって分類してもよい。無数の分類が可能であり、受信者は、自分が望むのと同じ位多くあるいは少しの分類クラスを持つことができる。さらに、受信者は、受信者が選択する任意の方法で受信することが予想される文書のために分類を定義することができる。例えば、組織の受信者は、(部門毎、課毎、従業員毎等のような)分類と、(連絡、請求書、履歴書、プロモーションに対する反響、セールス、クレーム等のような)細分類とを定義することができる。図10は、文書分類を作成する方法の例を示す。
【0039】
DPPは、(a)指定されたコンピュータ上の指定されたフォルダに(文書ファイルとして)文書を記憶するステップ等のような単一のステップから構成されていてもよい。代わりに、DPPは、多くのステップを含んでいてもよい。本発明に係る処理ステップの例としては、(a)文書または文書のコピーをメモリに記憶するステップ、(a’)文書のコピーをデータベースに記憶するステップ、(b)文書または文書のコピーを別の人(受信側)に転送するステップ、(c)文書または文書のコピーを印刷するステップ、(d)文書を受信したことを示す確認メッセージを送信側(トランシーバ内蔵デジタルスキャナ)に送信するステップ、(f)テキスト文書からキーワードを検索するステップ、(g)例えば文書中に出現する単語に基づいて、文書のインデックスを作成するステップ、(h)文書を送信する前に文書を暗号化するよう送信側(トランシーバ内蔵デジタルスキャナ)に要求するステップ、(j)文書を指定されたフォーマット、例えば標準的な文書フォーマット(PDF、JPEG2000、TIFF等)で送信するよう送信側に要求するステップ、(e)文書のスキャン画像(文書の画像)を光学式文字認識技術を用いてテキスト文書に変換するステップ、(i)暗号化された文書を解読するステップ、(k)指定したスキャナ設定(例えば、明度、コントラスト、解像度、グラフィック、テキスト、グラフィックとテキスト画像との混在等のコピー機設定)を用いて文書をスキャンするよう送信側に要求するステップ、(l)指定した方法、例えば特定のウェブサービス(電子メール、HTTP、あるいはFTP等)を用いて文書を送信するよう送信側に要求するステップ、(m)指定した場所、例えば指定したネットワークアドレスから文書を送信するよう送信側に要求するステップ、(r)電子透かしを文書に入れるよう送信側に要求するステップ、(n)文書を送信する前に文書識別子、文書番号、または請求書番号を入力するよう、あるいは、文書識別子、文書番号、または請求書番号が入力された場合にのみ文書を送信するよう、送信側に要求するステップ、(op)文書を送信する前にパスワードまたは公開暗号鍵を入力するよう、あるいは、パスワードまたは公開暗号鍵が入力された場合にのみ文書を送信するよう送信側に要求するステップ、(q)送信エラーが起こったときに文書を(少なくとも1回、あるいは指定回数まで複数回)再送信するよう送信側に要求するステップ、および(s)文書を破壊するステップが挙げられる。これらの例は、DPPに含めうる処理ステップの例にすぎず、本発明は、文書に対して実行可能な他の任意の処理ステップをも想定している。
【0040】
初めに、図9に示すように、受信者が、登録サーバに対し、受信者名、および必要に応じて受信者の説明を付与することによって、アカウントを開設する。すなわち、受信者が登録サーバにアクセスし(S21)、受信者名を付与し(S22)、必要に応じて受信者の説明を付与する(S23)。これにより、登録サーバは、受信者にアカウント番号を割り当てる(S24)。その後、別の登録機能を実行すべきか否かを判断し(S25)、別の登録機能を実行すべき場合には別の登録機能を実行し(S26)、別の登録機能を実行しなくてもよい場合には終了する。
【0041】
受信者の説明は、好ましくは、受信者のアドレス;受信者の電子メールアドレス;受信者の電話番号;受信者の従業員数;受信者の生年月日;同定、検索、または他の目的で使用される他の任意の関連情報;等のような属性を含む。なお、受信者は、企業または他の団体であってもよい。このような場合、企業は、単一のアカウントまたは多数のアカウントを持つことができる。多数のアカウントがある場合には、それらを相互に関連付けてもよい。企業に関する受信者の説明は、例えば、企業のアドレス、電話番号、代表電子メールアドレス、および他の適切な情報を含みうる。もし多数のアカウントが使用される場合、各個人が、追加の個人の受信者説明を持つことができる。受信者は、登録サーバによって固有のアカウント番号あるいは識別子を割り当てられる。必要に応じて、受信者にパスワードを割り当ててもよい。
【0042】
受信者は、アカウントを開設した後で、少なくとも1つの文書分類を定義し、少なくとも1つの処理ステップを入力または選択する。文書分類およびDPPを定義する方法の例を図10および図11に示す。図10および図11に示すように、受信者は、登録サーバにアクセスし(S31)、新規の文書分類(クラス)を作成するか、新規のDPPを作成するか、あるいはいずれも行わない(終了する)かを判断する(S32)。
【0043】
新規のDPPを作成する場合、新規のDPPを作成した(S37)後、処理ステップを入力または選択する。このとき、処理ステップは、新規に作成する(S39)ことも、定義済みのリストから選択する(S38)ことも可能である。また、このとき、処理ステップを入力または選択する代わりに、定義済みのリストから受信者を選択したり(S40)、新規の受信者を追加したり(S41)することも可能である。
【0044】
その後、受信者は、入力または選択すべき別の処理ステップあるいは別の受信者があるか否かを判断し(S42)、全ての処理ステップ(または受信者)を入力または選択した後、図1に示すように、処理ステップを、登録サーバ20と接続されたメモリ28にDPPとして記憶させる。登録サーバは、各DPPを固有のDPP識別子に割り当て(S43)、S32に戻る。そして、DPPが、受信者が受信すると予想する各文書分類と関連付けられる。
【0045】
図10および図11に示すように、受信者は、新たに定義されたDPP、あるいは既存のDPPを、文書分類と対応付けることができる。すなわち、受信者は、新規の文書分類を作成する場合、まず、新規の文書分類を定義し(S33)、次いで、その文書分類にDPPを対応付けるかを判断する(S34)。新規の文書分類にDPPを対応付けない場合にはS32に戻る一方、新規の文書分類にDPPを対応付ける場合には、対応付けるべきDPPが新規のDPPまたは既存のDPPのいずれであるかを判断する(S35)。そして、対応付けるべきDPPが新規のDPPであれば、前述した新規のDPPを作成するステップS37に移行する。一方、対応付けるべきDPPが既存のDPPであれば、既存のDPPを選択して(S36)、S32に戻る。
【0046】
図4は、DPPが作成された後、受信者が閲覧に利用可能なDPP説明表示画面32の例を示す。DPP説明表示画面32には、処理ステップとそれに対応する説明をリスト表示するステップ説明リスト32Bに加えて、DPPの変更を指示するための変更ボタン32A、印刷するための印刷ボタン30B、後述する文書分類表示画面30に戻るための戻るボタン31A等が表示される。
【0047】
図4に示すように、処理ステップは、条件付きであってもよい。例えば、「C++」、「Visual Basic」、「Java(登録商標)」、「HTML」、あるいは「Windows(登録商標)」等のような、指定した単語またはフレーズが出現した場合にのみ、履歴書をソフトウェア開発グループの主任に送信するようにしてもよい。好ましい実施形態では、DPPは、それが常に最新のものとなるように、速やかにかつ効率的に、補完、修正、あるいは削除することができる。
【0048】
図8は、DPPに対して削除、編集、あるいは追加を行うための方法の例を示す。受信者は、まず、文書処理プロファイル(DPP)を選択し(S11)、選択したDPPに対して削除、編集、あるいは追加を行うか否かを判断する(S12)。選択したDPPに対して削除、編集、あるいは追加を行わない場合には、別のDPPを変更(削除、編集、あるいは追加)するか否かを判断し(S13)、別のDPPを変更する場合にはS11に戻って文書処理プロファイル(DPP)を選択し直し、別のDPPを変更しない場合には終了する。選択したDPPに対して削除、編集、あるいは追加を行う場合には、DPP位置または処理ステップを選択し(S14)、選択肢(ステップを追加するか、選択された処理ステップを削除するか、選択された処理ステップを変更するか)を選択し(S15)、処理ステップを追加する(S18)か、選択された処理ステップを削除する(S16)か、選択された処理ステップを変更した(S17)後、S12に戻る。このとき、処理ステップを追加する(S18)場合には、新規の処理ステップを追加する(S20)か、あるいは定義済みの処理ステップの中から追加する処理ステップを選択する(S21)。
【0049】
受信者は、文書分類を定義し、DPPを設定した後、自分の名前、ウェブサイトのURL、アカウント識別子、あるいは1つ以上の文書分類識別子等のような情報を送信者に通知する。受信者は、印刷媒体、電子メール、ファクシミリ、あるいは口頭等のような、任意の便利な方法を用いてこの情報を送信者に伝達することができる。代替の好ましい実施の一形態では、送信者が、受信者名、住所、電話番号、営業品目、業種等のような既知のキーワードを用いて検索を行うことで、登録サーバ上に受信者のアカウントの位置を突き止める。さらに、その情報を、広告で、あるいはウェブサイト上で公表してもよい。
【0050】
図1に示すシステムを用いた場合、受信者は、クライアント22を用いて登録サーバ20とセッションを開始する。サーバー20と、クライアント22および34と、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38とは、TCP/IPウェブブラウザを備えるLANやWAN、電子メール、FTP、特定用途ソフトウェアおよびプロトコル、あるいは他の類似のネットワークまたはソフトウェア等のような、任意の公知のコンピュータ間通信ネットワークまたはコンピュータ間通信ソフトウェアを用いて通信することができる。
【0051】
図示した実施形態では、登録サーバ20と、クライアント22および34と、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38とが、ダイアルアップ接続、ブロードバンド(広周波数域)接続、LANゲートウェイ、ブリッジ、ルータ、あるいは他の類似の手段等のような、通信リンク26を通して、インターネット24に接続される。代替の好ましい実施形態では、登録サーバ20と、クライアント22とおよび34とが、ウェブブラウザを用いてインターネット24を介して通信する。登録サーバ20は、登録処理を専門に行うウェブサーバでもよく、(WANあるいはLAN等のような)ローカルネットワークに接続されたトランシーバ内蔵デジタルスキャナ38の構成要素であってもよい。登録サーバ20は、任意の受信者が登録処理を行うことができるようになっていてもよく、ローカルネットワークの指定されたユーザ等のような、指定された受信者だけが登録処理を行うことができるようになっていてもよい。
【0052】
送信者は、プリンタ36が付属されたクライアント34を用いて、登録サーバ20と通信する(S1)。好ましい実施の一形態では、送信者は、セッションを開始する前に、登録サーバ20にアカウントを開設する。登録は、住所、電子メールアドレス、電話番号、従業員数、生年月日、あるいは他の任意の関連情報等のような、送信者の識別情報を提供することを含んでいてもよい。この識別情報は、送信者の身元確認あるいは他の目的のために使用できる。この実施形態では、送信者には、登録サーバ20によって固有の送信者アカウント識別子が割り当てられる。必要に応じて、送信者に、パスワードを割り当ててもよい。代替の好ましい実施形態では、送信者は、アカウントを開設する必要なしに登録サーバ20でセッションを開始できる。
【0053】
送信者は、受信者から送信者に伝達された受信者の名前あるいはアカウント識別子を選択することによって、受信者の文書分類情報にアクセスする(S2)。図2および図3に示すように、文書分類情報は、受信者の一般的な文書分類のリストとして表示することができる。
【0054】
図2は、組織の受信者が作成可能な分類の例を含む文書分類表示画面30を示す。文書細分類を閲覧する方法の一例では、受信者が、希望する一般的な分類(例えば「人事部」)を選択して、「細分類」ボタン30Dを選択することにより、細分類表示画面31が表示される(S3)。なお、文書分類表示画面30には、分類を表示すると共に分類を選択するための分類リスト30Fや「細分類」ボタン30Dに加えて、後述する分類の検索を指示するための検索ボタン30A、印刷を指示するための印刷ボタン30B、後述する説明ボタン30C、分類の閲覧の終了を指示する終了ボタン30E等が表示される。
【0055】
図3は、人事部の一般的な分類のための編成によって作成できる細分類の例を含む文書分類表示画面31の例を示す。なお、文書分類表示画面31には、細分類を表示する細分類リスト31Bに加えて、印刷を指示するための印刷ボタン30B、後述する説明ボタン30C、文書分類表示画面30に戻るための戻るボタン31A等が表示される。
【0056】
必要に応じて、送信者が「説明」ボタン30Cを選択することによって文書分類の説明にアクセスできるようにしてもよい。この文書分類の説明は、例えば、『あなたが、あなたの履歴書がハードウェアまたはあるいはソフトウェアの開発職で評価されることを希望する場合には、この細分類を使用して下さい。あなたが、あなたの履歴書が技術者の管理職で評価されることを望むなら、この分類を使用せず、代わりに「経営者」分類を使用して下さい。』といったものである。
【0057】
好ましい実施形態の一例では、送信者は、図2に示すリストや図3に示すようなリストなどのようなリストから最も適切な分類あるいは細分類を選択する(S4)。代替の実施形態では、送信者は、希望する分類または細分類を見つけ出すか、あるいは用意した後に、その分類または細分類を入力する。他の代替の実施形態では、送信者は、文書分類を知ってから、文書分類を入力する。さらなる代替の実施形態として、送信者が最も適切な分類を見つけ出すために「キーワード」検索あるいは他の検索を行うようにしてもよい。この実施形態は、特に、受信者が多数の分類を持っている場合に有益である。
【0058】
図6に示すように、送信者は、適当な分類または細分類のためのカバーページ70をプリンタ36を用いて印刷する(S5)。
【0059】
表紙ページ70は、好ましくは、選択された分類のための、機械によって読み取り可能な文書分類識別子74を含んでいる。好ましい実施の一形態では、文書分類識別子は、バーコードである。代わりに、文書分類識別子は、人間によって読み取り可能な情報76であってもよい。好ましい実施の一形態では、人間によって読み取り可能な文書分類識別子76は、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38によって、システムによって理解可能な文書分類識別子に変換される。好ましい実施の一形態では、文書分類識別子76が、公知の光学式文字認識技術を用いて、システムによって理解可能な文書分類識別子に変換される。文書分類識別子に符号化された情報としては、例えば、受信者のDPPが記憶されている登録サーバのネットワークアドレス、受信者のアカウント番号、文書分類をDPPに関連づける情報、および実際のDPPが挙げられる。
【0060】
図7に示すように、カバーページは、原書類78の最初のページに付けた(文書分類識別子を含んでいる)ラベル74によって置き換えることができる。それに代えて、文書分類識別子を、電子的な方法(例えば、クライアント34またはトランシーバ内蔵デジタルスキャナ38を用いる方法)で作成し、原書類と対応付けるか、あるいは原書類中に(一般には最初の頁として)含ませてもよい。以下、これらと他の代替物とを同じ意味で使用する。
【0061】
このように文書分類識別子を含んだカバーページを印刷することで、文書を送信する度に登録サーバにアクセスして文書分類識別子を選択する必要がなく、印刷されたカバーシートを何度も使って送信することができる。よって、複数の送信者が同じカバーシートを使ったり、同一の送信者が同じ分類の文書を送信するために同じカバーシートを使ったりすることが可能である。
【0062】
送信者は、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38を用いて、カバーページ70をスキャンする(S6)。図6に示すように、送信者が受信者に送信することを希望する原文書72は、カバーページ70の直後にスキャンされる(S6)。1つの好ましい実施形態では、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38が、文書分類識別子を読み取って解読し(S7)、文書分類識別子中の情報から文書の送信先を決定し、登録サーバ20とのセッションを開始する(S8)。登録サーバ20とのセッションによって、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38が文書分類識別子を登録サーバ20に送り、登録サーバ20にある文書分類識別子に対応するDPPに基づく処理の情報を受け取る。上記処理の情報は、例えば、予め決定されたコピー機設定を要求すること、特定タイプのウェブサービスの使用を要求すること、請求書番号等のようなメタデータを入力するよう要求すること、送信者によるパスワードまたは暗号鍵の入力を要求すること等の指示である。好ましい実施の一形態では、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38は、要求された指示が実行不能であることを示すメッセージを送信して、上記指示に対して、登録サーバ20が、代替の指示で応答するか、指示の実行を停止するか、あるいは文書の受信を拒否することができる。代替の好ましい実施形態では、登録サーバ20は、スキャンされた文書を登録サーバ20にアップロードせよという指示だけを送信する。なお、ここで説明した処理の情報は例示的なものであり、文書がアップロードされる前に他の指示を送信してもよい。
【0063】
また、登録サーバ20が、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38から送られた文書分類識別子を解析し、文書分類識別子に対応するDPPに基づく処理を実行できる。トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38から送られた文書を、登録サーバ20にアップロードし、DPPで指定された全ての場所および受信者に送信する(S9)。さらに、指定された任意の文書加工ステップがDPPで行われる。好ましい実施の一形態では、文書加工ステップが、登録サーバ20上で実行される(S10)。代替の好ましい実施形態では、文書加工ステップが、クライアント22上で実行される。他の好ましい実施形態では、文書加工ステップが、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ38上で実行される。他の実施形態では、文書加工ステップは、処理ステップ中に指定された場所で、あるいはそれぞれのネットワーク装置の能力および容量に基づいて指定された場所で、実行される。本発明の方法は、例えば、多数の課を持つ大きい会社で特に有用であろう。会社は、経理、販売、購買、人事、およびカスタマサービスを含む分類を持つアカウントを用意することができる。分類は、細分類に分けてもよい。例えば、購入の分類は、セールス、見積もり、注文確認、請求等のような、細分類に分けることができる。人事部分類も、各技術毎または各部門毎の細分類に細分類することができる。業者は、特別注文の広告をセールス細分類に送信してもよい。DPPによれば、広告を、会社の購買担当者全員に転送するか、将来の参考のために保存するか、あるいは不当な費用請求を避けるために送ることができる。そして、もし広告が、20%以上の価格の割引縮小を提供するものであれば、その広告は、顧客にそれを渡すことを望むであろう従業員の全てに配布される会社の小新聞に含めることができる。求職者は、履歴書を人事部分類の小型電気製品販売グループ細分類に送信するかもしれない。DPPによれば、適切な手紙を作成してロブ探求者に送信したり、履歴書を適当な人事部従業員と小型電気製品販売グループの雇用マネージャーとに転送したり、将来の参考に記憶したりすることができる。人事部従業員の1人が自宅で働いている場合には、DPPを変更することによって、履歴書を自動的にその従業員の自宅に転送することができる。同様に、もし転送先の受信者の1人が交替した場合には、DPPを変更することによって履歴書を正確に転送することが確実に行える。
【0064】
他の例として、本発明は、出張者が彼の会社の内部のネットワーク環境に簡便にアクセスするのに使用できる。例えば、出張先の送信者は、自分のラップトップコンピュータ、セルラー電話、あるいはパーソナル・ディジタルアシスタント(「PDA」)を用いて登録サーバ20にアクセスすることができる。送信者は、ラップトップコンピュータ、セルラー電話、あるいはPDAを用いて、文書(契約書、注文書、論文等)を、受信側としての送信者自身を含む望みの場所に転送するのに必要な文書分類呼識別子を含むカバーシートを、(送信者のラップトップコンピュータ、電話、あるいはPDAと通信可能な、Bluetooth(登録商標)による通信が可能なプリンタ、あるいは従来型のプリンタを用いて)印刷することができる。さらに、DPPは、長期間の記憶に都合が良いように、スキャンされた画像ファイルフォーマット(PDF、TIFF、BMP、PCX等)とは異なる画像ファイルフォーマットに文書を変換するステップ、あるいは検索エンジンにより文書のインデックスを作成するステップ、ワードプロセッサソフトウェアによる操作を容易にするために文書をテキストファイルに変換するステップを含んでいてもよい。
【0065】
他の例として、本発明は、医療記録および医療保険記録の送信および処理に役立つであろう。総合診療所(以下、「HMO」と略記する)は、消費者および医療従事者の文書を分類するためのアカウントを用意することができる。消費者の細分類は、健康保険プランオプション、グループ、地域、提供された健康保険およびオプションをさらに定義する他のサブカテゴリーに設定できる。医療従事者の細分類は、病院勤務医、開業医(内科医)、歯科医、専門医(例えば、歯列矯正医、癌専門医、外科医、整形外科医等)、製薬業者、および他の医療従事者に設定することができる。さらに、医療従事者は、受信者としてアカウントを開設することができる。消費者は、登録サーバ上のHMOのアカウントにアクセスして、保険金請求書を処理するために必要な適当な文書分類識別子を得ることができる。消費者は、HMOに対して定型書類(例えば、保険金請求、保険金受取人変更、プラン変更、住所変更等に関連する定型書類)を簡便に提出することができる。さらに、医療従事者も、消費者に関して述べたのと同様の方法で、請求書と必要な定型書類とをHMOに提出できる。DPPによって指定された通りに、請求書をHMOの保険金請求処理部門および支払部門に電子的に転送することができる。加えて、HMOは、HMOが事前の承認を与えた場合に限り、高価あるいは異例の手続きを保証することを規定することもできる。このような請求が、即座にかつ効率的にHMO内の適当なレビュー人員に送信されるように、適切な事前の承認形式を特別な文書細分類に向けられることができた。さらに、HMOは、(レントゲン写真あるいはEKGテスト結果のような)医療検査結果の印刷物またはグラフを支払請求処理または手続き事前承認プロセスの一部として転送することを要求するかもしれない。HMOは、このような文書を迅速に転送および処理するために適切なDPPで文書細分類を設定することができる。さらに、しばしば、検診結果をある医療従事者から他の医療従事者に送信することが必要となる。専門医は、患者の過去の医療記録を含む一般医の診断結果のコピーを必要とするであろう。専門医が検査および診断を完了した後、一般医は、専門医の報告および検査結果を必要とするであろう。本発明を用いることによって、医療従事者の間で検診結果を容易に送信することができる。例えば、一般医は、専門医の報告および検査結果のコピーを、レビューのために彼自身に転送し、HMOに(HMOによって定義された文書分類に)転送し、患者の病歴ファイルに転送するようなDPPを設定してもよい。さらに、DPPは、暗号化あるいはパスワードの使用等のような、医療記録の機密性に関連する条件指示を要求するようにしてもよい。さらに、健康保険の制度および手続きは頻繁な修正を受けるので、DPPの変更の容易性は、医療記録および医療保険記録の場面で特に有益であろう。
【0066】
上述したユーザインタフェースは、例示的なものであり、当業者であれば理解できるように、多くの代替のインタフェースが可能であり、使用できる。
上述したシステムの個々の要素も、例示的なものである。例えば、クライアントまたは送信者は、セルラー電話、PDA、コンピュータ、あるいは他の計算デバイスまたは通信デバイスであってもよい。さらに、ステップの順序は、例示的なものである。
【0067】
なお、以上の詳細な説明中で使用した用語および表現は、あくまでも説明のためのものであり、本発明を限定するものではなく、図示および説明した特徴の同等物あるいはそれらの一部を除外することを意図したものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によってのみ定義および限定されるものである。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、トランシーバ内蔵デジタルスキャナ等から文書の画像データを受信側に送信するに際して、送信側で設定される文書分類と、受信側で実行される処理ステップとを、文書処理プロファイルを介して対応付けている。これにより、文書分類に応じて受信側で実行される処理ステップを、送信側で文書分類を変更する必要なしに、受信側(または送信側)で自由に制御できるようになる。したがって、文書の受信者が、文書分類に応じた文書処理の指示を、容易に設定および変更することができる。また、送信者は、受信者がどのように受信者に送信された文書を分類するのかについても、受信者がどのように文書を処理するつもりであるかについても知る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】登録サーバ、文書受信側クライアント、文書送信側クライアント、およびトランシーバ内蔵デジタルスキャナを有する本発明の代表的な実施の一形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の好ましい実施の一形態における文書分類および文書送信側動作選択のリストの画面の一例を示す図である。
【図3】本発明の好ましい実施の一形態における文書細分類および文書送信側動作選択のリストの画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の好ましい実施の一形態におけるDPPのステップと文書受信機動作選択枝とのリストの画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の一形態に係る、文書分類を選択し、送信し、選択された文書分類に従って原文書を処理する方法の例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態に係る、機械および人間によって読み取り可能な文書分類識別子がその上に印刷されているカバーページと、原文書との例を示す図である。
【図7】本発明の実施の一形態に係る、添付された、機械によって読み取り可能な分類識別子を含む原文書の最初のページの例を示す図である。
【図8】本発明の実施の一形態に係る、DPPに対して、削除、変更、あるいは追加を行う方法の例を示すフローチャートである。
【図9】受信者のアカウントを登録サーバに開設する方法を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の一形態に係る、文書分類およびDPPを作成する方法を示すフローチャートの一部である。
【図11】本発明の実施の一形態に係る、文書分類およびDPPを作成する方法を示すフローチャートの残りの部分である。

Claims (19)

  1. 送信機、受信機、および登録サーバを備える文書処理システムにおいて、上記送信機から送信された文書画像データを上記受信機で受信すると共に、文書画像データに対して上記受信機で処理ステップを実行する文書処理方法であって、
    上記登録サーバが、複数の文書画像データの分類と、各分類の文書画像データに対して受信機で行うべき処理を表す文書処理プロファイルとを対応づけた文書処理プロファイルを受信者毎に作成する文書処理プロファイル作成ステップと、
    上記送信機が、送信者による受信者の選択を受け付けるステップと、
    上記選択を受け付けるステップまたはその後において、上記送信機が、選択された受信者の文書処理プロファイルから文書画像データの分類の候補を複数呼び出し、送信者が選択可能となるように表示するステップと、
    上記送信機が、文書画像データと共に、表示した複数の候補の中から送信者により選択された文書画像データの分類を表す文書分類識別情報を上記の選択された受信者の受信機に送信する送信ステップと、
    上記受信機が、上記送信機から送信された文書画像データおよび文書分類識別情報を受信する受信ステップと、
    上記受信機が、受信した文書分類識別情報に対応する文書処理プロファイルに基づいて文書画像データに対して処理ステップを実行する処理実行ステップとを含むことを特徴とする文書処理方法。
  2. 上記送信機は、トランシーバ内蔵デジタルスキャナであり、
    上記送信ステップは、
    (a)上記送信機が、選択した文書画像データの分類を表す識別子を含むカバーシートを印刷するステップと、
    (b)上記送信機が、上記カバーシートをスキャンするステップと、
    (c)上記送信機が、文書をスキャンするステップとを含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  3. 上記文書処理プロファイル作成ステップは、
    (a)上記登録サーバが、上記各分類の文書画像データに対して上記受信機で行われる処理ステップを用意するステップ;
    (b)上記登録サーバが、上記分類を用意するステップ;及び
    (c)上記登録サーバが、上記文書処理プロファイルを、上記各分類の文書画像データに対して上記受信機で行われる処理ステップと対応付けて作成するステップを含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  4. 上記処理ステップが、予め定義されたステップであることを特徴とする請求項3記載の文書処理方法。
  5. 上記処理ステップが、上記受信機で定義されたステップであることを特徴とする請求項3記載の文書処理方法。
  6. 記処理ステップが、
    (a)上記受信機が、文書をメモリに記憶するステップ;
    (b)上記受信機が、文書のコピーを別の受信側に転送するステップ;
    (c)上記受信機が、文書を印刷するステップ;
    (d)上記受信機が、確認メッセージを上記送信機に送信するステップ;
    (e)上記受信機が、文書の画像をテキスト文書に変換するステップ;
    (f)上記受信機が、テキスト文書からキーワードを検索するステップ;
    (g)上記受信機が、文書のインデックスを作成するステップ;
    (h)上記受信機が、文書を暗号化するよう上記送信機に要求するステップ;
    (i)上記受信機が、暗号化された文書を解読するステップ;
    (j)上記受信機が、文書を指定されたフォーマットで送信するように上記送信機に要求するステップ;
    (k)上記受信機が、指定したスキャナ設定を使用するよう上記送信機に要求するステップ;
    (l)上記受信機が、指定した方法を用いて文書を送信するよう上記送信機に要求するステップ;
    (m)上記受信機が、指定した場所から文書を送信するよう送信側に要求するステップ;
    (n)上記受信機が、文書を送信する前に文書識別子を入力するよう上記送信機に要求するステップ;
    (o)上記受信機が、文書を送信する前にパスワードを入力するよう上記送信機に要求するステップ;
    (p)上記受信機が、文書を送信する前に公開暗号鍵を入力するよう上記送信機に要求するステップ;
    (q)上記受信機が、送信エラーが起こったときに文書を再送信するよう上記送信機に要求するステップ;および
    (r)上記受信機が、電子透かしを文書に入れるよう上記送信機に要求するステップ
    からなる群より選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項3記載の文書処理方法。
  7. 上記登録サーバが、上記複数の分類に対してそれぞれ識別子を割り当てるステップをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の文書処理方法。
  8. 上記登録サーバが、少なくとも1つの文書細分類を用意するステップをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の文書処理方法。
  9. 上記登録サーバが、上記処理ステップをそれぞれ少なくとも1つの文書細分類と対応付けるステップをさらに含むことを特徴とする請求項8記載の文書処理方法。
  10. 上記登録サーバが、上記少なくとも1つの文書細分類にそれぞれ識別子を割り当てるステップをさらに含む請求項8記載の文書処理方法。
  11. 上記登録サーバが、上記分類を表す文書分類識別子を、上記文書に対応付けるステップをさらに含むことを特徴とする請求項3記載の文書処理方法。
  12. (a)上記送信機が、上記分類と上記文書処理プロファイルとが対応付けて登録された登録サーバにアクセスするステップ;
    (b)上記送信機が、送信者により選択された上記登録サーバ上の分類を識別するための文書分類識別子を含むカバーシートを印刷するステップ;
    (c)上記送信機が、上記カバーシートをスキャンするステップ;及び
    (d)上記送信機が、スキャンしたカバーシートに含まれる文書分類識別子を文書と共に上記受信機に送信するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の文書処理方法。
  13. 上記送信機が、スキャンしたカバーシートに含まれる文書分類識別子を文書と共に受信側に送信するステップが、
    (a)上記送信機が、スキャンしたカバーシートに含まれる文書分類識別子と文書とを登録サーバに送信するステップ;
    (b)上記登録サーバが、文書分類識別子を解析するステップ;及び
    (c)上記登録サーバが、文書分類識別子に対応する文書処理プロファイルに基づいて処理ステップを実行するステップを含むことを特徴とする請求項12記載の文書処理方法。
  14. 上記送信機が上記カバーシートを印刷するステップが、上記送信機が、機械が読み取り可能な文書分類識別子を上記カバーシート上に印刷するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12記載の文書処理方法。
  15. 上記送信機が上記カバーシートを印刷するステップが、上記送信機が、人間が読み取り可能な文書分類識別子を上記カバーシート上に印刷するステップをさらに含むことを特徴とする請求項12記載の文書処理方法。
  16. 上記送信機が上記カバーシートをスキャンするステップが、上記送信機が、上記カバーシート上に現われている文書分類識別子のみをスキャンするステップを含むことを特徴とする請求項12記載の文書処理方法。
  17. 上記送信機が、スキャンしたカバーシートに含まれる文書分類識別子を文書と共に上記受信機に送信するステップが、
    (a)上記送信機が、スキャンしたカバーシートに含まれる文書分類識別子と文書を登録サーバに送信するステップ;
    (b)上記登録サーバが、文書分類識別子を解析するステップ;
    (c)上記登録サーバが、文書分類識別子に対応する文書処理プロファイルに基づく処理の情報を返信するステップ;及び
    (d)上記受信機が、上記登録サーバから送信された処理の情報に基づいて、処理ステップを実行するステップを含むことを特徴とする請求項12記載の文書処理方法。
  18. 上記送信機が上記カバーシートをスキャンするステップが、
    (a)デジタル文書スキャナ、コンピュータ、およびプリンタの組み合わせ;
    (b)ネットワーク接続可能なデジタルコピー機;および
    (c)デジタルファクシミリ装置
    からなる群より選ばれる少なくとも1つで行われることを特徴とする請求項12記載の文書処理方法。
  19. 文書画像データを送信するための送信機と、
    送信機から送信された文書画像データを受信すると共に、文書画像データに対して処理ステップを実行するための受信機と、登録サーバとを備える文書処理システムであって、
    複数の文書画像データの分類と、各分類の文書画像データに対して受信機で行うべき処理ステップとを対応づけて、受信者毎に文書処理プロファイルとして記憶するための記憶装置をさらに備え、
    上記送信機は、送信者による受信者の選択を受け付けると共に、上記選択を受け付けた時またはその後において、選択された受信者の文書処理プロファイルから文書画像データの分類の候補を複数呼び出し、送信者が選択可能となるように表示するものであり、
    上記送信機は、文書画像データと共に、表示した複数の候補の中から送信者により選択された文書画像データの分類を表す文書分類識別情報を上記の選択された受信者の受信機に送信可能であり、
    上記受信機は、上記記憶装置にアクセス可能であり、かつ、上記文書処理プロファイルを設定および変更できるようになっており、
    上記受信機は、文書画像データおよび文書分類識別情報を受信すると、その文書分類識別情報に対応する上記文書処理プロファイルを記憶装置から読み出し、この文書処理プロファイルに基づいて文書画像データに対して処理ステップを実行するようになっていることを特徴とする文書処理システム。
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