JP4232623B2 - 管内検査台車および管内検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は管内検査台車および管内検査装置に係り、特に、管内に挿入されて管の状況を検査する管内検査台車および管内検査装置に関するものである。
従来、複数の鋼管を連結してなる各種パイプライン等の鋼管構造物(以下、パイプラインと総称する)の管内検査は、鋼管同士を連結している溶接線を中心に溶接に伴う経年劣化状況、長年に渡る埋設による塗覆層の剥離や腐食の進行状況等を検査している。そして、パイプラインを長期間にわたって適正に運用かつ保全するためには、鋼管の全周全面を検査して、前記状況を正確に把握することが望ましい。
そのため、各種管内検査装置が提案されている。たとえば、パイプラインの内部に漏洩磁束検査手段を搭載したピグを挿入し、該ピグをガス圧または液圧を利用して移動させながら、鋼管の全周全面を検査する装置が知られている。しかしながら、ピグには、パイプラインが途中で分岐している場合、過去の補修工事で設置されたプラグが分岐管側に飛び出している場合、ピグを安定に移動させるだけの十分な圧力がかけられない場合等、移動途中で停止する(詰まるに同じ)可能性があるという問題があった。さらに、スペース的にランチャーやレシーバ等が設置できない場合あるという問題があった。
図10は従来の管内検査装置の構成を示す断面図である。管内検査装置900は、管内検査のためのカメラ903およびレーザヘッド931を具備し、これらが設置された回転軸904に、エアブラストのためのブラストを噴射するエアノズル921が取り付けられている。回転軸904は0゜〜360゜、望ましくは370゜程度まで回転し、その一方は平歯車907を介して回転モータ970に連結されている。
この回転モータ970は支承部906に固定され、各支承部906はそれぞれ複数個の支持輪905によって、管902の内壁910に支持されている。
さらに、制御線908によって各機器(回転モータ970、カメラ903)に制御信号が送られ、また、地上部のコンピュータ等にカメラ903の映像信号が送られる。
したがって、かかる管内検査装置はパイプラインに挿入され、所望の位置で支持輪905が管の内壁910に当接することによって支承部906が管902の中で支持される。そして、制御線908を介して地上からの信号を受信した回転モータ970は、該信号に基づいて回転し、平歯車に連結された回転軸904が370゜の範囲で回転しながら、回転軸904に取り付けられたカメラ903を通し、管の内壁910の状態を目視検査して管外に送信するものである。なお、カメラ903に代えて所望の検査デバイスを搭載すれば、管の内壁910について所望の検査が可能である(たとえば、特許文献1)。
特開平6−347407号公報(3〜4頁、図1)
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、カメラ903を管軸に垂直の面内で回転するものであるため、管902の内壁全面を映し出すためには、支承部906の管軸方向の移動(走行)開始と停止、およびカメラ903の回転(正転)、停止、および逆方向の回転(逆転)を、それぞれ交互に実施する必要があった。このため、それぞれの動作の連続性が無くなり、開始時の加速や停止時の減速に伴って作業能率(映像を映し出す能率)が低下するという問題、ならびに、かかる不連続な動作により各機器が故障しやすくなるという問題があった。さらに、カメラでは管の外面腐食を確認することができない。
また、カメラ903に代えて内面に接触する形式の検査デバイスを搭載した場合には、支承部906を管軸方向に移動する際の摩擦抵抗を減らす目的で、該検査デバイスを内面から離す必要があるため、構造が複雑になるという問題、ならびに、検査能率が低下するという問題があった。一方、前記摩擦抵抗に打ち勝って検査デバイスを移動しようとすると、支持輪905の駆動モータが大容量になって当該機構が大型化して重量が増すという問題、および該検査デバイスの摩耗や損傷のおそれが増大するという問題があった。
さらに、検査デバイスとして超音波センサを搭載した場合、管の全周全面を検査しようとすると、検査に長時間を要するという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、比較的小径の管内に挿入自在であって、管の全周全面を高能率で検査することができる管内検査台車および管内検査装置を得ることを目的とする。
本発明に係る管内検査台車は、以下のとおりである。
(1)管内を移動するものであって、タイヤの進行方向に対して所定の角度傾けて取り付けた斜角型探触子を内蔵したタイヤ型超音波センサと、該タイヤ型超音波センサを管壁に接触させるための支持機構と、該タイヤ型超音波センサを管軸を中心として転動速度を変更自在に転動させる転動機構とを有し、
該タイヤ型超音波センサが管全周面の探傷を行うと共に、管軸方向の移動速度に応じて転動速度を調節することにより、管軸に対する探傷方向を自在に変更することが可能なことを特徴とする。
(2)前記タイヤ型超音波センサが複数であって、
前記タイヤ型超音波センサに内蔵された斜角型探触子が、それぞれ異なる角度になるように傾けて取り付けられて、複数の方向からの探傷を同時に行うことを特徴とする。
(3)前記タイヤ型超音波センサが、超音波振動子と、前記管に当接して管軸方向に回転するタイヤと、一方の端面が前記超音波振動子に当接して他方の端面が前記タイヤの内周に摺動する振動子前面材とを有し、
該振動子前面材の一方の端面が、前記管の半径方向に対して傾斜していることを特徴とする。
(4)前記台車が、前記タイヤ型超音波センサが設置される転動シリンダと、該転動シリンダを転動自在に支持する固定軸と、該固定軸の軸心を前記管軸に略一致させるガイド手段とを有し、前記転動機構が前記転動シリンダを前記固定軸を中心に転動することを特徴とする。
(5)前記タイヤがタイヤホルダに回転自在に保持され、該タイヤホルダが前記軸に旋回自在に設置され、前記タイヤの回転中心が前記タイヤホルダの旋回中心から前記管軸方向で偏位していることを特徴とする。
(6)前記ガイド手段が、ガイドローラと、一端が該ガイドローラに回転自在に設置されて他端が前記固定軸に傾動自在に設置された支承アームと、前記固定軸に摺動自在に配置された移動外筒と、一端が前記支承アームの略中央部に回動自在に設置されて他端が前記移動外筒に傾動自在に設置された開閉アームとによって構成された略人字状のリンク機構を有し、
前記移動外筒の移動による前記開閉アームの傾動に伴って、前記支承アームが傾動して前記ガイドローラが前記固定軸に対して半径方向に進退することを特徴とする。
(7)前記ガイド手段が、回転自在なガイドローラと、該ガイドローラを回転駆動するガイドローラ駆動手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る管内検査装置は、以下のとおりである。
(8)前記管内検査台車の何れかである管内検査台車と、該管内検査台車に連結された第2センサ台車とを有し、
前記管内検査台車に搭載されたタイヤ型超音波センサが前記管の欠陥の有無を検出した際、前記第2センサ台車が該欠陥検出位置に到達したところで減速して低速で移動しながら、第2センサ台車に搭載された垂直超音波センサが管軸周りに転動して前記欠陥を検査することを特徴とする。
よって、本発明においては、管内検査台車の走行速度とタイヤ型超音波センサの転動速度との比を変更することによって、探傷方向を容易に変えることができる。また、1台のタイヤ型超音波センサによって、管全周面の探傷が可能になる。
また、複数の方向からの探傷を同時に行うことができるから、探傷精度が向上する。
さらに、高速で移動する管内検査装置において管に欠陥が有ることを検出し、該検出結果に基づいて、減速して低速で移動しながら第2センサ台車において欠陥の性状を測定するから、管内の検査に要するトータル時間が短縮する。
以下、実施形態1として管内検査台車を、実施形態2として管内検査装置を説明する。
[実施形態1]
(管内検査台車)
図1および図2は、本発明の実施形態1係る管内検査台車の構成を示す側面図および正面図である。図1、2において、管内検査台車100は、タイヤ型超音波センサ(これについては別途説明する、以下、センサと称す)と、センサを支持するセンサ支持機構110と、センサ支持機構110が設置された固定軸120と、固定軸120の前後に設置された一対のガイド手段130a、130bと、転動機構150と、転動シリンダ160とを有している。
(センサ支持機構)
センサ10はセンサ支持機構110に設置されている。センサ支持機構110は、センサ10の第1中心軸11を支持する断面略U字状のタイヤホルダ111と、タイヤホルダ111を固定軸120の半径方向(管2の半径方向に同じ)を中心にして旋回自在に支持する断面略U字状のホルダ基板112と、ホルダ基板112の上端部の外側に突出したホルダフランジ113と、一端がホルダフランジ113に設置されて他端が固定軸120に設置されたエアシリンダ114とを有している。
したがって、エアシリンダ114のシリンダロッド115は固定軸120の半径方向(管2の半径方向に同じ)に進退自在であるから、エアシリンダ114に供給する空気圧を調整することによって、センサ10を内面2aに押し当てる圧力を調整することができる。また、エアシリンダ114を後退させれば、センサ10を内面2aから離隔することができる。
また、第1中心軸11の中心とタイヤホルダ111の旋回中心とを軸方向に偏位して(ずらして)おけば、管内検査台車100がローリングした場合でも、キャスタ効果によって、センサ10は内面2aに倣って容易に移動することになる。
なお、図中、センサ支持機構110を管軸回りに6台均等に配置しているが、その台数はこれに限定するものではない。また、ホルダ基板112を廃止して、タイヤホルダ111をエアシリンダ114のシリンダロッド115に直接設置してもよい。さらに、エアシリンダ114に代えて、油圧シリンダ、電動シリンダ、あるいは、スプリングを用いたショックアブソーバを用いてもよい。
(ガイド手段)
ガイド手段130a、130bは同じものであるため、以下添え字「a」「b」を省略して説明する。なお、図中、ガイド手段130aの一部を断面にしている。
ガイド手段130は、ガイドローラ131と、ガイドローラ131を進退自在に支持するリンク機構140とを有している。
固定軸120には固定内筒121が設置され、固定内筒121の外周には摺動自在に移動外筒141が配置されている。移動外筒141には内部に圧縮空気を封入自在な空洞142(固定軸120の軸心と平行な筒状)が形成され、空洞142の内壁に気密的に摺動して空洞142を2室に分割する仕切フランジ143が固定内筒121に設置されている。
そして、図示しない圧縮空気供給手段(圧縮ポンプ、レギュレータ、切替バルブ等を有する)によって所定の圧力に設定された圧縮空気を、空洞142の一方の部屋に供給して、他方の部屋から圧縮空気を排出すれば、移動外筒141は移動することになる。また、これと反対に、圧縮空気を前記他方の部屋に供給して一方の部屋から排出すれば、移動外筒141は前記一方の部屋側に移動することになる。
リンク機構140は、固定軸120の端部に設置された固定フランジ122と、固定フランジ122に一端P(以下、固定支点Pと称す)が回動自在に軸支された支承アーム144と、一端Qが支承アーム144の中間部に回動自在に軸支された第1開閉アーム145とによって構成された略人字状である。そして、支承アーム144の他端Rにはガイドローラ131が回転自在に設置され、開閉アーム145の他端S(以下、移動支点Sと称す)は移動外筒141に回動自在に軸支されている。
したがって、空洞142の一方の部屋に圧縮空気が供給されて移動外筒141が移動し、固定支点Pと移動支点Sの距離が近づいたとき、支承アーム144と開閉アーム145とが交差する角度が小さくなって支承アーム144は起立するから、ガイドローラ131は固定軸120の軸心から放射方向の外側に張り出されることになる。反対に、空洞142の他方の部屋に圧縮空気を供給して移動外筒141が反対方向に移動して、固定支点Pと移動支点Sの距離が遠ざかったとき、支承アーム144と開閉アーム145とが交差する角度が大きくなって支承アーム144が倒伏するから、ガイドローラ131は固定軸120の軸心から放射方向の内側に引き戻されることになる。すなわち、傘の開閉機構に準じた機構である。
図1、2において、4台の同一リンク機構140が円周状に均等配置されているため、それぞれが同一の動作をするから、4台のガイドローラ131は固定軸120の軸心を中心にした同心円上に位置することになる。そして、圧縮空気が所定の圧力に設定されているから、ガイドローラ131は管2の内壁に当接するまで張り出して所定の力で該内壁に押し当てられることになる。
よって、固定軸120の前方および後方にはそれぞれガイド手段130a、130bが設置されているから、固定軸120の中心は管2の管軸に一致して平行、すなわち、芯出し(センタリング)されることになる。なお、リンク機構140の設置数は4台に限定するものではなく、3台以上であればよい。
(転動シリンダ)
転動シリンダ160は固定軸120に転動自在に支持され、その外周にセンサ支持機構110のエアシリンダ114が設置されている。また、転動シリンダ160と固定軸120との間には図示しないスリップリングが配置され、センサ10が発した測定信号が固定軸120側に伝達されている。また、エアシリンダ114に供給される圧縮空気は、固定軸120に設けられている空気払い室と、該空気払い室に気密的に連結する空気受け室(転動シリンダ160の内周に設けられている)とを経由して供給されている(図示しない)。
(転動機構)
転動機構150は、転動モータ151と、転動モータ151の回転軸に固定された駆動歯車152と、転動シリンダ160に固定された従動歯車162(駆動歯車152に噛み合っている)とを有している。そして、転動モータ151は固定軸120に固定、または固定軸120の端部に設置された固定フランジ122に固定され、管内検査装置1の走行速度に対応した所定の回転速度で回転制御されている。
したがって、センサ10は管内検査装置1の走行に伴って管2内を螺旋状に移動することになる。このとき、センサ10はキャスタ機能を具備するセンサ支持機構110に支持されているから、タイヤ13の進行方向に容易に追従して円滑な回転をする。なお、ホルダ基板112を撤去して、センサ10をシリンダロッド115に設置してもよい。
(センサ)
図3は図1に示すセンサの実施例を説明する断面図であって、(a)は平面視、(b)は正面視、(c)は側面視である。
図3において、センサ10はセンサであって(以下、センサと称す)、センサ10は、中心軸11と、中心軸11に回転自在に設置されたタイヤ13と、中心軸11に設置された超音波振動子15と中心軸11に設置された振動子前面材17とを有している。振動子前面材17の中心軸11に近い端面16が超音波振動子15に当接し且つ他方の端面18がタイヤ13の内周12に摺動する。なお、タイヤ13および振動子前面材17は、通過する超音波の減衰がきわめて小さいブタジェンゴムからなり、シリコンオイルの如き超音波伝達物質の皮膜を介して相互に密着するように付勢されている。
したがって、センサ10のタイヤ13を管2の内面2に押し付けて移動すると、タイヤ13は回転するから、該移動が円滑であって、当接部の局部摩耗を防止することができる。そして、回転しない超音波振動子15から超音波ビームを発射すると、この超音波ビームは回転しない振動子前面材17、超音波伝達物質の皮膜および回転するタイヤ13を通って管2の板厚内を斜め方向に伝播し、さらに、その反射波はタイヤ13、超音波伝達物質の皮膜および振動子前面材17を通って超音波振動子15によって受信されるから、これによって管の欠陥、特に、垂直探傷では検出することができない「割れ」を検出することが可能になる。
また、タイヤ13の外周14は断面円弧状に形成されているから、中心軸11から最も離れた位置B(以下、当接点と称す)において管2に当接することになる。以下、説明のため、超音波振動子15の中心を位置A、中心軸11の軸心の方向をZ方向、中心軸11のZ方向の中央を位置C、位置Bと位置Cとを結ぶ線をX方向、X方向とZ方向の両方に垂直な方向をY方向とする。
このとき、超音波振動子15が発射する超音波ビームの方向は、位置Aと当接点Bとを結ぶ線に同じであって、X−Y面に対して平面視で走行傾斜角度βだけ傾斜し(図3の(a)参照)、X−Y面に対して正面視で左右傾斜角度φだけ傾斜し(図3の(b)参照)、X−Z面に対して側面視で前後傾斜角度θだけ傾斜している(図3の(c)参照)。
(超音波ビームの伝播)
図4は、図3に示すセンサによって発射された超音波ビームの伝播を示すものであって、(a)は断面図、(b)はデータ収集範囲を示す断面図、(c)は側面図である。 そして、超音波振動子15は前記のように、走行傾斜角度β、左右傾斜角度φおよび前後傾斜角度θだけ傾斜して当接点Bに向けて超音波ビームを発するから、当接点Bにおいて超音波ビームは屈折して管厚に対して斜め方向に向かって伝播することになる。
図4の(a)において、超音波ビームは管の内面2aおよび外面2bで反射しながら管2の肉厚内を図中左方向にジグザグに進行し、該進行に伴って進行方向の幅が拡がっている。このため、所定の距離だけ進行すると、ジグザグに進行する超音波ビームは、管2の内面2aおよび外面2bに隙間なく照射されることになる。
したがって、超音波ビームの進行方向で内面2aおよび外面2bに隙間なく照射されるようになるだけの距離、当接点Bから離れた範囲を「管厚データ収集範囲」としている(図4の(b)参照)。
図4の(c)において、たとえば、センサ10が管軸方向に螺旋状に移動し、超音波ビームが管軸方向に出射される場合、超音波ビームは前記のように管2の管軸方向(図中、左方向)に向かってジグザグに進行すると同時に、管2の半径方向(図中、上下方向)にも幅が拡がっていく。
図5は、図1から4に示すセンサの移動方向および移動速度を説明する模式図である。
図5おいて、タイヤ13は管軸に対して螺旋角度α1だけ斜めの方向に移動し、超音波振動子15の超音波ビームの発射方向は、タイヤ13の移動方向に対して走行傾斜角度βだけ傾斜し(図3の(a)参照)ているから、超音波ビームの発射方向は管軸に対して(α−β)だけ傾いている。なお、螺旋角度αと走行傾斜角度βとが等しい場合には、超音波ビームは管軸方向に発射されることになる。
ここで、センサ10が管2の内面2aを管軸方向に滑らないための条件を示す。転動シリンダ160の固定軸120周りの転動角速度がω1(rad/秒)で、管内検査装置1の管軸の方向の走行速度がv1(m/秒)のとき、センサ10の移動方向は管軸に対して
tanα=R・ω1/v1
なる螺旋角度αだけ傾斜する。
したがって、センサ10のタイヤ13の方向を管軸に対して該螺旋角度αだけ傾斜して配置しておけば、タイヤ13が管2の内面を軸方向に滑ることがない(このとき、タイヤ13の中心軸11の軸心は管2の管軸に対して(π/2−α)だけ傾斜している)。
なお、前記のように斜め方向に発射され超音波ビームについて、「データ収集範囲」の管軸方向の距離に相当する距離を管内検査台車100が移動する間に、センサ10が管軸周りを1回転以上回転すれば、1台のセンサ10によって管2の全周面が走査されることになる。
図6は、本発明の実施の形態に係る管内検査装置におけるセンサのその他の配置形態を説明する部分展開図である。図6において、転動シリンダ160(図示しない)に円周方向で5基のセンサ10が均等配置され、それぞれの走行傾斜角度βがβ1、β2、β3、β4、β5、螺旋角度がαである。
このとき、1つの欠陥に対して、同時に複数の探傷方向(超音波ビームの方向)から検査ができるから、欠陥の検出能力が向上する。
なお、図6では、5台のセンサ10が設置された場合を示しているが、設置台数はこれに限定するものではない。また、周方向溶接部における溶け込み不良や割れ、面状の腐食欠陥、他工事における損傷跡等を示しているが、検出する欠陥はこれに限定するものではない。
[実施形態2]
(管内検査装置)
図7は、本発明の実施形態2に係る管内検査装置の構成を示す側面図である。図7において、管内検査装置1は、牽引台車300と、タイヤ型超音波センサ台車100と、第2センサ台車200と、補助台車400とが、相互に屈曲自在に連結されたものである。
タイヤ型超音波センサ台車100には管2に欠陥が有るか否を検出するタイヤ型超音波センサ10が搭載され、第2センサ台車200には、タイヤ型超音波センサが検出した欠陥の性状を測定する第2センサ20が搭載されている。牽引台車300には、前方監視カメラ30、走行車輪310を回転駆動する駆動手段や、タイヤ型超音波センサ10の欠陥検出信号を受信して管内検査装置1の走行速度を制御する制御手段(図示しない)が搭載されている。また、補助台車400には探傷器(図示しない)が搭載されている。
なお、タイヤ型超音波センサ台車100は実施形態1における管内検査台車100に同一であるため、説明を省略する。図中、複数台のタイヤ型超音波センサ10が記載されちるが、該台数は1以上の何れであってもよい。
(第2センサ台車)
第2センサ台車は第2センサを装備したものであって、前記管内検査台車100に装備されたセンサ10を第2センサに置き換えたものに同じであるから、一部の説明を省略し、管内検査台車100と同じ部分には下二桁にこれと同じ符号を付し、名称に第2を付して読み替えるものとする。
(第2センサ)
図8は図7に示す第2センサの実施例を説明するものであって、(a)は構成を示す正面視の断面図、(b)は構成を示す側面視の断面図である。
図において、第2センサ20はタイヤ型超音波センサであって、第2タイヤ型超音波センサ20は、第2中心軸21と、第2中心軸21に回転自在に設置された第2タイヤ23と、第2中心軸21に設置された第2超音波振動子25と、第2中心軸21に設置された第2振動子前面材27とを有している。第2振動子前面材27の第2中心軸21に近い端面26が第2超音波振動子25に当接し且つ他方の端面28が第2タイヤ23の内周22に摺動する。
また、第2タイヤ23の外周24は断面円弧状に形成されているから、第2中心軸21から最も離れた位置F(以下、当接点と称す)において管2に当接することになる。
そして、第2振動子前面材27の端面26は第2中心軸21の軸心と当接点Fを結ぶ線に垂直である(第2中心軸21の軸方向および管2の管軸方向に平行)。したがって、第2超音波振動子25は当接点Fに向けて超音波ビームを発するから、当接点Fにおいて超音波ビームは垂直に管2に伝播され、管2の管厚方向、すなわち、管2の管軸中心(図中下方、管2の円周方向に同じ)に向かって伝播することになる。なお、第2タイヤ23は当接時に弾性変形するから、実際の当接部は第2中心軸21の軸方向および円周方向に所定の幅を有している。
そして、管2の内面2aから入射した超音波ビームは外面2bにおいて反射され、第2タイヤ型超音波センサ20に入射するものである。したがって、第2タイヤ型超音波センサ20の第2タイヤ23を管2の内面2aに押し付けて移動すると、第2タイヤ23は回転するから、該移動が円滑であって、当接部の局部摩耗を防止することができる。
なお、回転しない第2超音波振動子25から垂直方向に超音波ビームを発射すると、この超音波ビームは回転しない第2振動子前面材27、超音波伝達物質の皮膜および回転する第2タイヤ23を通って管の板厚内を伝播し、さらに、その反射波は第2タイヤ23、超音波伝達物質の皮膜および第2振動子前面材27を通って第2超音波振動子25によって受信されるから、これによって管の欠陥や板厚が検出される。
(第2センサの走査範囲)
図9は、本発明の実施の形態に係る管内検査装置における第2センサの走査範囲を説明する部分展開図である。
まず、第2タイヤ型超音波センサ20が管2の内面2aを管軸方向に滑らないための条件を示す。
図9において、転動シリンダ240に円周方向で均等配置された第2タイヤ型超音波センサ20の数量がN基で、転動シリンダ240の第2固定軸220周りの第2転動角速度がω2(rad/秒)で、管内検査装置2の管軸の方向の第2走行速度がv2(m/秒)のとき、第2タイヤ型超音波センサ20の移動方向は管軸に対して
tanα2=R・ω2/v2
なる第2螺旋角度α2だけ傾斜する。したがって、第2タイヤ型超音波センサ20の第2タイヤ23の方向を管軸に対して第2螺旋角度α2だけ傾斜して配置しておけば、第2タイヤ23が管2の内面を軸方向に滑ることがない(このとき、第2タイヤ23の第2中心軸21の軸心は管2の管軸に対して(π/2−α2)だけ傾斜している)。
つぎに、第2タイヤ型超音波センサ20が内面2aの全域を走査(カバー)するための条件を示す。第2タイヤ型超音波センサ20の検査視野は略線状であって、第2中心軸21の軸心に平行で、長さがL(m)と仮定する。第2タイヤ型超音波センサ20のそれぞれについて検査視野をF1、F2、F3等で示し、進行方向手前側(図中、右側)を位置G1、G2、G3等、進行方向側(図中、左側)を位置H1、H2、H3等で示す。
第2タイヤ型超音波センサ20が2・π/N回転して、たとえば、検査視野F1、F2、F3等がそれぞれ新たな検査視野FF1(位置GG1とBB1を結ぶ範囲)、FF2(位置GG2とBB2を結ぶ範囲)、FF3(位置GG3とBB3を結ぶ範囲、図示しない)等に移動したとき、検査視野F1は位置G1、H1、HH1、GG1により形成される範囲を走査したことになる。同様に検査視野F2、F3等は位置G2、H2、HH2、GG2により形成される範囲、位置G3、H3、HH3、GG3により形成される範囲等を走査したことになる。
このとき、これらの走査範囲の一部がそれぞれ接するか、若しくは重なる(図中、斜線に示す)ためには、上記式より、
v2≦L・ω2・N/(2・π・R・cosα2)
であるから、第2転動角速度ω2および第2走行速度v2が与えられた場合には、
L≧2・π・R/cosα2
なる大きさ以上の検査視野を有する必要がある。
なお、図9では、第2タイヤ型超音波センサ20が2・π/Nだけ回転した場合について、前記重なり範囲を斜線で示しているため該斜線範囲が矩形になっている。しかしながら、第2タイヤ型超音波センサ20は連続して多数回にわたって転動するものであるから、該重なり範囲(斜線範囲)は帯状に延長され、管2の内面2aにおいては多状の螺旋を呈するものである。また、第2タイヤ型超音波センサ20が1台のみ搭載された場合は上式において、N=1とする。
(牽引台車)
牽引台車300(図1参照)は図示しないエアシリンダによって走行タイヤ310を管2の内面2aに押し付け、図示しない駆動モータによって走行タイヤ310を回転駆動することにより自走するものである。なお。駆動モータ用の電力は地上部からケーブル500を経由して供給される。
また、管2の内面2aを監視するための監視カメラ30が搭載され、走行前方を監視している。したがって、走行前方に曲がり管部(ベンド)があることが発見された場合には、エアシリンダ114や第2エアシリンダ214を後退させ、タイヤ型超音波センサ10、20を退避(縮径)することにより通過を容易にすることができる。また、管2の内部にプラグや枝管の付け根が突出しているものが発見された場合も、同様にこれを回避する。
さらに、タイヤ型超音波センサ10が欠陥を検出した場合に、該欠陥の検出信号を受信して、該欠陥の検出された範囲において走行速度を減速し、かつ、第2センサ台車200に欠陥の性状を測定するための所定の信号を発する制御装置を、牽引台車300に搭載してもよい。
(補助台車)
補助台車400(図1参照)は第2センサ台車200に連結され、管内検査台車100を介して牽引台車300によって牽引されるものであって、タイヤ型超音波センサ10(斜角探傷)およびタイヤ型超音波センサ10(垂直探傷)からの信号が入力される探傷器(アンプ)が搭載されている。
なお、該探傷器は、タイヤ型超音波センサ10またはタイヤ型超音波センサ10のそれぞれに連結された別個のものであっても、または、両者に共通のものであって、適宜(低速移動の間)切り換え自在なものであってもよい。
(管内検査方法)
以上より、管内検査装置1は、管内検査台車100に設置されたタイヤ型超音波センサ10を内面2aに押し当てて螺旋状に移動しながら斜角探傷をするから、データ収集範囲が広いため、最少の設置台数でもって内面2aの全周をカバーすることができ、しかも高速で走行しながら欠陥の有無、特に、「割れ」の有無を検査することが可能になる。
そして、タイヤ型超音波センサ10が管2に欠陥が存在していることを検出したとき、当該欠陥が存在する範囲で、管内検査装置1は低速で移動し、螺旋状に移動する第2センサ20を内面2aに押し当てて垂直探傷をするから、欠陥の性状(特に、局部的な肉厚の減少)が測定されることになる。さらに、当該欠陥が存在する範囲を通過した後は、再度、管内検査装置1は高速で移動しながら、タイヤ型超音波センサ10によって欠陥の有無を検査する。
したがって、欠陥の性状測定のためにだけ、管内検査装置1を低速で移動し、欠陥の有無を検出するためには、管内検査装置1を高速で移動することができるから、管内検査の能率が向上する。
なお、管内検査装置1は、管内検査台車100および第2センサ台車200が牽引台車300に牽引されるものであるが、管内検査台車100にガイドローラ駆動手段を設置して、ガイドローラ131を回転駆動して自走自在とすれば、牽引台車300を撤去することができる。また、管内検査台車100のガイドローラ131および第2センサ台車200の第2ガイドローラ231の両方を回転駆動してもよい。
また、補助台車400に搭載した各種機器を、管内検査台車100または第2センサ台車200の一方または両方に移設して、補助台車400を廃止してもよい。
さらに、管内検査台車100の転動シリンダ160にタイヤ型超音波センサ支持機構110と第2センサ支持機構210とを設置して、第2センサ台車200を撤去してもよい。
このとき、まず、タイヤ型超音波センサ10を管2の内面2aに所定の螺旋角度でもって当接し、所定の転動角速度で転動シリンダ160を転動しながら高速で走行する。そして、タイヤ型超音波センサ10が欠陥を検出した場合、第2センサ20を管2の内面2aに所定の第2螺旋角度でもって当接し、所定の第2転動角速度で転動シリンダ160を転動しながら低速で走行することになる。そして、タイヤ型超音波センサ10が欠陥を検出した範囲を通過した後は、再度、高速で走行することになる。
さらに、タイヤ型超音波センサは1個の振動子前面材17を、第2センサは1個の振動子前面材27を有しているが、タイヤ型超音波センサが振動子前面材17と振動子前面材27を有してもよい。このとき、振動子前面材17と振動子前面材27とを有するセンサを管内検査台車100に設置して第2センサ台車200を撤去することができる。そして、振動子前面材17に当接する超音波振動子15(斜角探傷をしている)が欠陥を検出した場合、該センサの螺旋角度を変更し、管内検査台車100は減速した低速で走行しながら、第2振動子前面材27に当接する超音波振動子25(垂直探傷をしている)が欠陥の性状を測定することになる。
以上のように本発明によれば、気体や液体等各種流体を輸送するパイプラインや、管をを有する各種構造物において、管内面の検査に広く利用することができる。
本発明の実施形態1係る管内検査装置の構成を示す側面図である。 本発明の実施形態1係る管内検査装置の構成を示す正面図である。 タイヤ型超音波センサの実施例を説明する断面図である。 超音波ビームの伝播およびデータ収集範囲を示す断面図である。 タイヤ型超音波センサの移動方向および移動速度を説明する模式図である。 タイヤ型超音波センサのその他の配置形態を説明する部分展開図である。 本発明の実施形態2に係る管内検査装置の構成を示す側面図である。 第2センサの実施例の構成を示す断面図である。 第2センサの走査範囲を説明する部分展開図である。 従来の管内検査装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1:管内検査装置、2:管、2a:内面、 2b:内面、2b:外面、10: タイヤ型超音波センサ、11: 中心軸、12:固定軸、13:タイヤ、15:超音波振動子、17:振動子前面材、20:第2センサ、30:前方監視カメラ、100:管内検査台車、110:センサ支持機構、120:固定軸、130:ガイド手段、140:リンク機構、150:転動機構、160:転動シリンダ、200:第2センサ台車、300:牽引台車、400:補助台車、500:ケーブル。

Claims (8)

  1. 管内を移動する管内検査台車であって、タイヤの進行方向に対して所定の角度傾けて取り付けた斜角型探触子を内蔵したタイヤ型超音波センサと、該タイヤ型超音波センサを管壁に接触させるための支持機構と、該タイヤ型超音波センサを管軸を中心として転動速度を変更自在に転動させる転動機構とを有し、
    該タイヤ型超音波センサが管全周面の探傷を行うと共に、管軸方向の移動速度に応じて転動速度を調節することにより、管軸に対する探傷方向を自在に変更することが可能なことを特徴とする管内検査台車。
  2. 前記タイヤ型超音波センサが複数であって、
    前記タイヤ型超音波センサに内蔵された斜角型探触子が、それぞれ異なる角度になるように傾けて取り付けられて、複数の方向からの探傷を同時に行うことを特徴とする請求項1記載の管内検査台車。
  3. 前記タイヤ型超音波センサが、超音波振動子と、前記管に当接して管軸方向に回転するタイヤと、一方の端面が前記超音波振動子に当接して他方の端面が前記タイヤの内周に摺動する振動子前面材とを有し、
    該振動子前面材の一方の端面が、前記管の半径方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または2記載の管内検査台車。
  4. 前記台車が、前記タイヤ型超音波センサが設置される転動シリンダと、該転動シリンダを転動自在に支持する固定軸と、該固定軸の軸心を前記管軸に略一致させるガイド手段とを有し、前記転動機構が前記転動シリンダを前記固定軸を中心に転動することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の管内検査台車。
  5. 前記タイヤがタイヤホルダに回転自在に保持され、該タイヤホルダが前記軸に旋回自在に設置され、前記タイヤの回転中心が前記タイヤホルダの旋回中心から前記管軸方向で偏位していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の管内検査台車。
  6. 前記ガイド手段が、ガイドローラと、一端が該ガイドローラに回転自在に設置されて他端が前記固定軸に傾動自在に設置された支承アームと、前記固定軸に摺動自在に配置された移動外筒と、一端が前記支承アームの略中央部に回動自在に設置されて他端が前記移動外筒に傾動自在に設置された開閉アームとによって構成された略人字状のリンク機構を有し、
    前記移動外筒の移動による前記開閉アームの傾動に伴って、前記支承アームが傾動して前記ガイドローラが前記固定軸に対して半径方向に進退することを特徴とする請求項4記載の管内検査台車。
  7. 前記ガイド手段が、回転自在なガイドローラと、該ガイドローラを回転駆動するガイドローラ駆動手段とを有することを特徴とする請求項6記載の管内検査台車。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の管内検査台車と、該管内検査台車に連結された第2センサ台車とを有し、
    前記管内検査台車に搭載されたタイヤ型超音波センサが前記管の欠陥の有無を検出した際、前記第2センサ台車が該欠陥検出位置に到達したところで減速して低速で移動しながら、第2センサ台車に搭載された垂直超音波センサが管軸周りに転動して前記欠陥を検査することを特徴とする管内検査装置。
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