JP4231986B2 - 用紙エッジガイド,該用紙エッジガイドを備えた給紙装置,該給紙装置を備えた記録装置 - Google Patents

用紙エッジガイド,該用紙エッジガイドを備えた給紙装置,該給紙装置を備えた記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録材の給送を行う給紙装置において、被記録材の幅に合わせて被記録材側端をガイドするガイド位置を、被記録材を背面から支える背面ガイド上を摺動することにより変位可能な用紙エッジガイドに関する。また、本発明は、該用紙エッジガイドを備えた給紙装置及び、該給紙装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
FAX、プリンタ等に代表される記録装置の中には、被記録材としての印刷用紙に記録を行う記録部へと被記録材を給送する給紙装置を備え、更に、当該給紙装置において、堆積される複数枚の被記録材の側端をガイドする用紙エッジガイドを備えるものがある。
当該用紙エッジガイドは、堆積される複数枚の被記録材の側端を揃える機能を果たし、また同時に、被記録材を斜めに傾いた姿勢で給送しない様、給送される被記録材の給送姿勢を規制する役割を果たしている。従って、そのガイド位置は被記録材の幅に応じて自在に変位させることができる様になっていて、また、当該ガイド位置が容易に変位しない様に、固定手段によって固定されるのが一般的である。
【0003】
この様な従来技術に係る用紙エッジガイドの一例が、特開平6−115716号公報及び特開平7−285681号公報に開示されている。図7(A)は特開平6−115716号公報に開示された第1の従来技術を示すものであり、図7(B)は特開平7−285681号公報に開示された第2の従来技術を示している。以下、当該図7を参照しつつ従来技術を説明する。
【0004】
先ず、図7(A)に示した第1の従来技術を概説する。ここで、図7(A)はシート収納容器(符号Sがシートを示す)における用紙エッジガイドの斜視図である。図7(A)に示す第1の従来技術においては、符号201で示す「サイドガイド板」が、前述の用紙エッジガイドに該当する。サイドガイド板201はトレイ本体の底面206においてB方向に移動可能に設けられ、これによってシートSのサイズに合ったガイド位置を採ることができる様になっている。サイドガイド板201にはストッパ部材202が弾性連結部203を介して一体的に設けられ、押え部204を押さえてストッパ部材202を弾性連結部203を回動軸として回動することにより、底面206に設けられたガイド凹凸205との係合状態を解除することができる。
【0005】
次に、図7(B)に示した第2の従来技術を概説する。ここで、図7(B)は用紙ガイド部材の側断面図である。図7(B)に示す第2の従来技術においては、符号301で示す「用紙ガイド部材」が前述の用紙エッジガイドに該当する。用紙ガイド部材301は、用紙載置板302の上で移動可能な取付部303と、用紙の側部をガイドするガイド部304とを備えている。ガイド部304は弾性片305を有し、弾性片305はそのL形の下端に、用紙載置板302に形成した係止溝(図示せず)と係止する係止突起306を有するとともに、ガイド部304と平行に延びる押圧レバー307を一体に有している。押圧レバー307を押せば、係止突起306が係止溝(図示せず)から離れる方向に弾性片305がたわみ、用紙ガイド部材301を用紙幅方向(図7の左右方向)に移動することができると共に、用紙ガイド部材301を用紙幅に合わせた位置では、係止突起306と係止溝(図示せず)の係止により固定することができる様になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した第1及び第2の従来技術においては、共に「用紙エッジガイド」に設けられる係止突起と、該係止突起と係合する被係止部(凹凸面)との係合によってそのガイド位置が固定される様になっていて、該係合状態を解除して用紙エッジガイドのガイド位置を変位させる為には、付勢手段(弾性手段)に抗して操作部を操作する必要がある。即ち、第1の従来技術においては、押え部204を軸状連結部203の弾性力に抗して押すことにより、また、第2の従来技術においては、押圧レバー307を弾性片305の弾性力に抗して押すことによって、係止突起と被係止部との係合状態を解除することができる。
【0007】
ここで、用紙エッジガイドのガイド位置の固定を、より強固に、確実に行う為には、付勢手段の付勢力を高めて、係止突起と被係止部との係合状態をより強固に維持する必要がある。しかし、この様に構成すると、係止突起と被係止部との係合状態を解除する為に前記操作部、即ち、第1の従来技術における押え部204或いは第2の従来技術における押圧レバー307、を押す力が大なるものとなり、操作性が劣ることになる。一方で、当該操作部を押す力を極力小なるものとする為には、梃子の原理を利用し、第1の従来技術においては押え部204を上方に延設して押え部204と弾性連結部203との距離を長くする必要があり、また第2の従来技術においては、同様に押圧レバー307を上方に延設する必要があるが、いずれの場合においても用紙エッジガイドのコンパクト性が失われるというデメリットが発生することになる。
【0008】
そこで、本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、その課題は、係止突起と被係止部との係合状態をより強固に維持する為に付勢手段の付勢力を高めつつ、係止突起と被係止部との係合状態を解除する為に必要な力を極力低く押さえて操作性が容易で且つコンパクトな用紙エッジガイドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、被記録材の給送を行う給紙装置において、被記録材の幅に合わせて被記録材側端をガイドするガイド位置を、被記録材を背面から支える背面ガイド上を摺動することにより変位可能な用紙エッジガイドであって、前記ガイド位置を固定する固定手段を備え、該固定手段が、前記背面ガイドに対して離間及び近接可能に設けられた係止部材と、前記摺動方向に沿って前記背面ガイド上に形成される凹凸面と係合する、前記係止部材から前記背面ガイドに向かって突出する様に形成された係止突起と、前記係止突起と前記凹凸面との係合状態を維持する、前記係止部材を前記背面ガイドに向けて付勢可能とする付勢部材と、前記係止部材と係合し、前記係止部材を前記付勢手段に抗して前記背面ガイドから離間させる方向に変位させることにより、前記係止突起と前記凹凸面との係合状態を解除する、前記係止部材と別個独立に形成された操作部材と、前記操作部材によって前記係止突起と前記凹凸面との係合状態を解除する際に、前記操作部材が前記付勢部材から受ける付勢力を軽減する付勢力軽減手段とからなることを特徴とする。
【0010】
被記録材を背面から支える背面ガイドに形成される凹凸面と、該凹凸面と係合する係止突起との係合状態をより強固に維持し、以てガイド位置をより強固に固定する為には、係止突起が設けられる係止部材を背面ガイドに向けて付勢可能とする付勢部材の付勢力を増大させる必要があるが、係止部材と操作部材とが一体的に形成されている場合、前記係合状態を解除する為に操作部材を操作する力もそのまま増大し、従って操作性が低下する。また、これを防止する為に操作部材を大型化すれば、用紙エッジガイドのコンパクト性が損なわれることになる。
【0011】
しかし、本態様によれば、前記係止部材と前記操作部材とを別個独立に形成したので、これによって前述の如く係止突起と凹凸面との係合状態を強固に維持する為に付勢部材の付勢力を増大させた場合においても、係止部材と操作部材との間に、操作部材が付勢部材から受ける付勢力を軽減する付勢力軽減手段を介在させることが可能となり、以て操作部材を大型化することなく、また同時に係止突起と凹凸面との係合状態を解除する際の操作性も向上させることが可能となる。
【0012】
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記付勢力軽減手段による前記付勢力の軽減が、力点、支点、作用点からなる梃子の原理によって実現され、前記付勢力軽減手段が、前記背面ガイドから離間する方向に変位可能であって且つ前記係止部材の一部と係合する、前記作用点としての離間力作用部と、該離間力作用部から離間した位置に設けられる、前記支点としての回動軸と、該回動軸を挟んで前記離間力作用部から離間した位置に設けられ、且つ、その位置から前記回動軸までの距離が、前記離間力作用部から前記回動軸までの距離よりも大なる様に設けられる、前記力点としての回動力作用部と、を備えた、前記回動力作用部に回動方向の力を受けることにより前記回動軸を中心に回動する前記操作部材によって構成されていることを特徴とする。
【0013】
本態様によれば、付勢力軽減手段による付勢力の軽減が、回動可能に設けられた操作部材を利用した梃子の原理によって実現されるので、以て簡単な構造で低コストに付勢力軽減手段を構成することが可能となる。
【0014】
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記離間力作用部が、前記係止部材に形成されたフック受け部と掛合するフック形状をなしていることを特徴とする。本態様によれば、操作部材に設けられる離間力作用部が、係止部材に形成されたフック受け部と掛合するフック形状をなしているので、これによって簡単な構造で確実に係止部材に離間方向の力を作用させることが可能となる。
【0015】
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記操作部材が、被記録材側端から離間する方向に用紙エッジガイド本体から突出した状態で設けられていることを特徴とする。本態様によれば、前記操作部材が、被記録材側端から離間する方向に用紙エッジガイド本体から突出した状態で設けられているので、これによって操作部材の操作性が向上する。
【0016】
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記操作部材が樹脂材料を用いた一体成形によって形成されていることを特徴とする。本態様によれば、操作部材が樹脂材料を用いた一体成形によって形成されているので、これによって低コストに操作部材を構成することが可能となる。
【0017】
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記係止部材と前記付勢部材とが樹脂材料を用いた一体成形によって一体的に形成されていることを特徴とする。本態様によれば、係止部材と付勢部材とが樹脂材料を用いた一体成形によって一体的に形成されているので、これによって低コストに係止部材と付勢部材とを構成することが可能となる。
【0018】
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、全ての構成要素が樹脂材料を用いた一体成形によって一体的に形成されていることを特徴とする。本態様によれば、用紙エッジガイドの全ての構成要素が樹脂材料を用いた一体成形によって一体的に形成されているので、これによって用紙エッジガイド全体を低コストに構成することが可能となる。
【0019】
本発明の第8の態様は、被記録材の給送を行う給紙装置であって、第1から第7の態様に係る用紙エッジガイドを備えていることを特徴とする。本態様によれば、給紙装置において、前述した第1から第7の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
【0020】
本発明の第9の態様は、被記録材に記録を行う記録部を有する記録装置であって、第8の態様に係る給紙装置を備えていることを特徴とする。本態様によれば、記録装置において、前述した第1から第7の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しつつ本発明の一実施の形態について説明する。
先ず、図1を参照しつつ、本発明に係る「給紙装置」の構成について概説する。ここで、図1は本発明に係る給紙装置100の側断面図である。尚、図1は、後に詳説するホッパ2の平面図を示す図2のA−A断面に相当する。
【0022】
図1において給紙装置100は複数枚の被記録材としての用紙Pを傾斜した状態で保持し、該傾斜した状態で保持された用紙Pの最上位のものを給紙ローラ3に圧接させ、そして当該状態において給紙ローラ3が回動することによって用紙Pを記録ヘッド9へと給送する用紙Pの給紙装置である。
【0023】
給紙装置100は堆積された状態で保持される用紙Pの背面をガイドする「背面ガイド」としてのホッパ2を備えている。ホッパ2は回動中心2aを中心に図1に示す矢印の方向(図1における時計方向及び反時計方向)に回動可能に設けられ、また、圧縮コイルばね6によって常に給紙ローラ3に圧接する方向に回動付勢された状態に設けられている。
【0024】
更に、ホッパ2には図示しないカム機構が設けられていて、該カム機構によって、圧縮コイルばね6による付勢力によってホッパ2が給紙ローラ3に向かって圧接する方向に回動する様に、また反対に、圧縮コイルばね6の付勢力に抗してホッパ2を給紙ローラ3から離間する方向に回動させる様に、これらの切り換えが可能に構成されている。従ってホッパ2は、用紙Pの給送を行う際には堆積された用紙Pの最上位のものを給紙ローラ3に圧接させ、また、用紙Pが給紙ローラ3によって給送方向に繰り出された後は、用紙Pと給紙ローラ3との圧接状態を解除する様になっている。
【0025】
給紙ローラ3は側面視略D形の形状をなし、図示しない駆動モータによって給紙ローラ軸3aを中心に正転及び逆転可能に設けられている。また、給紙ローラ3の外周面には摩擦部材(例えば、ゴム材)3bが巻回されていて、これによって用紙Pとの摩擦力を確保し、以て用紙Pを確実に繰り出す様に構成されている。
尚、ホッパ2における用紙Pの先端側には摩擦部材4が配設されていて、これによって用紙Pの最下位のものとの摩擦力が確保され、最上位の用紙Pが繰り出される際に、次位以降の用紙P全体をホッパ2上に確実に保持する様に構成している。
【0026】
堆積した状態で保持される用紙Pの先端は、分離パッド・ユニット5に当接してその先端位置が規制され、また、その先端が揃う様になっている。分離パッド・ユニット5には分離パッド5aが設けられ、該分離パッド5aが給紙ローラ3に対して進退可能となる様に分離パッド・ユニット5が設けられている。また、分離パッド・ユニット5は、圧縮コイルばね6によって分離パッド5aが常に給紙ローラ3に圧接する方向に付勢されている。
【0027】
分離パッド5aは用紙Pとの間の摩擦抵抗力を高める様な摩擦部材によって構成されている。用紙Pの非給送時、給紙ローラ3の平坦面は図1に示す状態の如く分離パッド5aと対向した状態に置かれ、また、当該状態においては分離パッド5aと給紙ローラ3の平坦面とが離間した状態となる様に分離パッド・ユニット5aの進退ストロークが決定されている。従ってこれにより、記録ヘッド9へと用紙Pを搬送する搬送ローラ8に搬送負荷を与えない様になっている。また、用紙Pの給送時には、給紙ローラ3が回動して給紙ローラ3の円弧面が分離パッド5aに対向すると給紙ローラ3と分離パッド5aとが圧接状態となる様に分離パッド・ユニットの進退ストロークが決定されている。従って給送される用紙Pは給紙ローラ3と分離パッド5aとによってニップされ、これにより、次位以降の用紙Pの重送を防止する様に構成されている。
ところで、給紙装置100において、堆積される用紙Pの側端は、本発明に係るエッジガイド1によってガイドされ、これにより用紙Pの側端が揃い、また、用紙Pが給送される際の、用紙Pの斜行を防止する様になっている。ここで、ホッパ2の平面図を示す図2を参照しつつ、エッジガイド1の機能について概説する。ホッパ2には固定ガイド2cがホッパ2と一体的に形成されていて、一方でエッジガイド1は、ホッパ2上を用紙Pの幅に合わせてそのガイド位置が変位可能となる様に、ホッパ2に取り付けられている。図2の矢印は当該エッジガイド1が変位する方向(図1における紙面の表裏方向)を示していて、また、符号1aは、エッジガイド1において用紙Pの側端をガイドするガイド面を示している。従って複数枚の用紙Pを給紙装置100にセットする際には、エッジガイド1を変位させ、ガイド面1aを用紙Pの側端に突き当てる。以上により、種々のサイズの用紙Pの幅に合わせてガイド面1aが変位し、用紙Pの側端は固定ガイド2cとエッジガイド1とによってガイドされ、以て堆積される複数枚の用紙Pの側端が揃い、また、給送時における用紙Pの斜行が確実に防止される。
以上が、給紙装置100の概要である。
【0028】
尚、給紙ローラ3から給送方向下流には、全体構成の図示を省略する記録装置の記録部が配設される。符号8は前述の搬送ローラを示していて、該搬送ローラ8は、駆動回動される搬送駆動ローラ8aと、該搬送駆動ローラ8aに圧接して従動回動する搬送従動ローラからなる。搬送ローラ8から下流側には用紙Pに記録を行う記録ヘッド9が配設され、該記録ヘッド9に対向して用紙Pと記録ヘッド9とのギャップを規定するプラテン10が配設される。記録ヘッド9から下流側には排紙駆動ローラ11aと該排紙駆動ローラ11aに圧接する排紙従動ローラ11bからなる排紙ローラ11が配設され、該排紙ローラ11によって記録の行われた用紙Pが排紙される様に構成される。
【0029】
次に、図3乃至図6及び必要に応じて適宜図1及び図2をも参照しつつ、本発明に係るエッジガイド1の構成及び作用効果について詳説する。ここで、図3(A)はエッジガイド1の外観斜視図であり、図3(B)は図3(A)におけるZ矢視図である。また、図4はエッジガイド1の側断面図(図2におけるB−B断面図)及びその一部拡大図であり、図5は図3(A)におけるX矢視図及びその一部拡大図である。更に、図6(A)はエッジガイド1がホッパ2に固定された状態を、図6(B)はエッジガイド1がホッパ2上を変位可能となった状態を示すエッジガイド1の側断面図である。
【0030】
図3(A)において、エッジガイド1はホッパ2の用紙載置面2bと平行な面を備えた板状の基部13をその基体としている。基部13にはガイド部14が立設され、その一部は、基部13を越えてホッパ2の下縁近傍にまで延設されている。また、ガイド部14には、前述した用紙Pの側端と当接するガイド面1aが滑らかに形成されている。
【0031】
基部13においてホッパ2の上縁側には当該ホッパ2の上縁と係合する、側面視においてフック形状をなす摺動部15が形成されていて(図1参照)、エッジガイド1は、該摺動部15がホッパ2の上縁と係合しつつ摺動することによってホッパ2から離間する方向への移動及びホッパ2の下縁側への移動が拘束される様になっている。また、基部13においてホッパ2の用紙載置面2bと対向する面には断面視において逆T字形の形状をなすT字突起12が用紙載置面2bに向かって突出する様に形成されていて(図1及び図5参照)、該T字突起12がホッパ2においてエッジガイド1の変位方向に延びるガイド孔2d(図2参照)と嵌合した状態(図1に示す状態)でエッジガイド1が変位することにより、更にエッジガイド1がホッパ2から離間する方向への移動を拘束され、また更にホッパ2の上縁側及び下縁側への移動が拘束される様になっている。尚、図2に示す様にガイド孔2dの一端にはやや寸法の大なる挿入孔2eが形成されていて、T字突起12は該挿入孔2eから挿入され、そしてT字突起12とガイド孔2dとが係合した状態(図1に示す状態)となる。
【0032】
図3に戻ってガイド部14の中程においては窓穴部14bが設けられていて、窓穴部14bには、後に詳説する操作部16が形成されている。基部13には、窓穴14bの両側部からエッジガイド1の変位方向に延びる溝穴17,17が形成され、これによって「係止部材」としての弾性部18が形成されている。ここで、エッジガイド1は全ての構成要素が低コスト化の為に樹脂成形によって一体的に形成されいていて、従って樹脂材料からなる弾性部18は溝穴17,17によって弾性を備え、これにより、該弾性部18は、基部13から独立してホッパ2の用紙載置面2bに対して離間及び近接する方向に弾性変形することができる様になっている(図6参照)。
【0033】
次に、図3(B)において、弾性部18において用紙載置面2bと対向する面には係止突起19が形成されている。該係止突起19は図4に示す様に用紙載置面2bに向かって突出する様な三角形状をなしていて、当該三角形状は、ガイド面1a側の傾斜した傾斜面19bと、ガイド面1a側と反対側の垂直面19aとによって形成されている。一方、ホッパ2の用紙載置面2bには凹凸面21がエッジガイド1の変位方向に延びる様に形成されていて(図2も参照)、該凹凸面21と係止突起19とが係合することにより、エッジガイド1が用紙載置面2b上において固定される。より詳しくは、凹凸面21は図4に示す様に断面視において鋸刃形状をなしていて、その刃の向きは、傾斜面21aが係止突起19の傾斜面19bと対向する様に形成されている。従って、エッジガイド1が用紙Pから力Fを受けて、用紙Pの側端から離間する方向に移動しようとしても、係止突起19の垂直面19aが凹凸面21の垂直面21bに引っ掛かり、これによってエッジガイド1は用紙Pの側端から離間する方向への移動を拘束され、従って適切なガイド位置を維持することができる様になっている。一方でエッジガイド1は、係止突起19の傾斜面19bが凹凸面21の斜面21aと対向していることから斜面21aを乗り越えることができ、従って特別な操作を必要とせず用紙Pの側端に近接する方向へは移動することができる様になっている。
【0034】
ここで、係止突起19と凹凸面21との係合状態は、弾性部18の弾性力によって維持されている。従って、エッジガイド1を用紙Pの側端から離間する方向(図4における左方向)に変位させる場合には、後に詳述する操作部16を操作し、弾性部18の弾性に抗して係止突起19を上方に変位させる必要がある。一方で、前述の様に、用紙Pの側端に近接する方向(図4における右方向)へ移動させる場合には、係止突起19が凹凸面21を形成する斜面21aを弾性部18の弾性に抗して自ずから乗り上げることができる為、操作部16を操作して係止突起19を上方へ変位させずともエッジガイド1は用紙Pの側端に近接する方向に変位することができる様になっている。以上により、弾性部18は係止突起19を凹凸面21に向けて付勢可能な付勢部材の機能を果たし、また、該弾性部18と、係止突起19と、係止突起19を用紙載置面2bから離間させる方向に変位させる操作部16は、エッジガイド1のガイド位置を所定の位置で固定する固定手段を構成している。
【0035】
次に、図5及び図6を参照しつつ、操作部16について詳説する。図5に示す様に操作部16は窓部14b内に形成され、ガイド部14と弾性回動軸22によって連結されている。弾性回動軸22は弾性的に捻れることにより、図6(A),(B)に示す様に操作部16が回動することができる。図6(A)に示す様に、操作部16を回動させるには、弾性回動軸22から上方の部分において用紙P側端に向かう力Mを作用させる。従って、当該力Mが作用する部分が、操作部16の「回動力作用部」となる。尚、図中において、当該回動力作用部を符号23で示す。また、操作部16はガイド部14から突出する様に設けられていて(図6(A)参照)、これにより、容易に操作部16を操作する(押す)ことができる様になっている。
【0036】
一方、弾性回動軸22から下方において、操作部16は弾性部18と係合する様に構成されていて、以下これを詳説すると図5に示す様に弾性回動軸22から下方においては平面視において逆T字形の形状をなすフック部24が形成されている。一方、弾性部18においてはフック部24が掛合可能なフック受け部25が形成されていて、操作部16が回動することによってフック部24が上方に変位すると、フック部24がフック受け部25に掛合し、当該状態から更にフック部24が上方に変位することによって弾性部18が弾性変形して係止突起19が用紙載置面2bから離間する方向(上方)に変位する(図6(B)の状態)。従って、フック部24は、係止突起19を用紙載置面2bから離間させる「離間力作用部」としての機能を果たしている。
【0037】
ここで、図6を参照しつつ、操作部16によって弾性部18を弾性変形させ、係止突起19を上方へ変位させて係止突起19と凹凸面21との係合状態を解除する際に、操作部16が弾性部18から受ける付勢力を軽減する付勢力軽減手段について説明する。
操作部16と係止突起19を形成する弾性部18は別個独立に形成され、そして操作部16は、前述の如く弾性回動軸22を中心に回動可能に設けられていて、回動することによりフック部24がフック受け部25に掛合し、当該掛合した後に更にフック24が上方に変位することによって係止突起19を上方に変位させる。ここで、操作部16においては、弾性回動軸22から回動力作用部23までの距離が弾性回動軸22からフック部24までの距離よりも大なる様に形成されている。従って、梃子の原理における支点としての弾性回動軸22と、力点としての回動力作用部23と、作用点としてのフック部24の関係が成立し、これによって弾性部18の付勢力、即ち、係止突起19を凹凸面21に向けて付勢可能な弾性部18を弾性変形させる為の力が大なるものであっても、小なる力Mによって弾性部18を弾性変形させることが可能となり、従って係止突起19と凹凸面21との係合状態を確実に維持しつつ、一方では付勢力軽減手段によって当該係合状態を容易に解除することが可能となる。
尚、本実施形態はあくまで一例を示すものであり、別個独立に形成された操作部16と、係止突起19と凹凸面21との係合状態を解除する際に操作部16に加わる付勢力を軽減する付勢力軽減手段が用いられていればどの様な構成であっても構わない。
【0038】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、係止部材と操作部材とを別個独立に形成したので、これによって係止突起と凹凸面との係合状態を強固に維持する為に付勢部材の付勢力を増大させた場合においても、係止部材と操作部材との間に、操作部材が付勢部材から受ける付勢力を軽減する付勢力軽減手段を介在させることが可能となり、以て操作部材を大型化することなく、また同時に係止突起と凹凸面との係合状態を解除する際の操作性も向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置の側断面図である。
【図2】本発明に係る給紙装置を構成する、ホッパ及びエッジガイドの平面図である。
【図3】(A)は本発明に係るエッジガイドの外観斜視図であり、(B)は(A)におけるZ矢視図である。
【図4】本発明に係るエッジガイドの側断面図である。
【図5】本発明に係るエッジガイドの、図3(A)におけるX矢視図である。
【図6】(A)は本発明に係るエッジガイドがホッパに固定された状態を、(B)は同エッジガイドがホッパ上を変位可能となった状態を示す側断面図である。
【図7】(A)は第1の従来技術を示すシート収納容器の斜視図であり、(B)は第2の従来技術を示す用紙ガイド部材の側断面図である。
【符号の説明】
1 エッジガイド
2 ホッパ
12 T字突起
13 基部
14 ガイド部
15 摺動部
16 操作部
17 溝穴
18 弾性部
19 係止突起
21 凹凸面
22 弾性回動軸
23 回動力作用部
24 フック部
25 フック受け部
100 給紙装置
P 印刷用紙

Claims (8)

  1. 被記録材の給送を行う給紙装置において、被記録材の幅に合わせて被記録材側端をガイドするガイド位置を、被記録材を背面から支える背面ガイド上を摺動することにより変位可能な用紙エッジガイドであって、
    前記ガイド位置を固定する固定手段を備え、該固定手段が、前記摺動の方向に沿って前記背面ガイド上に形成される凹凸面との係合及び係合解除が可能な係止突起と、
    前記背面ガイドと対向して設けられるとともに前記背面ガイドと対向する側に前記係止突起を備え、弾性力によって前記係止突起と前記凹凸面との係合状態を維持する弾性部と、
    前記弾性部と係合し、当該弾性部の弾性力に抗して前記係止突起を前記背面ガイドから離間させる方向に変位させることにより、前記係止突起と前記凹凸面との係合状態を解除する、前記弾性部と別個独立に形成された操作部と、
    前記操作部によって前記係止突起と前記凹凸面との係合状態を解除する際に、前記操作部が前記弾性部から受ける弾性力を軽減する手段と、を備えて構成され、
    前記弾性部と前記操作部との係合は、前記操作部に設けられたフック部と、
    前記弾性部に設けられた、前記フック部を受け入れる形状を成すフック受け部と、の間で行われ、
    前記フック部と前記フック受け部との間には、前記フック部に対し、前記操作部の操作に伴って前記フック部が変位する側、および前記背面ガイドの側、のそれぞれに隙間が形成されており、
    前記フック部に対して当該フック部が変位する側に形成された隙間が、前記フック部に対して前記背面ガイドの側に形成された隙間より小さいことを特徴とする用紙エッジガイド。
  2. 請求項1に記載の用紙エッジガイドにおいて、前記弾性力を軽減する手段による前記弾性力の軽減が、力点、支点、作用点からなる梃子の原理によって実現され、
    前記弾性力を軽減する手段が、前記作用点を構成する前記フック部と、
    前記フック部から離間した位置に設けられる、前記支点としての回動軸と、
    該回動軸を挟んで前記フック部から離間した位置に設けられ、且つ、その位置から前記回動軸までの距離が、前記フック部から前記回動軸までの距離よりも大なる様に設けられる、前記力点としての回動力作用部と、を備え
    前記回動力作用部に回動方向の力を受けることにより前記操作部が前記回動軸を中心に回動して前記係止突起と前記凹凸面との係合状態が解除される、
    ことを特徴とする用紙エッジガイド。
  3. 請求項1または2記載の用紙エッジガイドにおいて、前記操作部が、被記録材側端から離間する方向に用紙エッジガイド本体から突出した状態で設けられていることを特徴とする用紙エッジガイド。
  4. 請求項1からのいずれか1項に記載の用紙エッジガイドにおいて、前記操作部が樹脂材料を用いた一体成形によって形成されている、
    ことを特徴とする用紙エッジガイド。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の用紙エッジガイドにおいて、全ての構成要素が樹脂材料を用いた一体成形によって一体的に形成されている、
    ことを特徴とする用紙エッジガイド。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の用紙エッジガイドにおいて、前記背面ガイドの上縁と係合しつつ摺動する、フック形状をなす摺動部と、
    前記背面ガイドにおいて前記用紙エッジガイドが摺動する方向に延びるガイド孔と係合しつつ摺動する、逆T字形の形状を成すT字突起と、
    を備えたことを特徴とする用紙エッジガイド。
  7. 被記録材の給送を行う給紙装置であって、請求項1からのいずれか1項に記載の用紙エッジガイドを備えていることを特徴とする給紙装置。
  8. 被記録材に記録を行う記録部を有する記録装置であって、請求項記載の給紙装置を備えていることを特徴とする記録装置。
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