JP4231872B2 - 掘削作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、掘削作業機に用いられる油圧機構に関する。
掘削作業機は走行部、旋回部、掘削部により構成されている。走行部は油圧モータにより駆動されるクローラ走行装置等を有するものである。旋回部は走行部上に配設され、油圧モータ等により走行部に対して旋回可能に構成されている。そして、掘削部はブームやアーム、バケットなどにより構成され、旋回部に配設されるものである。ブームやアーム、バケットは油圧シリンダにより駆動されるものである。掘削作業機には、旋回部の旋回を行う油圧モータには油圧ポンプが配設されており、この油圧ポンプは走行部や掘削部を駆動する油圧ポンプとともに、エンジンにより駆動される。このような技術として、特開平4−216725号公報に示されるものや、特開昭57−133940号公報に示されるものが知られている。
図23(a)は3つの油圧ポンプの構成を示す模式図であり、図23(b)は第1ポンプと第2ポンプの油圧と圧油流量の関係を示す図である。ここに示される技術では、図23(a)に示すごとく、原動機により3つの油圧ポンプ(第1ポンプP1・第2ポンプP2・第3ポンプP3)が駆動される。この内2つ油圧ポンプ(P1・P2)は可変容量形の油圧ポンプであり、残る1つの油圧ポンプ(P3)は旋回作業用油圧ポンプである。この油圧ポンプ(P3)により、少なくともスイングシリンダと旋回モータが駆動される。旋回モータに圧油を供給する油圧ポンプ(P3)は固定容量形であり、油圧ポンプ(P3)の圧力により2つ油圧ポンプ(P1・P2)の可動斜板が制御される。すなわち、図23(b)に示すごとく、油圧ポンプ(P3)の圧力上昇にともない、油圧ポンプ(P1・P2)の出力が低減される構成となっている。
特開平4−216725号公報 特開昭57−133940公報
図24(a)は掘削作業の状況を示す図、図24(b)は硬い地盤によりバケットの位置がズレる状況を示す図である。図24(a)に示すごとく、掘削作業機により溝の掘削作業を行う際に、地盤が硬い場合には溝横当て掘削を行う必要がある。溝横当て掘削は、図24(b)に示すごとく、硬い地盤により真直ぐに掘れない場合に、バケットを溝の内側面に押し当てながら掘削を行うものである。バケットを溝に押し当てて掘削するためには、常に旋回をかけるものである。これにより、硬い地盤をまっすぐに掘り下げるものである。しかし、旋回は旋回モータにより行われるものであり、溝横当て掘削を行う際には、旋回モータは横に押し当てる力を発生しているだけであり、回転していない。このため、旋回モータを駆動している油圧ポンプ(P3)により供給される圧油はブレーキバルブよりリリーフされる。このため、溝横当て掘削を行う場合などには、エネルギーロスが大きくなる。
また、制御回路の構成が複雑であり、部品点数が多くコストが高くなる。これにともない、調整などの作業に多くの労力を必要とするものである。さらに、図23(b)に示すごとく、油圧ポンプ(P3)の圧力上昇にともない、油圧ポンプ(P1・P2)の出力が低減されと、アームやバケットの駆動速度が大幅に低下し、作業能率が低下するものである。
図25は3つのポンプの合計入力とポンプ圧力の関係を示す図である。図において高さ方向を示すz軸が入力を示すであり、x軸及びy軸がそれぞれ第三ポンプP3の圧力、第1ポンプP1と第2ポンプP2の圧力を示すものである。図25において、溝横当て掘削を行う場合には、第三ポンプP3の圧力が最大となっている。すなわち、図25に示すごとく、PLの入力が第三ポンプP3に行われ、エネルギーロスとなる。そして、残りのPUが第1ポンプP1と第2ポンプP2に入力されるものである。入力PUによりアーム及びバケットの駆動が行われるものである。すなわち、上述の技術においては、油圧ポンプ(P1・P2)への入力が低減され、作業効率が低減するものである。
上記の課題を解決すべく、本発明は次のような手段を用いる。
請求項1においては、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)で掘削部を駆動し、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)で旋回モータを駆動する掘削作業機において、前記第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)を、別々の油圧ポンプで、かつ、共通の斜板(34)を具備した構成とし、両油圧ポンプ(P1・P2)の容量を、該共通の斜板(34)の傾動により制御し、硬い地盤において溝の掘削作業を行う際に真直ぐに掘れないので、常に旋回モータにより旋回をかけながら、バケットを溝の内側面に押し当てながら溝横当て掘削を行う場合に、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の吐出圧である旋回モータの駆動圧を、プランジャー(37)に接続して、該斜板(34)の制御を行い、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の圧力が上昇すると、共通の斜板(34)が流量を減少させる方向に減算制御すべく構成し、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の共有斜板(34)の、傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設け、該制限ストッパ(59)による、共通斜板(34)の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の流量が減少を開始する圧力に達した時点での斜板傾転角とし、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)は、1つのポンプケース(31)内に配設し、該ポンプケース(31)に、前記制限ストッパ(59)とプランジャー(37)を平行して埋め込み配置したものである。
請求項2においては、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)で掘削部を駆動し、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)で旋回モータを駆動する掘削作業機において、前記第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)を、共有の1個の斜板(41)を具備する1個の油圧ポンプで、かつ、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)の吐出ポートとなる吐出ポート(46)、及び第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の吐出ポートとなる吐出ポート(47)を別々に設けた、1シリンダー2フロー形油圧ポンプとし、硬い地盤において溝の掘削作業を行う際に、真直ぐに掘れないので、常に旋回モータにより旋回をかけながら、バケットを溝の内側面に押し当てながら溝横当て掘削を行う場合に、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の吐出圧である旋回モータの駆動圧を、プランジャー(51)に接続して、該斜板(41)の制御を行い、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の駆動圧が上昇すると、該斜板(41)が流量を減少させる方向に減算制御すべく構成し、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の共有斜板(41)の、傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設け、該制限ストッパ(59)による共通斜板(41)の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の流量が減少を開始する圧力に達した時点での斜板傾転角とし、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)は、1つのポンプケース(87)内に配設し、該ポンプケース(87)に、前記制限ストッパ(59)とプランジャー(51)を平行して埋め込み配置したものである。
図24(a)に示すごとく、掘削作業機により溝の掘削作業を行う際に、地盤が硬い場合には溝横当て掘削を行う必要がある。溝横当て掘削は、図24(b)に示すごとく、硬い地盤により真直ぐに掘れない場合に、バケットを溝の内側面に押し当てながら掘削を行うものである。バケットを溝に押し当てて掘削するためには、常に旋回をかけるものである。これにより、硬い地盤をまっすぐに掘り下げるものである。しかし、旋回は旋回モータにより行われるものであり、溝横当て掘削を行う際には、旋回モータは横に押し当てる力を発生しているだけであり、回転していない。このため、旋回モータを駆動している油圧ポンプ(P3)により供給される圧油はブレーキバルブよりリリーフされる。このため、溝横当て掘削を行う場合などには、エネルギーロスが大きくなる。また、制御回路の構成が複雑であり、部品点数が多くコストが高くなる。これにともない、調整などの作業に多くの労力を必要とするものである。さらに、図23(b)に示すごとく、油圧ポンプ(P3)の圧力上昇にともない、油圧ポンプ(P1・P2)の出力が低減されと、アームやバケットの駆動速度が大幅に低下し、作業能率が低下するものである。
請求項1に記載の如く、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)で掘削部を駆動し、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)で旋回モータを駆動する掘削作業機において、前記第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)を、別々の油圧ポンプで、かつ、共通の斜板(34)を具備した構成とし、両油圧ポンプ(P1・P2)の容量を、該共通の斜板(34)の傾動により制御し、
硬い地盤において溝の掘削作業を行う際に真直ぐに掘れないので、常に旋回モータにより旋回をかけながら、バケットを溝の内側面に押し当てながら溝横当て掘削を行う場合に、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の吐出圧である旋回モータの駆動圧を、プランジャー(37)に接続して、該斜板(34)の制御を行い、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の圧力が上昇すると、共通の斜板(34)が流量を減少させる方向に減算制御すべく構成し、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の共有斜板(34)の、傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設け、該制限ストッパ(59)による、共通斜板(34)の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の流量が減少を開始する圧力に達した時点での斜板傾転角とし、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)は、1つのポンプケース(31)内に配設し、該ポンプケース(31)に、前記制限ストッパ(59)とプランジャー(37)を平行して埋め込み配置したので、溝横当て掘削を行う時に、エネルギーロスを軽減でき、効率的な作業をおこなうことができるのである。
請求項2に記載の如く、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)で掘削部を駆動し、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)で旋回モータを駆動する掘削作業機において、前記第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)を、共有の1個の斜板(41)を具備する1個の油圧ポンプで、かつ、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)の吐出ポートとなる吐出ポート(46)、及び第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の吐出ポートとなる吐出ポート(47)を別々に設けた、1シリンダー2フロー形油圧ポンプとし、硬い地盤において溝の掘削作業を行う際に、真直ぐに掘れないので、常に旋回モータにより旋回をかけながら、バケットを溝の内側面に押し当てながら溝横当て掘削を行う場合に、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の吐出圧である旋回モータの駆動圧を、プランジャー(51)に接続して、該斜板(41)の制御を行い、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の駆動圧が上昇すると、該斜板(41)が流量を減少させる方向に減算制御すべく構成し、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の共有斜板(41)の、傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設け、該制限ストッパ(59)による共通斜板(41)の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の流量が減少を開始する圧力に達した時点での斜板傾転角とし、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)は、1つのポンプケース(87)内に配設し、該ポンプケース(87)に、前記制限ストッパ(59)とプランジャー(51)を平行して埋め込み配置したので、溝横当て掘削を行う時に、エネルギーロスを軽減でき、効率的な作業を行うことができるのである。
請求項1と2に記載のごとく、第1及び第2の可変容量形ポンプの斜板傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設けるので、掘削速度の落ち込みを軽減できる。
また、該制限ストッパ(59)と、該第3可変容量形油圧ポンプ(P3)からの油圧を導入するプランジャーを、ポンプケースに平行して埋め込み配置したので、コンパクトな構成とすることが出来るのである。
請求項1及び請求項2記載の掘削作業機において、第1可変容量形油圧ポンプP1及び第2可変容量形油圧ポンプP2の共通斜板の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプP1と第2可変容量形油圧ポンプP2が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプP3の流量が減少を開始する圧力に達した位置での斜板傾転角としたので、エンストを防止することができ、掘削速度の落ち込みを減少できるようになったのである。
次に、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。図1は掘削作業機の全体図、図2は油圧ポンプの構成を示す模式図、図3は第1及び第2ポンプの圧力・流量・入力の構成を示す図、図4は第3ポンプの圧力・流量・入力の構成を示す図、図5は第1と第2ポンプと第3ポンプの圧力と入力の構成を示す図である。図6は第1と第2ポンプの構成の一例を示す図、図7は第1と第2ポンプの構成他例におけるプランジャバレルとバルブプレートの構成を示す図、図8は第1と第2ポンプの構成他例を示す図である。図9は第3ポンプの自己圧制御の構成を示す模式図、図10は第1及び第2ポンプと第3ポンプの容量制御構成を示す模式図である。
図11は第1及び第2ポンプと第3ポンプの容量制御構成にストッパを設けた構成を示す模式図、図12はストッパを設けた構成における第1及び第2ポンプの圧力・流量・入力の構成を示す図、図13はストッパを設けた構成における第1及び第2ポンプと第3ポンプの圧力・入力の構成を示す図、図14はストッパ位置を調節した際の第1及び第2ポンプと第3ポンプの圧力・流量の構成を示す図である。
図15は第1及び第2ポンプの制御部が圧力制御装置を介して制御される構成を示す図、図16は圧力制御装置を有する場合の第1及び第2ポンプと第3ポンプの圧力・流量の構成を示す図、図17は圧力制御装置を有する場合の第1及び第2ポンプ圧力・入力の構成を示す図、図18は圧力制御装置を有する場合の第1及び第2ポンプと第3ポンプの合成された圧力・入力の構成を示す図である。図19は第1及び第2ポンプの制御部が減圧弁を介して制御される構成を示す図である。図20は第1及び第2ポンプと第3ポンプの第一参考例を示す側面断面図、図21は第1及び第2ポンプと第3ポンプの第二参考例を示す側面断面図、図22は第1及び第2ポンプと第3ポンプの第三参考例を示す側面断面図である。
[全体構成]
本発明に用いられる掘削作業機の全体構成について説明する。図1において、掘削作業機は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回台軸受7を配置し、該旋回台軸受7により旋回体8を左右旋回可能に軸受支持している。該クローラ式走行装置1の前後一端部において、排土板10を上下回動自在に配設している。
旋回体8の上方にはエンジンを被覆するボンネット9とキャビン21が配設されている。旋回体8の前端部へ左右回動自在に取り付けられたブームブラケット12には、ブーム6の下端部が上下回動自在に枢支されている。旋回体8には、エンジン及び油圧ポンプが配設されており、エンジンにより油圧ポンプが駆動されるものである。また、旋回体8には油圧モータが配設され、該油圧モータにより旋回体8をクローラ走行装置1に対して回動させるものである。ブーム6の先端部はアーム5の基部が枢支されており、該アーム5の先端部にはバケット装着部11の一端が枢支されている。バケット装着部11にはバケット4等のアタッチメント機器が装着されるものである。ブームシリンダ23の下端はブームブラケット12に回動自在に枢支されており、該ブームシリンダ23を伸縮することにより、ブーム6をブームブラケット12に対して回動するものである。ブーム6の上部にはアームシリンダ25が配設されており、該アームシリンダ25の伸縮によりアーム5がブーム6に対して回動するものである。アーム5の基部にはバケットシリンダ24が配設されており、該バケットシリンダ24の先端にはリンク機構を介して、連結装置11が接続されている。該連結装置11は、アーム5の先端部において回動自在に枢支されており、バケットシリンダ24の伸縮により、アーム5に対して回動するものである。
[油圧ポンプの全体構成]
図2に示すごとく、掘削作業機において、エンジンEは3つの油圧ポンプ(P1・P2・P3)を駆動するものである。第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2により、圧油が、クローラ走行装置1、バケットシリンダ24、アームシリンダ25等に供給されるものである。第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2は可変油圧ポンプであり、されるものである。第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2は可変油圧ポンプである。第3油圧ポンプP3も可変油圧ポンプであり、この第3油圧ポンプにより圧油が旋回用油圧モータに供給されるものである。
[構成1]
次に、図3から図5を用いて、掘削作業機に配設される油圧ポンプの構成例について説明する。図3(a)は第1ポンプ及び第2ポンプの出力する作動油の圧力と流量の関係を示す図、図3(b)は第1ポンプ及び第2ポンプへの入力と第3ポンプの圧力の関係を示す図である。油圧ポンプには駆動力の入力が行われ、入力されたエネルギーが油圧ポンプにより作動油の流量及び圧力へと変換され出力されるものである。このため、油圧ポンプへの入力と油圧ポンプよりの出力は略一致するものである。第1ポンプP1及び第2ポンプP2は可変ポンプであり、図3(a)に示すごとく、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の合計出力が一定出力以内に維持される構成となっている。第1ポンプP1と第2ポンプP2への入力合計は、第3ポンプP3より供給される作動油圧力の増加に伴い減少する構成となっている。すなわち、第3ポンプP3の圧力により、第1ポンプP1及び第2ポンプP2よりの作動油の吐出量を制御することにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力を制御するものである。第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力は、図3(b)に示すごとく、第3ポンプP3の圧力の上昇に比例して減少する。
図4(a)は第3ポンプの出力する作動油の圧力と流量の関係を示す図、図4(b)は第3ポンプへの入力と第1ポンプ及び第2ポンプの圧力の関係を示す図である。第3ポンプP3は可変ポンプであり、図4(a)に示すごとく、該第3ポンプP3は出力が一定出力以内に維持される構成となっている。第3ポンプP3の圧力により、第1ポンプP1及び第2ポンプP2よりの作動油の吐出量を制御することにより、第3ポンプP3への入力を制御するものである。図4(b)に示すごとく、第3ポンプP3の圧力がある圧力以上の場合に、第3ポンプP3への入力が一定となる構成をとっている。
これにより、第3ポンプP3において、作動油の圧力が上昇した際に、第3ポンプP3への入力が制限される。図5に示すように、第3ポンプP3の高圧側における、第3ポンプへの入力を制限するものである。そして、溝横当て掘削時における第3ポンプの作動油流量が少なくするものである。第3ポンプP3を容量可変式の油圧ポンプとすることにより、作動油の圧力上昇を制限でき、溝横当て掘削時におけるエネルギーの損失を抑制できる。すなわち、溝横当て掘削時における損失量PLを小さくでき、エネルギーロスを大幅に低減できる。そして、掘削作業機のエネルギー効率が向上するものである。
[構成2]
次に、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の第一実施例の構成について説明する。図6に示すごとく、第1ポンプP1及び第2ポンプP2は1つのポンプケース内に配設され、可動斜板34を共有するものである。ポンプケースは、ポンプケース31・32により構成されている。ポンプケース31は、第1ポンプP1及び第2ポンプP2を被装するものであり、ポンプケース32はポンプケース31の開口側を覆うものである。ポンプケース31には第1ポンプP1の油路が設けられており、ポンプケース32には第2ポンプP2の油路が設けられている。
第1ポンプP1及び第2ポンプP2には入力軸33が挿嵌されている。入力軸33はポンプケース31・32により回動自在に枢支されている。さらに、入力軸33には、第1ポンプP1と第2ポンプP2の間に可動斜板である斜板34が挿嵌されている。斜板34にはアーム35が設けられており、該アーム35に調節部36の当接体及びプランジャー37が当接している。調節部36はポンプケース32に装着されており、斜板34のバネ力調節を行うものである。そして、調節部36の当接体に対向して、プランジャー37に斜板34に当接している。
プランジャー37は第3ポンプP3の駆動圧により、斜板34側に摺動する構成となっている。プランジャー37の一端には油路を介して、第3ポンプP3の圧力が伝達され、他端が斜板34に当接ものである。このため、第3ポンプP3の圧力上昇にともない、プランジャー37が斜板34を中立側に回動させるものである。これにより、斜板37が傾動され、流量が減少する。
前述の調節部36は斜板34を一定角度に維持すべく、斜板34に対して付勢を行うものである。そして、プランジャー34は第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量を減少させるべく、第3ポンプP3の圧力により斜板34を中立側、すなわち流量減少側に付勢するものである。このように構成することにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量を容易に調節することが可能である。そして、第3ポンプP3の圧力による第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量調節の構成を簡便なものとすることができる。
[構成3]
次に、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の第二実施例の構成について、図7及び図8を用いて説明する。図7に示すごとく、第1ポンプP1及び第2ポンプP2は1つの油圧ポンプにより構成される。油圧ポンプを1シリンダーの2フロー形油圧ポンプとすることにより、1つの油圧ポンプを第1ポンプP1及び第2ポンプP2として用いるものである。
シリンダバレル43には、ピストン42が収納されており、該ピストン42の先端は斜板41に当接している。シリンダバレル43には、2種類のポートが設けられている。外側に設けたポートが第1ポンプP1のポートとなり、内側に設けたポートが第2ポンプP2のポートとなる。シリンダバレル43のポートを設けた側には、バルブプレート44が配設される。バルブプレート44には、第1ポンプP1の吐出ポートとなる吐出ポート46及び第2ポンプP2の吐出ポートとなる吐出ポート47が設けられている。さらに、バルブプレート44には、共通の吸入ポート45が設けられている。吸入ポート45よりシリンダバレル43内に作動油が導入される。そして、吐出ポート46より吐出された作動油は第1ポンプP1よりの作動油として作用し、吐出ポート47より吐出された作動油は第2ポンプP2よりの作動油として作用する。
この油圧ポンプは、ポンプケース87内に配設され、油路盤48に設けられた油路に接続される。シリンダバレル43は入力軸49を挿嵌し、前記バルブプレート44を介して油路盤48に接続される。油路盤48には調節部50が設けられており、該調節部50に斜板41の一端が当接した構成となっている。調節部50は、斜板41を一定角に維持する方向に、斜板41を付勢する構成となっている。
ポンプケース87には、プランジャー51が挿嵌されている。そして、プランジャー51は入力軸49の延出方向に平行に摺動自在に配設されている。プランジャー51の一端は斜板41に当接している。ポンプケース87のプランジャー51挿入部には油路が接続されている。該油路は第3ポンプP3の作動油吐出側に接続している。これにより、第3ポンプP3における圧力が上昇すると、プランジャー51の端部に圧力がかかり、該プランジャー51を斜板41側に摺動させるものである。
このように構成することにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量を容易に調節することが可能である。そして、第3ポンプP3の圧力による第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量調節の構成を簡便なものとすることができる。
[構成4]
次に、第3ポンプP3の定出力制御の構成について、図9を用いて説明する。図9において、油圧ポンプ55は第1ポンプP1及び第2ポンプP2を構成するポンプである。そして、第3ポンプP3の作動油吐出量は、該第3ポンプの自己圧により制御される。第3ポンプP3の可動斜板には、制御部57が接続されている。制御部57は第3ポンプP3の作動油供給側の油路に接続されている。そして、第3ポンプP3の作動油供給圧により、作動油吐出量が減少する方向に可動斜板を制御するものである。なお、第3ポンプP3の可動斜板にはバネ56が接続されており、あらかじめ設定された角度に復帰するように付勢している。このように、第3ポンプP3を、該第3ポンプP3が吐出した作動油の圧により制御するので、構成が簡便となり、確実な作動を行うことができる。
[構成5]
次に、第3ポンプP3により、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3の出力制御を行う構成について、図10を用いて説明する。図10において、油圧ポンプ55は第1ポンプP1及び第2ポンプP2を構成するポンプである。そして、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3の作動油吐出量は、第3ポンプの自己圧により制御される。第3ポンプP3の可動斜板には、制御部57が接続されている。制御部57は第3ポンプP3の作動油供給側の油路に接続されている。そして、第3ポンプP3の作動油供給圧により、作動油吐出量が減少する方向に可動斜板を制御するものである。さらに、第3ポンプP3の作動油供給側の油路には、制御部58が接続されている。制御部58は、油圧ポンプ55の可動斜板の作動油吐出量制御を行うものである。
制御部58は、プランジャー及びバネにより構成されている。第3ポンプP3の作動油供給圧の上昇により、プランジャーが油圧ポンプ55の可動斜板を押し、作動油吐出量が減少する構成となっている。そして、制御部58のバネは、油圧ポンプ55の可動斜板をあらかじめ設定された角度に復帰するように付勢している。このように、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3を、該第3ポンプP3が吐出した作動油の圧により制御するので、構成が簡便となり、確実な作動を行うことができる。
さらに、制御部57に用いるプランジャーの径に対する制御部58に用いるプランジャーの径を調節することにより、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3への入力の合計を一定にすることができる。第3ポンプP3の可変容量形油圧ポンプの流量が減少を開始するまでの圧力範囲内で、第3ポンプP3の入力増加量と、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の入力減少量とを略同一となるように、プランジャーの制御力を設定するものである。制御部58・57に用いられるプランジャーの可動斜板を押す力とバネによる復帰力とを調節することにより、第3ポンプP3の入力増加量と、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の入力減少量とをそれぞれ調節することができるものである。そして、入力増加量と、入力減少量とを略同一にすることにより、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3への入力の合計を一定にしながら、溝横当て掘りなどの掘削作業の作業効率を向上できる。そして、単純な構造で生産性が高く、作動性の安定した、製造コストを低くできる掘削作業機を構成することができる。
[構成6]
次に、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の作動油供給量の一定範囲で減少させる構成について、図11から図13を用いて説明する。この構成において、油圧ポンプ55の斜板制御を行う制御部58にストッパを設けるものである。そして、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の作動油の流量を確保する。油圧ポンプ55は第1ポンプP1及び第2ポンプP2を構成するポンプである。そして、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3の作動油吐出量は、第3ポンプの自己圧により制御される。第3ポンプP3の可動斜板には、プランジャー及びバネにより構成される制御部57が接続されている。油圧ポンプ55の可動斜板には、制御部58が接続されている。
制御部57及び制御部58は、第3ポンプP3の作動油供給側の油路に接続されている。そして、第3ポンプP3の作動油供給圧により、作動油吐出量が減少する方向にそれぞれ接続された可動斜板を制御するものである。制御部58には、制限ストッパ59が設けられている。このストッパ59は、制御部58のプランジャーによる可動斜板の吐出量減少方向への回動を制限する。すなわち、第3ポンプP3の作動油供給圧力の上昇による、可動斜板の回動量が制限される。これにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の作動油吐出量を確保する。
図12を用いて、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の作動油の流量及び圧力の関係について説明する。図12(a)は第1ポンプ及び第2ポンプの出力する作動油の圧力と流量の関係を示す図、図12(b)は第1ポンプ及び第2ポンプへの入力と第3ポンプの圧力の関係を示す図である。第1ポンプP1及び第2ポンプP2は可変ポンプであり、図12(a)に示すごとく、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の合計出力が一定出力以内に維持される構成となっている。そして、第1ポンプP1と第2ポンプP2への入力合計は、第3ポンプP3より供給される作動油圧力の増加に伴い減少する構成となっている。しかし、前述のストッパ59により、低流量側においては、第3ポンプP3の作動油圧力が高くても、第1ポンプP1と第2ポンプP2の供給圧が低下しない。
すなわち、第3ポンプP3の圧力により、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の吐出量を制御するとともに、第1ポンプP1及び第2ポンプP2においては、ストッパ59により一定流量を確保するものである。これにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力は、図12(b)に示すごとく、第3ポンプP3の高圧時においても一定領域において、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力を確保することができるものである。
そして、図13に示すごとく、溝横当て掘削を行う際に、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力されるPUを、第3ポンプP3に入力されるPLに対して増大させることができる。すなわち、溝横当て掘削作業においても、バケット及びアームなどによる掘削速度の落ち込みを減少させ、作業効率を高めることができる。
[構成8]
さらに、ストッパ59の位置の設定により、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の最高圧を維持しながら3つのポンプへの入力を一定に保つことができる。図14(a)は第1ポンプと第2ポンプの圧力と流量との関係とを示す図、図14(b)は第3ポンプの圧力と流量との関係とを示す図である。圧力の上昇により第3ポンプP3の流量が減少するポイントでの圧力において、第1ポンプP1及び第2ポンプP2が示す定出力曲線の最高圧に達する斜板位置にストッパ59を設けることにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の最高圧を維持しながら3つのポンプへの入力を一定に保つことができる。第3ポンプP3において、流量が減少し始める圧力を圧力Psとする。そして、第3ポンプP3の圧力が圧力Psである場合の第1ポンプP1及び第2ポンプP2の圧力と流量の関係を示す曲線を曲線Fとする。さらに、曲線Fが最高圧を示す時の流量を流量Vsとする。
この場合に、ストッパ59が可動斜板の角度が流量Vsとなる位置において作用するように設けることにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の最高圧を維持しながら3つのポンプへの入力を一定に保つことができるものである。このように、ストッパ59を設定することにより、油圧ポンプを駆動するエンジン等にかかる負担を軽減できるものである。そして、エンストを防止しながら掘削作業を行うことができる。
[構成9]
次に、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の斜板制御構成の他例について、図15から図18を用いて説明する。図15(a)は圧力制限装置を接続した油圧ポンプの斜板制御機構の模式図、図15(b)は点Aにおける圧力変化を示す図、図15(c)は点Bにおける圧力変化を示す図である。図15(a)に示すごとく、第1ポンプP1及び第2ポンプP2を構成する油圧ポンプ55の斜板制御を行う制御部58と、第3ポンプP3の作動油吐出側とを接続する油路に圧力制限装置60を配設するものである。そして、圧力制限装置60により、制御部58にかかる圧力を一定値以下とする。圧力制限装置60と第3ポンプP3との間の点Aにおいて圧力が、図15(b)に示すごとく、上昇したとする。この場合に、圧力制限装置60と制御部58との間の点Bにおける圧力は、図15(c)に示すごとく一定の圧力Pdに維持される。圧力制限装置60は制御部58にかかる圧力が圧力Pdより小さい場合には作用せず、第3ポンプP3の圧力を制御部58に伝達する。そして、第3ポンプP3の圧力が圧力Pdより大きい場合には、制御部58にかかる圧力を圧力Pdに維持する。
図16(a)は圧力制限装置を有しない構成における第1ポンプ及び第2ポンプの圧力と流量の関係を示す図、図16(b)は圧力制限装置を有する構成における第1ポンプ及び第2ポンプの圧力と流量の関係を示す図である。図16(b)に示すごとく、制御部58に一定以上の圧力が伝達されないので、第3ポンプP3の圧力上昇に伴う、第1ポンプ及び第2ポンプの出力制御が行われない。すなわち、第1ポンプ及び第2ポンプの出力の下限が上昇するものである。これにより、第1ポンプ及び第2ポンプへの入力は、図17に示す特性をとなる。そして、図4に示す特性を有する自己圧により入力を制御する第3油圧ポンプP3と組み合わせることにより、図18に示すごとく、第3油圧ポンプP3の圧力が高い状態における第1ポンプ及び第2ポンプへの入力を大きくとることができる。このため、掘削速度の落ち込みを軽減でき、溝横当て掘削の作業時の効率を向上できる。
[構成10]
上述の圧力制限装置60を用いる構成において、制御部58にかかる圧力を調節することにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2、そして第3ポンプP3の合計入力を一定とすることができる。圧力制限装置60の制限値である圧力Pdを、第3ポンプP3の流量減少が開始される圧力に一致させるものである。すなわち、制御部58にかかる圧力が制限される圧力と、制御部57により流量減少が行われる圧力を一致させる。これにより、第3ポンプP3の流量が減少し、第3ポンプP3への入力が一定になるタイミングにあわせて、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の入力を一定にすることができる。そして、第1ポンプP1、第2ポンプP2及び第3ポンプP3の合計入力が一定となるものである。
[構成11]
上述の圧力制限装置60を用いる構成において、図19に示すごとく、圧力制限装置60の実施例として減圧弁61を利用することができる。図19(a)は圧力制限装置を接続した油圧ポンプの斜板制御機構の模式図、図19(b)は点Aにおける圧力変化を示す図、図19(c)は点Bにおける圧力変化を示す図である。図19(a)に示すごとく、第1ポンプP1及び第2ポンプP2を構成する油圧ポンプ55の斜板制御を行う制御部58と、第3ポンプP3の作動油吐出側とを接続する油路に減圧弁61を配設するものである。そして、減圧弁61により、制御部58にかかる圧力を一定値以下とする。点Aにおいて圧力が、図19(b)に示すごとく上昇すると、点Bにおける圧力は、減圧弁61により、図19(c)に示すごとく一定の圧力Pdに維持される。減圧弁61は制御部58にかかる圧力が圧力Pdより小さい場合には作用しない。そして、第3ポンプP3の圧力が圧力Pdより大きい場合には、制御部58にかかる圧力を圧力Pdに維持する。これにより、第3油圧ポンプP3の圧力が高い状態における第1ポンプ及び第2ポンプへの入力を大きくとることができる。
[構成12]
次に、3つの油圧ポンプの第一参考例について説明する。図20において、第1ポンプP1及び第2ポンプP2は1つの油圧ポンプ62により構成されている。油圧ポンプ62は1シリンダーの2フロー形油圧ポンプにより構成されており、1つの油圧ポンプを第1ポンプP1及び第2ポンプP2として用いるものである。第3ポンプP3は油圧ポンプP3により構成されている。そして、油圧ポンプ62と油圧ポンプ63は接続部64により接続された構成となっている。
油圧ポンプ62において、シリンダバレル43にはピストン42が収納されており、該ピストン42の先端は斜板41に当接している。シリンダバレル43には、2種類のポートが設けられている。外側に設けたポートが第1ポンプP1のポートとなり、内側に設けたポートが第2ポンプP2のポートとなる。シリンダバレル43のポートを設けた側には、バルブプレート44が配設される。バルブプレート44には、第1ポンプP1の吐出ポートとなる吐出ポート及び第2ポンプP2の吐出ポートとなる吐出ポートが設けられている。さらに、バルブプレート44には、共通の吸入ポートが設けられている。バルブプレート44の吸入ポートよりシリンダバレル43内に作動油が導入される。そして、作動油は第1ポンプP1の吐出ポート及び第2ポンプP2の吐出ポートよりの排出される。
油圧ポンプ62は、ポンプケース87内に配設され、油路盤48に設けられた油路に接続される。シリンダバレル43は入力軸49を挿嵌し、前記バルブプレート44を介して油路盤48に接続される。油路盤48には調節部50が設けられており、該調節部50に斜板41の一端が当接した構成となっている。調節部50は、斜板41を一定角に維持する方向に、斜板41を付勢する構成となっている。
ポンプケース87には、プランジャー51が挿嵌されている。そして、プランジャー51は入力軸49の延出方向に平行に摺動自在に配設されている。プランジャー51の一端は斜板41に当接している。ポンプケース87のプランジャー51挿入部には油路81が接続されている。該油路81は第3ポンプP3を構成する油圧ポンプ63の作動油吐出側に接続している。これにより、第3ポンプP3における圧力が上昇すると、プランジャー51の端部に圧力がかかり、該プランジャー51を斜板41側に摺動させるものである。
油圧ポンプ63は、ポンプケース77内に配設され、油路盤78に設けられた油路に接続される。シリンダバレル73は入力軸79を挿嵌している。入力軸79は油圧ポンプ62の入力軸49に接続されており、入力軸49と一体的に回動するものである。シリンダバレル73は前記バルブプレート74を介して油路盤78に接続されている。油路盤78には調節部80が設けられており、該調節部80に斜板71の一端が当接した構成となっている。調節部80は、斜板71を一定角に維持する方向に、斜板71を付勢する構成となっている。
油圧ポンプ62と油圧ポンプ63は接続部64により接続されている。そして、油圧ポンプ62、接続部64及び油圧ポンプ63には油路81が設けられている。油路81は油圧ポンプ63の吐出側油路と、油圧ポンプ62に設けられたプランジャー51とを接続するものである。油路81は油圧ポンプ63の油路盤78、ポンプケース77、接続部64、油圧ポンプ62の油路盤48、ポンプケース87に設けられている。
これにより、第3ポンプP3である油圧ポンプ63の吐出側の圧力をプランジャー51に伝達し、第1ポンプP1及び第2ポンプP2を構成する油圧ポンプ62の斜板41の制御を行うことができるものである。油圧ポンプのポンプケース及び油路盤、そして接続部64に可動斜板の制御用油路を設けるので、簡便な構成とすることができる。このように構成することにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量を容易に調節することが可能である。そして、第3ポンプP3の圧力による第1ポンプP1及び第2ポンプP2の容量調節の構成を簡便なものとすることができる。また、コストを低くでき、信頼性の高い油圧ポンプを構成することができる。
[構成13]
次に、3つの油圧ポンプの第二参考例について説明する。図21において、第1ポンプP1及び第2ポンプP2は1つの油圧ポンプ62により構成されている。油圧ポンプ62は1シリンダーの2フロー形油圧ポンプにより構成されており、1つの油圧ポンプを第1ポンプP1及び第2ポンプP2として用いるものである。第3ポンプP3は油圧ポンプP3により構成されている。そして、油圧ポンプ62と油圧ポンプ63は接続部64により接続された構成となっている。
油圧ポンプ62において、シリンダバレル43にはピストン42が収納されており、該ピストン42の先端は斜板41に当接している。シリンダバレル43には、2種類のポートが設けられている。外側に設けたポートが第1ポンプP1のポートとなり、内側に設けたポートが第2ポンプP2のポートとなる。シリンダバレル43のポートを設けた側には、バルブプレート44が配設される。バルブプレート44には、第1ポンプP1の吐出ポートとなる吐出ポート及び第2ポンプP2の吐出ポートとなる吐出ポートが設けられている。さらに、バルブプレート44には、共通の吸入ポートが設けられている。バルブプレート44の吸入ポートよりシリンダバレル43内に作動油が導入される。そして、作動油は第1ポンプP1の吐出ポート及び第2ポンプP2の吐出ポートよりの排出される。
油圧ポンプ62は、ポンプケース87内に配設され、油路盤48に設けられた油路に接続される。シリンダバレル43は入力軸49を挿嵌し、前記バルブプレート44を介して油路盤48に接続される。油路盤48には調節部50が設けられており、該調節部50に斜板41の一端が当接した構成となっている。調節部50は、斜板41を一定角に維持する方向に、斜板41を付勢する構成となっている。
ポンプケース87には、プランジャー51が挿嵌されている。そして、プランジャー51は入力軸49の延出方向に平行に摺動自在に配設されている。プランジャー51の一端は斜板41に当接している。ポンプケース87のプランジャー51挿入部には油路81が接続されている。該油路81は第3ポンプP3を構成する油圧ポンプ63の作動油吐出側に接続している。これにより、第3ポンプP3における圧力が上昇すると、プランジャー51の端部に圧力がかかり、該プランジャー51を斜板41側に摺動させるものである。
油圧ポンプ63は、ポンプケース77内に配設され、油路盤78に設けられた油路に接続される。シリンダバレル73は入力軸79を挿嵌している。入力軸79は油圧ポンプ62の入力軸49に接続されており、入力軸49と一体的に回動するものである。シリンダバレル73は前記バルブプレート74を介して油路盤78に接続されている。油路盤78には調節部80が設けられており、該調節部80に斜板71の一端が当接した構成となっている。調節部80は、斜板71を一定角に維持する方向に、斜板71を付勢する構成となっている。
油圧ポンプ62と油圧ポンプ63は接続部64により接続されている。そして、油圧ポンプ62、接続部64及び油圧ポンプ63には油路81が設けられている。油路81は油圧ポンプ63の吐出側油路と、油圧ポンプ62に設けられたプランジャー51とを接続するものである。油路81は油圧ポンプ63の油路盤78、ポンプケース77、接続部64、油圧ポンプ62の油路盤48、ポンプケース87に設けられている。
さらに、第二参考例に示す油圧ポンプには、制限ストッパ82が設けられている。制限ストッパ82は斜板41の回動量を制限するものである。これにより、油圧ポンプ62の容量の下限が決定される。制限ストッパ82は斜板41上方のポンプケース87に配設されており、該ポンプケース87内面に固設されている。制限ストッパ82は、入力軸49に対して、プランジャー51の反対側に設けられるものである。これにより、プランジャー51による容量減少方向への斜板41の回動を規制し、容量の下限を保つことができる。
これにより、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力は、第3ポンプP3の高圧時においても一定領域において、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力を確保することができるものである。そして、溝横当て掘削を行う際に、第1ポンプP1及び第2ポンプP2への入力を、第3ポンプP3の入力に対して増大させることができる。溝横当て掘削作業においても、バケット及びアームなどによる掘削速度の落ち込みを減少させ、作業効率を高めることができる。
[構成14]
次に、3つの油圧ポンプの第三参考例について説明する。図22において、第1ポンプP1及び第2ポンプP2は1つの油圧ポンプ62により構成されている。油圧ポンプ62は1シリンダーの2フロー形油圧ポンプにより構成されており、1つの油圧ポンプを第1ポンプP1及び第2ポンプP2として用いるものである。第3ポンプP3は油圧ポンプP3により構成されている。そして、油圧ポンプ62と油圧ポンプ63は接続部64により接続された構成となっている。
油圧ポンプ62において、シリンダバレル43には、2種類のポートが設けられている。外側に設けたポートが第1ポンプP1のポートとなり、内側に設けたポートが第2ポンプP2のポートとなる。これに対応して、バルブプレート44には、第1ポンプP1の吐出ポートとなる吐出ポート及び第2ポンプP2の吐出ポートとなる吐出ポートが設けられている。
油圧ポンプ62は、ポンプケース87内に配設され、油路盤48に設けられた油路に接続される。シリンダバレル43は入力軸49を挿嵌し、前記バルブプレート44を介して油路盤48に接続される。油路盤48には調節部50が設けられており、該調節部50に斜板41の一端が当接した構成となっている。調節部50は、斜板41を一定角に維持する方向に、斜板41を付勢する構成となっている。
ポンプケース87には、プランジャー51が挿嵌されている。そして、プランジャー51は入力軸49の延出方向に平行に摺動自在に配設されている。プランジャー51の一端は斜板41に当接している。ポンプケース87のプランジャー51挿入部には油路81が接続されている。該油路81は第3ポンプP3を構成する油圧ポンプ63の作動油吐出側に接続している。これにより、第3ポンプP3における圧力が上昇すると、プランジャー51の端部に圧力がかかり、該プランジャー51を斜板41側に摺動させるものである。
油圧ポンプ63は、ポンプケース77内に配設され、油路盤78に設けられた油路に接続される。シリンダバレル73は入力軸79を挿嵌している。入力軸79は油圧ポンプ62の入力軸49に接続されており、入力軸49と一体的に回動するものである。シリンダバレル73は前記バルブプレート74を介して油路盤78に接続されている。油路盤78には調節部80が設けられており、該調節部80に斜板71の一端が当接した構成となっている。調節部80は、斜板71を一定角に維持する方向に、斜板71を付勢する構成となっている。
油圧ポンプ62と油圧ポンプ63は接続部64により接続されている。そして、油圧ポンプ62、接続部64及び油圧ポンプ63には油路81が設けられている。油路81は油圧ポンプ63の吐出側油路と、油圧ポンプ62に設けられたプランジャー51とを接続するものである。油路81は油圧ポンプ63の油路盤78、ポンプケース77、接続部64、油圧ポンプ62の油路盤48、ポンプケース87に設けられている。
さらに、第三参考例に示す油圧ポンプには、圧力制限装置83が装着されている。圧力制限装置83は第3ポンプP3である油圧ポンプ63の作動油吐出側と、第1ポンプP1及び第2ポンプP2である油圧ポンプ62に配設されるプランジャー51とを接続する油路上に配設されるものである。油圧ポンプ63の作動油吐出側油路の圧力は圧力制限装置83を介して、プランジャー51に伝達されるものである。これにより、プランジャー51にかかる圧力の上限を、圧力制御装置83により調節することが可能となる。そして、第3油圧ポンプP3の圧力が高い状態における第1ポンプ及び第2ポンプへの入力を大きくとることができる。このため、掘削速度の落ち込みを軽減でき、溝横当て掘削の作業時の効率を向上できる。
掘削作業機の全体図である。 油圧ポンプの構成を示す模式図である。 第1及び第2ポンプの圧力・流量・入力の構成を示す図である。 第3ポンプの圧力・流量・入力の構成を示す図である。 第1と第2ポンプと第3ポンプの圧力と入力の構成を示す図である。 第1と第2ポンプの構成の一例を示す図である。 第1と第2ポンプの構成他例におけるプランジャバレルとバルブプレートの構成を示す図である。 第1と第2ポンプの構成他例を示す図ある。 第3ポンプの自己圧制御の構成を示す模式図である。 第1及び第2ポンプと第3ポンプの容量制御構成を示す模式図である。 第1及び第2ポンプと第3ポンプの容量制御構成にストッパを設けた構成を示す模式図である。 ストッパを設けた構成における第1及び第2ポンプの圧力・流量・入力の構成を示す図である。 ストッパを設けた構成における第1及び第2ポンプと第3ポンプの圧力・入力の構成を示す図である。 ストッパ位置を調節した際の第1及び第2ポンプと第3ポンプの圧力・流量の構成を示す図である。 第1及び第2ポンプの制御部が圧力制御装置を介して制御される構成を示す図である。 圧力制御装置を有する場合の第1及び第2ポンプと第3ポンプの圧力・流量の構成を示す図である。 圧力制御装置を有する場合の第1及び第2ポンプ圧力・入力の構成を示す図である。 圧力制御装置を有する場合の第1及び第2ポンプと第3ポンプの合成された圧力・入力の構成を示す図である。 第1及び第2ポンプの制御部が減圧弁を介して制御される構成を示す図である。 第1及び第2ポンプと第3ポンプの第一参考例を示す側面断面図である。 第1及び第2ポンプと第3ポンプの第二参考例を示す側面断面図である。 第1及び第2ポンプと第3ポンプの第三参考例を示す側面断面図である。 従来の3つの油圧ポンプの構成を示す模式図である。 溝横当て掘削作業の構成を示す図である。 3つのポンプの合計入力とポンプ圧力の関係を示す図である。
符号の説明
P1 第1ポンプ
P2 第2ポンプ
P3 第3ポンプ
41 斜板
42 ピストン
43 シリンダバレル
44 バルブプレート
48 油路盤
50 調節部
51 プランジャー
55 油圧ポンプ
56 バネ
57 制御部
87 ポンプケース

Claims (2)

  1. 第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)で掘削部を駆動し、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)で旋回モータを駆動する掘削作業機において、前記第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)を、別々の油圧ポンプで、かつ、共通の斜板(34)を具備した構成とし、両油圧ポンプ(P1・P2)の容量を、該共通の斜板(34)の傾動により制御し、硬い地盤において溝の掘削作業を行う際に真直ぐに掘れないので、常に旋回モータにより旋回をかけながら、バケットを溝の内側面に押し当てながら溝横当て掘削を行う場合に、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の吐出圧である旋回モータの駆動圧を、プランジャー(37)に接続して、該斜板(34)の制御を行い、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の圧力が上昇すると、共通の斜板(34)が流量を減少させる方向に減算制御すべく構成し、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の共有斜板(34)の、傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設け、該制限ストッパ(59)による、共通斜板(34)の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の流量が減少を開始する圧力に達した時点での斜板傾転角とし、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)は、1つのポンプケース(31)内に配設し、該ポンプケース(31)に、前記制限ストッパ(59)とプランジャー(37)を平行して埋め込み配置したことを特徴とする掘削作業機。
  2. 第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)で掘削部を駆動し、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)で旋回モータを駆動する掘削作業機において、前記第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)を、共有の1個の斜板(41)を具備する1個の油圧ポンプで、かつ、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)の吐出ポートとなる吐出ポート(46)、及び第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の吐出ポートとなる吐出ポート(47)を別々に設けた、1シリンダー2フロー形油圧ポンプとし、硬い地盤において溝の掘削作業を行う際に、真直ぐに掘れないので、常に旋回モータにより旋回をかけながら、バケットを溝の内側面に押し当てながら溝横当て掘削を行う場合に、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の吐出圧である旋回モータの駆動圧を、プランジャー(51)に接続して、該斜板(41)の制御を行い、前記第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の駆動圧が上昇すると、該斜板(41)が流量を減少させる方向に減算制御すべく構成し、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)の共有斜板(41)の、傾転角を規制する制限ストッパ(59)を設け、該制限ストッパ(59)による共通斜板(41)の傾転角の規制位置を、第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)が最高圧力であり、第3可変容量形油圧ポンプ(P3)の流量が減少を開始する圧力に達した時点での斜板傾転角とし、該第1可変容量形油圧ポンプ(P1)と第2可変容量形油圧ポンプ(P2)は、1つのポンプケース(87)内に配設し、該ポンプケース(87)に、前記制限ストッパ(59)とプランジャー(51)を平行して埋め込み配置したことを特徴とする掘削作業機。
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