JP4231206B2 - 電子式過負荷継電器のための接点機構 - Google Patents
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Description
【発明の分野】
本発明は電気継電器に関し、さらに詳細には過負荷継電器の引外し機構に関する。
【0002】
【発明の背景】
過負荷継電器は、過大な電流により生じる加熱状態が電気機器に損傷を与えないように保護するため産業設備に常用される電気スイッチである。典型的な場合、電気機器は三相モータであり、これは接触器と普通呼ばれる別の継電器を介して電源に接続される。典型的な接触器は、三相電源に接続された各回路を開閉する3つの電力流路を有する高電力継電器である。接点の開閉に要する運動はコイルに電流を流すことにより磁気的に与えられるが、このコイルは通常、遠隔場所の別のスイッチにより制御される電流により付勢される。
【0003】
従来の方式では、過負荷継電器は接触器コイルの制御スイッチに直列に接続される。過負荷継電器は、過負荷状態を感知すると、接触器コイルへの給電を停止することにより接触器を開放し、この接触器により制御される電気機器を電源から切り離して電気機器が損傷を受けるのを防止する。
【0004】
従来、過負荷継電器は、スイッチを制御するバイメタル素子と熱伝達関係にある抵抗性ヒーターを各相に用いていた。例えば、抵抗性ヒーターからバイメタル素子へ十分な熱が伝達されて過負荷状態が感知されると、バイメタル素子が連携のスイッチを開いて接触器コイルを脱勢し、連携の電気機器を電源から切り離す。
【0005】
より最近の傾向として、例えば、全体を本明細書の一部として引用する米国特許第5,179,495号に記載されるように、抵抗性ヒーター・バイメタル素子型継電器が電子式過負荷継電器により取って代わられている。かかる回路の出力は通常比較的低電力であるため、出力が接触器コイルの電流を制御するためにはソリッドステートスイッチが必要である。このソリッドステートスイッチは比較的低電力の接点機構への電流を制御し、この接点機構が接触器への電流を制御するだけでなく指示器を作動させる。通常、この指示器は発光式指示器であり、過負荷により電力が切り離されると発光する指示器である。かかる接点機構の一例は、全体を本明細書の一部として引用する米国特許第6,025,766号(発明の名称: "Trip Mechanism for an Overload Relay" )に記載されている。
【0006】
この出願に開示された引外し機構は、所謂「橋絡」接点、すなわちアーマチャの移動により2つの離隔した固定接点に接触させられる細長い接点バーを用いている。この接点バーは、アーマチャにより支持されたポスト上にある横方向部材に対して偏倚されており、アーマチャが2つの双安定位置間をシフトすると、接点バーは弓状の径路を移動し、もちろん、接点バーも支点上で幾分枢動する。その結果、接点バーの一端と連携の固定接点との接触が、他端と連携の固定接点との接触前に起こる可能性がある。しかしながら、望ましくは、接点バーは両方の固定接点と同時に接触すべきである。
【0007】
さらに、1または2以上の接点の接触面上に環境による汚れが生じる恐れがある。特に、接点により開閉される電気回路が比較的低電力である場合、かかる汚れにより接点閉路時に波形のきれいな信号を発生できないことがある。従って、米国特許第6,025,766号に記載された引外し機構では、かかる環境からの汚れの影響を回避するために閉路時に可動接点が固定接点の拭き取りを行う。同時に、固定接点上における可動接点の拭き取り動作を所望の如く積極的に行なわせて実質的な拭き取り効果を得ることが望ましい。
米国特許第5,332,986号は、接点が閉じた第1の(常態)位置で電流を流し、接点が開いた第2の(引外し)位置で電流を遮断する双安定過負荷引外し機構を開示している。アクチュエータバーが、可動接点を固定接点と接触させるかそれから離脱させるように作動可能なように連結されており、また接点の開閉に応じて第1と第2の位置の間で枢動可能なように支点に枢着されている。リセット機構は、引外し状態の機構をリセットする、すなわち、過負荷状態の後アクチュエータバーをその第1の位置へ戻すために設けられている。アクチュエータバーを第1の位置から第2の位置へ移動させることにより引外し機構をテストするテストボタンも設けられている。
米国特許第4,378,543号は、手動リセット及びテスト機構を有するラッチ継電器機構に関する。この継電器機構は、一端に可動接点要素を支持するアーマチャと、バネの作用に抗してアーマチャの位置を制御するコイルと、垂直方向に離隔した一対の固定接点とより成り、可動接点要素は2つの固定接点要素の間に位置している。コイルが付勢状態にない場合、アーマチャはバネにより第1の位置へ偏倚されるため、可動接点要素は固定接点要素のうちの上方の接点要素と接触関係にある。コイルが付勢されると、アーマチャがバネの作用に抗して第2の位置へ移動するため、可動接点要素が固定設定要素のうちの下方の接点要素と接触する。
【0008】
本発明は、上記の1または2以上の問題点の解消に向けられている。
【0009】
【発明の概要】
本発明の主要目的は、過負荷継電器の新規で改良型の引外し機構を提供することにある。また、本発明の目的は、改良式の積極的な拭き取り作用を有するスイッチを提供することにある。
【0010】
本発明は、1つの局面によると、過負荷継電器の引外し機構であって、ハウジングと、2つの安定位置の間で枢動可能なようにハウジング内の軸ピン上に取り付けられた細長い双安定のアーマチャと、ハウジング内の固定接点手段と、ハウジング内の可動接点手段とより成り、固定接点手段のうちの1つは一組の常開固定接点より成り、別の固定設定手段は一組の常閉固定接点より成り、これらの固定設定手段はアーマチャの2つの安定位置を画定する各組の電気的及び物理的に離隔した接点より成り、可動接点手段は細長い接点バーにより離隔関係に支持された接点より成り、各組の固定接点は可動接点がそれぞれの固定接点と同時に接触するようにそれぞれの接点バーにより橋絡されるようになっており、引外し機構はさらに、接点バーと係合し可動接点を固定接点の方へ偏倚してそれらの接点を電気的に導通させるハウジング内のバネ手段と、接点バーと係合し該接点バーをバネ手段の偏倚力に抗して固定接点から離れる方向に移動させるバネ手段とは反対側のアーマチャ上に設けた接点バー係合手段とをさらに含むことを特徴とする過負荷継電器の引外し機構が提供される。
好ましくは、接点バー係合手段は、アーマチャからその延びる方向に対してほぼ横方向にアーマチャから延びるポストより成る。
各ポストはその2つの側部にそれぞれ2つの離隔した肩部表面を画定する横方向に離隔した2つのリブを有し、各接点バーは連携のポストの上方端部の上に緩く拘束されるようにアーマチャの延びる方向に細長いスロットをほぼ中央に備えており、バネ手段は接点バーをポストの肩部表面の方へ偏倚するように作動し、肩部表面は接点バーをポスト上の所定の位置に位置決めしてアーマチャが2つの安定位置のうちの一方へ到達する前に接点バーが固定接点に対して閉じるようにする。
接点バーはアーマチャの方向に細長く、スロットは接点バーの延びる方向で側部間の第1の寸法を有し、ポストは接点バーの延びる方向でスロットよりも小さい端部間の第2の寸法を有するため、接点バーはポスト上を接点バーの方向にシフト可能であり、前記寸法は接点バーが固定接点に対して閉じる時または閉じた後、アーマチャが2つの安定位置のうちの一方へ到達する前にポストがスロット の端部と係合するように決められているため、接点バーはその延びる方向に移動して固定接点を拭き取るように構成するのが好ましい。
望ましくは、アーマチャは、一方が引外し位置に相当する2つの安定位置の間を共に移動可能なように連結したラッチレバーを備えている。ラッチレバーは、すぐ近くにポストが位置する突出部を支持しており、このポストには、一端を突出部に固定してポストの周りで回転しないようにしたバネが取り付けられており、このバネは突出部を越えて延びるリセットフィンガを備えている。
引外し状態の時前記機構をリセットするための手動操作手段は、ほぼアーマチャの方へ延びるシャンク部を有し、該シャンク部はリセットフィンガと協働して前記機構をリセットするノッチを備えている。手動操作手段は、アーマチャの方へまたは該アーマチャから離れる方向へ往復移動可能なようにハウジングに取り付けられた押しボタンより成り、リセットフィンガは押しボタンの往復移動径路を移動可能である。バネはコイルを有するねじりバネであり、リセットフィンガがコイルから押しボタンの往復移動径路の方へ鋭角的に延びるのが好ましい。
本発明は、別の局面によると、電気的機構に用いるスイッチであって、2つの作動位置間で移動可能なように軸ピンに取り付けられたアクチュエータと、一対の離隔した固定接点と、固定接点に係合して橋絡することによりこれらを電気的に接続する閉位置と、固定接点から離隔した開位置との間で移動可能な接点バーと、アクチュエータと共に移動可能なように該アクチュエータ上に取り付けられた接点キャリアとより成り、接点キャリアは、軸ピンから離隔した平面内で測定した側部間の第1の所定の寸法を有する接点装着用ポストと、ポストを緩く受容してポスト上を接点バーが横方向に移動可能なようにし、横方向における端部間の第2の所定の寸法が第1の寸法よりも大きいスロットとを有し、ポストはアクチュエータが2つの作動位置のうちの一方から移動する際アクチュエータが2つの作動位置の他方に到達する前の中間作動位置で接点バーが接点を橋絡する閉位置に到達するように接点バーを支持し、第1及び第2の寸法はアクチュエータが中間位置に到達した時または到達した後、アクチュエータがもう一方の作動位置に到達する前にポストがスロットの端部と係合するような大きさであり、アクチュエータが前記一方の作動位置から移動すると、接点バーが閉位置へ移動し、次 いでポストがスロットの端部と係合し、アクチュエータが中間位置からもう一方の作動位置へ移動するにつれて、接点バーが固定接点と係合した状態でこれらの固定接点に対してシフトされる電気的機構のためのスイッチが提供される。
【0015】
好ましい実施例では、接点バーは横方向に細長い。
【0016】
好ましくは、第1及び第2の寸法は横方向に延びている。
【0017】
好ましい実施例において、ポストは肩部を有し、接点バーはこの肩部の方へまたはそれから離れる方向でポスト上を移動可能である。
【0018】
バネが、接点バーを肩部の方へ偏倚するように設けられている。
【0019】
本発明のさらに別の目的及び利点は以下の説明から明らかであり、その一部はその説明から自明であるか、本発明の実施すれば分かるであろう。本発明の目的及び利点は、頭書の特許請求の範囲に詳細に記載した構成要素及びそれらの組み合わせにより実現可能である。
【0020】
【好ましい実施例の説明】
図面を参照して、リセット位置、さらに詳しくは自動リセット位置で示す過負荷継電器は、総括的に10で幾分断片的に表示したハウジングを有する。ハウジングには、総括的に12で示す第1の組の常開固定接点と、総括的に14で示す1組の常閉固定接点が取り付けられている。このハウジングは、総括的に18で示す細長い、双安定のアーマチャが枢着された軸ピン16を有する。図示のアーマチャ18はその安定位置のうちの一方にあり、総括的に20で示す第1の組の可動接点を開位置に維持するように作動する。アーマチャ18は、もう一方の双安定位置において、総括的に22で示す第2の組の常閉可動接点を開くように作動する。これらの可動接点20,22はそれぞれ固定接点12、14と接触して閉路し、また離れて開路する。
【0021】
総括的に24で示すラッチレバーは、アーマチャと共に移動可能なように該アーマチャに連結され、軸ピン16を中心としてアーマチャ18の2つの安定位置間を揺動する。ハウジングには、総括的に26で示す手動操作手段を往復運動自在に受容する開口25が設けられており、この操作手段は押しボタン28と、ボタンから垂下するシャンク部30とより成る。この押しボタン28は、ラッチレバー24の方へまたはそれから遠ざかる方向に移動可能なように取り付けられている。
【0022】
固定接点12、14は、それぞれ2つの電気的且つ物理的に離隔した接点38、40を有する。固定接点の各組より成る接点38、40はそれぞれ、離隔した接点43を支持するそれぞれの細長い接点バー42により橋絡されるようになっている。各接点バー42はアーマチャ18と同一方向で細長く、アーマチャ18の延びる方向をほぼ横断する方向において該アーマチャから延びるそれぞれのポスト44上でその中間点が緩く取り付けられている。2つのポストはピボット16のそれぞれの側に位置する。図2及び3から最もよくわかるように、各ポスト44は2つの側部のそれぞれに、2つの離隔した横方向のリブ45を有する。リブ45の上端部は2つの離隔した肩部46を画定する。各接点バー42は、ほぼ中心に位置する細長いノッチまたはスロット47を有する。このスロット47はアーマチャ18と同一方向に細長いため、各接点バー42は連携するポスト44の上方端部上で緩く拘束される。バネ48は、接点バー42を肩部46の表面の方へ偏倚するように作動する。肩部46の相対的な高さは、接点バーの接点43が接点38、40と接触する際、これらの接点38、40の上方表面により画定される平面P(図2参照)内にこれらの肩部が終端するため、両方の接点が同時に接触するように決められている。ポスト44は、接点バー42のバネ48とは反対側に位置する。
【0023】
アーマチャ18は、第1の磁極片62と、これと平行離隔関係にある第2の磁極片64とより成る。磁極片62、64は、軸ピン16だけでなく2つの永久磁石66も挟持している。2つの永久磁石66は一体的構造のものでもよいが、便宜的に且つ軸ピン16を収容するために2つの磁石を使用する。
【0024】
ハウジング10には、脚部72、74を有する浅いU字形の磁気ヨークまたは極片70が取付けられている。コイル76が極片70の湾曲部78の周りに設けられている。巻線76は単一のコイルで形成する場合もあるが、2つの電気的に別個のコイルを一方の上に他方を巻きつけた構成にする場合もある。特定の構成は、機構と共に使用する電子回路の制御モードにより異なる。コイル76を流れる電流を逆転させて継電器を1つの状態から別の状態へスイッチする場合、ただ1個のコイルが必要であるにすぎない。一方、電流を逆転させずに一方のコイルからもう一方のコイルへ切換える場合、互いに反対方向に巻き付けた2つのコイルをコイル76として用いる。
【0025】
ラッチレバー24は、図1に示す位置から複数の中間位置を通って極片64が停止し極片70の脚部72の下側に実質的に当接する別の安定位置へ移動可能である。ラッチレバーは、その上方端部に、ハウジング10の開口(図示せず)の下にくる細長いノッチ82を有する。ネジ回しの先端部のような工具を開口を通してノッチ82に挿入することによりラッチレバー24に手動で力を加えてこのレバーをアーマチャ18の2つの安定位置間でシフトすることにより手動テストを行うことが可能である。
【0026】
ノッチ82のすぐ下方に、2つの隣接する表面84、86により画定されるラッチ表面が設けられている。これらのラッチ表面84、86の下方にあるのはバネラッチフィンガ88であり、このフィンガは後述するある特定の状態下でラッチ表面84、86の表面86を捕捉しこの表面に対してラッチ作用を行う上向きの端部90を備えている。ラッチフィンガ88は、総括的に94で示すねじりバネのコイル92から延びており、このバネはハウジング10のポケット内のポスト96上に取り付けられている。別の方法として、バネ94をラッチレバー24に取り付け、ラッチ表面84、86をハウジング10上に形成してもよい。
【0027】
ラッチフィンガ88とは反対側のコイル92の端部98は、ハウジング10と当接するため、ポスト96上におけるコイル92の回転を阻止する。ラッチフィンガはラッチレバー24を、アーマチャ18の2つの安定位置の一方、即ち、図1に示す位置から極片64が極片70の脚部72の下側と接触する位置へシフトした位置にラッチすることができる。
【0028】
ラッチレバー24はまた、ピボット16とほぼ平行なポスト102のすぐ近くに、平坦で対角線方向に延びる突出部100を支持している。総括的に104で示す第2のねじりバネはポスト102上に取り付けられており、その一端106は突出部100に固定されているため、ポスト102を中心とするねじりバネ104のコイル108の回転が阻止させる。ねじりバネ104の反対端部110はリセットフィンガとして働き、突出部100の端部を越えて押しボタンアクチェータ26の方に対角線方向に鋭角的に延びる。これに関連して、押しボタンアクチュエータ26のシャンク部30は、停止表面としてリセットフィンガ110と協働することによりラッチレバー24を図1に示す位置へシフトさせるノッチ112を有する。
【0029】
押しボタンアクチュエータ26については、この下方端部は偏倚バネ116が当接する出張り114を有する。偏倚バネ116は、押しボタン26を開口25内の最上位置(図示せず)に偏倚するために押しボタンに上方の偏倚力を与えるものである。
【0030】
操作手段26の押しボタン28は、シャンク部30のすぐ上に、外方に延びる舌部または出張り120を有する。同時に、ハウジング10は、保持表面122を有する第1のノッチと、移動止め表面124を有する第2のノッチとを備えている。保持表面122は、移動止め表面124の上方で且つ前方にある。図1から推論できるように、出張り120は、保持表面122に当接して手動の操作手段26をハウジング10内に保持するか、あるいは移動止め表面124に当接して押しボタン28を図示のようにバネ116の偏倚力に抗して押し下げ位置に保持する。
【0031】
操作手段26は、好ましくは、出張り120を除いてほぼ円筒状であり、ハウジング内で回転及び往復運動自在である。その結果、操作手段26を図1に示す位置まで押し下げると、押しボタンは回転して出張り120を移動止め表面124の下方に移動させる。操作手段は、この位置において、継電器の自動リセットモードに対応するその最下位置に拘束される。
【0032】
図1から、自動リセットモードでは、この出張り120はラッチフィンガ88の上方端部90に当接することを特に注意されたい。このため、ラッチフィンガ88は、ラッチ表面84、86及びラッチアーム24から離脱した状態に保持される。
【0033】
本出願人の上記係属中の出願にさらに詳しく記載したように、継電器機構が引外し状態になると、アーマチャ18及びラッチレバー24は安定位置のうちの他方の位置、すなわち、極片64が極片70の脚部72の下側と接触する位置へ枢動する。この場合、バネ108の端部110がノッチ112内に移動するため、押しボタン28を押し下げると、バネの端部110が水平位置の方へ移動し、ラッチアーム24がアーマチャ18を反時計方向に図1に示すリセット位置まで枢動させる。しかしながら、これが起こる直前に、出張り120がラッチアーム88の上方端部90と接触して押し下げるため、この端部がラッチ表面84、86から離脱し、ラッチレバー24が解放されて、かかる枢動を可能にする。
【0034】
本発明の特に望ましい特徴点は、閉路時に、可動接点20、22を積極的にシフトさせてこれらの可動接点が連携の固定接点12、14に対して拭き取り作用を行い、環境からの汚れが良好な電気的接触を妨げることがないようにする手段を提供することである。この目的を達成するため、両方の接点バー42のスロット47は、図3に示すように端部間において第1の所定の寸法「D」を有する。この寸法は、軸ピン16により画定されるアーマチャ18の回転軸に平行であるが該軸から離隔した平面内で測定するものである。接点バー42が平坦な場合、それは接点バー42の平面であり、アーマチャ18の延びる方向、または図示の特定の実施例では、各接点バー42の延びる方向に平行な方向で測定される。
【0035】
さらに、ポストの上方端部は、同じ方向で測定した側部間の第2の所定の寸法「d」を有する。寸法「d」は平面46の上方で測定したポスト44の上方端部の寸法であり、スロット47の寸法「D」よりも小さい。
【0036】
その結果、接点バー42はポスト44上を矢印130(図3)の方向で双方向にシフトできる。接点バー42はまた、ポスト44の上方端部上において軸ピン16の方へ、またはそれから離れる方向に移動可能である。この移動方向を、図2において矢印132で示す。
【0037】
寸法「D」及び「d」は、接点バー42の閉路または開路動作時、ラッチレバー24の移動方向に応じて、ポスト44の一方または他方の側部134、136が、スロット47の対応する端部138、140に当接することにより、接点バー42を図1及び4で見て右方または左方の何れかへ積極的に駆動するように決められる。
【0038】
一例として、接点14、22を参照すると、これらが開位置にある場合、ポスト44の側部134が接点バー42のスロット47の端部138に当接している。ラッチレバー24が反時計方向に回転すると、接点バー42は表面46と接点バー42との間の摩擦によりポスト46上のほぼその位置にとどまる。接点バー42上の接点43が固定接点14を構成する接点38、40に最初に接触する際、それらは図4に示すようにずれている。即ち、接点バー42上の接点43は対応する接点38、40の中心上に来ない。接点バー42は、接点38、40との係合摩擦により、この位置にとどまる。同時に、図4からわかるように、アーマチャ18はリセット位置まで完全に移動していない。すなわち、極片64は極片70の脚部72の上方表面に未だ接触していない。
【0039】
アーマチャ18が、図1で示す、かかる接触が起こる安定位置の方へ引き続き移動すると、ポスト44はスロット47内を、側部136が接点バー42のスロット47の端部140と接触するまで移動する。寸法「D」及び「d」は、アーマチャ18が図1に示す位置に到達する前にこれが起こるように選択される。
【0040】
アーマチャ18が図1に示す位置の方へ引き続き移動すると、側部136はその状態で最も下方の位置にあるため、即ち、スロットの端部140と当接状態にあるため、接点バー42を図4に示す位置から左方へ、図1に示す、接点バー42上の接点43が接点38、40の中心に来る位置まで駆動する。この移動または拭き取り動作により、接点38、40、43上に蓄積された汚れが掻き取られ、低電力用接点にとって特に有利な良好な電気的接触が得られる。高電力の用途では、拭き取りが少し行われるか全く行われないように「D」及び「d」を選択してもよい。
【0041】
同時に、アーマチャ18の反対側では、そこのポスト46がその側部134がスロットの端部138と係合する位置から移動して、ポスト46の側部136を連携の接点バー42のスロット47の端部140と接触させることにより、継電器が引外され接点12、20が閉じる時に同様な拭き取りが行われるように準備する。かかる動作を確実に行わせるために、ハウジング10に、何れかの接点バー42が開位置に移動すると、それが係合する停止部材142を取り付けるようにしてもよい。この停止部材142は、接点バー42を水平にする機能を併せ持つ。
【0042】
以上より、本発明の過負荷継電器またはスイッチ機構のための引外し機構では、接点橋絡用の接点バーが両方の接点を確実に同時に閉じることがわかる。これらの機構はまた接点閉路時に非常に望ましい積極的な拭き取り動作を行うため、これらの接点により閉路される電気回路には環境による汚れの影響がない。
【0043】
さらに別の利点及び変形例が当業者にとって容易に想到されるであろう。従って、本発明は、広い局面において、本願に図示説明した特定の詳細例及び代表的な装置に限定されない。従って、頭書の特許請求の範囲及びそれらの均等物により定義される本発明の一般的思想の精神または範囲から逸脱することなく種々の変形例及び設計変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による過負荷継電器のための引外し機構を幾分概略的に示す。
【図2】 図2は、本発明に利用する接点構造の好ましい構成を断片的に示す。
【図3】 図3は、接点構造の平面図である。
【図4】 図4は、アーマチャが2つの安定位置間の中間位置にある時の部品の構成を示し、接点による拭き取り動作の開始を説明するものである。
Claims (8)
- 過負荷継電器の引外し機構であって、
ハウジング(10)と、
2つの安定位置の間で枢動可能なようにハウジング(10)内の軸ピン(16)上に取り付けられた細長い双安定のアーマチャ(18)と、
ハウジング(10)内の固定接点手段(12,14)と、
ハウジング(10)内の可動接点手段(20,22)とより成り、
固定接点手段(12)のうちの1つは一組の常開固定接点より成り、別の固定設定手段(14)は一組の常閉固定接点より成り、これらの固定設定手段(12,14)はアーマチャ(18)の2つの安定位置を画定する各組の電気的及び物理的に離隔した接点(38、40)より成り、可動接点手段(20、22)は細長い接点バー(42)により離隔関係に支持された接点(43)より成り、各組の固定接点(38、40)は可動接点(43)がそれぞれの固定接点(38、40)と同時に接触するようにそれぞれの接点バー(42)により橋絡されるようになっており、
引外し機構はさらに、接点バー(42)と係合し可動接点(43)を固定接点(38、40)の方へ偏倚してそれらの接点を電気的に導通させるハウジング(10)内のバネ手段(48)と、接点バー(42)と係合し該接点バーをバネ手段(48)の偏倚力に抗して固定接点(38、40)から離れる方向に移動させるバネ手段(48)とは反対側のアーマチャ(18)上に設けた接点バー係合手段(44、45、46)とをさらに含み、その際接点バー係合手段(44、45、46)はそれぞれ、アーマチャ(18)の延びる方向に対してほぼ横方向に該アーマチャから延びるポスト(44)より成り、該ポスト(44)上でそれぞれの接点バー(42)がその中間点において緩く取り付けられていることを特徴とする過負荷継電器の引外し機構。 - 各ポスト(44)はその2つの側部にそれぞれ2つの離隔した肩部表面(46)を画定する横方向に離隔した2つのリブ(45)を有し、各接点バー(42)は連携のポスト(44)の上方端部の上に緩く拘束されるようにアーマチャ(18)の延びる方向に細長いスロットをほぼ中央に備えており、バネ手段(48)は接点バー(42)をポスト(44)の肩部表面(46)の方へ偏倚するように作動し、肩部表面(46)は接点バー(42)をポスト(44)上の所定の位置に位置決めしてアーマチャ(18)が2つの安定位置のうちの一方へ到達する前に接点バー(42)が固定接点(38,40)に対して閉じるようにした請求項1の機構。
- 接点バー(42)はアーマチャ(18)の方向に細長く、スロット(47)は接点バー(42)の延びる方向で側部間の第1の寸法(D)を有し、ポスト(44)は接点バー(42)の延びる方向でスロット(47)よりも小さい端部間の第2の寸法(d)を有するため、接点バー(42)はポスト(44)上を接点バー(42)の方向にシフト可能であり、前記寸法(d、D)は接点バー(42)が固定接点(38,40)に対して閉じる時または閉じた後、アーマチャ(18)が2つの安定位置のうちの一方へ到達する前にポスト(44)がスロット(47)の端部と係合するように決められているため、接点バー(42)はその延びる方向に移動して固定接点(38,40)を拭き取る請求項2の機構。
- アーマチャ(18)は、一方が引外し位置に相当する2つの安定位置の間を共に移動可能なように連結したラッチレバー(24)を備えて成る請求項1ないし3のいずれかに記載の機構。
- ラッチレバー(24)は、すぐ近くにポスト(102)が位置する突出部(100)を支持しており、このポスト(102)には、一端(106)を突出部(100)に固定してポストの周りで回転しないようにしたバネ(104)が取り付けられており、このバネ(104)は突出部(100)を越えて延びるリセットフィンガ(110)を有する請求項4の機構。
- 引外し状態の時前記機構をリセットするための手動操作手段(26)がほぼアーマチャ(18)の方へ延びるシャンク部(30)を有し、該シャンク部(30)がリ セットフィンガ(110)と協働して前記機構をリセットするノッチ(112)を備えた請求項5の機構。
- 手動操作手段(26)は、アーマチャ(18)の方へまたは該アーマチャから離れる方向へ往復移動可能なようにハウジング(10)に取り付けられた押しボタンより成り、リセットフィンガ(110)は押しボタンの往復移動径路を移動可能である請求項6の機構。
- バネ(104)はコイル(108)を有するねじりバネであり、リセットフィンガ(110)がコイル(108)から押しボタンの往復移動径路の方へ鋭角的に延びる請求項7の機構。
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