JP4230774B2 - 携帯型通信装置におけるスピーカーフォン動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法 - Google Patents

携帯型通信装置におけるスピーカーフォン動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法 Download PDF

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Description

本発明は携帯型通信装置におけるスピーカーフォン動作に関し、特に、インバウンドエコーが存在する漏れの多いネットワーク環境におけるインバウンドオーディオパスとアウトバウンドオーディオパスとの間の調停に関するものである。
携帯電話のような携帯型通信装置はマーケットが広範囲に及び、特に大都市エリアの多くの人々に広く利用されるに至っている。携帯電話技術は成熟しつつあり、携帯電話製造業者は以前にも増して携帯電話に付加価値を付けて市場性及び利便性を高めようとしている。そのような付加価値の一つがスピーカーフォンモード動作である。
携帯電話でスピーカーフォンを使用することは長い間、困難な挑戦であった。これには幾つかの理由がある。大きな理由は、オフィス環境またはホーム環境においてごく一般的に使用される通常の固定回線スピーカーフォン/電話と異なり、携帯電話が使用される環境が大きく変わっていることである。携帯電話が使用される場所は多くの場合、大きなバックグラウンドノイズと、走っているときの自動車の上で突進する空気の音のような特に摩擦音とを生じさせる。このような種々の問題は、すべて本譲受人に譲渡された特許文献1、特許文献2、及び特許文献3にその解決方法が記載されている。
米国特許第6,122,531号 米国特許第6,138,040号 米国特許第6,157,902号 米国特許第6,157,906号
これらの3つの特許は単方向スピーカーフォンを動作させる際に生じる種々の問題と、バックグラウンドノイズがある環境下での2つのオーディオパスの間の調停について記載している。しかしながら、外部音響ノイズではなく電話通信システムの特異性に起因する他の要素が調停に影響を及ぼすことがわかっている。特に、スピーカーフォンモードで動作中の携帯型通信装置のユーザの音声エネルギーが基幹施設の交換装置からエコーとして戻ってくることがわかっている。このエコーがユーザ側のスピーチが一時中断となっている間に受信されると、このエコーは携帯型通信装置に、入って来るスピーチを受信したと判断させ、マイクロフォンパスを遮断してスピーカーパスを起動させる。ユーザが再び話そうとしても、エコーがまだ続いていると、携帯型通信装置はエコーが止むまでマイクロフォンパスを無視してしまう。これにより、電話の向こうの当事者が聞き取るべきユーザのスピーチが省かれてしまう。さらには、ユーザには喋っている最中に、破裂音とパチパチという音とが聞こえる。従って、携帯型通信装置におけるスピーカーフォン動作を調停してエコーによる障害を無くす方法が必要となる。
本明細書は、新規であると考えられる本発明の特徴を定義する請求項で終了するが、本発明は、添付図面と共に以下の記載を考慮することにより一層明白になるものと考えられる。これらの図面においては、同様の参照番号が後続の図面において同様に使用される。問題に付いて簡単に触れることも有用であると考えられる。
図1には、携帯型通信装置とエコーが生じる公衆交換電話網との間の接続を表すブロック図100が示されている。携帯型通信装置または携帯電話102は今、別の当事者と通話中であり、スピーカーフォンモードで動作している。この携帯電話は、受信音声信号をこの電話のユーザが或る距離だけ離れた場所で聞き取れるレベルにまで増幅することができるスピーカー及びオーディオアンプを備える。この技術分野においては公知であるように、この携帯電話は受信機及び送信機を含むトランシーバーを備える。受信機、増幅器、及びスピーカーはスピーカーパスを形成する。マイクロフォン及び送信機はマイクロフォンパスを形成する。調停とは、離れた当事者が話している間にマイクロフォンパスを閉じ、スピーカーパスを起動させ、また、電話のユーザが話している間にスピーカーパスを閉じ、マイクロフォンパスを起動させるプロセスを指す。このタイプの調停を行なうと、単方向のスピーカーフォンモードになる。ライン104はマイクロフォンパス信号を表し、この信号は周知の如く、エアーインターフェイスを介して送信されて固定基幹装置に達する。ライン106は、携帯電話が受信する受信信号を表し、電話のユーザが話し掛けている相手の音声信号である。最終的に、送信される信号はハイブリッド108に到達するが、このハイブリッドは、電話信号が公衆交換電話網110に送信される際のハイブリッドのミスマッチによるエコーを生成する、或いは、離れた当事者側の装置の近くに位置するPSTNを過ぎたところで使用される。通常、携帯型通信装置の信号はこの技術分野において知られているように、エコーキャンセラーを備えた移動通信制御センターを通る。しかしながら、エコーキャンセラーがハイブリッド(または複数のハイブリッド)により生成されるエコーを完全にキャンセルすることができない事象が頻繁に起き、この事象はアナログの旧式の簡単な電話システム(POTS)ラインを使用している当事者を呼び出すときにさらに顕著になる。エコーキャンセリングは多くの場合不完全であり、その結果、送信される信号のエコー112が受信信号に重なって戻ってくる。この技術分野の当業者には明らかなように、電話自体がマイクロフォンパスとスピーカーパスとの間で調停されている間、電話は二重モードの通信状態を維持する、すなわち、時分割エアーインターフェイスのように、同時に、または実質的に同時に、タイムスロットペアにおいて受信状態と送信状態を維持する。
次に図2にエコーが生じる様子を表すグラフチャート200を示すが、このグラフチャートにはエコーが単方向スピーカーフォンにおける従来の調停と干渉する様子が示される。上のグラフ202はマイクロフォンパス中のエネルギーが時間とともに変化する様子を示すグラフである。下のグラフ204はスピーカーパス中のエネルギーが時間とともに変化する様子を示すグラフである。瞬時のマイクロフォンパスエネルギー値は曲線206で示される。このエネルギーレベルは、マイクロフォンパスにおける信号、すなわち、話している最中のユーザが生成する信号の強度を表す。好ましくはこのエネルギーは、マイクロフォンが生成するアナログ信号をデジタル化し、デジタル化された信号を複数のフレームに分割し、各フレームのエネルギーを決定することにより決定される。デジタル変調を使用する電話においては、ベクトル和励起線形予測(VSELP)のような音声符号化が行なわれる。各VSELPフレームではエネルギー測定が行なわれ、このエネルギー測定が本発明に使用される。マイクロフォンパスエネルギー値がマイクロフォンエネルギーしきい値208よりも大きい状態である限り、その電話は、スピーチがマイクロフォンパスに在ることを宣言する。或る時間210において、電話に向かって喋っている人が当事者間のスピーチを一時中断する、または間を置くことがある。すると、電話のユーザが時間212で再び話そうとする前に、エコー214が受信される。エコーが最初に受信される時に、マイクロフォンパスエネルギーレベルは、話し手が未だ一時中断中であるので低くなっている。正常な調停ルールの下では、この状況になると電話は、エコーエネルギーレベルが時間216で下がり切るまでマイクロフォンパスを閉じ、スピーカーパスを起動するのであるが、この時間216では、マイクロフォンパスが再起動され、スピーカーパスが閉じている。しかしながら従来の調停においては、受信されたのがエコーであり、離れた当事者からのスピーチではないので、時間212と216との間のユーザ側のスピーチ
は、マイクロフォンパスが閉じていることにより、離れた当事者には聞こえない。
次に図3にグラフチャート300を示すが、このグラフチャート300により、携帯型通信装置においてスピーカーフォンの動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法がどのように行なわれるかが示される。上のグラフ302は、マイクロフォンパス中のスピーチエネルギーの時間変化を検出したものを示し、真ん中のグラフ304はスピーカーパスに乗ったスピーチの時間変化を検出したものを示し、下のグラフ306は、離れた当事者が携帯型通信装置のユーザからのスピーチを聞く期間を示す。これらのグラフは、エネルギーがこの例におけるそれぞれのパスにスピーチが在ることを宣言するために十分に高い場合の相対的な期間を示す。
この例によれば、スピーチは最初いかなる場所でも検出されない。好適な実施形態においては、携帯型通信装置がスピーカーフォンモードである間、スピーチがいずれのパスにも検出されない時にはマイクロフォンパスは起動状態にあり、スピーカーパスは閉じている。換言すれば、スピーチがいずれのパスにも検出されない時には、デフォルト状態ではマイクロフォンパスを起動し、スピーカーパスを閉じる。この例によれば、携帯型通信装置のユーザは期間308の間に話す。従って、上のグラフは、スピーチがその期間の間にマイクロフォンパス内に検出されることを示している。これは、期間308の間、マイクロフォンパスエネルギー値がマイクロフォンエネルギーしきい値を超えることを意味する。マイクロフォンエネルギーしきい値は予め選択された値に固定してもよく、或いは、処理期間中、スピーチが在ることを裏付けるために変化させてもよい。従って、期間308は携帯型通信装置のユーザが話す言葉を表現することができる。時間310では、 マイ
クロフォンパスエネルギー値がマイクロフォンエネルギーしきい値よりも低くなり、従って、携帯型通信装置はもはやマイクロフォンパスにスピーチが在ることを宣言できない。後続の時間312では、スピーカーパス304においては、マイクロフォンパスエネルギー値がマイクロフォンエネルギーしきい値よりも低い状態のままの間では、スピーカーパスエネルギー値はパルス期間314の間、スピーカーパス上でスピーカーエネルギーしきい値よりも高いと検出される。スピーカーエネルギーしきい値は線316で表される。しかしながら、タイミングと、比較的低いエネルギーレベルにより、スピーカーエネルギーをスピーチであると認識するための十分なエネルギーを有するにも拘わらず、このパルスはエコーの結果と見なされる。もう一つ別の実施形態においては、スピーカーパスエネルギー値が最大エコーエネルギーしきい値318を超えると、スピーカーパス中のエネルギーは、エコーではなく、スピーチの結果と見なされる。時間312でスピーカーパスエネルギー値が上昇した後、マイクロフォンパスエネルギーはパルス322期間中、時間320でマイクロフォンエネルギーしきい値を超えて上昇する。
通常、パルス322期間中に生じるスピーチの初期部分はエコーパルス314により中断される。しかしながら本発明によれば、一旦、マイクロフォンエネルギーが時間310でマイクロフォンパスエネルギーしきい値よりも下に下降すると、携帯型通信装置は時間310から始まるエコー抑制期間の間、スピーカーパスを詳細に検査する。エコー抑制期間は変化することができるが、通常、50〜500ミリ秒の範囲である。エコー抑制期間は、例えば携帯型通信装置のソフトウェアタイマーにより動作するエコー抑制期間タイマーにより測定することができる。ここで、エコー抑制期間は時間310で始まり、時間324まで続く。エコー抑制期間が終わる前であって、スピーカーパスエネルギー値が、エコーリターン継続期間の長さよりも長くスピーカーエネルギーしきい値を超えたままの状態にある場合、携帯型通信装置はマイクロフォンパスを閉じ、スピーカーパスを起動する。エコーリターン継続期間はエコー抑制期間よりも短い。スピーカーエネルギーパルス314はエコーリターン継続期間よりも短いので、携帯型通信装置はスピーカーパス中のスピーチエネルギーを無視する。この結果、離れた当事者は、パルス326と328の期間中、携帯型通信装置のユーザからのスピーチを聞くこととなり、エコーパルス314によ
り生じる障害による従来の調停に見られるような携帯型通信装置ユーザスピーチパルス322の初期部分の聞き漏らしはない。図4のフローチャート図は、携帯型通信装置が本発明による調停を完了させるために行なう判断の様子を示す。
次に図4にフローチャート図400を示すが、このフローチャート図により、携帯型通信装置においてスピーカーフォンの動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法がどのように行なわれるかが示される。この方法のスタート(402)で携帯型通信装置の電源が入ってスピーカーフォン動作モードとなり、直ぐに電話通信の状態になる。マイクロフォンパスとスピーカーパスに関するデフォルト状態は、いずれのパスにもスピーチエネルギーが無い場合、マイクロフォンパスを起動し、スピーカーパスを閉じることであり、そしてスピーチエネルギーが在るということは、それぞれのパス経路にスピーチ情報が存在することを示す信号エネルギーが十分にあることを意味する。スピーチは特許文献4に示唆される方法に従って検出することもでき、この公報を参照することによりこの公報の開示が本発明の開示に含まれるものである。好適な実施形態においては、携帯型通信装置は、スピーチがスピーカーパス中で宣言されているかどうかをチェックする(404)。スピーチがスピーカーパス中に在り、すなわち、スピーカーパスが起動状態にあり、マイクロフォンパスが閉じている状態にある場合、携帯型通信装置は離れた当事者からスピーチを受信している。従って、携帯型通信装置は音声情報を処理し(406)、携帯型通信装置のスピーカーにより離れた当事者から受信したオーディオ情報を再生する。
スピーカーパスが起動状態ではない場合、携帯型通信装置が行なう次の判断はスピーカーパス中にスピーチエネルギーが在るかどうか(408)に関するものである。スピーカーパスにスピーカーエネルギーが無い場合、携帯型通信装置はマイクロフォンパスにスピーチエネルギーが在るかどうか、すなわち、マイクロフォンパスエネルギーがマイクロフォンパスエネルギーしきい値を超えているかどうかを判断しなければない(410)。マイクロフォンパスエネルギーがマイクロフォンパスエネルギーしきい値を超えている場合、携帯型通信装置は一組のタイマーを初期化してエコー抑制期間を調整し(412)、そしてエコーリターン継続期間を調整する(418)。続いて、次の音声フレームが処理されると(422)、この方法が再び新たに402から始まる。図4において、エコー抑制期間タイマーは符号ERPで表され、エコー抑制期間タイマーカウントはERP_Cとして示される。エコー継続期間タイマーは符号ERDであり、エコー継続期間タイマーカウントERD_Cである。
410の判断ポイントに戻ると、マイクロフォンパスエネルギーがマイクロフォンパスにスピーチが在ることを示していない場合、携帯型通信装置はエコー抑制期間タイマーカウントERP_Cをチェックする(414)。ERP_Cがエコー抑制期間が終わっていないことを示している場合、ERP_Cカウンターをデクリメントし(416)、エコー継続期間タイマーが初期化され(418)、続いて、次の音声フレームが処理されて(422)、このプロセスが再び新たに始まる。414の判断ポイントに戻ると、ERP_Cカウンターがゼロの場合、或いはそうではなく、エコー抑制期間が過ぎてしまったことを表示している場合、携帯型通信装置はエコー継続期間も終わってしまったことを示すようにエコー継続期間タイマーカウントERD_Cを設定し(420)、そして次の音声フレームが処理され(422)、この方法が402から再びスタートすることにより繰り返される。
408の判断ポイントに戻ると、スピーカーパスは起動状態ではないが、スピーカーパスにスピーチエネルギーが在る場合には、携帯型通信装置はマイクロフォンパスにスピーチエネルギーが在るかどうかをチェックする(424)。マイクロフォンパスにスピーチエネルギーが在る場合、ERP_CカウンターとERD_Cカウンターはそれぞれの初期値に設定される(426)。これはスピーカーエネルギーがエコーの結果であるとするシ
ナリオを記載している。タイマーが初期化された後、次の音声フレームが処理され(436)、そしてこの方法が再度始まる。
スピーカーパスはエネルギーを含んでいるが、マイクロフォンパスがスピーチエネルギーの存在を示さない場合、これはマイクロフォンエネルギーがマイクロフォンエネルギーしきい値よりも低いレベルに下がってしまったことを示すものであり、そこで、携帯型通信装置はエコー継続期間タイマーERD_Cをチェックする(428)。ERD_Cがエコー継続期間が終わったことを示す場合、エコー抑制期間タイマーもゼロに設定され、すなわち、エコー抑制期間が終わったことを示すように設定され(430)、そして携帯型通信装置はスピーカーパスの起動、マイクロフォンパスの閉鎖(432)、さらに次の音声フレームの処理を開始する(436)。428においてエコー継続期間が終わっていない場合、スピーカーエネルギーは未だエコーであると考えられ、エコー抑制期間タイマーとエコー継続期間タイマーは共にデクリメントされ(434)、そして次の音声フレームが処理される。
もう一つ別の実施形態においては、さらに2つの判断を行なうことができ、この2つの判断によりスピーカーフォン調停機能を強化する。まず、スピーチエネルギーがスピーカーパス内に検出されるがスピーカーパスが未だ起動されていないポイント、すなわちポイント438で、携帯型通信装置はエコー継続期間カウンターが現時点でその最大値に設定されているかどうかをチェックする。エコー継続期間カウンターがその最大値に設定されていない場合、携帯型通信装置はマイクロフォンエネルギーをチェックする判断をスキップし(424)、そして付加された別の判断ポイント440に進む。424での判断をスキップすると、携帯型通信装置は、エコー継続期間が終わった時点で、マイクロフォンパスの状態に関係なく調停を行なうことができ、これにより、離れた当事者は一層容易に割り込むことができる。ポイント440では、携帯型通信装置はスピーカーパスのエネルギーレベルをチェックして、このレベルが最大エコーエネルギーしきい値ERTを超えているかどうかを判断し、超えていればスピーカーパスに受信される信号が通常のエコーよりも大きなエネルギーを有し、従って、エコーではなく、離れた当事者からのスピーチ情報であることを示していると判断する。スピーチ情報であると判断した場合、エコー継続期間タイマーカウントERD_Cはゼロに設定され、そして携帯型通信装置は428での判断に進む。パスに従って見ると分かるように、ERD_Cがゼロに設定された後、携帯型通信装置は432でスピーカーパスを起動し、マイクロフォンパスを閉じる。440でのスピーカーパスエネルギーが、スピーカーパスにスピーチが在ることを明瞭に示すほどには十分には大きくはない場合、携帯型通信装置は440では何も行なわず、そのまま428に進む。
マイクロフォンパス中とスピーカーパス中のエネルギーを単純に観察してスピーチの存在を検出する代わりに、特許文献4が示唆する方法のように、携帯型通信装置に使用可能な他のパラメータをエネルギーと関連する形で用いることも考えられる。この場合、マイクロフォンパス上で、マイクロフォンパスエネルギー値がマイクロフォンエネルギーしきい値を超えていることを検出するのではなく、むしろ例えば単純に、携帯型通信装置がマイクロフォンパス中のスピーチを検出する、といったようなものである。同様に、スピーカーパス上で、スピーカーパスエネルギー値がスピーカーエネルギーしきい値よりも大きいことを検出するのではなく、むしろより単純には、携帯型通信装置が、スピーチを検出するために用いる方法に関係なく、単にスピーカーパス中のスピーチを検出する、といったようなものである。
このようにして本発明は、スピーカーフォンにおいてエコーリターンによりトリガーされる調停障害の問題を解決する。この問題を解決することにより、スピーカーフォンモードで動作する携帯型通信装置におけるスピーカーフォンの調停機能を強化することができ
る。本発明は次の仮定の下に問題を解決する。すなわち、第1に、エコーがエコー抑制期間内に受信されることである。第2に、マイクロフォンパスエネルギーが低い間はスピーカーパス中のいかなるエネルギーも無視されることである。ただし、エコー抑制期間が終わらないか、又はエコー継続期間が終わっておらず、そして信号が受信されていることをスピーカーパスエネルギーレベルが表示し続けていない場合である。また、スピーカーパスエネルギーが十分に大きくて、受信信号が多分エコーではないが、離れた当事者からのスピーチ情報であることを明瞭に示す場合、携帯型通信装置は調停を切り替えてスピーカーパスを起動し、マイクロフォンパスを閉じる。
本発明の好適な実施形態が示され、記載されてきたが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではないことは明らかである。この技術分野の当業者であれば、多くの修正、変更、変形、代替及び等価物作成を添付の請求項により定義される本発明の技術思想及び技術範囲を逸脱しない範囲において成し得るであろう。
携帯型通信装置とエコーが生じる公衆交換電話網との間の接続を表すブロック図を示す。 エコーが生じる様子を表すグラフチャートを示し、このグラフチャートにはエコーが単方向スピーカーフォンにおける従来の調停と干渉する様子が示される。 携帯型通信装置においてスピーカーフォンの動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法がどのように行なわれるかを示すグラフチャートである。 携帯型通信装置においてスピーカーフォンの動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法がどのように行なわれるかを示すフローチャート図である。

Claims (6)

  1. 携帯型通信装置におけるスピーカーフォン動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法であって、
    前記携帯型通信装置のマイクロフォンパスを起動してスピーカーパスを閉じること
    前記マイクロフォンパス上でマイクロフォンエネルギーしきい値を超えるマイクロフォンパスエネルギー値を検出すること
    前記マイクロフォンパスエネルギー値が前記マイクロフォンエネルギーしきい値を超えた後、第1及び第2のタイマーを初期化して、前記スピーカーパスの起動を制限するエコー抑制期間を第1のタイマーにより設定し、前記エコー抑制期間におけるエコーの推定長さであるエコーリターン継続期間を第2のタイマーにより設定すること、
    前記第1及び第2のタイマーを初期化した後、前記マイクロフォンエネルギーしきい値よりも低くなる前記マイクロフォンパスエネルギー値を検出すると、前記第1のタイマーをデクリメントして前記エコー抑制期間を開始すること
    前記マイクロフォンパスエネルギー値が前記マイクロフォンエネルギーしきい値よりも低い期間中であって、前記第1のタイマーが前記エコー抑制期間の終了を示すに前記スピーカーパス上でスピーカーエネルギーしきい値よりも大きいスピーカーパスエネルギー値を検出すると、前記第2のタイマーをデクリメントして前記エコーリターン継続期間を開始すること、
    前記エコー抑制期間が終わる前において前記スピーカーパスエネルギー値が前記スピーカーエネルギーしきい値よりも大きい状態のときに、前記第2のタイマーが前記エコーリターン継続期間の終了を示すか否かを判定すること、
    前記判定の結果、前記第2のタイマーが前記エコーリターン継続期間の終了を示すとき、前記エコー抑制期間を終了し、前記マイクロフォンパスを閉じて前記スピーカーパスを起動すること、
    を備える方法。
  2. 前記エコー抑制期間が終わる前において、前記マイクロフォンパスエネルギー値が前記マイクロフォンエネルギーしきい値よりも低いままの状態であって、前記エコーリターン継続期間が過ぎる前に、前記スピーカーパスエネルギー値が増大して最大エコーエネルギーしきい値を超えるときに、前記マイクロフォンパスを閉じて前記スピーカーパスを起動する請求項1に記載の方法。
  3. 前記エコー抑制期間を50〜500ミリ秒の範囲となるように選定することを更に備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記エコー抑制期間が終わり、かつ、前記マイクロフォンパスエネルギー値が前記マイクロフォンエネルギーしきい値よりも低いままの状態である場合において、前記スピーカーパスエネルギー値が増大して前記スピーカーエネルギーしきい値を超えるときに、前記マイクロフォンパスを閉じて前記スピーカーパスを起動し、
    前記スピーカーパスエネルギー値が減少して前記スピーカーエネルギーしきい値よりも低くなるときに、前記マイクロフォンパスを起動して前記スピーカーパスを閉じることを更に備える請求項1に記載の方法。
  5. 携帯型通信装置におけるスピーカーフォン動作を調停してエコーによる調停障害を無くす方法であって、
    前記携帯型通信装置のマイクロフォンパスを起動してスピーカーパスを閉じること、
    前記マイクロフォンパス上のスピーチを検出すること、
    前記マイクロフォンパス上のスピーチを検出した後、第1及び第2のタイマーを初期化して、前記スピーカーパスの起動を制限するエコー抑制期間を第1のタイマーにより設定し、前記エコー抑制期間におけるエコーの推定長さであるエコーリターン継続期間を第2のタイマーにより設定すること、
    前記第1及び第2のタイマーを初期化した後、前記マイクロフォンパス上にスピーチが無いことを検出すると、前記第1のタイマーをデクリメントして前記エコー抑制期間を開始すること、
    前記マイクロフォンパス上にスピーチが無いことを検出した後であって、かつ、前記第1のタイマーが前記エコー抑制期間の終了を示す前に前記スピーカーパス上のスピーチを検出すると、前記第2のタイマーをデクリメントして前記エコーリターン継続期間を開始すること、
    前記エコー抑制期間が終わる前において前記スピーカーパス上のスピーチが検出されている状態のときに、前記第2のタイマーが前記エコーリターン継続期間の終了を示すか否かを判定すること、
    前記判定の結果、前記第2のタイマーが前記エコーリターン継続期間の終了を示すとき、前記エコー抑制期間を終了し、前記マイクロフォンパスを閉じて前記スピーカーパスを起動する方法
  6. 前記エコー抑制期間が終わる前において、スピーチが前記マイクロフォンパス上で検出されない状態であって、前記エコーリターン継続期間が過ぎる前に、スピーカーパスエネルギー値が増大して最大エコーエネルギーしきい値を超えるときに、前記マイクロフォンパスを閉じて前記スピーカーパスを起動する請求項5に記載の方法
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