JP4228956B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は空気調和機に関するもので、特に圧縮機の高圧圧力が許容値を超えないように制御する技術に関するものである。
従来、圧縮機の回転数を可変可能な空気調和機において、圧縮機の高圧圧力保護のため、圧縮機を駆動するモータの入力電流と、そのモータの回転数にもとづいて、あらかじめ圧縮機の許容圧力時の入力電流を予測したテーブルより制御電流値を選択し、制御することにより、モータの回転数を抑制し、上限圧力を守っている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−288412号公報
しかしながら、前記従来の構成では、電源電圧が変化すると、入力電流値が変化するため、電流値と圧力の相関がくずれ、圧縮機の上限圧力を超えて運転するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電源事情が悪い国や海外向けの空気調和機で複数の定格電圧、例えば220V、230V、240Vの3つの定格電圧を有する場合でも圧縮機の確実な高圧保護ができる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、圧縮機と、熱交換器と、前記熱交換器に風を通す送風機と、電源電圧を検出する電圧検出部と、前記圧縮機の運転電流を検出する変流器と、前記電源電圧と負の相関を持つ電流設定値と前記圧縮機の圧力と正の相関を持つ電流設定値を記憶した記憶部とを備え、前記電源電圧と前記記憶部の値とを比較し、前記電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記電流設定値に応じて圧縮機の運転制御を行なうもので、電源事情が悪く電源電圧が定格値からズレている場合や複数の定格電圧値を有する場合でも、それぞれの電源電圧に対応した電流設定値にて圧縮機の高圧保護を行うため、空気調和機の信頼性を大きく向上させることができる。
本発明の空気調和機は、電源電圧が変化したり、複数の定格電圧を有する場合でも、圧縮機の圧力保護を確実に行なうことができるので、信頼性が非常に高いものである。
第1の発明は、圧縮機と、熱交換器と、前記熱交換器に風を通す送風機と、電源電圧を検出する電圧検出部と、前記圧縮機の運転電流を検出する変流器と、複数の電圧のそれぞれに対応する電流設定値を記憶した記憶部とを備え、前記電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記電流設定値に応じて圧縮機の運転制御を行なうもので、電源電圧が定格値からズレている場合や複数の定格電圧値を有する場合でも、それぞれの電源電圧に対応した電流設定値にて圧縮機の高圧保護を行うため、空気調和機の信頼性を大きく向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の電圧検出部で電源電圧の検出を定期的に行なうもので、電源電圧が時間とともに変化する場合でも、それに追従対応して電流設定値を変えて圧縮機を制御するので、電源電圧が急変しても確実に圧縮機の圧力保護を実施し、空気調和機の信頼性を大きく向上させることができる。
第3の発明は、第1または第2の発明の記憶部内に、複数の電圧のそれぞれに対応する第2の電流設定値を記憶させておき、電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記第2の電流設定値に応じて送風機の運転を制御するもので、例えば、外気温が高い冷房過負荷時に、圧縮機電流が前記第2の設定電流値に達したら、送風機の回転数を上げて、圧縮機の圧力を下げて保護し、逆に外気温が低い場合には、圧縮機圧力が下がりすぎるのを
防ぐため、圧縮機電流が第2の電流設定値を下回ると送風機の回転数を下げたり、場合により一時的に送風機を停止するように制御すれば、圧縮機の運転圧力範囲を確実に守ることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明の冷媒の流れ方向を切り換え暖房運転を可能にする四方弁を備え、記憶部内に、複数の電圧のそれぞれに対応する第3の電流設定値を記憶させておき、暖房運転時に、電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記第3の電流設定値に応じて送風機の運転を制御するもので、例えば、外気温が高い暖房過負荷時に、圧縮機電流が第3の電流設定値を越えたら、送風機の回転数を下げたり、場合により一時的に停止することで、圧縮機の許容圧力範囲を守ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の制御部のブロック図、図2は、圧縮機、室外送風機の電流値の特性を示した図で、電流値と電圧と高圧圧力の関係を示している。
図1において、1は電源電圧を検出する電圧検出部、2は圧縮機5の運転電流を検出する変流器(以下CTと呼ぶ)、3は複数の電圧のそれぞれに対応した電流設定値を記憶した記憶部、4は圧縮機5の運転/停止を制御する出力部である。6は、空気調和機の室外ユニット(図示せず)に内蔵された熱交換器(図示せず)に風を通す送風機となる室外送風機である。
本実施の形態は、空気調和機が過負荷運転状態にあるとき、圧縮機5の運転電流を記憶部3内の電流設定値と比較し、それを超える電流が流れた場合に、圧縮機5を停止し、圧縮機を保護するものである。
以下、図2を用いて、さらに詳しく上記制御について説明する。
図において、I1のラインは圧縮機5を停止する圧力28KG時の電流特性を示すもので、圧力が同じでも電源電圧により電流設定値が異なることがわかる。事前にこの特性を把握し、複数の電源電圧である220V、230V、240Vの時の電流設定値を記憶部3に記憶させておき、電圧検知部1で検出された電源電圧に対応した電流設定値で圧縮機5を停止するものである。
以上のように、本実施の形態においては制御部に電圧検出部1と、圧縮機5の運転電流を検出するCT2と、複数の電流設定値を記憶した記憶部3と、圧縮機5の運転/停止を制御する出力部4を備え、前記電圧検出部1にて検出された電源電圧値に対応する記憶部3内の電流設定値により圧縮機5の運転を制御することにより、電源事情が悪い地域で電源電圧が変化しても、あるいは複数電圧定格の場合でも、確実に圧縮機5の高圧保護ができる。
また、電圧検知部1による電源電圧の検出を定期的に実施するようにすれば、電源電圧が時間とともに変化する場合でも、それに追従対応して電流設定値を変更することにより電源電圧が急変しても確実に圧縮機5の圧力保護を実施し、空気調和機の信頼性を大きく向上させることができる。
次に、室外送風機6の回転数の切替または停止を行なう際の電流設定値を予め記憶部3
に記憶させておき、冷房運転時に圧縮機5の電流値に応じて、室外送風機6を制御し圧縮機の保護を行なう方法について説明する。
図2において、ラインI2、I3は、複数の電源電圧、例えば220V、230V、240Vのそれぞれに対応した室内送風機6の運転制御用の第2の電流設定値をあらわしたもので、これらを記憶部3に予め記憶させておく。
そして、外気温が高い冷房過負荷時に、圧縮機電流が上昇し、ラインI2(18KG)を超えると、室外送風機6を「強」運転して、放熱能力をアップし、圧縮機5の圧力を下げ、また圧縮機電流がラインI2を下回ると室外送風機6を「弱」運転するようにする。
また、外気温が低い場合には、圧縮機6の圧力が下がりすぎるのを防ぐため、圧縮機電流がラインI3(12KG)を下回ると室外送風機6を一時的に停止し、放熱を抑制し、圧縮機5の運転圧力範囲(下限)を守ることができる。
このように、冷房運転時に電源電圧に応じて室外送風機6を制御する際の電流設定値を切り替えることにより、電圧変動や定格電圧が異なる場合においても所定の圧力範囲内で圧縮機5を運転することが可能となり、圧縮機5の信頼性が大きく向上するものである。
(実施の形態2)
また図3(a)は本発明の第2の実施の形態を示す空気調和機の暖房運転時の圧縮機電流と室外送風機6の電流設定値を示すもので、図3(b)は、圧縮機電流の変化に伴なう、室外送風機6の運転を示したタイムチャートである。
本実施の形態は、室外ユニットに四方弁(図示せず)を配し、暖房運転可能とし、暖房運転時に電源電圧に応じた電流設定値で室外送風機6を制御し、圧縮機5の圧力保護を行なうものである。
図3(a)において、ラインI4、I5は、空気調和機を暖房運転する際の、複数の電源電圧、例えば220V、230V、240Vのそれぞれに対応した室内送風機6の運転制御用の第3の電流設定値をあらわしたもので、これらは、記憶部3に予め記憶させておく。
次に,本実施の形態における空気調和機の制御について述べる。
なお、ラインI1に基づく、圧縮機5の運転制御は、上記第1の実施の形態と同一なので、説明を省略する。
次に、外気温が高い暖房過負荷時に、圧縮機電流が上昇し、ラインI4(24KG)を超えると室外送風機6を停止し、吸熱能力を抑制し、圧縮機圧力の上昇を抑制するようにする。
また室外送風機6が停止し、圧縮機圧力がラインI5(22KG)まで低下すると室外送風機6を運転し、暖房能力の確保を図る。図3(b)のタイムチャートにも示すように、圧縮機電流が増加し、ラインI4を超えると室外送風機6を停止し、圧力の降下とともに圧縮機電流も低下し、ラインI5まで低下すると室外送風機6を運転する。
このように暖房運転時にも、電源電圧により、室外送風機6の電流設定値を切り替えることにより、電圧変動や定格電圧が異なる場合においても所定の圧力範囲で圧縮機5を運転することが可能となり、圧縮機5の信頼性が大きく向上するものである。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、電源電圧が変化したり、複数の定格電圧を有する場合にも、電源電圧に応じて、圧縮機や室外送風機を制御するための電流設定値を切り替えることにより、圧縮機の運転圧力範囲を確実に守ることが可能となり空気調和機の信頼性を大幅に向上できるものである。
本発明の実施の形態1における空気調和機の制御部のブロック図 同空気調和機の特性を示す圧縮機電流・室外送風機電流・電源電圧・高圧圧力の相関図 (a)本発明の実施の形態2における空気調和機の圧縮機電流・室外送風機電流・電源電圧・高圧圧力の相関図、(b)圧縮機と室外送風機の運転を示すタイムチャート
符号の説明
1 電圧検出部
2 CT(変流器)
3 記憶部
5 圧縮機
6 室外送風機(送風機)

Claims (4)

  1. 圧縮機と、熱交換器と、前記熱交換器に風を通す送風機と、電源電圧を検出する電圧検出部と、前記圧縮機の運転電流を検出する変流器と、前記電源電圧と負の相関を持つ電流設定値と前記圧縮機の圧力と正の相関を持つ電流設定値を記憶した記憶部とを備え、前記電源電圧と前記記憶部の値とを比較し、前記電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記電流設定値に応じて圧縮機の運転制御を行なうことを特徴とする空気調和機。
  2. 電圧検出部で電源電圧の検出を定期的に行なう事を特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 記憶部内に、複数の電圧のそれぞれに対応する第2の電流設定値を記憶させておき、電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記第2の電流設定値に応じて送風機の運転を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 冷媒の流れ方向を切り換え暖房運転を可能にする四方弁を備え、記憶部内に、複数の電圧のそれぞれに対応する第3の電流設定値を記憶させておき、暖房運転時に、電圧検出部で検出された電源電圧値に対応する前記第3の電流設定値に応じて送風機の運転を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
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