JP4228719B2 - 情報処理装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム - Google Patents
情報処理装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラムに関し、特に、携帯型情報端末装置に、所望の番組を迅速に供給できるようにした情報処理装置および方法、プログラム格納媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、PDA(Personal Digital Assistant)とパーソナルコンピュータを接続することにより、パーソナルコンピュータの情報をPDAに送信する技術が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、パーソナルコンピュータが受信したコンテンツを、クレードルを介してPDAに送信することが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−262220号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、パーソナルコンピュータにコンテンツを録画させる場合、ユーザは、PDAに対して、コンテンツの録画予約をする必要がある上に、パーソナルコンピュータが録画したコンテンツを受信する場合にも、ユーザは、PDAに対して、コンテンツの要求を指令する必要がある等、操作が面倒であるという課題があった。
【0006】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、携帯型情報端末装置が所望の番組を迅速に取得できるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の第1の情報処理装置は、携帯型情報端末装置が装着されたとき、携帯型情報端末装置と通信できるように携帯型情報端末装置と接続する接続手段と、携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、予約情報を送信した携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持する保持手段と、予め保持されているコンテンツデータを、携帯型情報端末装置に転送する前に記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたコンテンツデータを、接続手段を介して携帯型情報端末装置に転送する転送手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
前記転送手段により、コンテンツデータが装着された携帯型情報端末装置に転送される予定時刻を設定する時刻設定手段をさらに備え、記憶手段は、時刻設定手段により設定された予定時刻より前に、保持手段により保持されている情報を記憶するようにすることができる。
【0016】
前記記憶手段の記憶容量は、携帯型情報端末装置が有する、コンテンツデータを記憶する記憶部の記憶容量と同じであるようにすることができる。
【0017】
前記携帯型情報端末装置から番組の録画予約を行なうための予約情報が転送されてこない場合、保持手段により保持されている携帯型情報端末装置が過去に録画予約した番組の情報に基づいて、予約情報を生成する録画予約情報生成手段をさらに備えるようにすることができる。
【0018】
前記保持手段は、複数の携帯型情報端末装置がそれぞれ有する記憶部に対応する記憶容量の複数の記憶領域を有するようにすることができる。
【0019】
本発明の第1の情報処理方法は、携帯型情報端末装置が装着されたとき、携帯型情報端末装置と通信できるように携帯型情報端末装置と接続部を介して接続し、携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、予約情報を送信した携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持し、保持領域に予め保持されているコンテンツデータを、携帯型情報端末装置に転送する前に記憶部に転送し、記憶部に記憶されたコンテンツデータを、接続部を介して携帯型情報端末装置に転送することを特徴とする。
【0020】
本発明の第1のプログラム格納媒体に格納されているプログラムは、携帯型情報端末装置が装着されたとき、携帯型情報端末装置と通信できるように携帯型情報端末装置と接続部を介して接続し、携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、予約情報を送信した携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持し、保持領域に予め保持されているコンテンツデータを、携帯型情報端末装置に転送する前に記憶部に転送し、記憶部に記憶されたコンテンツデータを、接続部を介して携帯型情報端末装置に転送することを特徴とする。
【0021】
本発明の第1のプログラムは、携帯型情報端末装置が装着されたとき、携帯型情報端末装置と通信できるように携帯型情報端末装置と接続部を介して接続し、携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、予約情報を送信した携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持し、保持領域に予め保持されているコンテンツデータを、携帯型情報端末装置に転送する前に記憶部に転送し、記憶部に記憶されたコンテンツデータを、接続部を介して携帯型情報端末装置に転送する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0029】
本発明の第1の情報処理装置および方法、第1のプログラムプログラム格納媒体、並びにプログラムにおいては、携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータが、予約情報を送信した携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持され、保持領域に保持されているコンテンツデータが、携帯型情報端末装置に転送される前に記憶され、携帯型情報端末装置が装着されたとき、記憶されたコンテンツデータが、携帯型情報端末装置に転送される。
【0030】
本発明の携帯型情報端末装置および第3の情報処理方法、第2のプログラム格納媒体、並びにプログラムにおいては、情報処理装置に装着されたとき、装着された情報処理装置から転送されてきたコンテンツデータが記憶され、情報処理装置から離脱されたとき、記憶されたコンテンツデータが読み出される。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0032】
図1は、本発明を適用した番組データ取得システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
【0033】
携帯端末1−1乃至携帯端末1−3は、記録装置2に装着可能に構成されており、記録装置2に装着された場合、装着された携帯端末1−1乃至携帯端末1−3との間で情報を授受する。記録装置2は、ベースステーションとしての機能を備えている。携帯端末1−1乃至携帯端末1−3は、例えば、父、母、子供が、それぞれ専用に使用する。
【0034】
携帯端末1−1乃至携帯端末1−3には、それぞれ接続部1−1−A乃至接続部1−3−Aが設けられており、記録装置2には接続部2−Aが設けられている。以下、携帯端末1−1乃至携帯端末1−3を個々に区別する必要がない場合、単に携帯端末1と称し、接続部1−1−A乃至接続部1−3−Aを個々に区別する必要がない場合、単に接続部1−Aと称する。
【0035】
携帯端末1が記録装置2に装着されたとき、携帯端末1の接続部1−Aと記録装置2の接続部2−Aが相互に接続され、そこを介して通信が行なわれる。
【0036】
記録装置2は、インターネット4を介して、番組情報提供装置6から、電子番組表(EPG(Electronic Program Guide)情報)を取得して記録する他、アンテナ3を介して、放送局(例えば、テレビジョン放送局)5により送信された電波を受信し、所定の画像および音声(いわゆる、番組の画像および音声)を再生し、その画像および音声(コンテンツ)を記録する。なお、記録装置2が、アンテナ3を介して、放送局から電子番組表(EPG(Electronic Program Guide)情報)を取得するようにしてもよい。
【0037】
携帯端末1が記録装置2に装着された場合、記録装置2の接続部2−Aと携帯端末1の接続部1−Aの間で情報の授受が行なわれる。例えば、記録装置2は、携帯端末1の要求に基づいて、EPG情報等よりなる番組情報を供給する。携帯端末1は、番組情報に基づいて、所定の番組の録画予約を行ない、再び記録装置2に装着されたとき、録画予約情報を記録装置2に供給する。記録装置2は、録画予約情報に基づいて、録画処理を実行し、携帯端末1が装着されたとき、録画した番組(コンテンツ)を携帯端末1に供給する。これらの情報の授受は、記録装置2の接続部2−Aと携帯端末1の接続部1−Aを介して行なわれる。
【0038】
番組情報提供装置6は、その内部に構築されているデータベースに、EPG情報を記録しており、記録装置2から定期的に送信されてくるEPG情報の送信を要求するメッセージを受信した場合、インターネット4を介して、対応するEPG情報を、記録装置2に送信する。
【0039】
インターネット5にはまた、図示せぬ多数のWWW(World Wide Web)サーバが接続されている。図示せぬWWWサーバは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルに従って、記録装置2または携帯端末1からアクセスされる。
【0040】
図2は、図1の携帯端末1の内部の構成例を示すブロック図である。
【0041】
携帯端末1には、MPU(Micro Processing Unit)51、メモリコントローラ52、操作部53、RAM(Random Access Memory)54、携帯端末記憶媒体55、伝送インターフェース56、ROM(Read Only Memory)57、ディスプレイ58、およびスピーカ59が設けられている。
【0042】
MPU51は、ROM57から読み出され、RAM54に格納されたオペレーティングシステム、またはアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを実行する。
【0043】
メモリコントローラ52は、MPU51の指令に基づいて、携帯端末記憶媒体55への記憶を制御する。携帯端末記憶媒体55は、IC(Integrated Circuit)メモリ、小型のハードディスクなどで構成される。
【0044】
操作部53は、MPU51に各種の指令を入力するとき、ユーザにより操作される。RAM54は、MPU51が実行するプログラムや、プログラムの実行に必要なデータ、あるいは、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。ROM57は、MPU51が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。
【0045】
伝送インターフェース56は、携帯端末1が記録装置2に装着されたとき、後述する記録装置2との間の通信を行なうためのインターフェースであり、接点1−Aを介して通信を行なう。この通信は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers )1394の規格に基づく通信とされる。
【0046】
また、伝送インターフェースによる通信は、光通信や赤外線通信等でもよいし、記録装置2に携帯端末1が装着(接続部2−Aと接続部1−Aが接続)されなくとも、所定の位置にセットされたとき、通信を行なうようにしてもよい。さらに、無線通信でも有線による通信でもよい。
【0047】
携帯端末記憶媒体55は、接点2−Aおよび接点1−Aを介して記録装置2から送信されてきたコンテンツを記憶する。
【0048】
ディスプレイ58は、MPU51からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。スピーカ59は、MPU51からら音声のデータを受信し、受信した音声のデータを再生して、データに対応する音声を出力する。
【0049】
図3は、携帯端末1の機能的構成を示す機能ブロック図である。
【0050】
入出力管理プログラム81は、操作部53を用いて、ユーザが入力した操作、または命令を示す信号を、対応するアプリケーションに供給したり、MPU51が実行しているアプリケーションの処理に基づいて、所定のデータを、ディスプレイ58に出力して、画像を表示させたり、スピーカ59に出力して、音声を再生させたりする処理を制御する。また、入出力管理プログラム81は、MPU51が実行しているアプリケーション、例えば、番組録画設定プログラム82において、伝送インターフェース56および接続部1−Aを介して、記録装置2と情報の通信を行なう場合に、その通信を制御する。
【0051】
番組録画設定プログラム82は、記録装置2に装着されたとき、記録装置2から供給されるEPG情報を受信し、EPG情報メモリ83に記憶させるプログラムである。また、番組録画設定プログラム82は、ユーザの操作によって、EPG情報メモリ83に記憶されているEPG情報から、所望の番組の録画予約を行なうための番組情報が選択されると、選択された番組情報を予約情報として録画予約メモリ84に記憶させたり、録画予約メモリ84に記憶されている予約情報、EPG情報メモリ83に記憶されている番組情報、設定情報メモリ85に記憶されているユーザ情報(携帯端末1のIDを含む情報)、もしくは、コンテンツメモリ86に記憶されているコンテンツをディスプレイ58に表示させる。
【0052】
さらに、番組録画設定プログラム82は、記憶装置2に装着されたとき、記録装置2から供給されるコンテンツを記憶し、コンテンツメモリ86に記憶させるプログラムである。また、番組録画設定プログラム82は、ユーザの操作に基づいて、EPG情報メモリ83乃至コンテンツメモリ86に新たな情報を記憶または設定したり、記憶または設定されている情報を更新する処理を実行する。以上のアプリケーションプログラムは、MPU51により実行される。
【0053】
図4は、記録装置2の内部の構成例を示すブロック図である。
【0054】
記録装置2には、MPU(Micro Processing Unit)101、記録媒体102、I(Input)/O(Output)コントローラ103、チューナビデオキャプチャ104、外部通信インターフェース105、送信メモリ106、および伝送インターフェース107が備えられ、これらは、バス100により相互に接続されている。
【0055】
MPU101は、各種アプリケーションプログラムや、基本的なOS(operating system)を実際に実行する。
【0056】
記録媒体102は、小型のハードディスクにより構成される。なお、IC(Integrated Circuit)メモリ等の記憶媒体としてもよい。
【0057】
チューナビデオキャプチャ104は、I/Oコントローラ103を介するMPU101の制御の下、アンテナ3から供給された信号(コンテンツ、および、EPG情報に対応する信号)、外部入力される画像または音声のアナログ信号、もしくは、デジタルデータに基づいて、所定の画像または音声のデータを生成し、バス100およびI/Oコントローラ103を介して記録媒体102に出力する。
【0058】
外部通信インターフェース105は、インターネット4、または図示せぬ公衆回線網等と接続するためのインターフェースであり、バス100、およびI/Oコントローラ103を介してMPU101に接続されている。外部通信インターフェース105は、MPU101の制御に基づいて、インターネット4を介して、番組情報提供装置6からEPG情報を定期的に受信する。
【0059】
送信メモリ106は、例えば、DRAMとされ、I/Oコントローラ103を介するMPU101の制御の下、記録媒体102から読み出されたEPG情報、またはコンテンツ等を記憶する。
【0060】
伝送インターフェース107は、携帯端末1の伝送インターフェース56と接続するためのインターフェースであり、バス100、およびI/Oコントローラ103を介してMPU101に接続されている。また、伝送インターフェース107には、接点2−Aが接続されており、記録装置2に携帯端末1が装着された場合、記録装置2の接点2−Aおよび携帯端末1の接点1−Aを介して、情報を授受する。伝送インターフェース107は、接点2−Aを介して、送信メモリ106に記憶されている情報を送信する他、記録媒体102に記録されているEPG情報情報を送信する。
【0061】
操作部108は、MPU101に各種の指令を入力するとき、ユーザにより操作される。表示部109は、MPU51からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。
【0062】
バス100にはまた、必要に応じてドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体(IC)メモリなどよりなるリムーバブルメディア121が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じてI/Oコントローラ103を介して記録媒体102にインストールされる。
【0063】
図5は、記録装置2の機能的構成を示す機能ブロック図である。
【0064】
入出力管理プログラム131は、伝送インターフェース107(および接点2−A)を介して入力された命令(情報の要求)を示す信号を、対応するアプリケーションに供給したり、各種アプリケーションの処理に基づいて、所定のデータを送信メモリ106に供給して、そこに記憶させたり、送信メモリ106に記憶されている所定のデータを伝送インターフェース107に出力して、対応するデータ(例えば、コンテンツデータ)を携帯端末1に送信させたり、画像データをチューナビデオキャプチャ104に出力して、所定の画像処理を実行させたり、所定のデータを記録媒体102に供給して、そこに記録させる処理を管理するプログラムである。また、入出力管理プログラム131は、操作部108を用いて、ユーザが入力した操作、または命令を示す信号を、対応するアプリケーションに供給したり、MPU101が実行しているアプリケーションの処理に基づいて、所定のデータを、表示部109に出力して、画像を表示させる処理を制御する。
【0065】
コンテンツ管理検索プログラム132は、入出力管理プログラム131の処理により携帯端末1から送信された指令(要求)に対応する信号の供給を受け、その信号を基に、対応するコンテンツを記録媒体102から検索するプログラムである。また、コンテンツ管理検索プログラム132入出力管理プログラム131の処理により記録媒体102から読み出されたコンテンツを管理したり、ユーザ(携帯端末1のユーザ)の好みのジャンルや優先順位に基づいて、コンテンツを検索する。
【0066】
録画予約設定プログラム133は、入出力管理プログラム131の処理により携帯端末1から送信された指令(要求)に対応する信号の供給を受け、その信号を基に、所定の放送チャンネルの所定の番組の録画予約を設定したり、記録媒体102に記録されている携帯端末1の情報に基づいて、所定の放送チャンネルの所定の番組の録画予約を設定するプログラムである。
【0067】
EPG情報管理検索プログラム134は、入出力管理プログラム131の処理により携帯端末1から送信された指令(要求)に対応する信号の供給を受け、その信号を基に、番組情報提供装置6に対して、EPG情報を要求するプログラムである。
【0068】
録画再生プログラム135は、録画予約設定プログラム133により録画予約された番組を録画し、記憶して、記憶したコンテンツを入出力管理プログラム131に供給し、記録媒体102に記録させる。なお、これらのアプリケーションプログラムは、MPU101により実行される。
【0069】
図6は、図5の記録媒体102に記録される情報の例を説明する図である。
【0070】
図6の例の場合、記録媒体102には、録画予約情報フォルダ180、個別フォルダ181−1乃至181−3、全体フォルダ182、およびEPG情報フォルダ183が記録されている。個別フォルダ181−1乃至181−3は、携帯端末1−1乃至1−3に対応しており、それぞれに供給するためのコンテンツ、およびIDが記録されている。また、個別フォルダ181−1乃至181−3の記録領域、並びに、携帯端末1−1乃至携帯端末1−3の携帯端末記憶媒体55の記憶容量は、それぞれ同じとなるように設定されている。
【0071】
具体的には、携帯端末1−1から送信された録画予約情報に基づいて、録画されたコンテンツ(番組)は、個別フォルダ181−1に記録され、携帯端末1−2からの録画予約情報に基づいて録画されたコンテンツは、個別フォルダ181−2に記録され、携帯端末1−3からの録画予約情報に基づいて録画されたコンテンツは、個別フォルダ181−3に記録される。また、個別フォルダ181−1の記録領域は、携帯端末1−1の携帯端末記憶媒体55の記憶容量と同じとされ、個別フォルダ181−2の記録領域は、携帯端末1−2の携帯端末記憶媒体55の記憶容量と同じとされ、個別フォルダ181−3の記録領域は、携帯端末1−3の携帯端末記憶媒体55の記憶容量と同じとされる。
【0072】
すなわち、記録媒体102は、複数の携帯端末1のそれぞれの携帯端末記憶媒体55に対応する記憶容量の複数の記憶領域(個別フォルダ181−i)を備えている。
【0073】
録画予約情報フォルダ180は、携帯端末1−1乃至1−3の要求に基づいて取得した録画予約情報、過去の録画情報、および全体フォルダ180に記録されているコンテンツに関する情報が記録されている。
【0074】
EPG情報フォルダ183には、番組情報提供装置6から取得したEPG情報、および、記録媒体102に記録されているコンテンツに関するEPG情報が記録されている。
【0075】
また、いまの例の場合、個別フォルダ181−1には、コンテンツP1,P5,およびP10が記録されており、個別フォルダ181−2には、コンテンツP5,およびP7が記録されており、個別フォルダ181−3には、コンテンツP1,P3,P6,およびP9が記録されており、全体フォルダ182には、P2,P4,P8,P11,およびP12が記録されている。すなわち、全体フォルダ182には、コンテンツのうち、個別フォルダ181−1乃至181−3に含まれないコンテンツが記録されている。
【0076】
また、記録媒体102に記録される情報は、このような形態に限らず、図7に示されるようにすることもできる。
【0077】
図7の例の場合、記録媒体102には、携帯端末1−1から送信された録画予約情報に基づいて、録画したコンテンツ(番組)にリンクするフラグが個別フォルダ181−1に記録され、携帯端末1−2からの録画予約情報に基づいて録画したコンテンツにリンクするフラグが、個別フォルダ181−2に記録され、携帯端末1−3からの録画予約情報に基づいて録画したコンテンツにリンクするフラグが、個別フォルダ181−3に記録され、全体フォルダ182には、これらのフラグにリンクするコンテンツが記録されている。
【0078】
具体的には、図7の例の場合、個別フォルダ181−1には、フラグF1,F5,およびF10が記録されており、個別フォルダ181−2には、フラグF5,およびF7が記録されており、個別フォルダ181−3には、フラグF1,F3,F6,およびF9が記録されており、全体フォルダ182には、コンテンツP1乃至P12が記録されている。すなわち、全体フォルダ182には、全てのコンテンツが記録されており、コンテンツP1乃至P12は、フラグF1乃至F12にそれぞれ対応している。
【0079】
従って、例えば、個別フォルダ181−1のフラグF1が選択された場合、読み出されるコンテンツは、全体フォルダ182のコンテンツP1とされる。このような構成にした場合、図6のように、それぞれの個別フォルダにコンテンツを記録する場合に較べて、記録媒体102全体の容量を抑えることができるという利点があるが、図6のような構成にした場合、図7のようにそれぞれのフラグとのリンクの確立などの処理を余分に実行する必要がある。
【0080】
このように構成される場合、個別フォルダ181−1乃至181−3の記録領域の容量は、携帯端末1−1乃至1−3の携帯端末記憶媒体55の記憶容量より小さくすることができる。
【0081】
以下、個別フォルダ181−1乃至181−3を個々に区別する必要がない場合、単に個別フォルダ181と称する。
【0082】
また、以下の処理では、記録媒体102は図6に示される構成として説明する。
【0083】
記録装置2が、EPG情報を取得するには2通りの方法がある。1つは、アンテナ3を介して放送局5からEPG情報を取得する方法であり、もう1つは、インターネット4を介して、番組情報提供装置6に直接接続してEPG情報を取得する方法である。ここでは、記録装置2が、インターネット4を介して番組情報提供装置6からEPG情報を取得する方法を、図8と図9のフローチャートを参照して説明する。
【0084】
最初に、図8のフローチャートを参照して、記録装置2におけるEPG情報取得処理を説明する。なお、この処理は、記録装置2の電源がオンされたとき開始され、定期的に実行される。
【0085】
ステップS1において、EPG情報管理検索プログラム134の指令に基づいて、外部通信インターフェース105は、インターネット4に接続し、番組情報提供装置6にEPG情報を要求する。
【0086】
これに対して、番組情報提供装置6は、EPG情報をインターネット4を介して提供してくる(後述する図9のステップS32の処理)。
【0087】
そこで、ステップS2において、外部通信インターフェース105は、インターネット4を介して番組情報提供装置6からEPG情報を受信する。EPG情報は、入出力管理プログラム131の制御に基づいて、記録媒体102のEPG情報フォルダ183に記録される。
【0088】
ステップS3において、EPG情報管理検索プログラム134は、前回の取得(ステップS2)から所定の日時が経過したか否かを判定し、所定の日時が経過するまで待機する。例えば、ステップS2により取得されたEPG情報が3日分のEPG情報とされる場合、EPG情報管理検索プログラム134は、前回のEPG情報の取得から2日間が経過したか否かを判定し、2日間が経過するまで待機する。
【0089】
前回の取得(EPG情報の取得)から所定の日時が経過した場合、処理はステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、再び、新たなEPG情報が取得される。
【0090】
このように、記録装置2は、定期的にEPG情報を取得し、記録する。
【0091】
次に、図8の記録装置2の処理に対応する、番組情報提供装置6におけるEPG情報提供処理を、図9のフローチャートを参照して説明する。
【0092】
ステップS31において、番組情報提供装置6は、記録装置2からインターネット4を介してEPG情報の要求がされたか否か(図8のステップS1に対応する処理)を判定し、EPG情報が要求されるまで待機する。
【0093】
記録装置2からEPG情報の要求がされたと判定された場合、ステップS32において、番組情報提供装置6は、EPG情報をインターネット4を介して提供する。ステップS31において、記録装置2からEPG情報が要求されていないと判定された場合、またはステップS32の処理の後、処理はステップS31に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0094】
図8と図9の処理により、記録装置2が番組情報提供装置6からEPG情報を取得することができる。
【0095】
次に、図10と図11のフローチャートを参照して、携帯端末1が記録装置2に記録されているEPG情報を取得する処理を説明する。これらの処理は、上述した図8と図9の処理が実行された後に行なわれる処理である。最初に、図10のフローチャートを参照して、携帯端末1における、EPG情報取得処理について説明する。なお、この処理は、携帯端末1のユーザによりEPG情報の表示が指令されたとき開始される。
【0096】
ステップS61において、操作部53は、ユーザからのEPG情報の表示の指令を受け付ける。ユーザは、例えば、番組の録画予約をするとき、EPG情報の表示を指令する。入出力管理プログラム81は、操作部53に入力された指令に対応する信号を、番組録画設定プログラム82に供給する。
【0097】
ステップS62において、番組録画設定プログラム82は、EPG情報メモリ83に、有効なEPG情報が記憶されているか否かを判定する。EPG情報は、携帯端末1が、記録装置2に装着された場合、記録装置2から供給されてくるものであり、携帯端末1が、定期的に取得してはいない。そのため、EPG情報メモリ83には、過去のEPG情報が記憶されていることがある。
【0098】
ステップS62において、有効なEPG情報が記憶されていないと判定された場合、ステップS63において、入出力管理プログラム81は、ディスプレイ83に、記録装置2への装着を促すメッセージを表示させる。ディスプレイ58には、例えば、図12に示されているように、ベースステーション(記録装置2)への装着を促すメッセージが記載されたウィンドウ211が表示される。ウィンドウ211を確認したユーザは、ベースステーションとしての記録装置2に携帯端末1を装着することにより、EPG情報(番組情報)を取得することができる。
【0099】
ステップS64において、入出力管理プログラム81は、接点1−Aが記録装置2の接点2−Aと接続されたか否か(携帯端末1が記録装置2に装着されたか否か)を判定する。接点1−Aと接点2−Aが接続されていないと判定された場合、ステップS63に戻り、再び、記録装置2への装着を促すメッセージがディスプレイ58に表示され、携帯端末1が記録装置2に装着されるまで処理は繰り返される。
【0100】
ステップS64において接点が接続されていると判定された場合、ステップS65において、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56、接点1−A、および接点2−Aを介して、記録装置2に接続する。
【0101】
ステップS66において、番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81に指令し、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56(および接点1−A)を介して記録装置2にEPG情報の送信を要求する。これに対応して、記録装置2は、EPG情報を送信してくる(後述する図11のステップS93)。
【0102】
そこでステップS67において、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56(および接点1−A)を介して、EPG情報を受信し、番組録画設定プログラム82は、EPG情報を、EPG情報メモリ83に供給し、記憶させる。
【0103】
ステップS68において、入出力管理プログラム81は、記録装置2との間の接続を切断する。なお、この接続の切断は、ユーザにより、実質的に切断される(記録装置2から携帯端末1が離脱される)ことによっても、実現される。
【0104】
ステップS62において、有効なEPG情報があると判定された場合、またはステップS68の後、処理はステップS69に進み、入出力管理プログラム81は、番組録画設定プログラム83の指令に基づいて、ディスプレイ58にEPG情報に基づく番組表を表示させる。このとき、ディスプレイ58には、図13に示されるような表示がなされる。
【0105】
図13の例においては、ディスプレイ58には、番組表281、タグ282、およびジャンルボタン283が表示される。番組表281には、チャンネル284、日付285、および時間286が表示される。タグ282には、現在時刻(ここでは21:22)が表示されている。
【0106】
タグ282が選択された場合、ディスプレイ58には、図14に示されるように、予約表タグ291、ダウンロード時刻タグ292、およびコンテンツ再生タグ293が表示される。ユーザにより予約表タグ291が選択された場合、後述する図20に示されるような予約表画面が表示され、ユーザによりダウンロード時刻タグ292が選択された場合、後述する図17に示されるようなダウンロード時刻設定画面が表示され、ユーザによりコンテンツ再生タグ293が選択された場合、後述する図29に示されるようなコンテンツデータ再生画面が表示される。
【0107】
ディスプレイ58に表示されている番組表281の、チャンネル284(図13)が選択された場合、チャンネル一覧が表示される(図示せず)ので、ユーザは、表示されたチャンネル一覧のうち、ディスプレイ58に表示させたいチャンネルを選択することができる。
【0108】
ディスプレイ58に表示されている番組表281の日付285(図13)が選択された場合、現在、EPG情報メモリ83に記録されているEPG情報の日付の一覧が表示されている日付一覧が表示される(図示せず)ので、ユーザは、表示された日付一覧のうち、ディスプレイ58に番組表を表示させたい日付を選択することができる。
【0109】
ディスプレイ58に表示されている番組表281の時間286(図13)が選択された場合、ディスプレイ58に表示される番組表の表示開始時刻を設定するためのリストボックスが表示される(図示せず)ので、ユーザは、リストボックスから、番組を調べたい時間に対応するものを選択することができる。
【0110】
また、このように番組を指定する他に、好みのジャンルを選択することができる。
【0111】
ジャンルボタン283が選択された場合、ディスプレイ58には、後述する図21に示されるようなジャンル選択画面が表示されるので、ユーザは、EPG情報を参照して、番組の録画予約をしなくても、録画する番組に関する好みのジャンルを設定することができる。
【0112】
次に、図10の携帯端末1のEPG情報取得処理に対応する、記録装置2におけるEPG情報提供処理を、図11のフローチャートを参照して説明する。
【0113】
ステップS91において、記録装置2の伝送インターフェース107は、接点2−A、および接点1−Aを介する、携帯端末1からの接続(図10のステップS65)を受け付ける。
【0114】
ステップS92において、伝送インターフェース107は、携帯端末1からのEPG情報の要求を受け付け、入出力管理プログラム131は、要求に対応する信号をEPG情報管理検索プログラム134に供給する。
【0115】
ステップS93において、入出力管理プログラム131は、要求されたEPG情報を、EPG情報管理検索プログラム134からの指令に基づいて、記録媒体102(記録媒体102のEPG情報フォルダ183)から取得し、取得したEPG情報を伝送インターフェース107に供給する。伝送インターフェース107は、このEPG情報を、接点2−Aを介して携帯端末1に送信する。また、EPG情報管理検索プログラム134は、記録装置2に既に記録されている番組(コンテンツ)であって、まだ携帯端末1によりダウンロードされていない番組(コンテンツ)があった場合、携帯端末1のユーザが日常ダウンロードしている番組であって、今回携帯端末1がダウンロードできなかった番組、または、携帯端末1のユーザが過去に録画予約を行なったコンテンツのジャンルの中であって、記録されているコンテンツ、などの番組リストや冒頭の映像から作成されたサムネイルなどを、記録されている番組の情報として、携帯端末1に送信するように入出力管理プログラム131に指令し、接点2−A、および接点1−Aを介して送信させる。
【0116】
図10と図11の処理により、携帯端末1のEPG情報メモリ83には、EPG情報が記録される。
【0117】
なお、携帯端末1は、記録装置2により録画されたコンテンツを、記録装置2からダウンロード(受信)する時刻(ダウンロード時刻)を、あらかじめ設定することができる。以下、この処理について説明する。
【0118】
図15と図16は、携帯端末1と記録装置2の間におけるダウンロード時刻設定処理を説明するフローチャートである。最初に図15を参照して、携帯端末1におけるダウンロード時刻設定処理を説明する。なお、この処理は、図14に示される画面において、ダウンロード時刻タグ292が選択されたとき開始される。
【0119】
ステップS131において、入出力管理プログラム81は、操作部53から入力されるユーザの操作、いまの場合、ダウンロード時刻タグ292の選択の操作を受け付ける。具体的には、図14に示される画面において、ダウンロード時刻タグ292の項目の選択を受け付ける。
【0120】
ステップS132において、入出力管理プログラム81は、図17に示されるような時刻選択画面をディスプレイ58に出力して、表示させる。ディスプレイ58には、ダウンロード時刻295、OKボタン296、およびキャンセルボタン297が表示されている。ユーザは、コンテンツをダウンロードする予定の時刻であるダウンロード時刻を設定し、設定した時刻が正しい場合には、OKボタン296を選択し、キャンセルしたい場合には、キャンセルボタン297を選択する。
【0121】
ステップS133において、入出力管理プログラム81は、ユーザにより操作部53から入力される、時刻を受け付ける。
【0122】
ステップS134において、入出力管理プログラム81は、OKボタン296が選択されたか否かを判定する。具体的には、ユーザにより、操作部53に、OKボタン296を選択する指令が入力されたか否かを判定する。勿論、OKボタン296が選択されずに、キャンセルボタン297が選択される場合が考えられるが、いまの例の場合、選択されるボタンは、OKボタン296のみで考える。この処理は、OKボタン296が選択されるまで繰り返される。
【0123】
OKボタンが296が選択されたと判定された場合、ステップS135において、番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81により取得されたダウンロード時刻を取得し、ダウンロード時刻を設定し、設定情報メモリ85に記憶させる。例えば、ダウンロード時刻295に、「08:00」が入力された場合、これを設定する。なお、この時刻は、現在の時刻が、入力された時刻より前であった場合、例えば、現在時刻が「09:00」であった場合、次の日の「08:00」をダウンロード時刻として設定し、現在の時刻が、入力された時刻より後であった場合、例えば、現在の時刻が「05:00」であった場合、当日の「08:00」を設定する。なお、いまの例の場合、時刻のみを設定するようにしているが、日時を指定することも、勿論可能である。
【0124】
ステップS136において、入出力管理プログラム81は、接点1−Aが、記録装置2の接点2−Aに接続されているか、すなわち、記録装置2に携帯端末1が装着されているか否かを判定する。接点1−Aが接点2−Aに接続されていない(携帯端末1が記録装置2に装着されていない)と判定された場合、ステップS137において、入出力管理プログラム81は、上述した図12に示されるような、ベースステーションへの装着を促すメッセージをエラーメッセージとしてディスプレイ58に出力し、表示させる。その後、処理はステップS136に戻り、同様の処理が繰り返される。すなわち、携帯端末1が記録装置2に装着されるまで繰り返される。
【0125】
ステップS136において、接点1−Aが記録装置2の接点2−Aに接続されている(携帯端末1が記録装置2に装着されている)と判定された場合、ステップS138において、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56、接点1−A、および接点2−Aを介して、記録装置2との間の通信を開始する。
【0126】
ステップS139において、番組録画設定プログラム82は、設定情報メモリ85に記憶されている「ダウンロード時刻」を読み出し、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56(および接点1−A)を介して、「ダウンロード時刻」を送信する。このとき、携帯端末1のIDも一緒に送信する。記録装置2は、これを受信し、この携帯端末1のIDに対応するダウンロード時刻を設定する(後述する図16のステップS163の処理)。
【0127】
図16は、図15の携帯端末1の処理に対応する、記録装置2におけるダウンロード時刻設定処理を説明するフローチャートである。
【0128】
ステップS161において、記録装置2の入出力管理プログラム131は、伝送インターフェース107および接点2−Aを介して、携帯端末1からの接続を受け付ける。
【0129】
ステップS162において、入出力管理プログラム131は、携帯端末1から「ダウンロード時刻」と携帯端末1のIDを受信し(図15のステップS139)、ステップS163において、録画予約設定プログラム133は、記録媒体102の録画予約情報フォルダ180にこれを記録させるとともに、録画予約設定プログラム133,録画再生プログラム135に「ダウンロード時刻」を登録する。勿論、一緒に携帯端末IDも登録される。
【0130】
図15と図16の処理により、携帯端末1のユーザがダウンロードする予定の時刻とされる「ダウンロード時刻」を記録装置2に設定することができる。ダウンロード時刻は、ユーザが記録装置2から携帯端末1にコンテンツをダウンロードする予定の時刻(例えば、外出予定時刻より20分前の時刻)であるので、記録装置2は、ダウンロード時刻に合わせて、コンテンツを録画したり、コンテンツを送信メモリ106に記憶させる。このとき、送信メモリ106の記憶容量は、ダウンロードの対象となる携帯端末1の携帯端末記憶媒体55の記録容量に合わせられる。例えば、携帯端末記憶媒体55の記録容量が256メガバイトとされる場合、送信メモリ106の記憶容量も、256メガバイトとされる。これにより、送信メモリ106に記憶されているコンテンツを携帯端末記憶媒体55に送信した場合、記憶できないコンテンツが生じる等のエラーを防ぐことができる。
【0131】
すなわち、ダウンロード時刻より所定の時間(例えば、5分から10分)だけ前に、送信メモリ106に送信する予定のコンテンツを記憶させることにより、携帯端末1に効率よくダウンロードを実行させるようにする。
【0132】
次に、図18乃至図23を参照して、携帯端末1と記録装置2における録画予約処理を説明する。
【0133】
最初に図18と図19のフローチャートを参照して、携帯端末1における録画予約処理を説明する。なお、この処理は、上述した図15と図16の処理の後に実行される処理である(すなわち、ダウンロード時刻が設定された後の処理である)。
【0134】
ステップS201において、入出力管理プログラム81は、ジャンルを選択する信号が入力されたか否か、すなわち、ジャンルボタン283(例えば、図13のジャンル283)が選択されたか否かを判定する。ジャンルボタン283が選択されていないと判定された場合、ステップS202において、入出力管理プログラム81は、番組表281において、操作部53に入力されるユーザが所望する番組の選択を受け、ステップS203において、入出力管理プログラム81は、操作部53に入力されるユーザによる予約の指令を受け付ける。
【0135】
なお、図13の例の場合、いまの時刻以降に放送される番組(コンテンツ)に関するEPG情報しか表示されていないが、上述したように、記録装置2は、既に記録され、保存されているコンテンツの中から、携帯端末1のユーザが日常ダウンロードしている番組であって、今回携帯端末1がダウンロードできなかった番組、または、携帯端末1のユーザが過去に録画予約を行なったコンテンツのジャンルの中であって、記録されているコンテンツの番組リストや冒頭の映像から作成されたサムネイルなどを、記録されている番組の情報として、携帯端末1に送信しているので、ディスプレイ58に、既に記録装置2に記録されているコンテンツを表示させて、選択させることもできる。
【0136】
すなわち、記録装置2は、EPG情報に加えて、記録媒体102に記録されているコンテンツのサムネイル(動画でもよい)を、ダウンロード可能なコンテンツとして携帯端末1に供給している。
【0137】
携帯端末1の番組録画設定プログラム82は、ステップS204において、EPG情報メモリ83から対応する番組(ステップS203の処理で選択された番組)のEPG情報を検索し、EPG情報の番組データを、録画予約メモリ84にコピーする。
【0138】
図13において、番組が選択され、予約が指令されることにより、録画予約メモリ84に対応する番組データがコピーされる。これにより、図14において、予約表タグ291が選択された場合、ディスプレイ58には、例えば、図20に示されるように、予約表画面350が表示される。予約表画面350には、録画予約メモリ84にコピーされた番組データの放送日時およびタイトルが表示され、番組表281に表示を戻すための番組表ボタン351が表示されている。
【0139】
ステップS201において、ジャンルを選択する信号が入力されたと判定された場合、処理はステップS205に進み、番組録画設定プログラム82は、図21に示されるような画面を表示させるデータを作成し、入出力管理プログラム81は、供給されたデータに基づく画面をディスプレイ58に表示させる。これにより、図21に示されるような、ジャンル選択画面330が表示される。図21の例の場合、ジャンル選択画面330には、朝のニュース331、経済ニュース332、スポーツニュース333、および連続ドラマ334のジャンルが表示されている。なお、ジャンルは、上述したジャンルに限らず、政治、娯楽、音楽、科学、およびバラエティ等、どのようなジャンルであってもよい。ユーザは、これらのジャンルの中から興味のあるジャンルを選択する。
【0140】
ステップS206において、入出力管理プログラム81は、図21に示されるジャンル選択画面330において、ユーザが所望する番組のジャンルの選択を示す信号の入力を受け、ステップS207において、EPG情報メモリ83から対応する番組のEPG情報を検索し、検索されたEPG情報の番組データを、録画予約メモリ84にコピーする。
【0141】
これにより、ステップS204の処理と同様に、予約が行なわれ、図14において予約表タグ291が選択された場合、ディスプレイ58には、図20に示される予約表画面350が表示される。
【0142】
以上の処理は、携帯端末1を記録装置2に装着しない状態で実施できるので、各ユーザは、効率的に入力を行なうことができる。
【0143】
ステップS204の処理の後、またはステップS207の処理の後、ステップS208において、番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81の処理により、伝送インターフェース56が記録装置2と接続されているか否か(携帯端末1が記録装置2に装着されているか否か)を判定する。接続されていないと判定された場合、ステップS209において、入出力管理プログラム81は、図12に示されるような、ベースステーション(記録装置2)への装着を促すエラーメッセージをディスプレイ58に出力し、表示させ、その後、処理はステップS208に戻り、携帯端末1が記録装置2に装着されるまで、同様の処理が繰り返される。
【0144】
ステップS208において、伝送インターフェース56が接続されていると判定された場合、ステップS210において、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56および接点1−Aを介して、記録装置2と通信を開始する。
【0145】
ステップS211において、番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81の処理により、録画予約メモリ84の登録内容(図20に表示されている予約表画面350に基づくデータ、すなわち、録画予約内容)を、伝送インターフェース56(並びに、接点1−Aおよび接点2−A)を介して、記録装置2に送信する。このとき、携帯端末1のIDも一緒に送信される。
【0146】
これに対して、記録装置2の入出力管理プログラム131は、接点2−Aおよび伝送インターフェース107を介して、携帯端末1と通信し、前回の通信以降に実行された番組録画の履歴などの情報を、携帯端末1に送信してくる(後述する図22のステップS251乃至ステップS253)。
【0147】
そこで、ステップS212において、番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81の処理により、伝送インターフェース56を介して、記録装置2から、番組録画履歴などの情報(記録装置2が後述する図22のステップS253において送信した情報)を受信し、ステップS213において、受信した番組録画履歴を基に、録画予約メモリ84を更新する。
【0148】
例えば、現在、録画予約メモリ84に記録されている番組データのうち、ステップS253において記録装置2が送信した番組録画履歴には、記録装置2の録画予約設定プログラム133による予約録画の状態を示す情報が含まれている。番組録画設定プログラム82は、受信した情報を基に、録画予約メモリ84を更新する。携帯端末1のユーザは、更新された予約表20、および録画されたコンテンツのEPG情報(記録装置2に記憶されているコンテンツのEPG情報)を見ることができる為、記録装置2における録画状況を携帯端末1で知ることができる。
【0149】
次に、図18と図19の携帯端末1の処理に対応する、記録装置2における録画予約処理を図22と図23のフローチャートを参照して説明する。
【0150】
ステップS251において、入出力管理プログラム131は、伝送インターフェース107を介して、携帯端末1からの接続を受け付ける。
【0151】
携帯端末1は、図19のステップS211において、録画予約内容を送信してくるので、記録装置2の入出力管理プログラム131は、ステップS252において、伝送インターフェース107および接点2−Aを介して、携帯端末1から供給される録画予約内容を受信する。このとき、録画予約内容を送信してきた携帯端末1のIDも一緒に受信される。
【0152】
ステップS253において、入出力管理プログラム131は、携帯端末1のIDに対応する番組録画履歴などの情報を、記録媒体102の録画予約情報フォルダ180から取得し、伝送インターフェース107、および接点2−Aを介して、携帯端末1に送信する。
【0153】
ステップS254において、録画予約内容(ステップS252の処理により受信した録画予約内容)に基づいて、録画予約設定プログラム133は、新たな録画予約情報を、携帯端末1のIDと関連付けて登録する。
【0154】
ステップS255において、録画予約設定プログラム133は、録画予約に登録されている時刻になったか否かを判断する。ステップS255において、録画予約に登録されている時刻になっていないと判断された場合、録画予約に登録されている時刻になったと判断されるまで、ステップS255の処理が繰り返される。
【0155】
ステップS255において、録画予約に登録されている時刻になったと判断された場合、ステップS256において、録画再生プログラム135は、自動録画処理、すなわち、所定のコンテンツを録画する処理を実行する。
【0156】
ステップS257において、入出力管理プログラム131は、ステップS256の処理により自動録画されたコンテンツ(番組)を取得し、このコンテンツを予約している携帯端末のIDに基づいて、記録媒体102の対応するファイルに記録させる。具体的には、いま自動録画したコンテンツを予約している携帯端末が携帯端末1−1とされる場合、入出力管理プログラム131は、例えば、図6の記録媒体102の個別フォルダ181−1に記憶させる。
【0157】
なお、自動録画したコンテンツを複数の携帯端末(例えば、携帯端末1−1と携帯端末1−3)が予約していた場合、入出力管理プログラム131は、対応する複数のフォルダ(個別フォルダ181−1と個別フォルダ181−3)にそれぞれ記録させる。
【0158】
ステップS258において、入出力管理プログラム131は、記録媒体102の個別フォルダ181−1乃至181−3の記憶領域が、対応する携帯端末1の携帯端末記憶媒体55の容量を超えているか否かを判定する。上述したように、携帯端末1−1の携帯端末記憶媒体55の容量と、個別フォルダ181−1の記録容量は、同一に設定されている。この処理は、記録装置2が、携帯端末1−1に対応する容量だけ、コンテンツを送信するために行なわれる。フォルダの容量が超えていないと判定された場合、処理は終了される。
【0159】
ステップS258において、フォルダの容量が超えていると判定された場合、ステップS259において、コンテンツ管理検索プログラム132は、対応する個別フォルダ181−i(i=1,2,3)に関連付けられている携帯端末1の過去の予約記録ジャンルを記録媒体102の録画予約情報フォルダ180から検索する。いまの例の場合、携帯端末1−1の過去の予約記録ジャンルが検索される。
【0160】
ステップS260において、コンテンツ管理検索プログラム132は、検索した過去の情報に基づいて、個別フォルダ181−iに記録されているコンテンツの中から、優先順位を決定する。例えば、個別フォルダ181−1に、「朝のニュース」が1つと「経済ニュース」が2つ記録されており、ユーザの過去の予約記録ジャンルに、「経済ニュース」が最も多く含まれていた場合、コンテンツ管理検索プログラム132は、優先順位の上から順に、「経済ニュース」を2つ設定し、最後(3番目)に「朝のニュース」を設定する。
【0161】
ステップS261において、コンテンツ管理検索プログラム132は、ステップS260の処理により決定した優先順に基づいて、個別ファイル181−iの容量を調整する。これにより、個別ファイル181−iの記憶領域と、携帯端末記憶媒体55の記録容量が合わせられる。具体的には、携帯端末記憶媒体55の記録容量内のコンテンツのみが選択され、記憶される。
【0162】
ステップS262において、録画予約設定プログラム133は、記録媒体102の録画予約情報フォルダ180に記録されているダウンロードの時刻をチェックし、次のダウンロードの時刻を決定し、処理を終了する。
【0163】
いまの例の場合、記録装置2は、3台の携帯端末1−1乃至1−3にコンテンツを供給するようにしているので、3台の録画予約時刻、ダウンロード時刻を考慮して、次のダウンロード時刻を決定する。具体的には、携帯端末1−1により午前8:00にダウンロード時刻が設定され、携帯端末1−2により、同日の午前7:10から午前7:30までコンテンツの予約録画が設定されていた場合、録画予約設定プログラム133は、携帯端末1−2によるコンテンツの録画が終了した後、すなわち、午前7:30以降であって、午前8:00より前にダウンロード時間を設定する。
【0164】
このような処理により、携帯端末1において録画予約メモリ84に登録された録画予約のための情報が、記録装置2に送信され、記録装置2において、ユーザが所望する番組が録画される。
【0165】
記録装置2は、図23のステップS258において、個別フォルダ181−iの容量が、設定されている容量(すなわち、対応する携帯端末1−iの容量)を超えているかを判定し、超えていた場合、容量を調整するようにしたので、記録装置2から携帯端末1にコンテンツをダウンロードする場合の容量オーバーなどのエラーを防ぐことができる。なお、この容量の調整により、所定のコンテンツは、今回のダウンロードの対象から外されるが、記録媒体102の全体フォルダ182には記録される(記録媒体102の容量が許す範囲で記録保管される)ので、記録装置2は、ユーザによる再度のダウンロードの要求、他のユーザからのダウンロードの要求に即座に応答することができる。
【0166】
なお、入出力管理プログラム131は、定期的に、記録媒体102の記録可能な容量(記憶容量)を管理し、不必要になったコンテンツを消去する。例えば、記録されている古いコンテンツから順に消去したり、使用者(携帯端末1−1乃至携帯端末1−3)の好みや傾向に合わせて優先順位を決定し、優先順位が低いものから順次消去する。これにより、ユーザ(携帯端末1のユーザ)は、記録容量を気にすることなく、連続的に使用することができる。また、このとき、消去されるコンテンツに対応する番組情報(EPG情報を含む情報)も消去される。
【0167】
また、図23のステップS259乃至ステップS261では、過去の予約記録状況から優先順位を決定するようにしたが、これに限らず、特定番組(是非みたい番組)等を指定できる機能を設け、ユーザにより指定された特定番組に基づいて、優先順位を決定するようにしても良い。
【0168】
次に、図24と図25のフローチャートを参照して、記録装置2が携帯端末1にコンテンツを伝送する処理を説明する。この処理は、上述した図18,図19,図22、および図23の処理の後に実行される処理、すなわち、携帯端末1から番組の予約表が記録装置2に送信され、記録装置2が予約表に基づいて自動録画処理を実行した後に実行される処理である。
【0169】
最初に、図24のフローチャートを参照して、記録装置2におけるコンテンツ伝送処理を説明する。
【0170】
ステップS301において、コンテンツ管理検索プログラム132は、上述した図23のステップS262の処理により設定されたダウンロード時刻が近づいてきたか否かを判定し、ダウンロード時刻が近づいてくるまで待機する。
【0171】
ステップS301において、ダウンロード時刻が近づいてきたと判定された場合、ステップS302において、入出力管理プログラム131は、対象となる携帯端末1に対応するフォルダ181−i(記録媒体102に記録されている個別フォルダ181−i)内のコンテンツを読み出し、送信メモリ106に記憶させる。
【0172】
具体的には、いま、ダウンロード時刻が近づいてきた携帯端末が携帯端末1−1とされる場合、入出力管理プログラム131は、記録媒体102に記録されている個別フォルダ181−1を読み出し、送信メモリ106に記憶させる。
【0173】
ステップS303において、入出力管理プログラム131は、対応する携帯端末1(いまの例の場合、携帯端末1−1)が接点2−Aおよび接点1−Aを介して接続されたか否かを判定する。対応する携帯端末1(携帯端末1−1)が接続されたと判定された場合、ステップS304において、入出力管理プログラム131は、送信メモリ106に記憶されているデータ(1個以上のコンテンツ)を、伝送インターフェース107および接点2−Aを介して、携帯端末1(いまの例の場合、携帯端末1−1)に送信(転送)する。携帯端末1は、これを受信し(後述する図25のステップS332)、記憶する(後述する図25のステップS333)。
【0174】
また、ステップS303において、対応する携帯端末が接続されていないと判定された場合、ステップS308において、入出力管理プログラム131は、伝送インターフェース107および接点2−Aを介して、他のID(ステップS301の処理において、ダウンロード時刻が近づいてきたとされる携帯端末1−1以外のID)の携帯端末1が接続されたか否かを判定する。他のIDの携帯端末1が接続されていないと判定された場合、ステップS303に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、いずれかの携帯端末1が接続(装着)されるまで処理は繰り返される。
【0175】
ステップS308において、他のIDの携帯端末1(例えば、携帯端末1−2)が接続(装着)されたと判定された場合、ステップS309において、入出力管理プログラム131は、ステップS302の処理により、送信メモリ106に記憶されているコンテンツ(データ)を消去する。
【0176】
ステップS310において、入出力管理プログラム131は、伝送インターフェース107、接点2−Aおよび接点1−Aを介して接続されている携帯端末1(いまの例の場合、携帯端末1−2)に対応する個別フォルダ181−i(いまの例の場合、個別フォルダ181−2)に記憶されているコンテンツ(データ)を取得し、送信メモリ106にコピーする。
【0177】
ステップS311において、入出力管理プログラム131は、送信メモリ106にコピーした(ステップS310)コンテンツ(データ)を、接点2−Aおよび接点1−Aを介して、装着(接続)されている携帯端末1(いまの例の場合、携帯端末1−2)に送信する。
【0178】
ステップS304の処理の後、または、ステップS311の処理の後、ステップS305において、入出力管理プログラム131は、送信メモリ106に記憶されているデータの送信が完了したか否かを判定し、送信が完了するまで待機する。
【0179】
ステップS305において、送信が完了したと判定された場合、入出力管理プログラム131は、送信メモリ106に記憶されているデータ(コンテンツ)を消去する。
【0180】
ステップS307において、入出力管理プログラム131は、いまダウンロードされたコンテンツ(送信メモリ106に記憶され、伝送インターフェース107を介して送信したコンテンツ)に対応するフォルダ181−i(いまの例の場合、携帯端末1−1)に記録されているデータ(コンテンツ)を全て消去し、処理を終了する。
【0181】
次に、図25のフローチャートを参照して、図24の記録装置2の処理に対応する、携帯端末1におけるコンテンツ受信処理を説明する。
【0182】
ステップS331において、入出力管理プログラム81は、伝送インターフェース56、接点1−Aおよび接点2−Aを介して、記録装置2に装着されたか否かを判定し、記録装置2に装着されていないと判定されるまで待機される。
【0183】
ステップS331において、記録装置2に装着されたと判定された場合、接点1−Aおよび接点2−Aを介する通信が行なわれ、ステップS332において、入出力管理プログラム81は、記録装置2の接点2−A、携帯端末1の接点1−Aを介して、記録装置2から供給されてきた(図24のステップS304の処理)データを受信する。いまの例の場合、データは、記録媒体102の個別フォルダ181に保持されていたコンテンツとされる。
【0184】
ステップS333において、入出力管理プログラム81は、受信したデータ(コンテンツ)を、コンテンツメモリ86に記憶させ、処理を終了する。
【0185】
図24および図25処理により、記録装置2が、ダウンロード時刻が近づいてきた携帯端末1が、あらかじめ録画を予約していたコンテンツを、ダウンロード時刻の前に、送信メモリ106に一時的に記憶させ、ダウンロードに備えるようにしたので、ダウンロード時刻に接続した携帯端末1は、迅速にコンテンツをダウンロードすることができる。
【0186】
また、ダウンロード時刻が近づいてきた携帯端末1−1とは関係ない他の携帯端末、例えば、携帯端末1−2が、記録装置2に接続したきた場合においても、記録装置2は、送信メモリ106を消去し、対応する個別フォルダ181−2に記録されているコンテンツを読み出して送信することができる。
【0187】
このように、個別フォルダ181−iの記憶領域を、対応する携帯端末1−iの記録容量に揃えるようにしたので、携帯端末1を所有するユーザは、自分でダウンロードする容量等を気にする必要はなく、もって容易なシステムを確立することができる。
【0188】
また、個別フォルダ181−iの容量を超えたコンテンツは、全体フォルダ182に記録されるので、ユーザによる再度のダウンロードの要求や、他のユーザ(携帯端末1を所有するユーザ)の要求があった場合に、再度ダウンロードする必要がなく、記録装置2の負担を減らすことができる。
【0189】
さらに、携帯端末1のユーザは、記録装置2にダウンロードしたいコンテンツを指定する必要もなく、記録装置2に携帯端末1を装着するだけで、コンテンツをダウンロードでき、もって、操作を簡単にすることができる。
【0190】
なお、ダウンロード時刻が近づき、図24のステップS302の処理により送信メモリ106にコンテンツが送信された後であって、実際にダウンロードされるまでの間(ステップS304またはステップS311までの間)に、新たに録画されているコンテンツがあった場合、入出力管理プログラム131は、直接送信メモリ106に記憶させるようにしてもよい。この場合、入出力管理プログラム131は、送信メモリ106の容量が、対応する携帯端末1の携帯端末記憶媒体55の容量を超えた場合、古いコンテンツを送信メモリ106から順次消去する(送信メモリ106は、例えば、FIFO(First-In First-Out)メモリとされる)。
【0191】
これにより、ダウンロードを希望する時刻までに、常に最新の番組(コンテンツ)を送信メモリ106に記憶させることができるので、記録装置2は、ダウンロードの準備をすることができる。
【0192】
実際には、図15と図16の処理により設定されたダウンロード予定時刻に対して、ダウンロード時刻が早くなったり、遅くなることも考えられるが、以上のような方法により、最新の番組(コンテンツ)をユーザに提供することができる。
【0193】
また、ダウンロードする時刻より前に、送信メモリ106にコンテンツを記憶させるようにしたので、ダウンロードする伝送速度は、最良の状態とすることができ、短時間に伝送(ダウンロード)することが可能となる。
【0194】
さらに、携帯端末記憶媒体55、および送信メモリ106をDRAM(256kbps)としたので、迅速にコンテンツをダウンロードさせることができる。例えば、2時間番組(コンテンツ)の容量が256メガバイトとされ、画面サイズがVGA(Video Graphics Array)の1/4とされるようなポータブルVGAとされる場合、MPEG4の方式により256Mbpsで圧縮されたコンテンツは、2秒から4秒でダウンロードされる。
【0195】
具体的には、テレビジョン番組が2時間録画され、録画された番組に対応するコンテンツデータの映像が192kbps、音声が64kbpsでそれぞれ圧縮された場合、コンテンツデータのデータ量は、約230.4MB(メガバイト)とされる。IEEE1394 S800の規格により通信が行なわれた場合、実際の転送速度は、約480Mbps(=60MB/s)とされる(規格上では、800Mbpsの速度で通信が行なわれるが、通信上のオーバーヘッドが考慮されると実効的にはその6割、すなわち、約480Mbps(=60MB/s)の転送速度とされる)ので、このコンテンツデータは、4秒以下で転送される。
【0196】
また、例えば、同じコンテンツデータ(2時間のテレビジョン番組に対応するコンテンツデータ)が、IEEE1394 S1600の規格による通信により転送される場合、実際の転送速度は、約960Mbps(=120MB/s)とされるので、このコンテンツデータは、2秒以下で転送される。
【0197】
さらに、コンテンツデータが音声のみとされる場合(ラジオ番組とされる場合)、コンテンツデータの容量はテレビジョン番組の1/4とされるので、転送時間も1/4の時間とされる。
【0198】
記録装置2のOS(Operating Systems)は、マイクロアイトロンを使用しており、汎用のOSであるので、処理速度、伝送速度が遅い。しかしながら、ダウンロードされるまでの時間、すなわち、ダウンロード時刻を設定し、ダウンロード時刻までに、コンテンツを自動的に記録することにより、ダウンロードする時間を迅速にすることができる。
【0199】
また、複数の携帯端末1に対応するフォルダを作成するようにしたので、記録装置2を複数の携帯端末1により共有することができる。
【0200】
なお、いまの例では、図23のステップS258において、記録装置2が、個別フォルダ181−iの容量が、設定されている容量(すなわち、対応する携帯端末1−iの容量)を超えているかを判定し、超えていた場合、容量を調整することにより、個別フォルダ181−iの記録容量を、対応する携帯端末1−iの記憶容量に合わせるようにしたが、個別フォルダ181−iに設定されている容量より多い容量のコンテンツが記録されていた場合、送信メモリにコンテンツをコピーするとき、映像圧縮率を変更して、容量内に収まるように調整するようにしてもよい。
【0201】
なお、携帯端末1を所有しているユーザが、予約表を登録せずに、ダウンロード時刻のみを設定している場合、記録装置2は、自動的に、ユーザの好みのコンテンツを記録しておくことができる。その例を、図26のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、図15と図16の処理で、携帯端末1により、記録装置2にダウンロード時刻が設定された後、実行される処理であって、記録装置2により定期的に実行される処理である。
【0202】
ステップS351において、録画予約設定プログラム133は、登録されている全ての携帯端末1−1乃至1−3に対応する予約表が記録媒体102の録画予約情報フォルダ180に登録されているか否かを判定する。予約表が登録されていない携帯端末1が1つでもあった場合、NOと判定される。
【0203】
全ての携帯端末1−1乃至1−3に対応する予約表が登録されていない(すなわち、1つでも予約表が登録されていない携帯端末1が存在する)と判定された場合、ステップS352において、録画予約設定プログラム133は、予約表が登録されておらず、ダウンロード時刻が登録されている携帯端末1があるか否かを判定する。
【0204】
予約表が登録されておらず、ダウンロード時刻が登録されている携帯端末1があると判定された場合、ステップS353において、録画予約設定プログラム133は、該当する携帯端末1の過去の予約記録があるか否かを判定する。具体的には、記録媒体102の録画予約情報フォルダ180が検索される。例えば、予約表が登録されていない携帯端末1が携帯端末1−2とされ、携帯端末1−2のダウンロード時刻が登録されていた場合、録画予約設定プログラム133は、携帯端末1−2の過去の予約記録があるか否かを判定する。
【0205】
過去の予約記録があると判定された場合、ステップS354において、録画予約設定プログラム133は、記録媒体102の録画予約情報フォルダ180から、対応する携帯端末1−2の過去の予約記録のジャンルを検索する。
【0206】
ステップS355において、録画予約設定プログラム133は、過去の予約記録のジャンルの頻度の高さに基づいて、優先順位のジャンルを決定する。例えば、「連続ドラマ」のジャンルの頻度が一番高い場合、「連続ドラマ」のジャンルを一番に優先する、などを決定する。
【0207】
ステップS356において、録画予約設定プログラム133は、EPG情報に基づいて、ダウンロード時刻より前に放送される番組とされる番組の中から、優先順位に基づいて、該当する番組を抽出し、録画予約を行なう。例えば、ダウンロード時刻が「22:00」とされ、現在時刻が「20:00」とされる場合、20:00から22:00の間であって「連続ドラマ」のジャンルの番組の録画予約が行なわれる。なお、過去の予約記録に、「連続ドラマ」のジャンルの同じ番組があった場合、すなわち、前回記録したドラマの続きの回の番組があった場合、録画予約設定プログラム133は、これを優先的に予約録画するようにする。
【0208】
ステップS353において、過去の予約記録がないと判定された場合、ステップS357において、録画予約設定プログラム133は、お勧め番組を予約し、処理を終了する。お勧め番組は、他の携帯端末1により録画予約されている番組であってもよいし、記録装置2を販売しているメーカが協賛する番組であってもよい。
【0209】
ステップS356の処理の後、またはステップS357の処理の後、処理は終了される。
【0210】
図26の処理により、携帯端末1のユーザによりダウンロード時刻が設定されていれば、予約表が登録されていない場合でも、記録装置2は、対応する携帯端末1の過去の予約記録に基づいて、録画予約を行なうようにしたので、携帯端末1のユーザは、録画予約をしていない場合でも、自分の好みのコンテンツを、記録装置2からダウンロードすることができる。
【0211】
このようにして、録画予約が行なわれたコンテンツは、記録装置2により自動録画が行なわれ、対応する個別フォルダ181−iに記録される。そして、ダウンロード時刻より前に、記録装置2の送信メモリ106にコピーされ(図24のステップS302)、記録装置2と携帯端末1が接続されたとき(図24のステップS303)、送信メモリ106に記憶されているコンテンツが携帯端末1に伝送される。これにより、携帯端末1は効率よくコンテンツをダウンロードすることができる。
【0212】
次に、図27のフローチャートを参照して、携帯端末1が記録装置2からダウンロードしたコンテンツを再生する処理を説明する。なお、この処理は、携帯端末1が記録装置2からコンテンツをダウンロードした後、すなわち、図24と図25の処理の後に、ユーザが、携帯端末1を記録装置2から離脱して、実行される処理である。
【0213】
ステップS401において、携帯端末1の番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81の処理により、操作部53から入力される、コンテンツデータの再生モードへの移行指示の入力を受け付ける。具体的には、図14のコンテンツ再生タグ293の選択が受け付けられる。
【0214】
ステップS402において、録画再生プログラム135は、図28に示されるようなコンテンツデータ再生指示画面を生成し、入出力管理プログラム81は、ディスプレイ58に、再生指示画面を表示させる。再生指示画面には、再生可能なコンテンツ(図24の処理によりダウンロードしたコンテンツ)に対応するアイコン郡451が表示され、さらに、選択したコンテンツを削除するための削除ボタン452が表示されている。
【0215】
この表示されるコンテンツは、携帯端末1の携帯端末記憶媒体55に既に記録されているコンテンツであるので、上述した図18のステップS202の処理により、番組上画面(図13または図14)に表示されている番組とは異なる。すなわち、図18のステップS202では、記録可能な、すなわち、いまの時刻以降のEPG情報、および既に記録装置2に記録されているコンテンツが表示され、ステップS402では、携帯端末1に記録され、再生可能なコンテンツが表示されている。
【0216】
ユーザは、一覧表示されているコンテンツに対応するアイコンのうち、所望のコンテンツに対応するアイコンを選択する。
【0217】
そこで、ステップS403において、番組録画設定プログラム82は、入出力管理プログラム81の処理により、操作部53から入力される、コンテンツに対応するアイコンの選択を示す信号(すなわち、アイコン郡451の中の、いずれか1つのアイコンが選択されたことを示す信号)の入力を受ける。
【0218】
ステップS404において、番組録画設定プログラム82は、選択されたコンテンツデータ(アイコン)を削除する指令が入力されたか否かを判定する。具体的には、ステップS403の処理により、所定のアイコンが選択された後、削除ボタン452が選択されたか否かが判定される。
【0219】
ステップS404において、コンテンツデータを削除する指令がされていないと判定された場合(すなわち、再生する指令がされた場合)、ステップS405において、番組録画設定プログラム82は、ステップS403の処理により選択されたコンテンツデータ(アイコンに対応するコンテンツのデータ)を、動画表示プログラム87に供給し、入出力管理プログラム81の処理により、ユーザの操作に従って、対応するコンテンツデータをディスプレイ58に出力させ、再生させる。コンテンツデータの再生により、ディスプレイ58には、図29に示されるような再生画面461が表示される。
【0220】
ステップS404において、コンテンツデータを削除する指令がされたと判定された場合、ステップS406において、番組録画設定プログラム82は、ステップS403の処理により選択されたアイコンに対応するコンテンツのデータを削除し、処理は終了される。
【0221】
図27を用いて説明した処理により、記録装置2に蓄積されたコンテンツを、携帯端末1を用いて再生することができるので、例えば、移動中の電車の中などでも、コンテンツを再生して楽しむことができる。
【0222】
なお、図27の例では、再生が指令されたとき、携帯端末1が再生を開始するようにしたが、単に、図24と図25の処理の後、記録装置2から携帯端末1が離脱されたとき、携帯端末1のコンテンツメモリ86に記憶されたコンテンツを読み出させる(再生させる)ようにしてもよい。
【0223】
なお、以上の例では、携帯端末1を3台設け、記録装置2がIDにより区別するようにしたが、携帯端末1は、1台であっても良いし、それ以上であってもよい。このような構成とすることで、例えば、1台の記録装置2を、家族のそれぞれに割り当てられたと複数台の携帯端末1で共通に使用することができる。いまの例では、携帯端末1のID,個別フォルダ181が予め設定されていたが、携帯端末1が増えた場合、新たに登録することも勿論可能である。
【0224】
また、以上の例では、携帯端末について説明したが、PDA等の、動画や音声を再生可能な全ての携帯型情報端末装置に適用することができる。
【0225】
さらに、記憶装置に限らず、情報を処理する全ての情報処理装置に適用することができる。
【0226】
また、伝送されるデータは、映像と音声からなるテレビジョン放送番組等のコンテンツであってもよいし、ラジオ放送等の音声のみより構成されるコンテンツであってもよい。さらに、映像のみより構成されるコンテンツでもよい。
【0227】
また、携帯端末1のみで、録画予約をするだけでなく、記録装置2の操作部108に入力することで、ユーザは録画を予約することができる。
【0228】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
【0229】
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図4に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア121よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されている記録媒体102が含まれるハードディスクなどで構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースを介して、公衆回線網、ローカルエリアネットワーク、インターネット4、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
【0230】
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0231】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0232】
【発明の効果】
【0233】
本発明によれば、携帯型情報端末装置にコンテンツデータを迅速に供給することができる。特に、本発明によれば、携帯型情報端末装置が装着されたとき、携帯型情報端末装置にコンテンツデータを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る番組データ取得システムの一実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1の携帯端末の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の携帯端末の機能ブロック図である。
【図4】図1の記録装置の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1の記録装置の機能ブロック図である。
【図6】図8の記録媒体に記録されるデータの一例を説明する図である。
【図7】図8の記録媒体に記録されるデータの一例を説明する図である。
【図8】記録装置におけるEPG情報取得処理を説明するフローチャートである。
【図9】番組情報提供装置におけるEPG情報取得処理を説明するフローチャートである。
【図10】携帯端末におけるEPG情報取得処理を説明するフローチャートである。
【図11】記録装置におけるEPG情報提供処理を説明するフローチャートである。
【図12】携帯端末の表示画面例を説明する図である。
【図13】番組表画面の表示例を示す図である。
【図14】番組表画面のメニュー表示について説明するための図である。
【図15】携帯端末におけるダウンロード時刻設定処理を説明するフローチャートである。
【図16】記録装置におけるダウンロード時刻設定処理を説明するフローチャートである。
【図17】ダウンロード時刻設定画面の表示例を示す図である。
【図18】携帯端末における録画予約処理を説明するフローチャートである。
【図19】携帯端末における録画予約処理を説明するフローチャートである。
【図20】予約表画面の表示例を示す図である。
【図21】ジャンル選択画面の表示例を示す図である。
【図22】記録装置における録画予約処理を説明するフローチャートである。
【図23】記録装置における録画予約処理を説明するフローチャートである。
【図24】記録装置におけるコンテンツ伝送処理を説明するフローチャートである。
【図25】携帯端末におけるコンテンツ受信処理を説明するフローチャートである。
【図26】記録装置における録画予約処理を説明するフローチャートである。
【図27】携帯端末におけるコンテンツ再生処理を説明するフローチャートである。
【図28】再生可能なコンテンツデータに対応するアイコンが表示された画面の表示例を示す図である。
【図29】再生されたコンテンツの表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯端末, 2 記録装置, 4 インターネット, 5 放送局, 6番組情報提供装置, 55 携帯端末記憶媒体, 56 伝送インターフェース, 58 ディスプレイ, 82 番組録画設定プログラム, 83 EPG情報メモリ, 84 録画予約メモリ, 85 設定情報メモリ, 86 コンテンツメモリ, 102 記録媒体, 106 送信メモリ, 107 伝送インターフェース, 131 入出力管理プログラム131, 132 コンテンツ管理検索プログラム, 133 録画予約設定プログラム, 134 EPG情報管理検索プログラム, 135 録画再生プログラム, 180 録画予約情報フォルダ, 181−1乃至181−3 個別フォルダ, 182 全体フォルダ, 183 EPG情報フォルダ
Claims (8)
- コンテンツデータを記憶する携帯型情報端末装置に、前記コンテンツデータを送信する情報処理装置において、
前記携帯型情報端末装置が装着されたとき、前記携帯型情報端末装置と通信できるように前記携帯型情報端末装置と接続する接続手段と、
前記携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、前記予約情報を送信した前記携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持する保持手段と、
予め保持されている前記コンテンツデータを、前記携帯型情報端末装置に転送する前に記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記コンテンツデータを、前記接続手段を介して前記携帯型情報端末装置に転送する転送手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記転送手段により、前記コンテンツデータが装着された前記携帯型情報端末装置に転送される予定時刻を設定する時刻設定手段をさらに備え、
前記記憶手段は、前記時刻設定手段により設定された前記予定時刻より前に、前記保持手段により保持されている前記情報を記憶する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記記憶手段の記憶容量は、前記携帯型情報端末装置が有する、前記コンテンツデータを記憶する記憶部の記憶容量と同じである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記携帯型情報端末装置から前記番組の録画予約を行なうための予約情報が転送されてこない場合、前記保持手段により保持されている前記携帯型情報端末装置が過去に録画予約した前記番組の情報に基づいて、前記予約情報を生成する録画予約情報生成手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記保持手段は、複数の前記携帯型情報端末装置がそれぞれ有する記憶部に対応する記憶容量の複数の記憶領域を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - コンテンツデータを記憶する携帯型情報端末装置に、前記コンテンツデータを送信する情報処理装置の情報処理方法において、
前記携帯型情報端末装置が装着されたとき、前記携帯型情報端末装置と通信できるように前記携帯型情報端末装置と接続部を介して接続し、
前記携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、前記予約情報を送信した前記携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持し、
前記保持領域に予め保持されている前記コンテンツデータを、前記携帯型情報端末装置に転送する前に記憶部に転送し、
前記記憶部に記憶された前記コンテンツデータを、前記接続部を介して前記携帯型情報端末装置に転送する
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンテンツデータを記憶する携帯型情報端末装置に、前記コンテンツデータを送信する情報処理装置を制御するプログラムであって、
前記携帯型情報端末装置が装着されたとき、前記携帯型情報端末装置と通信できるように前記携帯型情報端末装置と接続部を介して接続し、
前記携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、前記予約情報を送信した前記携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持し、
前記保持領域に予め保持されている前記コンテンツデータを、前記携帯型情報端末装置に転送する前に記憶部に転送し、
前記記憶部に記憶された前記コンテンツデータを、前記接続部を介して前記携帯型情報端末装置に転送する
ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。 - コンテンツデータを記憶する携帯型情報端末装置に、前記コンテンツデータを送信する情報処理装置を制御するプログラムであって、
前記携帯型情報端末装置が装着されたとき、前記携帯型情報端末装置と通信できるように前記携帯型情報端末装置と接続部を介して接続し、
前記携帯型情報端末装置から送信された予約情報に基づいて予め取得したコンテンツデータを、前記予約情報を送信した前記携帯型情報端末装置の識別情報に基づいて特定される保持領域に保持し、
前記保持領域に予め保持されている前記コンテンツデータを、前記携帯型情報端末装置に転送する前に記憶部に転送し、
前記記憶部に記憶された前記コンテンツデータを、前記接続部を介して前記携帯型情報端末装置に転送する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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