JP4227046B2 - 保守訓練システム - Google Patents

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Description

この発明は、たとえばプラント運転者などを模擬訓練するための保守訓練システムに関し、特に運転訓練および現場保守訓練を同時に行うことのできる保守訓練システムに関するものである。
従来の保守訓練システムとしては、表示手段と、操作手段と、シミュレータとを備え、シミュレータ内に訓練用擾乱印加モデルを設けることにより、運転訓練を行うシステムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−212077号公報
従来の保守訓練システムでは、プラントの動特性を把握して隔離操作を行うための運転訓練には向いているものの、模擬監視制御盤がハードウェアとして実際の現場に設置されていないので、実際の現場で発生するようなプラント制御装置を含めた実際的な現場保守訓練を行うことはできない。したがって、ハードウェアを含めた故障部位の同定および復旧などをソフトウェア的に行う以外に方法がなく、実際のプラント運転状況をリアルに再現した訓練を実現することができないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、訓練用シミュレータ計算機のみによるプラント運転訓練ではなく、実際のプラント稼動状態に近い状態で模擬監視制御盤とシミュレータとを連動させて、ソフトウェア的且つハードウェア的な故障部位の同定および復旧を迅速に行うための訓練を実現可能な保守訓練システムを得ることを目的とする。
この発明による保守訓練システムは、運転訓練室内の運転訓練者および現場内の保守訓練者に対してプラント実機環境の模擬訓練を行うための保守訓練システムであって、運転訓練室に設置された運転訓練者用の画像表示操作端末および画像表示操作プロセッサを含む訓練用シミュレータ計算機と、現場に設置されてプラント実機環境を模擬するための模擬監視制御盤と、訓練用シミュレータ計算機と模擬監視制御盤との間で相互に信号を入出力するための監視用通信手段と、を備え、訓練用シミュレータ計算機は、プラント実機環境のプラント模擬データを発生するプラント模擬手段を含み、模擬監視制御盤は、訓練用シミュレータ計算機に接続されるI/Oインターフェイス部と、I/Oインターフェイス部を介して入出力されるI/Oインターフェイス信号と模擬監視制御盤の制御装置状態とを表示する保守訓練者用の表示部と、を含み、画像表示操作端末は、プラント模擬データを表示するとともに、運転訓練者により操作され、表示部は、I/Oインターフェイス信号および制御装置状態を表示するとともに、保守訓練者により操作され、監視用通信手段は、運転訓練者の操作信号を模擬監視制御盤に送信するとともに、保守訓練者による模擬監視制御盤の状態信号を訓練用シミュレータ計算機に送信することにより、プラント実機環境に関する運転訓練および現場保守訓練が同時に実行されるものである。
この発明によれば、運転訓練室において画像表示を行う訓練用シミュレータ計算機と、現場においてプラント実機環境を模擬する模擬監視制御盤とを、監視用通信手段を介して相互に信号入出力可能に接続し、訓練チームが運転訓練および現場保守訓練を同時に実行可能に構成することにより、実際のプラント稼動状態に近い状態でシミュレータおよび模擬監視制御盤を連動させて、ソフトウェア的な且つハードウェア的な故障部位の同定および復旧を迅速に行うための訓練を効率的に実現することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1を示す保守訓練システムの全体構成を示すブロック図である。
図1において、この発明による保守訓練システムは、運転訓練室側に設置された画像表示操作端末100、画像表示操作プロセッサ101およびシミュレータ設備(訓練用シミュレータ計算機)102と、現場(フィールド)側に設置された模擬監視制御盤(プラント実機環境の監視制御装置に対応する)106と、画像表示操作プロセッサ101と模擬監視制御盤106との間で相互に信号を入出力するための監視用通信手段(以下、単に「通信手段」という)300と、を備えている。
なお、監視用通信手段としては、シミュレータ設備102と模擬監視制御盤106との間で相互通信するためのI/Oインターフェイス103b(後述する)も含まれている。
訓練チームは、運転訓練室における訓練対象者となる運転訓練者Aと、現場における訓練対象者となる保守訓練者Bと、訓練のための技術支援者となる訓練講師Cとにより構成される。
画像表示操作端末100は、運転訓練者Aに対するインターフェイスとして機能し、操作パネルおよびディスプレイ(図示せず)を備えている。
画像表示操作プロセッサ101は、模擬監視制御盤106との間で各種信号(データ)を送受信するために、通信手段300に接続された通信部101aを備えている。
通信手段300としては、実プラントに近似させるために、定周期が確保可能なネットワークを用いることが必要であり、たとえば、定周期のトークンリング方式や定周期の確保処理を追加したイーサネット(Ethernet)(登録商標)などが適用される。
画像表示操作プロセッサ101は、運転訓練者Aの操作により画像表示操作端末100を介して入力された操作信号200sを、操作信号201s、202sに分岐して、シミュレータ設備102および模擬監視制御盤106に送出するとともに、シミュレータ設備102および模擬監視制御盤106から入力された状態信号231s、232sを合流して、状態信号230sとして画像表示操作端末100に送出し、ディスプレイに表示させる。
操作信号201sおよび状態信号231sは、シミュレータ設備102内で制御ロジック演算を行う部分に対するデータ値(または、パラメータ値)を示している。
一方、操作信号202sおよび状態信号232sは、模擬監視制御盤106内で制御ロジック演算を行う部分に対するデータ値(または、パラメータ値)を示している。
シミュレータ設備102は、画像表示操作プロセッサ101と関連して機能するCPU103aと、模擬監視制御盤106に接続されたI/Oインターフェイス103bと、を備えている。
CPU103aは、画像表示操作プロセッサ101との間で各種信号(データ)を送受信するプラント模擬応答プログラム103Pと、プラント模擬応答プログラム103Pに属する共有メモリ103Mと、I/Oインターフェイス103bからの入力ラインに挿入された擾乱印加手段103cと、を備えている。
プラント模擬応答プログラム103Pは、共有メモリ103Mと関連して画像表示操作プロセッサ101に対する入出力信号を物理計算処理している。
たとえば、プラント模擬応答プログラム103Pは、操作信号201sに含まれる各操作器の操作量MV(たとえば、弁開度)を操作信号211sとして取り込み、共有メモリ103Mから読み出されたプロセス状態値PV(たとえば、流量)を、操作信号221sとして、画像表示操作プロセッサ101に入力される状態信号231sに含めて送出する。
擾乱印加手段103cは、I/Oインターフェイス103bを介して入力されるデータ信号に対し、訓練講師Cの操作に応じた擾乱要素を印加して擾乱データとし、擾乱データを共有メモリ103Mに格納させる。また、擾乱印加手段103cは、共有メモリ103M内のデータ222に対し、訓練講師Cの操作に応じた擾乱要素を印加して擾乱データとし、I/Oインターフェイス103bを介して模擬監視制御盤106に入力させる。
共有メモリ103Mは、画像表示操作プロセッサ101およびI/Oインターフェイス103bを介した入出力信号(データ)に関連して、通信入力エリア、通信出力エリア、プログラム入力エリアおよび模擬出力エリアを有し、各エリアに対応したデータ201、231、211、212、222、221を格納している。
一方、現場側のプラント実機環境の模擬試験設備として機能する模擬監視制御盤106は、I/Oインターフェイス部104(プラント実機環境のハードウェアを含む)と、CPU部105と、通信部105aと、I/O通信マスター部105bと、表示部105cと、を備えている。
模擬監視制御盤106内において、I/Oインターフェイス部104、I/O通信マスター部105b、通信部105aおよび表示部105cは、いずれもCPU部105に関連している。
模擬監視制御盤106内のI/Oインターフェイス部104は、実機環境模擬H/Wを構成しており、配線107を介して、現場フィールド模擬を行うシミュレータ設備102内のI/Oインターフェイス103bに接続されている。これにより、模擬監視制御盤106内のCPU部105は、I/Oインターフェイス部104およびI/Oインターフェイス103bを介して、シミュレータ設備102内のCPU103aに接続されている。
I/Oインターフェイス部104は、各種プラント制御器に対する指示信号(たとえば、調整弁開度、開閉器ON/OFFなど)を、制御出力操作量212sとして出力する。
制御出力操作量212sは、I/Oインターフェイス103bおよび擾乱印加手段103cを介して、共有メモリ103Mのプログラム入力エリアに入力される。
また、I/Oインターフェイス部104は、共有メモリ103MからI/Oインターフェイス103bを介して入力されるプラント模擬フィードバックパラメータ(たとえば、流量、水位、温度など)222sを、プラント状態値として取り込む、CPU部105に導入する。
表示部105cは、保守訓練者Bに対するインターフェイスとしても機能しており、操作部(図示せず)を備えている。
プラント状態値222sは、保守訓練者Bの要求操作に応答して表示部105cに表示される。
シミュレータ設備102内の共有メモリ103Mにおいて、各データ201、231、211および221は、シミュレータ設備102内で制御ロジック演算を行う部分に対するデータ値(または、パラメータ値)に相当している。
一方、共有メモリ103M内の各データ212および222は、模擬監視制御盤106内で制御ロジック演算を行う部分に対するデータ値(または、パラメータ値)に相当している。
すなわち、通信入力エリア内のデータ201は、操作信号201sに対応した値であり、通信出力エリア内のデータ231は、状態信号231sに対応した値である。
同様に、プログラム入力エリア内のデータ211は、制御出力の操作量に対応した値であり、模擬出力エリア内のデータ221は、プラント状態値に対応した値である。
一方、プログラム入力エリア内のデータ212は、制御出力操作量212sに対応した値であり、模擬出力エリア内のデータ222は、プラント状態値222sに対応した値である。
図1において、各データ(信号)のうち、シミュレータ設備102内で制御ロジック演算を行う部分に対するデータは、「黒塗りブロック」で示され、模擬監視制御盤106内で制御ロジック演算を行う部分に対するデータは、「斜線ブロック」で示されている。
シミュレータ設備102内のCPU103aは、プラント実機環境のプラント模擬データ(状態信号231s)を発生するプラント模擬手段として機能し、画像表示操作端末100のディスプレイにプラント模擬データを表示させる。
また、模擬監視制御盤106内の表示部105cは、I/Oインターフェイス部104を介して入出力されるI/Oインターフェイス信号を表示する。
I/Oインターフェイス信号としては、プラント状態値222sのみならず、CPU部105内の制御ロジック演算状態(内部途中演算パラメータを含む)などがあげられる。
CPU103aおよびCPU部105は、通信手段300および信号ラインを介して、プラント実機環境に相当したデータの通信および現場(フィールド)側の信号の入出力を双方向に行い、運転訓練室の運転訓練者Aは、プラント模擬データを観測し、現場の保守訓練者Bは、I/Oインターフェイス信号を観測する。
これにより、運転訓練室内の運転訓練者Aおよび現場内の保守訓練者Bに対して、訓練講師Cの介入(擾乱印加)に応じたプラント実機環境の模擬訓練が行われ、プラント実機環境に関する運転訓練および現場保守訓練が同時に実行される。
次に、図1に示したこの発明の実施の形態1による保守訓練システムの動作について、さらに具体的に説明する。
前述のように、訓練チーム内の運転訓練者Aは、運転訓練室側で画像表示操作端末100を監視操作し、保守訓練者Bは、現場側で模擬監視制御盤106を監視調査復旧し、訓練講師Cは、擾乱印加手段103cに対してソフトウェア的に擾乱要素を印加する。
運転訓練者Aは、画像表示操作端末100のディスプレイ画面を観測することにより、プラント系統の異常状態を把握して故障箇所を推定する。
続いて、運転訓練者Aは、画像表示操作端末100の操作パネルを操作して、プラント運転を継続し、推定した故障箇所の周辺のハードウェア入出力値が正しいか否かを保守訓練者Bに調査させる。
保守訓練者Bは、模擬監視制御盤106内のI/Oインターフェイス部104の電流および電圧、または、導通および非導通の接点状態などを測定する。
続いて、保守訓練者Bは、運転訓練者Aにより推定された故障個所に関するI/Oインターフェイス部104の故障個所を同定し、復旧(訓練講師Cに回答)し、画像表示操作端末100のディスプレイ画面に表示させて運転訓練者Aに報告する。
つまり、運転訓練者Aは、模擬監視制御盤106(監視制御装置)またはプラントのフィールドセンサ側に故障が発生していること、を推定し、保守訓練者Bによる復旧中においても、プラントを手動でバックアップ運転操作する訓練を行う。
このように、シミュレータ設備102と模擬監視制御盤106とを、通信手段300を介して相互に信号入出力可能に接続し、実機相当のデータ通信およびフィールド信号の入出力を行うことにより、運転訓練者Aおよび現場内の保守訓練者Bに対して、訓練講師Cの介入(擾乱印加)に応じたプラント実機環境の模擬訓練が行われる。
この結果、プラント実機環境に関する訓練チームA〜Cによる運転訓練および現場保守訓練を同時に行うことができる。
したがって、実際のプラント稼動状態に近い状態でシミュレータ設備102および模擬監視制御盤106を連動させて、ソフトウェア的な且つハードウェア的な故障部位の同定および復旧を迅速に行い、且つプラントを手動バックアップ操作で運転継続するための訓練を効率的に実現することができる。
実施の形態2.
なお、上記実施の形態1(図1参照)では、模擬監視制御盤106そのものの模擬故障に対する訓練について考慮しなかったが、模擬監視制御盤106に対する保守訓練も行うように構成してもよい。
図2はこの発明の実施の形態2に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図であり、模擬監視制御盤に対する保守訓練も行うように構成した例を示している。
図2において、前述(図1参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「A」を付して詳述を省略する。
この場合、前述(図1)の構成に加え、模擬監視制御盤106Aに関する故障模擬を発生させる手段として、外部から開閉操作可能なスイッチ122a、122b、123a、123bが設けられている。
また、シミュレータ設備102内のI/Oインターフェイス103bおよび模擬監視制御盤106A内のI/Oインターフェイス部104は、内部構成が具体的に示されている。
シミュレータ設備102内において、I/Oインターフェイス103bは、アナログ入力部103dと、アナログ出力部103eと、端子台103fと、を備えている。
アナログ入力部103dおよびアナログ出力部103eは、それぞれ、共有メモリ103Mに接続されるとともに、端子台103fを介して配線107に接続されている。
模擬監視制御盤106A内において、CPU部105、通信部105a、I/O通信マスター部105bおよび表示部105cは、実機環境模擬H/W105dを構成している。
インターフェイス部104は、アナログ出力部104aと、アナログ入力部104bと、端子台104cと、を備えている。
アナログ出力部104aおよびアナログ入力部104bは、ぞれぞれ、スイッチ122a、122bを介して、I/O通信マスター部105bに接続されている。また、アナログ出力部104aおよびアナログ入力部104bは、端子台104cを介して配線107に接続されている。
配線107には、スイッチ123aおよび123bが挿入されるとともに、ノイズシミュレータ121の出力信号(後述する)が重畳されるようになっている。
ノイズシミュレータ121、スイッチ122a、122b、123aおよび123bは、訓練講師Cにより操作される。
スイッチ122aおよび123aは、アナログ出力部104aに対する故障模擬発生手段を構成しており、スイッチ122bおよび123bは、アナログ入力部104bに対する故障模擬発生手段を構成している。
また、この場合、模擬監視制御盤106A内のCPU部105は、保守用計算手段を含むものとする。
図2のように、模擬監視制御盤106Aの故障模擬データを発生する故障模擬発生手段を追加することにより、訓練チームA〜Cは、フィールド配線、センサ、アクチュエータなどの故障に対する保守訓練および運転訓練に加え、現場の模擬監視制御盤106Aに対する保守訓練も行うことができる。
すなわち、保守訓練者Bは、表示部105cをインターフェイスとして、I/Oインターフェイス信号を観測するとともに、表示部105cを介してCPU部105(保守用計算手段)を操作し、模擬監視制御盤106Aの異常状態を把握することにより、模擬監視制御盤106Aに対する保守訓練を、フィールド配線、センサ、アクチュエータの故障模擬訓練と同時に行う。
このとき、訓練講師Cは、模擬監視制御盤106Aに対するノイズシミュレータ121と、アナログ出力部104aに対する故障模擬発生手段122a、123aと、アナログ入力部104bに対する故障模擬発生手段122b、123bと、を手動で設定し、模擬監視制御盤106Aの故障模擬を発生させる。
たとえば、スイッチ123bのOFF操作およびノイズシミュレータ121による故障模擬は、実際の現場(フィールド)におけるセンサ入力回路の配線切断やセンサ入力回路の端子台緩み、および、センサ入力回路への連続的なバーストカップリングノイズ重畳(現地アース系統故障模擬)に相当する。
同様に、スイッチ122a、122bのOFF操作による故障模擬は、模擬監視制御盤106Aの入出力カードの故障などの模擬に相当する。
次に、図3〜図5を参照しながら、図2に示したこの発明の実施の形態2による具体的な訓練手順について説明する。
図3〜図5は表示部105cの画面を時系列的に示す説明図である。
図3は運転監視用のトレンド画面であり、SG水位(アナログ入力)、主給水流量および主給水制御弁開度(アナログ出力)に対して、故障模擬C1〜C4の擾乱を印加したときの時間変化を、時刻(13:30、13:34、13:37、・・・)毎の値に注目して示している。
図4は警報監視用の画面であり、警報発生時刻毎の警報項目「SG水位高、主蒸気圧力低、主蒸気流量高、など」を示している。
図5は訓練シナリオの例として、故障模擬(主給水流量の計測値<実流量)の擾乱の印加開始から訓練完了までの、各時刻での訓練チームの処理手順を示している。
まず、訓練講師Cは、擾乱印加手段103cを操作して、I/Oインターフェイス部104の入力信号(プラント模擬フィードバックパラメータ222s)に対して擾乱データを重畳させる。具体的には、入力信号222sが、共有メモリ103M内のデータ222よりも小さめとなるように、たとえば係数「0.9」を乗算する(222s=0.9×222)。
画像表示操作端末100を監視操作する運転訓練者Aは、表示画面上で、プラント系統の異常を把握して故障箇所を推定し、画像表示操作端末100を操作することにより、通信手段300を介して模擬監視制御盤106Aに故障データを送信し、現場で監視調査復旧する保守訓練者Bに対して、推定された故障箇所周辺のハードウェア入出力値が正しいか否かの調査を実行させる。
保守訓練者Bは、模擬監視制御盤106Aを観測することにより、I/Oインターフェイス部104の電流値および電圧値を測定し、アナログ入力部104bに入力される信号222sがデータ222よりも小さくなっていることを確認し、訓練講師Cに報告する。
運転訓練者Aは、保守訓練者Bによる模擬監視制御盤106Aの入力信号調査中も運転を手動操作で継続させる。
このように、現場の実機環境を模擬する模擬監視制御盤106A内に、故障模擬を発生させる手段を設けることにより、運転訓練者Aは、プラントのフィールドセンサ側が正常であって、模擬監視制御盤106内部に故障が発生したこと、を同定する訓練を行うことができる。
この結果、訓練チームは、運転訓練に加えて、現場での模擬監視制御盤106Aに対する保守訓練も行うことができる。
また、前述のように、訓練講師Cがノイズシミュレータ121やスイッチ122a、122b、123aおよび123bを操作した場合も、同様に保守訓練者Bは、表示部105cを観測することにより、模擬監視制御盤106Aの入出力部などの故障を判断して、適切且つ迅速な対応を施すための模擬訓練を行うことができる。
実施の形態3
なお、上記実施の形態2(図2)では、訓練講師Cが模擬監視制御盤106Aの模擬故障発生手段を直接操作したが、シミュレータ設備102(訓練用シミュレータ計算機)と関連した別の保守訓練故障模擬発生計算機を設け、訓練講師Cが保守訓練故障模擬発生計算機を操作させることにより、模擬監視制御盤106Aに対する保守訓練を所定の故障訓練パターンで自動的に実行するように構成してもよい。
図6はこの発明の実施の形態3に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図であり、模擬監視制御盤106Bに対する保守訓練を所定の故障訓練パターンにしたがって実行するための保守訓練故障模擬発生計算機120を設けた例を示している。
図6において、前述(図1、図2参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、または符号の後に「B」を付して詳述を省略する。
この場合、模擬監視制御盤106Bに関する故障模擬を発生させる手段として、前述と同様のノイズシミュレータ121に加えて、外部から開閉操作可能なスイッチ124a、124b、125aおよび125bが設けられている。
また、シミュレータ設備102Bは、保守訓練故障模擬発生計算機120との間で通信するための通信部131を備えている。
各スイッチは、前述(図2参照)のスイッチ122a、122b、123a、123bにそれぞれ対応しており、スイッチ124aおよび125aは、アナログ出力部104aに対する故障模擬発生手段を構成しており、スイッチ124bおよび125bは、アナログ入力部104bに対する故障模擬発生手段を構成している。
図6において、シミュレータ設備102Bおよび模擬監視制御盤106Bには、通信手段330を介して、保守訓練故障模擬発生計算機120が接続されている。
保守訓練故障模擬発生計算機120は、通信部120aと、CPU部120bと、接点出力部120cと、を備えている。
CPU部120bは、訓練講師Cの操作に応答して、通信部120aおよび接点出力部120cから、あらかじめ決められた故障訓練パターンにしたがう故障模擬データを自動的に発生する。
保守訓練故障模擬発生計算機120の通信部120aは、シミュレータ設備102B内の通信部131および模擬監視制御盤106B内の通信部105aに接続されている。
擾乱印加手段103c、ノイズシミュレータ121、スイッチ124a、124b、125a、125bは、訓練講師Cの操作に応答して、保守訓練故障模擬発生計算機120を介して制御される。
次に、図6に示したこの発明の実施の形態3による保守訓練システムの動作について説明する。
まず、訓練講師Cが保守訓練故障模擬発生計算機120を操作すると、保守訓練故障模擬発生計算機120は、通信部120aおよびシミュレータ設備102B内の通信部131を介して擾乱印加手段103cを制御するとともに、通信部120aを介してノイズシミュレータ121を制御する。
また、保守訓練故障模擬発生計算機120は、通信部120aおよび模擬監視制御盤106B内の通信部105aを介して、表示部105cに故障データなどを表示させるとともに、接点出力部120cを介して、各スイッチ124a、124b、125aおよび125bを開閉制御する。
このとき、保守訓練故障模擬発生計算機120内のCPU部120bは、あらかじめ決めた故障模擬パターンで、擾乱印加手段103c、ノイズシミュレータ121、スイッチ124a、124b、125aおよび125bに対するパターンを制御する。
以下、前述と同様に、運転訓練者Aは、画面上でプラント系統の異常を把握して故障箇所を同定し、故障箇所周辺のハードウェア入出力値が正しいか否かを保守訓練者Bに調査させる。
保守訓練者Bは、模擬監視制御盤106Bの内部エラー情報の収集、インターフェイス部の電流値および電圧値(I/Oインターフェイス信号)を測定し、測定結果を運転訓練者Aに報告する。
運転訓練者Aは、画像表示操作端末100上の指示値と、模擬監視制御盤106Bとの間の入出力値とに基づいて、フィールドセンサ側および模擬監視制御盤106B側における広範囲内から故障発生箇所を同定し、保守訓練者Bに故障発生箇所の復旧を指示する。
このように、現場の模擬監視制御盤106B内に所定の故障訓練パターンで自動的に故障模擬を発生する手段として、保守訓練故障模擬発生計算機120を設けることにより、訓練講師Cが容易に故障模擬パターンを設定することができる。
また、前述と同様に、運転訓練者Aおよび保守訓練者Bは、プラントの実態に近い状況下で、フィールドセンサ側または模擬監視制御盤106B側の異常個所を同定して復旧する、という保守訓練を同時に且つ効率的に実行することができる。
実施の形態4
なお、上記実施の形態3(図6)では、保守訓練者Bに対する技術支援について考慮しなかったが、運転訓練室および現場から隔離されたリモート保守センターを設置し、技術支援者が保守訓練者Bを技術支援するように構成してもよい。
図7はこの発明の実施の形態4に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図であり、技術支援者Dと関連したリモート保守センター140(設計事務所など)を設置した例を示している。
図7において、前述(図6参照)と同様のものについては、前述と同一符号を付して、詳述を省略する。
この場合、模擬監視制御盤106Bの通信部105aには、運転訓練室および現場から隔離されたリモート保守センター140が、相互通信可能に接続されている。
模擬監視制御盤106Bとリモート保守センター140との間には、模擬監視制御盤106B側のセキュリティBOX132と、リモート保守サーバー・保守ツールパソコン133とが介在されるとともに、保守用通信手段としてインターネット150が設けられている。
リモート保守サーバー・保守ツールパソコン133は、現場側のリモート保守サーバーと、模擬監視制御盤106Bの保守ツールパソコン133と、の機能を有している。
リモート保守センター140は、設計事務所などに設置されたリモート保守クライアントパソコン141と、メーカ工場内などに設置されたリモート保守サーバー142と、セキュリティ装置143と、イントラネット144と、を備えている。
リモート保守クライアントパソコン141およびリモート保守サーバー142は、イントラネット144を介してセキュリティ装置143に接続され、さらに、インターネット150を介して、セキュリティBOX132およびリモート保守サーバー・保守ツールパソコン133に接続されている。
リモート保守クライアントパソコン141は、リモート保守センター140内において、技術支援手段を含む保守用計算機を構成しており、技術支援者Dに対する操作部および表示部(図示せず)を有している。
また、リモート保守クライアントパソコン141は、イントラネット144およびインターネット150を介して、シミュレータ設備102B内のCPU103a(シミュレータ用計算機)および模擬監視制御盤106B内のCPU部105との間で相互に信号を入出力し、技術支援者Dの操作に応じて送受信データを表示するようになっている。
一方、リモート保守サーバー142は、FT図(後述する)および品質データベースなどを格納しており、イントラネット144に関連したデータバスを介して、リモート保守クライアントパソコン141に接続されている。
図7のように、リモート保守センター140を設置することにより、保守訓練者Bは、技術支援者Dの支援操作に基づく技術支援データを、表示部105c上で観測することにより、リモート保守センター140から技術支援を受けながら、現場保守訓練を行うことができる。
次に、図7に示したこの発明の実施の形態4による保守訓練システムの動作について説明する。
まず、前述と同様に、保守訓練故障模擬発生計算機120は、訓練講師Cの操作に応答して、あらかじめ決定されたパターンで、通信部120aから、擾乱印加手段103cおよびノイズシミュレータ121に対する制御データを出力し、接点出力部120cから、各スイッチ(故障模擬発生手段)124a、124b、125a、125bに対する制御信号を出力する。
また、運転訓練者Aは、プラント系統の異常を把握して故障箇所を同定し、故障箇所周辺のハードウェア入出力値が正しいか否かを保守訓練者Bに調査させ、保守訓練者Bは、模擬監視制御盤106B内のエラー情報収集、インターフェイス信号値の測定結果を運転訓練者Aに報告する。
このとき、運転訓練者Aは、指示値と模擬監視制御盤106Bの入出力値とから、故障発生箇所を容易に同定することができない場合には、リモート保守センター140に対して、現場での故障発生状況を連絡するとともに、保守訓練者Bに対して、リモート保守センター140の技術支援を受けながら故障箇所の同定および復旧を行うように指示する。
次に、図8のフローチャートを参照しながら、この発明の実施の形態4による現場側の保守訓練者B(現場保守員)と、リモート保守センター140側の技術支援者D(講師)との間の具体的な情報通信動作について説明する。なお、この場合、技術支援者Dを訓練対象とすることもできる。
図8において、まず、現場の保守訓練者Bは、現地不具合発生の状況(たとえば、模擬監視制御盤106Bに故障が発生したこと)を、リモート保守センター140側の技術支援者Dに報告する(ステップS401)。
技術支援者Dは、保守訓練者Bから送信されるエラーログデータ(故障データ、詳細データ)を、模擬監視制御盤106Bの通信部105aから、リモート保守サーバー・保守ツールパソコン133と、セキュリティBOX132と、インターネット150と、セキュリティ装置143と、イントラネット144と、リモート保守クライアントパソコン141と、を介して収集して取得する(ステップS402)。
次に、技術支援者Dは、過去の発生トラブルとその原因および処置とを蓄積してアップグレードした標準FT図を、リモート保守サーバー142からリモート保守クライアントパソコン141に抽出する(ステップS403)。
続いて、標準FT図を、リモート保守クライアントパソコン141および模擬監視制御盤106B内の表示部105cに表示させるとともに、「標準FT図が見えますか?」のメッセージを模擬監視制御盤106Bに送信し、保守訓練者Bとともに標準FT図を共有化する(ステップS404)。
以下、保守訓練者Bは、「標準FT図が見えます」のメッセージをリモート保守センター140に送信して、標準FT図を共有化できたことを技術支援者Dに報告し(ステップS405)、これにより、技術支援者Dは、標準FT図を共有化できたことを確認する(ステップS406)。
次に、技術支援者Dは、エラーログを分析した結果、考えられる可能性の要因に対して、現場での調査を保守訓練者Bに指示する(ステップS407)。
このとき、要因分析として、たとえば、「エラーログを分析した結果、バスマスターカードのタイムアウトエラーが発生しています。」、「考えられる要因を、共有のFT図に示していますので、現場確認のうえ、結果を記入してください。」というメッセージを送信する。
これに応答して、保守訓練者Bは、共有FT図に現場調査および結果を記入するとともに、「共有のFT図に調査結果を記入しました」のメッセージを送信し、技術支援者Dに現場調査および結果を報告する(ステップS408)。
これにより、技術支援者Dは、FT図の調査結果を確認および分析し(ステップS409)、保守訓練者Bに対して故障箇所の交換復旧を指示する(ステップS410)。
このとき、現場への指示として、たとえば、「FT図を分析した結果、バスマスターカードのシリアル通信ケーブルの緩みが原因と推定されます。」、「A系バスマスターカードのCH1と、B系バスマスターカードのCH1とのシリアル通信ケーブルを確実に接続してください。」というメッセージを送信する。
これにしたがって、保守訓練者Bは、現場処置を行うとともに、技術支援者Dに対して現場処置の完了報告を行う(ステップS411)。
このとき、リモート保守センター140への報告として、たとえば、「A系バスマスターカードのCH1と、B系バスマスターカードのCH1とのシリアル通信ケーブルを確実に接続しました。」、「エラーリセットしたところ、全てのエラーが消え、正常復旧しました」というメッセージを送信する。
最後に、リモート保守センター140の技術支援者Dは、処置完了を確認して(ステップS412)、図8の訓練処理ルーチンを終了する。
このように、技術支援者Dから技術支援を受ける手段として、リモート保守センター140を設けることにより、難解で高度な故障模擬に対する現場保守訓練を行うことができる。
すなわち、運転訓練者Aおよび保守訓練者Bは、プラントの実態に近い状況下で、フィールドセンサ側または模擬監視制御盤106B側の異常個所の同定が、現場側のみでは困難な場合であっても、リモート保守センター140の技術支援を受けながら、故障箇所を同定して復旧する、という保守訓練を同時に且つ効率的に行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る保守訓練システムの具体的な訓練手順を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る保守訓練システムの具体的な訓練手順を示す説明図である。 この発明の実施の形態2に係る保守訓練システムの具体的な訓練手順を示す説明図である。 この発明の実施の形態3に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る保守訓練システムの全体構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る保守訓練システムの具体的な訓練手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像表示操作端末、101 画像表示操作プロセッサ、101a 通信部、102、102B シミュレータ設備、103a CPU、103b I/Oインターフェイス、103c 擾乱印加手段(故障模擬発生手段)、103M 共有メモリ、103P プラント模擬応答プログラム、104 I/Oインターフェイス部、105 CPU部、105a 通信部、105c 表示部、106、106A、106B 模擬監視制御盤、120 保守訓練故障模擬発生計算機、120a 通信部、120b CPU部、120c 接点出力部、121 ノイズシミュレータ(故障模擬発生手段)、122a、122b,123a、123b、124a、124b、125a、125b スイッチ(故障模擬発生手段)、140 リモート保守センター、141 リモート保守クライアントパソコン、142 リモート保守サーバー、144 イントラネット、150 インターネット(保守用通信手段)、200s、201s、202s 操作信号、211、212 制御出力の操作量、220、221 プラント状態値、230s、231s、232s 状態信号、300 通信手段(監視用通信手段)、A 運転訓練者、B 保守訓練者。

Claims (4)

  1. 運転訓練室内の運転訓練者および現場内の保守訓練者に対してプラント実機環境の模擬訓練を行うための保守訓練システムであって、
    前記運転訓練室に設置された運転訓練者用の画像表示操作端末および画像表示操作プロセッサを含む訓練用シミュレータ計算機と、
    前記現場に設置されて前記プラント実機環境を模擬するための模擬監視制御盤と、
    前記訓練用シミュレータ計算機と前記模擬監視制御盤との間で相互に信号を入出力するための監視用通信手段と、を備え、
    前記訓練用シミュレータ計算機は、プラント実機環境のプラント模擬データを発生するプラント模擬手段を含み、
    前記模擬監視制御盤は、
    前記訓練用シミュレータ計算機に接続されるI/Oインターフェイス部と、
    前記I/Oインターフェイス部を介して入出力されるI/Oインターフェイス信号と前記模擬監視制御盤の制御装置状態とを表示する保守訓練者用の表示部と、を含み、
    前記画像表示操作端末は、前記プラント模擬データを表示するとともに、前記運転訓練者により操作され、
    前記表示部は、前記I/Oインターフェイス信号および前記制御装置状態を表示するとともに、前記保守訓練者により操作され、
    前記監視用通信手段は、前記運転訓練者の操作信号を前記模擬監視制御盤に送信するとともに、前記保守訓練者による前記模擬監視制御盤の状態信号を前記訓練用シミュレータ計算機に送信することにより、
    前記プラント実機環境に関する運転訓練および現場保守訓練が同時に実行されることを特徴とする保守訓練システム。
  2. 前記模擬監視制御盤は、故障模擬データを発生する故障模擬発生手段と、保守用計算手段と、を含み、
    前記保守用計算手段は、前記保守訓練者により操作され、
    前記表示部は、前記I/Oインターフェイス信号を表示するとともに、前記模擬監視制御盤の異常状態を表示することにより、
    前記模擬監視制御盤に対する保守訓練が実行されることを特徴とする請求項1に記載の保守訓練システム。
  3. 前記訓練用シミュレータ計算機および前記模擬監視制御盤に接続された保守訓練故障模擬発生計算機を備え、
    前記保守訓練故障模擬発生計算機は、あらかじめ決められた故障訓練パターンにしたがって、前記故障模擬データを自動的に発生することを特徴とする請求項2に記載の保守訓練システム。
  4. 前記運転訓練室および前記現場から隔離配置されるリモート保守センターと、
    前記運転訓練室内の訓練用シミュレータ計算機および前記模擬監視制御盤と、前記リモート保守センター内の保守用計算機との間で、相互に信号を入出力するための保守用通信手段と、を備え、
    前記保守用計算機は、技術支援データを発生する技術支援手段を含み、
    前記表示部は、前記技術支援データを表示するとともに、前記保守訓練者により操作されることにより、
    前記現場保守訓練が実行されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の保守訓練システム。
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