JP4226522B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、大容量のデータ情報等の超高密度記録を行うことの可能な記録、または再生を行う記録再生装置に関するものである。
高度情報通信システムやコンピュータネットワーク等において、インターネットブロードバンドの広がりと共にコンピュータで使用されるデータは、年々急速に増大している。それに伴って、大容量、高速な記録再生装置の要求が急速に高まっている。
従来のランダムアクセスが可能な高密度記録技術には磁気記録、光記録、半導体メモリ等がある。半導体メモリではその集積度が年々向上しているが、製造技術等の問題により、大容量のデータ(3GB以上)の容量を満たすような半導体メモリは未だ実現されていない。
また、磁気記録及び光記録においては、大容量の情報記録を行うには記録領域を小さくして記録密度を向上させることが必要である。磁気記録においては、GMR(巨大磁気抵抗効果)型磁気ヘッド等の開発により記録密度向上が著しいが、再生ヘッドの感度の問題で100nm以下の単位記録領域の達成は難しい。また、光記録においても、波長500nmの半導体レーザが開発された場合でも光の回折限界のため、100nm以下の記録領域の実現は難しいとされている。
一方、原子分子レベルの空間分解能を持つ走査型トンネル顕微鏡(以下STM)や原子間力顕微鏡(以下AFM)が開発されて、種々の微細形状解析に適用されて、表面解析装置として広く利用されている。特に近年ではAFMは種々の物理量をプローブとして用いた走査型プローブ顕微鏡(以下SPM)として発展しており、最近、これらの手段、すなわち原子分子にアクセスする手段を用いて記録再生装置としての実現可能性の検討が種々なされている。
これらのAFM等に使用されるカンチレバーを用いた記録再生装置としては、例えば特開平9−120593号公報に記載のように針状電極よりなるヘッドにより電圧を印加することにより記録媒体の所定領域の電荷移動または分極反転により情報を記録、消去する。そして、この所定領域に記録された情報の再生は、ヘッドが記録媒体に対して非接触状態で電荷、静電容量、表面電位の変化量、またはその微分の変化量をカンチレバーと記録媒体間に電圧をかけてカンチレバーを振動させた時の周波数変化により検出する。このように非接触で情報を再生することができるので、針状電極ヘッドや記録媒体の損耗を回避させる。
また、1本のカンチレバーで広範囲の面積における読み書きを行うと、そのカンチレバーの摩耗が急速に進むため、例えばそれを回避するのに特開平8−115600号公報に記載のような技術がある。すなわち、プローブ(カンチレバー)とそれに対応するW(Write)/R(Read)回路、プローブ駆動回路、位置決め回路等をモノリシック半導体プロセスによりプローブセルとして一体成形し、そのプローブセルを1つのメモリ装置につき多数(例えば10万個)設ける。このようにプローブセルを多数配置して、単位時間当たりの情報の読み出し及び書き込み量を飛躍的に増大させると共に、1本のプローブ(カンチレバー)当たりのW/R時の走行距離を低減し、それによりプローブ(カンチレバー)の摩耗が減少して装置全体の長寿命化を図れる。
特開平9−120593号公報 特開平8−115600号公報
しかしながら、前記特開平9−120593号公報に記載のような従来技術の場合には、針状電極ヘッドが記録媒体に対して非接触状態で電荷、静電容量、表面電位の変化量、またはその微分の変化量をカンチレバーと記録媒体間に電圧をかけてカンチレバーを振動させた時の周波数変化により検出する際に、読み込みのためにはある一定電圧以上が必要であるが、その際に非接触のため、カンチレバーの先から記録媒体に対して放電現象が生じ、カンチレバーの先端、または記録媒体表面を破壊する等の逆に信頼性を低下させる可能性に対してはあまり配慮がされていなかった。また、記録消去時にはカンチレバーが針状電極であるため、カンチレバー先端が記録媒体と点で接触するため、摩耗が進行しやすい等の問題点もあった。
また、前記特開平8−115600号公報に記載のような従来技術の場合には、各プローブ(カンチレバー)とそれに対応するW/R回路、プローブ駆動回路、位置決め回路等をプローブセルとして一体成形したプローブセルは、配線のストレー容量が小さくなって、ノイズの影響が低減できる反面、全てのプローブセルにおいてW/R回路、プローブ駆動回路、位置決め回路等を含むため、全てのプローブセルの必要電力はそのプローブセルの数に比例して増大し、非常に大量の電力量が必要とされる。これは装置全体の省電力化、モバイル化等を考えた場合、かなり重要な障害となる可能性がある。
本発明はこのような問題点を解決するために、前記ヘッドのみを多数配置したマルチチッププローブを前記1本のカンチレバーの代わりに配置し、1つのマルチチッププローブで多数のデータを一度にR/Wすることにより、単位時間当たりのデータ転送速度の高速化及びカンチレバー部の摩耗低減による装置全体の長寿命化を図る方法を提供するものであり、本方法により記録再生装置の信頼性を向上させるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
前記問題点は、先端にプローブチップ持つカンチレバーと前記カンチレバーを記録媒体の記録ドット形成部に対し接触させて電流を流す、または電圧をかけることにより記録媒体の抵抗等を変化させて通電記録を行う記録再生装置において、前記カンチレバー先端のプローブチップを多数配置したマルチチップを形成し、前記マルチチップを前記カンチレバーを両持ちはりにしてその中央に配置すると共に、前記マルチチップを前記記録ドット部に1対1に対応するように配置してカンチレバー部をマルチチップ形成面が記録媒体面と平行になるように吸引力(クーロン力等)により上下に移動させて各マルチチップを対応するドット部に接触させ、接触後に通電し、記録を行う構成とすることにより達成される。
また、前記チップ先端部とドット先端部は、記録媒体面と平行の状態で上下に移動するため点接触でなく、平面接触に近い形で接触させることができるため、接触圧力を低下させることができ、摩耗を効果的に低減できる。
また、チップ先端の曲率半径を例えば50nm以上の大きさにすることにより従来の20nm以下のチップに比較して摩耗を効果的に低減できる。
また、前記吸引力(クーロン力等)を各カンチレバーのバネ定数に応じて適切に設定することにより、チップ先端部とドット先端部間にかかる圧力を最小に設定することができ、さらに摩耗を効果的に低減することが可能となる。
さらに、シングルチップをマルチチップにしたことにより一度に多量のデータをR/Wできるため、データ転送速度が増大する。さらに、シングルチップに比較してマルチチップは走査距離を低減することができるため、移動時の摩耗も走行距離に比例して効果的に低減することができる。
以上述べたように、前記カンチレバー先端のプローブチップを多数配置したマルチチップを形成し、前記カンチレバー部の先端に配置すると共に前記カンチレバーを両持ちはりにし、前記マルチチップを前記記録ドット部に1対1に対応するように配置してカンチレバー部をマルチチップ形成面が記録媒体面と平行になるようにクーロン力等の吸引力により上下に移動させて接触させる構造としたことにより、接触部の摩耗を低減し、装置全体の長寿命化を図ることが可能となる。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明によれば、カンチレバー先端の記録再生部(チップ)を多数配置したマルチチップを形成し、前記カンチレバーを両持ちはりにして、前記マルチチップをはりの中央に配置し、前記マルチチップの記録再生部が前記記録ドット部に1対1に対応するように配置してマルチチップ形成面が記録媒体面と平行に移動するようにクーロン力等により上下に移動させて各記録再生部を対応する記録ドットに接触させ、接触後に通電し、記録を行う構成とすることにより一度に多量のデータをR/Wできるため、データ転送速度を向上させることができる。
また、シングルチップに比較してマルチチップでR/W行うことにより、マルチチップの走査距離を低減することができ、摩耗を減少させることができる。
また、前記チップ先端部は曲率半径が50nm以上と大きく、また、記録媒体面と平行の状態で移動するため点接触でなく、平面接触に近い形で接触させることができるため、さらに摩耗を効果的に低減できる。
また、前記クーロン力を各カンチレバーのバネ定数に応じて適切に設定することにより、チップ先端部とドット先端部間にかかる圧力を最小に設定することができ、摩耗をさらに効果的に低減することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図15に、従来のカンチレバー100を用いた記録再生装置の一例を示す。従来のAFM等に使用されるカンチレバーを用いた記録再生装置は、図15に示したシングルチップ101を有する片持ちはり方式のカンチレバー100が記録媒体に接触し、電圧を印加することにより記録媒体の所定領域の電荷移動または分極反転により情報を記録、消去する構成となっている。このような片持ちはり式のカンチレバーを用いて情報を記録再生する場合、カンチレバー100がはりの回転運動により記録媒体102に接触するため、はりと記録媒体の接触部分が点接触となる。従って、その部分に高圧力がかかり、摩耗が進行しやすい構成になっている。また、1本のカンチレバー100で広範囲の情報のR/Wを行うため、カンチレバーの摩耗が非常に早く進行しやすい。さらにカンチレバーの速度を高速にすると、摩耗速度も上がるため、高速にR/Wを行うことが難しく、転送速度を上げにくい等の問題があった。
このような問題を回避するため、従来は特開平9−120593号公報、特開平8−115600号公報に示すようにカンチレバーやプローブセルを装置内に多数配置して、転送速度を向上させる等の方法が多数出願されている。しかし、1個のカンチレバーやプローブセルを設けられる面積は10um角程度が製造上の下限値であると考えられる。従って、このサイズ以下にカンチレバーを多数配置することは困難であると思われる。
一方、さらに高速に大容量のデータを転送しようとする場合にはR/Wを行うカンチレバー部分に一度に多量のデータをR/Wできる構造が必要となる。本願発明は、このような問題点を解決するため考案された両持ちはり式のマルチチップを設けた記録再生装置であって、チップ先端部が摩耗しにくく、さらに一度に多量のデータを処理することが可能な記録再生装置を提供するものである。以下に本発明の詳細について述べる。
図1は、本発明の両持ちはり式マルチチップ1を用いた記録再生装置の構成を示すブロック図である。図1において、マルチチップ1が中央についた両持ちはり2は、上部のフレーム3により支持されており、そのフレーム3は記録媒体102が固定されたXYステージ4に対して上部のXYスキャナ5により平行に、Z軸スキャナ6により垂直方向に移動する構成となっている。また、両持ちはり2を支持するフレーム3上部の四隅にはPZT(ピエゾ圧電素子)7が設けられており、フレーム集合体3'が記録媒体102に平行になるように制御する構成となっている。フレーム集合体3'と記録媒体102間の平行度を保つために、フレーム集合体3'の四隅には静電容量センサ8が設けられており、フレーム集合体3'と記録媒体102間の平行度を常時チェックして、PZTコントローラ9によりフレーム部上部のPZT7に信号を出して平行度を一定値以下になるように制御している。
また、上部のXY及びZ方向のスキャナには高精度に位置決めを行うため、微動に駆動させるためのスキャナコントローラ(位置決め駆動制御回路)10が設けられている。一方、記録媒体が固定される下側のXYステージ4には、XY方向に記録媒体を移動させることが可能なステージコントローラ11が設けられており、スキャナに比較して広範囲に記録媒体を移動させることが可能な構造となっている。但し、実際に製品に適用される場合には、低コスト化のため、上下のどちらかの可動機構により正確に位置決めを行うように構成されることが望ましい。
また、両持ちはり式マルチチップ1には電圧をかけて電流を流して情報の記録再生を行う電圧印加(R/W)回路12及びその読み取り情報を信号として処理する信号処理回路13が設けられており高速で大容量の信号処理を行うようになっている。これらの回路も製品に組み込まれるときは回路素子として構成される。
次に、本発明の両持ちはり式マルチチップ1の構成を説明する。図2は両持ちはり式マルチチップ1の両持ちはり2及び記録再生部14を示し、図3は両持ちはり式マルチチップ1と記録媒体102との接触状態を示している。記録媒体102は、図2及び図3に示すようにドット状に形成されたピラーと呼ばれる複数の記録ドット15が形成されており、この各記録ドット15にマルチチップ1内に形成された各記録再生部14が1対1に接触し、電圧印加(R/W)回路12により電圧が印加されて電流が流れることによりR(Read)/W(Write)を行うものである。
各記録ドット15は、例えば図3に示すように、コート膜の下部に強磁性体/非磁性体/強磁性体ピラーにより構成されており、電流を垂直に流すことにより片側の強磁性体の磁化方向が反転する。この現象を用いて記録再生を行うものであり、既にその現象は実験的に確認されている。
図2において、本実施例では、例えば記録媒体102の100×100um角の面積を1本の両持ちはり式マルチチップ1が専用にR/Wする構成を示している。1本の両持ちはり2は、記録媒体102の受け持ち面積に相当するエリア(100×100um角)を両持ちはり2を支持するフレーム3を稼動するXYスキャナ5により移動できるようになっている。また、Z方向においてもZ軸スキャナ6により記録媒体102に対して適切な位置に位置決めされる構成となっている。両持ちはり2の中央には記録再生部14が多数(例えば、本実施例では100個)ついたマルチチップ1が構成されており、各記録再生部14が記録媒体の各記録ドット15に1対1に対応して接触するようになっている。
図3に示すように、マルチチップ1は両持ちはり2の変形により記録媒体側に吸引力により移動し、各記録再生部14が記録媒体102上に形成された各記録ドット15に対して1体1に対応して接触、または微小に浮上した非接触状態において、電流が流れることにより各記録ドット15に情報が記録され、同様の方法で再生も行われる。このように複数のチップ(1つのマルチチップ1の複数の記録再生部14)が複数の記録ドット15に接触すると多点接触となるため、シングルのチップが1つの記録ドット15に接触するよりも安定に正確に接触しやすくなり、データのR/W信頼性が向上する。
また、各記録ドット15は、各々電気的には完全に絶縁される構造となっている。図3に示したように各ドット間には空間が配置される場合(隣合うドットが離間して配置される場合)もあるが、この間隙部分(離間部分)に絶縁物が構成されても同様の効果を得ることができる。このような構成とすることにより、各記録ドット間で電気的に干渉し合うということがなく、熱記録方式等と比較してもドット間を極めて小さくできる(5nm以下)という利点があり、記録ドット15を高密度に配置できるため記憶容量を増大させることが可能となる。
上記に述べたように、これまでシングルチップで構成されていたカンチレバーを両持ちはり式マルチチップ1にしたことにより、一度に多量の情報をR/Wできると共にマルチチップ1の走査距離もシングルチップに比較して1/(マルチチップの数)にすることができるため、接触部である記録再生部の摩耗量が飛躍的に減少する。
次に、両持ちはり式マルチチップ1が記録媒体102と接触して記録し、移動する方法を図4により説明する。各両持ちはり2の記録媒体102側の表面には金属薄膜が形成されている。両持ちはり式マルチチップ1と記録媒体間に電圧をかけると吸引力(クーロン力)が発生するようになっている。R/Wを行う前は、図4に示すように、マルチチップ1と記録媒体が非接触の状態でフレーム集合体3'がXY方向に自由に移動できる状態にある。次に、R/Wの指示がコントローラより与えられると、記録媒体102の所望のデータの上にマルチチップ1が位置決めされる。そして所望の電圧がかけられることにより、マルチチップ1を支持している両持ちはり2がクーロン力により記録媒体102側に吸引され、マルチチップ1の記録再生部14が記録ドット15に1対1に対応して接触する。そしてその後、電圧印加(R/W)回路12より記録再生部14に電流を流してR/Wを行う。この吸引力(クーロン力)は両持ちはりの質量とバネ定数等により計算することが可能であり、接触時の圧力がきわめて小さくなるように電圧をコントロールすることで、接触時の摩耗を減らすことができる。また、R/Wが終了し、XY方向へ移動する際は、クーロン力を一旦オフにし、マルチチップ部と記録媒体とを非接触状態にしてから移動させる。このように非接触状態でマルチチップ1が移動することにより、さらに摩耗を低減することができる。また、マルチチップ1の記録再生部14先端の曲率半径を50nm以上とすることにより、接触面積が大きくなり、圧力が分散されるため、従来のチップに比較してさらに摩耗が減少する。
両持ちはり式マルチチップ1の詳細を図5を用いて説明する。図5に示すように、マルチチップ1は、両持ちはり2の中央に位置し、そのマルチチップ1表面にはPtやPt−Ir等の貴金属またはその合金等よりコーティングされた記録再生部14が形成されている。また、それらの記録再生部14は、例えば100個の場合は、図6に示すように、2層の配線20に各々接続されている。これらの配線20は、図5に示したマルチチップ1背面の両持ちはり2の内部または表面に2層に形成されており、各配線は、はり2の内部または表面を通って図2のフレーム3に達している。
R/W信号は記録再生部14により読み取られた後に、フレーム3上部に設けられた信号処理回路13によりビット信号に変換され、処理される。両持ちはり2及び配線20、マルチチップ1はエッチングや蒸着等の半導体プロセス技術を使い、形成する。記録再生部14の間隙を埋める絶縁体層としては、窒化シリコン、酸化シリコン、ダイヤモンド等が考えられる。
次に、両持ちはり式マルチチップ1及び両持ちはり2の製作方法を図7を用いて説明する。
まず、Siウェハー31を準備する〈1〉。
次に、Siウェハー31の表面上(主面上)にレジスト&メタル膜32を成膜し、EB、FIB等のリソグラフィ(直接描画)方式を用いて、図6に示した2層目の配線を描画する。その後、酸化シリコン(SiO)膜33をスパッタリング等で成膜する〈2〉。
次に、酸化シリコン膜33が形成されたSiウェハー31を上下反転し、背面(主面とは反対側の裏面)をエッチング等により加工し、所望の厚さ(ex.3um)の両持ちはりを形成する〈3〉。さらに、エッチングにより、はり部34にマルチチップ1の先端と配線20をつなぐスルーホール35を作成し、金属を電界メッキ法等で埋め込み成膜する〈4〉。
次に、はり部34の表面にレジスト&メタル膜36を再度成膜し、図6に示した第1層の配線20を描画する〈5〉。
次に、配線描画後、その上部に酸化シリコン(SiO)膜37をスパッタリング等で成膜する〈6〉。
次に、エッチングによりマルチチップ部1を形成し、その後チップ先端部と配線部をつなぐスルーホール35を作成する〈7〉。
次に、図6に示した配線(第1,第2層)のための金属をスルーホール35内に電界メッキ法等で埋め込み成膜し、最後に先端部にPt等の貴金属をコーティングする〈8〉。その後、必要があれば摩耗低減のため、マルチチップ部1の表面を少し研磨する。
次に、図8にマルチチップ1及び両持ちはり2の断面拡大図を示す。両持ちはり2内部に配線20が見えている。図8において、マルチチップ1の高さは約3umであり、マルチチップ1の表面(ex.0.26um角)に比較して長く、高くなっている。この高さの理由としては、図9(a)に示すように、マルチチップ1の高さが低いと両持ちはり2の微小な傾きで、はり2の両端部がマルチチップ1よりも先に記録媒体102に接触する可能性がある。そのため、図9(b)に示すようにマルチチップ1はある一定以上の高さが必要である。しかし、図9(c)に示すように両持ちはり2を2段になるように形成することにより、マルチチップ1の高さを低くすることができ、加工を容易にし、折れにくくすることができる。また、図10に示すように、マルチチップ1の根元の部分を厚く形成することにより強度を増すことも可能である。
次に、図11に、両持ちはり式マルチチップ1が設けられた各フレーム3、フレーム集合体3‘及び記録媒体102が固定されたXYステージ4の構成を示す。各フレーム3は例えば100um角で構成され、記録媒体全体が3.2mm角とすると、100um×100um角のフレームがXY方向に32個構成される。従って、両持ちはり2が構成されたフレーム3の集合体全体の総数は32×32=1024個となる。各々のフレーム3に1本の両持ちはり2が形成されており、各両持ちはり2の中央部には例えば100個の記録再生部のついたマルチチップ1が設けられている。この両持ちはり式マルチチップ1でR/Wを行った場合、一度に処理するデータ量は1024×100≒0.1Mbとなる。これは、カンチレバー1本でR/Wしていたときに比較して、一度に100倍のデータ容量を処理できるため、転送速度も100倍になる。また、一度に100個のデータをR/Wできるため、マルチチップ1の場合の記録媒体102面上の走査距離はシングルチップのカンチレバーに比較して1/100になるため、摩耗量が飛躍的に減少する。
さらに他の実施例としては、マルチチップ1のついた両持ちはり2を例えば複数設けて同時転送にすることにより、さらに転送速度を上げることも可能である。
また、従来のカンチレバー方式の記録再生装置は片持ちはり式であり、チップ表面と記録媒体面の接触が点接触となるため、摩耗が進行しやすかった。本発明の両持ちはり式マルチチップ1はマルチチップと記録媒体面の接触が両持ちはり式のため、平面接触に近い形となり、それによっても摩耗が低減できる。しかし、その際にはチップの先端形状を接触面積が拡大するように形成する必要がある。そのためには、先端が先鋭化したチップ先端を図12に示すように先端の曲率半径Rが大きな球面タイプ(ex.R>50nm)で、かつ近接した隣の記録ドット15に接触しないため記録ドット15の面積以下の表面積を有する記録再生部14を形成することが重要である。
また、既に述べたように、記録媒体102表面に平行に位置したフレーム3はその四隅の記録媒体102表面の対抗面に記録媒体102とフレーム3間の距離に応じて容量が変化する静電容量センサ8が設けられており、各々の容量が少なくとも3箇所が一致するようにフレーム3上部に設けられたPZT7を変位させることにより記録媒体102表面とフレーム3の平行度を制御する構成としている。また、フレーム3はPZT7上部に設けられたXYZスキャナ5,6により移動させることができ、XY方向に100um動くことで、記録媒体表面の全データをR/Wすることが可能である。
次に、図13に両持ちはり2の上部に設けられた信号処理回路13を示す。
マルチチップ1で記録再生、または消去等に用いられたR/W信号は、両持ちはり2内に形成された配線20内を通り(図13(a)参照)、両持ちはり2の上部に設けられた信号処理回路13に入力される(図13(b)参照)。100個の記録再生部14により検出されたR/W信号は、図13(c)に示した信号処理回路13により100bitの信号となり、図13(d)に示したフレーム集合体3'に形成された電線を伝い、さらに上部の支持部40を通って、図1に示した電圧印加(R/W)回路12に送られる。
以上述べたように、本発明の両持ちはり式マルチチップを設けた記録再生装置によれば、カンチレバーの本数を増やすことなくデータの転送速度を上げることができる。例えば本発明と同等の効果をカンチレバーの本数を増やして得ようとすると100um角の中に100本のカンチレバーが必要となる。カンチレバーのサイズは現在の技術では10um以下に製造するのは技術的な問題があり、カンチレバーの数を増やしたとしても1つの装置内に配置できる数に限界がある。従って、その数以上にデータの処理速度を上げることは難しい。しかし、マルチチップの場合は、チップ数をさらに上げてデータ処理速度を増やすことが可能である。
また、他の効果としては、例えば10um角に1個のカンチレバーを設けたとして、100um角の範囲には100本のカンチレバーが必要となる。そのうちの1個が故障した場合には、10um角の範囲(1%)のデータがR/W不能になる。しかし、マルチチップの場合は、たとえば、100um角に100個のマルチチップがついたカンチレバー1本がある場合、例えばそのうちの1つのチップが故障したとしても他のチップで全体のビットデータを読むことができるため、データの読み取り率の低下は少ない。
また、フレーム部と記録媒体部で熱上昇等により、経時的に位置ずれが生じる可能性がある。その際にも、100um角に100個のカンチレバーがあるよりは、100個のマルチチップが設けられた1個のカンチレバーがある方が、熱的な変形量は少ないため補正が容易に行える。その際には、両持ちはり2内部にPZT等の駆動機構を薄膜状にして組み込んで、位置制御を行わせることも可能である。
最後に、本発明のマルチチップ1を用いた記録再生装置200の一例を図14に示す。図14において、記録再生装置200内には、本発明のマルチチップ1が設けられた記録再生ユニット50及び制御回路1式が設けられた回路基板51、記録再生装置200とコンピュータ(図示せず)等のインターフェイスとなるバス部52及び全体を衝撃や振動から守る緩衝材53を保護層として設けた筐体54により構成される。前記制御回路1式は、前述したスキャナコントローラ(位置決め駆動制御回路)10、PZTコントローラ9、電圧印加回路(R/W回路)12に加えて、クーロン力制御回路55、平行度検出回路56、電源回路57等によって形成される。以下に詳細を説明する。
前述したように記録再生ユニット50は、マルチチップ1が中央についた両持ちはり2、上部のフレーム3により支持されており、そのフレーム3は記録媒体102に対して上部のXYスキャナ5により平行に、Z軸スキャナ6により垂直方向に移動する構成となっている。本実施例では、両持ちはり2が形成された各フレーム3を100um角とし、縦横に32個ずつで合計32×32=1024個設けられている。従って、本実施例では、フレーム集合体3‘は約3.2×3.2mm角であり、記録再生ユニット50の大きさは約3.5×3.5mm程度に製作する。
また、両持ちはり2を支持するフレーム3上部の四隅にはPZT7が設けられており、フレーム集合体3'が記録媒体102に平行になるように制御する構成となっている。フレーム集合体3'と記録媒体102間の平行度を保つために、フレーム集合体3'の四隅には静電容量センサ8が設けられており、フレーム集合体3'と記録媒体102間の平行度を常時チェックして、PZTコントローラ9によりフレーム部上部のPZT7に信号を出して平行度を一定値以下になるように制御している。
前記記録再生ユニット50はコネクタ部58により前記制御回路1式が搭載された基板51と接続されていて、各制御回路と信号をやり取りしている。制御回路としては、前記PZT7を駆動制御するPZTコントローラ9、スキャナ5,6を駆動し、XY及びZ方向には高精度に位置決めを行うためのスキャナコントローラ(位置決め駆動制御回路)10、情報の記録再生を行う電圧印加(R/W)回路12、両持ちはり2のマルチチップ1を記録媒体102に接触させるためのクーロン力を制御するクーロン力制御回路55、前記静電容量センサ8からの平行度信号を検出する平行度検出回路56、記録再生ユニット50及び制御回路等に電源を供給する電源回路57が設けられている。各回路は集積化されているため、非常に小さいチップで構成されている。また、前記回路基板51はコンピュータ(図示せず)等のインターフェイスとなるバス部52と接続されており、記録再生装置として着脱可能で持ち運びできる構成となっている。記録再生装置200は全体を緩衝材53で保護されており、衝撃や振動に対して保護される構成となっている。また、持ち運び時にはデータを保護するため、フレーム集合体3‘を固定する等の安全装置(図示せず)も設けられている。本実施例では、上記記録再生ユニット50、制御回路一式を含めた記録再生装置200の大きさを約5×10mm程度としている。もちろん本発明を用いた記録再生装置200はこの大きさに限るものでない。
以上述べたように、本発明の記録再生装置200は全体の寸法は約5×10mm程度の大きさでありながら大容量、コンパクト、高転送速度を実現可能であり、本記録装置を複数搭載することにより更なる大容量化も実現可能となる記録再生装置を提供することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施例の記録再生装置の構成図である。 本発明のマルチチップと両持ちはり、フレームの構成を示す説明図である。 本発明のマルチチップと記録媒体の接触状態を示す説明図である。 本発明のフレーム部の移動状態を示す説明図である。 本発明のマルチチップの両持ちはりの配線を示す説明図である。 本発明のマルチチップの配線を示す説明図である。 本発明の両持ちはり式マルチチップの製造方法を示す説明図である。 本発明の両持ちはり式マルチチップの断面拡大図である。 本発明のマルチチップの高さと傾きによる接触を示す説明図である。 本発明の両持ちはり式マルチチップの強度を増した構造の断面拡大図である。 本発明のフレーム集合体の構成を示す説明図である。 本発明のマルチチップにおける記録再生部の先端の形状を示す説明図である。 本発明の信号処理回路を説明する説明図である。 本発明の記録再生装置の構造を示す説明図である。 従来の記録再生装置の記録再生部を示す説明図である。
符号の説明
1…マルチチップ、2…両持ちはり、3…フレーム、3‘…フレーム集合体、4…XYステージ、5…XYスキャナ、6…Zスキャナ、7…PZT、8…静電容量センサ、9…PZTコントローラ、10…スキャナコントローラ(位置決め駆動制御回路)、11…ステージコントローラ、12…電圧印加(R/W)回路、13…信号処理回路、14…記録再生部、15…記録ドット、20…配線、31…Siウェハー、32、36…レジスト&メタル膜、33、37…SiO2膜、34…はり部、35…スルーホール、40…支持部、50…記録再生ユニット、52…バス部、53…緩衝材、54…筐体、55…クーロン力制御回路、56…平高度検出回路、57…電源回路、58…コネクタ部、100…カンチレバー、101…シングルチップ、102…記録媒体、200…記録再生装置

Claims (9)

  1. 先端にチップが形成されたはり式アームを持つプローブにより記録媒体に対して情報を記録再生する記録再生装置であって、
    前記チップは、複数の導電性の記録再生部を設けたマルチチップであり、
    前記マルチチップは、2層以上の配線を有し、
    前記はり式アームは、その表面又は内部に配線を有し、
    前記はり式アームは、両持ちはりであることを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記記録媒体は、強磁性体/非磁性体/強磁性体の多層膜のピラーにより構成され、各々が電気的に絶縁された複数の記録ドットを有することを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1又は請求項に記載の記録再生装置において、
    前記マルチチップに複数設けられた記録再生部の先端は、曲率半径50nm以上の球面でかつ前記記録ドットの表面積以下の面積で形成されていることを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記プローブは4角形に構成されたフレームに支持されており、前記フレームが多数配置された格子状のフレーム集合体は、前記記録媒体表面の対向面に配置される構成であって、前記フレーム集合体と前記記録媒体表面の平行度を前記フレーム集合体の四隅に設けたセンサで検知することを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項に記載の記録再生装置において、
    前記フレーム集合体は、上部四隅を伸縮部材で支持されており、前記伸縮部材を電圧または電流でコントロールすることにより前記フレーム集合体と前記記録媒体表面の平行度を制御することを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項に記載の記録再生装置において、
    前記フレーム集合体、又は前記記録媒体は、上下及び左右に移動可能なX、Y、Zスキャナにより支持されていることを特徴とする記録再生装置。
  7. 請求項1乃至請求項のうち何れか1項に記載の記録再生装置において、
    前記プローブのアーム部分に金属薄膜を形成し、前記プローブ、前記記録媒体間に電圧をかけることにより吸引力を発生させ、前記マルチチップの記録再生部を前記記録媒体の記録ドットに1対1に対応させて接触させ、情報を記録再生することを特徴とする記録再生装置。
  8. 請求項に記載の記録再生装置において、
    前記プローブに形成された前記マルチチップは、前記フレーム移動時には前記吸引力を消去され、非接触状態となって移動することを特徴とする記録再生装置。
  9. 請求項1記載の記録再生装置は、前記マルチチップを有した前記両持ちはり式プローブとそのプローブを支持するフレーム集合体、前記フレーム集合体、又は前記記録媒体を位置決めするXYZスキャナ、平行度を検知するセンサ、平行度を調整するPZT、及び媒体より形成される記録再生ユニットと前記記録再生ユニットを制御する制御回路1式により構成されることを特徴とする記録再生装置。
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