JP4222377B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、少なくとも1オクターブの全音階の音階数とされる複数のキーを備える電子機器において、複数のキーを利用して楽曲を演奏することができる電子機器に関する。
従来、自然楽器や電子楽器のユーザインターフェースには音階に対応するキーが一対一で用意されている。このため、自然楽器や電子楽器には多くの操作子が必要となり、鍵盤楽器などでは多数の鍵盤を備えるようになっている。さらに、さまざまな調の楽曲を演奏するため、半音単位で操作子を用意したり(鍵盤)、複数の操作子の組み合わせ(管楽器など)で演奏することが行われている。このように、楽器を使用して楽曲を演奏する場合は、多数の操作子を音階に応じて操作することにより、さまざまな調の楽曲を演奏することができるようになる。
ところで、携帯電話機や情報機器などで音楽を演奏したいという要望があるが、携帯電話機や情報機器では使用できる操作子が限られているため、操作子と音階とを一対一で対応づけることが困難とされている。そこで、携帯電話機に備えられている数字キー「1」〜「8」のそれぞれに「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」の音階を割り当てて、数字キーが操作された際に、操作された数字キーに割り当てられた音階音を発音させることが知られている(特許文献1参照)。
特開2001−197160号公報
従来の携帯電話機においては、数字キーを操作することにより演奏を行えると共に、+1キーを操作することにより1オクターブ上げて、−1キーを操作することにより1オクターブ下げて演奏することができる。しかしながら、オクターブシフトのためのキーを演奏中に操作することは難しく、またそれを戻す操作も難しいという問題点があった
そこで、本発明は、自動的に演奏する調の設定を行うことができると共に、複数のオクターブに亘る楽曲を簡単に演奏することができる電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、少なくとも1オクターブの全音階の音階数とされる複数の順序性を有するキーを備えている電子機器であって、選択された楽曲の演奏データから調を検出する調検出手段と、該調検出手段により検出された調における各音階を、それぞれ前記複数のキーの順序に対応する順番で各表示キーに対応付ける表示キー対応表を作成する表示キー対応表作成手段と、該表示キー対応表作成手段により作成された前記表示キー対応表を参照して、前記演奏データを所定区間毎に対応する表示キーに変換して表示する変換手段と、前記複数のキーが操作された際に、操作されたキーに対応する前記表示キーに対応付けられている前記演奏データのイベント情報を音源手段に送る制御手段と、送られたイベント情報に基づく音を生成して発音する前記音源手段とを備え、前記複数のキーを操作することにより前記楽曲の演奏が行われる際に、前記変換手段は前記演奏データの所定区間ずつを演奏の進行に合わせて表示手段に表示し、該表示手段においては、前記表示キーを該表示キーの数字情報を含むキーアイコンに置き換えて、発音する時間位置に配置して表示するようにし、前記変換手段では、前記表示キー対応表におけるノートナンバの最小値と最大値とを検出し、前記演奏データの各々のノートオンを対応する前記表示キーに変換する際に、前記ノートオンにおけるノートナンバが前記最小値未満とされる前記演奏データについては下のオクターブに属するとし、前記ノートナンバが前記最大値を超える前記演奏データについては上のオクターブに属するとして、変換した前記表示キーに対応する前記キーアイコンを属するオクターブに応じて下のオクターブライン上、あるいは、上のオクターブライン上に表示するようにしたことを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、選択された楽曲の演奏データから調を検出していることから、調の自動設定を行うことができ、調を設定する作業を省略することができる。また、表示キー対応表を参照して、演奏データを所定区間毎に対応する表示キーに変換して表示することにより、表示された表示キーで示すキーを順次操作していくことにより楽曲を簡単に演奏することができるようになる。この場合、検出された調における各音階を、それぞれ複数のキーの順序に対応する順番で各表示キーに対応付けていることから、演奏を簡単に行うことができる。
本発明の実施例の電子機器における演奏手段の構成を示す機能ブロック図を図1に示す。各機能ブロックは、ハードウェアとして電子機器1に備えられていてもよいが、記憶部10、表示部17および操作子18を除いて、電子機器1において演奏アプリケーションが起動されることにより実現されるようにしてもよい。
図1に示す電子機器1の概要を説明すると、電子機器1には操作子18が備えられており、操作子18は少なくとも「0」〜「9」の数字キーを有している。また、電子機器1は記憶部10を備えており、記憶部10には複数の楽曲の演奏データが記憶されている。本発明にかかる電子機器1においては、演奏したい楽曲を選択すると、選択された楽曲における調が自動検出されて、検出された調の1オクターブ分の音階(ノートナンバ)のそれぞれに「1」〜「7」の数字情報を含む表示キーを対応付ける表示キー対応表が作成される。そして、選択された楽曲の演奏データの単位区間を表示キー対応表を参照して表示キーに変換して表示する。各表示キーは、演奏データのノートオンにおけるノートナンバに対応付けられている「1」〜「7」のいずれかの数字を含んでいる。この表示キーはキーアイコンとして表示され、それぞれのキーアイコンには、各表示キーが含んでいた「1」〜「7」の数字が表示されている。そこで、表示されたキーアイコンの数字と同番号とされる操作子18における「1」〜「7」の数字キーを操作すると、当該キーアイコン(表示キー)に対応付けられている演奏データのノートオンに基づいた音が発音されるようになる。これにより、選択された楽曲を「1」〜「7」の数字キーを操作することで演奏することができるようになる。以下に、本発明にかかる電子機器1の詳細を説明する。
楽曲を演奏する際には、メニューを開いて演奏したい楽曲を選択する。この際に表示される楽曲のリストは、記憶部10に保存されている楽曲名のリストとなる。ここで、いずれかの楽曲を選択すると選択された楽曲の演奏データが記憶部10から読み出されて調検出部11および演奏データ−表示キー変換部15に供給される。調検出部11においては、演奏データ中にメタイベントとして調を表すキーシグネチャがある場合は、キーシグネチャから調を検出する。また、演奏データ中にキーシグネチャがない場合は、演奏データを解析することにより調を検出する。演奏データを解析することにより調を検出する方法は、例えば特開平5−273976などに開示されている。調検出部11において検出された演奏データの調の情報は、シフト部12に供給される。シフト部12は、検出された調が属する基本の調のキー対応テーブルをノートナンバ−表示キー記憶部13から読み出す。ノートナンバ−表示キー記憶部13には、メジャースケール、ナチュラルマイナースケール、ハーモニックマイナースケール、メロディックマイナースケールの基本の調であるCメジャースケール、Cナチュラルマイナースケール、Cハーモニックマイナースケール、Cメロディックマイナースケールを半音階(ノートナンバ)別に表したキー対応テーブルが記憶されている。
このキー対応テーブルの一例を図2に示す。キー対応テーブルは、横軸が1オクターブ分の半音階別の12のノートナンバとされ、各ノートナンバに対応付けられる表示キーが、Cメジャースケール(CMajor)、Cナチュラルマイナースケール(CNaturalMinor)、Cハーモニックマイナースケール(CHarmonicMinor)、Cメロディックマイナースケール(CMelodicMinor)の基本の調毎に展開されたテーブルとされている。ノートナンバは、0〜127の数値が各鍵盤に割り当てられたもので、ピアノの鍵盤における中央のC4のノートナンバを「60」として0〜127のノートナンバに展開されている。また、半音階別の1オクターブ分の12のノートナンバにそれぞれ対応付けられる表示キーは、そのノートナンバが表す音階に対応する「1」〜「7」の数字を含んでおり、表示キーを演奏データの各ノートオンにおけるノートナンバに対応付けられるようにしている。そして、演奏データの各ノートオンを変換した表示キーが、演奏データとして表示部17に表示される。例えば、Cメジャースケール(CMajor)では1オクターブ分の半音階別のノートナンバ「60,61,62,63,64,65,66,67,68,69,70,71」が、それぞれ表示キー「1,♭2,2,♭3,3,4,♭5,5,♭6,6,♭7,7」に対応付けられている。表示キーにおける「1」〜「7」の数字は、それぞれ同番号の操作子18における数字キー「1」〜「7」に対応している。
シフト部12では、検出された調が属する基本の調のキー対応テーブルを読み出して、調検出部11において検出された調と基本の調との間のノートナンバの差分だけ読み出したキー対応テーブルにおけるノートナンバをシフトして検出された調の表示キー対応表を作成している。これにより、調検出部11において検出された演奏データの調に対応する表示キー対応表が得られ、表示キー対応表記憶部14に保存されるようになる。この場合、シフト部12は内蔵されているノートナンバ差分テーブルを参照することにより読み出したキー対応テーブルにおけるノートナンバをシフトする。ノートナンバ差分テーブルのデータ構造の例を図3に示すが、ノートナンバ差分テーブルはメジャースケール、ナチュラルマイナースケール、ハーモニックマイナースケール、メロディックマイナースケールにおける各調に対する基本のC調との差分(ノートナンバ)のテーブルとされている。
例えば、調検出部11においてGメジャー(GMajor)が検出されたとすると、ノートナンバ−表示キー記憶部13に記憶されている図2に示すキー対応テーブルからGメジャーの基本の調とされるCメジャースケール(CMajor)の半音階別(ノートナンバ)に対応付けられている1オクターブ分の12の表示キーからなるテーブルが読み出される。そして、GメジャーにおけるCメジャーとの差分が図3から「7」半音分と決定される。これにより、読み出されたCメジャースケール(CMajor)のキー対応テーブルにおける1オクターブ分のノートナンバが、シフト部12において、それぞれ「7」半音ずつシフトされる。これにより、Gメジャスケールのノートナンバ「67,68,69,70,71,72,73,74,75,76,77,78」とされたGメジャースケールのキー対応テーブルとなる。図4に、作成されたGメジャースケール(GMajor)の表示キー対応表を示す。作成されたGメジャースケール(GMajor)における表示キー対応表は表示キー対応表記憶部14に書き込まれるようになる。
また、調検出部11においてE♭ハーモニックマイナースケール(E♭HarmonicMinor)が検出されたとすると、ノートナンバ−表示キー記憶部13に記憶されている図2に示すキー対応テーブルから基本の調とされるCハーモニックマイナースケール(CHarmonicMinor)の半音階別(ノートナンバ)に対応付けられている1オクターブ分の12の表示キーからなるテーブルが読み出される。そして、E♭ハーモニックマイナーにおけるCハーモニックマイナーとの差分が図3から「3」半音分と決定される。これにより、読み出されたCハーモニックマイナースケール(CHarmonicMinor)のキー対応テーブルにおける1オクターブ分のノートナンバが、シフト部12において、それぞれ「3」半音ずつシフトされる。これにより、E♭ハーモニックマイナースケールのノートナンバ「63,64,65,66,67,68,69,70,71,72,73,74」とされたE♭ハーモニックマイナースケールのキー対応テーブルとなる。図5に、作成されたE♭ハーモニックマイナースケール(E♭HarmonicMinor)の表示キー対応表を示す。作成されたE♭ハーモニックマイナースケール(E♭HarmonicMinor)における表示キー対応表は表示キー対応表記憶部14に書き込まれるようになる。
そして、演奏データが供給された演奏データ−表示キー変換部15においては、表示キー対応表記憶部14に記憶されている検出された調に応じて作成された表示キー対応表を参照して、演奏データの所定区間毎の各ノートオンを、そのノートオンにおけるノートナンバに対応付けられている「1」〜「7」の数字情報を含む表示キーに変換している。例えば、調検出部11において演奏データの調がGメジャーと検出され、Gメジャースケール(GMajor)の表示キー対応表が表示キー対応表記憶部14に記憶されているとする。この場合に、各キーオンイベントのノートナンバがノートナンバ67,ノートナンバ69,ノートナンバ71,ノートナンバ72,ノートナンバ74,ノートナンバ75,ノートナンバ78とされる所定区間の演奏データが演奏データ−表示キー変換部15に供給された場合は、ノートナンバ67の「ド」が表示キー「1」に、ノートナンバ69の「レ」が表示キー「2」に、ノートナンバ71の「ミ」が表示キー「3」に、ノートナンバ72の「ファ」が表示キー「4」に、ノートナンバ74の「ソ」が表示キー「5」に、ノートナンバ76の「ラ」が表示キー「6」に、ノートナンバ78の「シ」が表示キー「7」にそれぞれ変換されるようになる。また、ノートナンバ68の「♭レ」は表示キー「♭2」に、ノートナンバ70の「♭ミ」は表示キー「♭3」に、ノートナンバ73の「♭ソ」は表示キー「♭5」に、ノートナンバ75の「♭ラ」は表示キー「♭6」に、ノートナンバ77の「♭シ」は表示キー「♭7」にそれぞれ変換されるようになる。
変換された表示キーは表示制御部16に送られ、表示制御部16において数字情報を含む表示キーが、その数字情報を示すキーアイコンの図柄に変換されて表示部17に表示されるようになる。キーアイコンは、例えば表示キーに含まれる数字を楕円で囲った図柄とされ、各表示キーに対応する演奏データのノートオンの発音タイミングとされる拍上の位置に表示されるようになる。この場合、演奏データ−表示キー変換部15では、演奏の進行に合わせて所定区間(例えば、1小節)毎の演奏データを表示キーに変換して表示制御部16に送っている。このため、1小節づつのキーアイコンからなる演奏データの楽譜が演奏の進行に合わせて表示部17に更新されながら表示されるようになる。ユーザは、表示部17に表示された演奏データの楽譜におけるキーアイコンで示される数字と同番号の操作子18における数字キーを発音タイミングに合わせて操作していくことにより、選択した楽曲を演奏する。
表示部17に表示される演奏データの楽譜の一例を図7に示す。図7に示す演奏データの楽譜は演奏データの調がGメジャーと検出された場合であり、上部に「Gメジャースケール」と表示される。表示部17には、合計2小節分の楽譜が上段と下段に1小節分ずつ分かれて表示されている。楽譜は、例えば3オクターブ分のオクターブライン17bと小節の始まりを示す小節線17cとタイミングを示す3本の拍ライン17dとを有し、複数のキーアイコン17aが発音タイミングとされる拍ライン17d上にそれぞれ表示されている。なお、表示されている各キーアイコン17aは、演奏データのノートオンにそれぞれ対応しており、キーアイコン17a中の数字はそのノートオンのノートナンバに対応する操作子18の数字キーに対応している。また、演奏の進行に合わせて演奏位置マーク17eが拍毎に移動するよう表示される。オクターブライン17b上には、そのオクターブに属するキーアイコン17aが表示され、合計3オクターブ分の楽譜が表示できるようにされている。この場合、下段に表示されている小節における4拍目のキーアイコン17aは、対応する演奏データのノートオンにおけるノートナンバが1オクターブ高いオクターブに属していることから、1オクターブ高いオクターブライン17b上に表示されている。
図1に戻り、このように表示部17に表示されたキーアイコン17aを見ながら、キーアイコン17aに表示されている数字と同番号の操作子18における数字キーを操作すると、その操作情報が制御部19に供給される。制御部19では、当該数字キーが操作されたタイミングおよび操作された数字キーと、対応する演奏データのノートオンの発音タイミングおよびノートナンバとを対比して発音すると判断した場合には、対応する演奏データのノートオンのノートナンバを音源部20に送る。これにより、表示部17に表示されたキーアイコン17aに対応するノートナンバの音が音源部20から発音されるようになる。この場合、キーアイコン17aは演奏データの楽譜を表していることから、演奏データの楽曲が演奏されることになる。
以上説明した本発明にかかる電子機器1においては、選択された楽曲の調が自動的に設定され、表示部17に表示された表示キー(キーアイコン17a)の数字と同番号の操作子18における数字キーを順次操作していくことにより、選択された楽曲の演奏を自動的に設定された調で行うことができるようになる。
次に、演奏データ−表示キー変換部15で実行される演奏データ−表示キー変換処理のフローチャートを図6に示す。
演奏データ−表示キー変換処理は、電子機器1において演奏が開始される際に起動され、起動されるとステップS1にて表示キー対応表記憶部14に記憶されている表示キー対応表を参照して、その最小値と最大値のノートナンバが検出される。表示キー対応表記憶部14には、選択された楽曲の演奏データから検出された調に対応する表示キー対応表が前述したように作成されて記憶されている。例えば、検出された調がGメジャーの場合は図4に示す表示キー対応表が表示キー対応表記憶部14に記憶されていることから、ノートナンバの最小値が67、最大値が78と検出される。検出されたノートナンバの最小値「67」は最小値レジスタ(min)に格納され、最大値「78」は最大値レジスタ(max)にステップS2にて格納される。次いで、ステップS3にて選択された楽曲の最初の演奏データ(ノートオン)が記憶部10から読み出され、そのノートナンバが最小値レジスタ(min)に格納されているノートナンバ未満か否かが判定される。
ここで、演奏データのノートオンのノートナンバが最小値レジスタ(min)に格納されているノートナンバ未満と判定されると、演奏データのノートナンバは少なくとも1オクターブ下の領域に属することになるから、ステップS4にて演奏データのノートオンのノートナンバに1オクターブアップに相当する12半音分が加算される。次いで、ステップS5にてオクターブシフト情報(OCtaveShift)が減算されて「−1」とされ、ステップS3に戻り1オクターブアップされたノートナンバが最小値レジスタ(min)に格納されているノートナンバ未満か否かが判定される。ここで、演奏データのノートオンのノートナンバが最小値レジスタ(min)に格納されているノートナンバ以上と判定されると、ノートナンバは現在のオクターブシフト情報(OCtaveShift)で示されるオクターブに属することからステップS6に分岐する。また、演奏データのノートオンのノートナンバが最小値レジスタ(min)に格納されているノートナンバ未満と再び判定されると、ステップS4,S5の処理が繰り返し実行されてさらに1オクターブ低い領域に属するものとされ、ノートナンバが1オクターブアップされると共にオクターブシフト情報が−1される。このように、読み出された演奏データが属するオクターブが現在のオクターブシフト情報(OCtaveShift)で示されるオクターブより低い場合は、ステップS3ないしステップS5の処理が繰り返し行われることにより、属するオクターブのオクターブシフト情報(OCtaveShift)が得られるようになる。
また、ステップS3にて演奏データのノートナンバが最小値レジスタ(min)に格納されているノートナンバ以上と判定されると、ステップS6に分岐してそのノートナンバが最大値レジスタ(max)に格納されているノートナンバを超えるか否かが判定される。ここで、演奏データのノートナンバが最大値レジスタ(max)に格納されているノートナンバを超えると判定されると、演奏データのノートナンバは少なくとも1オクターブ上の領域に属することになるから、ステップS7にて演奏データのノートオンのノートナンバから1オクターブダウンに相当する12半音分が減算される。次いで、ステップS8にてオクターブシフト情報(OCtaveShift)が加算されて「1」とされ、ステップS6に戻り1オクターブダウンされたノートナンバが最大値レジスタ(max)に格納されているノートナンバを超えるか否かが判定される。ここで、演奏データのノートオンのノートナンバが最大値レジスタ(max)に格納されているノートナンバ以下と判定されると、ノートナンバは現在のオクターブシフト情報(OCtaveShift)で示されるオクターブに属することからステップS9に分岐する。
また、演奏データのノートオンのノートナンバが最大値レジスタ(max)に格納されているノートナンバを超えると再び判定されると、ステップS7,S8の処理が繰り返し実行されてさらに1オクターブ高い領域に属するものとされ、ノートナンバが1オクターブダウンされると共にオクターブシフト情報に1が加算される。このように、読み出された演奏データが属するオクターブが現在のオクターブシフト情報(OCtaveShift)で示されるオクターブより高い場合は、ステップS6ないしステップS8の処理が繰り返し行われることにより、属するオクターブのオクターブシフト情報(OCtaveShift)が得られるようになる。ステップS9に分岐された際には、読み出された演奏データのオクターブシフト情報(OCtaveShift)が得られており、演奏データのノートオンのノートナンバは表示キー対応表に示す1オクターブ内のノートナンバとされている。そこで、ステップS9において表示キー対応表を参照して演奏データのノートオンのノートナンバに対応する表示キーが決定され、ステップS10の保存処理へ進むようになる。
例えば、演奏データの調がGメジャーと検出されており、ノートナンバ「79」の演奏データのノートオンが読み出されたとすると、演奏データ−表示キー変換処理のステップS6においてYESと判定されてステップS7に進み、ステップS7においてノートナンバが「67」とされると共に、ステップS8にてオクターブシフト情報(OCtaveShift)が「1」とされる。そして、ステップS9において表示キーはノートナンバ「67」に対応する「1」とされる。この場合、表示制御部16においてはオクターブシフト情報が「1」になっていることから図7の最後のキーアイコン17aに示すように1オクターブ高いオクターブライン17b上に「1」の数字のキーアイコン17aを表示させる。
また、演奏データの調がGメジャーと検出されており、ノートナンバ「55」の演奏データのノートオンが読み出されたとすると、演奏データ−表示キー変換処理のステップS3においてYESと判定されてステップS4に進み、ステップS7においてノートナンバが「67」とされると共に、ステップS5にてオクターブシフト情報(OCtaveShift)が「−1」とされる。そして、ステップS9において表示キーはノートナンバ「67」に対応する「1」とされる。この場合、表示制御部16においてはオクターブシフト情報が「−1」となっていることから1オクターブ低いオクターブライン17b上に「1」の数字のキーアイコン17aを表示させる。
次に、演奏データ−表示キー変換処理におけるステップS10の保存処理のフローチャートを図8に示す。
保存処理が開始されると、ステップS11にて1小節分の演奏データを変換したか否かが判定され、未だ1小節分の演奏データを変換していないと判定された場合は、ステップS3へ戻り上述したステップS3ないしステップS9の処理が行われる。また、ステップS11にて1小節分の演奏データを変換したと判定された場合は、ステップS12に進んで変換された1小節分の演奏データが1小節毎を単位として用意されている表示キーデータ記憶部に保存される。次いで、1小節分の演奏データが表示キーデータ記憶部に保存されるとステップS13にて、演奏データの最後まで変換したか否かが判定され、演奏データの最後まで変換していないと判定された場合はステップS14に分岐する。ステップS14では、調が変更されたか否かが判定される。ここで、調検出部11において演奏データの調が変更されたことが検出されていると、シフト部12において変更された調に対応する表示キー対応表が上述したように作成されて表示キー対応表記憶部14に記憶されているようになる。そこで、ステップS14にて調が変更されていると判定された場合は、演奏データ−表示キー変換処理のステップS1へ戻り表示キー対応表記憶部14に記憶されている変更された調の表示キー対応表を参照して、その最小値と最大値のノートナンバが検出される。以降は、上述したステップS2ないしステップS10の処理が行われて、変更された調の表示キー対応表に基づいて1小節分の演奏データのノートオンが対応する表示キーに変換されていくようになる。
また、ステップS14にて調が変更されていないと判定された場合は、演奏データ−表示キー変換処理のステップS3に戻り、続く演奏データの表示キー変換処理が引き続き行われる。このように、演奏データ−表示キー変換処理では、音符1つずつに相当する演奏データのノートオン毎に表示キーに変換する処理が繰り返し行われて、1小節分の演奏データのノートオンが変換された際に、1小節分の演奏データを単位として変換された表示キーのデータが1小節毎に表示キーデータ記憶部に保存される。また、ステップS13にて演奏データが終了したと判定されると、保存処理および演奏データ−表示キー変換処理は終了する。
次に、制御部19において実行される制御部処理のフローチャートを図9に示す。制御部処理は、電子機器1の電源が投入された際に起動される。
制御部処理が起動されると、ステップS20にて電子機器1の各種レジスタや表示キー対応表記憶部14等の一時記憶手段を初期化する初期化処理が行われる。次いで、ステップS21にて記憶部10に記憶されている演奏データの楽曲が選択されたか否かが判定される。ここでは、楽曲の選択がされるまで待機しており、楽曲が選択されるとステップS22に進み最初の2小節分の演奏データを表示部17に表示する処理が行われる。次いで、ステップS23にて演奏が開始されたか否かが判定されるが、ステップS23では演奏が開始されるまで待機するようになる。ここで、演奏ボタン等が操作されて演奏が開始されたと判断されるとステップS24に進み演奏が1小節分進行したか否かが判定される。ステップS24では演奏が1小節分進行するまで待機しており、演奏が1小節分進行した際にステップS25に進む。ステップS25では、次の1小節分の演奏データで表示部17に表示されている1小節分の表示キー(キーアイコン17a)の楽譜(データ)を書き換える処理が行われる。次いで、ステップS26において演奏が終了したか否かが判定される。ここで、選択された楽曲の演奏データの終了を示す終了マークがまだ読み出されていない場合は、演奏が終了していないと判定されてステップS24に戻り、ステップS24,S25の処理が行われて、次の1小節分の演奏データで表示部17に表示されている1小節分の表示キー(キーアイコン17a)の楽譜(データ)を書き換える処理が再び行われる。この書き換える処理は、演奏データが終了するまで繰り返し行われる。そして、演奏データから終了マークが読み出された場合は、ステップS26で演奏が終了したと判定されて制御部処理は終了する。
ところで、ステップS22で行われる2小節分の演奏データを表示部17に表示する処理と、ステップS25で行われる1小節分の表示キー(キーアイコン17a)の楽譜(データ)を書き換える処理は、図10に示す表示処理が呼びされて実行される。この場合、ステップS22では表示処理を2回呼び出すことにより2小節分の演奏データを表示部17に表示している。
表示処理のフローチャートを図10に示す。表示処理が呼び出されると、ステップS30にて表示キーデータ記憶部から読み出されていない最初の1小節分の表示キーのデータが読み出される。次いで、ステップS31にて読み出した1小節分の表示キーのデータを表示制御部16へ送る。1小節分の表示キーのデータが供給された表示制御部16では、ステップS32にて1小節分の表示キーのデータから1小節分の楽譜を表示部17に表示するための表示データを作成して、表示部17に1小節分の楽譜を表示する。この場合、表示部17に2小節分の楽譜が表示されている場合は、古い方の1小節分の楽譜のデータを作成された1小節分の表示データで更新するようにする。ステップS32の処理が終了すると表示処理は終了して、制御部処理にリターンする。
以上説明した表示処理が、制御部処理のステップS22において2回呼び出されることにより、表示部17に2小節分の演奏データの楽譜が表示されるようになり、ステップS25において呼び出されることにより、演奏の進行に合わせて表示部17に表示される楽譜が1小節分ずつ更新されていくようになる。このように制御部処理は演奏の進行に同期して実行され、演奏が1小節分ずつ進行する毎に、表示キーのデータから作成された表示データが1小節分ずつ更新されて表示部17に表示される。これに対して、演奏データ−表示キー変換処理は演奏の進行とは独立して先行するよう実行され、1小節分の演奏データを単位として変換された表示キーのデータが1小節に達する毎に表示キーデータ記憶部に保存されるようになる。これにより、制御部処理において、演奏開始される前に2小節分の演奏データを表示部17に表示することができるようになる。
ところで、1オクターブは全音階では7個の音階(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ)となり、前述したようにこれらの7つの音階のノートナンバに表示キー「1」〜「7」をそれぞれ対応付けている。表示キー「1」〜「7」は、操作子18における数字キーの「1」〜「7」にそれぞれ対応させることができ、対応する数字キーを操作することによりその音階の音が発音されるようになる。また、1オクターブを半音階で数えた場合には12の音階(ド、♯ド(♭レ)、レ、♭ミ、ミ、ファ、♯ファ(♭ソ)、ソ、♯ソ(♭ラ)、ラ、♭シ、シ)になる。キー対応テーブルや表示キー対応表に示すようにこれらの12の音階のノートナンバに表示キー「1,♯1(♭2),2,♭3,3,4,♯4(♭5),5,♯5(♭6),6,♭7,7」をそれぞれ対応付けている。この場合、操作子18の数字キー「1」〜「7」は7つしかないことから12の表示キーをそれぞれ対応させることができず、そのままでは12の音階の音を発音することができないことになる。
そこで、本発明の電子機器1においては次のようにしてこれを解決している。例えば、Cメジャースケールにおける2小節の演奏データの楽譜が表示部17に表示されている例を図11に示すが、上段の小節の3拍目は「♭3」の表示キー(キーアイコン17a)とされ、下段の1拍目は「♯5」の表示キー(キーアイコン17a)とされている。ここで、「♭3」の表示キーが表示されている拍のタイミングにおいて数字キー「3」を操作すると、「♭3」の表示キー(キーアイコン17a)に対応付けられている演奏データのノートオンを音源部20に送るようにする。これにより、音源部20では送られた演奏データのノートオンにおける「♭3」のノートナンバで発音されるようになる。「#5」の表示キーが表示されている拍のタイミングにおいて数字キー「5」を操作したときも同様であり、音源部20からは「♯5」のノートナンバで発音されるようになる。このように、表示キーに含まれる数字と同番号の数字キー「3」を操作したときに「♭3」のノートナンバの音が発音され、数字キー「5」を操作したときに「♯5」のノートナンバの音が発音されるようになる。すなわち、♭や♯が付されている表示キーの音も対応する♭や♯が付されていない数字キーを操作すれば正確なノートナンバで発音されるようになる。
次に、演奏している際に操作子18における数字キーが操作される毎に制御部19で実行される操作子イベント処理のフローチャートを図12に示す。
演奏している際に操作子18の数字キーが操作されると、操作子イベント処理が起動され、ステップS40にてその数字キーを操作したタイミングとされる演奏位置近くにある演奏データのノートオンの発音タイミングとの時間差が所定時間内か否かが判定される。ここで、両者の時間差が所定時間内と判断されると、ステップS41に進み当該演奏データに対応する表示キーに含まれる数字情報と操作された数字キーの番号が一致するか否かが判定される。ここで、両者の数字の番号が一致すると判定された場合は、演奏データのノートオンに対応付けられている数字キーが規定されたタイミングで操作されたことになることから、ステップS42に進んで当該演奏データのノートオンが音源部20に送られ、そのノートオンのノートナンバで発音される。ステップS40にて両者の時間差が所定時間内でないと判定された場合、あるいは、ステップS41にて両者の数字の番号が一致しないと判定された場合は、演奏データのノートオンに対応付けられている数字キーが操作されなかったか、あるいは、規定されたタイミング内で操作されなかったことになり、発音されることなく操作子イベント処理は終了する。
次に、本発明にかかる電子機器1を携帯電話機2に適用した構成例を図13に示す。
図13に示す携帯電話機2には「0」〜「9」の数字キーと「#」キー、「*」キーからなるダイヤルボタン22aと、ジョイスティック22bとが操作子として備えられていると共に、液晶等からなる表示部21を備えている。また、携帯電話機2は記憶手段を内蔵しており、記憶手段には少なくとも複数の楽曲の演奏データがダウンロード等により記憶されている。本発明の実施例である携帯電話機2において演奏を行う際には演奏アプリケーションを起動させる。これにより、表示部21に表示されたメニューから演奏したい楽曲を選択することができるようになる。ここで、楽曲の1つを選択すると選択された楽曲の演奏データが記憶手段から読み出されて、上述したように演奏データの調が自動検出される。そして、選択された楽曲の演奏データの単位区間を表示キー対応表を参照して表示キーに変換して表示する。表示キー対応表をCメジャーを例に挙げて説明すると、図13に示す楽譜の音名と表示キーの対応表のようにC4(ド)には表示キー「1」が、D4(レ)には表示キー「2」が、E4(ミ)には表示キー「3」が、F4(ファ)には表示キー「4」が、G4(ソ)には表示キー「5」が、A4(ラ)には表示キー「6」が、B4(シ)には表示キー「7」が、それぞれ対応付けられている。
このように、各表示キーは、演奏データのノートオンにおける音名(ノートナンバ)に対応付けられている「1」〜「7」のいずれかの数字を含んでいる。この表示キーはキーアイコンとして表示部21に図7に示す例のように表示され、それぞれのキーアイコンには、各表示キーが含んでいた「1」〜「7」の数字が表示されている。そこで、表示されたキーアイコンの数字と同番号とされるダイヤルボタン22aにおける「1」〜「7」の数字キーを操作すると、当該キーアイコン(表示キー)に対応付けられている演奏データのノートオンに基づいた音が発音されるようになる。これにより、携帯電話機2において選択された楽曲をダイヤルボタン22aにおける「1」〜「7」の数字キーを操作することで演奏することができるようになる。また、演奏データのノートオンにおける音名(ノートナンバ)が、例えば「B3」であった場合は上述したようにノートナンバが1オクターブアップされて音名「B3」は「B4」とされると共に、オクターブシフト情報が「−1」とされる。これにより、音名「B3」の表示キーは音名「B4」の表示キーと同じ「7」となるが、1オクターブ低いオクターブライン上にその「7」の数字のキーアイコンが表示されるようになる。この際に、ダイヤルボタン22aにおける数字キー「7」を操作すると、キーアイコンに対応付けられている音名「B3」のノートオンに基づいて発音されることから、正しい音高の音が発音されるようになる。
さらに、演奏データのノートオンにおける音名(ノートナンバ)が、例えば「C5」あるいは「D5」であった場合は上述したようにノートナンバが1オクターブダウンされて音名「C4」あるいは「D4」とされると共に、オクターブシフト情報が「1」とされる。これにより、音名「C5」,「D5」の表示キーは音名「C4」,「D4」の表示キーと同じ「1」あるいは「2」となるが、1オクターブ高いオクターブライン上にその「1」あるいは「2」の数字のキーアイコンが表示されるようになる。この際に、ダイヤルボタン22aにおける数字キー「1」あるいは「2」を操作すると、キーアイコンに対応付けられている音名「C5」あるいは「D5」のノートオンに基づいて発音されることから、正しい音高の音が発音されるようになる。
このように、表示キーを表示する際には自動的に1オクターブ内に入るようにオクターブシフトされることから、Cメジャーの場合は図13に示すようにダイヤルボタン22aの数字キー「1」は音名「C4」,「C5」・・に対応し、数字キー「2」は音名「D4」,「D5」・・に対応すると共に、数字キー「7」は音名「B3」,「B4」・・に対応するようになる。
なお、本発明の電子機器1において、内蔵する記憶手段の記憶容量に余裕がある場合は、シフト部12で演算することにより表示キー対応表を作成することに変えて、全ての調に対応する表示キー対応表を記憶手段に記憶しておき、検出された調に応じて該当する表示キー対応表を読み出すようにしてもよい。また、調検出部11で調が検出できなかった場合には、調をCメジャーに設定するようにしてもよい。
また、本発明の実施例においては音階の各ノートナンバを数字キーに割り当てるようにしたが、これに限るものではなく順序性のあるキーに割り当てるようにしても良い。順序性のあるキーとは、例えば、ギリシャ数字、a,b,c・・・、あ,い,う・・・、イ,ロ,ハ・・・等の順序の属性を有しているキーである。
本発明にかかる電子機器は、少なくとも1オクターブの全音階の音階数とされる7つのキーを備えると共に音源手段を内蔵する電子機器であれば携帯電話機に限らず適用することができ、7つのキーを押すことにより演奏することができるようになる。加えて、さらにキーを備えているとオクターブシフトや転調することが可能となり、1オクターブを超える楽曲の演奏や演奏中の転調を可能とすることができるようになる。
本発明の実施例の電子機器における演奏手段の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施例の電子機器におけるキー対応テーブルを示す図である。 本発明の実施例の電子機器におけるノートナンバ差分テーブルのデータ構造を示す図である。 本発明の実施例の電子機器におけるGメジャースケールの表示キー対応表を示す図である。 本発明の実施例の電子機器におけるE♭ハーモニックマイナースケールの表示キー対応表を示す図である。 本発明の実施例の電子機器で実行される演奏データ−表示キー変換部15で実行される演奏データ−表示キー変換処理のフローチャートである。 本発明の実施例の電子機器における表示部に表示される演奏データの楽譜の一例を示す図である。 本発明の実施例の電子機器で実行される演奏データ−表示キー変換処理におけるステップS10の表示処理のフローチャートである。 本発明の実施例の電子機器の制御部において実行される制御部処理のフローチャートである。 本発明の実施例の電子機器で実行される1小節分のデータを表示する処理のフローチャートである。 本発明の実施例の電子機器においてCメジャースケールにおける2小節の演奏データの楽譜が表示部に表示されている例を示す図である。 本発明の実施例の電子機器の制御部で実行される操作子イベント処理のフローチャートである。 本発明にかかる電子機器を携帯電話機に適用した構成例を示す図である。
符号の説明
1 電子機器、2 携帯電話機、10 記憶部、11 調検出部、12 シフト部、13 表示キー記憶部、14 表示キー対応表記憶部、15 演奏データ−表示キー変換部、16 表示制御部、17 表示部、17a キーアイコン、17b オクターブライン、17c 小節線、17d 拍ライン、17e 演奏位置マーク、18 操作子、19 制御部、20 音源部、21 表示部、22a ダイヤルボタン、22b ジョイスティック

Claims (2)

  1. 少なくとも1オクターブの全音階の音階数とされる複数の順序性を有するキーを備えている電子機器であって、
    選択された楽曲の演奏データから調を検出する調検出手段と、
    該調検出手段により検出された調における各音階を、それぞれ前記複数のキーの順序に対応する順番で各表示キーに対応付ける表示キー対応表を作成する表示キー対応表作成手段と、
    該表示キー対応表作成手段により作成された前記表示キー対応表を参照して、前記演奏データを所定区間毎に対応する表示キーに変換して表示する変換手段と、
    前記複数のキーが操作された際に、操作されたキーに対応する前記表示キーに対応付けられている前記演奏データのイベント情報を音源手段に送る制御手段と、
    送られたイベント情報に基づく音を生成して発音する前記音源手段と備え
    前記複数のキーを操作することにより前記楽曲の演奏が行われる際に、前記変換手段は前記演奏データの所定区間ずつを演奏の進行に合わせて表示手段に表示し、該表示手段においては、前記表示キーを該表示キーの数字情報を含むキーアイコンに置き換えて、発音する時間位置に配置して表示するようにし、
    前記変換手段では、前記表示キー対応表におけるノートナンバの最小値と最大値とを検出し、前記演奏データの各々のノートオンを対応する前記表示キーに変換する際に、前記ノートオンにおけるノートナンバが前記最小値未満とされる前記演奏データについては下のオクターブに属するとし、前記ノートナンバが前記最大値を超える前記演奏データについては上のオクターブに属するとして、変換した前記表示キーに対応する前記キーアイコンを属するオクターブに応じて下のオクターブライン上、あるいは、上のオクターブライン上に表示するようにしたことを特徴とする電子機器。
  2. 複数種類の基本の調における各音階のノートナンバと前記表示キーとを対応つけたキー対応テーブルを記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記表示キー対応表作成手段では、前記調検出手段により検出された調が属する基本の調のキー対応テーブルを前記記憶手段から読み出し、前記検出された調と基本の調とのノートナンバにおける差分だけ、読み出したキー対応テーブルにおけるノートナンバをシフトすることにより、前記検出された調の表示キー対応表を作成するようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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