JP4220786B2

JP4220786B2 - Air blowout adjustment register

Info

Publication number: JP4220786B2
Application number: JP2003007395A
Authority: JP
Inventors: 弘志伊藤; 昌宏遠藤; 和広新美
Original assignee: Howa Plastics Co Ltd
Current assignee: Howa Plastics Co Ltd
Priority date: 2003-01-15
Filing date: 2003-01-15
Publication date: 2009-02-04
Anticipated expiration: 2023-01-15
Also published as: JP2004217088A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車内等の換気や空調の空気吹出口に使用される空気吹出調整用レジスタに関し、特に通風路内に可動フィンを兼用して風向調整機能を持たせたダンパが配設された構造の空気吹出調整用レジスタに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車用の空気吹出調整用レジスタとして、通風路を形成するベゼル及びリテーナ内に、横可動ルーバと縦可動ルーバを前後して配設し、前方に位置する横可動ルーバの中央部のフィンに、操作ノブ（把手）を可動的に取り付け、その操作ノブの先端に設けた係合部を縦可動ルーバの偏位軸に連係させてなる空気吹出調整用レジスタが、知られている（例えば、下記特許文献１等参照）。
【０００３】
【特許文献１】
実開平４−８２６４５号公報
【０００４】
この従来の空気吹出調整用レジスタは、操作ノブが、横可動ルーバの中央部のフィン上に、その軸方向（横方向）に摺動可能に嵌合されると共に、その横可動ルーバのフィンと共に上下に回動可能に設けられ、操作ノブの先端に係合部が形成され、その係合部が後方に位置する縦可動ルーバのフィンの偏位軸（フィンの回動軸とは偏位した軸）に係合する構造である。そして、風の向きを左右に調整する場合、操作ノブを横可動ルーバのフィン上で左又は右に摺動させて、後の縦可動ルーバの向きを左右に変え、風の向きを上下に調整する場合は、操作ノブを横可動ルーバのフィンと共に上又は下に回動させて風の向きを調整している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
この種の従来の空気吹出調整用レジスタは、操作ノブを操作して風の向きを上下左右に調整することができるものの、中央を含む左から右まで広範囲に風を同時に吹き出すように調整することが難しいという問題があった。例えば横長で左右に幅の広い吹出口を設け、特に左右方向に広範囲に風を送ることができるようにしたい場合、この種の可動ルーバを設けたレジスタでは、風を同時に送り得る範囲には限界があり、広範囲に風を送ることが難しいという問題があった。
【０００６】
即ち、例えば、自動車用のレジスタにおいて、空気吹出口を横長で左右に幅広く形成し、左右方向に広範囲に風を送風したい場合があるが、従来の上記構成のレジスタでは、可動ルーバの各フィンをその上下の回転軸の回りで左右方向に回転させて風向を調整する構造のため、操作ノブの操作時、可動ルーバの各フィンの向きが全て同じ方向を向くように動くことから、各フィンを正面に向けた場合、正面にのみ風が吹き出され、右又は左にフィンの向きを調整した場合には、風の向きはその方向に向けられる。このため、例えば中央を含む左右両側の広範囲に風を吹き出したい場合、従来の上記レジスタではそれが行ないにくいという問題があった。
【０００７】
更に、上記構成の横可動ルーバと縦可動ルーバを備えたレジスタは、可動ルーバのフィンの数を少なくすると、調整可能な風の指向性（風の吹き出し方向の調整範囲）が制限されるため、可動ルーバのフィンの本数はある程度多くする必要があるが、フィンの本数を増やすと、空気抵抗や圧力損失が増大して風量が減少し、騒音も増すという問題があった。
【０００８】
一方、この種の空気吹出調整用レジスタにおいて、通風を完全に遮断するために縦ルーバの後方通風路内にダンパを回動可能に配設し、操作ノブの操作により、ダンパを通風路内で通風方向に対し略直角に回動させて通風路を閉鎖する構造のレジスタが知られている。しかし、この種のダンパ付きのレジスタでは、通風路内に前方から横可動ルーバ、縦可動ルーバ、さらにダンパが回動可能に配設される構造であるため、レジスタの奥行き長が長くなり、レジスタの収納スペースに制限がある場合は、使用できないという問題があった。
【０００９】
そこで、従来、後方の縦可動ルーバにダンパ機能を持たせ、縦可動ルーバによって通風路を完全に閉鎖するようにし、従来のダンパをなくした構造のレジスタが下記特許文献２等で提案されている。
【００１０】
【特許文献２】
特開２００１−２８０６８３公報
【００１１】
しかしながら、この種のダンパ機能を有した縦可動ルーバを備えたレジスタでは、幅の狭い通風路に比較的大形の縦フィンを配置してダンパ兼縦可動ルーバを構成しているため、通風路前部の空気吹出口から吹出される送風方向を左右に振るように風向調整したとき、送風量が減少すると共に、風の指向性が悪化し、左右への送風方向の調整が良好に行われないという問題があった。
【００１２】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、送風方向を左または右方向に調整したときの圧力損失や空気抵抗が少なく、低騒音で、良好な指向性をもって送風することができる空気吹出調整用レジスタを提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項１の空気吹出調整用レジスタは、空気吹出口を有するベゼルと、空気導入口を有すると共にベゼルに連通する通風路を内部に形成してなるリテーナと、を備え、通風路内に可動フィン兼ダンパが回動可能に配設された空気吹出調整用レジスタであって、通風路の断面が横長の長方形状に形成され、通風路内が通風方向に沿った２枚の隔壁により分割されて中央通風路、左通風路、及び右通風路が形成され、各通風路内に各々１枚の可動フィン兼ダンパが回動可能に配設され、リテーナの通風路の前部に接続されるベゼルの空気吹出口が、左右２箇所に分けて形成されたことを特徴とする。
【００１８】
また、請求項１のレジスタにおいては、請求項２のように、中央通風路内には中央ダンパが縦軸を介して回動可能に軸支され、左通風路には可動フィン兼左ダンパが縦軸を介して回動可能に軸支され、右通風路内には可動フィン兼右ダンパが縦軸を介して回動可能に軸支され、中央ダンパはその回動角度に応じて中央通風路を遮断し又は真っ直ぐ前方に風を吹出し、可動フィン兼左ダンパはその回動角度に応じて左通風路を遮断し又は左側に偏向して風を吹出し、可動フィン兼右ダンパはその回動角度に応じて右通風路を遮断し又は右側に偏向して風を吹出すように構成することができる。
【００１９】
また、請求項２のレジスタにおいては、請求項３のように、ベゼルに中央操作ノブ、左操作ノブ及び右操作ノブが回動操作可能に配設され、中央操作ノブが中央ダンパに連係され、左操作ノブが可動フィン兼左ダンパに連係され、右操作ノブが可動フィン兼右ダンパに連係されるように構成することができる。
【００２０】
また、請求項３のレジスタにおいては、請求項４のように、左操作ノブ及び右操作ノブには歯車部が設けられ、各歯車部が中間歯車を介して可動フィン兼左ダンパと可動フィン兼右ダンパの軸の歯車に各々噛合して構成することができる。
【００２１】
また、請求項２のレジスタにおいては、請求項５のように、可動フィン兼右ダンパと共に同じ方向に回動する右補助可動フィンを右通風路の隔壁の前縁部近傍に軸支して構成することができる。
【００２２】
また、請求項２のレジスタにおいては、請求項６のように、風向調整時に可動フィン兼左ダンパと共に同じ方向に回動し、左通風路の風の遮断時には前方を向いて隔壁を形成するように、左補助可動フィンを通風路の隔壁の前縁部近傍に軸支して構成することができる。
【００２３】
【作用】
このような構成の空気吹出調整用レジスタでは、空気導入口からリテーナ内に入った空気は、リテーナの通風路が例えば左通風路、中央通風路及び右通風路に隔壁を介して分割形成される場合、それらの通風路を通り、ベゼルの空気吹出口から前方に吹出される。このとき、通風路の断面形状が横長の長方形状に形成され、分割形成された通風路内の各々に可動フィン兼ダンパが回動可能に配設されているため、各可動フィン兼ダンパを回動することにより、風の吹出し方向を変えることができ、又は各通風路を遮断することができる。特に、このレジスタでは、各通風路に可動フィンを兼用したダンパを配設して、従来の可動フィンをなくし、且つ各通風路には１本の可動フィン兼ダンパのみを配設しているため、リテーナの長さを短くできると共に、空気抵抗や圧力損失を低減し、騒音の少ない良好な送風を行うことができる。
【００２６】
さらに、請求項２のレジスタでは、中央通風路内に中央ダンパが縦軸を介して回動可能に軸支され、左通風路内に可動フィン兼左ダンパが縦軸を介して回動可能に軸支され、右通風路内に可動フィン兼右ダンパが縦軸を介して回動可能に軸支され、中央ダンパをその回動角度に応じて中央通風路を遮断し或いは真っ直ぐ前方に風を吹出すように構成されるので、自動車内の空調の場合、中央ダンパを送風方向に平行に調整し、左通風路の可動フィン兼左ダンパを左に向けて調整し、右通風路の可動フィン兼右ダンパを右に向けて調整すれば、中央通風路からは後部座席に向かって真っ直ぐに風を吹出し、左通風路からは左側に大きく偏向した風を吹出し、右通風路からは右側に大きく偏向した風を吹出すことができ、中央を含む左から右までの広範囲にわたって同時に送風することができ、車内の前座席の人から後部座席の人まで同時に風を送ることができる。
【００２７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は空気吹出調整用レジスタの正面図を示し、図２はその平面図を、図３はその右側面図を、図４はその底面図を示している。
【００２８】
これらの図において、１はレジスタの正面に位置するベゼルであり、その前面には中央に中央柱１３が縦に配置され、その両側に横長の空気吹出口１１，１２が左右対称に形成されている。ベゼル１の内側には後述のリテーナ２に連結するための長方形断面の矩形筒部が形成され、リテーナ２内の通風路と共に吹出口に繋がる通風路を形成している。更に、ベゼル１の前面下部には、後述の中央操作ノブ３３、左操作ノブ４３及び右操作ノブ５３を配設するための長孔状の開口部が、３箇所に形成されている。また、ベゼル１内の通風路から前面の空気吹出口１１，１２に繋がる両側の側壁２７，２８は、図８に示す如く、吹出口が前方広がり状に、左右の幅が徐々に広がるように形成され、左側の側壁２７は左側に緩やかに湾曲して、右側の側壁２７は右側に緩やかに湾曲して形成されている。
【００２９】
ベゼル１の後部に接続されるリテーナ２は、図７の断面図に示すように、偏平な矩形断面つまり横長の長方形断面を持った矩形筒状に形成され、内部には３つの通風路として、左通風路２１、中央通風路２２、右通風路２３が並設される。図８の断面図に示すように、左通風路２１、中央通風路２２及び右通風路２３は、内部に２枚の隔壁２４，２５を通風方向に沿って配置することにより、通風路を分割して形成され、左通風路２１には、風の遮断と左方向への風の偏向のために可動フィン兼左ダンパ４が配設され、中央通風路２２には、風の遮断のために中央ダンパ３が配設され、そして、右通風路２３には、風の遮断と右方向への風の偏向のために可動フィン兼右ダンパ５が配設される。
【００３０】
上記のように、リテーナ２内の通風路は、左通風路２１、中央通風路２２及び右通風路２３の３個から形成されるのに対し、ベゼル１の前面の開口部つまり吹出口は、空気吹出口１１，１２の２個から形成される。これにより、図１のように、吹出口の数が通風路の数より少なくなり、ベゼル前面のデザイン性、意匠性を向上させると共に、デザイン設計の自由度を向上させるようにしている。勿論、ベゼル１の空気吹出口は、リテーナ２内の通風路の数と同じ３個にし、３個の空気吹出口を並設することもできる。
【００３１】
中央ダンパ３、可動フィン兼左ダンパ４及び可動フィン兼右ダンパ５は、図９の分解斜視図に示すように、各々のダンパプレート３２，４２，５２の上部と下部の中央に縦の軸３１，４１，５１を立設し、それらの軸３１，４１，５１をリテーナ２の上壁と下壁から上下に突き出すようにして、回動可能に軸支される。図８に示すように、中央ダンパ３の下側の軸３１にリンク部材３４が固定され、そのリンク部材３４には長孔３４ａが形成され、その長孔３４ａには中央操作ノブ３３のピン３３ａが係合する。中央操作ノブ３３の後部にはレバー部が一体に形成され、そのレバー部の先端にピン３３ａが突設されている。
【００３２】
一方、可動フィン兼左ダンパ４と可動フィン兼右ダンパ５の下側の軸４１、５１には、各々扇形歯車４４、５４が固定される。扇形歯車４４、５４はダンパ４，５を回動駆動するために設けられ、その扇形歯車４４、５４には、各々中間歯車４５、５５を介して各々の操作ノブ４３，５３の歯車部４３ａ，５３ａに噛合する。左操作ノブ４３及び右操作ノブ５３の後半部には歯車部４３ａ，５３ａが形成されており、その歯車部４３ａ，５３ａが各々中間歯車４５、５５を介して扇形歯車４４、５４に噛合している。中央操作ノブ３３、左操作ノブ４３及び右操作ノブ５３は、図１のように、その前部をベゼル１の下部の開口部から前面に露出した状態で、ベゼル１の底部に中心軸を介して回動可能に軸支されている。
【００３３】
また、中央操作ノブ３３、左操作ノブ４３及び右操作ノブ５３の上面には、永久磁石３３ｂ、４３ｃ、５３ｃが各々埋設され、これに対応してベゼル１の下面に鋼板３３ｃ、４３ｂ、５３ｂが所定の位置に固定され、各操作ノブ３３，４３，５３の開放側への操作時に、中央ダンパ３、可動フィン兼左ダンパ４及び可動フィン兼右ダンパ５の各ダンパプレートが正しく通風路の通風方向に沿った開放位置に回動したとき、磁石３３ｂ、４３ｃ、５３ｃが鋼板３３ｃ、４３ｂ、５３ｂに吸着して、その位置で節度感をもって停止するようにしている。
【００３４】
上記のように、左右の操作ノブ４３，５３は、中間歯車４５，５５を介在させることにより、左操作ノブ４３を左側に回動させると、可動フィン兼左ダンパ４が同じ左側に回動し、風を左方向へ偏向させることができ、右操作ノブ５３を右側に回動させると、可動フィン兼右ダンパ５が同じ右側に回動し、風を右方向へ偏向させることができる。これによって、ノブを動かした方向に風の向きが変わり、風向調整の操作が容易となる。一方、中央ダンパ３は中央操作ノブ３３の右側への回動により可動フィン兼左ダンパ４と可動フィン兼右ダンパ５の上側の軸４１、５１には、レバー６３，７３が固定される。
【００３５】
さらに、通風路内の隔壁２４，２５の前縁部には、図２、図８、図９などに示すように、左補助可動フィン６と右補助可動フィン７が、この縦の軸６０，７０を介して、前方（送風方向）に向けて回動可能に軸支される。この左補助可動フィン６と右補助可動フィン７は、図１０のように、可動フィン兼左ダンパ４及び可動フィン兼右ダンパ５が各々の通風路２１，２３内で、各々左方向にまたは右方向に偏向操作されたとき、各々のダンパプレート４２，５２と同じ方向を向くように、それらの上部の軸６０，７０に、レバーとリンクとからなるリンク機構がリテーナ２の上部に取り付けられている。
【００３６】
すなわち、左補助可動フィン６の上部の軸６０にはレバー６１が固定され、レバー６１の先端上にピン６４が突設される。また、右補助可動フィン７の上部の軸７０にはレバー７１が固定され、レバー７１の先端上にピン７４が突設される。一方、可動フィン兼左ダンパ４及び可動フィン兼右ダンパ５の各々のダンパプレート４２，５２の上部の軸４１，５１には各々レバー６３，７３が固定され、各レバー６３，７３の先端にはピン６５，７５が突設される。そして、可動フィン兼左ダンパ４側のピン６５と左補助可動フィン６側のピン６４との間に、リンク部材６２が連結され、ピン６４はリンク部材６２内の長孔６６に係合する。
【００３７】
また、可動フィン兼右ダンパ５側のピン７５と右補助可動フィン側のピン７４との間に、リンク部材７２が連結される。これにより、左補助可動フィン６と右補助可動フィン７は、図１０の如く、可動フィン兼左ダンパ４及び可動フィン兼右ダンパ５が、各々の通風路２１，２３内で、各々左方向にまたは右方向に偏向操作されたとき、各々のダンパプレート４２，５２と同じ方向を向くように動作する。また、図１１のように、可動フィン兼左ダンパ４が通風路２１を閉鎖（遮断）するように操作されたときには、リンク部材６２の長孔６６とピン６４の作用により、左補助可動フィン６が隔壁２４と同じ向きとなり、通風路に沿った壁を形成して、その左通風路２１がダンパプレート４２により隙間なく確実に閉鎖されるようにしている。
【００３８】
一方、ベゼル１の前面左右に並設した空気吹出口１１，１２の内側に、各々前可動ルーバ８、９が配設される。各前可動ルーバ８，９は各々２枚の横フィン８ａ，８ｂ，９ａ，９ｂを有し、各横フィンは一定の上下間隔を持って上下に回動可能に、中央柱１３と側壁との間に軸支される。
【００３９】
図９に示すように、前可動ルーバ８の各横フィン８ａ，８ｂの中央柱１３側にピンが突設され、それらのピンにリンク８ｃが連結され、各横フィン８ａ，８ｂは連動して回動する。また、右側の前可動ルーバ９の各横フィン９ａ，９ｂの中央柱１３側にもピンが突設され、それらのピンにリンク９ｃが連結され、各横フィン９ａ，９ｂも連動して回動する。さらに、上段の各横フィン８ａ，９ａの外側の軸８３，９３はベゼル１の側壁の外側に突出し、その軸８３，９３の突出部に扇形歯車８７，９７が各々固定される。一方、ベゼル１の両側の側壁の外側に支持軸８８，９８が横方向に突設され、その支持軸８８，９８に各々歯車８５，９５と前ルーバ操作ノブ８１，９１が回転可能に支持される。すなわち、前ルーバ操作ノブ８１，９１は、その一部がベゼル１の前面の左右の両端に形成された開口部から突出して、支持軸８８，９８により支持され、歯車８５，９５がその操作ノブ８１，９１の軸受部分に固定される構造である。したがって、左右の前ルーバ操作ノブ８１，９１を持って上下に動かすと、前可動ルーバ８，９の各横フィン８ａ，８ｂ及び各横フィン９ａ，９ｂがその両側の回転軸を軸に上下に回動し、前可動ルーバ８１，９１の向きを上下方向に調整可能である。
【００４０】
上記構成の空気吹出調整用レジスタは、自動車の車内のインストルメントパネルやダッシュボードの部分に、そのリテーナ２の元部の空気導入口を図示しない通風ダクトに接続するようにして装着される。
【００４１】
ベゼル１の前面の中央操作ノブ３３を図８のように左側限界まで回動させると、中央ダンパ３は、そのダンパプレート３２が図８のように中央通風路２２の通風方向に平行となって、中央通風路２２を最大に開放する。また、左操作ノブ４３を図８のように、右側限界まで回動させると、可動フィン兼左ダンパ４のダンパプレート４２が図８のように左通風路２１の通風方向に平行となって、左通風路２１を最大に開放する。また、右操作ノブ５３を図８のように、左側限界まで回動させると、可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２が図８のように右通風路２３の通風方向に平行となって、右通風路２３を最大に開放する。
【００４２】
したがって、中央通風路２２、左右通風路２１，２３を通った風は、ベゼル１の空気吹出口１１，１２から前方に真直ぐ吹出され、自動車の後部座席まで送風される。このとき、図８に示すように、左補助可動フィン６と右補助可動フィン７は、正面の通風方向を向くため、中央ダンパ３、可動フィン兼左ダンパ４及び可動フィン兼右ダンパ５の各々のダンパプレート３２、４２，５２と共に風を良好に正面前方に送風するようにガイドする。また、このようなレジスタの全開送風時に、各通風路２１，２２，２３には各々１枚のダンパプレート３２，４２，５２が配置されのみであるから、送風時の圧力損失は少なく、小さい空気抵抗で、低騒音の送風を行なうことができる。
【００４３】
このような正面前方送風状態から、図１０のように、右側の右操作ノブ５３を右に回動操作すると、可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２が図１０の反時計方向に約３０°回動し、同様に右補助可動フィン７が反時計方向に約３０°回動する。
【００４４】
これにより、右通風路２３を通過する風は、その通風方向を正面から図１０の右側に偏向し、右側の湾曲した側壁２８に沿って、風が右寄りに調整される。またこのとき、右補助可動フィン７も、可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２と同じ方向を向くため、風を良好に右側にガイドすることができる。さらに、右操作ノブ５３を右に回動操作して、送風が右側に向けられるため、使用者は操作した向きに風向調整を容易に行なうことができる。
【００４５】
また、リテーナ２内の通風路２３からベゼル１の空気吹出口１２に向かって前方に広がるように通風路が形成され、右側の側壁２８が緩やかに右側に拡幅するように形成されているから、通風路２３の奥に可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２が位置していても、風を効果的にダンパプレート５２の方向つまり右側に曲げて送風することができ、車内の前席右側の乗員に向けて空気吹出口１２から充分な風量の風を良好に送風することができる。また、上記と同様に、右通風路２３には１枚のダンパプレート５２が配置され、隔壁２５の部分に可動フィン兼右ダンパ５が配置されるのみであるから、送風時の圧力損失、空気抵抗は少なく、低騒音の送風を行なうことができる。
【００４６】
一方、上記の正面前方送風状態から、図１０のように、左側の左操作ノブ４３を左に回動操作すると、可動フィン兼左ダンパ４のダンパプレート４２が図１０の時計方向に約３０°回動し、同様に右補助可動フィン６が時計方向に約３０°回動する。
【００４７】
これにより、左通風路２１を通過する風は、その通風方向を正面から図１０の左側に変え、左側の湾曲した側壁２７に沿って、風向が左寄りに調整される。またこのとき、左補助可動フィン６も、可動フィン兼右ダンパ４のダンパプレート４２と同じ方向を向くため、風を良好に左側にガイドすることができる。さらに、左操作ノブ４３を左に回動操作して、送風が左側に向けられるため、使用者は操作した向きと同じ方向に、風向調整を容易に行なうことができる。
【００４８】
また上記と同様に、リテーナ２内の通風路２１からベゼル１の空気吹出口１１に向かって前方に広がるように通風路が形成され、左側の側壁２７が緩やかに左側に拡幅するように形成されているから、通風路２１の奥に可動フィン兼左ダンパ４のダンパプレート４２が位置していても、風を効果的にダンパプレート４２の方向つまり左側に良好に曲げて送風することができ、例えば車内の前席左側の乗員に向けて空気吹出口１１から充分な風量の風を良好に送風することができる。また、上記と同様に、左通風路２１には１枚のダンパプレート４２が配置され、隔壁２４の部分に可動フィン兼右ダンパ６が配置されるのみであるから、送風時の圧力損失、空気抵抗は少なく、送風時の騒音の発生を低減させることができる。
【００４９】
そして、右通風路２３を遮断（閉鎖）する場合は、図１１のように、右操作ノブ５３をさらに右側（図１１の反時計方向）に限界まで回動させる。右操作ノブ５３を右に回動操作すると、可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２が図１１の反時計方向にさらに回動し、右補助可動フィン７が同様に反時計方向に回動し、ダンパプレート５２が側壁と隔壁に当接した位置で停止する。これにより、右通風路２３がダンパプレート５２により閉鎖される状態となり、空気吹出口１２から右側に向けて送風されていた風が停止する。
【００５０】
一方、左通風路２１を遮断（閉鎖）する場合は、図１１のように、左操作ノブ４３をさらに右側（図１１の反時計方向）に限界まで回動させる。左操作ノブ４３を右に回動操作すると、可動フィン兼左ダンパ４のダンパプレート４２が図１１の反時計方向にさらに回動し、左補助可動フィン６が時計方向に回動して隔壁２４と同じ方向を向いた状態で停止し、ダンパプレート４２はその左補助可動フィン６と側壁に当接した位置で停止する。これにより、左通風路２１がダンパプレート４２によって閉鎖された状態となり、空気吹出口１１から左側に向けて送風されていた風が停止する。このように、左通風路２１はダンパプレート４２と左補助可動フィン６により、完全に閉鎖される。
【００５１】
さらに、中央通風路２２を遮断（閉鎖）する場合は、図１２のように、中央操作ノブ３３を右側（図１１の反時計方向）に限界まで回動させる。中央操作ノブ３３を右に回動操作すると、中央ダンパ３のダンパプレート３２が図１２の反時計方向に回動し、ダンパプレート３２が両側隔壁２５に当接した位置で停止する。これにより、中央通風路２２がダンパプレート３２により閉鎖される状態となり、空気吹出口１１、１２から正面前方に向けて送風されていた風が停止する。
【００５２】
このように、左右の通風路２１，２３は、リテーナ２の部分から前部のベゼル１に向かって、前方に左右の幅を拡幅するように形成され、左右操作ノブ５３，４３を操作して可動フィン兼左ダンパ４のダンパプレート４２と可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２を送風方向に向けるように動作するため、可動フィン兼左ダンパ４のダンパプレート４２と可動フィン兼右ダンパ５のダンパプレート５２が通風路の奥に位置する場合であっても、風を左または右方向に良好に向けて吹出すように送風することができる。
【００５３】
また、左補助可動フィン６と右補助可動フィン７の動作も加わり、ダンパプレート４２，５２の向きを変えた際の風の指向性も良好に確保することができる。さらに、中央通風路２２には、１枚の中央ダンパ３のダンパプレート３２が配置されるのみであるから、それを開放状態とすれば、中央通風路２２から真直ぐ前方に、つまり車内の後部座席に向けて良好に送風を行なうことができ、この場合も、通風路２２には１枚のダンパプレート３２が配設されるのみであるから、空気の圧力損失とその空気抵抗は小さく、低騒音で送風を行なうことができる。
【００５４】
一方、風の吹出方向を上又は下に調整する場合は、左右の前ルーバ操作ノブ８１，９１を持って上又は下に回動させる。左の前ルーバ操作ノブ８１を操作すると、左の２枚の横フィン８ａ，８ｂが上又は下に回動し、風の吹出方向が上又は下に調整される。また、右の前ルーバ操作ノブ９１を操作すると、右の２枚の横フィン９ａ，９ｂが上又は下に回動し、風の吹出方向が上又は下に調整される。
【００５５】
なお、上記実施形態では、回動型の操作ノブにより中央ダンパ３、可動フィン兼左ダンパ４、可動フィン兼右ダンパ５を回動させて風量と風向の調整を手動により行ったが、モータやプランジャソレノイド等のアクチュエータにより、これらのダンパを回動させるように構成することもできる。また、風向を上下に調整する前可動ルーバ８，９は複数の横フィンを回動可能に設けた構造であったが、これ以外の構造のルーバであっても使用可能である。さらに、上記では、左右の操作ノブ４３，５３を、歯車部、中間歯車、扇形歯車を介して可動フィン兼ダンパに連係させたが、リンク部材を介してそれらを連係させることもできる。
【００５６】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の空気吹出調整用レジスタによれば、通風路の断面形状が横長の長方形状に形成され、分割形成された通風路内の各々に可動フィン兼ダンパが回動可能に配設されているため、各可動フィン兼ダンパを回動することにより、風の吹出し方向を変えることができ、又は各通風路を遮断することができる。また、各通風路に可動フィンを兼用したダンパを配設して、従来の可動フィンをなくし、且つ各通風路には１本の可動フィン兼ダンパのみを配設しているため、リテーナの長さを短くできると共に、空気抵抗や圧力損失を低減し、騒音の少ない良好な送風を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す空気吹出調整用レジスタの正面図である。
【図２】同レジスタの平面図である。
【図３】同レジスタの右側面図である。
【図４】同レジスタの底面図である。
【図５】図２のV-V断面である。
【図６】図２のVI-VI断面図である。
【図７】図２のVII-VII断面図である。
【図８】同レジスタの水平横方向断面図である。
【図９】同レジスタの分解斜視図である。
【図１０】同レジスタの使用状態を示す断面図である。
【図１１】同レジスタの使用状態を示す断面図である。
【図１２】同レジスタの使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
１−ベセル
２−リテーナ
３-中央ダンパ
４−可動フィン兼左ダンパ
５−可動フィン兼右ダンパ
６−左補助可動フィン
７-右補助可動フィン
８、９-前可動ルーバ
１１，１２−空気吹出口
２１-左通風路
２２−中央通風路
２４、２５-隔壁
２７，２８−側壁
３２-ダンパプレート
３３-中央操作ノブ
４２-ダンパプレート
４３-左操作ノブ
５２-ダンパプレート
５３-右操作ノブ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air outlet adjustment register used for an air outlet for ventilation or air conditioning in an automobile or the like, and in particular, a damper having a wind direction adjusting function that also serves as a movable fin is provided in an air passage. The present invention relates to an air blowing adjustment register having a different structure.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as air blow adjustment registers for automobiles, laterally movable louvers and longitudinally movable louvers are arranged back and forth in a bezel and a retainer that form a ventilation path, and fins at the center of a laterally movable louver located in front In addition, there is known an air blowing adjustment register in which an operation knob (grip) is movably attached and an engaging portion provided at the tip of the operation knob is linked to a displacement shaft of a longitudinally movable louver (for example, , See Patent Document 1 below).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Utility Model Publication No. 4-82645
[0004]
In this conventional air blowing adjustment register, the operation knob is slidably fitted in the axial direction (lateral direction) on the fin at the center of the laterally movable louver, and together with the fin of the laterally movable louver. It is provided so that it can be pivoted up and down, and an engaging portion is formed at the tip of the operation knob, and the engaging portion is located at the rear side. It is a structure that engages with the shaft. When adjusting the wind direction to the left or right, slide the operation knob to the left or right on the fins of the laterally movable louver, change the direction of the subsequent vertically movable louver to the left and right, and adjust the wind direction to the upper or lower side. In this case, the direction of the wind is adjusted by rotating the operation knob up or down together with the fin of the laterally movable louver.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
This type of conventional air blowing adjustment register can adjust the direction of the wind up, down, left and right by operating the operation knob, but it adjusts so that the wind blows in a wide range from left to right including the center at the same time There was a problem that was difficult. For example, if you want to provide a wide and wide air outlet on the left and right side, and especially to send a wide range of wind in the left and right direction, a register with this type of movable louver has a limit on the range where wind can be sent simultaneously. There was a problem that it was difficult to send wind over a wide area.
[0006]
That is, for example, in an automobile register, there is a case where the air outlet is formed horizontally and widely left and right and it is desired to blow a wide range of air in the left and right direction. Since the wind direction is adjusted by rotating it around the upper and lower rotation shafts in the left and right direction, the direction of each fin of the movable louver moves in the same direction when the operation knob is operated. When facing the front, the wind is blown only to the front, and when the direction of the fin is adjusted to the right or left, the direction of the wind is directed to that direction. For this reason, for example, when it is desired to blow wind over a wide range on both the left and right sides including the center, there is a problem that it is difficult to do so with the conventional register.
[0007]
Furthermore, if the register having the laterally movable louver and the vertically movable louver having the above-described configuration is used, if the number of fins of the movable louver is reduced, the adjustable wind directivity (the adjustment range of the wind blowing direction) is limited. Although it is necessary to increase the number of fins of the movable louver to some extent, when the number of fins is increased, there is a problem that air resistance and pressure loss increase, the air volume decreases, and noise increases.
[0008]
On the other hand, in this type of air blowing adjustment register, a damper is rotatably disposed in the rear ventilation path of the vertical louver in order to completely block the ventilation, and the damper is operated in the ventilation path by operating the operation knob. There is known a register having a structure in which a ventilation path is closed by rotating substantially at right angles to a ventilation direction. However, this type of register with a damper has a structure in which a laterally movable louver, a longitudinally movable louver, and a damper are rotatably arranged from the front in the ventilation path. There is a problem that it cannot be used when there is a limit to the storage space.
[0009]
Therefore, a register having a structure in which a conventional vertical movable louver is provided with a damper function and the ventilation path is completely closed by the vertical movable louver and the conventional damper is eliminated has been proposed in Patent Document 2 below. .
[0010]
[Patent Document 2]
JP 2001-280683 A
[0011]
However, in a register having a vertically movable louver having a damper function of this type, a relatively large vertical fin is arranged in a narrow air passage to constitute a damper and vertically movable louver. When the wind direction is adjusted so that the air blowing direction blown out from the front air outlet is swung to the left and right, the air flow rate is reduced, the directivity of the wind is deteriorated, and the air blowing direction to the left and right is well adjusted. There was no problem.
[0012]
The present invention has been made in view of the above points, and has a low pressure loss and air resistance when the air blowing direction is adjusted to the left or right, low noise, and air that can be blown with good directivity. An object is to provide a blowout adjustment register.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, an air blowing adjustment register according to claim 1 of the present invention includes a bezel having an air blowing outlet, and an air passage that has an air inlet and communicates with the bezel. And an air blowing adjustment register in which a movable fin and damper is rotatably disposed in the ventilation path, and the cross section of the ventilation path is formed in a horizontally-long rectangular shape, and the ventilation path is in the ventilation direction. Along 2 sheets Divided by partition walls Central ventilation, left ventilation, and right ventilation are formed. Each movable fin and damper is rotatably arranged in the ventilation path. The air outlet of the bezel connected to the front part of the air passage of the retainer was formed in two parts on the left and right It is characterized by that.
[0018]
Further, in the register of claim 1, as in claim 2, a central damper is pivotally supported in the central ventilation path through a vertical axis, and the left ventilation path is provided. In Movable fin cum left The damper is pivotally supported via the vertical axis, A movable fin and right damper is pivotally supported in the right ventilation path through the vertical axis, The central damper blocks the central ventilation path according to the rotation angle or blows the wind straight forward, and the movable fin and left damper blocks the left ventilation path or deflects it to the left depending on the rotation angle. The movable fin and right damper can be configured to block the right ventilation path or deflect it to the right side to blow out the wind according to the rotation angle.
[0019]
Claims 2 In the register of 3 As shown, the central operation knob, the left operation knob, and the right operation knob are arranged on the bezel so as to be rotatable, the central operation knob is linked to the central damper, the left operation knob is linked to the movable fin and left damper, The right operation knob can be configured to be linked to the movable fin / right damper.
[0020]
Claims 3 In the register of 4 As shown, the left operation knob and the right operation knob are provided with gears, each The gear part also serves as a movable fin via an intermediate gear. left damper And movable fin and right damper Can be configured to mesh with each other.
[0021]
Claims 2 In the register of 5 As described above, the right auxiliary movable fin rotating in the same direction together with the movable fin and right damper can be configured to be supported in the vicinity of the front edge of the partition wall of the right ventilation path.
[0022]
Claims 2 In the register of 6 As shown in the figure, the left auxiliary movable fin is placed in front of the partition wall of the air passage so that it rotates in the same direction as the movable fin and left damper when adjusting the wind direction, and forms a partition wall facing forward when the wind in the left air passage is cut off. It can be configured to be pivotally supported in the vicinity of the edge.
[0023]
[Action]
In the air blow adjustment register having such a configuration, the air that has entered the retainer from the air inlet is formed by dividing the air passage of the retainer into, for example, a left air passage, a central air passage, and a right air passage via a partition wall. In such a case, the air is blown forward from the air outlet of the bezel through these ventilation paths. At this time, since the cross-sectional shape of the ventilation path is formed in a horizontally long rectangular shape, and the movable fins and dampers are rotatably disposed in the divided ventilation paths, each movable fin and damper is rotated. By moving, the blowing direction of the wind can be changed, or each ventilation path can be blocked. In particular, in this register, dampers that also serve as movable fins are provided in each ventilation path, the conventional movable fins are eliminated, and only one movable fin and damper is provided in each ventilation path. The length of the retainer can be shortened, air resistance and pressure loss can be reduced, and good ventilation with less noise can be performed.
[0026]
And claims In register 2 A central damper is pivotally supported through the vertical axis in the central ventilation path, and movable fins in the left ventilation path. left The damper is pivotally supported via the vertical axis, A movable fin and right damper is pivotally supported through the vertical axis in the right ventilation path, The central damper is configured to block the central ventilation path according to the rotation angle or to blow the wind straight forward, so in the case of air conditioning in an automobile, the central damper is adjusted to be parallel to the blowing direction and left If you adjust the movable fin and left damper of the ventilation path to the left and adjust the movable fin and right damper of the right ventilation path to the right, the wind blows straight out from the central ventilation path toward the rear seat, From the left ventilation path, it is possible to blow a largely deflected wind on the left side, and from the right ventilation path, it is possible to blow a largely deflected wind on the right side. The wind can be sent simultaneously from the front seat person to the rear seat person.
[0027]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front view of an air blowing adjustment register, FIG. 2 is a plan view thereof, FIG. 3 is a right side view thereof, and FIG. 4 is a bottom view thereof.
[0028]
In these drawings, reference numeral 1 denotes a bezel located in front of a register. A central pillar 13 is vertically arranged in the center on the front surface, and horizontally long air outlets 11 and 12 are formed symmetrically on both sides thereof. Yes. Inside the bezel 1, a rectangular tube portion having a rectangular cross section for connection to a retainer 2 described later is formed, and an air passage that is connected to the air outlet is formed together with the air passage in the retainer 2. Further, at the lower part of the front surface of the bezel 1, there are formed three elongated openings for disposing a later-described center operation knob 33, left operation knob 43, and right operation knob 53. Further, as shown in FIG. 8, the side walls 27 and 28 on both sides connecting the ventilation path in the bezel 1 to the air outlets 11 and 12 on the front face are so that the outlets are widened forward and the left and right widths are gradually widened. The left side wall 27 is gently curved to the left and the right side wall 27 is gently curved to the right.
[0029]
As shown in the cross-sectional view of FIG. 7, the retainer 2 connected to the rear portion of the bezel 1 is formed in a rectangular cylindrical shape having a flat rectangular cross section, that is, a horizontally long rectangular cross section. The left ventilation path 21, the central ventilation path 22, and the right ventilation path 23 are arranged in parallel. As shown in the sectional view of FIG. 8, the left ventilation path 21, the central ventilation path 22, and the right ventilation path 23 divide the ventilation path by arranging two partition walls 24, 25 along the ventilation direction. The left ventilation path 21 is provided with a movable fin and left damper 4 for blocking the wind and deflecting the wind in the left direction, and the central ventilation path 22 for blocking the wind. A central damper 3 is disposed, and a movable fin and right damper 5 is disposed in the right ventilation path 23 for blocking the wind and deflecting the wind in the right direction.
[0030]
As described above, the ventilation path in the retainer 2 is formed of the left ventilation path 21, the central ventilation path 22, and the right ventilation path 23, whereas the front opening of the bezel 1, that is, the air outlet, It is formed from two air outlets 11 and 12. As a result, as shown in FIG. 1, the number of air outlets is smaller than the number of ventilation passages, so that the design and design of the front surface of the bezel are improved and the degree of freedom in design is improved. Of course, the number of air outlets of the bezel 1 can be three, which is the same as the number of air passages in the retainer 2, and three air outlets can be provided side by side.
[0031]
As shown in the exploded perspective view of FIG. 9, the central damper 3, the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5 are each provided with a vertical shaft 31 at the center of the upper and lower portions of each damper plate 32, 42, 52. , 41, 51 are erected, and the shafts 31, 41, 51 are pivotally supported so as to protrude vertically from the upper and lower walls of the retainer 2. As shown in FIG. 8, a link member 34 is fixed to the lower shaft 31 of the central damper 3, a long hole 34a is formed in the link member 34, and a pin 33a of the central operation knob 33 is formed in the long hole 34a. Engage. A lever portion is formed integrally with the rear portion of the central operation knob 33, and a pin 33a projects from the tip of the lever portion.
[0032]
On the other hand, sector gears 44 and 54 are respectively fixed to the lower shafts 41 and 51 of the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5. The sector gears 44 and 54 are provided for rotationally driving the dampers 4 and 5, and the sector gears 44 and 54 are respectively connected to the gear portions 43a and 43a of the operation knobs 43 and 53 via intermediate gears 45 and 55, respectively. Meshes with 53a. Gear portions 43a and 53a are formed in the rear half of the left operation knob 43 and the right operation knob 53, and the gear portions 43a and 53a mesh with the sector gears 44 and 54 via intermediate gears 45 and 55, respectively. Yes. As shown in FIG. 1, the central operation knob 33, the left operation knob 43, and the right operation knob 53 have their front portions exposed from the opening at the bottom of the bezel 1 to the front surface, and the bottom portion of the bezel 1 via the central axis. And is pivotally supported.
[0033]
Further, permanent magnets 33b, 43c, 53c are respectively embedded in the upper surfaces of the central operation knob 33, the left operation knob 43, and the right operation knob 53, and correspondingly, steel plates 33c, 43b, 53b are formed on the lower surface of the bezel 1. The damper plates of the center damper 3, the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5 are correctly ventilated in the ventilation path when the operation knobs 33, 43, 53 are operated to the open side. When rotating to the open position along the direction, the magnets 33b, 43c, 53c are attracted to the steel plates 33c, 43b, 53b and stopped at that position with a sense of moderation.
[0034]
As described above, the left and right operation knobs 43 and 53 have the intermediate gears 45 and 55 interposed therebetween, and when the left operation knob 43 is rotated to the left, the movable fin / left damper 4 is rotated to the same left side. The wind can be deflected to the left, and when the right operation knob 53 is rotated to the right, the movable fin / right damper 5 is rotated to the same right, and the wind can be deflected to the right. As a result, the direction of the wind changes in the direction in which the knob is moved, and the wind direction adjustment operation becomes easy. On the other hand, in the central damper 3, levers 63 and 73 are fixed to the upper shafts 41 and 51 of the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5 by turning the central operation knob 33 to the right.
[0035]
Further, as shown in FIGS. 2, 8, 9, etc., the left auxiliary movable fin 6 and the right auxiliary movable fin 7 are provided on the front edges of the partition walls 24, 25 in the ventilation path. It is pivotally supported via 70 so that it can turn toward the front (air blowing direction). As shown in FIG. 10, the left auxiliary movable fin 6 and the right auxiliary movable fin 7 are arranged such that the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5 are respectively in the left direction or the right in the ventilation paths 21, 23. A link mechanism comprising a lever and a link is attached to the upper part of the retainer 2 on the upper shafts 60 and 70 so as to face the same direction as the damper plates 42 and 52 when deflected in the direction. Yes.
[0036]
In other words, the lever 61 is fixed to the shaft 60 at the upper part of the left auxiliary movable fin 6, and the pin 64 projects from the tip of the lever 61. A lever 71 is fixed to the upper shaft 70 of the right auxiliary movable fin 7, and a pin 74 projects from the tip of the lever 71. On the other hand, levers 63 and 73 are fixed to the upper shafts 41 and 51 of the damper plates 42 and 52 of the movable fin and left damper 4 and the movable fin and right damper 5, respectively. Pins 65 and 75 are projected. The link member 62 is connected between the pin 65 on the movable fin and left damper 4 side and the pin 64 on the left auxiliary movable fin 6 side, and the pin 64 engages with a long hole 66 in the link member 62.
[0037]
A link member 72 is connected between the pin 75 on the movable fin and right damper 5 side and the pin 74 on the right auxiliary movable fin side. As a result, the left auxiliary movable fin 6 and the right auxiliary movable fin 7 are arranged such that the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5 are respectively leftward in the ventilation paths 21 and 23 as shown in FIG. Or, when it is deflected in the right direction, it operates to face the same direction as each of the damper plates 42 and 52. Further, as shown in FIG. 11, when the movable fin / left damper 4 is operated to close (shut off) the ventilation path 21, the left auxiliary movable fin 6 is operated by the long hole 66 of the link member 62 and the pin 64. Is in the same direction as the partition wall 24, forms a wall along the ventilation path, and the left ventilation path 21 is reliably closed by the damper plate 42 without a gap.
[0038]
On the other hand, the front movable louvers 8 and 9 are respectively arranged inside the air outlets 11 and 12 arranged side by side on the front left and right of the bezel 1. Each of the front movable louvers 8 and 9 has two lateral fins 8a, 8b, 9a and 9b, and each lateral fin is pivotable up and down with a certain vertical distance between the central column 13 and the side wall. It is pivoted between.
[0039]
As shown in FIG. 9, pins protrude from the central pillar 13 side of the horizontal fins 8a and 8b of the front movable louver 8, links 8c are connected to these pins, and the horizontal fins 8a and 8b are interlocked. Rotate. Further, pins are also provided on the central pillar 13 side of the horizontal fins 9a, 9b of the front movable louver 9 on the right side, links 9c are connected to these pins, and the horizontal fins 9a, 9b also rotate in conjunction with each other. To do. Further, the outer shafts 83 and 93 of the upper horizontal fins 8a and 9a project outside the side wall of the bezel 1, and the sector gears 87 and 97 are fixed to the projecting portions of the shafts 83 and 93, respectively. On the other hand, support shafts 88 and 98 are laterally projected outside the side walls on both sides of the bezel 1, and gears 85 and 95 and front louver operation knobs 81 and 91 are rotatably supported on the support shafts 88 and 98, respectively. The That is, a part of the front louver operation knobs 81 and 91 protrudes from the openings formed at the left and right ends of the front surface of the bezel 1 and are supported by the support shafts 88 and 98, and the gears 85 and 95 are the operation knobs. It is a structure fixed to the bearing part of 81,91. Accordingly, when the left and right front louver operation knobs 81 and 91 are moved up and down, the horizontal fins 8a and 8b and the horizontal fins 9a and 9b of the front movable louvers 8 and 9 are moved up and down around the rotation axes on both sides. By rotating, the direction of the front movable louvers 81 and 91 can be adjusted in the vertical direction.
[0040]
The air blowing adjustment register having the above-described configuration is attached to an instrument panel or a dashboard portion in an automobile so as to connect an air introduction port of the retainer 2 to a ventilation duct (not shown).
[0041]
When the central operation knob 33 on the front surface of the bezel 1 is rotated to the left limit as shown in FIG. 8, the damper plate 32 of the central damper 3 becomes parallel to the ventilation direction of the central ventilation path 22 as shown in FIG. The central ventilation path 22 is opened to the maximum. Further, when the left operation knob 43 is rotated to the right limit as shown in FIG. 8, the damper plate 42 of the movable fin-cum-left damper 4 becomes parallel to the ventilation direction of the left ventilation path 21 as shown in FIG. The left ventilation path 21 is opened to the maximum. Further, when the right operation knob 53 is rotated to the left limit as shown in FIG. 8, the damper plate 52 of the movable fin and right damper 5 becomes parallel to the ventilation direction of the right ventilation path 23 as shown in FIG. The right ventilation path 23 is opened to the maximum.
[0042]
Accordingly, the wind passing through the central ventilation path 22 and the left and right ventilation paths 21 and 23 is blown straight forward from the air outlets 11 and 12 of the bezel 1 and blown to the rear seat of the automobile. At this time, as shown in FIG. 8, since the left auxiliary movable fin 6 and the right auxiliary movable fin 7 face the front ventilation direction, each of the central damper 3, the movable fin / left damper 4, and the movable fin / right damper 5 is provided. Along with the damper plates 32, 42, 52, the wind is guided well in front of the front. Further, since only one damper plate 32, 42, 52 is arranged in each ventilation path 21, 22, 23 at the time of full opening air blowing of such a register, there is little pressure loss at the time of air blowing, and small air With resistance, low noise can be blown.
[0043]
When the right operation knob 53 on the right side is rotated to the right as shown in FIG. 10 from such a front front blowing state, the damper plate 52 of the movable fin and right damper 5 is about 30 ° counterclockwise in FIG. Similarly, the right auxiliary movable fin 7 is rotated approximately 30 ° counterclockwise.
[0044]
Accordingly, the wind passing through the right ventilation path 23 deflects the ventilation direction from the front to the right side of FIG. 10, and the wind is adjusted to the right along the curved side wall 28 on the right side. At this time, the right auxiliary movable fin 7 also faces the same direction as the damper plate 52 of the movable fin / right damper 5, so that the wind can be well guided to the right side. Furthermore, since the right operation knob 53 is rotated to the right and the air is directed to the right side, the user can easily adjust the wind direction in the operated direction.
[0045]
Further, the ventilation path is formed so as to spread forward from the ventilation path 23 in the retainer 2 toward the air outlet 12 of the bezel 1, and the right side wall 28 is formed so as to gradually widen to the right side. Even if the damper plate 52 of the movable fin and right damper 5 is located in the back of the ventilation path 23, the wind can be effectively bent in the direction of the damper plate 52, that is, on the right side, and blown. A sufficient amount of wind can be blown from the air outlet 12 toward the passenger. Further, similarly to the above, only one damper plate 52 is arranged in the right ventilation path 23 and only the movable fin and right damper 5 is arranged in the partition wall 25, so that pressure loss at the time of blowing, air There is little resistance, and low noise can be blown.
[0046]
On the other hand, when the left operation knob 43 on the left side is turned to the left as shown in FIG. 10 from the front front blowing state, the damper plate 42 of the movable fin / left damper 4 is about 30 ° clockwise in FIG. Similarly, the right auxiliary movable fin 6 is rotated about 30 ° clockwise.
[0047]
As a result, the wind passing through the left ventilation path 21 changes its ventilation direction from the front to the left side in FIG. 10, and the wind direction is adjusted to the left along the curved side wall 27 on the left side. At this time, the left auxiliary movable fin 6 also faces the same direction as the damper plate 42 of the movable fin / right damper 4, so that the wind can be well guided to the left side. Furthermore, since the left operation knob 43 is turned to the left and the air is directed to the left, the user can easily adjust the wind direction in the same direction as the operated direction.
[0048]
Similarly to the above, a ventilation path is formed so as to widen forward from the ventilation path 21 in the retainer 2 toward the air outlet 11 of the bezel 1, and the left side wall 27 is formed so as to gradually widen to the left side. Therefore, even when the damper plate 42 of the movable fin and left damper 4 is located in the back of the ventilation path 21, the wind can be effectively bent and blown in the direction of the damper plate 42, that is, the left side, For example, a sufficient amount of wind can be blown from the air outlet 11 toward the passenger on the left side of the front seat in the vehicle. Similarly to the above, since one damper plate 42 is disposed in the left ventilation path 21 and only the movable fin and right damper 6 is disposed in the partition wall 24, pressure loss during air blowing, air There is little resistance, and the generation of noise during blowing can be reduced.
[0049]
When the right ventilation path 23 is blocked (closed), the right operation knob 53 is further rotated to the right side (counterclockwise in FIG. 11) as shown in FIG. When the right operation knob 53 is rotated to the right, the damper plate 52 of the movable fin / right damper 5 is further rotated counterclockwise in FIG. 11, and the right auxiliary movable fin 7 is similarly rotated counterclockwise. The damper plate 52 stops at a position where it contacts the side wall and the partition wall. Thereby, the right ventilation path 23 will be in the state closed by the damper plate 52, and the wind currently blowing toward the right side from the air blower outlet 12 will stop.
[0050]
On the other hand, when the left ventilation path 21 is blocked (closed), as shown in FIG. 11, the left operation knob 43 is further rotated to the limit on the right side (counterclockwise in FIG. 11). When the left operation knob 43 is rotated to the right, the damper plate 42 of the movable fin and left damper 4 is further rotated counterclockwise in FIG. 11, and the left auxiliary movable fin 6 is rotated clockwise to partition the partition wall 24. The damper plate 42 stops at a position in contact with the left auxiliary movable fin 6 and the side wall. Thereby, the left ventilation path 21 will be in the state closed by the damper plate 42, and the wind currently blowing toward the left side from the air blower outlet 11 will stop. Thus, the left ventilation path 21 is completely closed by the damper plate 42 and the left auxiliary movable fin 6.
[0051]
Further, when the central air passage 22 is blocked (closed), the central operation knob 33 is rotated to the right side (counterclockwise in FIG. 11) as shown in FIG. When the central operation knob 33 is rotated to the right, the damper plate 32 of the central damper 3 is rotated counterclockwise in FIG. 12 and stopped at a position where the damper plate 32 is in contact with the both side partition walls 25. Thereby, the central ventilation path 22 will be in the state closed by the damper plate 32, and the wind currently blowing toward the front front from the air blower outlets 11 and 12 will stop.
[0052]
As described above, the left and right ventilation paths 21 and 23 are formed so as to widen the left and right widths forward from the retainer 2 portion toward the front bezel 1, and the left and right operation knobs 53 and 43 are operated. Since the damper plate 42 of the movable fin / left damper 4 and the damper plate 52 of the movable fin / right damper 5 are operated in the blowing direction, the damper plate 42 of the movable fin / left damper 4 and the movable fin / right damper 5 Even when the damper plate 52 is located at the back of the ventilation path, the wind can be blown so as to blow well in the left or right direction.
[0053]
In addition, the operation of the left auxiliary movable fin 6 and the right auxiliary movable fin 7 is also added, so that the directivity of the wind when the direction of the damper plates 42 and 52 is changed can be secured well. Furthermore, since only one damper plate 32 of the central damper 3 is disposed in the central ventilation path 22, if it is opened, the front seat directly in front of the central ventilation path 22, that is, the rear seat in the vehicle In this case as well, only one damper plate 32 is provided in the ventilation path 22, so that the air pressure loss and the air resistance are small and low noise. You can blow.
[0054]
On the other hand, when adjusting the blowing direction of the wind up or down, the left and right front louver operation knobs 81 and 91 are held and turned up or down. When the left front louver operation knob 81 is operated, the left two horizontal fins 8a and 8b are rotated up or down, and the wind blowing direction is adjusted up or down. When the right front louver operation knob 91 is operated, the right two horizontal fins 9a and 9b are rotated up or down, and the wind blowing direction is adjusted up or down.
[0055]
In the above embodiment, the central damper 3, the movable fin / left damper 4, and the movable fin / right damper 5 are rotated by the rotary operation knob to manually adjust the air volume and direction. These dampers can also be configured to rotate by an actuator such as a plunger solenoid. The front movable louvers 8 and 9 that adjust the wind direction up and down have a structure in which a plurality of lateral fins are rotatably provided, but louvers with other structures can also be used. Further, in the above description, the left and right operation knobs 43 and 53 are linked to the movable fin and damper via the gear portion, the intermediate gear, and the sector gear, but they can also be linked via the link member.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the air blow adjustment register of the present invention, the cross-sectional shape of the ventilation path is formed in a horizontally long rectangular shape, and the movable fin and damper can be rotated in each of the divided ventilation paths. Therefore, by rotating each movable fin / damper, the blowing direction of the wind can be changed, or each ventilation path can be blocked. In addition, a damper that also serves as a movable fin is provided in each ventilation path, the conventional movable fin is eliminated, and only one movable fin and damper is provided in each ventilation path. In addition to shortening the length, air resistance and pressure loss can be reduced, and good ventilation with less noise can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of an air blowing adjustment register showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view of the register.
FIG. 3 is a right side view of the register.
FIG. 4 is a bottom view of the register.
FIG. 5 is a VV cross section of FIG. 2;
6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI in FIG.
7 is a cross-sectional view taken along the line VII-VII in FIG.
FIG. 8 is a horizontal cross-sectional view of the register.
FIG. 9 is an exploded perspective view of the register.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a usage state of the register.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a usage state of the register.
FIG. 12 is a cross-sectional view showing a usage state of the register.
[Explanation of symbols]
1-Bethel
2-Retainer
3-Central damper
4-movable fin and left damper
5-Moveable fin and right damper
6-Left auxiliary movable fin
7-Right auxiliary movable fin
8, 9-front movable louver
11,12-Air outlet
21-Left ventilation path
22-Central ventilation path
24, 25-Bulkhead
27, 28-side wall
32-Damper plate
33-Center operation knob
42-Damper plate
43-Left control knob
52-Damper plate
53-Right operation knob

Claims

A bezel having an air outlet and a retainer having an air introduction port and an air passage that communicates with the bezel, and a movable fin / damper rotatably disposed in the air passage An air outlet adjustment register,
The cross section of the ventilation path is formed in a horizontally long rectangular shape, and the inside of the ventilation path is divided by two partition walls along the ventilation direction to form a central ventilation path, a left ventilation path, and a right ventilation path, Each of the movable fins and dampers is rotatably disposed in the ventilation path, and the air outlet of the bezel connected to the front portion of the ventilation path of the retainer is formed in two portions on the left and right sides. An air blowing adjustment register characterized by that.

Wherein the central ventilation passage is rotatably supported central damper through the longitudinal axis, the left air passage is pivotally supported movable fins and left dampers through the longitudinal axis, the right A movable fin and right damper is pivotally supported through the longitudinal axis in the ventilation path, and the central damper blocks the central ventilation path according to the rotation angle or blows the wind straight forward. The movable fin / left damper blocks the left ventilation path according to the rotation angle or deflects it to the left side to blow the wind, and the movable fin / right damper opens the right ventilation path according to the rotation angle. 2. The air blowing adjustment register according to claim 1 , wherein the air blowing is blown out by blocking or deflecting to the right.

A central operation knob, a left operation knob, and a right operation knob are rotatably disposed on the bezel, the central operation knob is linked to the central damper, and the left operation knob is linked to the movable fin / left damper. 3. The air blowing adjustment register according to claim 2, wherein the right operation knob is linked to the movable fin and right damper.

The left operation knob and the right operation knob are provided with gear portions, and the gear portions mesh with the gears of the shafts of the movable fin / left damper and the movable fin / right damper via intermediate gears, respectively. The air blowing adjustment register according to claim 3 .

The air blowing adjustment register according to claim 2, wherein a right auxiliary movable fin that rotates in the same direction together with the movable fin and right damper is pivotally supported in the vicinity of the front edge of the partition wall of the right ventilation path.

The left auxiliary movable fin is in the vicinity of the front edge of the partition wall of the ventilation path so that it rotates in the same direction as the movable fin and left damper when adjusting the wind direction, and forms a partition wall facing forward when the wind in the left ventilation path is blocked The air blowout adjustment register according to claim 2 , wherein the air blowout adjustment register is supported by the shaft.