JP4219943B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、CCD等の撮像素子が筐体内に搭載された構成の固体撮像装置に関する。
固体撮像装置は、ビデオカメラやスチルカメラ等に広く用いられ、CCD等の撮像素子を絶縁性材料からなる基台に搭載し、受光領域を透光板で覆ったパッケージの形態で提供される。装置の小型化のため、撮像素子は、ベアチップの状態で基台に搭載される。そのような固体撮像装置の従来例として、特許文献1に記載の固体撮像装置を図10に示す。
図10において、41は筐体であり、樹脂モールドにより一体成形された基板部41aおよび枠状のリブ41bからなり、その上面に内部空間42が形成されている。筐体41には、基板部41aの中央部に位置するダイパッド43、およびリブ41bの下部に位置するリード44が埋め込まれている。内部空間42の中央部に配置された撮像素子チップ45は、ダイパッド43の上面に固定されている。リード44は、リブ41bの内側の基板部41a上面で内部空間42に露出した内部端子部44aと、リブ41bの下部において基板部41a底面から露出した外部端子部44bを有する。内部端子部44aと、撮像素子チップ45のボンディングパッドとが、金属線からなるボンディングワイヤ46によって接続されている。またリブ41bの上端面に、透明なシールガラス板47が接合されて、撮像素子チップ45を保護するためのパッケージが形成されている。
この固体撮像装置は、図示されたようにシールガラス板47の側を上方にむけた状態で回路基板上に搭載され、外部端子部44bが、回路基板上の電極と接続するために用いられる。図示しないが、シールガラス板47の上部には、撮像光学系が組み込まれた鏡筒が、撮像素子チップ45に形成された受光領域との相互位置関係を、所定精度に調整して装着される。撮像動作の際は、鏡筒に組み込まれた撮像光学系を通して、被撮像対象からの光が受光領域に集光され光電変換される。
このような構造の固体撮像装置は、筐体底面に露出した外部端子部44bにより回路基板上の電極と接続されるので、筐体の側面から下方に折れ曲がったアウターリードによる接続を用いた構造に比べて、パッケージの高さや占有面積が小さく、高密度実装に適している。
図10の形状の筐体41を樹脂モールドする際に、特許文献1では、図11に示すような、上金型48と下金型49を用いる。下金型49の上面は平坦である。上金型48の下面には、リブ41bに対応する凹部48aが形成されている。凹部48aの両側には、内部空間42を形成する内側凸部48b、およびリブ41bの外側面を形成する外側凸部48cが設けられている。リード44とダイパッド43とは、リードフレーム50として一体の状態で供給され、上金型48と下金型49の間に装着される。
上金型48と下金型49の間にリードフレーム50が介在することにより、上金型48の内側凸部48bと下金型49の間に、基板部41aをモールドするためのキャビティ51が形成される。その状態で樹脂の充填を行い、金型を開いて成形体を取り出した状態で、筐体41を形成する基板部41aおよびリブ41bは完成された形状を有する。リードフレーム50は、モールド後に、リブ41bの外側に位置する部分が切断される。
特開2001−77277号公報
上記従来例の固体撮像装置においては、シールガラス板47は、リブ41bの上端面との間に介在する僅かな量の接着材のみにより接合されている。リブ41bの上端面の面積は小さいので、接合強度は弱い。また、接着材の層は薄いので、熱変形等に起因してシールガラス板47とリブ41bとの間に応力が作用した際に、接着材層において歪みを緩和する作用は小さく、両者の接合の耐久性は低い。
従って本発明は、リブとその上端面に配置される透明板の接合が、熱変形等に起因して両者間に作用する応力に対して高い耐久性を有する固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像装置は、基板部および矩形枠状のリブが樹脂により一体成形された筐体と、前記筐体に埋め込まれ、前記筐体の内部空間に面する内部端子部および前記筐体の外部に露出した外部端子部を各々有する複数本の金属リード片と、前記筐体の内部空間において前記基板部上に固定された撮像素子と、前記撮像素子の電極と前記金属リード片の内部端子部とを各々接続する金属細線と、前記リブの上端面に接合された透光板とを備えた固体撮像装置において、前記リブの上端面に外周に沿って低くなった低段部が形成され、前記透光板の側面は、前記リブの側面よりも内側に位置しており、前記固体撮像装置側面のリブと接着剤は面一になっており、少なくとも前記低段部に充填された接着材により、前記透光板の側面の一部にも接着剤があることを特徴とする。
上記固体撮像装置の構成によれば、低段部に接着材が充填されることにより、接着材の体積を十分な大きさに確保できる。それにより、熱変形等に起因して透明板とリブとの間に応力が作用した際に、低段部の接着材が歪みを緩和して、応力に対する強度が向上する。
上記製造方法によれば、工程を複雑化させることなく、低段部に接着材が充填された構造を容易に作製することが可能である。
以下、参考例、及び本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
参考例1)
図1は、参考例1における固体撮像装置の断面図、図2は下面図、図3は側面図である。
1はエポキシ樹脂等の可塑性樹脂からなる筐体であり、平板状の基板部2上に矩形枠状のリブ3を配置した構造を、一体成形により作製したものである。筐体1の内部空間4に面した基板部2上に、撮像素子5が接合部材6により固定されている。リブ3の上端面には、例えばガラスからなる透光板7が接着剤8により接合され、それにより筐体1の内部空間4が封止されてパッケージが形成されている。リブ3の高さは、例えば0.3〜1.0mmの範囲に設定される。リブ3の上端面には、外周に沿って低くなった低段部3aが形成され、低段部3aに充填された接着材8は厚い層を形成している。リブ3の最上端面と低段部3aとの段差は、実用的には0.05〜0.5mmとすることが好ましい。
筐体1には、複数の金属リード片9が成形時に埋め込まれている。金属リード片9は、筐体1の内部空間4から外部に電気的な導出を行うための部材であり、基板部2の内部空間4側の面に露出した内部端子部9aと、基板部2の裏面の内部端子部9aと対応する位置に露出した外部端子部9bと、筐体1の外側面に露出した側面電極部9cとを有する。撮像素子5の電極(図示せず)と各金属リード片9の内部端子部9aとは、各々金属細線10により接続されている。パッケージ全体の厚みは、例えば2.0mm以下に設定される。図1の固体撮像装置から透光板7を取り去った状態の平面形状を、図4に示す。
この固体撮像装置においては、リブ3の上端面に低段部3aが形成されていることにより、低段部3aにおいて接着材8の体積を十分な大きさに確保できる。それにより、熱変形等に起因して、透明板7とリブ3との間に応力が作用した際に、低段部3aの接着材8が歪みを緩和して、応力に対する強度が向上する。
また図1に示されるように、金属リード片9において、内部端子部9aの位置に対応する裏面が、外部端子部9bとなる。また、それらの部分において金属リード片9は基板部2と実質的に同一の厚さを有する。従って、樹脂成形時に、内部端子部9aと外部端子部9bを、上下の金型により挟持してクランプすることが可能である。それにより、内部端子部9aの面が上金型の面に押圧されて密着し、樹脂ばりの発生が抑制される。金属リード片9におけるリブ3の下部に位置する部分は、ハーフエッチにより薄くされ、下面が樹脂に覆われている。
図1および3に示されるように、筐体1の各外側面すなわちリブ3の外周面は、基板部2の面に対して実質的に直交する平面を形成している。また、透光板7の端面および側面電極部9cの表面は、筐体1の外側面と実質的に同一平面を形成している。このような同一平面をなす形状は、例えば、製造工程においてリブ3および透明板7を一括して切断することにより、良好な平坦度をもって形成することが可能である。
参考例2)
参考例2における固体撮像装置の製造方法について、図5〜7を参照して説明する。この製造方法は、参考例1に示した構造の固体撮像装置を製造する方法である。
先ず図5(a)に示すように、リードフレーム21を用意する。リードフレーム21は、図6の平面形状に示されるように、図1に示した金属リード片9を形成するためのリード部22を複数個連結したものである。各リード部22の内部端子部9aに対応する位置における厚みは、基板部2の厚みと実質的に同一に設定される。リード部22はその下面にハーフエッチにより形成された凹部23を有し、後の工程においてこの部分で切断されることにより、図1に示した金属リード片9の形状になる。
次に、図5(b)に示すように、リードフレーム21を埋め込んで、基板部24およびリブ形成部材25からなる筐体26を複数個含む樹脂成型体を一体成形する。成形後の平面形状を図7に示す。リード部22の上下面は、各々基板部24の上下面から露出するように埋め込まれて、各々内部端子部9aおよび外部端子部9bを形成する。リブ形成部材25は、隣接する筐体26のリブを一本に合体して形成したものである。リブ形成部材25の上端面には、その幅方向の中央部に配置され長さ方向に延在する溝部25aを設ける。
次に、図5(c)に示すように、リブ形成部材25により包囲された各筐体26の内部空間内に、撮像素子5を接着材6により固定して、撮像素子5のパッド電極(図示せず)と各内部端子部9aとを金属細線10により接続する。更に、溝部25aを中心にしてリブ形成部材25の上端面に接着材28を塗布する。接着材28の塗布量は、溝部25a内を充填するのに必要な量よりも若干多く、後述のように透明板27を載置したときに、溝部25aの両側に端面と透明板27との間に接着材28が適度の厚みで介在するように設定する。
次に図5(d)に示すように、接着材28が塗布されたリブ形成部材25の上端面に透明板27を載置して接合させる。
次に図5(e)に示すように、透明板27、リブ形成部材25、リード部22および基板部24を、ダイシングブレード29により切断して、図5(f)に示すように、各固体撮像装置を形成する個片に分離する。切断は、図5(e)に示したとおり、基板部24に直交する方向であって、かつ平面形状において各リブ形成部材25の幅を2分する方向に溝部25a内で行う。その結果、分断された透明板27、リブ形成部材25、リード部22および基板部24により、1個の固体撮像装置を構成する透明板7と、基板部2およびリブ3からなる筐体1と、金属リード片9が形成される。リブ3の上端面には低段部3aが残される。また、金属リード片9の側面電極部9cが露出する。
参考例における製造方法によれば、工程を複雑化させることなく、低段部3aに接着材28が充填された構造を容易に作製することが可能である。また、溝部25aが形成されることによりリブ形成部材25の樹脂の体積が減少し、熱による収縮・膨張を緩和する作用が得られる。
また、隣接する筐体26の2本のリブを合体させて形成された1本のリブ形成部材25は、1本のリブを個別に成形する場合の幅の2倍より小さい幅に設定可能である。したがって、これを図5(e)に示すように半分に切断すれば、図5(f)に示す各個片の固体撮像装置におけるリブ3の幅は、1本のリブを個別に成形した場合に比べると小さくなり、その分、固体撮像装置の面積が縮小される。
このようにしても、リブ形成部材25の幅は、透明板27を接合するための接着材の塗布には十分な範囲に確保可能である。極端な例では、個別に成形する場合の1本分の幅でリブ形成部材25を成形し、それを2分割すれば、切断後のリブ3を幅を従来例の半分にすることができる。
また、リブ形成部材25を幅方向に2分して切断することにより、切断面は基板部24に垂直になる。これに対して、従来のようにリブを個別に成形する場合、リブの外側面には、成形後に金型から抜くためのテーパが形成される。従って、本参考例により作製されるリブは、テーパ部が存在しない分だけ、リブの幅が低減される。
さらに、透明板27、リブ形成部材25およびリード部22が同一のダイシングブレード29により一括して切断されるので、透明板27の端面、筐体1の側面および金属リード片9の端面が形成するパッケージ側面は、実質的に同一平面となり、良好な平坦度を得ることができる。したがって、光学系を収容した鏡筒を装着する際、パッケージの側面を利用して、撮像素子5の受光部に対する光学系の位置決めを高精度で行うことができる。すなわち、パッケージの側面と鏡筒の内面の当接により水平位置を容易に位置決めすることができる。なお、垂直方向の位置決めは、回路基板面と鏡筒の下面との当接により行うことができる。
次に、上述の製造工程の図5(b)に示した、樹脂による筐体の成形工程について、図8を参照して具体的に説明する。
まず図8(a)に示すように、上金型30および下金型31の間にリードフレームを配置して、リード部22の上下面を、上金型30および下金型31でクランプする。下金型31の上面は平面であるが、上金型30の下面にはリブ形成部材25を成形するための凹部32が設けられている。凹部32の底面には、溝部25aを成形するための凸部30aが形成されている。リード部22を介材させることにより上金型30および下金型31の間に形成された空間部33、上金型30の凹部32の空間部、およびリード部22の凹部23の空間部が、樹脂成形用のキャビティを形成する。
次に図8(b)に示すように、キャビティに樹脂を充填して、基板部24およびリブ形成部材25を成形する。その後図8(c)に示すように、金型を開いて、図5(b)に示したような、筐体が連結された成型体を取り出す。
なお、凹部32の底面に凸部30aを成形することに代えて、成形物排出用のイジェクトピンを、凸部30aと同一の形状、寸法とし、凸部30aと同一箇所に配置することにより溝部25aを成形するようにしてもよい。
また、上記の成形工程においては、リード部22の上下面を、上金型30および下金型31でクランプすることにより、金型面とリード部22の上下面が密着した状態を安定して得ることができる。また、上金型30の凹部32の境界部は、リード部22の上面に配置される。以上の結果、成形による樹脂ばりの発生が効果的に抑制される。
また、筐体の樹脂成形に際して、金型とリードフレーム21の間に、樹脂フラッシュバリの発生を抑制するための樹脂シートを介在させれば、ばりの発生をより効果的に抑制できる。
(実施の形態
実施の形態における固体撮像装置及びその製造方法について、図9を参照して説明する。この製造方法は、参考例2に示した製造方法と概略同様であるが、透明板として、複数の固体撮像装置の領域に亘る大面積のものではなく、個別に装着される透明板を用いる点が相違する。初期の工程は図5(a)〜図5(c)と同様であるので、説明を省略する。
まず図9(a)に示すように、リブ形成部材25により包囲された各筐体26の内部空間内に、撮像素子5を固定し、金属細線10による接続を完了した後に、リブ形成部材25の溝部25aを中心に上端面に接着材28を塗布する。
次に図9(b)に示すように、各筐体に個別に対応させた透明板34を載置する。隣接する透明板34の周端縁は、リブ形成部材25の上端面の溝部25a内で、互いに所定の間隙を形成する大きさに設定されている。従って、接着材28の上に透明板34を載置すると、透明板34の間の間隙に接着材28が入り込んで、フィレット35を形成する。
次に、フィレット35、リブ形成部材25、リード部22および基板部24を、ダイシングブレード29により切断して、図9(c)に示すように、各固体撮像装置を形成する個片に分離する。切断は、実施の形態2の場合と同様に、基板部24に直交する方向であって、かつ平面形状において各リブ形成部材25の幅を2分する方向に溝部25a内の位置で行う。その結果、分断されたリブ形成部材25、リード部22および基板部24により、各々1個の固体撮像装置を構成する、基板部2およびリブ3からなる筐体1、金属リード片9が形成される。また、透明板34の周端縁部にフィレット36が残される。
この製造方法によれば、リブ形成部材25の幅が十分に大きくなくとも、透明板34の周端縁部にフィレット36を形成して、透明板34の接合を確実に行うことができる。
本発明の固体撮像装置は、熱変形等に起因して透明板とリブとの間に応力が作用した際に低段部の接着材が歪みを緩和し、応力に対する強度が向上するので、ビデオカメラやスチルカメラ等に用いるのに好適である。
本発明の参考例1における固体撮像装置の構成を示す断面図 図1の固体撮像装置の下面図 図1の固体撮像装置の側面図 図1の固体撮像装置の透明板を取り去って示した平面図 本発明の参考例2における固体撮像装置の製造方法を示す断面図 同製造方法におけるリードフレームを示す平面図 同製造方法におけるリードフレームを埋め込んで成形された樹脂成型体を示す平面図 同製造方法における樹脂成形の工程を具体的に示す断面図 本発明の実施の形態における固体撮像装置及びその製造方法を示す断面図 従来例の固体撮像装置の断面図 同固体撮像装置の筐体の成形工程を示す断面図
符号の説明
1 筐体
2 基板部
3 リブ
3a 低段部
4 内部空間
5 撮像素子
6 接合部材
7 透光版
8 接着材
9 金属リード片
9a 内部端子部
9b 外部端子部
9c 側面電極部
10 金属細線
21 リードフレーム
22 リード部
23 凹部
24 基板部
25 リブ形成部材
25a 溝部
26 筐体
27 透明板
28 接着材
29 ダイシングブレード
30 上金型
30a 凸部
31 下金型
32 凹部
33 空間部
34 透明板
35、36 フィレット

Claims (1)

  1. 基板部および矩形枠状のリブが樹脂により一体成形された筐体と、前記筐体に埋め込まれ、前記筐体の内部空間に面する内部端子部および前記筐体の外部に露出した外部端子部を各々有する複数本の金属リード片と、前記筐体の内部空間において前記基板部上に固定された撮像素子と、前記撮像素子の電極と前記金属リード片の内部端子部とを各々接続する金属細線と、前記リブの上端面に接合された透光板とを備えた固体撮像装置において、
    前記リブの上端面に外周に沿って低くなった低段部が形成され、
    前記透光板の側面は、前記リブの側面よりも内側に位置しており、
    前記固体撮像装置側面のリブと接着剤は面一になっており、
    少なくとも前記低段部に充填された接着材により、前記透光板の側面の一部にも接着剤があることを特徴とする固体撮像装置。
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