JP4219031B2 - 磁気共鳴イメ―ジング装置 - Google Patents

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    • G01R33/485NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy based on chemical shift information [CSI] or spectroscopic imaging, e.g. to acquire the spatial distributions of metabolites

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に血管の医用イメージングに関するものであり、更に詳しくはこのようなイメージングを実行するために磁気共鳴を使用することに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
血管造影すなわち血管構造のイメージングは医学的診断および治療手順に非常に有用である。X線血管造影法では、液体のX線造影剤を患者の中に注入するために侵襲性器具が使用される。造影剤が患者内にある間、造影剤で強調された一連のX線像が求められる。
【0003】
X線血管造影法は、患者にとって不快な副作用などの幾つかの危険を伴う。従来のX線透視検査装置がX線被爆量を最小にするように設計されているが、手順によっては時間が非常に長くなって、累積X線被爆量がかなりのものになることがある。随伴する医療スタッフがこれらの医学的手順に常に参加するので、彼らの長時間被爆も更に重大な問題である。従って、これらの手順の間にX線被爆量を低減し又は無くすことが望ましい。
【0004】
X線血管造影法は、典型的には、単一の二次元投影像を作成する。視野内の物体の深さに関する情報はオペレータには得られない。この情報は診断および治療手順の間に得ることがしばしば望ましい。
【0005】
血管構造のイメージングのための磁気共鳴(MR)イメージング手順が近年利用できるようになった。このようなMR血管造影法は様々な方法で実行されており、それらは全て2つの基本的な現象の1つを利用している。第1の現象は、血液が患者の1つの領域から別の領域へ移動するときにスピンの縦磁化に変化が起こることから生じる。この現象を使用する方法は、イン・フロー(in−flow)またはタイム・オブ・フライト(time−of−flight)法として知られている。普通に使用されているタイム・オブ・フライト法はタイム・オブ・フライト血管造影法である。この方法では、関心のある領域が比較的短い繰返し時間TRおよび比較的強い励起無線周波(RF)パルスによりイメージングされる。これにより、視野内のMRスピンが飽和状態になり、弱いMR応答信号を与える。しかし、視野内に流入する血液は、完全に緩和された状態で入る。この結果、この血液は飽和状態になるまでに比較的強いMR応答信号を与える。タイム・オブ・フライト法による血管検出の性質のため、血管を取り巻く不動の組織は完全に抑圧することが出来ない。更に、動きの遅い血液およびイメージング対象容積内に長時間留まる血液は飽和して、イメージングされなくなる。
【0006】
別の形式のMR血管造影法は横スピン磁化における位相シフトの誘起に基づくものである。これらの位相シフトは速度に正比例し、流れ符号化(flow−encoding)磁界勾配パルスによって誘起される。位相検知MR血管造影法はこれらの位相シフトを利用して、画素(pixel)強度が血液の速度の関数である像を作成するものである。位相検知MR血管造影法は複雑な幾何形状の血管内のゆっくりとした流れを容易に検出することが出来るが、視野内にある動きのある組織をも検出する。その結果として、心臓の位相検知MR血管造影像は、動いている心筋によるアーティファクトおよび心室内の動いている血液プールによるアーティファクトを有する。
【0007】
血管造影像を作成するための侵襲性器具を使用するMR法が米国特許第5,447,156号明細書に示されている。別の侵襲性MR法が米国特許第5,479,925号明細書に示されている。1つの非侵襲性MR法がが速度および速度の検出に依存する。その方法は米国特許第5,469,059号明細書に記載されている。
【0008】
MRイメージングには、サンプルのT1を測定するための反転回復パルスを使用することが出来る。サンプルのT1は、RFパルスにより縦磁化を乱した後に縦磁化がその平衡値に戻るまでの時間である。近年、通常の軟組織MRイメージングでT1コントラストを与えるために反転回復法が使用されている。高分解能およびイメージングの両用途では、RFパルスによりサンプル内の核のスピン磁化が反転される。次いで、縦磁化の量を測定するために、典型的には90°のフリップ角度を持つ検出用RFパルスが、反転パルスから所定の時間後に印加される。縦磁化の量は、検出用RFパルスに応答して形成された像内の信号強度から測定することが出来る。多数の所定の遅延時間で検出用RFパルスを印加することによって、反転後のスピン磁化の定常状態への指数関数的な戻りを量的に測定することができ、またサンプルのT1を決定することが出来る。
【0009】
通常のMRイメージングにおいて所定の組織を抑圧するためにスライス選択性反転パルスが使用されている。例えば、解剖学的構造の断面像を得るために、データ取得の前にスライス選択性反転パルスを印加して、脂質を抑圧しながら筋肉が比較的影響を受けないようにするか、またはその逆を行うようにしている。また、所定の組織を抑圧するために化学シフト選択性反転パルスも使用されている。しかしながら、これらの2つの方法は血管造影像を得るために一緒に使用されていず、また血管像または心臓の像を得るために2つの化学シフト選択性反転パルスが一緒に使用されることはなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、冠状動脈などの非侵襲性MRイメージング方法および装置を提供することである。本発明の別の目的は、化学シフト選択性反転パルスを使用して、冠状動脈などの非侵襲性MRイメージング方法および装置を提供することである。本発明の更に別の目的は、スライス選択性反転パルスおよび化学シフト選択性反転パルスを使用して、冠状動脈などの非侵襲性MRイメージング方法および装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、患者の心臓の磁気共鳴イメージングして、心筋層(筋肉)組織および脂質組織を抑圧しながら心室内および冠状血管内の血液を示す像を作成する方法および装置を提供する。随意選択による第1のステップとして、この方法は、ガドリニウムまたは同様なMR造影剤を含む化合物を血液にドープすることによって、血液を造影剤で処理する。次いで被検体をほぼ一様な磁界内に配置して、心筋層組織、脂質組織および血液の縦磁化を前記磁界の方向に方向付けする。該方法は2つの逐次的な反転パルスの後に一連の検出用RFパルスを使用する。反転パルスは、所定の成分の縦磁化を180°回転させる無線周波(RF)パルスである。検出用RFパルスは、所定の成分の縦磁化を90°回転させるRFパルスである。第1の反転パルスが被検体に印加される。第1の反転パルスは心筋層、脂質および血液成分のうちの少なくとも2つの成分の縦磁化を反転させる。第2の反転パルスが、脂質組織の縦磁化を反転させるために印加される。最後に、1つ以上の検出用RFパルスが、血液の縦磁化の残りの量を測定するために印加される。縦磁化の量は、検出用RFパルスに応答して取得された1つ以上の像内の信号強度として表示される。
【0012】
本発明の一態様では、第1の反転パルスは、心筋層組織、脂質組織および血液の縦磁化を反転させるスライス選択性反転パルスである。本発明の別の態様では、第1の反転パルスは、血液および筋肉組織の縦磁化を反転させる第1の化学シフト選択性反転パルスである。両態様では、少なくとも2つの成分が第1の反転パルスによって反転される。両態様では、第2の反転パルスは、像取得操作が開始されるときに脂質および心筋層組織の縦磁化の両方がゼロになり且つ血液の磁化が正常な平衡状態に近づいている状態になるようにタイミングが取られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の新規と考えられる特徴は特許請求の範囲に具体的に記載してあるが、本発明自体の構成、作用並びにその他の目的および利点は、添付の図面を参照した以下の説明から最も良く理解されよう。
【0014】
図1において、被検体100が支持テーブル110上に置かれて、磁石ハウジング120内に収容された磁石125によって発生された均一な磁界内に配置される。磁石125および磁石ハウジング120は円筒対称性を有し、患者被検体100の位置が現れるように半部を断面で示されている。被検体100の関心のある領域は、磁石125の中孔のほぼ中央に位置決めされる。被検体100は1組の円筒形磁界勾配コイル130によって囲まれており、磁界勾配コイル130は所定のMRパルス系列(後述する)に従った所定の時間に所定の強度の磁界勾配を作成する。磁界勾配コイル130は3つの直交方向に磁界勾配を作成する。少なくとも1つの外部無線周波(RF)コイル140(図1にはただ1つしか示していない)がまた被検体100の関心のある領域を取り囲む。図1において、RFコイル140は円筒形であり、被検体全体を囲むのに充分な直径を持つ。代替実施態様では、他の形状、例えば、頭部や四肢をイメージングするための一層小さい円筒を使用することが出来る。面コイルのような非円筒形外部無線周波(RF)コイルも使用することが出来る。外部RFコイル140は所定の時間に所定の周波数の充分な電力で無線周波エネルギを被検体100に照射して、当業者に周知のように被検体100の一群の核磁気スピン(以後、「スピン」と呼ぶ)を章動させる。外部RFコイル140はまた、希望により、章動によって発生されたMR応答信号を検出する受信コイルとして使用することも出来る。
【0015】
スピンの章動により、スピンはラーモア周波数で共鳴する。各々のスピンについてのラーモア周波数は、スピンが受ける磁界の強度に正比例する。この磁界強度は、磁石125により発生される静磁界と磁界勾配コイル130によって発生される局部磁界との和である。
【0016】
図2は、本発明を使用するのに適した磁気共鳴(MR)イメージング・システムの主要構成部品を示す簡略ブロック図である。このシステムは汎用ミニコンピュータ2を有し、これはディスク記憶装置2aおよびインターフェイス装置2bに機能的に結合されている。無線周波(RF)送信器3、信号平均化装置4並びに勾配電源5a、5bおよび5cが全て、インターフェイス装置2bを介してコンピュータ2に結合されている。勾配電源5a、5bおよび5cは磁界勾配コイル130−1、130−2および130−3をそれぞれ付勢して、イメージング対象の被検体に対してX、YおよびZ方向にそれぞれ磁界勾配Gx、GyおよびGzを作成する。RF送信器3はコンピュータ2からのパルス包絡線でゲート駆動されて、被検体からMR応答信号を励起するために必要な変調を持つRFパルスを発生する。RFパルスは、RF電力増幅器6内で、イメージング方法に応じて100ワットから数キロワットまで変化するレベルに増幅されて、RFコイル140に印加される。希望により、RFコイル140は別々の送信コイル140−1および受信コイル140−2であってよい。全身用イメージングにおけるような大きなサンプル容積については一層高い電力レベルが必要であり、またより大きいMR周波数帯域幅を励起するには短い持続時間のパルスが必要である。
【0017】
MR応答信号は、受信コイル140−2によって検知され、低ノイズ前置増幅器9によって増幅された後、更に増幅、検出およびフィルタリングのために受信器10に送られる。次いで信号はディジタル化されて、信号平均化装置4によって平均化され且つコンピュータ2によって処理される。前置増幅器9および受信器10は、能動ゲート作用または受動フィルタリングによって送信の際のRFパルス保護される。
【0018】
コンピュータ2は、MRパルスについてのゲート駆動および包絡線変調を行い、前置増幅器およびRF電力増幅器についてのブランキングを行い、且つ勾配電源に対する電圧波形を作成する。コンピュータはまた、フーリエ変換、像再構成、データ・フィルタリング、イメージング表示および記憶機能のようなデータ処理も行う(これらは全て通常のものであって、本発明の範囲外である)。
【0019】
希望により、送信コイル140−1および受信コイル140−2は単一のRFコイル140で構成してよい。この代わりに、電気的に直交する2つの別々のコイルを使用してもよい。後者の構成では、パルス送信中に受信器にRFパルスが入り込むのを低減する利点がある。いずれの場合でも、これらのコイルは、磁石125によって発生される静磁界B0の方向に対して直交する。磁石、RFコイル、勾配コイルおよびイメージング対象の被検体は、RF遮蔽されたケージ内の囲いによってシステムの残りの構成部品から隔離される。
【0020】
磁界勾配コイル130−1、130−2および130−3は、サンプル容積に対して単調で線形である磁界勾配Gx、GyおよびGzをそれぞれ作成するのに必要である。多値勾配磁界により、MR応答信号データにエイリアシングとして知られている劣化が生じ、これは重大な像アーティファクトを招く。非線形勾配により、像に幾何学的歪みが生じる。
【0021】
図3に概略的に示されているように、磁石アセンブリ125は、静磁界B0を典型的には軸方向またはデカルト座標系のZ方向に発生する中心の円筒形中孔125aを持つ。図1のコイル130−1、130−2および130−3のような1組のコイルが入力接続部130aを介して電気信号を受けて、中孔125aの容積内に少なくとも1つの勾配磁界を作成する。中孔125a内にはまたRFコイル140も配置されていて、これは少なくとも1つの入力ケーブルを介してRFエネルギを受けて、RF磁界B1を典型的にはXY平面内に形成する。
【0022】
ここで図4を参照すると、スピンのラーモア周波数が示されており、これは磁界勾配が印加されたときスピンの位置にほぼ比例する。磁界勾配コイル(図1の130)の中心点300に位置するスピンはラーモア周波数f0 で歳差運動する。点300における特定のタイプの核スピンのラーモア周波数f0 は磁石(図1の125)によって発生される静磁界によって決定される。点301に位置するスピンのラーモア周波数f1 は、静磁界と、磁界勾配コイル(図1の130)によってその位置に作られる磁界との和によって決定される。勾配コイル応答320はほぼ線形(直線)であるので、スピンのラーモア周波数は位置にほぼ比例する。ラーモア周波数と位置とのこの関係はMR像を作成するために使用される。
【0023】
RFおよび磁界勾配パルスに応答して発生されたMR応答信号は外部RFコイル140または代わりの受信コイルによって検出される。現在好ましいMRパルス系列およびそのタイミングが図5に示されている。
【0024】
イメージングの前に、被検体の血液が、キレート化ガドリニウム化合物、典型的にはGd−DTPAのような適当な造影剤(コントラスト増強剤)で処理される。被検体100の心臓サイクルがECGモニタ(図示していない)によって監視される。ECGモニタは、図5に示されているR波のようなR波を検出する。R波の検出から所定の時間後、MRスキャナはスライス選択性反転パルスを印加し、続いて化学シフト選択性反転パルスを印加する。反転パルスは、静磁界B0に揃っている核の磁気モーメントの方向を反転させる。反転パルスの印加時、核スピンが方向を反転して、それらの磁気モーメントが一時的にB0の方向とは反対の方向に揃う。スライス選択勾配が第1の反転パルスと同時に印加される。この方法では、第1すなわちスライス選択性のパルスが、指定されたスライス内の血液、脂質組織および心筋層組織を含む全ての物質について磁化を反転させる。その後の第2すなわち化学シフト選択性のパルスが、脂質のみのスピン磁化を反転させる。これらの2つの反転パルスのタイミングは、脂質および心筋層組織に縦磁化がイメージング系列の始めにほぼゼロになるように選ばれる。血液は心筋層組織とは異なるT1を持っているので、特に血液がGd−DTPAのようなT1緩和剤と混合されている場合、血液から生じる信号は完全に抑圧されることはない。さらに、血管が反転スライスに殆ど直交する向きであるとき、反転してない血液がイメージング系列の開始前にイメージング平面に入り、血液についてより強度の大きい信号を生じさせる。
【0025】
図6は、血液、心筋層および脂質に反転パルスを印加した後の縦スピン磁化の平衡への異なる戻り速度を例示する。図6に示されているように、ドープされた血液は3つの物質のうちで最も速く平衡状態へ戻る。脂質は中間の戻り速度を持ち、心筋層は最も遅い戻り速度を持つ。これらの平衡への戻り速度の相違をスライス選択性反転パルスおよび化学シフト選択性反転パルスと組み合わせて使用することにより、心筋層に対して血液の高コントラスト像が作成される。
【0026】
図7には、被検体100に印加されたときのスライス選択性および化学シフト選択性パルス系列の効果が示されている。再び、ECGモニタが被検体100のR波を検出する。第1の反転パルスがスライス内の心筋層、脂肪およびGd−DTPA血液の磁化を反転させる。血液の磁化はその平衡状態へ急速に戻る一方、心筋層の磁化はゆっくりと戻る。第2の化学シフト選択性反転パルスが脂質の磁化を反転させるが、血液または心筋層の磁化は反転させない。第2の化学シフト選択性反転パルスは、脂質および心筋層がイメージング系列部分の間にほぼゼロの縦磁化を持つようにタイミングが定められる。イメージング系列部分は、第2の化学シフト選択性反転パルスの後で且つ脂質および心筋層の磁化ほぼゼロになるときに生じるように選択される。ここで、イメージングの時に、血液の磁化が非常に強くなることに注意されたい。イメージング系列は1つ尾上の検出用RFパルスを含み、その回転角度は特定の実施態様に応じて大体20°乃至90°の範囲にあってよい。血液が平衡状態またはその近くにあり且つ心筋層および脂質がほぼゼロであるので、検出用RFパルスの後の受信信号は心筋層および脂質に対して血液の高コントラスト像を構成する。
【0027】
本発明の方法はまた、1つ以上の反転パルスを、180°より小さく且つ90°より大きいRFパルスで置き換え、その後、残留する横磁化を位相はずれ(dephase)させるために1つ以上の勾配パルスを印加することを含む。RFパルスとイメージング系列との間の遅延時間は、磁化のゼロがイメージング系列の間に生じるように対応的に短縮される。
【0028】
ガドリニウムがドープされていない場合、1.5テスラにおける血液のT1は1200msである。3倍量のGd−DTPAの場合、血液のT1は300msに低減される。心筋層のT1もまた、幾分かのGd−DTPAが筋肉によって保持されるので、Gd−DTPAの注入後に幾分か低減する。一旦血液プールGd剤の人体への使用が承認されると、心筋層のT1に悪影響を与えることなく更にまた血液のT1を低減することが可能である。
【0029】
急速に印加できるイメージング系列が最も有用であるが、殆どのイメージング系列を使用することが出来る。上記の基本的な方法に加えて、様々な変形も可能である。これらの変形には例として次のものが挙げられる。
【0030】
A)スライス選択性反転とイメージング系列との間の、例えば心臓の動きを補償するために、イメージング・スライスよりも大きいスライスを反転させること。
B)スライス選択性反転とイメージング系列との間の、例えば心臓の動きを補償するために、イメージング・スライスからずれたスライスを反転させること。
【0031】
C)主としてイメージング平面内にある血管におけるタイム・オブ・フライト効果を考慮するために、イメージング・スライスと一致するよりもむしろイメージング・スライスに対して直交するスライスを反転させること。
D)主としてイメージング平面内にある血管におけるタイム・オブ・フライト効果を考慮するために、イメージング・スライスに対して直交する複数の平行なスライスまたはスラブを反転させること。
【0032】
E)複数の血管中に残されている任意のギャップを除去するために複数のずらしたスラブにより上記Dを複数回行うこと。
F)スペクトル的および空間的に同時に選択性である反転パルスを利用すること。
G)冠状動脈をイメージングするために本発明を使用すること。
【0033】
H)心臓をイメージングしながら、ストレス剤と共に本発明を使用すること。
I)頚部、腹部および四肢における血管造影イメージングのために本発明を使用すること。
J)血液のT1を下げるために造影剤を使用しまたは使用しないで本発明を適用すること。
【0034】
K)血液よりもむしろ脂質または心筋層からの信号のみを含む像を生じるように別の遅延時間を選択すること。
【0035】
本発明の第2の実施態様が図8および図9に示されている。本発明の第2の実施態様では、2つの化学シフト選択性パルスが印加される。第1の化学シフト選択性パルスは水のスピン磁化を反転させる。結果として、そのパルスは血液および心筋層の両方について磁化を反転させる。第2の化学シフト選択性パルスは脂質組織のスピン磁化を反転させる。この反転パルスのタイミングは、イメージング系列の始めに脂質および心筋層の縦磁化をほぼゼロにするように選ばれる。しかし、血液が心筋層とは異なるT1を持っているので、血液から生じる信号は、特に血液がGd−DTPAのようなT1緩和剤と混合されている場合は完全に抑圧されない。ここで、血液および心筋層組織が図6に示されているように反転パルスに応答することを思い出されたい。図示のように、血液波最も速い応答を持ち、心筋層は最も遅い応答を持つ。真の縦磁化は反転パルス後、破線で示されているように負になる。イメージングは、磁化が実線で示されているように正である時間の間に生じ得る。図9に示されているように、第1の化学シフト選択性パルスは心筋層およびGd−DTPAをドープした血液の両方の磁化を反転させる。血液の磁化はその平衡状態へ急速に戻る一方、心筋層の磁化はゆっくりと戻る。第2の反転パルスは、脂質および心筋層がイメージング系列部分の間にほぼゼロの縦磁化を持つようにタイミングが定められる。そのイメージングの時に、血液の磁化が非常に強くなる。血液が平衡状態またはその近くにあり且つ心筋層および脂質がほぼゼロであるので、検出用RFパルスの後の受信信号は心筋層および脂質に対して血液の高コントラスト像を構成する。第1の実施態様について指摘したように、ガドリニウムのドーピングは、イメージング操作における血液のT1応答を増強することが出来る。
【0036】
本発明の方法はまた、1つ以上の反転パルスを、180°より小さく且つ90°より大きいRFパルスで置き換え、その後、残留する横磁化を位相はずれさせるために1つ以上の勾配パルスを印加することを含む。RFパルスとイメージング系列との間の遅延時間は、磁化のゼロ化がイメージング系列の間に生じるように対応的に短縮される。
【0037】
急速に時間領域像符号化空間を横切るイメージング系列が最も有用と思われるが、殆どのイメージング系列を使用することが出来る。本発明の方法は幾つかの変形が可能である。これらの変形には次のものが挙げられる。
【0038】
A)空間選択性および化学シフト選択性である反転パルスの使用。
B)他のタイプの組織の抑圧のための付加的な反転パルスの使用。
C)動き(モーション)に起因するアーティファクトを最小にするために位相符号化順序およびナビゲータ・エコーのようなモーション補償方式の組み込み。
D)3つの空間的次元へのパルス系列の拡張。
【0039】
E)薄いスライスよりもむしろ投影の像取得。
F)造影剤の注入を使用した潅流イメージングのための系列の適応。
G)心臓トリガ無しの系列の使用(定常流状態で有用)。
H)心臓ストレスを誘起する物質または活動と関連した系列の使用。
I)エコー・プレーナ・イメージング系列の使用。
【0040】
J)セグメント化高速勾配エコー系列の使用。
K)像内の付加的な不所望な組織を抑圧するための付加的な反転パルスの組み込みによるこれらの方法の拡張。
L)1つ以上の反転パルスのフリップ角度の変更に続く、残留する横磁化を位相はずれさせるための1つ以上の勾配パルスの印加、および反転パルスのゼロ化特性を維持するための反転後の遅延時間の短縮。
【0041】
本発明を特定の好ましい実施態様を、これらの実施態様の種々の変形と共に説明したが、当業者には特許請求の範囲に記載された本発明の真の精神および範囲から逸脱せずに更に種々の変形、追加および変更をなし得ることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】非侵襲性MR冠状動脈イメージング操作を受ける患者を示す斜視図である。
【図2】本発明を使用するのに適したMRイメージング・システムの簡略ブロック図である。
【図3】図1の磁石アセンブリのより詳細な斜視図である。
【図4】印加された磁界勾配の存在下での1つの軸に沿ったMR共鳴対位置のグラフである。
【図5】本発明の第1の実施態様のための選択性RFパルス、磁界勾配パルスおよびイメージング・パルスの間の関係を示すタイミング図である。
【図6】反転パルスに応答した心筋層、脂質および血液の相対回復速度を示す。
【図7】スライス選択性および化学シフト選択性反転パルスを印加する本発明の第1の実施態様を示すグラフである。
【図8】本発明の第2の実施態様のためのRFパルス、磁界勾配パルスおよびイメージング・パルスの間の関係を示すタイミング図である。
【図9】図8に示された2つの化学シフト反転パルスを受けた血液、心筋層および脂質についての相対回復時間を示すグラフである。
【符号の説明】
2 汎用ミニコンピュータ
2a ディスク記憶装置
2b インターフェイス装置
3 無線周波(RF)送信器
4 信号平均化装置
5a、5b、5c 勾配電源
6 RF電力増幅器
9 前置増幅器
10 受信器
100 被検体
110 支持テーブル
120 磁石ハウジング
125 磁石
130 磁界勾配
140 無線周波(RF)コイル

Claims (10)

  1. 筋肉組織、脂質組織および血液を含む3つの成分を有するサンプルを磁気共鳴イメージングして、血液と筋肉組織との間のコントラストを示す像を作成し且つ脂質組織の像を抑圧する装置において、前記サンプルをほぼ一様な磁界内に配置して、筋肉組織、脂質組織および血液の縦磁化を前記磁界の縦方向に方向付けする手段、第1の反転パルスを印加して、前記3つの成分のうちの少なくとも2つの成分の縦磁化を反転させる手段、第2の反転パルスを印加して、脂質組織の縦磁化を反転させる手段、1つ以上の検出用RFパルスを印加して、血液の縦磁化の残りの量を測定する手段、並びに筋肉組織および脂質組織の縦磁化がほぼゼロであるときに前記サンプルの像を取得する手段を有していることを特徴とする前記装置。
  2. 筋肉組織、脂質組織および血液を有する被検体を磁気共鳴イメージングして、血液と筋肉組織との間のコントラストを示す像を作成し且つ脂質組織の像を抑圧する装置において、前記サンプルをほぼ一様な縦方向磁界内に配置して、筋肉組織、脂質組織および血液の縦磁化を前記磁界の縦方向に方向付けする手段、第1の反転パルスを印加して、前記被検体の所定のスライス内の筋肉組織、脂質組織および血液の縦磁化を反転させる手段、化学シフト選択性である第2の反転パルスを印加して、脂質組織の縦磁化を反転させる手段、1つ以上の検出用RFパルスを印加して、血液の縦磁化の残りの量を測定する手段、並びに筋肉組織および脂質組織の縦磁化がほぼゼロであるときに前記被検体の像を取得する手段を有していることを特徴とする前記装置。
  3. 筋肉組織、脂質組織および血液を有する被検体を磁気共鳴イメージングして、血液と筋肉組織との間のコントラストを示す像を作成し且つ脂質組織の像を抑圧する装置において、前記サンプルをほぼ一様な縦方向磁界内に配置して、筋肉組織、脂質組織および血液の縦磁化を前記磁界の縦方向に方向付けする手段、第1の化学シフト選択性反転パルスを印加して、血液および筋肉組織の縦磁化を反転させる手段、第2の化学シフト選択性反転パルスを印加して、脂質組織の縦磁化を反転させる手段、1つ以上の検出用RFパルスを印加して、血液の縦磁化の残りの量を測定する手段、並びに筋肉組織および脂質組織の縦磁化がほぼゼロであるときに前記被検体の像を取得する手段を有していることを特徴とする前記装置。
  4. 前記第1の反転パルスを印加する前記ステップの前に造影剤が注入される請求項1または2に記載の装置
  5. 前記第1の反転パルスが、筋肉組織、脂質組織および血液の縦磁化を反転させるスライス選択性反転パルスである請求項1または2に記載の装置
  6. 前記第1の反転パルスが、血液および筋肉組織の縦磁化を反転させる第1の化学シフト選択性反転パルスである請求項1または2に記載の装置
  7. 前記第1の反転パルスから所定の時間後に前記第2の反転パルスを印加して、筋肉組織の縦磁化がゼロに戻るのとほぼ同時に脂質組織の縦磁化がゼロに戻るようにする請求項1または2に記載の装置
  8. スライス選択性パルスが前記被検体内の血液の流れの方向に対して横切る向きに方向付けされている請求項1または2に記載の装置
  9. 血液がガドリニウムで処理されている請求項1または2に記載の装置
  10. 筋肉および脂質の縦磁化がほぼゼロになる時に無線周波(RF)イメージング・パルスが前記被検体に印加される請求項1または2に記載の装置
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