JPH10305021A - 核スピントモグラフィ装置用パルスシーケンス生成方法及び核スピントモグラフィ装置 - Google Patents
核スピントモグラフィ装置用パルスシーケンス生成方法及び核スピントモグラフィ装置Info
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- JPH10305021A JPH10305021A JP10118864A JP11886498A JPH10305021A JP H10305021 A JPH10305021 A JP H10305021A JP 10118864 A JP10118864 A JP 10118864A JP 11886498 A JP11886498 A JP 11886498A JP H10305021 A JPH10305021 A JP H10305021A
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Abstract
phase”画像取得のためのデータ取得時間を可及的
に短いものにし、グラジエント増幅器に対し、特別な要
求が課せられないようなパルスシーケンス構成法及び核
スピントモグラフィ装置を提供すること。 【解決手段】 原子核を励起させる各2つの励起パルス
(RF)間に極性の切換わるプリフェーズパルス及び1
つの読出パルス(GR)が印加され、逆極性の順次連続
するグラジエントパルスのもとで第1(S1)、第2の
種類のグラジエントエコー信号(S2)を取得し、それ
のエコー時点(TE1,TE2)を、S1の場合、共鳴
周波数のシフトにより、各ボクセル内での種々異なる化
学結合に基づき信号の増強が生ぜしめられ、S2の場合
減衰が生ぜしめられるように選定すること。
Description
を用いて画像取得をするための核スピントモググラフィ
装置用パルスシーケンス生成方法及び核スピントモグラ
フィ装置に関する。ここで、前記パルスシーケンスは、
それの種々異なる化学結合に基づき種々の共鳴周波数を
有する。
に、存在している磁場に依存するのみならず、それぞれ
の原子核の化学結合にも依存する。前記効果は“ケミカ
ルシフト”(“Chemical shift”)と称
される。脂肪体結合したプロトンが有する共鳴周波数
は、水のプロトンの共鳴周波数に対してほぼ3.4PP
Mのケミカルシフトδだけ相違する。前記の僅かな周波
数シフトにより、脂肪及び水のプロトンの磁化ベクトル
が励起後相離反する。スピンエコーシーケンスと異なっ
て、そのような内部相互作用に基づくディフェーズ効果
を、グラジエントエコーシーケンスでリフェーズするこ
とができない。グラジエントエコーシーケンスに対する
代表的なものは、例えば、所謂FLASHシーケンスで
あり、例えば米国特許第4707658号明細書に記載
されているようなものである。
プロトン及び脂肪体結合した(lipid結合した)プ
ロトンの信号(以下たんに脂肪−及び水−信号とも称す
る)が、考察されたボクセル内で、生成的に又は非生成
的ないし消滅的に重畳され得る。要するに画像印象は、
パルスシーケンスの選定されたエコー時間に規定的に依
存する。そこにてエコー時点即ち、信号取得の時点での
脂肪−及び水−信号が同位相である状態は“同位相”
(“in phase”)画像生成イメージングと称さ
れ、一方、そこにて、エコー時点で脂肪−及び水−信号
が丁度逆の位相を有する状態は、逆位相(“oppos
ed phase”)画像生成イメージングと称され
る。
ison Between In−Phase and
Opposed −phase T1−Weight
edBreath FLASH− seguences
for HepaticImaging, Jour
nal of Computer Assisted
Tomography 20 (2), 第230〜2
35頁,に記載されているように、逆位相(“Oppo
sed −phase)の場合、水及び脂肪プロトンの
双方を含むボクセル中で信号損失に基づき、肝臓中で特
に良好に脂肪浸潤を識別する。さらに、逆位相(“op
posed phase”)イメージングでは、水と油
の間の境界層にて、黒い縁が生じ、該縁は、同様に信号
損失に帰せられるべきものであり、有用な診断表示デー
タを提供し得る。したがって、前述の文献個所にて指摘
されているところによれば、同位相(“in phas
e”)及び逆位相(“opposed phase”)
のグラジエントエコー信号は、相互に補完し合う診断情
報を提供し、従って、肝臓画像生成の場合、可及的に或
1つの画像が“in phase”方式により考察さ
れ、別個の画像が“opposed phase”方式
により考察されるべきである。
論、前記両画像の取得間で被検対象物の運動が起こって
はいけない。従って、両画像は、例えば、呼及停止フェ
ーズ中に取得すべきである。
て当該画像が空間的に相一致しないという確率は、前記
画像に対するデータ取得フェーズ全体が長く持続すれば
するほど益々大になるのである。
は、脂肪及び水の画像生成のためのパルスシーケンス構
成法が公知であり、前記脂及び水の画像は、交番する極
性の1つの読出グラジエントを以てのグラジエントエコ
ーシーケンスに立脚する。各励起後毎に2つの時点で生
データ信号が取得される。前記時点は次のように選定さ
れている、即ち、脂肪及び水の画像の信号が相加わり合
い、そして、相減じ合うように選定されている。そのよ
うにして取得されたデータの加算ないし減算により、純
然たる水−ないし脂肪−画像が得られる。前記データ
は、同じ極性の読出グラジエントのパルス印加のもとで
取得される。ここで、それらの両パルス間に存在する逆
極性のパルスは、少なくとも1テスラ(Tesla)の
基本磁場強度を有する高いフィールドシステムの場合、
極めて急峻なエッジ及び高いグラジエント強度を有し、
以て、所定の読出時点でリフェーズ条件が充足されなけ
ればならない。然し乍らそれらの要求は、どんな場合で
も特別なグラジエント増強手段、増幅器により実現され
るべきものである。
ころは、“in phase”及び“opposedp
hase”画像の取得のためのデータ取得時間全体が可
及的に短いものにとどまり、グラジエント増幅器、増強
手段に対し、特別な要求が課せられないようなパルスシ
ーケンス生成法、即ち核スピントモグラフィ装置用パル
スシーケンス生成方法及び核スピントモグラフィ装置を
提供することにある。
成要件により解決される。
ase)及び第2画像(例えばopposed pha
se)を取得することにより、両画像の取得に対するデ
ータ取得フェーズが、唯一の画像の取得に対するデータ
取得フェーズに比してたんに僅かしか延長されない。第
1、第2画像に対するグラジエントエコー信号が、逆極
性の順次連続するグラジエントのもとで読出されて、通
常のグラジエント強度及び上昇時間で事足り、その結果
従来のグラジエント増幅器ないし増強手段を使用でき
る。
て詳述する。
ミカルシフト”(“chemeical shif
t”)について詳述する。“ケミカルシフト”(“ch
emical shift”)は、分子環境と原子核と
の相互作用に立脚し、従って、化学結合により規定され
る。典型的には、核スピントモグラフィにおいて、種々
の化学結合にて、僅かに異なる共鳴周波数を有するプロ
トンが考察される。医学的応用にとって、自由な遊離し
た水のプロトンに対する脂肪体に結合したプロトンの周
波数シフトが重要な意味を有する。通常δで表される
“ケミカルシフト”(“chemeical shif
t”)は脂肪体に結合したプロトンの場合、自由な水の
プロトンに比してほぼ3.4ppmの値を有する、換言
すれば、脂肪体に結合したプロトンの共鳴周波数ωは、
磁場強度Bo及び回転磁気定数γのもとで自由な水中の
プロトンより2π.γ.δBだけ小である。例えばBo
=1.5テスラの磁場強度の場合、前記差は例えば21
0Hzである。時点t=0での各スピンの励起後、位相
φ(t)は、次式の通り時間に依存する: φ(t)=2π・γ・δ・Bo t 各グラジエントエコー時点TE=n/(γ・δ・Bo)
にて、−但し、nは、整数の偶数である−磁化ベクトル
にて、脂肪及び水のプロトンの磁化ベクトルは、同じ磁
場のもとで、パラレル、即ち同位相である。核スピント
モグラフィにおける局所分解能は最小単位として所謂ボ
クセルで得られる、換言すれば、1つのボクセル内で1
つの和信号が検出される。1つのボクセルが脂肪及び水
のプロトンの双方を含む場合、“in phase”条
件により信号加算に基づき最大信号が得られる。
ンティパラレル(opposedphase)であり、
脂肪及び水のプロトンの信号寄与分は、相減じ合う。要
するに、1つのボクセルが脂肪及び水のプロトンの双方
を含む場合、信号減衰が生じる。
取得される。造影剤付与後の異種の組織における信号S
を、一般に次のように表すことができる。
M exp(2πiγδBot) ここで、fは、コンパートメントにおける水と脂肪の端
数、断片である:f=0;水−信号,f=1;脂肪−信
号,c;時間依存の造影剤濃度;Mは、シーケンス依存
の信号表現式を表す。1つのFLASH−シーケンスに
対して、例えば下記の関係式が成立つ
が成立つ。
つ。
緩和度(relaxivity)〔1/sec mmo
l/l〕ないし(sec・mmol/l)−1である。
meical shift”)に基づく、脂肪プロトン
信号のディフェーズ角度φ如何に依り、生成される全体
信号Sが増強又は減衰される。
号パルスシーケンスのタイミングを次のように選定でき
る、即ち、異なる化学結合で原子核を含むボクセルに対
して生成信号が減衰又は増強され、限界的場合では、方
向が揃うように方向性制御され加算又は減算されるよう
に選定できる。ここで、両信号情報を、シーケンス繰り
返し内で得ることが可能になる。このことを図2〜図5
に依る実施例に即して説明する。
トGSのもとで照射される1つの励起パルスRFが示し
てある。
ラジエントGS−が逆のスライス選択方向で照射され
て、スライス選択グラジエントGSにより惹起された核
共鳴信号のデフェージングが解消せしめられる。さら
に、図4に示すように、或1つのプリフェーズ信号GR
vが負の読出方向で印加され、図5に示すように、第1
の位相エンコードグラジエントGP1が印加される。第
3のタイムスライスでは、読出方向での第1の部分パル
スGP1のもとで、第1のエコー時間TE1にて、第1
の核共鳴信号S1が取得される。それに引き続いて、グ
ラジエントGRの方向が反転される、換言すれば、第2
のグラジエントパルスGR2が負の読出方向で印加され
る。グラジエント反転に依り公知形式で、第2エコー時
間TE2にて第2の核共鳴信号S2が生じる。さらに、
第2位相エンコードグラジエントGP2−これは、第1
の位相エンコードグラジエントGP1と逆向きであり、
同じ振動ー時間面積を有するーにより、核スピンの位相
が位相エンコード方向で再びリセットされる。繰り返し
時間TRの後、さらなる励起パルスにより、図示してな
い、核スピンの新たな励起が後続する。
行われている如く、取得された信号S1,S2がサンプ
リングされ、デジタル化され、生データマトリクスの1
つの行内に記入エントリされる。図示のパルスシーケン
スは、n回種々の位相エンコードで、換言すれば、位相
エンコードグラジエントGP1,GP2の種々のグラジ
エント時間面積で繰り返しされ、その結果1つの生デー
タマトリクスのn行が得られる。
号S1,S2が取得され、該2つの信号S1,S2は、
2つの異なる生データマトリクス内に記入エントリされ
る。信号S1,S2は、1つの繰り返し内で夫々同じよ
うに位置エンコードされる、換言すれば、同じスライス
に由来し、同じ位相及び読出エンコードを有する。
がリフェージングされた時点により、従って、読出方向
でのグラジエントGRのグラジエントー時間積分により
定まる。図3〜図5では、夫々の方向で励起された核ス
ピンの位相特性経過が示してあり、ここで、運動してな
いスピンに対する位相特性経過が点線で示してあり、運
動しているスピンに対する位相特性経過が破線で示して
ある。一方ではエコー時間TE1,TE2にて、スピン
がスライス選択方向でも読出方向でもリフェージングさ
れており、たんに位相エンコード方向で、位置エンコー
ドに必要な位相を有することが明らかである。読出方向
でバイポーラパルスに基づき、グラジエントエコー信号
の時点TE2での位相は、スピンが運動しているか否か
に無関係である。このことは、次のような公知効果に基
づく、即ち、次の条件を充足すれば、バイポーラグラジ
エントにより、フローリフェージングを達成できるとい
う公知効果に基づく。
ラジエント特性経過により次のように選定できる、即ち
ボクセルにて、異なる化学結合の原子核を以て一方の場
合において、相応の信号が生成的に重畳され、他方の場
合において、非生成的ないし消滅的に重畳されるように
選定できる。脂肪及び水の信号の典型的適用例に対し
て、エコー時間TE1,TE2を例えば次のように選定
できる、即ち、一方の場合において脂肪及び水ー信号が
同位相(in phase)であり、即ち、完全に加わ
り合い、他方の場合では逆の位相を有し、換言すれば減
算し合うように選定できる。
間の後、即ち、個々の画像の取得のための時間より大し
て長くない測定時間の後、2つの完全な画像が得られ、
該完全な画像のうちの1つが冒頭に述べた定義の意味で
は“in phase”であり、他方では、“oppo
sed phase”である。短い測定時間により、典
型的には1つの呼及停止期間内での2つの画像に対する
データセット全体を測定出来、それにより、空間的に同
一の合同の画像が得られる。このことは、殊に、上方腹
部領域における検査の場合重要である。
殊に、脂肪及び水の組織が密に相並ぶところにて高めら
れる。すぐれた結果が方法プロセスにより与えられるの
は、例えば、脂肪浸潤をたんに1つの画像による場合に
おけるより、遥かに高い信頼性を以て検出できる肝臓イ
メージングにおいてである。MRマンモグラフィの場合
においても脂肪及び水組織間の区別識別性が改善され
る。
トエコー信号が逆極性の読出グラジエントのもとで読出
される.それにより、ケミカルシフトから得られる位置
シフトが逆向きに方向付けられる、即ち、第1グラジエ
ントエコーにおける脂肪画像の成分が、2δBo/GR
だけ第2グラジエントエコーS2の脂肪画像に比してシ
フトされる。ここで使用される高いグラジエント強度に
基づき、前記シフトは、1.5テスラの基本磁場強度B
oの場合たんに2×0.6mmであり、このことは、一
般に許容可能である。
ケンスの開始部分の変形が示してあり、ここで、フロー
リフェージングが読出グラジエントGRの方向において
も、スライス選択グラジエントGSの方向においても実
施される。このために、周知のように下記条件 ∫G(t)・tdt=0 が充足されねばならない。このことを達成するため、正
のスライス選択方向でのグラジエントパルスGS及び負
のスライス選択方向でのグラジエントパルスGS −のほ
かに付加的にグラジエントパルスGSFが、同じく、正
のスライス選択方向で導入される。前記グラジエントパ
ルスGSFのグラジエント時間面積は、次のように選定
されている、即ち、フローリフェージング前記の条件が
充足されるように選定されている。読出方向では、負の
読出方向のプリフェーズグラジエントGRVに正の読出
方向のグラジエントパルスGRFが前置され、それによ
り、フローリフェージングに対する条件が充足される。
ングの場合における特別なコントラスト造影特性によ
り、造影剤検査の際における注目すべき結果が得られ
る。相応の区画コンパートメント当たりのボクセルにて
脂肪/水信号成分の減算サブトラクションにより、濃厚
化の場合、水ー区画コンパートメントWが時間依存性で
ある。“opposed phase”のもとでの信号
圧縮により、濃厚化の場合において、水ー及び脂肪信号
の減算に依り、結果として生じる信号圧縮ないしリジュ
ースト・アクイジションを生じさせることもできる。
用した核スピントモグラフィ装置を図10に略示してあ
る。ここで患者2は基本フィールド磁石1内に位置して
いる。さらに、基本フィールド磁石1内には、グラジエ
ントコイル3及び高周波アンテナ7が設けられている。
高周波アンテナ7は、高周波送信器5にも、受信ユニッ
ト6にも接続されている。グラジエントコイル3は、グ
ラジエント制御ユニット4により電流の供給を受ける。
制御ユニット8によっては、グラジエント制御ユニット
4、高周波送信器5及び高周波受信器6が制御される。
上述のパルスシーケンスに従っての相応の制御により、
受信ユニット6にて2種類の信号が取得され、該2種類
の信号は、サンプリングされ、デジタル化され、それぞ
れ別個の記憶装置9,10にて記憶される。記憶装置
9,10における生データRD1,RD2から、計算ユ
ニット11,12−これは実質的に多次元のフーリエ変
換及び絶対値形成を実施する−により、画像情報が取得
される。前記情報は、別個にモニタ13上にて表示され
る。
〜図9によるパルスシーケンスの場合当業者に慣用の一
連の変化形が存在することである。例えば、励起の場
合、薄いスライスの代わりに比較的厚いスライスを励起
し、それに引き続いて付加的な位相エンコードテーブル
の適用により、スライス選択方向で前記スライスに対す
る3次元のデータセットを取得することもできる。図示
の2次元の場合、1つ又は複数の更なるスライスの励起
を第1のスライスに対するパルスシーケンスの繰返し時
間中もう既に行うことができる。前記技術は、マルチス
ライス技術として公知である。そのような変形及び更な
る変形に就いては、これ以上詳述しない。それというの
は、MR技術の当業者にとって一般周知の技術であるか
らである。
及び“opposed phase”画像の取得のため
のデータ取得時間は可及的に短いものにとどまり、グラ
ジエント増幅器、増強手段に対し、特別な要求が課せら
れないようなパルスシーケンス構成法、即ち核スピント
モグラフィ装置用パルスシーケンス生成方法及び核スピ
ントモグラフィ装置を提供すること、そして、各励起後
毎に第1画像(例えばin phdse)及び第2画像
(例えばopposed phase)を取得すること
により、両画像の取得に対するデータ取得フェーズが、
唯一の画像の取得に対するデータ取得フェーズに比して
たんに僅かしか延長されず、第1、第2画像に対するグ
ラジエントエコー信号が、逆極性の順次連続するグラジ
エントのもとで読出されて、通常グラジエント強度及び
上昇時間で事足り、その結果従来のグラジエント増幅器
ないし増強手段を使用できるという効果が得られる。
を表す図。
特性図。
特性図。
特性図。
特性図。
特性図。
特性図。
特性図。
特性図。
トモグラフィ装置の実施例の構成略図。
ジエント GP1 第1位相エンコードグラジエント GP2 第2位相エンコードグラジエント GS− リフェージンググラジエント GR2 第2部分パルス、読出グラジエント TE1 エコー時点 TE2 エコー時点 S1 第1核共鳴信号 S2 第2核共鳴信号 1 基本フィールド磁場磁石 2 患者 3 グラジエントコイル 4 グラジエント制御ユニット 5 高周波送信器 6 受信アンテナ 7 高周波アンテナ 8 制御装置 9 記憶装置 10 記憶装置 11 計算ユニット 12 計算ユニット
Claims (7)
- 【請求項1】 原子核の磁気共鳴を用いて画像取得をす
るための核スピントモググラフィ装置用パルスシーケン
ス生成方法であって、前記パルスシーケンスは、それの
種々異なる化学結合に基づき種々の共鳴周波数を有する
ようにした当該の方法において、 下記の構成要件を有し; a) 被検対象物において、原子核が励起パルス(R
F)の系列の照射により励起され、 b) 各2つの励起パルス(RF)間で、極性の切換わ
る1つのプリフェーズパルス及び1つの読出グラジエン
ト(GR)が印加され、ここで、逆極性の順次連続する
グラジエントパルスのもとで第1の種類の各1つのグラ
ジエントエコー信号(S1)及び第2の種類の各1つの
グラジエントエコー信号(S2)を取得し、 c) 第1、第2の種類のグラジエントエコー信号のエ
コー時点(TE1,TE2)を次のように選定し、即
ち、第1の種類のグラジエントエコー信号(S1)の場
合、各ボクセル内での異なる化学結合に基づき、共鳴周
波数のシフトにより、信号の増大強調が生ぜしめられ、
また、第2の種類のグラジエントエコー信号(S2)の
場合、当該の共鳴周波数のシフトにより、信号減衰が生
ぜしめられるように選定し、 d) 2つのグラジエントエコー信号(S1,S2)か
ら、同じ結像容積の2つの異なる画像に対して生データ
が取得されるようにしたことを特徴とする核スピントモ
グラフィ装置用パルスシーケンス生成方法。 - 【請求項2】 各2つの励起パルス(RF)間で、2つ
のグラジエントエコー信号(S1,S2)を取得し、該
2つのグラジエントエコー信号において、異なる化学結
合の原子核からの信号が或1つの場合において十分に同
位相(inphase)であり、他の場合において十分
逆の位相を有するようにしたことを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 2つの励起パルス(RF)間のすべての
グラジエントエコー信号(S1、S2)に同じ位置エン
コードを付与することを特徴とする請求項1又は2記載
の方法。 - 【請求項4】 2つの励起パルス(RF)間のすべての
グラジエントエコー信号(S1、S2)に1つの共通の
位相エンコードグラジエント(GP1)を先行させるこ
とを特徴とする請求項1から3までのうちいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項5】 各2つの励起パルス(RF)間で取得さ
れたグラジエントエコー信号が、各1つの別個の生デー
タセット内にて記入エントリされ、各生データセットか
ら再び1つの別個の画像データセットが取得されるよう
にしたことを特徴とする請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 原子核として水に結合した及び脂肪体結
合したプロトンを考察することを特徴とする請求項1か
ら5までのうちいずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 核スピントモグラフィ装置において、 下記の構成要素を有し、即ち; a) 被検対象物の記録イメージングのための基本フィ
ールド磁石(1)を有し、 b) 核共鳴信号の位置エンコードのためのグラジエン
ト制御装置(4)を備えたグラジエントコイル(3)を
有し、 c) 被検対象物(2)へ励起パルスを照射するための
高周波送信器(5)を有し、 d) 少なくとも2つの生データセット(RD1,RD
2)に対する少なくとも2つの記憶装置(9,10)を
備えた核共鳴信号に対する受信装置(6)を有し、 e) グラジエント制御装置(4)、高周波送信器
(5)及び受信装置(6)に対する制御装置を有し、該
制御装置は、当該の被制御装置等を次のように制御し、
即ち、2つの種類の核共鳴信号が異なるエコー時間で、
順次連続する逆極性のグラジエントパルスのもとで取得
され、そして、前記の少なくとも2つの記憶装置内に記
憶されるように制御し、ここで、エコー時間は、次のよ
うに選定されている、即ち、異なる化学結合の原子核に
由来するグラジエントエコー信号が相互に異なる位相関
係を有するように選定されていることを特徴とする核ス
ピントモグラフィ装置。
Applications Claiming Priority (2)
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