JP4219006B2 - プロテクター付ダイヤモンドコアドリル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はダイヤモンドコアドリルに関する。詳しくは、運搬時の衝撃等に対して樹脂製のモータハウジング部を保護するためにプロテクターを取り付けたプロテクター付ダイヤモンドコアドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダイヤモンドコアドリルを用いてコンクリート等を穿孔する場合には、切削により加熱されるコアビットに水を注いで冷却し、該コアビットの消耗を軽減すると共に、切粉を流し出してコアビットの目詰りを防ぎ、切れ味を良好に保つ湿式加工法が多く行われている。
【0003】
図6は従来の注水式の湿式加工用のダイヤモンドコアドリルの一例を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。同図において、1はコアドリル本体であり、上方にモータハウジング2に内蔵された電動機が配置され、その下方に減速機筐体3が配置されている。減速機筐体3には支柱4への取り付け部5および持ち手6が形成され、取り付け部5により支柱4に支持されラック7により昇降自在となっている。また8は主軸であり、モータにより減速機を介して駆動され、該主軸8には筒状のコアビット9が螺着されている。またコアドリル本体1の下端には注水栓10が設けられている。
【0004】
そして、該ダイヤモンドコアドリルを使用する時は、注水栓10より水を供給しながらコアビット9を回転させ、コンクリート等の被加工物を穿孔するのである。このとき注水口10より注水された水は主軸8に設けられた孔を通ってコアビット9に供給され、該コアビット9の冷却と切り粉の除去を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のダイヤモンドコアドリルは、水を用いて作業を行うので、作業者に感電の恐れがあり、そのためモータは二重絶縁としている。シリースモータを二重絶縁する条件としてモータハウジング部2を樹脂ボディとしている。また、モータを取り付けている減速機のギヤケース部の筐体3はアルミ製であり、該筐体3にモータハウジング2をねじ11により取り付けている。このねじ11を締め込むと樹脂製のモータハウジング2が変形する。このためモータハウジング部とギヤケース部の結合強度が充分にとれていない。
【0006】
このため、次のような問題が生ずる。即ち、コアドリルを運搬する際はコアドリル本体1を支柱4から取り外して行うが、その場合床にコアドリル本体1を直におくとモータハウジング部2に直接、外部から衝撃力が加わるため、モータの樹脂ボディがコアずれを起こし、モータ焼損等の原因となる。
【0007】
本発明は上記従来の問題点に鑑み、コアドリルの運搬時に衝撃から保護することができるプロテクター付ダイヤモンドコアドリルを実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1は、樹脂製のモータハウジング21と、該モータハウジング21に内蔵されたモータと、該モータに接続された減速機と、該減速機の主軸27に取り付けられるコアビット26に注水するための給水栓28とを具備したダイヤモンドコアドリルにおいて、持ち手31と、該持ち手31の両端より延びる側板32,32′とよりなるプロテクター30を、前記モータハウジング21を保護するように減速機筐体25にねじ固定して成ることを特徴とする。また、請求項2は、前記プロテクター30は持ち手31部分で2分割され、該2分割された持ち手30部分をねじ36により結合し一体化したことを特徴とする。また、請求項3は、前記プロテクター30の持ち手31部分を絶縁性を有する材料で被覆したことを特徴とする。
【0009】
この構成を採ることにより、図4に示すように、コアドリル本体を床上に置くときにはプロテクター30がモータハウジング21より先に床40に接触してモータハウジング21を床40に接触させず該モータハウジング21を保護することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。本実施の形態は、モータハウジング21に内蔵された電動機と、支柱22への取り付け部23および持ち手24が形成された減速機筐体25と、モータにより減速機を介して駆動され且つコアビット26が取り付けられる主軸27と減速機筐体25に設けられた給水栓28とを具備したコアドリル本体20が支柱22にラック29により昇降自在に支持されていることは図6で説明した従来例と同様である。
【0011】
本実施の形態の特徴は、図1に示すように減速機筐体25とモータハウジング21とにねじ結合してモータハウジング21を保護するようにしたプロテクター30を設けたことである。
【0012】
図2および図3は上記プロテクター30を示す図で、図2は斜視図、図3(a)は平面図、図3(b)は側面図である。このプロテクター30は、強化プラスチック又は金属で形成されるが、軽く且つ強度を有するアルミニュウム合金を用いることが好ましい。
【0013】
そして該プロテクター30は持ち手31の両端に、互いに略平行する側板32,32′が形成され、該側板32,32′は中央部にはモータのブラシ保守用の孔33と、床置時の座となる突出部34とが形成され、持ち手31から遠い端部には減速機筐体25に取付けるためのボルト孔35が形成されている。なお、側板32,32′は減速機筐体に取付けたとき、モータハウジング21に適当な間隔を保つように外方へ膨らませて形成されている。
【0014】
また、本プロテクター30は、図3において、持ち手31部分で2分割され、ねじ36により一体となるように結合されているが、2分割せずに初めから一体に形成しても良い。また、該持ち手31にはゴム37等で被覆することが好ましい。そして本プロテクター30は、図1に示すように、モータハウジング21を保護するように減速機筐体25にねじ38により固設されている。この際プロテクター30の側板32,32′のブラシ保守用の孔33はモータのブラシを保守できる位置に位置している。従ってブラシ保守時にプロテクター30を取り外す必要はない。
【0015】
このように構成された本実施の形態はコアドリル本体20を支柱22より取り外して床に置くとき、図4(a)に示すようにコアドリル本体20を水平にした場合は、床40にプロテクター30の持ち手31と減速機筐体25が接触し、モータハウジング21を床40に接触しないようにすることができる。
【0016】
また、図4(b)の如くコアドリル本体20を縦にした場合は、コアドリル本体20の持ち手24とプロテクター30の突出部34とが床40に接触してモーターハウジング21が床40に接触しないようにしている。このようにしてプロテクター30はモータハウジング21を保護することができる。
【0017】
また本実施の形態は、図5に示すように、コアドリル本体20を持ち運ぶ際、状況に応じて(a)図の如くプロテクター30の持ち手31を片手で持つこともできるし、または(b)図の如くコアドリル本体20の持ち手24とプロテクター30の持ち手31とを両手で持ち安全に運搬することもできる。
【0018】
またコアドリル本体を支柱にセットする時も、プロテクターの持ち手31で持ち上げることができるようになったため、従来の持ち手24でセットするよりも安全に重い本体をセットすることが可能となった。
【0019】
【発明の効果】
本発明のプロテクター付ダイヤモンドコアドリルに依れば、持ち手と、該持ち手の両端から延びる側板からなるプロテクターをモータハウジングと減速機筐体に跨設したことにより、該コアドリルを運搬するとき、支柱から取り外したコアドリル本体をプロテクターにより衝撃より保護することができ、モータの故障を等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるプロテクターを示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプロテクターを示す図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図4】本発明の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態の作用を説明するための図である。
【図6】従来のダイヤモンドコアドリルを示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【符号の説明】
20…コアドリル本体
21…モータハウジング
22…支柱
23…取り付け部
24,31…持ち手
25…減速機筐体
26…コアビット
27…主軸
28…給水栓
29…ラック
30…プロテクター
12,32′…側板
33…ブラシ保守用孔
34…突出部
35…ボルト孔
36,38…ねじ
37…ゴム被覆
Claims (4)
- プロテクター付ダイヤモンドコアドリルにおいて、
樹脂製のモータハウジング(21)と、
該モータハウジング(21)に内蔵されたモータと、
該モータに接続されていて減速機筐体内に配置される減速機と、
該減速機の主軸(27)に取り付けられるコアビット(26)に注水するための給水栓(28)と、
前記モータハウジング(21)の一側において前記主軸(27)に対して平行に延びる第一の持ち手(24)と、
前記モータハウジング(21)と第一の持ち手(24)との間に配置されていて前記ダイヤモンドコアドリルを支柱に取付ける取付部(23)と、
前記モータハウジング(21)を保護するプロテクター(30)とを具備し、
該プロテクター(30)は、
前記第一の持ち手(24)とは反対側に位置する前記モータハウジング(21)の他側上において前記主軸(27)に対して垂直に延びる第二の持ち手(31)と、
該第二の持ち手(31)の両端部と前記減速機筐体(25)とを連結する二つの側板(32、32’)と、
前記主軸(27)とは反対側に位置するモータハウジング(21)の端面を越えて前記側板(32、32’)から延びる突出部(34、34’)とを含んでおり、
前記第一の持ち手(24)を上方にして前記ダイヤモンドコアドリルを水平にした場合には、前記プロテクターの前記第二の持ち手(31)と前記減速機筐体(25)とが床に接触し、
前記主軸(27)を上方にして前記ダイヤモンドコアドリルを縦にした場合には、前記第一の持ち手(24)と前記プロテクターの前記突出部(34、34’)とが床に接触するようにした、プロテクター付ダイヤモンドコアドリル。 - 前記プロテクター(30)は第二の持ち手(31)部分で2分割され、該2分割された持ち手(30)部分をねじ(36)により結合し一体化したことを特徴とする請求項1記載のプロテクター付ダイヤモンドコアドリル。
- 前記プロテクター(30)の第二の持ち手(31)部分を絶縁性を有する材料で被覆したことを特徴とする請求項1記載のプロテクター付ダイヤモンドコアドリル。
- 前記側板(32、32’)には前記モータのブラシを保守するのに使用される孔(33)が形成されている請求項1に記載のプロテクター付ダイヤモンドコアドリル。
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1998
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