JP4216788B2 - 過充填防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加圧流体を所要の容器に充填するときに過充填とならないようにするための過充填防止弁に関する。
加圧流体、特に高圧流体を充填する際には、過充填若しくは過加圧とならないようにすることが必要である。例えば、天然ガス自動車では、ガスステーションにおける貯留タンクに24.5Mpa程度の高加圧状態で収納されている天然ガスを自動車のタンクへ充填して、その充填圧力が19.6Mpa程度となるようにされる。このため、充填用装置には自動車のタンクが所定圧力に達した状態のときに充填作業をとめるメーン弁体が設けられているが、このメーン弁体の故障等によって過充填、過加圧の状態となる可能性がある。このため、従来より、そのようなメーン弁体の故障等による過充填過加圧を防止するために、過充填防止弁が設けられている。
従来の過充填防止弁は、弁本体(ハウジング)内を通る流体通路に連通された弁室が設けられ、該弁室内に遮断弁が設けられ、流体通路内の流体の圧力が当該遮断弁の裏面側(流体通路に面していない側)に連通されるようになっており、流体圧力が一定以上になると当該遮断弁の裏面側にかかる流体の力が、該遮断弁を開放位置に付勢していたバネに抗して流体通路遮断(閉止)位置に向けて動かすようになっている(特許文献1)。
実用新案登録第2605648号
前述の自動車の例では、過充填防止弁は、19.6Mpaを越えた瞬間に作動するのが理想的であるが、上記の如きバネを用いた従来の過充填防止弁では、流体圧力が15Mpaになった辺りから作動を始める。このため、遮断弁は天然ガスを充填するたびに動くことになり、従って、該遮断弁と摺動係合しているOリングの磨耗が大きく、また、遮断直後に、開放位置に向けて付勢するバネとこれに抗する流体圧力とがバランスしてしまうので、十分なシール性が得られない等の問題があった。
本発明は、このような従来の過充填防止弁の問題を解消することを目的としている。
すなわち、本発明は
流体通路、及び、該流体通路に連通された弁収納室を有する本体と、
弁収納室内に設けられた弁アセンブリと
を有し、
弁アセンブリは、
流体通路内に延びて該流体通路を閉じる閉止位置と、該流体通路から引き戻されて該流体通路を開く開放位置との間で変位可能とされたメーン弁体であって、閉止位置と開放位置との間の当該メーン弁体の変位方向において、流体通路に露呈される第1の面及び該第1の面と反対側で流体通路に露呈されない第2の面と、第1の面から第2の面に延びる連通孔とを有するメーン弁体と、
メーン弁体の前記連通孔を閉じるクローズ位置と、該クローズ位置から前記流体通路から離れる方向で変位されて連通孔を開放するオープン位置との間で変位可能とされたサブ弁体であって、クローズ位置にあるときに、前記連通孔を閉じて前記流体通路内の流体から当該サブ弁体をオープン位置へ向けて付勢する圧力を受ける第3の面とを有するサブ弁体と、
を有し、
サブ弁体は、第3の面が前記流体通路内の流体から所定圧力の作用を受けると前記クローズ位置から前記オープン位置に変位されるようになされており、
メーン弁体の第2の面は、サブ弁体がオープン位置にされたときに、連通孔を通して第2の面側に流入する流体の圧力を受けるようになされており、当該メーン弁体の閉止位置と開放位置との間の変位方向において、該第2の面が第1の面よりも大きな流体圧力の受圧面積を有しており、それにより、サブ弁体がオープン位置にされたときに、メーン弁体が閉止位置に変位されるようにしたことを
特徴とする過充填防止弁を提供する。
この過充填防止弁では、流体通路を通り流体圧力が所定値になったときにサブ弁体が開放位置となり、それに伴って、メーン弁体の第2の面に該流体圧力が加わり、それによって、瞬間的に、当該メーン弁体が流体通路を閉止する閉止位置となるようにすることが可能となる。
具体的には、
前記弁収納室が、
メーン弁体の開放位置と閉止位置との間での変位方向に延び、
流体通路に連接された小径部分と、
該小径部分に続く大径部分と
を有し、
前記メーン弁体が小径部分に摺動係合された筒状部材とされ、該筒状部材には弁収納室の大径部分と摺動係合されるフランジ部分と、該筒状部材の一端を閉じ、前記流体通路に露呈される閉止壁とを有し、
該閉止壁の前記流体通路に露呈される面が前記第1の面を画定し、同閉止壁の前記流体通路に露呈されない側の面及び上記フランジ部分において前記流体通路から離れる方向に向かう面が前記第2の面を画定するようにすることができる。
更に具体的には、
前記サブ弁体が、該メーン弁体内に設けられ、
当該過充填防止弁が、更に、該サブ弁体とメーン弁体との間に設けられて、前記弁収納室を、サブ弁体を収納する第1の室とメーン弁体を収納する第2の室に分離する筒状の隔壁部材であって、前記第2の面に向う端部が開放されて前記第1及び第2の室を連通するようになされている筒状の隔壁部材を有し、
前記サブ弁体は、該筒状の隔壁部材内面に密封摺動係合されたサブ弁体本体と、該サブ弁体本体の前記第2の面に向う端面から同第2の面の方向に突出して前記メーン弁体の連通孔に対して密封摺動係合される開閉用伸張部を備え、該開閉部用伸張部における前記流体通路に露呈される面が前記第3の面を形成するようにすることができる。
好ましくは、開閉用伸張部における第3の面が、サブ弁体本体の前記端面よりもサブ弁体の変位方向において小さな受圧面を有するようにされる。
すなわち、このようにすることにより、クローズ位置からオープン位置に変位されたときに、流体通路の流体からの受圧面が瞬間的に増大し、従って、当該サブ弁体がオープン位置に変位した後に、流体通路内の流体圧力が変動しても、該サブ弁体を安定してオープン位置とすることができる。
また、前記本体に固定され、前記筒状の隔壁部材の軸線方向に延びるガイド軸であって、その長さ方向で貫通し、一端が大気に連通されている貫通孔を有するガイド軸を設け、
前記サブ弁体本体は筒状として、その内周面でガイド軸に密封摺動係合するようにすることができる。
このようにした場合、ガイド軸の貫通孔の一端が大気に連通されているので、流体通路内の流体圧力の作用によりサブ弁体がガイド軸に沿って変位するときに特段の抵抗無く変位することができる。
更に、前記メーン弁体を前記開放位置に向けて付勢する第1のバネと、
前記サブ弁体を前記クローズ位置に向けて付勢する第2のバネと、
を設け、
該第2のバネが、前記流体通路内の流体圧力が前記サブ弁体をオープン位置にするための所定圧力をきめるようにすることができる。
以下、本発明に係る過充填防止弁の実施形態を、添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る過充填防止弁10が流体通路12を閉止していない状態を示し、図3は流体通路を閉止した状態を示し、図2は図1の状態から図3の状態に移行する状態を示している。
図示のように、本発明に係る過充填防止弁10は、流体通路12、及び、該流体通路に連通された弁収納室14を有する本体16と、弁収納室14内に設けられた弁アセンブリ18とを有する。
弁アセンブリ18は、流体通路12内に延びて該流体通路を開く開放位置(図1)と、流体通路内に伸張して該流体通路を閉じる閉止位置(図3)との間で変位可能とされたメーン弁体20を有する。該メーン弁体20は、閉止位置と開放位置との間の当該メーン弁体の変位方向(図においては垂直方向)において、流体通路12に露呈される第1の面22及び該第1の面と反対側で流体通路に露呈されない第2の面24と、第1の面から第2の面に延びる連通孔26とを有する。
具体的には、弁収納室14が、メーン弁体20の開放位置と閉止位置との間での変位方向(図における垂直方向)に延びるように形成されており、流体通路12に連接された小径部分14−1と、該小径部分に続く大径部分14−2とを有し、メーン弁体20は弁収納室14の小径部分14−1に摺動係合される筒状部材20−1と、該筒状部材の上端において大径とされて弁収納室14の大径部分14−2と摺動係合されるフランジ部分20−2とを有し、上記第1の面22が該筒状部材の下端に設けられた閉止壁20−3の下面により画定され、また、上記第2の面24が閉止壁20−3の上面及びフランジ部分20−2の上面により画定されているようになっている。図から分かるように、メーン弁体20の変位方向において、第2の面24は第1の面22よりも大きな流体圧力の受圧面積を有するようにされている。弁収納室14の大径部分14−2にはコイルバネ25がメーン弁体20を取り囲むように設定されており、該メーン弁体を図1の開放位置に付勢している。
また、弁アセンブリ18は、メーン弁体20の連通孔26を閉じるクローズ位置(図1)と、該クローズ位置から流体通路12から離れる方向で変位されて連通孔26を開放させるオープン位置(図3)との間で変位可能とされたサブ弁体30を有する。該サブ弁体30は、クローズ位置(図1)にあるときに、連通孔26を閉じ流体通路12内の流体から当該サブ弁体30をオープン位置(図2)へ向けて付勢する圧力を受ける第3の面32を有する。
具体的には、サブ弁体30は、筒状のサブ弁体本体30−1と、該サブ弁体本体30−1の下端端面から垂直下方に突出し、メーン弁体20の連通孔26内に摺動係合される開閉用伸張部30−2を備え、コイルバネ34によって下方に付勢されて開閉用伸張部30−2が連通孔26を閉じるクローズ位置とされるようになっており、このクローズ位置にあるときに、開閉用伸張部30−2における流体通路12に露呈される面が前記第3の面32を画定するようになっている。そして、該第3の面32が流体通路12の流体から所定圧力を受けたときに図3に示すオープン位置とされるようになっている。
サブ弁体30がオープン位置とされると、流体通路12の流体は、連通孔26を通してメーン弁体20の第2の面24側に流入し、流入した流体の圧力が第2の面24に作用して、第1の面22に係る流体圧力及びコイルバネ25に抗してメーン弁体20を図3に示す閉止位置に変位する。
図示の例では、弁収納室14の上端部分で固定され、該サブ弁体30とメーン弁体20との間を下方に伸張し、該弁収納室14を、サブ弁体を収納する第1の室14−3とメーン弁体を収納する第2の室14−4に分離する筒状の隔壁部材40が設けられている。該隔壁部材40は、その下端の閉止壁40−1に開口40−2が設けられており、第1及び第2の室14−3,14−4を連通するようにされており、サブ弁体30のサブ弁体本体30−1は、該筒状の隔壁部材40の内面に密封摺動係合され、サブ弁体30の開閉用伸張部30−2は、サブ弁体本体30−1の(隔壁部材40の閉止壁40−1に向う)端面から突出して該閉止壁40−1の開口40−2を通って前記メーン弁体20の連通孔26に対して密封摺動係合され、開閉用伸張部30−2における流体通路12に露呈される面が前記第3の面32を形成するようにされている。尚、図示の例では、メーン弁体20の閉止壁20−3は、下方に延びる周縁突起20−4が設けられ、該周縁突起20−4の内側の凹部にはネジ止めされた円盤状の連通孔形成部材20−5を備えており、該連通孔形成部材20−5の中心部に設けられた貫通孔が連通孔26の下半部分を画定するようになっている。すなわち、この連通孔26は、開閉用伸張部30−2を受け入れる大径部分と、該部分から下方に延びる小径部分とから構成されており、大径部分の周壁にはOリングが装着され、図1に示すように開閉用伸張部30−2がこのOリングに摺動係合している間は、当該連通孔26が閉止され、サブ弁体30が上方へ変位して図2に示す如く開閉用伸張部30−2の該Oリングとの密封係合状態が解除された時点で、当該連通孔26が開放され、それにより流体通路12から該連通孔を通って流れた流体が前述のようにメーン弁体20の第2の面24に作用するとともに、サブ弁体本体30−1の端面に作用して、当該サブ弁体30を図3の位置に上昇させるようになっている。周縁突起20−4は、メーン弁体20が図3に示す閉止位置とされたときには、流体通路12に周壁に取り付けられた環状密封シール16−1に密封係合され、当該流体通路12を閉止するようになっている。
さらに、図示の例では、弁収納室14の上方位置で本体16に取り付けられ、垂直下方に延びる筒状のガイド軸44と、該ガイド軸44の本体16に対する垂直方向での位置を調節するために本体16の上端中央にネジ係合された調節ネジ46とが設けられている。該ガイド軸44は垂直方向に貫通孔44−1が設けられており、その上端は調節ネジ46のネジ部分を介して大気に連通されている。該ガイド軸44の下端部分には、筒状とされたサブ弁体30のサブ弁体本体30−1が摺動可能に取り付けられている。また、参照番号48で示すのは脱圧手段であって、該脱圧手段は、隔壁部材40の上端周縁部分40−3と、本体16の該上端周縁部分40−3に隣接する部分との間の隙間に連通された脱圧孔48−1と、該脱圧孔48−1の開閉を行うボール弁体48−2と、通常は該ボール弁体48−2を脱圧孔48の上端開口に押し付けて該脱圧孔48を閉止するためのネジ48−3とを有している。過充填防止弁が図3の状態になった後、図1の状態に戻すときには、ネジ48−3を緩め、ボール弁体48−2の脱圧孔48−1の上端開口への押し付けを緩めることにより、メーン弁体20と隔壁部材40との間の流体圧力を開放する。
本発明に係る過充填防止弁が流体通路開放状態にあることを示す縦断面図である。 同過充填防止弁が流体通路開放位置になる瞬間の状態を示す縦断面図である。 同過充填防止弁が流体通路閉止状態にあることを示す縦断面図である。
符号の説明
10 過充填防止弁
12 流体通路
14 弁収容室
14−1 小径部分
14−2 大径部分
14−3 第1の室
14−4 第2の室
16 本体
18 弁アセンブリ
20 メーン弁体
20−1 筒状部材
20−2 フランジ部分
20−3 閉止壁
20−4 周縁突起
20−5 連通孔形成部材
22 第1の面
24 第2の面
25 コイルバネ
26 連通孔
30 サブ弁体
30−1 サブ弁体本体
30−2 開閉用伸張部
32 第3の面
34 コイルバネ
40 隔壁部材
40−1 閉止壁
40−2 開口
40−3 上端周縁部分
44 ガイド軸
44−1 貫通孔
46 調節ネジ
48 脱圧手段
48−1 脱圧孔
48−2 ボール弁体
48−3 ネジ

Claims (6)

  1. 流体通路、及び、該流体通路に連通された弁収納室を有する本体と、
    弁収納室内に設けられた弁アセンブリと
    を有し、
    弁アセンブリは、
    流体通路内に延びて該流体通路を閉じる閉止位置と、該流体通路から引き戻されて該流体通路を開く開放位置との間で変位可能とされたメーン弁体であって、閉止位置と開放位置との間の当該メーン弁体の変位方向において、流体通路に露呈される第1の面及び該第1の面と反対側で流体通路に露呈されない第2の面と、第1の面から第2の面に延びる連通孔とを有するメーン弁体と、
    メーン弁体の前記連通孔を閉じるクローズ位置と、該クローズ位置から前記流体通路から離れる方向で変位されて連通孔を開放するオープン位置との間で変位可能とされたサブ弁体であって、クローズ位置にあるときに、前記連通孔を閉じて前記流体通路内の流体から当該サブ弁体をオープン位置へ向けて付勢する圧力を受ける第3の面とを有するサブ弁体と、
    を有し、
    サブ弁体は、第3の面が前記流体通路内の流体から所定圧力の作用を受けると前記クローズ位置から前記オープン位置に変位されるようになされており、
    メーン弁体の第2の面は、サブ弁体がオープン位置にされたときに、連通孔を通して第2の面側に流入する流体の圧力を受けるようになされており、当該メーン弁体の閉止位置と開放位置との間の変位方向において、該第2の面が第1の面よりも大きな流体圧力の受圧面積を有しており、それにより、サブ弁体がオープン位置にされたときに、メーン弁体が閉止位置に変位されるようにしたことを
    特徴とする過充填防止弁
  2. 前記弁収納室が、
    メーン弁体の開放位置と閉止位置との間での変位方向に延び、
    流体通路に連接された小径部分と、
    該小径部分に続く大径部分と
    を有し、
    前記メーン弁体が小径部分に摺動係合された筒状部材とされ、該筒状部材には弁収納室の大径部分と摺動係合されるフランジ部分と、該筒状部材の一端を閉じ、前記流体通路に露呈される閉止壁とを有し、
    該閉止壁の前記流体通路に露呈される面が前記第1の面を画定し、同閉止壁の前記流体通路に露呈されない側の面及び上記フランジ部分において前記流体通路から離れる方向に向かう面が前記第2の面を画定するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の過充填防止弁。
  3. 前記サブ弁体が、該メーン弁体内に設けられ、
    当該過充填防止弁が、該サブ弁体とメーン弁体との間に設けられて、前記弁収納室を、サブ弁体を収納する第1の室とメーン弁体を収納する第2の室に分離する筒状の隔壁部材であって、前記第2の面に向う端部が開放されて前記第1及び第2の室を連通するようになされている筒状の隔壁部材を有し、
    前記サブ弁体は、該筒状の隔壁部材内面に密封摺動係合されたサブ弁体本体と、該サブ弁体本体の前記第2の面に向う端面から同第2の面の方向に突出して前記メーン弁体の連通孔に対して密封摺動係合される開閉用伸張部を備え、該開閉部用伸張部における前記流体通路に露呈される面が前記第3の面を形成するようにされている
    ことを特徴とする請求項2に記載の過充填防止弁。
  4. 開閉用伸張部における第3の面が、サブ弁体本体の前記端面よりもサブ弁体の変位方向において小さな受圧面を有するようにされていることを特徴とする請求項3に記載の過充填防止弁。
  5. 前記本体に固定され、前記筒状の隔壁部材の軸線方向に延びるガイド軸であって、その長さ方向で貫通し、一端が大気に連通されている貫通孔を有するガイド軸を有し、
    前記サブ弁体本体は筒状とされて、その内周面でガイド軸に密封摺動係合するようになされている
    ことを特徴とする請求項4に記載の過充填防止弁。
  6. 前記メーン弁体を前記開放位置に向けて付勢する第1のバネと、
    前記サブ弁体を前記クローズ位置に向けて付勢する第2のバネと、
    を有し、
    該第2のバネが、前記流体通路内の流体圧力が前記サブ弁体をオープン位置にするための所定圧力をきめるようになされている
    ことを特徴とする請求項5に記載の過充填防止弁。


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