JP4216629B2 - 2面並置形自動パレット交換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テーブルが水平面内で移動可能な工作機械に隣接して設けられ、テーブルの移動方向に直交する水平方向のパレットの移動によりテーブルとの間でパレットを授受する2面並置形自動パレット交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動パレット交換装置は、作業者がパレットにワークを取り付ける作業位置を一定化して作業効率を向上させるために、交換装置上のパレットを移動させることが以前より様々に考えられてきた。
例えば、特許文献1に記載の2面並置形自動パレット交換装置は、工作機械のテーブルの移動方向に沿ってパレットを2組設け、パレット載置部自体がテーブルの移動方向へパレット1個分の長さで移動して、それぞれのパレットをテーブルの移動方向に直交する水平方向に移動できるパレット載置部を備えるだけであった。そのため、一方のパレット載置部から他方のパレット載置部にパレットを移動するパレット移動手段を有しないので、パレット交換装置の上面面積がパレット3個分を必要とする2面並置形自動パレット交換装置であった。
また、特許文献2に記載の2面並置形自動パレット交換装置は、工作機械のテーブルの移動方向に沿ってパレットを2組を交互に載置し、それぞれのパレットをテーブルの移動方向に直交する水平方向に移動できるパレット載置部を備えている。そして、そのパレット載置部が、一方のパレット載置部から他方のパレット載置部にパレットを移動するパレット移動手段を兼用して後方へ移動していくため、パレット交換装置の上面面積がパレットのほぼ4個分を必要とする2面並置形自動パレット交換装置であった。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−215969号公報
【特許文献2】
特開平10−249667号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のパレット交換装置では、上面面積がパレット3個分又は4個分を必要として装置全体が大型化してしまう。また、特許文献1に記載のパレット交換装置は、パレット2個のうち手前側より工作機械の本体側にあるパレットは、パレット交換装置の3個あるパレット載置部の手前側には移動できないので、ワークの取り替え作業は手前側ではなく、パレット交換装置の奥側又は後ろ側へ工具などを持った作業員が回ってから作業をしなければならず作業効率が悪かった。また、特許文献2に記載のパレット交換装置は、パレット載置部が工作機械から搬出されたパレットを受ける役割と、それと直交する、手前側及び奥側を移動する役割とを兼用するために、平面方向へ移動路を拡張しなければならなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記課題を鑑み、パレット交換装置の上面面積がパレット2個分の小型化したパレット交換装置を提供するとともに、ワークの取り替え作業位置がパレットの手前側だけとなり、作業効率がよいパレット交換装置を提供することを目的とする。
つまり、請求項1に係る本発明の構成は、テーブルが水平面内で移動可能な工作機械に隣接して設けられ、テーブルの移動方向に直交する水平方向のパレットの移動によりテーブルとの間でパレットを授受する、上面面積がパレット2個分の自動パレット交換装置にあって、
工作機械のテーブルの移動方向に沿ってパレットを2組載置し、それぞれのパレットをテーブルの移動方向に直交する水平方向に移動できるパレット載置部と、一方のパレット載置部から他方のパレット載置部にパレットを移動するパレット移動手段と、を備え、パレット移動手段は、パレット載置部からパレットを持ち上げて平行移動させる、或いは、パレットを保持してパレット載置部間を移動する移動体を有し、その移動体に対してパレット載置部を下降させ、パレット載置部から相対的に突出した移動体によってパレットを平行移動させる、ことを特徴とする2面並置形自動パレット交換装置である。
これにより、従来は奥側に位置していたパレットが、工作機械の正面側に近いパレット交換装置の手前側に移動しているので、ワークの取り替え作業を簡単に行うことが出来て、作業員の移動距離が少なく操作性が著しく向上する。
ここで、工作機械とは、マシニングセンタ、特に立形のマシニングセンタであって、テーブルが水平面内で少なくとも1方向に往復動可能な又は移動可能なものをいう。また、テーブル又はワークの平面形状が、テーブルが水平面内で往復動可能な、少なくとも1方向に直交する方向へ、長手方向のある矩形の場合に限定するものではなく、テーブル又はワークの平面形状が正方形状又はほぼ正方形状であってもよいし、テーブルの往復動する方向へ、長手方向のある矩形であってもよい。
【0006】
パレット移動手段は、パレット載置部のパレットを把持し、持ち上げてテーブルの移動方向へ移動し、他のパレット載置部に位置決め部材の援助を受けながら据え置くロボットハンド構造のものであってもよい。
他のパレット移動手段として、請求項2に係る本発明の構成のパレット移動手段は、2組のパレット載置部に隣接して設けられる移動体と、パレットを保持した移動体をテーブル移動方向へ案内する案内手段と、移動体をテーブル移動方向に駆動する駆動手段と、案内手段及び駆動手段とを上下動させる上下動手段と、を有し、
上下動手段により案内手段を上昇させて前記一方のパレット載置部に載置されたパレットを移動体に載せ、パレット載置部の上端より高く案内手段を持ち上げ、駆動手段により移動体をテーブルの移動方向へ移動させて他方のパレット載置部上に位置決めし、上下動手段により案内手段を下降させて移動体に載置されていたパレットを他方のパレット載置部に載置することを特徴とする請求項1記載の2面並置形自動パレット交換装置である。
これにより、工作機械とパレットを授受する方向と、テーブルの移動方向へ大きく移動する案内手段とを立体的に交差させているので、パレット載置部の上面面積をパレット2個分に小型化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係るパレット交換装置を実施した形態について図面に基づき説明する。
図1、図2及び図3は、本発明に係るパレット交換装置を示す概略図であり、加工を終えてワークを交換する手順を示している。
工作機械11は、二点鎖線で示す主軸頭部分12と、パレットPa,Pbを水平面内で主軸頭部分12に直交する方向Aへ移動可能なテーブルを囲む保護カバー13を備えている。パレット交換装置21は、工作機械11に隣接して設けられ、テーブルの移動方向Aに直交する水平方向のパレットPa,Pbの移動によりテーブルとの間でパレットPa,Pbを授受することができ、工作機械11の保護カバー13とパレット交換装置21の保護カバー23との間には開閉できる扉部22を備えている。
パレット交換装置21は、工作機械11のテーブルの移動方向Aに沿ってパレットを図1(3)又は(4)のように同時に2組載せられるパレット載置部24が設けられている。また、パレット載置部24は、それぞれのパレットPa,Pbを、図1(3)及び図2(5)のように、テーブルの移動方向Aに直交する水平方向Bに移動でき、そのために開閉扉22は、パレット2個分の幅に形成され、テーブルは手前側と奥側とで前後方向へ往復動をする。更に、パレット載置部24には、一方のパレット載置部から他方のパレット載置部にパレットを移動方向C,C2へ移動させることができるパレット移動手段を設けている。この時、パレットの移動距離は最短であるために、移動方向C,C2への移動時間は短くすることができる。
【0008】
以上のように構成されたパレット交換装置でのパレットを交換する手順を説明する。
図1及び図2では、加工が終了したワークを載置したパレットPbと、加工前のパレットPaとの交換手順(1)〜(8)を示す。
同(1)では、工作機械11のテーブルに載せられたパレットPbはワークへの加工が完了して二点鎖線で示す加工位置Kからテーブルごと奥側に移動される。パレット交換装置21では、開閉扉22が上方向Uへ移動して開放され、パレット交換装置21の上面の手前側に位置したパレットPaには既に加工前のワークが載置されている。
同(2)では、パレットPbがテーブルとの固定が解除される。
同(3)では、パレットPbがテーブルの移動方向に直交する水平方向Bへ移動され、パレット交換装置21の奥側のパレット載置部24へ移動されて搬出されるとともに、同(4)では、空になったテーブルの加工位置Kが手前側に戻される。
図2(5)では、戻されたテーブルの加工位置Kへ、パレット交換装置21のパレットPaが移動されて搬入される。
同(6)では、搬入されたパレットPaがテーブルに固定され、開閉扉22が降下して閉じられる。
同(7)では、工作機械11のパレットPaに載置されたワークに対して加工作業が始まる。パレット交換装置21のパレットPbはパレット移動手段によりテーブルの移動方向と平行な方向へ手前側まで移動し、手前側から作業員が加工終了したワークを外し、新たに加工前のワークが載せられる。
同(8)では加工前ワークを載せたパレットPbが奥側へパレット移動手段により移動されて(7)の状態まで戻され、待機状態となる。
【0009】
図3では、図1及び図2の逆となり、加工が終了したワークを載置したパレットPaと、加工前のパレットPbとの交換手順を示す。
同(1)では、工作機械11のテーブルに載せられたパレットPaはワークへの加工が完了して二点鎖線で示す加工位置Kからテーブルごと手前側に移動される。パレット交換装置21では、開閉扉22が上方向Uへ移動して開放され、パレット交換装置21の上面の奥側に位置したパレットPbには既に加工前のワークが載置されている。
同(2)では、パレットPaがテーブルとの固定が解除される。
同(3)では、パレットPaがテーブルの移動方向に直交する水平方向へ移動され、パレット交換装置21の手前側のパレット載置部へ移動されて搬出されるとともに、同(4)では、空になったテーブルの加工位置Kが、次のパレットPbのために奥側に戻される。
同(5)では、戻されたテーブルの加工位置Kへ、パレット交換装置21のパレットPbが移動されて搬入される。
同(6)では、搬入されたパレットPbがテーブルに固定され、開閉扉22が降下して閉じられる。そして、工作機械11のパレットPbに載置されたワークに対して加工作業が始まる。パレット交換装置21のパレットPaは、手前側から作業員が加工終了したワークを外し、新たに加工前のワークが載せられ、待機状態となる。
なお、これらの工作機械11及びパレット交換装置21を連動して動かす制御部分は従来の制御手段と同じであり、パレット搬入出の前に、必要であればテーブルを前後方向へ往復動させる工程を追加している。
【0010】
次に、パレット交換装置の詳細を説明する。図4は、工作機械の手前側からパレット交換装置を見た正面図である。
工作機械11のテーブル15は、パレット交換装置21から搬入されたパレットPaを固定するクランプ機構を内蔵し、パレット位置決めロケータ及び位置決めピンによりパレットPaを高精度に且つ強力に固定できる。そして、クランプ機構を有するテーブルを主軸頭に移動させ、ワークへの加工処理が行われる。
また、パレット交換装置21までの空間上に延設するガイド装置16を備え、パレットの中央底面を摺動するローラー部16aが取り付けられている。なお、図示しないパレット移動駆動手段をテーブル15の側面に備え、テーブル15とパレット交換装置21との間においてパレットの移動を行っている。なお、このパレット移動駆動手段は、テーブル15とパレット交換装置21とのどちら側に備えることは可能であり、また、2つのパレット載置部について、兼用させても良いし、それぞれにパレット載置部に作動できるように2組を取り付けて同時にパレットの移動を行うことも可能である。
パレット交換装置21のパレット載置部24は、パレット交換装置21の機台25に立設された平板の上端を利用しており、上端にはローラー部24aが回動可能に取り付けられ、パレットの底面端縁が摺動していく。これにより、パレット交換装置21は、それぞれのパレットPa,Pbをテーブルの移動方向Aに直交する水平方向Bに往復動して交換することができる。
【0011】
次に、パレットを、工作機械11のテーブルの移動方向に沿って手前側と奥側とで移動させるパレット移動手段を説明する。
パレット移動手段の各部材は、パレットPa,Pbを載せたパレット載置部24に隣接して設けられ、上下移動のために作動しても干渉しないような上下及び水平位置に、または据え付け平面から見て重複しない位置に設けられているので、仮に重複した位置から干渉しないように移動させる機構を余分に備えていないので構造が簡単になっている。
31はパレットPa,Pbを保持する移動体であり、工作機械にパレットを収納する場合はパレットの下方であり非接触な位置にある。
32は、移動体31をテーブル移動方向へ案内する案内手段であり、移動体の端縁のうちテーブル移動方向と平行な両縁に取り付けられている。
33は、移動体31をテーブル移動方向に駆動する駆動手段であり、一端が移動体31に連結されている。
34は、案内手段32及び駆動手段33とを上下動させる上下動手段であり、案内手段32及び駆動手段33とを固定する基枠35と、基枠35を垂直に上下動できるように案内する上下案内部材36と、基枠35及び機台25に連結して駆動シリンダ37を備えるトグルリンク機構38とを備える。
ここで、上下案内部材36は、機台25に立設された筒状体と、その内孔に挿入され基枠35の底面に取り付けられた摺動部とを備え、ほぼ水平方向に伸縮する駆動シリンダ37に関わらず基枠35を垂直に上下動できるように案内する。また、上下案内部材36は、基枠35の四隅の4カ所に設けられている。
【0012】
図5、6は図4の右側面図である。
テーブル移動方向の奥側に位置するパレットPbの下方に移動体31を備えている。上下動手段34のシリンダを図5に二点鎖線で示すように伸展することによりトグルリンク機構38も伸展し、上下案内部材36に沿って基枠35に固定された案内手段32は上昇する。なお、移動体31、案内手段32、駆動手段33及び基枠35を二点鎖線で図示することは省略している。移動体31の上端がパレットPbの底面に接触してパレットPbはパレット載置部24から移動体31に載り替わり、奥側のパレット載置部に載置されたパレットPbを載せた移動体31がパレット載置部24の上端より上方へ二点鎖線で示すように持ち上げられる。
次に、駆動手段33により移動体31を他方の手前側にあるパレット載置部24上に図6に二点鎖線で示すように移動して位置決めし、上下動手段34のシリンダが縮小することにより案内手段32を下降させて移動体31に載っていたパレットPbを二点鎖線で示す位置から実線で示す位置で手前側のパレット載置部24に載置する。そして、工作機械側のパレットPaの位置まで移動される。これにより、従来は奥側に位置していたパレットが、工作機械の正面側に近いパレット交換装置の手前側に移動しているので、ワークの取り替え作業を簡単に行うことが出来て、作業員の移動距離が少なく操作性が著しく向上する。
パレット載置部24は、パレットPa,Pbを載せる2組がテーブル移動方向に沿って手前側と奥側とに設けられ、1組のパレット載置部24は、パレットの底面に突設された脚部に合わせて対向した2枚の平板状受台で構成されている。1組のパレット載置部24の上端にはテーブル移動方向と直交する方向へパレットを移動させるためのローラー部が取り付けられ、対向する内側には脱輪を防止するためのスベリガイドレールが取り付けられている。
【0013】
図7は図4の平面図である。
移動体31は、パレット載置部24の上端より下側に配置され、上下動手段によりパレット載置部24の上端より上方まで移動されるので、パレット載置部24と干渉しないように挿通孔31a,31aが穿設されている。
案内手段32は、工作機械側に多数のローラ部32aが取り付けられ、移動体31の一端を滑走させる一方、工作機械の反対側にはリニアボールガイド32bを設け、移動体31の2カ所で連結してリニアボールガイド32bに沿って平行な移動が行われる。
駆動手段33のシリンダは、移動体31と基枠35とに連結され、基枠上で移動体31をテーブル移動方向に駆動することができる。
トグルリンク機構38は基枠35の四隅の4カ所に上端を取り付け、それぞれをリンク部材で連結しながら下端を機台25に固定して、2本の駆動シリンダ37により基枠35を上下動させることができる。
【0014】
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状及び構成を適宜に変更して具体化することも可能である。
例えば、図1〜図3において工作機械に搬入したパレットは、パレット交換装置の元の手前側又は奥側位置に搬出して、パレットに把持補助部材や回転割り出し部材が追加され、その配線や配管の取り回しに有利であるが、単純なパレットであればパレット交換装置の手前側位置>奥側位置>工作機械のテーブルの奥側位置>手前側位置という方向又は逆方向へパレットを巡回させることもよい。これにより、パレットの移動駆動機構が一方向のみに限定できるので、部品点数を減らし装置の小型化が出来、保守管理の手間を省くことができる。
また、上記実施形態ではパレット載置部を固定し、移動体等を上下動させてテーブルの移動方向へ直接に移動させているが、移動体等を固定し、移動体より突出したパレット載置部にパレットを載せた状態から、パレット載置部を下降させることで移動体に載せ替えができる上下動手段をパレット載置部に設けた構成であってもよい。これにより、上下動手段はパレット載置部の下方に取り付けるので、上下動手段をパレット交換装置の機台に内蔵させることも可能である。
【0015】
【発明の効果】
本発明のパレット交換装置によれば、従来は奥側に位置していたパレットが、工作機械の正面側に近いパレット交換装置の手前側に移動しているので、ワークの取り替え作業を簡単に行うことが出来て、作業員の移動距離が少なく操作性が著しく向上する。
また、パレット交換装置のワーク取り替え場所が1カ所であれば、そのワーク取り替え作業の自動化においても、ローダーロボットなどのアクセス位置を1カ所にでき、ワーク取り替え作業の自動化が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパレット交換装置を示す概略図である。
【図2】本発明に係るパレット交換装置を示す概略図である。
【図3】本発明に係るパレット交換装置を示す概略図である。
【図4】工作機械の手前側からパレット交換装置を見た正面図である。
【図5】図4の右側面図である。
【図6】図4の右側面図である。
【図7】図4の平面図である。
【符号の説明】
11・・工作機械、12・・主軸頭部分、13・・保護カバー、15・・テーブル、21・・パレット交換装置、22・・扉部、23・・保護カバー、24・・パレット載置部、25・・機台、31・・移動体、32・・案内手段、33・・駆動手段、34・・上下動手段、35・・基枠、36・・上下案内部材、37・・駆動シリンダ、38・・トグルリンク機構。
Claims (2)
- テーブルが水平面内で移動可能な工作機械に隣接して設けられ、テーブルの移動方向に直交する水平方向のパレットの移動によりテーブルとの間でパレットを授受する、上面面積がパレット2個分の自動パレット交換装置にあって、
工作機械のテーブルの移動方向に沿ってパレットを2組載置し、それぞれのパレットをテーブルの移動方向に直交する水平方向に移動できるパレット載置部と、
一方のパレット載置部から他方のパレット載置部にパレットを移動するパレット移動手段と、を備え、
パレット移動手段は、パレット載置部からパレットを持ち上げて平行移動させる、或いは、パレットを保持してパレット載置部間を移動する移動体を有し、その移動体に対してパレット載置部を下降させ、パレット載置部から相対的に突出した移動体によってパレットを平行移動させる、ことを特徴とする2面並置形自動パレット交換装置。 - パレット移動手段は、2組のパレット載置部に隣接して設けられる移動体と、パレットを保持した移動体をテーブル移動方向へ案内する案内手段と、移動体をテーブル移動方向に駆動する駆動手段と、案内手段及び駆動手段とを上下動させる上下動手段と、を有し、
上下動手段により案内手段を上昇させて前記一方のパレット載置部に載置されたパレットを移動体に載せて持ち上げ、駆動手段により移動体を他方のパレット載置部上に位置決めし、上下動手段により案内手段を下降させて移動体に載置されていたパレットを他方のパレット載置部に載置することを特徴とする請求項1記載の2面並置形自動パレット交換装置。
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2003
- 2003-03-27 JP JP2003088909A patent/JP4216629B2/ja not_active Expired - Lifetime
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