JP4216472B2 - 音調節装置のための使い捨て可能なスリーブ組立体およびそのための容器 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明の一態様は、人間の耳管の内面と音調節装置(すなわち、音を完全に、部分的に、または選択的に遮蔽、伝達または増幅する装置、例えば、耳栓、聴診器、および、耳の後側に装着されるタイプの補聴器またはCIC(耳管内完全挿入)補聴器)との接触をもたらすための使い捨てスリーブ組立体に関する。本発明の別の態様は、耳管に挿入された音伝達管の端部に配置されるガードに関する。これらのガードは、耳垢がこれらの管に入ることを防止する。さらに別の態様において、本発明は、未使用のまたは使用後のスリーブ組立体および耳垢ガードを保持するための容器に関する。
【0002】
発明の背景
米国特許第4,880,076号および5,002,151号は、共に補聴器を開示している。これらの補聴器は、補聴器に補足される使い捨てのフォーム(発泡材)スリーブ組立体を受け入れるように様々に改良されている。フォームスリーブ組立体は、補聴器の末端部上およびその周囲に取り付けられて該末端部がユーザの耳管と嵌合するように適合されている。これらの組合せの全ては、技術的には適切であるが、技術的に複雑でかつ比較的コスト高であることにより、商業的には好ましくないことが分っている。米国特許第5,682,020号は、補聴器をユーザの耳管にシールする別の方法を記載している。これは、フォーム層を、補聴器の、別の方法で耳管と接触する外周に取り外し可能に接着することにより行われる。この技術は非常に効果的であるが、フォームを適切な位置に接着させるプロセスは、ある程度の手の器用さを必要とし、このような器用さが、補聴器を装着する人間にないこともある。さらに別の先行技術は、フォームリングを補聴器に永久的に接着し、それによりユーザがそのフォームリングを取り外したり取り替えたりすることを防止することを含む。接着剤がなくなると、このようなリングは滑って外れ、補聴器を耳から取り外したときに耳管内に残ってしまい易くなる。
【0003】
耳管内に挿入される音伝達管の端部のための、耳垢が該管内に入ることを防止するガードが市販されている。知られているこのタイプの耳垢ガードは、音伝達管の端部にてノブ状の端部と着脱可能に係合する硬質のポリマー材料の成型品であり、耳垢の侵入を防止する機能をもたらすように寸法を有しかつ方向付けられたガード内通路を有する。
【0004】
発明の概要
本発明は、音調節装置の末端部への取り付けおよび該末端部からの取り外しが、子供、または、年齢もしくは病気により衰弱した人々が用いるのにも容易な、簡単で廉価なスリーブ組立体を提供する。このスリーブ組立体は、ユーザの耳管との周接触をもたらして、耳管に伝達される音を望ましいレベルに調節し、音調節装置に含まれる音伝達管の端部に耳垢ガードを設けるように、または、これらの機能の両方をもたらすように適合されることができる。
【0005】
本発明に従うスリーブ組立体は、軟質材料(例えば、スリーブ組立体がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、音を弱め緩やかに回復する閉鎖セルフォーム、開放セルフォーム、網状開放セルフォーム、または、フォーム状でないポリマー材料)の第1層を含み、この層は、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管に部分的もしくは完全に接触または適合し、あるいは、耳管とほとんどまたは全く接触しないように適合されることができる外周を有する。通し穴を有する、弾性的に可撓性の硬質の取付部材(例えば均一の厚さのディスク、またはほぼC字状の部材)が、第1層の一面に固定されている。第1層は、音調節装置のノブ状部が第1層および前記取付部材の内部を通過することを可能にするように、第1面と第2面の間に、取付部材の開口部と位置合わせされた穴を有することができ、または、前記取付部材の開口部と隣接して容易に貫通可能であることができる。あるいは、ノブ状部は、取付部材の、前記第1層と反対の側から取付部材の開口部内を通過することができる。次いで、ノブ状部と、取付部材の開口部周囲の領域とが協働して、スリーブ組立体を音調節装置の端部上に、互いに噛み合わせて保持する。かかる噛み合い保持は、取付部材の開口部がノブ状部よりも、取付部材の穴の周囲の領域がノブ状部の通過中に撓むように、かつノブ状部の後ろの音調節装置と着脱可能に係合してスリーブ組立体を音調節装置上に保持するように小さい場合に生じる。後に、スリーブ組立体は音調節装置から、取付部材をノブ状部を超えて引き戻すための十分な力を取付部材に加えることにより取り外されることができる。
【0006】
音調節装置の末端部が、ノブ状部が取付部材の、前記第1層と反対の側にあるようにスリーブ組立体と係合する音伝達管である場合には、スリーブ組立体は、さらに、音を伝達する材料(例えば網状開放セルフォーム)からつくられた薄い層を含み、該層は、取付部材の、第1フォーム層と反対の側を覆い、耳管からのごみまたは耳垢が、音伝達管を通る音伝達通路へ入ることを防止することを補助する。かかる音伝達管が、スリーブ組立体と、ノブ状部が取付部材の前記第1層に隣接した側にあるように係合する場合には、前記第1層の材料は、耳管からのごみまたは耳垢が音伝達通路に入ることを防止することを補助するようにかかる音伝達材料からつくられることができる。
【0007】
人間の耳管の、スリーブ組立体が配置されることが意図される場所は、幅約6.5mm×高さ10〜13mmの寸法の、不規則なほぼ長円形の断面を有する。したがってスリーブ組立体は必然的に非常に小さく、音調節装置への取り付けまたは音調節装置からの取り外しを困難とする人々もいるであろう。この問題は、複数のスリーブ組立体のための容器により単純化される。各スリーブ組立体は、容器内に、第1材料層および取付部材を有して、かつ、容器の底壁内の、取付部材の外径よりも幾分小さい直径を有する通路の上に配置される。容器内のスリーブ組立体を音調節装置に取り付けるためには、音調節装置の末端部にあるノブ状部に、下向きの力が、ノブ状部が取付部材の開口部を通過するために取付部材を十分に屈曲および変形させるように加えられて、ノブ状部がスリーブ組立体の1つに通し入れられ、かつ、スリーブ組立体の取付部材が、底壁の通路周辺部分により支持される。次いで、取付部材は、ノブ状部が通路に入り込むときにノブ状部に隣接して音調節装置と着脱可能に係合する。もし音調節装置とスリーブ組立体との望ましい係合が達成されていれば、スリーブ組立体は、容器から引き上げられたときに音調節装置上に残ることになる。音調節装置を耳から取り外したときにスリーブ組立体が外れて耳管内に残ってしまうという問題を回避するために、スリーブ組立体を確実に音調節装置に装着させることが重要である。したがって、望ましい係合が達成されていない場合には音調節装置を用いてスリーブ組立体を取り出すことを抑制し、スリーブを音調節装置から滑り外して容器内に残すための手段が設けられる。この手段は、例えば、スリーブ組立体と容器との摩擦係合もしくは外れやすい係合により、または、容器のスリーブ組立体上に通常は突出しておりスリーブ組立体の取り出しのためには撓められなければならない指状部を有する上側プレートにより設けられることができる。
【0008】
容器は、さらに、容器の壁のほぼ鍵穴形のスロットを通じて侵入される、使用後のスリーブ組立体のためのコンパートメントを含むことができる。スロットは、第1の部分および第2の部分を含み、音調節装置に取り付けられたスリーブ組立体を、第1部分を通して容易にコンパートメント内に入れることができる。次いで、第2部分内で音調節装置を、音調節装置をスロットの第2部分から引き出すための力が加えられたときにコンパートメントの壁部がスリーブ組立体と係合し、取付部材を撓ませかつ音調節装置のノブ状部上を移動させてスリーブ組立体をコンパートメント内に配置するように横方向に移動させることができる。
【0009】
本発明を、添付の図面を参照しつつさらに説明する。図面において、複数の図における類似の参照番号は類似の部分を示す。
実施形態の詳細な説明
図面の図1,2および4を参照すると、本発明に従うスリーブ組立体の第1の実施形態が、概して参照番号10で示されている。スリーブ組立体10は、弾性フォームの第1の層を含み、層11は、対向する第1の面16および第2の面17と、これらの面の間の円柱状外周18と、これらの面16と17との間に延在する軸方向の穴12とを有する。第1層11の第2面17に、通し穴または開口部14を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク13が取付けられて(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)いる。開口部14は穴12と軸方向に位置合わせされており、穴12と同一の寸法かまたはそれよりも僅かに小さい。音伝達材料またはスクリム(例えば網状の開放セルフォーム)の薄い層15が、ディスク13の、第1層11と反対の側を覆い、層15の外周部は第1層11の第2面17に貼り付けられている。層15は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体10が取り付けられ得る補聴器または他の音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助する。
【0010】
図3は、音伝達管30の形態を有する音調節装置の一部を示す。音伝達管30の、耳に挿入可能な端部に、図1および2のスリーブを、図4に示すように装填することができる。細長い音伝達管30は、軸方向の全体に延在する音伝達通路32を有し、かつ管30の一端にノブ状部33を有する。ノブ状部33の一部は、ノブ状部33の基部側端部の環状の周溝34により画成されている。使用の際には、ノブ状部33を、第1層11の軸方向穴12に、層11の第1面16から挿入し、ディスク13の開口部14周囲の一部と接触するまで移動させる。次いで、軸方向の力を、ディスク13の開口部14周囲の部分が僅かに押し曲げられてノブ状部33に開口部14を通過させるように加える。次いで、ディスク13の前記周囲部分が跳ね戻り、それにより、該周囲部は溝34内に着座しまたは保持されて、スリーブ組立体10を音伝達管30に確実に係合するスナップ嵌めをもたらす。図示されているように、音伝達管30に、半径方向外側に突出した環状のショルダ35を設けて、スリーブ組立体10が固定位置に維持され、かつ第1層11が、その取り付け後にディスク13とショルダ35との間で僅かに圧縮されることを保証することができる。図4に示したように、この圧縮により第1層11の外周18が膨らみ、それによりディスク13とユーザの耳管との接触が防止される。音伝達管30は、また、音伝達管30のノブ状部33と反対側の端部に、嵌合突起またはホース突起37を終端とするネック36を含んで、音伝達管30が、音調節装置、例えば耳または耳の後ろに装着された補聴器に連結されたビニール管の端部内に挿入されかつ維持されることを可能にする。あるいは、音調節装置、例えばCIC(耳管内完全挿入型)補聴器のケースに固定された音伝達管の末端部が、スリーブ組立体10と着脱可能に係合する、図3に示した音伝達管30の一部を組込むことができる。
【0011】
第1のフォーム層11を、スリーブ組立体10がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて多くの異なるタイプのフォームからつくられることができる。例えば、補聴器上で用いるときには、第1フォーム層11は、音を弱め緩やかに回復するフォームからつくられ得る。このフォーム層は、ユーザが第1フォーム層11を耳管内に配置する前に指で圧縮することを必要とし、挿入された後、層11の外周が耳管の内面に適合するように形状を十分に回復する。すると、緩やかに回復するフォームのこの第1層11は、音が耳管に入ることを、スリーブ組立体10が装填された音伝達管を通じての音とは別に実質的に防止する。スリーブ組立体が装填された音管とスリーブ組立体との両方を通じて音を耳に入れることが望ましいとき(例えば、音管が、低パワーの補聴器または電話ヘッドセット、例えばテレマーケッターが用いるような、音を人間の耳管に、周囲の環境から孤立させずに直接伝達するタイプのものに連結されているとき)、第1フォーム層11を、音をより伝達しやすいフォーム、例えば開放セルフォームまたは網状の開放セルフォームにすることができ、これらは所望の音響透過量に応じて選択される。一般に、かかる開放セルフォームは、第1層11が耳管内に押し入れられると外周18が耳管の内面に対応するように十分に圧縮可能である。非限定的な例として、第1層11は、0.37インチ〜0.63インチすなわち1〜1.6cmの直径、0.2〜0,6インチすなわち0.5〜1.5cmの、面16と17の間の軸方向長さ、約0.08インチすなわち約0.2cmの穴12の直径を有することができる。弾性的に変形可能なディスク13は、ポリマー材料、例えば0.01〜0.02インチすなわち0.02〜0.05cmの厚さのポリウレタン、PETまたはポリエチレンからつくることができる。ディスク13は、0.19〜0.26インチすなわち0.48〜0.66cmの外径、約0.1インチすなわち0.25cmの開口部14の直径を有することができる。開口部14の直径は、約0.005インチすなわち0.013cmの隙間嵌めから、0.020インチすなわちつ0.051cmの締り嵌めまでを、ディスク13と、音伝達管30の溝34、またはディスク13が係合するように適合された音調節装置の他の部分との間にもたらすことができる。この嵌め合いは、スリーブ組立体10と音調節装置との間に要求される係合の程度をもたらすように選択される。かかる締り嵌めは、ディスク部13が音伝達管30の周囲に係合した後にディスクの一部をわずかに円錐台状に維持することになり、これが、ディスクと管との堅固な係合を保証する。
【0012】
音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料の層15として、また、他の実施形態に関して以下に記載される、音を伝達し耳垢の侵入を防止する開放セル網状フォームの他の層として用いるのに現在好ましい開放セル網状フォームは、厚さが約0.05インチすなわち約0.13cmであり、線1インチにつき約100個の穴すなわち線1センチにつき約40個の穴を有し、かつ空隙容積が約97%であるポリエステルウレタンフォームである。これより幾分大きい厚みが適した人やユーザもいるであろう。このフォームは、また、親油性であり、これは耳垢ガードとして用いるのに有利であると見なされる。これらの基準を満たすフォームは、フォーメックス社(Foamex)社から商品名「SIFフィルターフォーム」のもとで入手される。
【0013】
図5および6は、複数のスリーブ組立体10を収容することができるトレイ状の容器50を示す。容器50の主要部51は、(例えば0.025インチすなわち0.064cmの厚みのビニルシートから)真空形成されることができ、容器50の4側面に垂直な側壁48を形成し、側壁48の内側に、横断壁55により分割された2つの凹んだ部分を有する。この2つの部分は、未使用のスリーブ組立体10を受けるように適合された第1のコンパートメント53と、使用済のスリーブ組立体10を受けるように適合された第2のコンパートメント54とを画成している。側壁48の頂部に隣接した周縁52と横断壁55とに、複数の穴57を有する平坦な上側プレート56(例えば0.024SBBブリスタボード)が、取り付けられている。穴57は、部分的に、上側プレート56の、半径方向内側に延在する指状部56aにより画成されている。指状部56aの末端部は穴57の中央部を画成しており、該中央部は、スリーブ組立体10の最大外径よりも僅かに小さい直径を有する。容器50の主要部51は、コンパートメント53の床49をもたらす部分を含み、床49は、穴57のすぐ下にある通路または凹部59を形成している下向きの突出部を含む。凹部59の直径は、ディスク13の直径よりも幾分小さく、音伝達管30のノブ状部33の直径よりも幾分大きい。スリーブ組立体10をコンパートメント53から引き出すために、ユーザは音伝達管30のノブ状部33(または別の音調節装置の類似の形状の末端部)を上側プレート56内の穴57の1つに通し、次いで穴57の下にあるスリーブ組立体の軸方向穴12に挿入する。するとノブ状部33は、床49の、スリーブ組立体10の下の凹部59周辺の部分により支持されたディスク13の開口部14内を押し通され、凹部59内に移動する。ディスク13の開口部周辺の部分は、ノブ状部33が該部分を通過するときに弾性的に変形し、次いで収縮し、そして音伝達管30の溝34内に着座しまたは維持される。音伝達管30をプレート56内の穴57から取り外すと、この時点で音伝達管30に取り付けられているスリーブ組立体10もまた取り外される。有効な取付は、ディスク13を溝34内に配置したことにより生じた保持力が、指状部56aを撓ませることにより生じる抑制力よりも大きく、それにより穴57を、スリーブ組立体10の最大外径を画定する第1層11が通過するのに十分なように伸張させるときに行われる。もし、何らかの理由により、ディスク13と音伝達管30とが十分に係合していなければ、音伝達管30が容器50から引き出されるときに、指状部56aの末端部がスリーブ組立体10を音伝達管30から引き外してしまうであろう。このことは、スリーブ組立体10の第1層11の直径が、指状部56aの末端部により画成された穴57の中央部の直径を超えており、かつ、スリーブ組立体10の第1層11が穴57を通過することを可能にするように指状部56aを十分に撓ませるための十分な力を音伝達管30が加えることができないためにスリーブ組立体10が拘束されるという理由でにより生じる。
【0014】
スリーブ組立体10を受けるように適合された第2コンパートメント54が、図6および8において最良に見られる。容器50は底部プレート58(例えば、上側プレートと同様に0.024SBBブリスタボード)を含み、底部プレート58は、側壁48の底縁を取り囲むフランジ61と、主要部51の、コンパートメント54の底60を形成している部分とに取り付けられている。底部プレート58とコンパートメント54の底60とは、ほぼ鍵穴形のスロット70を有して、使用後のスリーブ組立体10を、音伝達管30などの音調節装置から取り外し、かつそれらを自動的にコンパートメント54に保存するための手段をもたらしている。鍵穴スロット70は、主円形部71、矩形部72,および副円形部73を含む。主円形部71の直径はスリーブ組立体10の第1層11の直径よりも僅かに大きい。矩形部72の幅は第1層11の直径およびショルダ35の直径よりも小さく、ネック36の直径よりも大きい。副円形部73の直径はスリーブ組立体10の直径よりも著しく小さいが、ショルダ35の直径よりもわずかに大きい。スリーブ組立体10を、スリーブ組立体10が装填された音調節装置、例えば音伝達管30から取り外すためには、音伝達管30上のスリーブ組立体10を主円形部71に挿入する。そして、ネック36を矩形部72に沿って横方向に、小さい方の円形部73へスライドさせる。次いで音伝達管30を底部60および底部プレート58から引き抜き、それにより生じた力が、ディスク13の、開口部14周辺の部分を跳ね退け、スリーブ組立体10を音伝達管30から引き外してコンパートメント54内に配置させる。底部60の部分74および75がコンパートメント54内に突出しており、スリーブ組立体10の第1層11を、層11が副円形部73に向かってスライドされるときに僅かに圧縮し、かつ、その後スリーブ組立体10および他の使用後のスリーブ組立体10がコンパートメント54内でスロット70の主円形部71に向かって移動しないように、間隔をあけて配置されかつ角度付けられている。
【0015】
図9は、複数のスリーブ組立体10を図5〜8のトレイ状の容器50内に配置するための便利な手段を示す。矩形のフォームスラブ(発泡材板)67は、コンパートメント53に対応する形状であり、一連のディスク13がスラブ67の下面に貼り付けられており、個々のスリーブ組立体10を、周囲の「不用物」から物理的に取り外さずに画成するように打ち抜かれている。フォームスラブ67はコンパートメント53内に配置されて、フォームスラブ67が画定したスリーブ組立体を穴57と凹部59との間の適切な位置に保持しかつ位置づける。
【0016】
必要であれば、容器50に蓋を設け、または、容器50を収縮包装あるいは厚紙スリーブにパッケージングしてもよい。
以上の開示を読み、当業者は、本発明の精神から逸脱せずに本発明に多くの変更をまたは応用を行うことができるであろう。例えば、第1層11は、円柱状の外周ではなく、例えば人間の耳管の形状により近似した卵形または曲面の輪郭外周を有し得る。このような場合、ディスク13、穴14、ノブ状部33および溝34も同様に、音調節装置の自己配向をもたらすことを補助するための卵形または他の形状にされ得る。第1層11の外周が円錐台状であることが望ましい場合もあるであろう。第1層11の外周は、ほぼ軸方向に位置合わせされた溝ひだを画成して、低周波音が耳管から通って逃げることができる溝路をもたらす。あるいは、第1層11の第1面と第2面との間に孔(ボア)を設けることによりかかる溝路をもたらし得る。第1層11の他の変更は、ある周波数を増幅または低下させるように設計された補聴器、例えば、ライフルまたはショットガンの射撃の砲口爆風音を低減しながら、安全性および正確性を高めることができる音を増幅させるための補聴器、または、他の特別な補聴器、例えば、鳥や野生動物が発生する高周波数音を増幅させることができる補聴器に適し得るであろう。ディスク13の開口部14に音調節装置の末端部のノブ状部をさらに容易に貫通させるために、ディスク13に半径方向に延在するスリットを設けてもよい。ディスク13以外の取付部材、例えば、市販の外側スナップリングとほぼ同一の形状を有する一様な厚みのほぼC字状の取付部材を用いてもよい。かかる取付部材は不連続の外周を有し、弾性的に変形して部材の一部が押し拡がり、それにより、該部材の開口部を通るノブ状部33のための通路をもたらすことができる。これは、ディスク13を用いる場合の、ディスク13の開口部周囲の環状の部分を変形させてノブ状部33の通路を設けることとは異なる。硬質の弾性ポリマー材料の層を第1層の面に配置して取付部材を形成することも可能である。他の種々の相補型ロックシステムもまた、スリーブ組立体10を音調節装置に取り付けるために用いられる。例えば、音調節装置の末端にあるノブ状部の断面が矩形であり、ディスク13の開口部14がこれに対応する矩形であり、これにより、音調節装置の末端部を開口部14に挿入した後末端部を1/4回転させることにより、ノブ状部とディスクの開口部周囲の領域との有効な噛み合い(インターロック)手段がもたらされて、スリーブ組立体を音調節装置上に保持し得る。他の噛み合い手段または配置も容易に想定される。第1層の軸方向長さをより長くしたい場合には、2つ以上の第1フォーム層が音調節装置に取り付けられ得る。この場合、音調節装置の末端にある第1フォーム層のみに、ロック手段をもたらすためのディスクが設けられることになる。かかる構造については、図31を参照して後に説明する。
【0017】
図面の図10および11は、本発明に従うスリーブ組立体の第2実施形態のスリーブ組立体80を示す。スリーブ組立体80は、音調節装置に、例えば上記の音伝達管30の端部によりスリーブ組立体10の取り付けと同様にして取り付けられることができる。スリーブ組立体80は、発泡材(フォーム)の第1層81を含み、層81は、第1面86および第2面87と、これらの面の間の円柱状の外周88とを有し、また、これらの面86と87の間に延在する軸方向穴82を有する。第1層81のフォームは、スリーブ組立体80がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、音を弱め緩やかに回復するフォーム、閉鎖セルフォーム、開放セルフォーム、または網状開放セルフォームにすることができる。第1層81の第2面87に、通し穴または開口部または84を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク83が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク83は、先に記載したディスク13と類似または同一であってよい。開口部84は穴82と軸方向に位置合わせされており、穴82と同一の寸法かまたはそれよりも僅かに小さい。ディスク83の、第1層81と反対の側を、音伝達材料、例えば開放セル網状フォームの薄い層85が覆い、かつディスク83の、層81に隣接した側が、第1層81の第2面87に貼り付けられている(例えば接着剤により、または、ポリエチレンテープの層を層85と面87との間に用いてヒートシールすることにより貼り付けられる)。音伝達材料の層85は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体80が、図4を参照して先に図示および説明したように取り付けられ得る補聴器または他の音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助する。音伝達材料の層85の外周部は、第1層81の外周88を超えて延在し、それにより、層85は、スリーブ組立体80が耳管に挿入されたときに、第2面87から、第1層81の外周88に沿って延びて、第1フォーム層81の前縁を覆いかつ柔軟にし、その後、第1層81の外周88に沿って耳管の内面と係合して、スリーブ組立体80を耳管内に保持することを補助することができる。
【0018】
図面の図12および13は、本発明に従うスリーブ組立体の第3実施形態のスリーブ組立体90を示す。スリーブ組立体90は、音調節装置に、例えば上記の音伝達管30の端部によりスリーブ組立体10の取り付けと同様にして取り付けられることができる。スリーブ組立体90は、発泡材の第1層91を含み、層91は、第1面96および第2面97と、これらの面の間のアーチ状の外周98とを有し、また、これらの面96と97の間に延在する軸方向穴92とを有する。第1層91のフォームは、スリーブ組立体90がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、音を弱め緩やかに回復するフォーム、閉鎖セルフォーム、開放セルフォーム、または網状開放セルフォームにすることができる。第1層91の第2面97に、通し穴または開口部または94を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク93が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク93は、先に記載したディスク13と類似または同一であってよい。開口部94は穴92と軸方向に位置合わせされており、穴92と同一の寸法かまたはそれよりも僅かに小さい。音伝達材料(例えば開放セル網状フォーム)の薄い層95が、ディスク93の、第1層91の反対の側と、第1層91の両面96および97とその外周とを包み、層95は、第1層91の外周98の周囲でヒートシールまたは接着された2つの層として用いられることができる。音伝達材料の層95は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体90が、図4を参照して先に図示および説明したように取り付けられ得る補聴器または他の音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助する。音伝達材料の外層95の材料は、耳管の内面に対するスリーブ組立体90の望ましい感覚および/またはスリーブ組立体90の望ましい外観をもたらすように選択されることができる。また、音伝達材料の2つの層を第1層91およびディスク93の周囲で互いにヒートシールして層95を形成することにより、スリーブ組立体90の製造が容易になり得る。
【0019】
図面の図14および15は、本発明に従うスリーブ組立体の第4実施形態のスリーブ組立体100を示す。スリーブ組立体100は、音調節装置に、例えば上記の音伝達管30の端部によりスリーブ組立体10の取り付けと同様にして取り付けられ、または、図16を参照して以下に説明する耳に挿入可能な音調節装置の端部110に取り付けられることができる。スリーブ組立体100は、弾性的に軟質のポリマーまたは他の好適な材料(例えば0.018インチすなわち0.046cmの厚さの高密度ポリエチレン)の薄いディスク状の第1層101を含む。層101は、対向する第1面106および第2面107と、円柱状の外周108と、これらの面106と107の間に延在する軸方向穴102とを有する。第1層101のポリマー材料は、スリーブ組立体100がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、押出しまたは他の方法で形成されたポリマー材料、例えば先に記載したポリマー材料、閉鎖セルフォーム、開放セルフォーム、または網状開放セルフォームであることができる。第1層101の第2面107に、通し穴または開口部または104を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク103が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク103は、先に記載したディスク13と類似または同一であってよい。開口部104は穴102と軸方向に位置合わせされており、穴102とほぼ同一の寸法である。音伝達材料、例えば開放セル網状フォームの薄いディスク状の層105が、ディスク103の、第1層101と反対の側を覆い、かつ第1層101の第2面107の外側部分に沿っている。層105は、第1層101と同一の直径を有し、層105の外周は第1層101の外周108に(例えば熱接着、接着剤、またはヒートシールにより)貼り付けられている。層101および105の外周は、図示したような円形ではなく長円形でもよい。音伝達材料の層105は、耳管からのごみまたは耳垢が、補聴器または他の音調節装置の、スリーブ組立体100が取り付けられ得る音伝達管へ入ることを防止することを補助する。第1層101および外側層105の、ディスク103を超えて延在する部分は、十分な外径(例えば約0.6〜0.7インチすなわち約16〜18mmの範囲の外径)を有し、かつ、曲がり、概ね傘のような形状となって耳管のほぼ卵形の内面に適当するように十分に柔軟である。スリーブ組立体100は、耳管に、音調節装置の端部、例えば図16の端部110に配置されて挿入される。次いで、外層105の、その外周付近の部分が層101および105の弾性により耳管の内面に押しつけられる。後に耳管から端部110を除去するときに、第1層101および外側層105の、ディスク103に隣接した部分は、外側層105の耳管に押し付けられた部分を超えて移動し、それにより、第1層101および外側層105の、ディスク103を超えて延在する部分は、スリーブ組立体100が耳管から端部110と共に取り出されるときに反転する。
【0020】
スリーブ組立体100は耳垢ガードを設けるように変更され得る。このガードは、主に、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体100が取り付けられ得る補聴器または他の音調節装置の音伝達管へ入ることを防止するだけである。これは、第1層101および外側層105の外径を、ディスク103の外径とほぼ同一かそれよもわずかに大きい寸法(例えば0.19〜0.26インチすなわち4.8〜6.6mm)になるように減じることにより行われ得る。この場合、層101および105の外周は、正常な成人の耳管の内面と広範囲に接触しない。正常な成人の内面の寸法はかなり個人差があるが、一般に、スリーブ組立体100が挿入されて配置される、耳管内の第1曲部と第2曲部との間の部分は、高さが10〜13mm、幅が5〜6.5mmである。
【0021】
図16は、音調節装置の、耳に挿入可能な端部110を示す。端部110には、本出願中に記載されたスリーブ組立体のいずれの1つを装填することができるが、図14,15および16に示したスリーブ組立体100と共に用いることに関して説明する。音調節装置のほぼL字状の端部110は、第1の細長い部分111と第2の部分112とを含む。第1部分111は、その一端にノブ状部113を有し、ノブ状部113は、その一部が、ノブ状部113の基部側端部の環状の周囲溝114により画成されている。第2部分112は、第1部分111の、ノブ状部113と反対側の端部からほぼ直角に延在する。部分110は、部分111および112の両方を通って軸方向に延在する音伝達通路112を有し、通路112は、ノブ状部113の中央を通って開放されている。音は、通路112の、ノブ状部113と反対側の端部に、マイクロ管115を通じて、音調節装置(図示せず)の音発生、伝達、または増幅部分から供給されることができる。音調節装置は、例えばフロッピーディスクプレーヤ、または、耳に装着するタイプの補聴器、例えば、カリフォルニア州、レッドウッドシティ、リサウンド(ReSound)社製造の「ヒアリングエンハサー」である。音調節装置の部分110は、スリーブ組立体100と係合することができる。これは、ノブ状部113を組立体100の第1面106から第1層101の軸方向穴102に挿入し、移動させて、組立体100のディスク103の、開口部104を取り囲む部分に接触させることにより行われる。次いで、軸方向力が、ディスク103の、開口部104周囲の部分がわずかに曲がって、ノブ状部113が開口部104を通過することを可能にするように加えられる。次いで、ディスク103の周囲部が跳ね戻り、それにより、該周囲部は溝114内に着座しまたは保持されて、スリーブ組立体100を音調節装置の部分110に確実に係合するスナップ嵌めをもたらす。次いで、音調節装置の部分110上のスリーブ組立体100は、人間の耳管の第1曲部を超えた位置に手操作で配置されることができる。これは、ノブ状部113から細長い部分111に沿って離れた位置に配置されたほぼ三角形の平坦なタブ状部116を掴み、そして、スリーブ組立体100を支持している第1細長部分111の末端を耳管に挿入することにより行われる。スリーブ組立体100が耳管内の前記第1曲部を超えた位置に入ると、スリーブ組立体100の外周は、先に記載したような、不規則ではあるがほぼ卵形の耳管の内面と同形になるであろう。スリーブ組立体100の耳管内での前記位置は、タブ状部116の、ノブ状部113と反対の側のエッジ117を、耳管への入口にある突出した耳珠に位置合わせすることによりユーザに知らされる。この後、耳珠が、音調節装置の部分110の一部を見えなくするであろう。タブ状部116上のエッジと溝114との距離は約0.5〜1インチすなわち1.3〜2.5cmであり、これにより、多くの成人において、エッジ117が人間の耳珠と位置合わせされるときにスリーブ組立体100が耳管内の第1曲部と第2曲部との間に配置されることになる。
【0022】
図面の図17および18は、本発明に従うスリーブ組立体の第5実施形態のスリーブ組立体120を示す。スリーブ組立体120は、音調節装置に、例えば上記の端部110により、スリーブ組立体100の取り付けと同様にして取り付けられる。スリーブ組立体120は、ポリマーまたは他の好適な材料の薄いディスク状の軟質の第1層121を含む。層121は、対向する第1面126および第2面127と、円柱状の外周128と、これらの面126と127の間に延在する軸方向穴122とを有する。例えば、第1層121の材料は、スリーブ組立体120がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、第1層101のための、先に記載した材料のいずれであってもよい。第1層121の第2面127に、通し穴または開口部または124を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク123が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク123は、先に記載したディスク13と類似または同一の材料、厚さ、および穴124の直径の特性を有し得るが、ディスク123の円形中央部から半径方向に突出した葉状の部分129により画定される、より大きい外径を有するという点でディスク13と異なる。開口部124は穴122と軸方向に位置合わせされており、穴122とほぼ同一の寸法である。音伝達材料、例えば開放セル網状フォームの薄い円形層125が、ディスク123の、第1層121と反対の側を覆い、かつ第1層121の第2面127の外側部分に沿っている。層125は、第1層121と同一の直径を有し、層125の外周は第1層121の外周128に(例えば熱接着、接着剤、またはヒートシールにより)貼り付けられている。音伝達材料の層125は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体120が取り付けられ得る音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助する。第1層121および外側層125の外周部は、ディスク123の葉状部129により部分的に支持されている。これは、これらの外周部を、スリーブ組立体120が端部110などにより配置される耳管の内面にぴったりと適合させることを補助するのに有利であろう。
【0023】
層121および125の外周は、図示したような円形ではなく長円形であってもよい。また、ディスク123の葉状部129は、スリーブ組立体120のかかる長円形の外周に適合するように、それぞれ異なる距離だけ延在し得る。もし、ディスク123の、音調節装置への嵌め込みが、スリーブ組立体120が該音調節装置の端部より上で回転できるように適合されるならば、かかる支持された長円形の外周は、スリーブ組立体120自体を、スリーブ組立体120が挿入される耳管のほぼ長円形の断面に位置合わし得るであろう。
【0024】
図面の図19および20は、本発明に従うスリーブ組立体の第6実施形態を示し、これらは概して参照番号130で示されている。スリーブ組立体130は、音調節装置に、例えば先に記載した端部110により、スリーブ組立体100の取り付けと同様にして取り付けられることができる。スリーブ組立体130は、ポリマーまたは他の好適な材料の薄いディスク状の第1層131を含む。層131は、互いに対向する第1面136および第2面137と、円柱状の外周138と、これらの面136と137の間に延在する軸方向穴132とを有する。第1層131の材料は、例えば、スリーブ組立体130がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、第1層101のための、先に記載した材料のいずれかであることができる。第1層131の第2面137に、通し穴または開口部または134を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク133が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク133は、先に記載したディスク13と類似または同一であり得る。開口部134は穴132と軸方向に位置合わせされており、穴132とほぼ同一の寸法か、またはそれよりもわずかに小さい。音伝達材料、例えば開放セルフォームの薄い円形層135が、ディスク133の、第1層131と反対の側を覆い、かつ第1層131の第2面137の外側部分に沿っている。第1層131と層135とは、ディスク133の外周の周囲にて、半径方向外側に延在するシールライン139により(例えば接着剤またはヒートシールにより)貼り合わされている。開放セルフォームの層135は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体130が取り付けられ得る音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助する。半径方向に延在するシールライン139は、フォーム第1層131およ外側層135を強化し、かつ、半径方向に延在する溝ひだをディスク133の周囲に形成する。これは、これらの外周部を、スリーブ組立体130が端部110などにより配置される耳管の内面に適合させかつ押しつけることを補助するのに有利であろう。
【0025】
図面の図21および22は、第7実施形態のスリーブ組立体140を示し、組立体140は、本発明によるスリーブ組立体に組み込まれることができるさらなる3つの特徴を示す。スリーブ組立体140は、ポリマーまたは他の好適な材料の薄いディスク状の第1層141を含む。層141は、互いに対向する第1面146および第2面147と、間隔をあけて突出した葉状部により画成されたほぼ卵形の外周148とを有する。第1層131の発泡材(フォーム)は、例えば、スリーブ組立体140がその上で用いられる音調節装置の条件に応じて、先に記載した第1層101のための材料のいずれであってよい。第1層141の第2面147に、通し穴または開口部または144を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク143が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク143は先に記載したディスク13と類似または同一であり得る。第1フォーム層141は開口部144の全体にわたって延在している。音伝達材料、例えば開放セル網状フォームの薄い層145が、ディスク143の、第1層141と反対の側を覆い、かつ第1層141の第2面147の外側部分に沿ってある。層145は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体140が取り付けられ得る音伝達管または他の音調節装置へ入ることを防止することを補助する。また、層145は、第1層141と同一の直径および外周形状を有する。第1層141と層145とは、それらの外周部にて(例えば接着剤またはヒートシールにより)貼り合わされている。層141と145との間に、水分を吸収または吸着する性質の材料の層149があり、穴144から半径方向外側に延在している。この材料は、例えば、ウィスコンシン州、グリーンベイのフォート・ジェームズ社からグレードX1040 DRITEXとしてとして市販されている材料である。層141は、音調節装置の端部110が第1層141に押し通されてディスク143の開口部144を通るときに、端部110上のノブ状部113により貫通されることができ、またノブ状部113の周囲で伸張されてスリーブ組立体140を音調節装置と係合させることができるように十分に薄い。スリーブ組立体140のほぼ卵形の外周148を画成している突出した葉状部は、層141および142の外周部を、スリーブ組立体140が配置される耳管の内面に適合させることを補助することができる。層149の材料は、スリーブ組立体140が配置される耳管内の水分を吸収または吸着し、耳管に通じる音管を水分が塞ぐことを防止することができる。これまで、耳管からの水分が、耳管に通じる音管(例えば、しばしば用いられているのは、口径0.076インチすなわち0.193cmの13番TYGON音管)を塞いでしばしば問題を生じてきた。このような水分は、耳管に通じるマイクロ音管(例えば、口径0.015インチすなわち0.381cmの管)を毛細管作用により詰まらせることにより特別の問題を生じることがある。
【0026】
図面の図23および24は、本発明によるスリーブ組立体の第8実施形態のスリーブ組立体150を示す。スリーブ組立体150は、音伝達材料、例えば開放セル網状フォームの薄い層151を含む。層151は、対向する第1面156および第2面157と、ほぼ円柱状、あるいはほぼ卵形の外周158と、面156と157との間に延在する軸方向の穴152とを有する。第1層151の第2面157に、通し穴または開口部または154を有する、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク153が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク153は、先に記載したディスク13と類似または同一であり得る。スリーブ組立体150は、音調節装置の端部、例えば端部110上に、端部110のノブ状部113をディスク153の開口部154に挿入することにより取り付けられるように適合されている。ノブ状部113の挿入は、ディスク153の、第1層151と反対の側から、または、もし第1層151の材料がノブ状部113の周囲で伸張するのであれば、ディスク153の、第1層151に近い側から行われる。音伝達材料が層151を形成しており、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体150が取り付けられ得る、補聴器または他の音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助することができる。第1層151は、図示されているように、ディスク153を超えて延在する部分を有することができる。この部分は、音調節装置の端部、例えば図16の端部110に取り付けられたスリーブ組立体150が耳管内に挿入されるときに、曲がり、概ね傘のような形状となって耳管のほぼ卵形の内面に適合するように、十分な外径と可撓性とを有する。あるいは、スリーブ組立体150は、スリーブ組立体150が取り付けられ得る補聴器または他の音調節装置の音伝達管に耳管からのごみまたは耳垢へ入ることを主に防止するだけの耳垢ガードにされ得る。これは、第1層151の直径を、ディスク153の外径とほぼ同一かそれよもわずかに大きい寸法(例えば、スリーブ組立体100に関して先に説明した、耳垢ガードを設けるために変更される寸法の範囲)になるように減じることにより行われ得る。この場合、層151の外周は、正常な成人の耳管の内面と広範囲に接触しない。
【0027】
図面の図25および26は、本発明によるスリーブ組立体の第9実施形態のスリーブ組立体160を示す。スリーブ組立体160は、ノブ状部を終端とする音調節装置の端部に着脱可能に取り付けるためのものである。スリーブ組立体160は、弾性のポリマーまたは他の好適な材料からつくられた第1の層161を含む。層161は、互いに対向する第1面166および第2面167と、これらの面の間の円柱状の外周168と、面166と167の間に延在する軸方向の穴162とを有する。スリーブ組立体160は、さらに、第1フォーム層161を音調節装置の端部に着脱可能に取り付けるための、第1層161に固定された取付手段または部材を含む。この取付部材は、弾性で可撓性の硬質のディスク状部163を含み、ディスク状部163は、穴162と位置合わせされた貫通開口部164を有して、ディスク状部163の開口部164周囲の領域が音調節装置の一部と解除可能に係合して音調節装置の一部の上でスリーブ組立体160を保持するように、ノブ状部が穴162とディスク163の開口部164とを通過することを可能にする。取付部材は、さらに、軸方向に間隔をあけて配置された対向する端部を有する中空の円柱状部169を含む。ディスク状部163は、これらの端部の一方を横切って延在しかつ中空の円柱状部169と一体である。一体のディスク状部163と中空の円柱状部169とは、好ましくは、厚さが均一で薄い、弾性的に軟質の熱可塑性プラスチック材料のシートを真空成形することにより、1個の部品として一体的に製造される。取付部材の中空の円柱状部169の外面は、第1層161の内面に(例えば、熱接着、接着剤、例えば円柱状部169が形成される前記熱可塑性のシートにコーティングする熱活性化接着剤、または機械的固定手段により)貼り付けられる。第1層161の内面は、第1面166と第2面167との間に穴162を画成しており、ディスク状部163を、第1層161の第2面に隣接して配置させる。音伝達材料またはスクリム(例えば網状の開放セルフォーム)の薄い層165が、ディスク163の第1層161と反対の側を覆っており、層165の外周部は、第1層161の第2面167に貼り付けられている。層165は、耳管からのごみまたは耳垢が、スリーブ組立体160が取り付けられ得る補聴器または他の音調節装置の音伝達管へ入ることを防止することを補助する。
【0028】
図27〜30は、複数のスリーブ組立体80,90,100,120,130,140または150を同様に収容することができる容器170を示す。ここでは、複数のスリーブ組立体100を収容している状態を説明する。容器170は、上側シート材171および下側シート材172(例えばプラスチックコーティング0.024SBBされたブリストル(植毛)ボード)から形成されており、互いに貼り合わされる主要面を有し、これらの主要面の間に、未使用のスリーブ組立体100を受けるように適合された第1コンパートメント173(図29参照)と、使用後のスリーブ組立体100を受けるように適合された第2コンパートメント174(図30参照)を画成している。上側シート171は複数の穴177を有する。穴177は、スリーブ組立体100の外径よりも大きいが、ディスク103を包む、外周部が接合される第1層101および層105の直径よりも小さい。下側シート172は、上側シート171の穴177と対向しかつ中心が一致している複数の通し穴または通路179を有する。通路179の直径はディスク103の外径よりも幾分小さく、端部110のノブ状部113の直径よりも幾分大きい。複数のスリーブ組立体100は、ディスク103を2枚のフォームシートの間に配置しかつそれらのシートを互いにヒートシールして、個々のスリーブ組立体100を、その周囲の部分175または「不用物」から物理的に移動させずに画成することにより形成される。ヒートシールされたシートは、スリーブ組立体100を保持および配置するためのコンパートメント173内に配置および固定され、穴177と179の間の適切な位置を占める。ヒートシールされたシートは、コンパートメント173内に、スリーブ組立体100を取り囲む部分175を、それらの部分が上側シート171および下側シート172に達するように固定することにより固定される。これは、適切な接着剤を用いて、または、図示されているように、上側シート171および下側シート172にヒートシールプラスチックコーティングを、間隔をあけて配置された凹部176にてフォームシートの部分177まで施すことにより行われることができる。スリーブ組立体100をコンパートメント173から引き出すために、ユーザは、端部110のノブ状部113(または別の音調節装置の類似の形状の末端部)を上側シート171内の穴177の1つに通し、次いで穴177の下にある軸方向穴102に挿入する。次いでノブ状部133は、スリーブ組立体100の下の穴179の周囲の下側シート172の一部により支持されたディスク103の開口部102内を押し通され、穴179内に移動する。ディスク103の開口部102周囲の部分は、ノブ状部113が該部分を通過するときに弾性的に変形し、次いで収縮し、そして端部110の溝114内に着座する。端部110を上側シート171内の穴177から取り外すと、この時点で端部110に取り付けられているスリーブ組立体100もまた取り外される。有効な取付は、ディスク103を溝114内に配置したことにより生じた拘束力が、スリーブ組立体100の外周を、ヒートシールシート171と172の間に固定された隣接するスリーブ組立体100を画定しているヒートシールシートの部分177から引裂し、スリーブ組立体100をヒートシールシート171と172の間から引き出し、かつスリーブ組立体100を、穴177を通過することができるように撓ませるのに必要とされる抑制力よりも大きいときに生じる。何らかの理由により、ディスク103と端部110とが十分に係合していない場合には、端部110が容器170から引き出されるときに、この抑制力により、スリーブ組立体100が端部110から引き外されてスリーブ組立体100が容器170内に残されてしまうであろう。
【0029】
スリーブ組立体100を受けるように適合された第2コンパートメント174が、図28および30において最良に見られる。下側シート172は折り曲げられて、矩形の突出部178を形成している。突出部178は、上側シート171から突出して、突出部178とシート171との間に、使用後スリーブ組立体のためのコンパートメント174を形成している。上側シート171は、ほぼ鍵穴形のスロット180を有して、使用後のスリーブ組立体100を、端部110などの音調節装置から取り外してそれらを自動的にコンパートメント174に保存するための手段をもたらしている。ほぼ鍵穴状のスロット180は、ほぼ矩形の主部181、より小さい矩形部182を含む。主部181の幅は、スリーブ組立体100の外径とほぼ同一か、またはそれよりも僅かに大きい。矩形部182の幅は、ディスク103の直径よりも小さく、端部110の第1の細長部分111の、ノブ状部113と対向する溝114側の直径よりも大きい。スリーブ組立体100を、スリーブ組立体100が取り付けられた音調節装置、例えば端部110から取り外すためには、端部110上のスリーブ組立体100をスロット180の主部181に挿入し、主部181から、端部110を横方向にスライドして、スロット180の矩形部182に入れる。次いで端部110を上側シート171から引き抜くと、それにより生じた力が、ディスク103の、穴102周囲の部分を跳ね退け、スリーブ組立体100を端部110から引き外してコンパートメント174内に配置させる。上側シート171は、矩形部184を含み、矩形部184は、スロット180の矩形部181内に突出して、使用後のスリーブ組立体100が矩形部181を通ってコンパートメント174から外に出ることを防止する。
【0030】
必要であれば、容器170に蓋を設け、または、容器170を収縮包装あるいは厚紙スリーブにパッケージングしてもよい。
ここで、図面の図31を参照すると、本発明に従う使い捨て可能なスリーブ組立体の第10の実施形態であるスリーブ組立体190が示されている。スリーブ組立体190は、再使用可能な硬質の音調節装置の端部または耳栓(イヤープラグ)200と着脱可能に係合している。耳栓200は細長く、その直径は耳管よりも小さく、好ましくは、弾性で可撓性の硬質のポリマー材料(例えばポリプロピレン)から製造され、軸方向に間隔をあけて配置された対向する横方向の2つのカットの組を201有する。各組201において、対向する横方向のカットはプラグ200の完全に半分までには延びておらず、それにより、カット間に「リビングヒンジ」と呼ばれるタイプの、プラグ200の軟質の部分を形成している。対向する横方向のカットの2つの組201により形成される「リビングヒンジ」は、プラグの断面に対して互いに直角に配置されており、それゆえ、プラグ200がこれらの「リビングヒンジ」にて異なる方向に曲がって耳管の曲部にほぼ対応する形状になることを可能にする。スリーブ組立体190は、音を弱め緩やかに回復する閉鎖セルフォームの第1層191を含む。層191は、互いに対向する第1面196および第2面197、これらの面196と197の間の円錐台状の外周198、および、これらの面196と197の間に延在する軸方向の穴192とを有する。第1層91の第2面197に、開口部194をする、弾性的に変形可能な硬質の取付部材またはディスク193が(例えば熱接着、接着剤、または機械的固定手段により)取付けられている。ディスク193は、先に記載したディスク13と類似かまたは同一であり得る。開口部194は、穴192と軸方向に位置合わせされており、穴192と同一の寸法かまたはそれよりも僅かに小さい。プラグ200の端部はノブ状部203を有し、ノブ状部203は、プラグ200の末端にて、ノブ状部203の基部側端部の環状の周溝204により部分的に画成されている。使用の際には、ノブ状部203を、第1層191の軸方向穴192に、その第1面196から挿入し、層191の開口部194を取り囲むディスク193の一部と接触するまで移動する。次いで、軸方向の力を、開口部194周囲のディスク193の一部が僅かに押し曲げられて、ノブ状部193に開口部194を通過させるように加える。次いで、ディスク193の周囲部が跳ね戻り、該周囲部は溝204内に着座しまたは溝204と係合して、スリーブ組立体190をプラグ200に確実に係合させるスナップ嵌めをもたらす。あるいは、図示されているように、軸方向に延在する通し穴211を有する、音を弱め緩やかに回復する閉鎖セルフォームの2つの円柱状の層210が、プラグ200の、スリーブ組立体190のディスク193と反対の側に取り付けられる。これにより、耳管の内面に接触することができるフォームの長さが延長され、プラグ200が、プラグ200が挿入される耳管の曲部に対応するように「リビングヒンジ」にて曲がることが容易になる。プラグ200は、スリーブ組立体190および円柱状の層210がプラグ200上の固定位置に維持されることを保証するための、半径方向外側に突出する環状のショルダ205を有する。プラグ200は、また、手操作可能なタブ206を、ノブ状部203と反対側の端部に含む。タブ206を手で操作することより、プラグ200は、耳管に挿入されまたは耳管から取り出され得る。タブ206は、プラグ200を2個束ね合わせることができるコード(図示せず)を受けることができる通し穴208を有する。
【0031】
本発明の上記のおよび他の明確な変型の全てを考慮して、以下の請求の範囲は、均等論を十分に理解および認識して解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従うスリーブ組立体の第1実施形態の拡大斜視図である。
【図2】 図2は、図1の線2−2に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図1のスリーブ組立体の断面図である。
【図3】 図3は、音調節装置の末端部の縦断面の拡大図である。
【図4】 図4は、図1および図2のスリーブ組立体が図3の音調節装置に取り付けられた様子を示す縦断面図である。
【図5】 図5は、図1および2のスリーブ組立体を収容することができる容器の斜視図である。
【図6】 図6は、図1および図2のスリーブ組立体が内部に複数配置された図5の容器を、図5の切断線6−6に概ね沿って矢印の方向に見た断面図である。
【図7】 図7は、図5の容器の上面図である。
【図8】 図8は、図5の容器の下面図であり、詳細を示すために容器の底板が取り外されている。
【図9】 図9は、図5の容器において有利に用いられることができるフォームのブロックの、詳細を示すために一部が破断された斜視図であり、図1に示したタイプのスリーブ組立体が打ち抜かれ、かつ周囲の「不用物」から物理的に取り出されていない状態を示す。
【図10】 図10は、本発明によるスリーブ組立体の第2実施形態の拡大端面図である。
【図11】 図11は、図10の線11−11に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図10のスリーブ組立体の断面図である。
【図12】 図12は、本発明によるスリーブ組立体の第3実施形態の拡大端面図である。
【図13】 図13は、図12のスリーブ組立体の側面図であり、詳細を示すためにスリーブ組立体の一部が破断されている。
【図14】 図14は、本発明によるスリーブ組立体の第4実施形態の拡大端面図である。
【図15】 図15は、図14の線15−15に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図14のスリーブ組立体の断面図である。
【図16】 図16は、音調節装置の、図14および15のスリーブ組立体が取り付けられる端部の斜視図であり、詳細を示すためにその一部が破断されている。
【図17】 図17は、本発明によるスリーブ組立体の第5実施形態の拡大端面図であり、詳細を示すためにその一部が破断されている。
【図18】 図18は、図17の線18−18に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図17のスリーブ組立体の断面図である。
【図19】 図19は、本発明によるスリーブ組立体の第6実施形態の斜視図である。
【図20】 図20は、図19線20−20に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図19のスリーブ組立体の断面図である。
【図21】 図21は、本発明によるスリーブ組立体の第7実施形態の拡大端面図である。
【図22】 図22は、図21の線22−22に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図21のスリーブ組立体の断面図である。
【図23】 図23は、本発明によるスリーブ組立体の第8実施形態の拡大端面図である。
【図24】 図24は、図23の線24−24に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図23のスリーブ組立体の断面図である。
【図25】 図25は、本発明によるスリーブ組立体の第9実施形態の拡大端面図である。
【図26】 図26は、図21の線26−26に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た、図25のスリーブ組立体の断面図である。
【図27】 図27は、図10〜13および19〜24のスリーブ組立体を複数収容することができる容器の上側斜視図である。
【図28】 図28は、図27の容器の下側斜視図である。
【図29】 図29は、図27の線29−29に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た拡大破断断面図である。
【図30】 図30は、図27の線30−30に概ね沿って切断しかつ矢印の方向に見た拡大破断断面図である。
【図31】 図31は、音調節装置に取り付けられた、本発明によるスリーブ組立体の第10実施形態の長手方向断面図である。
Claims (30)
- ノブ状部を終端とする音調節装置の音伝達管に着脱可能に取り付けるためのスリーブ組立体であって、対向する第1面および第2面を有する弾性の軟質材料の第1層と、前記第2面に沿って前記第1層に固定された可撓性で硬質の取付部材とを含み、前記取付部材が貫通開口部を有し、該開口部は、取付部材の開口部に隣接した領域が音調節装置の一部と解除可能に係合してスリーブを音調節装置上に保持することができるように、前記ノブ状部が前記第1層の第1面から前記取付部材内を通過することを可能にし、
前記第1層は前記第1面と第2面との間に穴を有し、該穴は、音調節装置のノブ状部が前記第1層および前記取付部材の内部を前記第1面から前記第2面へと通過することを可能にし、前記音伝達管が前記第1層の前記第1面から前記第2面へと前記第1層を通って延在するように、前記取付部材内の開口部と位置合わせされ、または前記取付部材の開口部に隣接して容易に貫通可能であるスリーブ組立体。 - 前記第1層がポリマー材料からつくられており、かつスリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管に対応するように適合された外周を前記第1面と第2面との間に有する請求項1に記載のスリーブ組立体。
- 前記第1層の外周が、円柱状、卵円状、円錐台状、曲面状、葉状および溝ひだ付き形状からなる群から選択される形状を有する請求項2に記載のスリーブ組立体。
- 前記第1層が、音を弱め緩やかに回復する発泡材からつくられている請求項2に記載のスリーブ組立体。
- さらに、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料の層を、取付部材の、前記第1層に固定された側と反対の側の上に含み、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられた前記層が、前記第1層に貼り付けられる外周部を有する請求項2に記載のスリーブ組立体。
- 前記第1層が薄くかつ軟質であり、前記スリーブ組立体が、さらに、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられた薄い軟質の層を含み、該層が、取付部材の前記第1層に固定された側と反対の側の上に延在し、かつ、前記第1層の外周に貼り付けられる外周を有し、前記第1層と、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料でつくられた前記層とが、スリーブ組立体が音調節装置の音伝達管上で耳管に挿入されるときに、曲がり、かつ概ね卵形の耳管の内面に適合する外周を有するほぼ傘状の形状になるように十分な外径を有しかつ十分に柔軟である請求項2に記載のスリーブ組立体。
- 前記取付部材が、間隔をあけて半径方向に突出する弾性的に軟質の葉状部を、前記第1層と、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料でつくられた前記層との間に含む請求項6に記載のスリーブ組立体。
- 前記第1層と音伝達材料の前記軟質の層とが、前記取付部材と前記外周部との間で半径方向に延在するラインに沿って貼り合わされる請求項6に記載のスリーブ組立体。
- さらに、水分を吸収または吸着する材料の層を、前記第1層と、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられた前記層との間に含む請求項6に記載のスリーブ組立体。
- 前記第1層が、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられており、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管に接触しかつ適合するように十分に大きい外径を有する請求項1に記載のスリーブ組立体。
- 前記第1層が、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられており、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管への接触を制限するように十分に小さい外径を有する請求項1に記載のスリーブ組立体。
- 前記スリーブ組立体が、さらに、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられた薄い軟質の層であって、取付部材の、前記第1層に固定されて第1層に貼り付けられる側と反対の側を覆う層を含み、前記層が、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管への接触を制限するように十分に小さい外径を有する請求項1に記載のスリーブ組立体。
- 請求項1のスリーブ組立体を複数収容する容器であって、スリーブ組立体を収容するための第1のコンパートメントを画成する手段を含み、第1コンパートメントは、複数の通し穴を有する上側シートと、該穴のすぐ下にある通路を有する下側シートとを含み、通路の直径は、スリーブ組立体の取付部材の外径よりも幾分小さい容器。
- 前記穴の一部が、前記半径方向内側に延在する指状部により画成され、前記指状部の末端部が前記穴の中央部を画成し、穴の中央部は、スリーブ組立体の第1層の直径よりも僅かに小さく、それゆえ、指状部は、スリーブ組立体の第1層が穴を通過することを可能にするためには曲げられなければならず、それにより、もしスリーブ組立体と音調節装置の音伝達管との望ましい程度の係合が達成されていなければスリーブ組立体の1つが音調節装置の音伝達管を用いて取り外されることを防止するための前記手段をもたらす請求項13に記載の容器。
- 前記スリーブ組立体が前記容器の一部に外れ易く取り付けられ、前記外れ易い取り付けは、スリーブ組立体が穴を通ることを可能にするための予め決められた力が加えられた場合にのみ破壊可能であり、それにより、もしスリーブ組立体と音調節装置の端部との望ましい程度の係合が達成されていなければスリーブ組立体の1つが音調節装置の音伝達管を用いて取り外されることを防止するための前記手段をもたらす請求項13に記載の容器。
- さらに、使用後のスリーブ組立体を収容するための第2コンパートメントを画成する手段を含み、該手段が、ほぼ鍵穴形の通し穴を有するシートを含み、該鍵穴形の通し穴が、主部と、主部より小さい部分とを含み、主部は、少なくともスリーブ組立体の第1層の大きさの寸法を有し、矩形部は、取付部材の直径の寸法よりも小さい寸法の幅を有し、スリーブ組立体が、スリーブ組立体が取り付けられた音調節装置の音伝達管から取り外し可能であり、該取り外しが、音調節装置の音伝達管に取り付けられたスリーブ組立体をスロットの主部内に挿入し、音調節装置の音伝達管をスロットの矩形部内にスライドさせ、かつ音調節装置を上側シートから引き離して、スリーブ組立体を音調節装置の音伝達管から引き外して第2コンパートメント内に残すことにより行われる請求項13に記載の容器。
- ノブ状部を終端とする音調節装置の音伝達管に着脱可能に取り付けるためのスリーブ組立体であって、弾性で軟質のポリマーフォームの第1層を含み、該層が、対向する第1面および第2面と、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管に対応するように適合された、前記第1面と第2面との間の外周と、前記第1面と第2面との間の穴とを含み、前記スリーブ組立体は、さらに、第1フォーム層を音調節装置の音伝達管に着脱可能に取り付けるための取付部材を含み、該取付部材は、前記第1層の第2面に固定された弾性で可撓性の硬質のディスク状部を含み、該ディスク状部は、前記穴と位置合わせされた貫通開口部を有して、取付部材の開口部周囲の領域が音調節装置のノブ状部と着脱可能に係合してスリーブ組立体を音調節装置の音伝達管の上に保持することができるように、ノブ状部の、前記穴および前記取付部材の前記開口部内の前記第1面から第2面への通過を可能にし、前記音伝達管が前記第1層の前記第1面から前記第2面へと前記第1層を通って延在するようにしたスリーブ組立体。
- 前記第1層が、音を弱め緩やかに回復するフォームからつくられている請求項17に記載のスリーブ組立体。
- 前記取付部材が、さらに、軸方向に間隔をあけて配置された対向する端部を有する中空の円柱状部を含み、前記ディスク状部は、これらの端部の一方を横切って延在しかつ前記中空の円柱状部と一体であり、前記中空の円柱状部は、前記穴を第1面と第2面の間に画成する前記第1層の面に貼り付けられ、かつ前記ディスク状部を前記第1層の第2面に隣接して配置させる請求項17に記載のスリーブ組立体。
- さらに、ディスク状部上に延在し、かつ前記第1層の第2面に貼り付けられる外周部を有する、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられた層を含む請求項17に記載のスリーブ組立体。
- 前記ディスク状部が前記第1層の第2面に沿って延在しかつ第2面に貼り付けられ、前記スリーブ組立体が、さらに、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられた層を含み、該層は、前記第1層の第2面に貼り付けられるディスク状部の側と反対の側の上に延在し、かつ前記第1層の第2面に貼り付けられる周囲部を有する、請求項17に記載のスリーブ組立体。
- ノブ状部を終端とする音調節装置の音伝達管とスリーブ組立体との組合せであって、該スリーブ組立体が、弾性の発泡材からつくられた、対向する第1面および第2面を有する第1層と、前記第2面に沿って前記第1層に固定された、可撓性で硬質の貫通開口部を有する取付部材とを含み、音調節装置の前記音伝達管が、取付部材内の穴に隣接した領域が音調節装置の一部と着脱可能に係合してスリーブを音調節装置上に保持される状態に、弾性の発泡材の前記第1層および前記取付部材の両方を完全に通過して延在し、
前記ノブ状部は取付部材上において前記第1層に固定される側と反対の側の上に位置する組合せ。 - 前記音伝達管が、前記ノブ状部を通って開放する貫通音通路を有し、前記第1層がポリマーフォームからつくられており、前記第1面と第2面との間に、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管に対応するように適合された外周を有し、前記第1層が前記第1面と第2面の間に、前記取付部材の開口部と位置合わせされた穴を有し、該穴内を音伝達管が延在し、スリーブ組立体が、さらに、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料の層を、取付部材の、前記第1層と反対の側の上に含み、該層がノブ状部を覆い、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料の前記層が、前記第1層に貼り付けられる外周部を有する請求項22に記載の組合せ。
- 前記第1層が、音を弱め緩やかに回復する発泡材からつくられている請求項23に記載の組合せ。
- 前記音伝達管が、前記ノブ状部を通って開放する貫通音通路を有し、前記第1層が、軟質ポリマー材料からつくられた薄い層であり、前記第1層が第1面と第2面との間に、前記取付部材の開口部と位置合わせされた穴を有し、音伝達管が、該開口部および穴を通って延在し、スリーブ組立体が、さらに、前記第1層に取り付けられる外周部を有する、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料の層を含み、前記第1層および音を伝達し耳垢の侵入を防止する前記層が、スリーブ組立体が音伝達管の端部上で耳管に挿入されるときに曲がり、かつ耳管のほぼ卵円形の内面に適合する外周部を有する概ね傘のような形状となるように十分な外径を有しかつ十分に柔軟である請求項22に記載の組合せ。
- 前記取付部材が、間隔をあけて半径方向に突出する弾性的に軟質の葉状部を、前記第1層と、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料でつくられた前記層との間に含む請求項25に記載の組合せ。
- 前記第1層と音伝達材料の前記軟質の層とが、前記取付部材と前記周囲部との間で半径方向に延在するラインに沿って貼り合わされる請求項25に記載の組合せ。
- さらに、水分を吸収または吸着する材料の層を、前記第1層と、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料の前記層との間に含む請求項25に記載の組合せ。
- 前記音伝達管が、前記ノブ状部を通って開放する貫通音通路を有し、前記第1層が、音を伝達し耳垢の侵入を防止する材料からつくられており、かつスリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管への接触を制限するように十分に小さい外径を有する請求項22に記載の組合せ。
- 前記音伝達管が、前記ノブ状部を通って開放する貫通音通路を有し、前記第1層が、前記第1面と第2面の間に、取付部材の開口部と位置合わせされた穴を有し、該穴および開口部を通って、音伝達管が延在し、スリーブ組立体が、さらに、音を伝達し耳垢から防御する材料の層を、取付部材の、前記第1層に固定される側と反対の側の上に、かつ前記ノブ状部を覆うように含み、前記音を伝達し耳垢から防御する材料の層が、前記第1層に貼り付けられる外周部を有し、前記層が、スリーブ組立体が挿入されるユーザの耳管との接触を制限するために十分に小さい外径を有する請求項22に記載の組合せ。
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