JP4215849B2 - ハイドロスタティック式の駆動系 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポンプと、開放回路において該ポンプに接続された消費機とを備えたハイドロスタティック式の駆動系であって、消費機の供給側に、流入する圧力媒体量を規定する制御弁が配置され、かつ消費機の排出側に、流出する圧力媒体量を規定するブレーキ弁が配置されており、さらに制御弁とブレーキ弁とが、同じ制御圧によって負荷可能であり、しかも制動運転時に、ブレーキ弁を負荷する制御圧が、制御弁を負荷する制御圧とは実質的に無関係に、流入側の圧力に関連して影響可能である形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
消費機の供給側におけるキャビテーションと消費機の規定された運動速度の超過を阻止するために、ハイドロスタティック式の駆動系にはブレーキ弁が設けられている。消費機はこの場合例えば走行駆動装置のハイドロモータとして形成されていてもよい。このような運転状態は、ハイドロスタティック式の駆動系が制動されて、質量慣性に基づいて供給側における圧力が低下し、これによって充てん不足が生じた場合や、ハイドロスタティック式の走行駆動装置を備えた車両の坂道下降時に、発生する。この場合被駆動側においてハイドロモータにはエネルギが蓄えられ、これによって圧送導管における圧力関係が逆転して、ハイドロモータはポンプとして働く。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許第4235698号明細書に基づいて公知の、冒頭に述べた形式のハイドロスタティック式の駆動系では、ブレーキ弁と制御弁とが同じ制御圧によって負荷可能である。ブレーキ弁の制御面と供給側の圧送導管とに接続された制御圧導管と、この制御圧導管内に配置された逆止弁とを用いて、ブレーキ弁の制御圧は、供給側の圧送導管における圧力によって影響可能であり、これによってブレーキ弁は制動過程中に、圧送導管の流出側の横断面を減じる切換え位置に負荷される。これによって、流出側の圧送導管に圧力媒体がせき止められ、ひいてはハイドロモータが制動される。この公知の構成ではしかしながら、流出側の圧送導管における圧力が許容不能なほど高い値に上昇し、これによって流出側が過負荷されることを、阻止することはできない。このような運転状態を回避するために、公知の構成では、規定された圧力値の超過時に排出側をタンク又は供給側と接続する別体の圧力制限弁が、圧送導管内に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の駆動系を改良して、ブレーキ弁において圧力制限を、供給側における圧力とは無関係に、構成上のわずかなコストで可能にする、ハイドロスタティック式の駆動系を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、規定された流出側の圧力値の超過時に、ブレーキ弁の制御圧が流出側の圧力に関連して影響可能であるようにした。
【0006】
【発明の効果】
本発明にとって重要な考えは次のことである。すなわち、既に設けられているブレーキ弁を圧力制限のために利用することであり、この場合、流出側における最大圧力値の超過時に、付加的な制御オイル容積流が排出側からブレーキ弁の制御圧室に向かって流れ、これによってブレーキ弁は、流出側の圧送導管においてより大きな横断面を開放し、ひいては流出側における圧力が制限される。これによって、排出側に設けられる別体の圧力制限弁を省くことができ、これによって構成上のコストが減じられ、かつ所要スペースも小さくなる。
【0007】
次のような駆動系、すなわち、制御弁の制御面と制御圧発生器との間に制御圧導管が配置されており、該制御圧導管から、ブレーキ弁の制御面の前で開口する第1の制御圧導管が分岐しており、ブレーキ弁の制御面が、供給側の圧送導管に制御弁の下流で第2の制御圧導管を用いて接続されており、該第2の制御圧導管に、絞りと、該絞りの下流に供給側の圧送導管に向かって開放する逆止弁とが配置されているような駆動系では、ブレーキ弁の制御面が、第3の制御圧導管における圧力によって負荷可能であり、該第3の制御圧導管がブレーキ弁の上流で排出側の圧送導管に接続可能であると、有利である。このようにハイドロリック式に操作可能なブレーキ弁は、制動過程中に、第2の制御圧導管における供給側の圧力によって、第1の制御圧導管における制御圧とは無関係に制御される。排出側の圧力は、第3の制御圧導管において発生し、これによって、規定可能な圧力値の超過時に排出側の圧送導管における圧力がブレーキ弁の制御面に対して作用し、これによってブレーキ弁はより大きな排出横断面を得る。これによって排出側における圧力制限は、簡単な手段で、排出側に接続されたただ1つの別の制御圧導管によって可能になる。
【0008】
この場合本発明の特に有利な構成では、第3の制御圧導管に前制御エレメントが配置されており、該前制御エレメントが、排出側の圧送導管における圧力によって開放位置に操作可能であり、かつブレーキ弁の制御面と排出側の圧送導管との接続を生ぜしめるようになっている。このように構成されていると、前制御エレメントは、排出側における規定可能な圧力時に、排出側とブレーキ弁の制御面との接続部を開放し、これによって圧力制限が始まる。ブレーキ弁はこれによって、安価に製造可能な単純な前制御エレメントを用いて圧力制限のために使用される。さらにブレーキ弁のコンパクトな構造も得られる。
【0009】
本発明の特に有利な構成では、前制御エレメントが、ブレーキ弁の制御面に向かって開放する調節可能な逆止弁として形成されている。逆止弁は故障しにくい単純な弁エレメントであり、この弁エレメントを用いて排出側から、ブレーキ弁を操作するための制御オイル容積流を取り出すことができる。この場合逆止弁の調節は、排出側における最大の圧力を規定する。逆止弁が開放されるやいなや、ブレーキ弁の制御面は排出側の圧力によって負荷され、これによって圧力制限が始まる。
【0010】
本発明の有利な構成では、逆止弁の弁体が、調節ねじを用いてプレロードを変化可能なばねの力によって、閉鎖位置に負荷可能である。これによって圧力制限の開始は簡単な形式で変えられることができる。
【0011】
本発明の別の有利な構成では、次のような駆動系、すなわち、制御圧導管に絞りが配置され、かつ該絞りに対して平行に、制御弁の制御面に向かって開放する逆止弁が配置されており、絞り及び逆止弁の上流で、ブレーキ弁の制御面と接続している第1の制御圧導管が分岐している駆動系において、第1の制御圧導管に、ブレーキ弁の制御面に向かって開放する逆止弁が設けられ、かつ該逆止弁に対して平行に配置された絞りが設けられている。第1の制御圧導管におけるこのような絞り逆止弁によって、圧力制限時ひいてはブレーキ弁の制御面における制御圧の上昇時に、制御圧導管における圧力ひいては制御弁の制御面における圧力が上昇することが阻止される。圧力制限中にこれによって、制御弁の機能が影響を受けることはない。
【0012】
本発明の特に有利な構成では、次のような駆動系、すなわち、消費機が両方向に運転可能であり、消費機の、ポンプと接続可能な両圧送導管のそれぞれに、各1つのブレーキ弁と制御弁とが配置されている駆動系において、各ブレーキ弁が、それぞれの圧送導管に配置された制御弁に組み込まれていて、該制御弁が、中間位置において絞り作用を有する方向切換え制御弁として形成されていて、第1の制御面と第2の制御面とを有しており、この場合制御弁が、制御圧による第1の制御面の負荷時には制御弁として機能し、かつ制御圧による第2の制御面の負荷時にはブレーキ弁として機能するようになっており、この場合一方の制御弁の第1の制御面の制御時に、他方の制御弁の第2の制御面が同じ制御圧で負荷可能であり、一方の制御弁の第2の制御面と他方の制御弁の第1の制御面とが、容器への接続によって放圧可能である。このように組み合わせられた制御ブレーキ弁、つまりブレーキ弁が制御弁に組み込まれていて、両側において運転可能な消費機例えばハイドロモータの制御のために使用可能である制御ブレーキ弁では、特に簡単な構造が得られる。それというのは、負荷に応じて制御弁としてもブレーキ弁として機能する、組み合わせられた制御ブレーキ弁を使用することができるからであり、この場合圧力制限のために別体の圧力制限弁は不要である。それというのは、圧力制限は、前制御エレメントと主制御段としてのブレーキ弁とによって可能になるからである。したがって所要スペースも減じられる。
【0013】
本発明の特に有利な構成では、ブレーキ弁を組み込まれた制御弁がそれぞれ、中空円筒形に形成されていてばねセンタリングされたスプールとして形成されており、該スプールが端面に第1及び第2の制御面を有しており、この場合第1の制御面が制御圧導管に接続されていて、第2の制御面が第2及び第3の制御圧導管と接続されており、かつケーシング内に、スプールの半径方向貫通孔によって制御可能な接続通路が設けられている。
【0014】
本発明の特に有利な別の構成では、制御弁の内部に各1つの圧力バランスが配置されている。このように構成されていると、このような弁を負荷感知系(Load-Sensing-System)において使用することができ、この場合制御弁の内部に圧力バランスを配置することによって、付加的な構成費用はかからない。
【0015】
本発明の別の構成では、ブレーキ弁の内部に後吸込み装置が設けられており、該後吸込み装置が、開放された状態において供給側に排出側を接続する第1の弁と、開放された状態において容器に供給側を接続する第2の弁とを有している。このように構成することによって、簡単な形式で供給側における充てん不足が回避される。それというのは、圧力媒体は供給圧が低い場合に排出側から供給側に直接流れることができるからである。
【0016】
本発明の特に有利な別の構成では、消費機が、運動方向を逆転可能なハイドロモータとして形成されており、組み合わせられた方向切換え制御弁であるブレーキ弁が、平行な弁軸線に沿ってハイドロモータの制御底受容部に配置されている。ハイドロモータの制御底受容部はこの場合弁ケーシングである。これによって、固有の弁ケーシングが必要ないことに基づいて、構造上の費用は特に安価になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に図面につき本発明の実施の形態を説明する。
【0018】
図1には、吐出容量を調節可能なポンプ1とこのポンプ1に開放回路において接続された消費機2とを備えたハイドロスタティック式の駆動系が示されている。消費機2はこの場合、回転方向を逆転可能なハイドロモータとして形成されている。ポンプ1は媒体を容器3から吸い込んでポンプ導管4内に圧送し、このポンプ導管4は、組み合わせられた制御ブレーキ弁5a,5bの入口とそれぞれ接続されている。入口側において制御ブレーキ弁5a,5bはさらにそれぞれ、容器に通じるタンク導管7に接続されている。制御ブレーキ弁5a,5bの出口にはそれぞれ、2つの消費機接続部に通じる圧送導管8a,8bが接続されている。さらに、各制御ブレーキ弁5a,5bの出口には負荷圧検出導管10a;10bが接続されており、この負荷圧検出導管はポンプ1の所要電流調整器11と接続されている。
【0019】
制御ブレーキ弁5a,5bは、中間位置において絞り作用を加える方向切換え制御弁として形成されており、かつ中央位置において、対応する圧送導管8a;8bへのポンプ導管の接続を遮断する。切換え位置9において制御ブレーキ弁5a;5bはポンプ導管4を圧送導管8a;8bと接続し、この場合消費機の負荷圧は負荷圧検出導管10a,10bに導かれる。制御ブレーキ弁5a,5bはしたがって切換え位置9において制御弁として働く。切換え位置10においてはポンプ導管4への接続部が遮断され、圧送導管8a;8bとタンク導管7との接続部が生ぜしめられる。この切換え位置においては制御ブレーキ弁5a;5bは、ブレーキ弁としての機能を有している。
【0020】
制御ブレーキ弁5aは制御面20aを有しており、この制御面20aは、制御圧導管30a内を導かれる制御圧Xによって負荷可能である。制御圧導管30aには、制御面20aに向かって開放する絞り逆止弁40aが配置されている。絞り逆止弁40aの上流において、制御圧導管30aからは第1の制御圧導管31bが分岐しており、この制御圧導管31bは制御ブレーキ弁5bの制御面21bに通じている。同様に、制御ブレーキ弁5bの制御面20bには、制御圧Yによって負荷可能な制御圧導管30bが導かれており、この制御圧導管30bには絞り逆止弁40bが配置されていて、この場合絞り逆止弁40bの上流においては制御圧導管31aが、制御ブレーキ弁5aの、制御面20aに対向して位置している制御面21aに通じている。
【0021】
制御圧導管31aには絞り50aと、制御面21aに向かって開放する絞り逆止弁51aとが設けられている。制御圧導管31bには相応に絞り50bと絞り逆止弁51bとが設けられており、この絞り逆止弁51bの逆止弁は、制御ブレーキ弁5bの制御面21bに向かって開放する。付加的に制御ブレーキ弁5bの制御面21bには第2の制御圧導管32bが通じており、この制御圧導管32bは圧送導管8aに接続されている。制御圧導管32bには絞り52bと、圧送導管8aに向かって開放する逆止弁53bとが配置されている。同様に、制御ブレーキ弁5aの制御面21aを負荷するために第2の制御圧導管32aが設けられており、この制御圧導管32aは圧送導管8bに接続されていて、この制御圧導管32aには絞り52aと、圧送導管8bに向かって開放する逆止弁53aとが設けられている。
【0022】
さらに付加的に制御ブレーキ弁5aの制御面21aには第3の制御圧導管33aが通じており、この制御圧導管33aは圧送導管8aと接続されている。この場合第3の制御圧導管33aには、制御面21aに向かって開放する調節可能な逆止弁54aが設けられている。同様に制御ブレーキ弁5bの制御面21bには第3の制御圧導管33bが通じており、この制御圧導管33bは圧送導管8bに接続されていて、この制御圧導管33bには、制御面21bに向かって開放する調節可能な逆止弁54bが配置されている。
【0023】
制御面20a;20bが制御圧X;Yによって負荷されると、制御ブレーキ弁5a;5bが切換え位置9に変位され、これによって制御ブレーキ弁5a;5bは制御弁として働く。制御面21a;21bが制御圧Y;Xによって負荷されると、制御ブレーキ弁5a;5bは切換え位置10に変位され、相応な運転状態中にブレーキ弁として機能する。
【0024】
図2には、それぞれ中空ピストン構造形式で縦長スプール弁として形成されていて組み合わされた制御ブレーキ弁5a及び5bが縦断面図で示されている。制御ブレーキ弁5a,5bは平行な弁軸線に配置されていて、それぞれケーシング100のケーシング孔101;102内において長手方向運動可能でばねセンタリングされたスライドピストンつまりスプール60;70から成っている。ケーシング100には、ポンプのポンプ導管4に接続されたポンプ通路Pが設けられており、このポンプ通路Pは制御ブレーキ弁5aの環状通路110と制御ブレーキ弁5bの環状通路111とに接続されている。制御ブレーキ弁5aは環状通路112,113と接続可能であり、これらの環状通路112,113は圧送導管8a;8bに接続されている。同様に、圧送導管8a,8bに接続された環状通路114,115が制御ブレーキ弁5bの領域に設けられている。環状通路112,114及び113,115はそれぞれ互いに接続されている。消費機がハイドロモータとして形成されている場合、環状通路112,114及び113,115は制御底受容部(Steuerbodenaufnahme)に移行して、制御腎臓形部(Steuernieren)を形成することができる。さらに各制御ブレーキ弁5a,5bには2つの環状通路118,119;116,117が設けられており、これらの環状通路118,119;116,117は、タンク導管7と共通に接続されたタンク通路Tに接続されている。各制御ブレーキ弁5a,5bには別の環状通路120;121が設けられており、この環状通路120;121はそれぞれの負荷圧検出導管に接続されている。制御ブレーキ弁5a,5bはポンプ通路Pとタンク通路Tとによって環流(umstroemen)される。圧送導管4に接続された通路110,111はそのために互いに接続されている。
【0025】
ケーシング100のケーシング孔101,102は両側において各1つの弁カバー103,104を用いて閉鎖可能である。制御ブレーキ弁5aはスプール60の端面に制御面20aを有しており、この制御面20aは弁カバー103と共に制御圧室20を形成している。制御圧室20は、絞り逆止弁40aが配置されている制御圧導管30aに接続されている。絞り逆止弁40aの上流において第1の制御圧導管31bは制御圧導管30aに接続されており、この制御圧導管30aは制御ブレーキ弁5bの制御圧室21に接続されており、この制御圧室21は、スプール70の端面に配置された制御面21bと弁カバー103とによって形成されている。制御圧導管31bには絞り逆止弁51bと絞り50bとが配置されている。制御ブレーキ弁5bの制御圧室21はさらに第2の制御圧導管32bと接続されており、この制御圧導管32bは圧送導管8aに接続されていて、この制御圧導管32bには逆止弁53bと絞り52bとが配置されている。制御圧室21を負荷する第3の制御圧導管33bは、圧送導管8bに接続されており、この場合制御圧導管33bには、圧送導管8bに向かって開放する調節可能な逆止弁54bが配置されている。
【0026】
同様な形式で、スプール70の端面は弁カバー104と共に制御ブレーキ弁5bの制御圧室20を形成しており、この制御圧室20は制御圧導管30bに接続されている。制御圧導管30bに配置された絞り逆止弁40bの上流において、制御ブレーキ弁5aの制御圧室21に通じる制御圧導管31aが分岐しており、この場合制御圧室21は、スプール60の端面に配置された端面21aと弁カバー104とによって形成されている。制御圧導管31aには絞り50a及び絞り逆止弁51aが配置されている。制御ブレーキ弁5aの制御圧室21はさらに第2の制御圧導管32a及び第3の制御圧導管33aに接続されている。制御圧導管32aは圧送導管8bに接続されていて、圧送導管8bに向かって開放する逆止弁53aと絞り52aとを有している。制御圧導管33aは圧送導管8aと接続されていて、制御圧室21に向かって開放する調節可能な逆止弁54aを備えている。
【0027】
制御ブレーキ弁5aのスプール60は中空円筒形に形成されていて、かつ内室330aを有しており、この内室330aは半径方向貫通孔を用いて環状通路110,112,113,118,119,121に接続可能である。内室330aには圧力バランス320aが設けられており、この圧力バランス320aは開放された状態において、ポンプ通路Pに接続可能な環状通路110と圧送導管8aに接続可能な環状通路112との間における接続部を、相応な半径方向貫通孔を介して開放する。さらに後吸込み装置(Nachsaugeinrichtung)が設けられており、この後吸込み装置は弁300aから成っていて、この弁300aはスプール内室330aにおいて、圧送導管8a,8bに接続されている環状通路112と環状通路113とに相応な切換え位置で通じる半径方向貫通孔の間に配置されている。さらに、内室330aに向かって開放する第2の弁310aが設けられており、この第2の弁310aは、タンク導管7に接続されている環状通路119に接続可能である。弁300a及び弁310aはそれぞれ、ばね負荷された逆止弁として形成されている。
【0028】
同様な形式で制御ブレーキ弁5bのスプール70の内室330bは、半径方向貫通孔を用いて環状通路111,114,115,116,117,120に接続可能である。内室330bには同様に圧力バランス320bが配置されており、この圧力バランス320bは制御ブレーキ弁5bの相応な制御時に、ポンプ通路Pに接続可能な半径方向貫通部と、圧送導管8bに通じる半径方向貫通孔との接続部を開放する。内室330bにはさらに、弁300bと第2の弁310bとによって形成された後吸込み装置が設けられている。弁310bは開放された状態で、内室330bを、タンク通路Tに接続された環状通路116と接続させる。制御ブレーキ弁5bの制御された状態において環状通路115と114とを接続することができる半径方向貫通孔の間に、弁300bは配置されている。
【0029】
図3には弁カバー103;104が断面図で示されている。弁カバー103,104は孔200を有しており、この孔200は制御圧導管33b;33aに接続されている。孔200には、逆止弁54b,54aとして形成された圧力制限装置の前制御エレメントが配置されている。前制御エレメントは弁体203を有しており、この弁体203はばね201の力によって閉鎖位置に負荷可能である。ばね201のプレロードは調節ねじ202を用いて無段階式に調節可能である。孔200は弁体203の下流で、制御ブレーキ弁5b;5aの制御圧室21に接続されている。弁カバー103;104には別の孔210が設けられており、この孔210は、圧送導管8a;8bと接続されている第2の制御圧導管32b,32aに接続されている。孔210は同様に制御ブレーキ弁5b;5aの制御圧室と接続されている。孔210には絞り52b;52aと、圧送導管8b;8aに向かって開放する逆止弁53b;53aとが配置されている。
【0030】
駆動系は下記のように作動する:
制御圧導管30aへの制御圧Xの供給時に、制御ブレーキ弁5aの制御圧室20と制御ブレーキ弁5bの制御圧室21とに圧力が形成される。制御ブレーキ弁5aの制御圧室21と制御ブレーキ弁5bの制御圧室20とは、絞り逆止弁51a,40bを介して放圧され、これによって規定の圧力値未満では、制御ブレーキ弁5a,5bのスプール60,70はばねの力に抗して図面で見て右に向かって移動させられる。制御ブレーキ弁5aはこれによって、ポンプ通路Pに接続された環状通路111とスプール内室330aとの接続部を開放し、これによって圧力バランス320aは変位され、圧力媒体は環状通路112を介して圧送導管8aに流れる。消費機の負荷圧は圧力バランス320aによって検出され、負荷圧検出導管に接続されている環状通路121と圧力バランス320aのばね室とにおいて導かれる。制御ブレーキ弁5bは、圧送導管8bに接続された環状通路115とスプール内室330bとの接続部を開放する。圧力バランス320bはこれによって図面で見て右に向かって変位され、これによって圧力媒体は圧送導管8bから、タンク通路Tに接続されている環状通路117に流れる。圧力バランス320bのばね室はこの場合タンクに放圧されており、これによって圧力バランス320bは逆止弁として働く。弁300b及び弁310bは、供給側の圧送導管8aにおける高圧によって閉鎖位置へと負荷され、これによって、圧力媒体が供給側の圧送導管8aから排出側の圧送導管8bに向かって流れることが阻止される。
【0031】
制御ブレーキ弁5aはこれによって制御弁として働き、かつ制御ブレーキ弁5bはブレーキ弁として働く。圧送導管8aは供給側Aを形成し、かつ圧送導管8bは消費機の排出側Bを形成する。
【0032】
上に述べたハイドロスタティック式の駆動系を走行駆動装置として備えた車両が坂道を下る場合、傾斜被駆動力(Hangabtriebskraft)によって生ぜしめられた車両のエネルギは、ハイドロモータの被駆動側に供給され、これによって車両の走行速度は高まり、ひいてはハイドロモータは、制御弁によってハイドロモータに供給され得るよりも多くの圧力媒体を必要とする。その結果、供給側の圧送導管8aにおける圧力は降下する。供給圧が、制御ブレーキ弁5bの制御圧室21における制御圧Xの値を下回ると、制御圧導管32bにおける逆止弁53bが開放し、これによって制御圧室21における圧力が消滅し、制御ブレーキ弁5bのスプール70はばねの力によって図面で見て左に向かって移動させられる。これによって、環状通路115からスプール内室330bへの流過横断面は減じられ、その結果、排出側の圧送導管8bにおいて圧力媒体がせき止められる。これによって圧力関係が逆転し、ひいてはハイドロモータがポンプとして働き、かつ制動される。
【0033】
制御圧導管31bにおける絞り50bと制御圧導管32bにおける絞り52bとは次のように、すなわち供給圧を規定の値未満に降下させることなしに、ブレーキ弁として作用する制御ブレーキ弁5bのスプール70が完全に閉鎖され得るように、互いに合わせられている。さらに両方の絞り50b,52bによって、制御弁として働く制御ブレーキ弁5aの、制御圧室20における制御圧Xが降下すること、及びスプール60が閉鎖位置に移動し、これによって流入する圧力媒体が減じられることは、阻止される。したがって、不安定なブレーキ動作を生ぜしめるおそれのある連結作用(Mitkopplung)は生じない。
【0034】
同様に、制御圧の低下によって容積流の低下を達成することができ、これによって車両は所望のように制動される。
【0035】
制動段階において消費機の供給側8aにおける充てん不足及びキャビテーションを回避するために、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁5bには本発明によれば後吸込み装置が設けられている。この後吸込み装置は弁300bを有している。弁300bは、供給側の圧送導管8aひいては環状通路114における圧力がスプール内室330bひいては排出側の圧送導管8bにおける圧力を下回るやいなや、スプール内室330bにせき止められたブレーキ圧によって開放位置に負荷される。これにより弁300bを通って圧力媒体は、圧送導管8bから圧送導管8bにひいては排出側Bから消費機の供給側Aに流れることができる。後吸込み弁300bは、ブレーキ弁5bのスプール内室330bに配置されており、ブレーキ弁の絞り横断面の直ぐ下流における戻り圧(Ruecklaufdruck)によって負荷され、この場合絞り横断面は、環状通路115と接続可能な半径方向貫通孔によって形成される。これによって後吸込み容積流を取り出すために、最高の戻り圧が利用される。ブレーキ弁の330bにおける圧力バランス320bは、制動過程中に逆止弁として働き、ばねプレロードに相応して戻り圧を高める。これによって後吸込み状態が改善される。
【0036】
タンク導管7と接続されている逆止弁310bによって、つまりこの場合圧力媒体がタンク導管7から圧送導管8aにひいては消費機の供給側8aに流れることができることによって、消費機の漏れオイル損失を補償することができる。
【0037】
制御弁として機能する制御ブレーキ弁5aのスプール60では、制動段階中に、排出側の圧送導管8bにおいてせき止められたブレーキ圧によって後吸込み弁300aと逆止弁310aとが閉鎖されている。これによって、圧力媒体は単に、絞り横断面を介してしか排出側8bから制御ブレーキ弁5bのスプール内室330bに流れることしかできず、ひいては確実な制動が可能になる。
【0038】
排出側8bにおいて許容不能なほど高い圧力が発生することを阻止するために、圧力制限装置が設けられており、この圧力制限装置は、逆止弁54bとして形成された、制御圧導管33bにおける前制御エレメントを有している。消費機の排出側の圧送導管8bにおける圧力が、逆止弁54bにおいて調節された圧力値を上回ると、逆止弁54bは開放位置に負荷されて、圧送導管8bと制御ブレーキ弁5bの制御圧室21との接続を生ぜしめる。これによって制御オイル容積流が制御圧室21に達し、これにより制御圧室21における圧力が上昇して、制御ブレーキ弁5bのスプール70が図面で見て右に向かって変位される。スプール70はこれによって、スプール内室330bへの環状通路115のより大きな開放横断面を開放する。スプール70はこの際に、排出側の圧送導管8bにおいて圧力制限装置の調節値が上回れないような大きさで、開放する。制御圧導管31bにおける絞り逆止弁51bはこの際に、制御ブレーキ弁5の制御圧室20における制御圧ひいては制御弁5の機能が影響されることを阻止する。
【0039】
これによって、制御圧導管32bにおける逆止弁54bの形をした前制御エレメントは、主制御段としてのスプール70と一緒に、排出側の圧送導管8bにおける圧力が許容ブレーキ圧を上回ることを阻止し、運転領域全体において圧力ピークが生じないようにする。したがって前制御によって、圧力制限装置内における等圧特性が簡単に達成される。
【0040】
上に述べた実施例では単に、制御ブレーキ弁5aの制御圧室20及び制御ブレーキ弁5bの制御圧室21を制御圧Xで負荷することしか記載されていない。しかしながら記載された関係は、制御ブレーキ弁5aの制御圧室21及び制御ブレーキ弁5bの制御圧室20を制御圧Yで負荷する場合においても、消費機の運動方向は逆転するが、同様な形式で生じ、この場合には制御ブレーキ弁5aの機能と制御ブレーキ弁5bの機能とは交代する。制御ブレーキ弁5bgはしたがって制御弁として働き、制御ブレーキ弁5aはブレーキ弁として働く。そして圧送導管8bは供給側Bになり、圧送導管8aは排出側Aになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駆動系を示す回路図である。
【図2】制御弁及びブレーキ弁を示す縦断面図である。
【図3】圧力制限装置の前制御エレメントを備えた弁カバーを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプ、 2 消費機、 3 容器、 4 ポンプ導管、 5a,5b 制御ブレーキ弁、 7 タンク導管、 8a,8b 圧送導管、 9,10 切換え位置、 10a,10b 負荷圧検出導管、 11 所要電流調整器、 20 制御圧室、 20a,20b 制御面、 21 制御圧室、 21a,21b 制御面、 30a,30b 制御圧導管、 31a,31b 制御圧導管、32a,32b 制御圧導管、 33a,33b 制御圧導管、 40a,40b 絞り逆止弁、 50a,50b 絞り、 51a,51b 逆止弁、 52a,52b 絞り、 53a,53b 逆止弁、 54a,54b 逆止弁、60,70 スプール、 100 ケーシング、 101,102 ケーシング孔、 103,104 弁カバー、 110,111 環状通路、 112,113,114,115,116,117,118,119,120,121 環状通路、 200 孔、 201 ばね、 202 調節ねじ、 203 弁体、 210 孔、 300a,300b,310a,310b 弁、 320a,320b 圧力バランス、 330a,330b 内室、 X,Y 制御圧、 P ポンプ通路、 T タンク通路、 A 供給側、 B 排出側

Claims (9)

  1. ポンプと、開放回路において該ポンプに接続された消費機とを備えたハイドロスタティック式の駆動系であって、消費機の供給側(A;B)及び排出側(B;A)にそれぞれ、制御ブレーキ弁(5a;5b)が配置されており、消費機の供給側(A;B)とポンプとの接続時には制御ブレーキ弁(5a;5b)が、流入する圧力媒体量を規定する制御弁の機能を有し、かつ消費機の排出側(B;A)と容器(3)との接続時には制御ブレーキ弁(5b;5a)が、流出する圧力媒体量を規定するブレーキ弁の機能を有しており、制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)とブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)とが、同じ制御圧によって負荷可能であり、しかも制動運転時に、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)を負荷する制御圧が、制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)を負荷する制御圧とは実質的に無関係に、流入側の圧力に関連して影響可能である形式のものにおいて、規定された流出側の圧力値の超過時に、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)が、流出側の圧力によって開放位置に向かって負荷されるようになっており、制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)の制御面(20a;20b)と制御圧発生器との間に制御圧導管(30a;30b)が配置されており、該制御圧導管(30a;30b)から、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)の前で開口する第1の制御圧導管(31b;31a)が分岐しており、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)が、供給側の圧送導管(8a;8b)に制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)の下流で第2の制御圧導管(32b;32a)を用いて接続されており、該第2の制御圧導管(32b;32a)に、絞り(52b;52a)と、該絞りの下流に供給側の圧送導管(8a;8b)に向かって開放する逆止弁(53b;53a)とが配置されており、さらに、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)が、第3の制御圧導管(33b;33a)における圧力によって負荷可能であり、該第3の制御圧導管(33b;33a)がブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の上流で排出側の圧送導管(8b,8a)に接続可能であり、しかも第3の制御圧導管(33b;33a)に前制御エレメントが配置されており、該前制御エレメントが、排出側の圧送導管(8b,8a)における圧力によって開放位置に操作可能であり、かつブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)と排出側の圧送導管(8b;8a)との接続を生ぜしめることを特徴とする、ハイドロスタティック式の駆動系。
  2. 前制御エレメントが、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)に向かって開放する調節可能な逆止弁(54b;54a)として形成されている、請求項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  3. 逆止弁(54a;54b)の弁体が、調節ねじ(202)を用いてプレロードを変化可能なばねの力によって、閉鎖位置に負荷可能である、請求項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  4. 制御圧導管(30a;30b)に絞りが配置され、かつ該絞りに対して平行に、制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)の制御面(20a;20b)に向かって開放する逆止弁が配置されており、絞り逆止弁(40a;40b)の上流で、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)と接続している第1の制御圧導管(31b;31a)が分岐しており、第1の制御圧導管(31b;31a)に、ブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の制御面(21b;21a)に向かって開放する逆止弁が設けられ、かつ該逆止弁に対して平行に配置された絞り(51b;51a)が設けられている、請求項からまでのいずれか1項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  5. 消費機が両方向に運転可能であり、消費機の、ポンプと接続可能な両圧送導管(8a;8b)のそれぞれに、ブレーキ弁及び制御弁として働く組み合わせられた各1つの制御ブレーキ弁(5a;5b)が配置されており、該制御ブレーキ弁(5a;5b)が、中間位置において絞り作用を有する方向切換え制御弁として形成されていて、第1の制御面(20a;20b)と第2の制御面(21a;21b)とを有しており、この場合制御ブレーキ弁(5a;5b)が、制御圧による第1の制御面(20a;20b)の負荷時には制御弁として機能し、かつ制御圧による第2の制御面(21a;21b)の負荷時にはブレーキ弁として機能するようになっており、この場合一方の制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)の第1の制御面(20a;20b)の制御時に、他方のブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の第2の制御面(21b;21a)が同じ制御圧で負荷可能であり、一方の制御弁として働く制御ブレーキ弁(5a;5b)の第2の制御面(21a;21b)と他方のブレーキ弁として働く制御ブレーキ弁(5b;5a)の第1の制御面(20b;20a)とが、容器(3)への接続によって放圧可能である、請求項1からまでのいずれか1項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  6. 組み合わせられた制御ブレーキ弁(5a;5b)がそれぞれ、中空円筒形に形成されていてばねセンタリングされたスプール(60,70)として形成されており、該スプール(60,70)が端面に第1及び第2の制御面(20a,220b;21a,21b)を有しており、この場合第1の制御面(20a,20b)が制御圧導管(30a;30b)に接続されていて、第2の制御面(21a,21b)が制御圧導管(31a,32a,33a;31b,32b,33b)と接続されており、かつケーシング内に、スプールの半径方向貫通孔によって制御可能な接続通路が設けられている、請求項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  7. 制御ブレーキ弁(5a;5b)の内部に圧力バランス(320a;320b)が配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  8. 制御ブレーキ弁(5b;5a)の内部に後吸込み装置が設けられており、該後吸込み装置が、開放された状態において供給側(A;B)に排出側(B;A)を接続する第1の弁(300b;300a)と、開放された状態において容器に供給側(A;B)を接続する第2の弁(310b;310a)とを有している、請求項1からまでのいずれか1項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
  9. 消費機が、運動方向を逆転可能なハイドロモータとして形成されており、組み合わせられた制御ブレーキ弁(5a,5b)が、平行な弁軸線に沿ってハイドロモータの制御底受容部に配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のハイドロスタティック式の駆動系。
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