JP4214731B2 - ポイント制電子商取引システムおよびポイント制電子商取引方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、広告配信を伴った番組放送を利用したポイント制電子商取引方法、ポイント制電子商取引システム、放送受信装置、放送受信方法、およびそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、このポイント制電子商取引方法およびそのシステムとしては、例えば、特開平9-163351号公報に記載されているようなものがあった。図11は、前記公報に記載された従来のポイント制電子商取引システムを示すものである。
【0003】
図11において、テレビモニター1101を介して商品情報放送を視聴する各視聴者の記録体1102、並びにテレビモニターに記録及び読み取りを行うデコーダ1102が接続されている。この記録体1102がコマーシャルの視聴データをコマーシャル依頼企業1103の商品ごとに累積的に記録するコマーシャル視聴データ記録部を有しており、視聴者は自己の記録体1102に累積記録されたコマーシャル視聴データに応じた特典に応じ、コマーシャル依頼企業1103の商品を購入することができる。
【0004】
また、別の従来例としては、特開平7-203420号公報に記載されているようなものがあった。図12は、前記公報に記載された従来の放送受信方法を示すものである。
【0005】
図12において、視聴者1201はビデオ・オン・デマンドで番組を視聴する要求を有料番組放送局1202に行う。このとき、視聴者1201から広告視聴の許容度の情報も放送局1202に送信される。放送局1202はそれに応じて、広告企業1203より依頼されている所定の広告を番組と共に視聴者1201に放送する。有料番組放送局1202は、この広告の視聴時間に応じて料金を割り引く。
【0006】
また更に、別の従来例としては、特開平11-18113号公報に記載されているようなものがあった。図13は、前記公報に記載された従来の放送受信装置、放送受信方法、およびそのプログラムを示すものである。
【0007】
図13において、コマーシャル番組がディスプレイ1301に表示されたとき、視聴者に応答が要求される。視聴者がリモートコントローラ1302を操作し、コマーシャル番組の応答要求に応答したとき、スマートカード1303にポイントが加算される。このスマートカード1303に記録されているポイントを利用して、有料番組を視聴できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平9-163351号公報の構成では、特典は広告商品の購入することにのみ与えられる。このため、広告依頼企業は自社商品の値引きを容易に認めることになり特典をあまり大きくすると商品の値崩れにつながる。また、特典があまりに小さいとこのポイント制のメリットを視聴者に訴求できなくなってしまうという課題を有していた。
【0009】
別の従来例である特開平7-203420号公報の構成では、視聴者は広告放送を視聴さえすれば、有料番組をポイント数に応じて値引きして視聴できるので、広告を実際に見ないでいる可能性もあり、必ずしも広告依頼企業の意図通りに広告商品の売り上げにこのポイント制が効果を表さないという課題を有していた。
【0010】
この課題を解決するための手段として、特開平11-18113号公報の構成で示すように視聴者に応答を要求し、その応答に対応してポイントを付与する方法も提案されているが、これは視聴者にとって煩わしい操作となり受け入れられにくいという課題を有していた。
【0011】
その他の課題として、安価なビデオレンタルに押され、有料番組放送の需要が伸び悩んでいるというものもある。
【0012】
また近年、地上波テレビ放送、衛星放送そしてケーブルテレビ放送などの各放送媒体のデジタル化による多チャンネル化が進むことにより、視聴番組が分散化し、視聴率が低下している。このため、広告依頼企業のテレビ広告費の負担が増えるといった課題も生じている。
【0013】
更にまた、パーソナル・ビデオ・レコーダやHDD付きテレビにより好きな番組を蓄積しておき、好きな時間にそれらを視聴するといったタイムシフトという視聴の仕方が普及してきており、これにより広告をカットして記録したり、再生時に広告を早送りして視聴しないといった事態が発生している。
【0014】
これらは広告依頼企業や放送局にとって、大きな課題となってきている。
【0015】
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされ、その目的とするところは、視聴者に広告の視聴を促し、その広告商品の安易な値引きを行うことなく販売促進が行え、また有料放送の需要拡大にもつながるポイント制電子商取引方法、電子商取引システム、放送受信装置、放送受信方法、およびそのプログラムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決する本発明に係るポイント制電子商取引方法は、放送センター、視聴者端末、および受注センターとが結ばれたデータ通信網上で、視聴者が放送センターからの広告を視聴し、広告商品を発注することでポイントを得られ、視聴者からの受注により受注センターはポイントを発生させ、そのポイント数を視聴者端末および放送センターの少なくともいずれか一方に通知し、放送センターは通知されたポイント数分の有料放送視聴料を割引するものである。
【0017】
更にまた、前記従来の課題を解決する本発明に係る放送受信装置は、受信した放送から広告映像ポイント有無を含む商品属性情報を抽出し、それを記憶しておき、視聴者が商品指定部から指定した商品が記憶されている商品属性情報に適合することを判定し、適合した場合に、発注情報とポイント要求情報を出力する。この発注に応じて受注側から授けられるポイント数を蓄積し、有料放送の課金情報から、蓄積しているポイント数を減算した課金情報を放送配信元へ送信する。
【0018】
また、これによれば視聴者が得たポイントで得られる特典は、有料放送が無料あるいは、割引した料金で視聴できることであるため、直接商品の値引きをしている訳ではない。そのため、商品の値崩れを起こすことなしに販売が促進できる。また、ポイントは広告商品を受注したときに発行するため、スポンサーは無駄なポイントの発生をしないで済ませることができる。また、視聴者は煩わしい操作なしに得られたポイントで、有料放送が無料あるいは割引料金で視聴できるので、積極的に広告を視聴するようになる。それにより、放送センターは広告の価値向上と、有料放送の需要増加を得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の態様に係るポイント制電子商取引方法は、放送センター、視聴者端末、および受注センターとが結ばれたデータ通信網上で、放送センターからの有料放送、広告およびその商品属性情報を視聴し、広告商品を前記視聴者端末から発注することで、ポイントの授受が伴う電子商取引の方法であって、前記受注センターにおいて、前記視聴者端末から広告商品の受注をするステップと、その受注により広告商品に応じたポイント数を計算し、前記ポイント数と受注商品のスポンサー情報を前記放送センターへ送信するステップと、前記ポイント数を前記視聴者端末へ送信するステップと、前記放送センターにおいて、受信したポイント数をスポンサー情報と関連づけて蓄積するステップと、前記視聴者端末において、受信したポイント数を蓄積し、放送センターへの有料放送を視聴した時間を含む番組視聴課金情報から前記ポイント数分のクレジットを減算した課金情報を送信するステップと、消費したポイント数を蓄積ポイント数から減算するステップとを有する。
【0020】
これによれば、視聴者が得たポイントで得られる特典は、直接商品の値引きをするのではなく、有料放送が無料あるいは、割引した料金で視聴できることであるため、商品の値崩れを起こすことなしに販売を促進できる。また、ポイントは広告商品を受注したときに発行するため、スポンサーは無駄なポイントの発生をしないで済ませられる。また、視聴者は広告を視聴するだけで、特に煩わしい操作をすることなしにポイントが得られるので、積極的に広告を視聴するようにもなる。それにより、放送センターは広告の価値向上と、有料放送の需要増加を得られる。
【0021】
本発明の第2の態様に係るポイント制電子商取引方法は、放送センター、視聴者端末、および受注センターとが結ばれたデータ通信網上で、放送センターからの有料放送、広告およびその商品属性情報を視聴し、広告商品を前記視聴者端末から発注することで、ポイントの授受が伴う電子商取引の方法であって、前記受注センターにおいて、前記視聴者端末から広告商品の受注をするステップと、その受注により広告商品に応じたポイント数を計算し、前記ポイント数と受注商品のスポンサー情報を前記放送センターへ送信するステップと、前記ポイント数を前記視聴者端末へ送信するステップと、前記放送センターにおいて、受信したポイント数をスポンサー情報と関連づけて蓄積するステップと、受信したポイント数分のクレジットを番組視聴課金情報から減算するステップと、消費させたポイント数を視聴者端末へ送信するステップと、前記視聴者端末において、受信したポイント数を蓄積し、前記放送センターへ蓄積ポイント数を送信するステップと、受信した消費ポイント数を蓄積ポイント数から減算するステップと、を有する。
【0022】
これによれば、第1の態様で実現された効果の他に、放送センターにおいて、ポイントと有料放送視聴時間との交換レートを随時に、かつ視聴者端末毎に、あるいは視聴者端末のトータル視聴時間と関連させて自由に設定変更できる。
【0023】
本発明の第3の態様に係るポイント制電子商取引方法は、有料放送の受信料を顧客毎に管理する有料放送顧客管理センターと、視聴者端末と、受注センターとが結ばれたデータ通信網上で、放送センターからの有料放送、広告およびその商品属性情報を視聴し、広告商品を前記視聴者端末から発注することで、ポイントの授受が伴う電子商取引の方法であって、前記受注センターにおいて、前記視聴者端末から広告商品の受注をするステップと、その受注により広告商品に応じたポイント数を計算し、前記ポイント数、受注商品のスポンサー情報、および発注元の視聴者情報を前記有料放送顧客管理センターへ送信するステップと、前記有料放送顧客管理センターにおいて、受信したポイント数をスポンサー情報および視聴者情報と関連づけて蓄積するステップと、前記視聴者端末から受信した番組視聴課金情報から、同じ視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数分のクレジットを減算すると共に、消費したポイント数を前記視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数から減算するステップと、前記視聴者端末において、有料放送を視聴した時間を含む番組視聴課金情報を、前記有料放送顧客管理センターへ送信するステップとを有する。
【0024】
これによれば、第1の態様で実現された効果の他に、発行ポイントと、獲得ポイントが受注センター一カ所で管理されるため、発行数と、獲得数の整合チェックが容易に行えるようになる。更に、視聴者端末の故障あるいは不正な使用に対してもポイント数管理は影響を受けることが無く、スポンサーにとって信頼性の高いポイント制電子商取引方法を提供することができる。
【0025】
本発明の第4の態様は、第1乃至第3の態様に係るポイント制電子商取引方法において、前記視聴者端末で、前記放送センターからの広告を視聴したことを記憶する広告視聴記憶ステップと、視聴者が発注した商品が前記広告視聴記憶ステップで記憶された商品属性情報に適合する商品かを判定するステップと、前記記憶された商品属性情報に適合する商品であると判定した場合の発注において、商品視聴有り情報を添付するステップと、前記受注センターにおいて、前記視聴者端末からの受注に商品視聴有り情報が添付されている場合のみポイントを発行するステップとを有する。
【0026】
これによれば、第1乃至第3の態様で実現された効果の他に、視聴者が視聴した広告商品の商品属性に適合した商品を購入した場合にのみポイントが付与されるため、視聴者は広告を積極的に視聴するようになり、広告放送の有効性を高めることが出来る。
【0027】
スポンサーにとっては、広告視聴率の向上に伴い商品の認知度が高まることにより、自社商品の受注を増すことができる。
【0028】
本発明の第5の態様に係るポイント制電子商取引システムは、広告にポイント有無を含む商品属性情報を添付する商品属性添付手段と、前記商品属性情報が添付された広告を放送する放送手段と、前記広告を受信する映像受信手段と、前記広告を表示する映像表示手段と、前記表示した広告の商品属性情報を蓄積する属性情報蓄積手段と、前記商品属性情報に適合した商品を視聴者が発注する発注手段と、前記商品の受注に応じてポイント数を発生するポイント数発生手段と、前記ポイント数とスポンサー情報を関連づけて蓄積する企業ポイント蓄積手段と、前記ポイント数および、前記企業ポイント蓄積手段で蓄積されたポイント数と前記スポンサー情報を送信するポイント情報送信手段と、前記ポイント情報送信手段からポイント数を受信し、蓄積するポイント蓄積手段と、前記ポイント数分のクレジットを有料放送の課金情報から減算するポイント交換手段と、前記ポイント交換手段により減算した課金情報を送信する手段と、前記課金情報を減算するのに消費したポイント数を、前記ポイント蓄積手段から減算し、蓄積ポイント数と置換する蓄積ポイント残数更新手段とを有する。
【0029】
本発明の第6の態様に係るポイント制電子商取引システムは、広告にポイント有無を含む商品属性情報を添付する商品属性添付手段と、前記商品属性情報が添付された広告を放送する放送手段と、前記広告を受信する映像受信手段と、前記広告を表示する映像表示手段と、前記表示した広告の商品属性情報を蓄積する属性情報蓄積手段と、前記商品属性情報に適合した商品を視聴者が発注する発注手段と、前記商品の受注に応じてポイント数を発生するポイント数発生手段と、前記ポイント数とスポンサー情報を関連づけて蓄積する企業ポイント蓄積手段と、前記ポイント数および、前記企業ポイント蓄積手段で蓄積されたポイント数とスポンサー情報を送信するポイント情報送信手段と、前記ポイント情報送信手段からポイント数を受信し、蓄積するポイント蓄積手段と、前記ポイント蓄積手段に蓄積されたポイント数および有料放送を視聴した時間を含む番組視聴課金情報を送信する蓄積ポイント数送信手段と、前記蓄積ポイント数送信手段からのポイント数に応じて、番組視聴課金情報から減算するポイント交換手段と、前記課金情報を減算するのに消費したポイント数を送信する消費ポイント数通知手段と、前記消費ポイント数通知手段から受信した消費ポイント数を、前記ポイント蓄積手段から減算し、蓄積ポイント数と置換する蓄積ポイント残数更新手段とを有する。
【0030】
本発明の第7の態様に係るポイント制電子商取引システムは、広告にポイント有無を含む商品属性情報を添付する商品属性添付手段と、前記商品属性情報が添付された広告を放送する放送手段と、前記広告を受信する映像受信手段と、前記広告を表示する映像表示手段と、前記表示した広告の商品属性情報を蓄積する属性情報蓄積手段と、前記商品属性情報に適合した商品を視聴者が発注する発注手段と、前記商品の受注に応じてポイント数を発生するポイント数発生手段と、前記ポイント数、スポンサー情報、および発注元の視聴者情報を送信するポイント情報送信手段と、前記ポイント情報送信手段から受信したポイント数を、同じく受信したスポンサー情報と視聴者情報に関連づけてそれぞれ蓄積するポイント蓄積手段と、有料放送を視聴した時間を含む番組視聴課金情報を送信する蓄積ポイント数送信手段と、前記番組視聴課金情報から、同じ視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数分のクレジットを減算するポイント交換手段と、前記課金情報を減算するのに消費したポイント数を、前記ポイント蓄積手段の内の前記視聴者情報に対応したポイント残数から減算し、蓄積ポイント数と置換する蓄積ポイント残数更新手段とを有する。
【0031】
本発明の第8の態様に係る放送受信装置は、放送を受信する受信部と、前記受信部で受信した信号から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出部と、前記属性情報抽出部で抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶部と、視聴者が発注したい商品を指定する商品指定部と、前記商品が前記属性情報記憶部に記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定部と、前記注文商品判定部により適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注部と、前記ポイント商品発注部からの発注に応じて受注側から授けられるポイント数を受信するポイント数受信部と、前記ポイント数受信部で受信したポイント数を蓄積する獲得ポイント蓄積部と、有料放送の課金情報から、前記獲得ポイント蓄積部で蓄積しているポイント数を減算した課金情報を放送配信元へ送信する課金情報送信部と、その課金に充当させたポイント数を獲得ポイントから減算する獲得ポイント演算部とを有する。
【0032】
本発明の第9の態様に係る放送受信装置は、放送を受信する受信部と、前記受信部で受信した信号から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出部と、前記属性情報抽出部で抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶部と、視聴者が発注したい商品を指定する商品指定部と、前記商品が前記属性情報記憶部に記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定部と、前記注文商品判定部により適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注部と、前記ポイント商品発注部からの発注に応じて受注側から授けられるポイント数を受信するポイント数受信部と、前記ポイント数受信部で受信したポイント数を蓄積する獲得ポイント蓄積部と、有料放送の課金情報と、前記獲得ポイント蓄積部で蓄積しているポイント数を放送配信元へ送信する課金ポイント情報送信部と、その課金に充当させたポイント数を受信し、受信した課金充当分のポイント数を獲得ポイントから減算する獲得ポイント演算部とを有する。
【0033】
本発明の第10の態様に係る放送受信装置は、放送を受信する受信部と、前記受信部で受信した信号から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出部と、前記属性情報抽出部で抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶部と、視聴者が発注したい商品を指定する商品指定部と、前記商品が前記属性情報記憶部に記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定部と、前記注文商品判定部により適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注部と、有料放送の課金情報を送信する課金情報送信部とを有する。
【0034】
本発明の第11の態様に係る放送受信方法は、受信した放送から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、前記属性情報抽出ステップで抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶ステップと、視聴者が発注するとして指定した商品が、記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定ステップと、前記注文商品判定ステップにより適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注ステップと、前記ポイント商品発注ステップからの発注に応じて受注側から受信したポイント数を蓄積するポイント蓄積ステップと、有料放送の番組視聴課金情報から、蓄積している前記ポイント数分のクレジットを減算した課金情報を、視聴者毎に有料放送の課金を管理しているセンターへ送信する課金情報送信ステップと、蓄積している前記ポイント数を、その課金に充当させたポイント数分減算したポイント数に更新するポイント残数更新ステップとを有する。
【0035】
本発明の第12の態様に係る放送受信方法は、受信した放送から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、前記属性情報抽出ステップで抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶ステップと、視聴者が発注するとして指定した商品が、記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定ステップと、前記注文商品判定ステップにより適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注ステップと、前記ポイント商品発注ステップからの発注に応じて受注側から受信したポイント数を蓄積するポイント蓄積ステップと、有料放送の課金情報と、蓄積している前記ポイント数を、視聴者毎に有料放送の課金を管理しているセンターへ送信する課金ポイント情報送信ステップと、その課金に充当させたポイント数を受信し、受信した課金充当分のポイント数を獲得ポイントから減算する獲得ポイント演算ステップとを有する。
【0036】
本発明の第13の態様に係る放送受信方法は、受信した放送から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、前記属性情報抽出ステップで抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶ステップと、視聴者が発注するとして指定した商品が、記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定ステップと、前記注文商品判定ステップにより適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注ステップと、有料放送の課金情報を、視聴者毎に有料放送の課金を管理しているセンターへ送信する課金情報送信ステップとを有する。
【0037】
本発明の第14の態様に係るプログラムおよびそのプログラムを提供する記憶媒体は、受信した放送から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、前記属性情報抽出ステップで抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶ステップと、視聴者が発注するとして指定した商品が、記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定ステップと、前記注文商品判定ステップにより適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注ステップと、前記ポイント商品発注ステップからの発注に応じて受注側から受信したポイント数を蓄積するポイント蓄積ステップと、有料放送の番組視聴課金情報から、蓄積している前記ポイント数分のクレジットを減算した課金情報を、視聴者毎に有料放送の課金を管理しているセンターへ送信する課金情報送信ステップと、蓄積している前記ポイント数を、その課金に充当させたポイント数分減算したポイント数に更新するポイント残数更新ステップとを備える。
【0038】
本発明の第15の態様に係るプログラムおよびそのプログラムを提供する記憶媒体は、受信した放送から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、前記属性情報抽出ステップで抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶ステップと、視聴者が発注するとして指定した商品が、記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定ステップと、前記注文商品判定ステップにより適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注ステップと、前記ポイント商品発注ステップからの発注に応じて受注側から受信したポイント数を蓄積するポイント蓄積ステップと、有料放送の課金情報と、蓄積している前記ポイント数を、視聴者毎に有料放送の課金を管理しているセンターへ送信する課金ポイント情報送信ステップと、その課金に充当させたポイント数を受信し、受信した課金充当分のポイント数を獲得ポイントから減算する獲得ポイント演算ステップとを備える。
【0039】
本発明の第16の態様に係るプログラムおよびそのプログラムを提供する記憶媒体は、受信した放送から広告ポイント有無を含む商品属性情報を抽出する属性情報抽出ステップと、前記属性情報抽出ステップで抽出された商品属性情報を蓄積する属性情報記憶ステップと、視聴者が発注するとして指定した商品が、記憶されている商品属性情報に適合することを判定する注文商品判定ステップと、前記注文商品判定ステップにより適合するとされた場合に、発注情報とポイント要求情報を出力するポイント商品発注ステップと、有料放送の課金情報を、視聴者毎に有料放送の課金を管理しているセンターへ送信する課金情報送信ステップとを備える。
【0040】
以下、本発明を図面と共に詳細に説明する。
【0041】
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるポイント制電子商取引システムの構成図を示すものである。
【0042】
図1において、放送センター101は番組映像102と広告映像103と、前記広告映像103の内容、例えば商品名、商品品番、メーカー名、ポイント対象非対象判別、広告放送期間、広告放送地域といった商品属性情報104を多重化するマルチプレクサ、その出力である放送信号を発信する放送発信器106を有している。放送センター101からは放送網110を通して、図6に示すように無料番組や広告のほかに有料番組を放送しており、有料番組にはスクランブルがかけられている。この有料番組はペイパービュー(PPV)であり、放送センター101は視聴者が視聴した番組単位で料金を課すようにしている。
【0043】
なお、放送信号の発信する媒体は、放送信号の発信元たる放送センターから視聴者へ放送信号が届くものであればよく、放送電波に限るものではない。
【0044】
また、この放送センター101はインターネット100と接続するDSU/CSU107と、視聴者端末111からの課金情報および受注センター131からのスポンサーごとの発行ポイント数情報が蓄積されているデータベース109と、それらを管理するコンピュータ108とを有する。
【0045】
視聴者端末111は、放送を受信するチューナ112、受信した多重化された放送信号を番組映像102、広告103、及び商品属性情報104に分離するデマルチプレクサ113、その分離された番組映像102と広告103を表示するモニター114、このモニターで表示された広告103に対応する商品属性情報104、および受注センター131から受信するポイント数を記憶しておくストレージ116、視聴者が商品を注文する操作を行うリモコン117、インターネット100で放送センター101、及び受注センター131と送受信するためのモデム118を有している。
【0046】
受注センター131は、インターネット100との送受信を行うDSU/CSU132と、受注処理とポイントの発行を行うコンピュータ133と、商品のデータベース134を有している。
【0047】
本発明のポイント制電子商取引システムは、上記の放送センター101と、視聴者端末111と、受注センター131がインターネット100で結ばれた構成をしている。
【0048】
以上のように構成されたポイント制電子商取引システムについて、以下にその動作、作用を図2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0049】
まず、番組映像102、広告103、および商品属性情報104はマルチプレクサ105で多重化された後、放送発信器106から地上波テレビ放送、衛星放送、ケーブルテレビ放送あるいはブロードバンド等である放送網110に出力される(ステップS201)。
【0050】
視聴者端末111は、その放送をチューナ112で受信し、デマルチプレックサ113で、再び番組映像102、広告103、及び商品属性情報104に分離する。分離された番組映像102と広告103はモニター114にデコーダ115を通して表示される(ステップS202)。この時、表示された広告103に対応する商品属性情報104はストレージ116内の商品属性記憶部に図7に示すデータ形式で蓄積される(ステップS203)。
【0051】
次に、視聴者がリモコン117から視聴者コード及び商品の注文コードを入力すると、視聴者端末111のCPU119は、ストレージ116内の商品属性記憶部にその商品属性情報104が蓄積されているかどうかをチェックし、蓄積されていた場合は、視聴者コード及び注文コードと共にポイント発行要求コードを図8に示すデータ形式で受注センター131にインターネット100経由で送信する(ステップS204)。また、商品属性情報104に商品に対応したメーカーのURL等のリンク先を提示することにより、関連した商品の紹介や会社概要等を見ることができる。
【0052】
受注センター131は、視聴者端末111からの注文を受け、商品発送の処理(ステップS205)と発注した視聴者口座からの料金引き落としの処理(ステップS206)をすると共に、その視聴者へのポイントの発行を行う(ステップS207)。このポイント数はデータベース134に蓄積されている商品コードテーブル、および購入数量により決定され、発注した視聴者端末111へインターネット100を経由して送信される。
【0053】
同時に、このポイント数は受注した商品のスポンサー毎にデータベース134に蓄積され(ステップS208)、月に一度その月に発行したポイント数が放送センター101へ送信される(ステップS209)。このスポンサーは商品のメーカーである場合もあるが、その商品を輸入している会社や販売している会社の場合もある。
【0054】
視聴者端末111では、CPU119が送信されてきたポイント数をストレージ116内の蓄積ポイント数記憶部に記憶する(ステップS210)。一方、視聴者端末111は、月に一度その月に視聴した(ステップS211)有料番組の視聴時間、視聴日時、番組コードといった課金情報を図9に示すデータ形式で放送センター101からインターネット100を通して問い合わされる。この時、視聴者端末111は、その課金情報からストレージ116内の蓄積ポイント数記憶部に記憶されているポイント数に相当するあらかじめ設定されている率での視聴料分の視聴時間を減算した(ステップS212)課金情報を応答する(ステップS213)。この際、減算した課金の金額を表示することは、視聴者の広告視聴を誘引する上で好ましい。また、CPU119は、この応答であてがったポイント数を、蓄積ポイント数から減算し、ストレージ116内の蓄積ポイント数記憶部に格納する(ステップS214)。
【0055】
放送センター101のコンピュータ108は、上記のように視聴者端末111にその月の課金情報の問い合わせを行い、得られた課金情報を視聴者毎にデータベース109に記録する。この記録は、その後視聴料として計算され、各視聴者への請求書が発行される(ステップS215)。
【0056】
また、受注センター131からも月に一度発行したポイント数が、スポンサー毎の情報として放送センター101に送信され(ステップS209)、データベース109に格納される。この記録はその後視聴料として計算され、各スポンサーへの請求書が発行される(ステップS216)。
【0057】
放送センター101に広告を依頼した企業と、発行したポイント数分の視聴料を負担する企業とは異なることは十分にあり得る。このため、図7に示した商品属性情報および、図8に示した商品発注情報中のスポンサーコードは、発行するポイント数分の視聴料を負担する企業情報であることが必要である。
【0058】
なお、前記視聴者端末111は、セットトップボックス(STB)に前記の機能を保持させることによっても実現できる。
【0059】
以上のような処理がなされることにより、視聴者には注文商品の広告103を視聴した、しないをあまり意識することなしに視聴者端末111から商品を注文するだけで、自動的に有料放送を無料あるいは、ポイント数に応じて割り引かれた料金で視聴できる特典が与えられる。もちろん視聴者は、広告103を視聴することによりポイントが得られる可能性があるため積極的に視聴するようになり、広告放送の有効性を高めることが出来る。
【0060】
また、本実施の形態1では視聴時間に応じて課金がされるとしているが、視聴時間に限られず、視聴した番組単位あるいは月単位の視聴料で課金することもできる。前者の場合、番組に応じて必要とするポイント数を変えたり、一律同じポイント数にしたりすることも可能である。また、後者の場合、ポイント数に応じて月額の視聴料を減額することが可能である。
【0061】
スポンサーにとっては、広告視聴率の向上に伴い商品の認知度が高まることにより、自社商品の受注が増す。また、受注によってのみポイントを付与するので、販売につながらない無駄な経費の発生を抑えることが出来る。
【0062】
有料放送会社は視聴者がポイントを利用した需要が増し、有料放送の普及を進めることが出来る。
【0063】
更に、本実施の形態では視聴者端末111に獲得ポイントが蓄積されるため、放送センター101は視聴者毎にポイント数を管理する必要がないため、放送センター101での顧客管理の負荷を抑えることが出来る。
【0064】
また、本実施の形態の放送センター101は、視聴者の視聴料管理と、スポンサーのポイント数による視聴料管理を行う構成にしているが、これらを有料放送顧客管理センターで行う構成にすることにより、特に、放送センター101はインターネットとの接続が不要になり、重要な番組や広告のコンテンツが外部から改竄されるという危険を回避することが出来る。
【0065】
なお、本実施の形態では、番組と広告とが多重化されて送信されるが、広告と商品属性情報を番組とは別チャンネルで放送することも可能である。
【0066】
また、本実施の形態では、スポンサー情報に関連づけられたポイント数を受注センター131にて蓄積したが、受注センター131でポイントを発行するたびに放送センター101にスポンサー情報とポイント数を通知し、放送センター101にてそのスポンサー情報に関連づけられたポイント数を蓄積することも可能である。
【0067】
更にまた、広告依頼企業の一つと放送センターとが同一企業の場合もありうる。この場合も、受注センターにおいて他の広告依頼企業と同様に処理することで同じ効果が得られる。
【0068】
また、タイムシフト機能を実現した視聴者端末を図14に示す。この視聴者端末111は予め視聴者が指定した録画したい番組を番組記憶装置1402に自動的に記録する録画制御装置1401がチューナ112とデマルチプレクサ113との間にあることが上記した実施の形態の視聴者端末111と異なっている。
【0069】
この蓄積された番組を再生するときに録画制御装置1401からの番組データはデマルチプレクサで番組映像と広告と商品属性情報とに分離される。そして、それぞれモニター114あるいはストレージ116に出力される。
【0070】
これにより、タイムシフト機能を利用した場合も実施の形態1と同様に、録画番組を視聴した時点で商品属性情報がストレージ116に記録されるため、その商品を注文したときも同様のポイントを取得することができる。
【0071】
また、本実施の形態はインターネット上で課金情報やポイントの受け渡しを行っているが、有料番組の視聴料をプリペイドカードにより視聴者端末で支払う方法も可能である。この場合、視聴者は放送センターが発行するプリペイドカードを購入し、これを視聴者端末にセットして使用する。視聴者端末はプリペイドカードの視聴可能ポイント数をカードリーダで読み込み、有料番組を指定されたときにはそのポイント数を消費する。視聴者は広告を視聴して、商品を注文した場合、受注センターからその商品に応じたポイントをプリペイドカードとして取得する。そして、この取得したプリペイドカードで更に有料放送を視聴することができる。
【0072】
このような方法によって、インターネット上で課金情報やポイントの受け渡しを行わずに、プリペイドカードの授受でも同様の効果を得ることが可能である。
【0073】
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態におけるポイント制電子商取引システムの動作を説明するフローチャートである。
【0074】
図3において、視聴者端末111はストレージ116内の蓄積ポイント数記憶部に記憶されたポイント数と、その月に視聴した番組視聴課金情報を、放送センター101が月に一度、インターネット100を通しての問い合わされた時、課金情報について減算処理することなしにそのまま回答する点(ステップS301)、および放送センター101のコンピュータ108が、視聴者端末111から得られた番組視聴課金情報から同じく得られたポイント数に相当するあらかじめ設定されている率での視聴料分の視聴時間を減算した課金情報を視聴者毎にデータベース109に記録する点(ステップS302)が第1の実施の形態と異なる。この記録はその後視聴料として計算され、各視聴者への請求書が発行され(ステップS216)、また、受注センター131からも月に一度発行したポイント数が、スポンサー毎に送信され(ステップS209)、データベース109に格納される。この記録はその後視聴料として計算され、各スポンサーへの請求書が発行される(ステップS216)ことは第1の実施の形態と同じである。放送センター101で消費されたポイント数は、視聴者端末111へ送信され(ステップS303)、視聴者端末111にて蓄積ポイント数が更新される(ステップS304)。
【0075】
第1の実施の形態と同様に、放送センター101に広告を依頼した企業と、発行したポイント数分の視聴料を負担する企業とは異なることは十分にあり得る。このため、図7に示した商品属性情報および、図8に示した商品発注情報中のスポンサーコードは、発行するポイント数分の視聴料を負担する企業情報である必要がある。
【0076】
以上のような処理がなされることにより、第2の実施の形態では第1の実施の形態で実現された効果の他に、放送センター101において、ポイントと有料放送視聴時間との交換レートを随時に、かつ視聴者端末毎に、あるいは視聴者端末のトータル視聴時間と関連させて自由に設定変更できる。
【0077】
また、本実施の形態も、第1の実施の形態と同じく放送センター101が視聴者の視聴料管理と、スポンサーのポイント数による視聴料管理を行う構成にしているが、これらを有料放送顧客管理センターで行う構成にすることは可能であり、その場合同様の効果を実現できる。
【0078】
なお、本実施の形態では、番組と広告とが多重化されて送信されるが、広告と商品属性情報を番組とは別チャンネルで放送することも可能である。
【0079】
また、本実施の形態では、スポンサー情報に関連づけられたポイント数を受注センター131にて蓄積したが、受注センター131でポイントを発行するたびに放送センター101にスポンサー情報とポイント数を通知し、放送センター101にてそのスポンサー情報に関連づけられたポイント数を蓄積することも可能である。
【0080】
(実施の形態3)
図4は、 本発明の第3の実施の形態におけるポイント制電子商取引システムの構成図を示すものである。
【0081】
図4において、放送センター401は番組映像102と広告103と、前記広告103の内容、例えば商品名、商品品番、メーカー名、ポイント対象非対象判別、広告放送期間、広告放送地域といった商品属性情報104を多重化するマルチプレクサ、その出力である放送信号を発信する放送発信器106を有している。
【0082】
有料放送顧客管理センター441は、インターネット100と接続するDSU/CSU442と、視聴者端末411からの課金情報および受注センター431からの視聴者毎のポイント数とスポンサーごとの発行ポイント数情報が蓄積されているデータベース443と、それらを管理するコンピュータ444とを有する。
【0083】
視聴者端末411は、放送を受信するチューナ112、受信した多重化された放送信号を番組映像102、広告103、及び商品属性情報104に分離するデマルチプレクサ113、その分離された番組映像102と広告103を表示するモニター114,このモニター114で表示された広告103に対応する商品属性情報104を記憶しておくストレージ416,視聴者が商品を注文する操作を行うリモコン117、インターネット100で有料放送顧客管理センター441、及び受注センター431と送受信するためのモデム118を有している。
【0084】
受注センター431は、インターネット100との送受信を行うDSU/CSU432と、受注処理とポイントの発行を行うコンピュータ433と、商品情報、視聴者ポイント情報、および発行ポイント情報のデータベース434を有している。
【0085】
本発明のポイント制電子商取引システムは、上記の放送センター401と、有料放送顧客管理センター441と、視聴者端末411と、受注センター431がインターネット100で結ばれた構成をしている。
【0086】
以上のように構成されたポイント制電子商取引システムについて、以下にその動作、作用を図5に示すフローチャート用いて説明する。
【0087】
まず、番組映像102、広告103、および商品属性情報104はマルチプレクサ105で多重化された後、放送発信器106から放送網110へ出力される(ステップS201)。
【0088】
視聴者端末411は、その放送をチューナ112で受信し、デマルチプレックサ113で、再び番組映像102、広告103、及び商品属性情報104に分離する。分離された番組映像102と広告103はモニター114にデコーダ115を通して表示される(ステップS202)。この時、表示された広告103に対応する商品属性情報104はストレージ116の商品属性記憶部に図7に示すデータ形式で蓄積される(ステップS203)。
【0089】
次に、視聴者がリモコン117から視聴者コード及び商品の注文コードを入力すると、視聴者端末111のCPU119は、ストレージ416内の商品属性記憶部にその商品属性情報104が蓄積されているかどうかをチェックし、蓄積されていた場合は、視聴者コード及び注文コードと共にポイント発行要求コードを図8に示すデータ形式で受注センター131に送信する。
【0090】
以上までは第1の実施の形態と同じである。
【0091】
受注センター431は、視聴者端末411からの注文を受け、商品発送の処理(ステップS205)と発注した視聴者口座からの料金引き落としの処理をする(ステップS206)と共に、その視聴者へのポイントの発行を行う(ステップS207)。図10に示すように、このポイント数はデータベース434に蓄積されている商品コードテーブル1001、および割り増しテーブル1002に基づき購入数量により決定され、視聴者端末コードとともにこのデータベース434に視聴者端末コード毎1003に獲得ポイント数1003として記憶される。
【0092】
同時に、この発行したポイント数は、受注した商品のスポンサー毎にデータベース434に蓄積される。これら視聴者獲得ポイント数と発行ポイント数は、月に一度その月に有料放送顧客管理センター441へ送信される(ステップS501)。
【0093】
視聴者端末411では、CPU119が、月に一度その月に視聴した有料番組の視聴時間、視聴日時、番組コードといった課金情報を有料放送顧客管理センター441からインターネット100を通して問い合わされる時に回答する(ステップS502)。
【0094】
有料放送顧客管理センター441のコンピュータ444は、上記のように視聴者端末411にその月の課金情報の問い合わせを行い、得られた課金情報を視聴者毎にデータベース443に記録する(ステップS503)。また、受注センター431からも月に一度スポンサー毎の発行したポイント数と視聴者毎の獲得ポイント数が送信されデータベース443に記録される(ステップS503)。有料放送顧客管理センター441は、この課金情報から獲得ポイント数分の視聴料を減算し(ステップS504)、データベース443に課金情報として格納される。この記録はその後視聴料として計算され(ステップS506)、視聴者への請求書が発行される(ステップS507)。発行ポイント数の記録はその後視聴料として計算され(ステップS506)、各スポンサーへの請求書が発行される(ステップS507)。課金情報の減算分だけ蓄積ポイントは減算され、残ポイント数が更新される(ステップS505)。
【0095】
本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、放送センター101に広告を依頼した企業と、発行したポイント数分の視聴料を負担する企業とは異なることは十分にあり得る。このため、図7に示した商品属性情報および、図8に示した商品発注情報中のスポンサーコードは、発行するポイント数分の視聴料を負担する企業情報である必要がある。
【0096】
以上のような処理がなされることにより、第3の実施の形態では第1の実施の形態で実現された効果の他に、発行ポイントと、獲得ポイントが受注センター一カ所で管理されるため、発行数と、獲得数の整合チャックが容易に行えるようになる。更に、視聴者端末の故障あるいは不正な使用に対してもポイント数管理は影響を受けることが無く、スポンサーにとって信頼性の高いポイント制電子商取引システムを提供することができる。
【0097】
(実施の形態4)
図15は、本発明の第4の実施の形態におけるポイント制電子商取引システムの構成図を示すものである。
【0098】
実施の形態1とは、放送センター101がマルチプレクサ105で多重化した番組データを放送発信器106から放送しているのではなく、インターネット100を介して配信している点と、視聴者端末111がモデム118から取り込んだ番組データを番組記憶装置1502に一旦蓄積し、蓄積された番組データをデマルチプレクサ113で映像信号等に分離して視聴する点が異なる。
【0099】
すなわち、放送センター101は配信するコンテンツである番組データ及び配信可能な番組とその番組の課金情報を記載した番組表を蓄積しておく番組データベース1501を有しての配信サーバとしての機能と、視聴者端末111からの課金情報および受注センター131からのスポンサーごとの発行ポイント数情報が蓄積されているデータベース109を管理する機能とを備えている。
【0100】
一方、視聴者端末111は、インターネット100から受信した番組データを蓄積する番組記憶装置1502を有しており、リモコン117からの指示で指定の番組データを読み出し、デマルチプレクサ113で映像信号等に分離される。この番組記憶装置1502には、予め配信された番組表から指定しておいた有料番組を自動的に蓄積しておくことができ、好みの時間に視聴するタイムシフト機能を実現することも可能である。
【0101】
本実施の形態4のポイント制電子商取引システムは、上記の放送センター101と、視聴者端末111と、受注センター131がインターネット100で結ばれた構成をしている。
【0102】
このポイント制電子商取引システムにおいても、実施の形態1と同様に、視聴者端末111が番組を番組記憶装置1502から読み出して視聴するときに、デマルチプレクサ113で分離され、デコードされた商品属性情報がストレージ116に記録される。このため、視聴者が商品を注文する際に、視聴者コードや注文コードと共にポイント発行要求コードを受注センター131へ送信することができる。
【0103】
また、放送センター101のコンピュータ108は実施の形態1と同様に視聴者端末111から課金情報を得ることができ、受注センター131からは発行したポイント数が得られるため、視聴者ごとに発行したポイント数を割り引いた料金を視聴者に請求することができる。
【0104】
以上のように、本実施の形態においても実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
【0105】
また、インターネットを介することにより放送センター101と視聴者端末111との間で双方向通信が可能なため、視聴者端末111から好きなときに放送センター101に番組の配信を要求するオン・デマンド機能を実現することができる。この場合も、放送センター101は要求された番組映像と共に広告映像や商品属性情報を多重化して要求のあった視聴者端末111に送信することにより、上記と同様のポイントの授受が行われ、同様の効果を得ることが可能である。
【0106】
なお、視聴者端末111より、番組は配信を受ける際に番組映像と共に広告映像や商品属性情報の配信を受けるか否かの選択ができるようにしても良い。
【0107】
【発明の効果】
本発明により、視聴者は広告を見て注文することにより特典が得られるようになるため、広告を積極的に見るようになり、スポンサーの宣伝効果が高まる。また、スポンサーは自社商品が購入されたときに特典を付与するので、無駄な経費を発生することなく、直接自社商品の販売増につながる。このため、広告を視聴者が見たのかどうかの確認はそれほど重要でないため、視聴者による応答をしてもらうという煩わしさを要求しなくて済む。また自社商品を値引きするのではないので、値引きによる自社商品の値崩れを起こすこともない。
【0108】
また更に、有料放送会社にとってはTVの広告の有効性を高める効果があるとともに、視聴者からの有料番組の需要を増やすという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるポイント制電子商取引システムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1の動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の実施の形態2の動作を説明するフローチャート
【図4】本発明の実施の形態3におけるポイント制電子商取引システムの構成図
【図5】本発明の実施の形態3の動作を説明するフローチャート
【図6】本発明の実施の形態1乃至3における放送信号の構成図
【図7】本発明の実施の形態1乃至3における商品属性情報のデータ形式図
【図8】本発明の実施の形態1乃至3における商品発注情報のデータ形式図
【図9】本発明の実施の形態1乃至3における課金情報のデータ形式図
【図10】本発明の実施の形態3の受注センターでのデータベースを説明する概念図
【図11】従来の双方向メディアを利用した流通システムの構成図
【図12】従来の双方向放送方式の概念図
【図13】従来のデジタルテレビジョン信号受信装置の構成図
【図14】本発明の実施の形態1における視聴者端末の構成図
【図15】本発明の実施の形態4におけるポイント制電子商取引システムの構成図
【符号の説明】
100 インターネット
101 放送センター
102 番組映像データ
103 広告映像データ
104 商品属性情報データ
105 マルチプレクサ
106 放送発信器
107 DSU/CSU
108 コンピュータ
109 データベース
111 視聴者端末
112 チューナ
113 デマルチプレクサ
114 モニター
115 デコーダ
116 ストレージ
117 リモコン
118 モデム
119 CPU
122 RAM
123 ROM
124 操作入力部
131 受注センター
132 DSU/CSU
133 コンピュータ
134 データベース
411 視聴者端末
416 ストレージ
431 受注センター
432 DSU/CSU
433 コンピュータ
434 データベース
441 有料放送顧客管理センター
442 DSU/CSU
443 データベース
444 コンピュータ
1401 録画制御装置
1402 番組記憶装置
1501 番組データベース
1502 番組記憶装置
Claims (6)
- 放送センター、視聴者端末および受注センターが結ばれたデータ通信網上でのポイント制電子商取引の方法であって、
前記放送センターの放送発信器が、有料の番組映像、広告映像および前記広告映像の広告商品の内容とスポンサーコードとを含む商品属性情報を出力するステップと、
前記視聴者端末において、
受信部が、前記有料の番組映像、前記広告映像および前記商品属性情報を受信するステップと、
商品属性記憶部に、前記商品属性情報が蓄積されるステップと、
操作入力部に、視聴者コードおよび商品の注文コードが入力されるステップと、
制御部が、前記商品が、前記商品属性記憶部に蓄積された商品属性情報に示された広告商品と一致するかを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて、前記制御部が一致すると判定した場合に、前記視聴者コード、前記注文コード、前記スポンサーコード、購入数量およびポイント発行要求コードを含む商品発注情報を前記受注センターに送信するステップと、
前記受注センターにおいて、
受注処理部が、前記視聴者端末から送信された前記商品発注情報に基づいて前記広告商品の受注をするステップと、
演算部が、その受注により前記広告商品に応じたポイント数を、データベースに蓄積された商品コードテーブルおよび前記購入数量により計算するステップと、
前記演算部が、前記ポイント数を、スポンサー毎に前記データベースに蓄積するステップと、
送信部が、前記ポイント数をスポンサー毎に前記放送センターへ送信するステップと、
前記送信部が、前記ポイント数を前記視聴者端末へ送信するステップと、
前記視聴者端末において、
前記制御部が、受信したポイント数を蓄積し、前記有料の番組映像を視聴した時間を含む番組視聴課金情報から前記ポイント数分のクレジットを減算した課金情報を前記放送センターへ送信するステップと、
前記制御部が、消費したポイント数を蓄積ポイント数から減算するステップと
を備え、
前記放送センターの制御部が、前記受注センターから受信し、データベースに格納したポイント数に応じて、各スポンサーに対して請求すべき前記有料の番組映像の視聴料を算出することを特徴とするポイント制電子商取引方法。 - 放送センター、視聴者端末および受注センターが結ばれたデータ通信網上での、ポイント制電子商取引の方法であって、
前記放送センターの放送発信器が、有料の番組映像、広告映像および前記広告映像の広告商品の内容とスポンサーコードとを含む商品属性情報を出力するステップと、
前記視聴者端末において、
受信部が、前記有料の番組映像、前記広告映像および前記商品属性情報を受信するステップと、
商品属性記憶部に、前記商品属性情報が蓄積されるステップと、
操作入力部に、視聴者コードおよび商品の注文コードが入力されるステップと、
制御部が、前記商品が、前記商品属性記憶部に蓄積された商品属性情報に示された広告商品と一致するかを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて、前記制御部が一致すると判定した場合に、前記視聴者コード、前記注文コード、前記スポンサーコード、購入数量およびポイント発行要求コードを含む商品発注情報を前記受注センターに送信するステップと、
前記受注センターにおいて、
受注処理部が、前記視聴者端末から送信された前記商品発注情報に基づいて前記広告商品の受注をするステップと、
演算部が、その受注により前記広告商品に応じたポイント数を、データベースに蓄積された商品コードテーブルおよび前記購入数量により計算するステップと、
前記演算部が、前記ポイント数を、スポンサー毎に前記データベースに蓄積するステップと、
送信部が、前記ポイント数をスポンサー毎に前記放送センターへ送信するステップと、
前記送信部が、前記ポイント数を前記視聴者端末へ送信するステップと、
前記視聴者端末において、
前記制御部が、前記受注センターから受信したポイント数を蓄積し、前記放送センターへ前記有料の番組映像を視聴した時間を含む番組視聴課金情報および蓄積ポイント数を送信するステップと、
前記放送センターにおいて、
制御部が、前記受注センターから受信したポイント数分のクレジットを、前記視聴者端末から受信した前記番組視聴課金情報から減算するステップと、
前記制御部が、消費ポイント数を視聴者端末へ送信するステップと、
前記視聴者端末において、
前記制御部が、前記放送センターから受信した前記消費ポイント数を前記蓄積ポイント数から減算するステップと
を備え、
前記放送センターの前記制御部が、前記受注センターから受信し、データベースに格納したポイント数に応じて、各スポンサーに対して請求すべき前記有料の番組映像の視聴料を算出することを特徴とするポイント制電子商取引方法。 - 有料放送の受信料を顧客毎に管理する有料放送顧客管理センターと、視聴者端末と、受注センターとが結ばれたデータ通信網上でのポイント制電子商取引の方法であって、
前記視聴者端末において、
受信部が、有料の番組映像、広告映像および前記広告映像の広告商品の内容とスポンサーコードとを含む商品属性情報を受信するステップと、
商品属性記憶部に、前記商品属性情報が蓄積されるステップと、
操作入力部に、視聴者コードおよび商品の注文コードが入力されるステップと、
制御部が、前記商品が、前記商品属性記憶部に蓄積された商品属性情報に示された広告商品と一致するかを判定するステップと、
前記判定するステップにおいて、前記制御部が一致すると判定した場合に、前記視聴者コード、前記注文コード、前記スポンサーコード、購入数量およびポイント発行要求コードを含む商品発注情報を前記受注センターに送信するステップと、
前記受注センターにおいて、
受注処理部が、前記視聴者端末から送信された前記商品発注情報に基づいて前記広告商品の受注をするステップと、
演算部が、その受注により前記広告商品に応じたポイント数を、データベースに蓄積された商品コードテーブルおよび前記購入数量により計算するステップと、
前記演算部が、前記ポイント数を、視聴者毎およびスポンサー毎に、前記データベースに蓄積するステップと、
送信部が、前記ポイント数を、視聴者毎およびスポンサー毎に前記有料放送顧客管理センターへ送信するステップと、
前記視聴者端末において、
前記制御部が、前記有料の番組映像を視聴した時間を含む番組視聴課金情報を、前記有料放送顧客管理センターへ送信するステップと、
前記有料放送顧客管理センターにおいて、
制御部が、前記受注センターから受信したポイント数を視聴者毎およびスポンサー毎に蓄積するステップと、
前記制御部が、前記視聴者端末から受信した番組視聴課金情報から、同じ視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数分のクレジットを減算すると共に、消費したポイント数を前記視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数から減算するステップと、
を備え、
前記有料放送顧客管理センターの前記制御部が、前記受注センターから受信し、データベースに格納したポイント数に応じて、各スポンサーに対して請求すべき前記有料の番組映像の視聴料を算出することを特徴とするポイント制電子商取引方法。 - 放送センター、視聴者端末および受注センターが結ばれたデータ通信網上でのポイント制電子商取引システムであって、
前記放送センターが、有料の番組映像、広告映像および前記広告映像の広告商品の内容とスポンサーコードとを含む商品属性情報を出力する放送発信器を備え、
前記視聴者端末が、
前記有料の番組映像、前記広告映像および前記商品属性情報を受信する受信部と、
前記商品属性情報が蓄積される商品属性記憶部と、
視聴者コードおよび商品の注文コードが入力される操作入力部と、
前記商品が、前記商品属性記憶部に蓄積された商品属性情報に示された広告商品と一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記視聴者コード、前記注文コード、前記スポンサーコード、購入数量およびポイント発行要求コードを含む商品発注情報を前記受注センターに送信する制御部とを備え、
前記受注センターが、
前記視聴者端末から送信された前記商品発注情報に基づいて前記広告商品の受注をする受注処理部と、
その受注により前記広告商品に応じたポイント数を、データベースに蓄積された商品コードテーブルおよび前記購入数量により計算し、前記ポイント数を、スポンサー毎に前記データベースに蓄積する演算部と、
前記ポイント数をスポンサー毎に前記放送センターへ送信し、前記ポイント数を前記視聴者端末へ送信する送信部とを備え、
前記視聴者端末の前記制御部が、受信したポイント数を蓄積し、前記有料の番組映像を視聴した時間を含む番組視聴課金情報から前記ポイント数分のクレジットを減算した課金情報を前記放送センターへ送信し、消費したポイント数を蓄積ポイント数から減算し、
前記放送センターが、前記受注センターから受信し、データベースに格納したポイント数に応じて、各スポンサーに対して請求すべき前記有料の番組映像の視聴料を算出する制御部を備えたことを特徴とするポイント制電子商取引システム。 - 放送センター、視聴者端末および受注センターが結ばれたデータ通信網上でのポイント制電子商取引システムであって、
前記放送センターが、有料の番組映像、広告映像および前記広告映像の広告商品の内容とスポンサーコードとを含む商品属性情報を出力する放送発信器を備え、
前記視聴者端末が、
前記有料の番組映像、前記広告映像および前記商品属性情報を受信する受信部と、
前記商品属性情報が蓄積される商品属性記憶部と、
視聴者コードおよび商品の注文コードが入力される操作入力部と、
前記商品が、前記商品属性記憶部に蓄積された商品属性情報に示された広告商品と一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記視聴者コード、前記注文コード、前記スポンサーコード、購入数量およびポイント発行要求コードを含む商品発注情報を前記受注センターに送信する制御部とを備え、
前記受注センターが、
前記視聴者端末から送信された前記商品発注情報に基づいて前記広告商品の受注をする受注処理部と、
その受注により前記広告商品に応じたポイント数を、データベースに蓄積された商品コードテーブルおよび前記購入数量により計算し、前記ポイント数を、スポンサー毎に前記データベースに蓄積する演算部と、
前記ポイント数をスポンサー毎に前記放送センターへ送信し、前記ポイント数を前記視聴者端末へ送信する送信部とを備え、
前記視聴者端末の制御部が、前記受注センターから受信したポイント数を蓄積し、前記放送センターへの前記有料の番組映像を視聴した時間を含む番組視聴課金情報および蓄積ポイント数を送信し、
前記放送センターが、前記受注センターから受信したポイント数分のクレジットを、前記視聴者端末から受信した前記番組視聴課金情報から減算し、消費ポイント数を視聴者端末へ送信する制御部を備え、
前記視聴者端末の制御部が、前記放送センターから受信した前記消費ポイント数を前記蓄積ポイント数から減算し、
前記放送センターの前記制御部が、前記受注センターから受信し、データベースに格納したポイント数に応じて、各スポンサーに対して請求すべき前記有料の番組映像の視聴料を算出することを特徴とするポイント制電子商取引システム。 - 有料放送の受信料を顧客毎に管理する有料放送顧客管理センターと、視聴者端末と、受注センターとが結ばれたデータ通信網上でのポイント制電子商取引システムであって、
前記視聴者端末が、
有料の番組映像、広告映像および前記広告映像の広告商品の内容とスポンサーコードとを含む商品属性情報を受信する受信部と、
前記商品属性情報が蓄積される商品属性記憶部と、
視聴者コードおよび商品の注文コードが入力される操作入力部と、
前記商品が、前記商品属性記憶部に蓄積された商品属性情報に示された広告商品と一致するかを判定し、一致すると判定した場合に、前記視聴者コード、前記注文コード、前記スポンサーコード、購入数量およびポイント発行要求コードを含む商品発注情報を前記受注センターに送信する制御部とを備え、
前記受注センターが、
前記視聴者端末から送信された前記商品発注情報に基づいて前記広告商品の受注をする受注処理部と、
その受注により前記広告商品に応じたポイント数を、データベースに蓄積された商品コードテーブルおよび前記購入数量により計算し、前記ポイント数を、視聴者毎およびスポンサー毎に、前記データベースに蓄積する演算部と、
前記ポイント数を、視聴者毎およびスポンサー毎に前記有料放送顧客管理センターへ送信する送信部とを備え、
前記視聴者端末の制御部が、前記有料の番組映像を視聴した時間を含む番組視聴課金情報を、前記有料放送顧客管理センターへ送信し、
前記有料放送顧客管理センターが、
前記受注センターから受信したポイント数を視聴者毎およびスポンサー毎に蓄積し、前記視聴者端末から受信した前記番組視聴課金情報から、同じ視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数分のクレジットを減算すると共に、消費したポイント数を前記視聴者情報と関連づけて蓄積されたポイント数から減算する制御部を備え、
前記有料放送顧客管理センターの前記制御部が、前記受注センターから受信し、データベースに格納したポイント数に応じて、各スポンサーに対して請求すべき前記有料の番組映像の視聴料を算出することを特徴とするポイント制電子商取引システム。
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