JP4214494B2 - 電動モータを制御する装置 - Google Patents

電動モータを制御する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4214494B2
JP4214494B2 JP23386198A JP23386198A JP4214494B2 JP 4214494 B2 JP4214494 B2 JP 4214494B2 JP 23386198 A JP23386198 A JP 23386198A JP 23386198 A JP23386198 A JP 23386198A JP 4214494 B2 JP4214494 B2 JP 4214494B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
movable
conductor
movable conductor
switch assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23386198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11191986A (ja
Inventor
ヘルツマンセダー エングレバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eaton Corp filed Critical Eaton Corp
Publication of JPH11191986A publication Critical patent/JPH11191986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4214494B2 publication Critical patent/JP4214494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H89/00Combinations of two or more different basic types of electric switches, relays, selectors and emergency protective devices, not covered by any single one of the other main groups of this subclass
    • H01H89/06Combination of a manual reset circuit with a contactor, i.e. the same circuit controlled by both a protective and a remote control device
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H89/00Combinations of two or more different basic types of electric switches, relays, selectors and emergency protective devices, not covered by any single one of the other main groups of this subclass
    • H01H89/06Combination of a manual reset circuit with a contactor, i.e. the same circuit controlled by both a protective and a remote control device
    • H01H2089/065Coordination between protection and remote control, e.g. protection job repartition, mutual assistance or monitoring
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H77/00Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting
    • H01H77/02Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism
    • H01H77/06Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism with electromagnetic opening
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H77/00Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting
    • H01H77/02Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism
    • H01H77/10Protective overload circuit-breaking switches operated by excess current and requiring separate action for resetting in which the excess current itself provides the energy for opening the contacts, and having a separate reset mechanism with electrodynamic opening

Landscapes

  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Breakers (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動モータの故障時にモータスタータを過大電流の影響から保護するための新しい改良形の装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電動モータの制御に使用される既知の装置は、モータスタータを含んでいる。モータスタータは、接触器と過負荷継電器を含むことができる。過負荷継電器は、モータの熱保護を行う。モータスタータは高価である。電動モータの故障の発生時にモータスタータに過大電流が流れることによって、接触器の接点の溶接や、熱に敏感な素子の溶融または熱ゆがみが発生するであろう。電動モータの制御に使用される既知の装置が、米国特許第3,959,753号および第4,991,050号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような事情から、本発明は、電動モータの故障時にモータスタータを過大電流の影響から保護するための新しい改良形の装置および方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、各請求項に記載の構成を有している。具体的には、請求項1に記載の装置では、電動モータの正常作動時に電動モータへ電流を送る主回路を含む。主回路は、モータスタータと電流制限スイッチアセンブリを含む。過大電流が電動モータへ流れ始めた時にモータスタータを迂回して電流を流すために、バイパス回路が設けられている。
【0005】
電流制限スイッチアセンブリが初期状態にある時、バイパス回路は開路状態にあって、電流はモータスタータおよび電流制限スイッチアセンブリを通って電動モータへ流れる。電流制限スイッチアセンブリが作動状態にある時、電流制限スイッチアセンブリは主回路を開いて、モータスタータを通る電流の流れを遮断することができる。この時、電流制限スイッチアセンブリはイパス回路を閉じて、過大電流がモータスタータを迂回して流れるようにする。
【0006】
電流制限スイッチアセンブリは、接点を配置した可動導体を含むことができる。可動導体は、磁界の反発作用またはコイルによる電機子の移動によるか、これらの作用の両方によって固定接点に対して移動する。これは、過大電流がモータへ流れ始めた場合に、モータスタータを保護するために電流制限スイッチアセンブリが初期状態から作動状態へ作動するために必要な応答時間を最短にする。
【0007】
本発明の上記および他の特徴は、添付の請求項を参照しながら以下の説明を読めば、明らかになるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、電動モータ12の制御に使用するための装置10を概略的に示す。装置10は、モータの正常作動中にモータ12へ電流を送る主回路14を含む。主回路14は、既知のモータ回路保護器すなわち回路ブレーカ18を含む。モータ回路保護器18は、主回路14に流れる過大な故障電流によって磁気的に作動する。モータ回路保護器18は、作動時に開放状態に保持されて、主回路14を遮断する。
【0009】
主回路14はまた、既知のモータスタータ20を含む。モータスタータ20は、モータ12の作動を開始するために開状態から閉状態へ作動する接触器22を含む。また、モータスタータ20は、熱素子を有する過負荷継電器24を含む。過負荷継電器24の熱素子は、継電器を流れる電流の関数として加熱されて、異常電流が流れた場合に継電器を開いて、主回路14を通ってモータ12へ流れる電流を遮断する。1つの特定の既知構造を有するモータスタータ20が図1に示されているが、モータスタータ20は、図示の構造とは異なった構造にすることもできることを理解されたい。
【0010】
本発明の特徴によれば、電流制限スイッチアセンブリ30が、主回路14内に配置されている。電流制限スイッチアセンブリ30は、モータ12への過大な電流の流れに迅速に応答してモータスタータ20を保護する。電流制限スイッチアセンブリ30は、モータ回路保護器18がモータスタータを流れる電流を遮断するための時間が経過してしまう前に、モータスタータを流れる電流を遮断することによって、モータスタータ20を保護する。
【0011】
電動モータ12に重大な故障が生じた時、モータの部品の短絡によって過大電流が流れるであろう。その過大電流のごく小さい最初の部分だけが、モータスタータ20に流れる。これは、電流制限スイッチアセンブリ30が主回路14を直ちに開いて、モータスタータ20を流れる電流を遮断するからである。
【0012】
電流制限スイッチアセンブリ30は、過大電流の開始に対してモータ回路保護器18よりも相当に速く応答する。モータ回路保護器18が過大電流に応答するのに必要な時間が経過する間に、その過大電流がモータスタータ20に重大な損傷を与えてしまう時間長さにわたってモータスタータ20を流れるであろう。しかし、電流制限スイッチアセンブリ30は、主回路14に過大電流が流れ始めるのに応答して、モータスタータが損傷を受ける前にモータスタータ20を流れる過大電流を遮断することができる。
【0013】
電動モータ12の正常作動中、交流が電力線34および36からモータスタータ20および主回路14を通って電動モータ12へ流れる。電力線34および36は、約277ボルトの電圧を有することができる交流電源に接続されている。もちろん、必要に応じて、他の交流電圧を、または直流電圧でも使用できる。電力線34および36は交流電源に接続されているが、説明を簡単にするため、電流が図1に矢印38,40および42で示されている方向に流れるものと仮定する。
【0014】
本発明の別の特徴によれば、モータ12に過大電流が流れ始めた時に電流がモータスタータ20を迂回して流れるようにするため、電流制限スイッチアセンブリ30を通るバイパス回路46が設けられている。過大電流がモータスタータ20を迂回して流れるようにすることによって、バイパス回路46は、モータ12へ流れる過大電流による損傷からモータスタータ20を保護する。
【0015】
高レベルまたは低レベルのいずれかの過大電流が主回路14を通ってモータ12へ流れ始めた時、電流制限スイッチアセンブリ30が迅速に作動する。電流制限スイッチアセンブリ30が作動すると、主回路14が直ちに開いて、モータスタータ20を通る電流の流れを遮断する。また、電流制限スイッチアセンブリ30が作動する結果、過大電流はモータスタータ20を迂回してバイパス回路46を流れる。
【0016】
バイパス回路46は、モータ回路保護器18および作動中の電流制限スイッチアセンブリ30を介してモータ12を電力線(電源)34に接続する。電流制限スイッチアセンブリ30が作動した後、モータ回路保護器18が作動して、電力線34および36間の電流の流れを遮断する。モータ回路保護器18が開くと、イパス回路46を通る電流の流れが遮断される。その時、電流制限スイッチアセンブリ30はそれの初期すなわち非作動状態に戻る。
【0017】
電流制限スイッチアセンブリ
電流制限スイッチアセンブリ30(図2)は、電気絶縁材からなるハウジング50を含む。電流制限スイッチアセンブリ30の1つの特殊な実施の形態では、ハウジング50がガラス充填ポリエステル製であった。ハウジング50は、図2に概略的に示されているだけであるが、堅固で剛直なブロック材であることを理解されたい。ハウジング50は、電流制限スイッチアセンブリ30のスイッチ接点および他の構成部材を封入している。
【0018】
電流制限スイッチアセンブリ30は、ハウジング50に固定された複数の固定接点を含む。このため、電流制限スイッチアセンブリ30は、一対の主回路側の第1固定接点52,54(図2)を含む。この第1固定接点52,54に加えて、電流制限スイッチアセンブリ30は、バイパス回路側の第2固定接点56を含む。第1固定接点52,54は主回路14の一部を形成しているのに対して、第2固定接点56はバイパス回路46の一部を形成している。なお、第1固定接点52を第1固定接点領域、第1固定接点54を第2固定接点領域、第2固定接点56を第3固定接点領域と云うこともできる。
【0019】
固定導体60,62が、第1固定接点52,54を主回路リード線64,66に接続している。主回路リード線64は、端子ラグ68で固定導体60に接続されている。主回路リード線66は、端子ラグ70に接続されている。
【0020】
固定導体62と第1固定接点54は、らせんコイル72を介して端子ラグ70および主回路リード線66に接続されている。コイル72は、電気絶縁材製のボビン74に巻装されている。コイル72は、ハウジング50に固着された金属フレーム76によって包囲されている。
【0021】
バイパス回路側の第2固定接点56は、端子ラグ78に接続されている。バイパス回路リード線80が、端子ラグ78に接続されている。
【0022】
可動導体すなわち接点キャリヤ82が、渦巻きコイルばね84によって図2に示されている初期位置に向けて押し付けられている。渦巻きコイルばね84は、図2に概略的に示されており、ハウジング50の表面と可動導体82の間に配置されている。
【0023】
一対の主回路側の第1可動接点(第1可動接点領域)88と第1可動接点(第2可動接点領域)90が、可動導体すなわち接点キャリヤ82上に配置されている。また、バイパス回路側の第2可動接点(第3可動接点領域)92が、可動導体82の、主回路側の第1可動接点88,90と反対側に配置されている。
【0024】
電気的に絶縁されたスプリッタプレート100が、ハウジング50の電気絶縁材内に可動導体82に隣接させて取り付けられている。スプリッタプレート100は、電流制限スイッチアセンブリ30の作動中の主回路側の第1固定接点52,54と主回路側の第1可動接点88,90の間のアークを最小限に抑える。スプリッタプレート100は、主回路14またはバイパス回路46のいずれの構成部材にも電気的に接続されていない。
【0025】
スプリッタプレート100は、左側の第1平行スプリッタプレート列102と、右側の第2平行スプリッタプレート列104を含む。左側のスプリッタプレート列102は、可動導体82の(図2において)左端部付近に配置されている。右側のスプリッタプレート列104は、可動導体82の右端部付近に配置されている。
【0026】
過大電流がモータ12へ流れ始めた時、可動導体すなわち接点キャリヤ82が図2の初期すなわち閉鎖位置から複数の作動位置の1つ(図5)へ迅速に移動する。可動導体82が作動位置にある時、主回路側の第1可動接点88,90は、主回路側の第1固定接点52,54から離脱している。この時、可動バイパス92はバイパス回路側の固定接点56と係合している。
【0027】
可動導体82は、コイル72と磁界間の反発の複合作用によって、複数の作動位置を通って図3の完全開放位置へ移動することができる。可動導体82を図2に示されている初期位置から迅速に移動させ始めるため、コイル72から発生した磁界の作用でプランジャ110が(図2において)上方へ移動する。プランジャ110は可動導体82に力を加えて、可動導体の上方移動を開始させる。
【0028】
プランジャ110は、磁化可能な金属(鋼)製の円筒形電機子112を含む。電機子112は、円筒形ロッド116によってプランジャ110のほぼ円筒形のヘッド端部114に接続されている。ヘッド端部114は、非磁性材料で、特にガラス充填ナイロンで形成されている。可動導体82が図2に示されている閉鎖すなわち初期位置にある時、プランジャ110のヘッド端部114は、らせんコイルばね120によってハウジング50に押しつけられている。
【0029】
固定導体60は、可動導体が図2に示されている初期位置にある時、可動導体82に平行に延在する脚部126を有する。同様に、固定導体62は、可動導体が図2の初期位置にある時、可動導体82に平行に延在する脚部128を有する。第1固定接点52および54は、それぞれ固定導体の脚部126,128上に配置されている。固定導体60,62の脚部126,128の端部は、スプリッタプレート100の左右列102,104からわずかに離れた位置でそれらに近接配置されている。
【0030】
電流制限スイッチアセンブリ30は、図2の初期すなわち閉鎖位置と、図3の完全開放位置の間で作動可能である。電流制限スイッチアセンブリ30が初期状態(図2)にある時、可動導体82はモータ12(図1)へ流れる電流が通る主回路14の一部を形成している。この時、バイパス回路46は開路状態にある。電流制限スイッチアセンブリ30が図3の完全開放状態にある時、主回路14が開路状態になって、モータスタータ20を通ってモータ12へ流れる電流が遮断される。
【0031】
電流制限スイッチアセンブリ30が初期状態(図2)にある時、可動導体82上の主回路側の第1可動接点88,90は、主回路側の第1固定接点52,54と係合する位置にある。電流が図1に矢印38,40および42で概略的に示されている方向に流れると仮定すると、電流は、主回路リード線64から固定導体60を通って固定接点52へ流れる。この電流は、主回路側の可動接点88から可動導体82を通って主回路側の可動接点90へ流れる。電流は、主回路側の可動接点90から固定接点54および固定導体62を通ってコイル72へ流れる。電流は、コイル72からモータ12(図1)に接続された主回路リード線66へ流れる。
【0032】
この時、モータ12は正常作動電流を受け取っている。モータ12の正常作動電流では、コイル72(図2)から出る磁界が付勢ばね120の作用に打ち勝つことができる大きさの力で電機子112を引き寄せることができない。従って、プランジャ110は、図2に示されている後退すなわち初期位置にとどまっている。
【0033】
電流制限スイッチアセンブリ30が図2の閉鎖位置にある時、可動導体82を通る電流の流れ方向は、固定導体60,62の脚部126,128を流れる電流の流れ方向の逆である。このため、電流が図1に矢印38,40および42で示された方向に流れると仮定すると、可動導体82における電流の流れ方向は(図2において)左から右、すなわち主回路側の可動接点88から主回路側の可動接点90へ向かう。しかし、固定導体60,62の脚部126,128における電流の流れ方向は、(図2において)右から左である。
【0034】
固定導体60の脚部126における電流は(図2において)左方へ流れる。このため、電流は固定導体60の屈曲部分130から固定接点52に向かって流れる。固定導体62の脚部128における電流も(図2において)左方へ流れる。このため、電流は固定接点54から固定導体62の屈曲部分132に向かって流れる。
【0035】
可動導体82における電流の流れ方向が固定導体60,62の脚部126,128における電流の流れ方向の逆であるため、可動導体82を流れる電流から生じる磁界が、固定導体60,62の脚部126,128を流れる電流から生じる磁界の逆になる。可動導体82と固定導体60,62の脚部126,128における電流から生じる磁界が対向する向きであることによって、可動導体82が固定導体60,62から離脱する方向へ押し付けられる。
【0036】
しかし、正常電流がモータ12へ流れている間、可動導体82と固定導体60,62を流れる電流が逆向きであることから生じる磁界間の磁気反発力は、渦巻きコイルばね84の付勢作用に打ち勝つには不十分である。従って、モータ12の正常作動中、可動導体82は図2に示されている閉鎖すなわち初期位置に保持される。
【0037】
モータ12の作動中に、モータ12を短絡するような重大な故障がモータに生じる場合がある。その結果、過大な電流がモータに流れ始める。高レベルまたは低レベルのいずれかの過大電流がモータ12に流れ始めた時、電流制限スイッチアセンブリ30は、図2の初期状態から図3の完全開放位置に向けて迅速に作動して、モータスタータ20を通る電流の流れを遮断する。これによって、モータスタータ20の構成部材を過大電流の作用から保護することができる。
【0038】
電流制限スイッチアセンブリ30の開放状態への迅速な作動は、磁気反発力と、コイル72およびプランジャ110間の相互作用によって促進される。電流制限スイッチアセンブリ30に低レベルの過大電流、例えば2,000アンペア以下の電流が流れ始めた時、コイル72を流れる電流が増加して、プランジャ110によって導体82を移動させて、バイパス回路46を完成する。過大電流が低レベルである、例えば2,000アンペア以下の時、電流の対向方向への流れによって生じる磁気反発力が導体82を移動させることができる強さになる前に、これが生じる。
【0039】
電流制限スイッチアセンブリ30に高レベルの過大電流、例えば2,000アンペア以上の電流が流れ始めた時、電流の流れによって、導体82を移動させてバイパス回路46を完成する磁気反発力が発生する。過大電流が高レベルである、例えば2,000アンペア以上の時、コイル72を流れる電流がプランジャ110によって導体82を移動させる前に、これが生じる。過大電流が高レベルである時、プランジャ110の移動は、磁気反発力が導体82を完全開放位置へ移動させて、固定導体60を流れる電流が減少した後に、導体82が主回路側の第1固定接点52,54の方へ戻る移動を阻止することができるであろう。
【0040】
電流制限スイッチアセンブリ30が図3の完全開放状態にある時、可動導体82上の主回路側の第1可動接点88,90は、固定接点52,54から離脱している。このため、主回路14が開いて、モータスタータ20を通る電流の流れが遮断される。この時、バイパス回路側の可動接点92は、バイパス回路側の固定接点56と係合状態にある。可動導体82の、可動接点92と反対の端部が、ハウジング50の一部を形成しているストッパ140に当接係合した状態にある。
【0041】
プランジャ110から可動導体82に伝達される力、または可動導体82と固定導体60,62の脚部126,128内を対向する向きに流れる電流から生じる磁界の反発力の作用、またはそれらの作用の両方によって、可動導体82は図2の初期状態から図3の完全開放状態へ移動する。過大電流が主回路14を通ってモータ12へ流れ始めた時、コイル72を流れる電流が増加する。
【0042】
コイル72へ流れる電流が増加することによって、コイルから発生する磁界が強くなる。その結果、電機子112が付勢ばね120の作用に逆らってコイル72内へ引き込まれる。電機子112は、図2に示されている位置から図3に示されている位置に向かって移動する。これによって、プランジャ110のヘッド端部114が可動導体82に力を加えて、主回路側の第1可動接点88,90を固定接点52,54から初期的に離脱させる。
【0043】
過大電流がモータ12へ流れ始めた時に発生する増加電流によって、固定導体60,62の脚部126,128内を流れる電流および可動導体82内を流れる電流から生じる磁界が強くなる。可動導体82内を流れる電流の方向は、固定導体60,62の脚部126,128内を流れる電流の方向の逆であるため、可動導体82と固定導体60および62の間の磁気反発力が、可動導体82を図2の初期すなわち閉鎖状態から図3の完全開放状態に向けて移動させる際にプランジャ110を補助する。その結果、電流制限スイッチアセンブリ30を迅速に作動させて、主回路14を直ちに開くことができる。このため、過大電流はモータスタータ20を迂回してバイパス回路46を流れる。
【0044】
電流制限スイッチアセンブリ30は、コイル72およびプランジャ110間の相互作用と対向方向に流れる電流間の磁気反発力の複合作用によって作動する。しかし、低レベルの過大電流の場合、導体82を移動させることができる十分な強さの磁気反発力が得られる前に、コイル72およびプランジャ110間の相互作用が導体82を移動させるであろう。従って、低レベルの過大電流の場合、電流制限スイッチアセンブリ30は、磁気反発力だけによって電流制限スイッチアセンブリを作動させる場合よりも速く作動する。高レベルの過大電流の場合、コイル72およびプランジャ110間の相互作用が導体を移動させる前に、磁気反発力が導体82を移動させるであろう。従って、高レベルの過大電流の場合、電流制限スイッチアセンブリ30は、コイル72およびプランジャ110間の相互作用だけによって電流制限スイッチアセンブリを作動させる場合よりも速く作動する。
【0045】
必要に応じて、電流制限スイッチアセンブリ30を図示の構造とは異なった構造にすることができる。例えば、可動導体82の(図2において)右端部を固定導体62に回動可能に接続することができる。あるいは、可動導体82を初期状態と完全開放位置の間を直線路に沿って移動させることもできる。
【0046】
作動
電流制限スイッチアセンブリ30が図2の初期すなわち閉鎖状態から複数の作動状態の1つを通って図3の完全開放状態へ作動する様子が、図4,図5および図6に示されている。交流が電力線34,36から電流制限スイッチアセンブリ30を流れるが、図4ないし図6では、電流の流れ方向が図1の矢印38,40および42に従うものとする。もちろん、いずれの瞬間でも、電流の流れ方向は、図1の矢印38,40および42で示された方向の逆になるであろう。
【0047】
モータ12の正常作動中、電流制限スイッチアセンブリ30は、図4に概略的に示されている初期状態にある。この時、主回路14内の電流は、固定導体60を通って可動導体82へ流れる。次に、電流は可動導体82から固定導体62を通ってコイル72へ流れる。
【0048】
固定導体60の脚部126および固定導体62の脚部128における電流の流れ方向は、(図4において)左向きである。固定導体60,62の脚部126,128において仮定した電流の流れ方向は、図4に矢印144および146で示されている。可動導体82における電流の流れ方向は、図4に矢印148および150で概略的に示されているように、右向きである。前述したように、モータ12の正常作動中の主回路14を流れる電流の流量は、電流制限スイッチアセンブリ30を図4に示されている初期状態から作動させるには不十分である。
【0049】
モータ12が故障して、過大電流が主回路14に流れ始めた時、コイル72を流れる電流が増加する。コイル72を流れる電流が増加すると直ちに、電機子112が図2に示されている位置から内方へ図3に示されている位置に向けて迅速に移動する。このため、可動導体82が、図4に示されている初期状態から図5に示されている作動状態に向けて移動する。
【0050】
モータ12へ過大電流が流れ始めた時に生じる電流の増加によって、固定導体60,62の脚部126,128および可動導体82から発生する磁界が強くなる。固定導体60,62の脚部126,128から発生する磁界は、可動導体82から発生する磁界と逆向きである。固定導体60,62の脚部126,128から発生する磁界と可動導体82から発生する磁界が対向する向きであるため、可動導体が図4の閉鎖すなわち初期状態から図5の作動状態に向けて離脱する方向へ押し付けられる。
【0051】
以上の説明から、コイル72によるプランジャ110の移動と可動導体における電流から発生する磁界および固定導体60,62から発生する磁界間の反発力の複合作用によって、可動導体82が初期状態(図4)から作動状態(図5)へ移動することは明らかである。低レベルの過大電流では、プランジャ110およびコイル72が最初に作動して可動導体を移動させ、高レベルの過大電流では、可動および固定導体における電流から発生する磁界間の反発力が作用して可動導体を移動させる。
【0052】
可動導体82が、固定導体60,62の脚部126,128から離脱し始める時、アークが発生する。直接的に主回路側の第1固定接点52,54と第1可動接点88,90の間を飛ぶアークが最初からある程度は存在するであろうが、アークの大部分はスプリッタプレート100を通るであろう。このため、可動導体82が固定導体60,62の脚部126,128から離脱するように移動する時、電気アークが固定導体60の脚部からスプリッタプレート100の左列102を通って可動導体82の(図5において)左端部へ流れる。同時に、可動導体82の(図5において)右端部とスプリッタプレートの右列104の間にアークが生じる。
【0053】
プランジャ110に対するコイル72の作用と、固定導体60,62の脚部126,128の磁界と可動導体82の磁界の対向作用の複合的影響の結果、バイパス回路側の可動接点92が対応する固定接点56と係合する(図5)。これによって、図1および図5に矢印156で概略的に示されているようにして、電流がバイパス回路46を流れる。
【0054】
バイパス回路側の第2可動接点92が、対応するバイパス回路の第2固定接点56と係合した時、固定導体60の脚部126と可動導体2の間に大きい電位差が存在しなくなる。その結果、スプリッタプレートの左列102を流れるアークが迅速に消滅して、主回路14およびモータスタータ20を流れる電流が素早く遮断される。これによって、電流がモータスタータ20を迂回してバイパス回路46を流れる。
【0055】
バイパス回路46における電流は、バイパス回路リード線80(図2および図3)から第2固定接点56を通って第2可動接点92へ流れる(図5)。バイパス電流は、次に、可動導体82から可動導体およびスプリッタプレートの右列104間のアークを通って流れる。バイパス電流は、スプリッタプレートの右列104のスプリッタプレート間のアークを通って固定導体62の脚部128へ流れる。このバイパス電流は、コイル72およびモータ12を流れる。
【0056】
スプリッタプレートの左列102のアークはすぐに消滅するので、主回路14の電流の流れはすぐに遮断される。従って、モータスタータ20がモータ12へ流れる過大電流を受け取るのは一瞬にすぎない。右列スプリッタプレート104に発生する長期的なアークは、モータスタータ20を迂回するバイパス回路電流の一部である。
【0057】
可動導体82は、プランジャ110を介して伝達される力と、固定導体60,62の脚部126,128から発生する磁界と可動導体82から発生する磁界の対向作用の影響を受けて移動し続けるので、可動導体は、図6に示されている完全開放状態に向けて移動する。これによって、可動導体82は、第2可動接点92が第2固定接点56と係合する位置を中心にして回動する。その結果、可動導体82が(図5および図6において)反時計回り方向に回動移動する。
【0058】
可動導体が回動すると、可動導体82の右端部がスプリッタプレート100の右列104から離脱するように移動する。その結果、可動導体82の右端部とスプリッタプレート100の右列104の間のアークが、図6に概略的に示されているように、消滅する。図3および図6の完全開放状態における可動導体の回動移動は、可動導体がストッパ140(図2および図3)と係合することによって中断される。
【0059】
可動導体82が図6に示されている完全開放状態へ移動するまで、バイパス回路46を流れる過大電流がモータ回路保護器18を開いているであろう。モータ回路保護器18が開くと、バイパス回路46が開く。モータ開路保護器18は磁気的に作動して、開放位置に保持される。その結果、主回路14およびバイパス回路46の両方が開路状態になる。
【0060】
電流制限スイッチアセンブリ30が図6の完全開放状態へ作動し、モータ回路保護器18が開いた時、コイル72および可動導体82を流れる電流が遮断される。この時、付勢ばね120(図2および図3)がプランジャ110を図2の初期位置の方へ戻す。同時に、渦巻きばね84が可動導体82を図2の初期状態に向けて戻す。
【0061】
モータ回路保護器18が開く前に、可動導体82が図6に示されている完全開放状態に達していなくてもよいことを理解されたい。このため、モータ回路保護器18が開いた時、可動導体82は、図5に示されている作動状態から図6の完全開放状態に向かって部分的に回動しているだけでもよい。
【0062】
可動導体82が図2に示されている初期状態に戻ると、電流制限スイッチアセンブリ30が再び閉じて、電流制限スイッチアセンブリを通る主回路電流路を形成する。しかし、これが発生するまで、モータ回路保護器18は開放位置に保持されているので、主回路14は遮断されている。従って、過大電流が電動モータ12に再度流れることはできない。電動モータ12は、モータを流れる過大電流によって修理不能の損傷を受けた場合でも、電流制限スイッチアセンブリ30によって主回路14が迅速に遮断されるため、モータスタータ20は無傷状態のままであろう。
【0063】
結論
上記説明において、本発明が、電動モータ12の制御に使用される新しい改良形の装置10および方法を提供していることは明らかである。装置10は、電動モータ12の正常作動時に電動モータ12へ電流を送る主回路14を含む。主回路14は、モータスタータ20および電流制限スイッチアセンブリ30を含む。過大電流が電動モータ12へ流れ始めた時にモータスタータ20を迂回して電流を流すために、バイパス回路46が設けられている。
【0064】
電流制限スイッチアセンブリが初期状態にある時、バイパス回路46は開路状態にあって、電流はモータスタータおよび電流制限スイッチアセンブリ30を通って電動モータ12へ流れる。この電流制限スイッチアセンブリ30が作動状態にある時、電流制限スイッチアセンブリ30は、主回路14を開いてモータスタータ20を通る電流の流れを遮断することができる。この時、電流制限スイッチアセンブリ30は、イパス回路46を閉じて、過大電流がモータスタータ20を迂回して流れるようにする。
【0065】
電流制限スイッチアセンブリ30は、接点88,90および92を配置した可動導体82を含むことができる。可動導体82は、磁界の反発作用またはコイル72による電機子112の移動によるか、これらの作用の両方によって固定接点52,54および56に対して移動する。これは、過大電流がモータ12へ流れ始めた場合に、モータスタータ20を保護するために電流制限スイッチアセンブリ30が初期状態から作動状態へ作動するために必要な応答時間を最短にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されて、電動モータの制御に使用される装置の簡単な概略図である。
【図2】電流制限スイッチアセンブリが初期すなわち非作動状態にあるときの、図1の装置に使用される電流制限スイッチアセンブリの単純化した拡大概略図である。
【図3】図2とほぼ同様であるが、完全開放状態にある電流制限スイッチアセンブリの簡単な概略図である。
【図4】電流制限スイッチアセンブリが非作動状態にある時の、図2の電流制限スイッチアセンブリ内の接点を説明する非常に概略的な図である。
【図5】電流制限スイッチアセンブリが作動状態にある時の電流制限スイッチアセンブリ内の接点を示す、図4とほぼ同様な概略図である。
【図6】電流制限スイッチアセンブリが完全開放状態にある時の電流制限スイッチアセンブリ内の接点を示す、図4および図5とほぼ同様な概略図である。
【符号の説明】
12 電動モータ
14 主回路
20 モータスタータ
30 電流制限スイッチアセンブリ
46 バイパス回路
52 第1固定接点(第1固定接点領域)
54 第1固定接点(第2固定接点領域)
56 第2固定接点(第3固定接点領域)
82 可動導体
88 第1可動接点(第1可動接点領域)
90 第1可動接点(第2可動接点領域)
92 第2可動接点(第3可動接点領域)

Claims (7)

  1. 直列に接続されたモータスタータ(20)電流制限スイッチアセンブリ(30)を備えて電動モータ(12)の正常作動時に前記電動モータへ電流を導く主回路手段(14)と、
    過大電流が電動モータ(12)へ流れ始めた時に前記モータスタータ(20)を迂回して前記電流制限スイッチアセンブリ (30) を通じて電流を流すことによって前記モータスタータを過大電流から保護するためのバイパス回路手段(46)を含み、
    前記電流制限スイッチアセンブリ(30)は、初期状態と作動状態の間で作動可能であり、電動モータ(12)の正常作動の間、前記電流制限スイッチアセンブリ(30)は初期状態にあって、前記バイパス回路手段(46)を開いて電動モータ(12)を励起する電流を導き、過大電流が電動モータ(12)へ流れる間、前記電流制限スイッチアセンブリ(30)は作動状態にあって、前記主回路手段(14)を開いて前記モータスタータ(20)を通る電流の流れを遮断し、前記バイパス回路手段(46)の一部を形成して、前記バイパス回路手段を通って流れる電流を電動モータ(12)に導き、
    さらに、前記電流制限スイッチアセンブリ (30) は、第1方向に電流が流れる可動導体 (82) と、固定導体 (60) と、コイル (72) と、該コイル (72) に挿通されたプランジャ (110) を含み、前記可動導体 (82) は、前記電流制限スイッチアセンブリ (30) の初期状態に相当する初期位置と前記電流制限スイッチアセンブリ (30) の作動状態に相当する作動位置の間を移動可能であり、前記固定導体 (60) は、該固定導体 (60) を通って第1方向と反対の第2方向に電流が流れることにより、前記可動導体 (82) から発生する磁界と前記固定導体 (60) から発生する磁界を相互作用させて、前記可動導体 (82) を初期位置から離脱して作動位置に向けて押し付けることができ、かつ、前記プランジャ (110) は、前記可動導体 (82) が初期位置および作動位置にある時に前記コイル (72) を通って電流が流れることにより、前記可動導体 (82) を初期位置から離脱して作動位置に向けて押し付けるように、前記コイル (72) に対して移動可能である、電動モータを制御する装置。
  2. 前記可動導体 (82) は、該可動導体が初期位置にある時に、電動モータへ流れる電流を通す前記主回路手段 (14) の一部を形成し、また、前記可動導体が作動位置にある時に、モータスタータ (20) を迂回して流れる電流を通す前記バイパス回路手段 (46) の一部を形成することを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記電流制限スイッチアセンブリ(30)は、前記主回路手段 (14) の一部を形成して前記モータスタータ (20) を介して電源 (34) に接続されている第1固定接点 (52) と、前記バイパス回路手段 (46) の一部を形成して前記バイパス回路手段を介して電源 (34) に接続されている第2固定接点 (56) を含み、
    前記可動導体 (82) は、前記電流制限スイッチアセンブリ (30) が初期状態にある時に前記第1固定接点 (52) と係合状態にある第1可動接点 (88) を有して、電動モータ (12) の正常作動の間に、前記コイル (72) を通じて電動モータ (12) に流れる電流を流すことができ、前記可動導体 (82) はさらに、前記電流制限スイッチアセンブリ (30) が作動状態にある時に前記第2固定接点 (56) と係合状態にある第2可動接点 (92) を有して、過大電流が電動モータ (12) へ流れる間に、前記コイル (72) を通じて電動モータ (12) へ流れる電流を流すことができ、さらに、前記可動導体 (82) 上の前記第1可動接点 (88) は、前記電流制限スイッチアセンブリ (30) が作動状態にある時、前記第1固定接点 (52) から離脱して前記主回路手段 (14) を開くようにしたことを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 前記プランジャ (110) が前記コイル (72) に対して移動することによって、前記可動導体 (82) を、該可動導体上の前記第1可動接点 (88) が前記第1固定接点 (52) と係合する初期位置から離脱して、前記可動導体 (82) 上の前記第2可動接点 (92) が前記第2固定接点 (56) と係合する作動位置に向けて移動させるようにしたことを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記可動導体 (82) は、該可動導体が初期位置にある時に、前記バイパス回路手段 (46) を開いて前記主回路手段 (14) の一部を形成し、電動モータ (12) の正常動作の間に電動モータを励起する電流を流し、また、前記可動導体が作動位置にある時に、前記主回路手段 (14) を開いて前記バイパス回路手段 (46) の一部を形成し、過大電流が電動モータ (12) へ流れる間に電動モータ (12) に流れる電流を流すことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記電流制限スイッチアセンブリ(30) は、前記主回路手段 (14) の一部を形成する第1,第2固定接点領域 (52,54) と、前記バイパス回路手段 (46) の一部を形成する第3固定接点領域 (56) を含み、前記可動導体 (82) は、該可動導体が初期位置にある時に前記第1,第2固定接点領域 (52,54) と係合するように配置された第1,第2可動接点領域 (88,90) を備えており、前記可動導体が初期位置にある時に前記可動導体が前記第1,第2固定接点領域間に電流を流すようになり、また、前記可動導体が作動位置にある時に前記第3固定接点領域 (56) と係合するように配置された第3可動接点領域 (92) を備えており、前記可動導体 (82) 上の前記第3可動接点領域 (92) は、前記可動導体が初期位置にある時に前記第3固定接点領域 (56) から離脱して前記バイパス回路手段 (46) を開き、前記可動導体 (82) 上の前記第1,第2可動接点領域 (88,90) は、前記可動導体が作動位置にある時に前記第1,第2固定接点領域 (52,54) から離脱して前記主回路手段 (14) を開くようにしたことを特徴とする請求項記載の装置。
  7. さらに、前記プランジャ (110) を前記コイル (72) に対する初期位置に向けて押し付けるばね手段 (84,120) を含み、過大電流が前記コイルを通って電動モータ (12) へ流れ始めた時、前記コイル (72) から発生した磁界の作用を受けて、前記プランジャ (110) が前記ばね手段 (84,120) の作用に逆らって前記コイル (72) に対する初期位置から移動可能であることを特徴とする請求項記載の装置。
JP23386198A 1997-08-22 1998-08-20 電動モータを制御する装置 Expired - Fee Related JP4214494B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US917054 1997-08-22
US08/917,054 US5828196A (en) 1997-08-22 1997-08-22 Apparatus and method for controlling an electric motor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11191986A JPH11191986A (ja) 1999-07-13
JP4214494B2 true JP4214494B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=25438280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23386198A Expired - Fee Related JP4214494B2 (ja) 1997-08-22 1998-08-20 電動モータを制御する装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5828196A (ja)
EP (1) EP0898293B1 (ja)
JP (1) JP4214494B2 (ja)
CN (1) CN1087481C (ja)
BR (1) BR9803082A (ja)
DE (1) DE69833074T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101022897B1 (ko) * 2008-12-31 2011-03-16 엘에스산전 주식회사 전류 제한 장치 및 이를 이용한 한류기
DE102017130985B4 (de) * 2017-12-21 2021-08-12 Tdk Electronics Ag Relais

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3959753A (en) * 1974-01-25 1976-05-25 Westinghouse Electric Corporation Circuit interrupter with load side short circuit
US4991050A (en) * 1989-09-18 1991-02-05 Allen-Bradley Company, Inc. Method and device for protecting starters from fault currents
US5463294A (en) * 1994-06-10 1995-10-31 Westinghouse Electric Corp. Control mechanism for electric vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
EP0898293A3 (en) 1999-08-11
CN1087481C (zh) 2002-07-10
DE69833074D1 (de) 2006-03-30
EP0898293B1 (en) 2006-01-04
DE69833074T2 (de) 2006-08-31
JPH11191986A (ja) 1999-07-13
EP0898293A2 (en) 1999-02-24
BR9803082A (pt) 1999-11-23
US5828196A (en) 1998-10-27
CN1210354A (zh) 1999-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5886860A (en) Circuit breakers with PTC (Positive Temperature Coefficient resistivity
CA1072164A (en) Modular integral motor controller
US5638038A (en) Switch including breaker
US4531172A (en) Electric circuit breaker with a remote controlled static switch
JP2002324469A (ja) 接触器、および接点の溶着を防止する方法
EP0362843A2 (en) Remotely-operated circuit breaker
US4042895A (en) Combination motor-starter and circuit breaker
JP2004529469A (ja) 接続可能な電流制限器を有する開閉装置の作動方法および付属装置
JP4214494B2 (ja) 電動モータを制御する装置
US6441709B2 (en) Device for short-circuit protection
US4158827A (en) Current limiting contactor
JPS61256542A (ja) 短絡回路電流に対する保護スイツチング装置
JP3456996B2 (ja) 短絡時に低圧回路網の枝路を切り離すための装置
JPH04230916A (ja) 負荷スイッチまたは負荷遮断スイッチおよびヒューズを有するスイッチング回路装置
US4516005A (en) Sequenced intermittent blowout coil controller
US5874873A (en) Electric control apparatus
KR200190795Y1 (ko) 배선용 차단기의 한류장치
JP2001504983A (ja) Ptc(正温度係数抵抗率)要素及び消弧能力を備えた電流制限回路遮断器
WO2023127045A1 (ja) 開閉装置
JP2779222B2 (ja) 回路しゃ断器
KR19990039209A (ko) 배선용 차단기의 한류장치
KR20210125290A (ko) 소형 차단기
KR20040003596A (ko) 배선용 차단기의 트립부 구조
JPS62123631A (ja) タイマ機能付回路しや断器
JPH11149851A (ja) 限流遮断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080130

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080430

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080529

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121114

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees