JP4211857B2 - マトリクス型有機el表示装置の駆動装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照しながら説明する。
図1には全体の電気的構成が機能ブロックの組み合わせにより示されている。この図1において、有機ELパネル11(マトリクス型有機EL表示装置に相当)は、駆動回路12、制御回路13及びこれらの電源回路14と共にモジュール化されている。具体的に図示しないが、この有機ELパネル11は図6に示した有機EL表示装置と同様構成のもので、マトリクス状に配置された複数本数ずつ(例えばM×N本:M、Nは2以上の整数)の陽極線及び陰極線の各交点に発光素子が形成され、その陽極線及び陰極線の一方(例えば陰極線)が走査線とされ且つ他方(例えば陽極線)が信号線とされている。このような有機ELパネル11の駆動時には、M本の走査線を駆動回路12内のロウドライバ12aにより周期的に走査しながら、N本の信号線のうち所望の信号線に駆動回路12内のカラムドライバ12bから電流信号を与えてそれら走査線及び信号線の交点位置に形成された発光素子を発光させることになる。
(1) 走査線上の発光素子の何れか1個以上がオン(発光)されるか、
(2) 走査線上の発光素子はすべてオフ(非発光)であるか、
のいずれであるかを判定し、(1)と判定した走査線の数m(≦M)を求める。
b.走査線の駆動デューティ比が1/Mの状態(全部の走査線を走査する状態:従来と同じ駆動方法)での各走査線の走査期間をT[秒]とすると、駆動デューティ比が1/mのときの各走査線の走査期間T'は、T×(M/m)[秒]とする。
c.走査線の駆動デューティ比が1/Mの状態(従来と同じ駆動方法)における走査線上の発光素子の発光輝度L[cd/m2]に対し、駆動デューティ比が1/mのときの走査線上の発光素子の発光輝度L'は、L×(m/M)[cd/m2]とする。
d.発光輝度は駆動電流に比例するという一般的仮定のもとで、走査線の駆動デューティ比が1/Mの状態(従来と同じ駆動方法)における駆動対象の各発光素子の走査時の駆動電流I[A]に対し、駆動デューティ比が1/mのときにおける駆動対象の発光素子の走査時の駆動電流I'は、I×(m/M)[A]とする。
この図2において、M本の走査線を有する有機ELパネル11において(a)、(d)に示すような形象C(駆動対象の発光素子を含む走査線数がm本)を表示する場合、従来では、駆動対象発光素子が存在しない走査線(形象Cと対応しない(M−m)本の走査線)についても走査するため、1走査周期においてM本の走査線を走査することになる。従って、各走査線の走査期間Tが(b)に示すように相対的に短くなり、走査線の駆動デューティ比は1/Mになる。この結果、各発光素子の走査時の発光輝度を相対的に高くする必要が出てくるため、それらに流れる駆動電流Iも(c)に示すように比例的に増大することになる。
図3には本発明の参考例が示されており、以下これについて前記第1実施例と異なる部分のみ説明する。尚、この参考例のハードウェア構成は第1実施例における図1と同様であるから、この図1も参照する。
この参考例では、画像データ受信部13aが外部装置から受信して画像メモリ13bに格納するM行×N列分の画像データは、複数段階の階調表示画像のためのK階調のデータである。また、この画像データに基づいた有機ELパネル1の駆動時には、M本の走査線を駆動回路12内のロウドライバ12aにより周期的に走査しながら、N本の信号線のうち所望の信号線に駆動回路12内のカラムドライバ12bから複数段階のパルス幅の電流信号を選択的に与えてそれら走査線及び信号線の交点位置に形成された発光素子を上記電流信号パルス幅に応じた複数段階の階調レベルで発光させることになる。
図4及び図5には本発明の第2実施例が示されており、以下これについて前記第1実施例及び参考例と異なる部分のみ説明する。
全体の電気的構成を機能ブロックの組み合わせにより示す図3において、この実施例では、第1実施例及び参考例における制御回路13に代えて、制御回路15を設けている。この制御回路15内の画像データ受信部15aは、外部装置から送られてきた画像データ(M行×N列、K階調)を受信し、画像メモリ15bに格納する。駆動データ生成部15cは、外部から指定された表示モードに従い画像メモリ15bから画像データを読み出して駆動データを生成し、その駆動データを駆動回路12に与える。
この図5において、低輝度フル画面モード時には、M本の走査線の各走査期間Tが短くなって、その駆動デューティ比が小さくなるものの、駆動電流Iが抑制された状態となる。また、高輝度サブ画面モード時には、m本の走査線の各走査期間T'が引き延ばされることになるため、同様の電流Iでも高発光輝度を得ることが可能になる。
その他、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、以下に述べるような変形或いは拡張が可能である。
第3実施例では、通常表示モードとして、全画面を比較的低い発光輝度で表示する「低輝度フル画面モード」を設定すると共に、部分表示モードとして、画面の所定範囲のみを使用して比較的高い発光輝度で行う「高輝度サブ画面モード」を設定する構成としたが、フル画面モード時の発光輝度を低輝度にする必要はない。このように全画面を使用する通常表示モード時の発光輝度を上げた場合には、発光素子の駆動電流が、最大で従来と同程度まで増えるため発光輝度の経時低下が予想される。しかし、部分表示モードで駆動される期間においては、発光素子の駆動電流が低減されるため発光輝度の経時低下が抑制されるものであり、このような抑制効果は、部分表示モードでの駆動期間が相対的に長くなるほど顕著になる。この結果、マトリクス型有機EL表示装置の走査線数が多くなった場合でも全体的に見れば、輝度の経時低下を抑制できるものであり、走査線数が少ない表示装置と同等の輝度寿命を実現可能になるものである。
従って、例えば、通常表示モード及び部分表示モードでの各発光輝度を等しく設定しても、全体的に見れば、輝度寿命の向上を実現できることになる。
Claims (5)
- マトリクス状に配置された複数本数ずつの陽極線及び陰極線の各交点に発光素子が形成され、前記陽極線及び陰極線の一方が走査線とされ且つ他方が信号線とされるマトリクス型有機EL表示装置のための駆動装置であって、走査線を周期的に走査しながら所望の信号線に電流信号を与えてそれら走査線及び信号線の交点位置に形成された発光素子を発光させる制御回路を備えた駆動装置において、
前記マトリクス型有機EL表示装置を構成する全走査線の数をMとし、走査線上の発光素子の何れか1個以上が発光する走査線の数をmとしたとき、
前記制御回路は、
前記走査線上の発光素子の何れか1個以上が発光する走査線の駆動デューティ比を1/mとし、
前記全走査線を走査する状態での走査期間をTとすると、駆動デューティ比が1/mのときの各走査線の走査期間T’をT’=T(M/m)とし、
前記全走査線を走査する状態での各発光素子の走査時の駆動電流をIとすると、駆動デューティ比が1/mのときにおける駆動対象の発光素子の走査時の駆動電流I’をI’=I(m/M)となるように制御を行うことを特徴とするマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置。 - 請求項1記載のマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置において、
前記制御回路は、前記全走査線のうち、駆動対象の発光素子が存在しない走査線についての走査を禁止する制御を行うことを特徴とするマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置。 - マトリクス状に配置された複数本数ずつの陽極線及び陰極線の各交点に発光素子が形成され、前記陽極線及び陰極線の一方が走査線とされ且つ他方が信号線とされるマトリクス型有機EL表示装置のための駆動装置であって、走査線を周期的に走査しながら所望の信号線に電流信号を与えてそれら走査線及び信号線の交点位置に形成された発光素子を発光させる制御回路を備えた駆動装置において、
前記制御回路は、画像メモリと、判定部と、駆動データ生成部とを有し、
前記制御回路には、全ての走査線(M本)を走査する通常表示モードと、特定の走査線群(m本、但しm<M)のみを走査して所定範囲のみを使用した表示を行う部分表示モードとからなる表示モードが設定されており、
前記判定部は、前記画像メモリに格納された画像データを読み出し、該画像データにおける走査線(M本)毎に、走査線上の発光素子の何れか1個以上がオン(発光)されるか、該走査線上の発光素子がすべてオフ(非発光)であるか、の何れであるかを判定するとともに、該走査線上の発光素子の何れか1個以上がオン(発光)されると判定した走査線の数mを求め、
前記制御回路は、前記通常表示モードの場合の各走査線の走査期間をT[秒]とし、前記部分表示モードの場合の各走査線の走査期間をT’[秒]とすると、T’=T(M/m)となるように走査期間を制御し、
前記駆動データ生成部は、前記表示モードが前記通常表示モードの場合には、前記画像メモリから全画像データ(M行)を順次読み出し、前記表示モードが前記部分表示モードの場合には、前記画像メモリから特定の走査線群に対応した画像データ(m行、但しm<M)を読み出すとともに、前記部分表示モードにおいて前記発光素子に与えられる駆動電流を前記通常表示モードにおいて前記発光素子に与えられる駆動電流よりも少なく設定することを特徴とするマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置。 - 請求項3記載のマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置において、
前記駆動データ生成部は、前記通常モードでの走査線走査時の前記発光素子の発光輝度を前記部分表示モードに比べて高く設定することを特徴とするマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置。 - 請求項4記載のマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置において、
前記駆動データ生成部は、前記通常表示モードでの走査線走査時の前記発光素子の発光輝度を前記部分表示モードに比べて高く設定することにより、前記通常表示モード及び部分表示モードでの各表示輝度を同等レベルに制御することを特徴とするマトリクス型有機EL表示装置の駆動装置。
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