JP4207401B2 - 車両共同利用管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各運営体が営む車両共同利用サービスの運営情報を運営体とは別機構で管理するための車両共同利用管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から車両共同利用サービスを管理する車両共同利用管理システムが提案されており、その一例が特開平10−255192号公報に開示されている。従来の車両共同利用管理システムは、特開平10−255192号公報に開示されるように、車両共同利用サービスの運営体は、登録ユーザの利用実績(料金)や登録車両の利用状況等を管理している。各運営体は、このような車両共同利用サービスの運営情報を管理するために、必要なハードウェア、ソフトウェアの設置コスト及びその運営コストを負担していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、登録ユーザや登録車両が少なければ、それらの利用実績や利用状況を管理するために上記のコストを負担することは事業を起こす上で大きな障害となり、必然的に、ある程度大規模な運営体でなければサービスを実施することが現実的に困難となる。従って、サービス内容は画一的なものとなってしまいがちで、細かなニーズに対応したサービスの提供は難しい状況であった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、各運営体が営む車両共同利用サービスの運営情報を、運営体とは別機構の総合管理センタが各運営体の車両共同利用サービスの運営情報を運営体の識別情報と共に管理することにより、各運営体が運営情報を管理するための設備投資を低減することができ、その結果、小規模な車両共同利用サービスの普及を図ることができる車両共同利用管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1記載の車両共同利用管理システムは、ユーザが車両共同利用サービスの利用申込を行うための情報を、車両共同利用管理装置へ送信する通信端末と、前記ユーザの利用結果を運営情報として前記車両共同利用サービスの運営体を示す情報と共にデータベースで管理する前記車両共同利用管理装置と、前記運営体に関する運営情報を示す運営情報一覧画面を前記車両共同利用管理装置から受信表示する運営体端末とを有する車両共同利用管理システムにおいて、前記通信端末は、前記ユーザにより所定のURLが入力されることにより前記ユーザにID及びパスワードを入力させるための認証用画面を前記車両共同利用管理装置から受信し、前記認証用画面上で入力された前記ID及び前記パスワードを前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記ID及び前記パスワードを受信すると、前記ID及び前記パスワードに基づいて前記ユーザが正規のユーザであるか否かを判断し、判断の結果、前記ユーザが正規のユーザである場合にはメニュー画面を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記メニュー画面を受信し、前記ユーザが前記メニュー画面上で入力した貸出希望情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記貸出希望情報を受信すると、前記運営体に登録される車両を示す車両一覧画面、及び予約日、貸出時間の入力項目を含む予約内容入力画面を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記車種一覧画面及び前記予約内容入力画面を受信し、前記ユーザが前記車種一覧画面及び前記予約内容入力画面上で入力した車種、予約日及び貸出時間を含む予約情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記予約情報を受信すると、前記ユーザに予約内容を確認させるための予約内容確認画面を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記予約内容確認画面を受信し、前記ユーザが前記確認画面上で入力した確認情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記確認情報を受信すると、前記予約情報を前記データベースで管理することを特徴とする。
【0006】
また、請求項2記載の車両共同利用管理システムは、ユーザが車両共同利用サービスの利用申込を行うための情報を、車両共同利用管理装置へ送信する通信端末と、前記ユーザの利用結果を運営情報として前記車両共同利用サービスの運営体を示す情報と共にデータベースで管理する前記車両共同利用管理装置と、前記運営体に関する運営情報を示す運営情報一覧画面を前記車両共同利用管理装置から受信表示する運営体端末とを有する車両共同利用管理システムにおいて、前記通信端末は、前記ユーザにより所定のURLが入力されることにより前記ユーザにID及びパスワードを入力させるための認証用画面を前記車両共同利用管理装置から受信し、前記認証用画面上で入力されたID及びパスワードを前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記ID及び前記パスワードを受信すると、前記ID及び前記パスワードに基づいて前記ユーザが正規のユーザであるか否かを判断し、判断の結果、前記ユーザが正規のユーザである場合には、サービス内容を表示するメニュー画面を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記メニュー画面を受信し、前記ユーザが前記メニュー画面上で入力した返却希望情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記返却希望情報を受信すると、今回の利用情報に基づいて利用実績を算出し、該利用実績を前記ユーザに確認させるための利用実績確認画面を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記利用実績確認画面を受信し、前記ユーザが前記利用実績確認画面上で入力した確認情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記確認情報を受信すると、前記利用実績を前記データベースで管理することを特徴とする。
【0007】
また、請求項3記載の車両共同利用管理システムは、ユーザが車両共同利用サービスの利用申込を行うための情報を、車両共同利用管理装置へ送信する通信端末と、前記ユーザの利用結果を運営情報として前記車両共同利用サービスの運営体を示す情報と共にデータベースで管理する前記車両共同利用管理装置と、前記運営体に関する運営情報を示す運営情報一覧画面を前記車両共同利用管理装置から受信表示する運営体端末とを有する車両共同利用管理システムにおいて、前記運営体端末は、前記運営体により所定のURLが入力されることにより前記運営体にID及びパスワードを入力させるための認証用画面を前記車両共同利用管理装置から受信し、前記運営体が前記認証用画面上で入力した前記ID及び前記パスワードを前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記ID及び前記パスワードを受信すると、前記ID及び前記パスワードに基づいて前記運営体が正規の運営体であるか否かを判断し、判断の結果、前記運営体が正規の運営体である場合には、サービス内容を表示するメニュー画面を前記運営体端末に送信し、前記運営体端末は、前記メニュー画面を受信し、前記運営体が前記メニュー画面上で入力した運営状況参照希望情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、前記車両共同利用管理装置は、前記運営状況参照希望情報を受信すると、前記運営体に関する全ての運営情報を前記データベースから読出して運営情報一覧画面を作成し、該作成した運営情報一覧画面を前記運営体端末に送信し、前記運営体端末は、前記運営情報一覧画面を受信表示することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る車両共同利用管理システムの実施の形態について詳細に説明する。
【0028】
[車両共同利用管理システムの全体構成]
図1は、本発明に係る車両共同利用管理システムの全体構成の概略を示した図である。本発明に係る車両共同利用管理システムは複数の運営体による車両共同利用サービスの運営情報を統括的に管理する仕組みを提供する。図1に示した車両共同利用管理システムは運営体A,B,C,・・・による車両共同利用サービスを管理対象とし、各運営体(以下、サテライト管理センタと称す)A,B,C,・・・で各々の車両共同利用サービスを運営している。
【0029】
また、各サテライト管理センタA,B,C,・・・には車両共同利用サービスを運営するためのコンピュータシステム1(1−1,1−2,1−3,・・・)が設置される。これらのコンピュータシステム1はインターネットに接続可能な端末であり、以下、これらのコンピュータシステム1をサテライト管理センタ端末1と称す。
【0030】
また、本発明に係る車両共同利用管理システムには、全ての車両共同利用サービスの運営情報を一元的に管理する総合管理センタが設置されている。あくまでもサテライト管理センタA,B,C,・・・が夫々の車両共同利用サービスの運営を行うが、その運営に必要な運営情報は、総合管理センタに設けられたサーバ2(以下、総合管理サーバ2と称す)内でデータベース管理されている。つまり、各車両共同利用サービスの運営上の情報管理については総合管理センタ側に委託され、各サテライト管理センタA,B,C,・・・は、総合管理サーバ2で保管される運営情報を参照する他、情報の登録・更新・削除等、言わば情報管理における補助的な作業を行う。
【0031】
総合管理サーバ2で保管される運営情報の具体例としては、各サテライト管理センタで登録される全てのユーザ(会員)の利用実績や全ての貸出車両の利用状況等が挙げられ、総合管理センタはこれらの情報を取得するために車両の貸出や返却をユーザから直接受け付けることや各車両から利用状況等を直接取得することができる。
【0032】
図1に示した例では、各ユーザはインターネットに接続可能な携帯電話3(3−1,3−2,3−3,・・・)を所持し、これらの携帯電話3を用いて総合管理サーバ2との情報通信を行うことによりユーザからの車両の貸出や返却の申し出を総合管理センタが直接受け付けている。また、各車両A,B,C,・・・にも特定の通信回線を用いて総合管理サーバ2との通信が行える車載機が搭載され、総合管理センタは各車載機から利用状況を直接取得することが可能な構成となっている。
【0033】
次に、本発明に係る車両共同利用管理システムにおける総合管理サーバ2、サテライト管理センタ端末1、携帯電話3の構成について詳細に説明する。
【0034】
[総合管理サーバの構成]
先ず、図2を参照しながら総合管理サーバの実施の形態を説明する。図2に示されるように、本実施形態の総合管理サーバは、通信回線設定手段21、認証用画面送信手段22、認証手段23、手続用画面送信手段24、運営情報管理手段25、運営管理画面送信手段26及び利用実績算出手段27を備えている。
【0035】
通信回線設定手段21は、携帯電話ネットワーク又はインターネットを介して行われた呼び出しに応答して、呼び出しを行った携帯電話3又はサテライト管理センタ端末1との間に情報送受信用の通信回線を設定する手段である。認証用画面送信手段22は、ユーザが認証情報を入力するための認証用画面又はサテライト管理センタが認証情報を入力するための認証用画面を送信するものであり、認証手段23は、認証用画面の各項目に入力された認証情報と、会員データベース20b又はサテライト管理センタデータベース20c内で保管する該当情報とを照合することにより、正規のユーザ又はサテライト管理センタを判断する。
【0036】
手続用画面送信手段24は、各ユーザが車両の貸出や返却時の手続き事項を入力するための画面を携帯電話3に送信する手段である。運営管理画面送信手段26は、車両共同利用サービスの運営に必要な画面をサテライト管理センタに送信する手段である。利用実績算出手段27は、車両から取得された走行距離や利用時間等の情報に基づき料金を算出する手段である。運営情報管理手段25は、各車両共同利用サービスの運営情報の算出や管理を行う手段であり、運営情報管理データベース20aを用いて全ての車両共同利用サービスの運営情報を管理している。
【0037】
また、通信回線設定手段21は、パケット通信網を介して各車両A,B,C,・・・に搭載される車載機とデータ通信を行うことができ、総合管理サーバ2は、通信回線設定手段21を用いて各車両A,B,C,・・・の利用情報を取得する。上記パケット通信網としては、例えば、Dopaを考慮することができる。これは、NTTドコモが提供する携帯電話パケット通信サービスであり、「どぅーぱ」と呼ばれる通信網である。
【0038】
このパケット通信網は、通信回線を3スロット使うことで最大28.8kbpsのデータ通信が可能であり、無線部分の通信には「パケット通信方式」を採用している。1パケットは128バイトであり、通信したパケットの量に応じて料金を支払う「データ量課金」が基本になっている。したがって、各車両A,B,C,・・・の車載機と総合管理センタとの間で常時通信回線を接続した状態を保つことができ、各車両の状態をチェックするのに都合がよい。
【0039】
図3は、運営情報管理データベース20aの一実施形態を模式的に示した図である。図3に示した運営情報管理データベース20aは、第1行目に運営情報を示すフィールド名が示され、第2行目以下の0001,0002,・・・,0008,0009,・・・の各行がユーザに対応するレコードを記録する領域である。ここで、レコードとは、1つの行の複数のフィールドに記録される情報の総称である。図3の例では、「ユーザID」フィールド,「所属運営体」フィールド,「利用時間」フィールド,「利用車両」フィールド,「走行距離」フィールド,「料金」フィールド・・・等が存在する。
【0040】
「ユーザID」フィールドにはユーザのID、「所属運営体」フィールドにはユーザが所属する運営体、「利用時間」フィールドには車両の貸出時間、「利用車両」フィールドには利用車両の車種、「走行距離」フィールドには車両の走行距離、「料金」フィールドには貸出時間や走行距離などから算出された料金が示され、いずれも車両の返却時に登録される情報である。
【0041】
図4は、会員データベース20bの一実施形態を模式的に示した図である。図4に示した会員データベース20bは、第1行目に会員に関する情報を示すフィールド名が示され、第2行目以下の0001,0002,0003,・・・,0006,0007,0008,・・・,0011,0012,0013,・・・の各行がユーザに対応するレコードを記録する領域である。図4の例では、「所属運営体」フィールド,「氏名」フィールド,「生年月日」フィールド,「性別」フィールド,「ユーザID」フィールド,「パスワード」フィールド,・・・等が存在する。
【0042】
「所属運営体」フィールドにはユーザが所属する運営体、「氏名」フィールドにはユーザ名、「生年月日」フィールドにはユーザの生年月日、「性別」フィールドにはユーザの性別、「ユーザID」フィールドにはユーザのID、「パスワード」フィールドにはユーザのパスワードが示され、いずれもユーザの新規加入時に登録される情報である。
【0043】
図5は、サテライト管理センタデータベース20cの一実施形態を模式的に示した図である。図5に示したサテライト管理センタデータベース20cは、第1行目にサテライト管理センタに関する情報を示すフィールド名が示され、第2行目以下の0001,0002,0003,・・・の各行がサテライト管理センタに対応するレコードを記録する領域である。図5の例では、「サテライト管理センタ」フィールド,「サテライトID」フィールド、「パスワード」フィールド・・・等が存在する。
【0044】
「サテライト管理センタ」フィールドにはサテライト管理センタの名称、「サテライトID」フィールドにはサテライト管理センタのID、「パスワード」フィールドにはサテライト管理センタのパスワードが示され、いずれも本発明に係る車両共同利用管理システムに運営体が新規加入するときに登録される情報である。
【0045】
また、本発明は、本車両共同利用管理システムに加入する全ての運営体A,B,C,・・・の登録車両を管理する登録車両データベース20dが備えられ、本車両共同利用管理システムはこの登録車両データベース20dを用いて、全ての運営体の登録車両を一元的に管理している。図6に示した登録車両データベース20dは、第1行目に車両に関する情報を示すフィールド名が示され、第2行目以下の0001,・・・,0008,・・・の各行が車両に対応するレコードを記録する領域である。図6の例では、「運営体」フィールド、「登録車種」フィールド、「仕様」フィールド、「料金計算方法」フィールド・・・等が存在する。
【0046】
「運営体」フィールドには車両が属する運営体、「車両」フィールドには車両の名称、「仕様」フィールドにはカーナビゲーションシステムを搭載する/しない等の車両の仕様、「料金計算方法」フィールドにはこの車両を利用したときの料金計算方法が示され、いずれも車両の新規登録時に併せて登録される情報である。
【0047】
[携帯電話の構成]
次に、図7を参照しながら携帯電話3の実施の形態について説明する。図7は、携帯電話3の一実施形態を機能的に示したブロック構成図である。携帯電話3は、小型ブラウザ(Browser:データ・ファイルの内容を表示するソフトであり、高速な表示や多様なファイル形式への対応など、表示機能に特化している。)を内蔵しており(例えば、NTTドコモのiモード)、総合管理サーバ2から送られる認証用画面及び手続用画面等を表示可能な携帯電話である。
【0048】
また、通信回線設定手段31、表示手段32、情報入力手段33、情報送信手段34、及び接続処理手段35等の各手段を備えている。通信回線設定手段31は、パケット通信網及びインターネットを介して総合管理サーバ2(総合管理センタ)を呼び出し、総合管理サーバ2との間に情報送受信用の通信回線を設定する。
【0049】
表示手段32は、パケット通信網及びインターネットを介して総合管理サーバ2から送られる認証用画面及び手続用画面等を表示する。また、情報入力手段23は、表示手段22に表示される認証用画面及び手続用画面等に所定の情報を入力するものであり、携帯電話3の表面上に配置されたテンキー及びカーソル移動キー等によって構成されている。
【0050】
情報送信手段34は、情報入力手段33により画面上で入力された(選択された)情報を総合管理サーバ2に送信する。接続処理手段35は、通信回線設定手段31及び情報送信手段34を動作させて、総合管理サーバ2から送信される各画面を表示手段32に表示させるまでに必要な種々の処理を自動的に実行させるものである。
【0051】
[サテライト管理センタ端末の構成]
次に、図8を参照しながらサテライト管理センタ端末1の実施の形態について説明する。図8は、サテライト管理センタ端末1の一実施形態を機能的に示したブロック構成図である。サテライト管理センタ端末1も携帯電話3と同様にブラウザを内蔵しており、総合管理サーバ2から送られる認証用画面及び運営管理画面等を表示可能な通信端末である。また、サテライト管理センタ端末1は、通信回線設定手段11、表示手段12、情報入力手段13、情報送信手段14、及び接続処理手段15等の各手段を備えている。
【0052】
通信回線設定手段11は、インターネットを介して総合管理サーバ2(総合管理センタ)を呼び出し、総合管理サーバ2との間に情報送受信用の通信回線を設定する。表示手段12は、インターネットを介して総合管理サーバ2から送られる認証用画面及び運営管理画面等を表示する。また、情報入力手段13は、表示手段12に表示される各画面等に所定の情報を入力するものであり、キーボードやマウス等で構成される。
【0053】
情報送信手段14は、情報入力手段13により画面上で入力された(選択された)情報を総合管理サーバ2に送信する。接続処理手段15は、通信回線設定手段11及び情報送信手段14を動作させて、総合管理サーバ2から送信される各画面を表示手段12に表示させるまでに必要な種々の処理を自動的に実行させる。
【0054】
[車両共同利用システムの動作(貸出時)]
次に、本実施形態における車両共同利用管理システムの動作について図9及び図10を参照しながら詳細に説明する。図9は、総合管理サーバ2から携帯電話3に送信される画面の表示例を示すものであり、認証用画面(図9−a)、メニュー画面(図9−b)、予約内容入力画面(図9−c)、予約内容確認画面(図9−d)、及び利用実績確認画面(図9−e)をそれぞれ示している。図10は、携帯電話3(ユーザ)と総合管理サーバ2(総合管理センタ)間における車両貸出時の動作の流れを示したシーケンス図である。
【0055】
ユーザは、携帯電話3を操作して所定のURLを入力し総合管理サーバ2から認証用画面(図9−a)をダウンロードすると、認証用画面上でユーザID及びパスワードを入力する。その際には、携帯電話3に取り付けられる拡張ボックスに認証用データを記憶させ、ユーザID及びパスワードを自動的に入力する手法も採ることができる。更に、総合管理サーバ2にて、入力されたユーザID及びパスワードに加えて使用している携帯電話3の番号を認識するような構成とすることにより、セキュリティを一層向上させることができる。
【0056】
携帯電話3からユーザID及びパスワードが送信されると(A1)、総合管理サーバ2は、通信回線設定手段21を用いて当該ユーザID及びパスワードを受信し(B1)、認証手段23でユーザ認証処理を行う(B2)。このとき、認証手段23は、送信されたパスワードと、会員データベース20b内の当該ユーザIDに該当するパスワードとを照合することにより、呼び出しを行ったユーザが正規会員であるか否かを判断する。上記両パスワードが一致し、認証手段23が当該携帯電話3を所有するユーザを正規会員であると判断すると、手続用画面送信手段24はメニュー画面(図9−b))を携帯電話に送信する(B3)。
【0057】
携帯電話3が図9−bのメニュー画面を受信すると(A2)、ユーザは、表示手段32で表示される図9−bのメニュー画面から「▲2▼貸出」の項目を選択する。この選択情報は携帯電話3から総合管理サーバ2に送信される(A3)。総合管理サーバ2が当該選択情報を受信すると(B4)、手続用画面送信手段24は、登録車両データベース20dから当該ユーザが所属する運営体の登録車種を読出し、車種一覧画面、及び予約日、貸出時間等の予約内容入力画面(図9−c)を携帯電話3に送信する(B5)。
【0058】
携帯電話3が上記予約内容入力画面を受信すると(A4)、ユーザは、画面上で所望の車種、予約日及び貸出時間など入力し、携帯電話3からこの入力情報を総合管理サーバ2に送信する(A5)。総合管理サーバ2は、その入力情報を受信すると(B6)、手続用画面送信手段24を用いて予約内容確認画面(図9−d)を携帯電話3に送信する(B7)。
【0059】
携帯電話3が図9−dの画面を受信すると(A6)、ユーザは、画面上に表示される貸出申込内容を確認し、問題がなければ画面上の「確認」ボタンを選択すると、この選択情報は携帯電話3から総合管理サーバ2に送信される(A7)。総合管理サーバ2は当該選択情報を受信すると(B8)、運営情報管理手段25により運営情報管理データベース20aに貸出車種、予約日及び貸出時間などを登録する(B9)。
【0060】
[車両共同利用システムの動作(返却時)]
次に、貸出車両の返却時における車両共同利用管理システムの動作について図9及び図11を参照しながら詳細に説明する。図11は、携帯電話3(ユーザ)と総合管理サーバ2(総合管理センタ)間における車両返却時の動作の流れを示したシーケンス図である。ユーザは、貸出車両の返却時において、携帯電話3を操作して所定のURLを入力し総合管理サーバ2から認証用画面(図9−a)をダウンロードし、画面上でユーザID及びパスワードを入力する。このときも貸出時と同様に、拡張ボックスを利用して自動的にユーザID及びパスワードを入力するよう構成してもよい。
【0061】
携帯電話3からID番号及びパスワードが送信されると(A11)、総合管理サーバ2は、通信回線設定手段21を用いて当該ユーザID及びパスワードを受信し(B11)、貸出時と同様に認証手段23が会員データベース20bを参照してユーザ認証処理を行う(B12)。このユーザ認証処理により当該携帯電話3を所有するユーザが正規会員であると判断されると、手続用画面送信手段24によってメニュー画面(図9−b)が携帯電話3に送信される(B13)。
【0062】
携帯電話3が図9−bのメニュー画面を受信すると(B12)、ユーザは、当該メニュー画面内で「▲3▼返却」の項目を選択し、この選択情報は携帯電話3から総合管理サーバ2に送信される(A13)。総合管理サーバ2は選択情報を受信すると(B14)、通信回線設定手段21を用いて貸出車両と通信し、今回の利用に係る走行距離及び利用時間などの情報の送信を要求する(B15)。当該貸出車両はこの要求を受け付け(C11)、要求された情報を送信する(C12)。総合管理サーバ2は走行距離及び利用時間情報等を受信すると(B16)、利用実績算出手段27がそれらの情報に基づき利用実績を算出する。
【0063】
利用実績算出手段27により利用実績が算出されると、手続用画面送信手段24は、利用実績算出手段27による算出結果を利用実績確認画面(図9−e)として携帯電話に送信する(B17)。携帯電話3が利用実績確認画面を受信すると(A14)、ユーザは画面上で料金等を確認し、問題がなければ「確認」ボタンを選択する。この選択情報は携帯電話3から総合管理サーバ2に送信され(A14)、総合管理サーバ2は当該選択情報を受信すると(B18)、運営情報管理手段25によって運営情報管理データベース20aにこの利用実績情報が登録される(B19)。
【0064】
[車両共同利用システムの動作(サテライト管理センタからの運営状況参照時)]
次に、サテライト管理センタ1からの運営状況参照要求発生時における実施の形態を図12及び図13を参照しながら詳細に説明する。図12は、総合管理サーバ2からサテライト管理センタ端末1に送信される画面の表示例を示すものであり、認証用画面(図12−a)、メニュー画面(図12−b)及び運営情報一覧画面(図12−c)をそれぞれ示している。図13は、サテライト管理センタから運営状況参照要求が発生した時のサテライト管理センタ端末1(サテライト管理センタ)と総合管理サーバ2(総合管理センタ)間における動作の流れを示したシーケンス図である。
【0065】
サテライト管理センタは、サテライト管理センタ端末1を操作して所定のURLを入力し、総合管理サーバ2から認証用画面(図12−a)をダウンロードする。図12−aの認証用画面上でサテライト管理センタID及びパスワードが入力されると、サテライト管理センタ端末1から上記ID及びパスワードが送信される(D21)。総合管理サーバ2は、通信回線設定手段21を用いてID及びパスワードを受信すると(B21)、認証手段23でサテライト管理センタの認証処理を行う(B22)。
【0066】
このとき、認証手段23は、送信されたパスワードと、サテライト管理センタデータベース20cに格納される当該IDに該当するパスワードとを照合することにより、呼び出しを行ったサテライト管理センタが車両共同利用管理システムに登録されたサテライト管理センタであるか否かを判断する。上記両パスワードが一致し、正式なサテライト管理センタであると判断されると、手続用画面送信手段24はサテライト管理センタ端末1にメニュー画面(図12−b)を送信する(B23)。
【0067】
尚、図5に示したサテライト管理データベース20−cでは、運営体のID及びパスワードを該当する全てのレコードで管理しているが、別個にデータベースを設け、一つの運営体に対して一つのレコードを割り当て、そのレコードにID及びパスワードを登録するよう構成してもよい。この場合、コストはかかるがサテライト管理センタの認証処理を行うためのステップを削減し、処理速度が向上するといったメリットがある。
【0068】
サテライト管理センタ端末1が図12−bの画面を受信すると(D22)、サテライト管理センタ側で「▲2▼運営状況照会」を選択する。この選択情報はサテライト管理センタ端末1から総合管理サーバ2に送信され(D23)、総合管理サーバ2が受信すると(B24)、運営情報管理手段25は運営情報管理データベース20aから当該サテライト管理センタに該当するレコードを全て読出し、当該サテライト管理センタの登録ユーザの利用実績一覧画面や登録車両の利用状況一覧画面が運営管理画面送信手段26によりサテライト管理サーバ1に送信される(B25)。これにより、サテライト管理センタ端末1は表示手段12にて利用実績一覧画面(図12−c)や利用状況一覧画面を表示することができる(D24)。
【0069】
ここで、ユーザの利用実績一覧画面は、当該サテライト管理センタに該当する全てのレコードを運営情報管理データベース20−aから読出し、そのうち一ユーザに該当する全てのレコードについて集計を行い、その処理を当該サテライト管理センタに登録される全てのユーザについて実行することにより作成することができる。また、登録車両の利用状況一覧画面は、当該サテライト管理センタに該当する全てのレコードを運営情報管理データベース20−aから読出し、そのうち一車両に該当する全てのレコードについて集計を行い、その処理を当該サテライト管理センタに登録される全ての車両について実行することにより作成することができる。
【0070】
また、第2の運営情報管理データベースとして車種別に利用状況などを保管するデータベースを別に設けてもよく、この場合も同様に、コストはかかるが登録車両の利用状況一覧画面を作成するためのステップを削減し、処理速度が向上するといったメリットがある。尚、上記の利用実績一覧画面及び利用状況一覧画面は運営情報管理手段25によって作成される。
【0071】
[車両共同利用システムの動作(登録ユーザ、貸出車両の追加、削除など)]また、サテライト管理センタは、総合管理センタに対して登録ユーザ及び登録車両の追加、削除等を指示することができる。この場合、サテライト管理センタ端末1から追加・削除するユーザや車種を総合管理サーバに通知し、総合管理サーバ2は、この通知を受けると、登録車両データベース20dや会員データベース20bにレコードの追加・削除を実行する。その他、料金計算方法等も指示することができ、この場合も同様に、その旨をサテライト管理センタから総合管理センタに通知すれば、総合管理サーバ2では該当するフィールドを更新する。
【0072】
[ビジネスモデル例]
以上から、本発明は、図14に示すようなビジネスモデルを提供することができる。各サテライト管理センタは、総合管理センタに対して車両共同利用サービスの運営情報管理業務を委託し、その上で、サテライト管理センタ毎に登録ユーザ、登録車種、車両の仕様、料金計算方法等を総合管理センタに対して通知する。これを受けた総合管理センタは、会員データベース20b及び登録車両データベース20dにそれらの情報を記録すると共に、ハードウェア・メーカ(車両メーカ)に対して必要な車種や車両の仕様を連絡する。ハードウェア・メーカはその連絡内容に見合う車両を用意する。各サテライト管理センタと契約を結ぶ顧客・利用者(ユーザ)が総合管理センタに対して車両の貸出手続きを行うと、サテライト管理センタはハードウェア・メーカから車両及び設備をリースして車両共同利用サービスを運営する。
【0073】
このように、各車両共同利用サービスの運営情報管理業務を総合管理センタに委託することにより、各サテライト管理センタと総合管理センタは表1に示すように業務が分担される。
【0074】
【表1】
Figure 0004207401
【0075】
本来、車両共同利用サービスの運営情報をデータベース管理するためには、そのデータベース管理対象がある程度の規模が見込まれなければ採算がとれない。そのため、小規模な車両共同利用サービスは普及しにくい状況であったが、本発明のように、運営情報管理業務を総合管理センタに委託することにより、小規模な車両共同利用サービスの普及を図ることができる。よって、市役所の連絡車、観光レンタカー、マンションのセカンドカー等の地域的なニーズに応じたサービスを顧客に提供できるようになる。更に、車両共同利用サービスの普及に伴い車両・設備のリース等の需要が高まり、ハードウェア・メーカの事業への反映も期待することができる。
【0076】
[利用料金の決済方法]
次に、本発明に適用可能な料金の決済方法について説明する。料金決済方法の第1の実施形態としては、各サテライト管理センタがクレジット会社に決済を委託する仕組みである。決済の際には、全てのユーザの利用実績も統括的に管理している総合管理センタからクレジット会社に決済料金やカード決済に必要な情報(口座番号、引落とし金融機関コード等)を通知することが好ましい。この場合、カード決済に必要な情報は会員データベース20b内に登録しておけばよい。
【0077】
料金決済方法の第2の実施形態としては、ユーザが決済用カード(プリペイドカード)を車載機に挿入して料金決済を行う仕組みである。この場合、総合管理センタから各車両の車載機に利用料金を送信し、決済用カードを挿入することにより利用料金の即時決済が可能となる。
【0078】
[総合管理センタ2の具体的構成例]
図15に、総合管理サーバ2を構成可能なコンピュータシステムの一例を示す。図15において、100はコンピュータPCである。PC100は、CPU101を備え、ROM102又はハードディスク(HD)111に記憶された、或いはフレキシブルディスク(FD)112より供給されるデバイス制御ソフトウェアを実行し、システムバス104に接続される各デバイスを統括的に制御する。
【0079】
上記ROM102又はハードディスク(HD)111に記憶されたプログラム及びデータにより、本実施形態の各機能手段、即ち、通信回線設定手段21、認証用画面送信手段22、認証手段23、手続用画面送信手段24、運営情報管理手段25、運営管理画面送信手段26及び利用実績算出手段27、本実施形態のデータベース、即ち、運営情報管理データベース20a、会員データベース20b、サテライト管理センタデータベース20c及び登録車両データベース20d等が構成される。
【0080】
103はRAMで、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。105はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)109や不図示のデバイス等からの指示入力を制御する。
【0081】
106はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)110の表示を制御する。107はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム(起動プログラム:PCのハードやソフトの実行(動作)を開始するプログラム)、複数のアプリケーション、ユーザファイルそしてネットワーク管理プログラム等を記憶するハードディスク(HD)111、及びフレキシブルディスク(FD)112とのアクセスを制御する。
【0082】
108はネットワークインタフェース(NIC)で、LANを介して、ネットワークプリンタ、他のネットワーク機器、或いは他のPCと双方向のデータのやり取りを行う。
【0083】
[本発明の他の実施形態]
本発明は、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0084】
また、上述した実施形態の機器を実現するよう各種のデバイスを動作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実現したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0085】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
【0086】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態で説明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼動しているOS(オペレーションシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態で示した機能が実現させる場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0087】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0088】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、車両共同利用サービスを営む各運営体とは別機構の総合管理センタ等に設置する車両共同利用管理装置により各運営体の車両共同利用サービスの運営情報を運営体の識別情報と共に管理するように構成することにより、各運営体が個別に運営情報を管理する必要がなくなり、従って、各運営体が運営情報を管理するための設備投資を低減することができ、その結果、小規模な車両共同利用サービスの普及を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両共同利用管理システムの全体構成の概略を示した図である。
【図2】総合管理サーバの一実施形態を機能的に示したブロック構成図である。
【図3】運営情報管理データベースの一実施形態を模式的に示した図である。
【図4】会員データベースの一実施形態を模式的に示した図である。
【図5】サテライト管理センタデータベースの一実施形態を模式的に示した図である。
【図6】登録車両データベースの一実施形態を模式的に示した図である。
【図7】携帯電話の一実施形態を機能的に示したブロック構成図である。
【図8】サテライト管理センタ端末を機能的に示したブロック図である。
【図9】総合管理サーバから携帯電話に送信される画面の表示例を示した図である
【図10】携帯電話(ユーザ)と総合管理サーバ(総合管理センタ)間における車両貸出時の動作の流れを示したシーケンス図である。
【図11】携帯電話(ユーザ)と総合管理サーバ(総合管理センタ)間における車両返却時の動作の流れを示したシーケンス図である。
【図12】総合管理サーバからサテライト管理センタ端末に送信される画面の表示例を示した図である。
【図13】サテライト管理センタ端末(サテライト管理センタ)と総合管理サーバ(総合管理センタ)間におけるサテライト管理センタによる運営状況参照時の動作の流れを示したシーケンス図である。
【図14】本発明に係る車両共同利用管理システムを用いて実現するビジネスモデルの一例を模式的に示した図である。
【図15】総合管理サーバを構成可能なコンピュータシステムの一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 サテライト管理センタ端末
2 総合管理サーバ
3 携帯電話
20a 運営情報管理データベース
20b 会員データベース
20c サテライト管理センタデータベース
20d 登録車両データベース
11,21,31 通信回線設定手段
12,32 表示手段
13,33 情報入力手段
14,34 情報送信手段
15,35 接続処理手段
22 認証用画面送信手段
23 認証手段
24 手続用画面送信手段(予約情報入力画面送信手段、予約内容確認画面送信手段、利用実績確認画面送信手段)
25 運営情報管理手段
26 運営管理画面送信手段(運営情報一覧画面送信手段)
27 利用実績算出手段

Claims (3)

  1. ユーザが車両共同利用サービスの利用申込を行うための情報を、車両共同利用管理装置へ送信する通信端末と、前記ユーザの利用結果を運営情報として前記車両共同利用サービスの運営体を示す情報と共にデータベースで管理する前記車両共同利用管理装置と、前記運営体に関する運営情報を示す運営情報一覧画面を前記車両共同利用管理装置から受信表示する運営体端末とを有する車両共同利用管理システムにおいて、
    前記通信端末は、前記ユーザにより所定のURLが入力されることにより前記ユーザにID及びパスワードを入力させるための認証用画面を前記車両共同利用管理装置から受信し、前記認証用画面上で入力された前記ID及び前記パスワードを前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記ID及び前記パスワードを受信すると、前記ID及び前記パスワードに基づいて前記ユーザが正規のユーザであるか否かを判断し、判断の結果、前記ユーザが正規のユーザである場合にはメニュー画面を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記メニュー画面を受信し、前記ユーザが前記メニュー画面上で入力した貸出希望情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記貸出希望情報を受信すると、前記運営体に登録される車両を示す車両一覧画面、及び予約日、貸出時間の入力項目を含む予約内容入力画面を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記車種一覧画面及び前記予約内容入力画面を受信し、前記ユーザが前記車種一覧画面及び前記予約内容入力画面上で入力した車種、予約日及び貸出時間を含む予約情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記予約情報を受信すると、前記ユーザに予約内容を確認させるための予約内容確認画面を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記予約内容確認画面を受信し、前記ユーザが前記確認画面上で入力した確認情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記確認情報を受信すると、前記予約情報を前記データベースで管理することを特徴とする車両共同利用管理システム。
  2. ユーザが車両共同利用サービスの利用申込を行うための情報を、車両共同利用管理装置へ送信する通信端末と、前記ユーザの利用結果を運営情報として前記車両共同利用サービスの運営体を示す情報と共にデータベースで管理する前記車両共同利用管理装置と、前記運営体に関する運営情報を示す運営情報一覧画面を前記車両共同利用管理装置から受信表示する運営体端末とを有する車両共同利用管理システムにおいて、
    前記通信端末は、前記ユーザにより所定のURLが入力されることにより前記ユーザにID及びパスワードを入力させるための認証用画面を前記車両共同利用管理装置から受信し、前記認証用画面上で入力されたID及びパスワードを前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記ID及び前記パスワードを受信すると、前記ID及び前記パスワードに基づいて前記ユーザが正規のユーザであるか否かを判断し、判断の結果、前記ユーザが正規のユーザである場合には、サービス内容を表示するメニュー画面を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記メニュー画面を受信し、前記ユーザが前記メニュー画面上で入力した返却希望情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記返却希望情報を受信すると、今回の利用情報に基づいて利用実績を算出し、該利用実績を前記ユーザに確認させるための利用実績確認画面を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記利用実績確認画面を受信し、前記ユーザが前記利用実績確認画面上で入力した確認情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記確認情報を受信すると、前記利用実績を前記データベースで管理することを特徴とする車両共同利用管理システム。
  3. ユーザが車両共同利用サービスの利用申込を行うための情報を、車両 共同利用管理装置へ送信する通信端末と、前記ユーザの利用結果を運営情報として前記車両共同利用サービスの運営体を示す情報と共にデータベースで管理する前記車両共同利用管理装置と、前記運営体に関する運営情報を示す運営情報一覧画面を前記車両共同利用管理装置から受信表示する運営体端末とを有する車両共同利用管理システムにおいて、
    前記運営体端末は、前記運営体により所定のURLが入力されることにより前記運営体にID及びパスワードを入力させるための認証用画面を前記車両共同利用管理装置から受信し、前記運営体が前記認証用画面上で入力した前記ID及び前記パスワードを前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記ID及び前記パスワードを受信すると、前記ID及び前記パスワードに基づいて前記運営体が正規の運営体であるか否かを判断し、判断の結果、前記運営体が正規の運営体である場合には、サービス内容を表示するメニュー画面を前記運営体端末に送信し、
    前記運営体端末は、前記メニュー画面を受信し、前記運営体が前記メニュー画面上で入力した運営状況参照希望情報を前記車両共同利用管理装置に送信し、
    前記車両共同利用管理装置は、前記運営状況参照希望情報を受信すると、前記運営体に関する全ての運営情報を前記データベースから読出して運営情報一覧画面を作成し、該作成した運営情報一覧画面を前記運営体端末に送信し、
    前記運営体端末は、前記運営情報一覧画面を受信表示することを特徴とする車両共同利用管理システム。
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