JP4206485B2 - ミキサー装置に於ける製造自動制御システム - Google Patents

ミキサー装置に於ける製造自動制御システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半製品を含む製品の製造過程に於いて、前記製品毎の製造指示データと製造環境の環境変化データとに応じたミキサー装置側への制御指示データにより、前記ミキサー装置を使用する製造に関して自動制御を行うシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
小麦粉を主原材料としたパン等を製造するミキシングの製造過程に於いて、室温、主原材料の温度、水温、湿度等の製造環境の変化や主原材料の仕込み量に対応して、生地の仕上がり温度を常に一定に保つことは容易ではなく、これらの環境下でも、ミキサー装置の回転速度、回転時間、吸水量等を調整して、生地の仕上がり温度を一定にする為のミキシングの自動制御が求められている。
【0003】
又、ミキサー装置の自動制御システムの事例としては、例えば、特開2001−275550号公報に開示されている「パン生地ミキシング管理法及び装置」が示すように、パン生地の仕込み量に応じたミキサーの回転速度と回転時間の制御は行われていない。又、製造環境の変化に対しては、ミキシング中のパン生地の平均温度だけをとらえており、その他の仕込み水温や湿度等の変化に対する対策はとられていない為、パン生地の仕上がりの温度は、ばらつきが発生する問題を含んでいる。
【特許文献1】
特開2001−275550号公報(第1〜6頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような問題を解決する為に本発明では、半製品を含む製品の製造過程に於いて、主原材料の仕込み量と、室温、主原材料の温度、水温、湿度等の製造環境と、製造環境の変化にリアルタイムに応じたミキサー装置への制御指示により、目標温度による完成品の製造を図る為に、ミキサー装置を使用する製造に関して自動制御を行うシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為、発明は、半製品を含む製品の製造過程に於いて、製品毎の製造指示データと製造環境の逐次変化する環境変化データとに応じたミキサー装置側への制御指示データにより、ミキサー装置を使用する製造に関して自動制御を行うシステムであって、
前記製品の製造指示を行う為の製造端末装置と、前記製品の製造を行う為の前記ミキサー装置と、前記ミキサー装置を制御する為に接続される制御装置と、前記制御装置に接続され仕込み水温及び製造過程で変化する前記製品の温度を含む前記環境変化データを逐次取得する為のセンサー部と、前記製造端末装置と通信ネットワークを介して接続され更に前記制御装置に接続され前記ミキサー装置に対する前記制御指示データを作成して逐次前記制御装置に送信する為の制御管理装置と、から構成され
前記制御装置、前記センサー部が取得した前記環境変化データを前記制御管理装置に逐次送信する為の環境変化データ送信手段を備え、
前記制御管理装置、前記製品名毎及びその主原材料名毎及び製造工程順番毎に前記ミキサー装置の基準回転速度及び基準回転時間と前記製品の完成時の目標温度とを含む基準制御指示情報と、前記製品名毎及びその主原材料名毎及びその主原材料の所定の仕込み量毎に前記基準回転時間を補正する為の補正回転時間を含む仕込み量別補正情報と、前記所定の仕込み水温毎に前記基準回転時間を補正する為の補正回転時間を含む仕込み水温別補正情報とを少なくとも登録する為のデータベースと、
前記製造端末装置から入力された製造する製品名とその製品を製造する為に必要な主原材料名とその主原材料の仕込み量とを含む前記製造指示データ受け付けその製造指示データを取得する製造指示データ取得手段と、
前記制御装置から送信された前記環境変化データを逐次受信する環境変化データ受信手段と、
前記製造端末装置から入力された前記製造指示データの前記製品名と前記主原材料名と前記主原材料の仕込み量よ前記データベースを検索して該当する前記基準制御指示情報と前記仕込み量別補正情報とを取得すると共に、前記環境変化データ受信手段で受信した前記環境変化データの前記仕込み水温よ前記データベースを検索して該当する前記仕込み水温別補正情報を取得し、取得した前記仕込み量別補正情報の前記補正回転時間と取得した前記仕込み水温別補正情報の前記補正回転時間とを加算して合計補正回転時間を算出し、算出した合計補正回転時間に対応する補正係数と取得した前記基準制御指示情報の前記基準回転時間を前記製造工程順番毎に乗算して算出した算出回転時間を含む前記制御指示データを作成すると共に、前記環境変化データ受信手段で逐次受信した前記環境変化データの前記製造過程に於ける前記製品の温度が前記製品の完成時の目標温度に達していない場合に、その温度差を所定の温度で除算した補正値に対応する追加回転時間で所定の基準回転速度による製造工程を更に追加した前記制御指示データを作成する制御指示データ作成手段と、
前記制御指示データ作成手段で作成した前記制御指示データを前記制御装置に逐次送信する制御指示データ送信手段とを備え、
又、前記制御装置、前記制御管理装置からの前記制御指示データを受信して、その制御指示データに基づいて前記ミキサー装置を制御する制御指示データ受信・制御手段を更に備えることを特徴とする。
【0006】
発明によれば、主原材料の仕込み量や仕込み水温に応じて、ミキサー装置の回転速度と回転時間とを自動調整することによって、仕上がり温度を一定に保った製品を製造することができる。又、製造過程に於いて、変動する製品の温度に対して、追加製造工程を自動追加することによって、目標温度の完成品を製造することができる。
【0009】
本発明の前記環境変化データ、湿度を更に含み、
前記データベース、前記製品の製造に必要な原材料を前記ミキサー装置に供給する為仕込み水の基準使用量を含めた原材料の基準使用量を含むレシピ情報を更に含み、
前記制御指示データ作成手段、作成した前記制御指示データに前記環境変化データログ情報を付加して前記データベースに登録することを更に含み、
前記制御管理装置、前記データベースを検索して当日登録した前記ログ情報取得し、取得した前記ログ情報より複数のミキサー装置の平均湿度を算出し算出した平均湿度を前記レシピ情報に付加して登録する平均湿度登録手段を更に備え、
前記環境変化データ受信手段、受信した前記環境変化データが前記湿度を含む場合、前記製造指示データ取得手段で取得した前記製造指示データの製品名よ前記データベースを検索して該当する前記レシピ情報を取得し、取得した前記レシピ情報の前記平均湿度から受信した前記環境変化データの前記湿度を減算してその湿度差を算出し、算出した湿度差を所定の湿度で除算した商の整数部に対応する補正値取得した前記レシピ情報の前記仕込み水の基準使用量に加算することを更に含むことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、日々の湿度変化に対して、その湿度差に応じた仕込み水量によるレシピを自動調整することによって、品質の優れた製品を製造することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のミキサー装置に於ける製造自動制御システム100のシステム構成を示す模式図である。
【0012】
図1に示すように、ミキサー装置に於ける製造自動制御システム100は、半製品を含む製品の製造指示を行う為の製造端末装置1と、この製品の製造を行う為のミキサー装置2と、このミキサー装置2を制御する為に接続される制御装置10と、この制御装置10に接続されて、仕込み水温、製造過程に於ける製品の温度、湿度の何れかのデータを含む環境変化データを取得する為のセンサー部11と、製造端末装置1にインターネット3を介して接続されて、更に制御装置10に接続されて、ミキサー装置2に対する制御指示データを作成して制御装置10に送信する為の制御管理装置30とから構成される。
【0013】
制御管理装置30は、ミキサー装置2に対する制御指示データを作成する為に必要な情報を登録するデータベース40と、製造端末装置1からの検索要求を受信して、データベース40の検索結果を、インターネット3を介して送信するWebサーバー31と、データベース40を管理するデータベースサーバー32と、ミキサー装置2を制御する為の情報処理を行うアプリケーションサーバー33とから構成される。
【0014】
データベース40は、製造端末テーブル41、基準制御指示テーブル42、仕込み量別補正テーブル43、仕込み水温別補正テーブル44、レシピテーブル45、ログテーブル46とから構成される。
【0015】
製造端末テーブル41は、製造端末装置1の登録情報を記録するものである。
製造端末登録情報には、検索キー部であるミキサー装置番号と、ユーザーIDとパスワードとからなる検索キー部と、データ部に属する事業所名、担当部署、担当者名、住所、電話番号、メールアドレス、製造支持データ、登録年月日等の情報を格納する。
製造支持データには、現在製造中の製品名、主原材料名、仕込み量が設定されている。
【0016】
基準制御指示テーブル42は、ミキサー装置2に対する制御指示データを作成する為の基準制御指示情報を記録するものである。
基準制御指示情報には、製品名と主原材料名とからなる検索キー部と、データ部に属する基準回転速度(1)、基準回転時間(1)、基準回転速度(2)、基準回転時間(2)、基準回転速度(3)、基準回転時間(3)、基準回転速度(4)、基準回転時間(4)、完製品目標温度、登録年月日等の情報を格納する。( )内の数値は、製造工程順番を表し、基準回転速度(1)と基準回転速度(3)には、ミキサー装置2の低速基準回転速度が設定され、基準回転速度(2)と基準回転速度(4)には、ミキサー装置2の高速基準回転速度が設定される。
各基準回転時間は、秒数にて設定される。
【0017】
仕込み量別補正テーブル43は、主原材料の所定の仕込み量に応じた基準制御指示情報の基準回転時間を補正する為の仕込み量別補正情報を記録するものである。
仕込み量別補正情報には、製品名と主原材料名と主原材料の所定の仕込み量とからなる検索キー部と、データ部に属する補正回転時間、登録年月日等の情報を格納する。
補正回転時間には、符号付の秒数が設定される。
【0018】
仕込み水温別補正テーブル44は、所定の仕込み水温に応じた基準制御指示情報の基準回転時間を補正する為の仕込み水温別補正情報を記録するものである。
仕込み水温別補正情報には、検索キー部である所定の仕込み水温と、データ部に属する補正回転時間、登録年月日等の情報を格納する。
補正回転時間には、符号付の秒数が設定される。
【0019】
レシピテーブル45は、製品の製造に必要な原材料をミキサー装置2に供給する為に、使用する原材料のレシピ情報を記録するものである。
レシピ情報には、製品名と原材料名とからなる検索キー部と、データ部に属する原材料の基準使用量、平均湿度、登録年月日等の情報を格納する。
原材料名には、「主原材料名」、「副原材料名」、「仕込み水」等が設定される。
原材料名に「仕込み水」が設定されている場合は、平均湿度が設定される。
【0020】
ログテーブル46は、後述する、制御指示データ作成手段53で作成した制御指示データに環境変化データ送信手段21で送信した環境変化データを付加して作成したログ情報を記録するものである。
ログ情報には、作成年月日とミキサー装置番号と作成時刻とからなる検索キー部と、データ部に属するセンサー部番号、センサー取得データ、回転速度、回転時間、登録年月日等の情報を格納する。
センサー取得データには、仕込み水温、製造過程に於ける製品の温度、湿度等が設定される。
【0021】
次に、制御装置10と制御管理装置30とのデータ送受信の処理手順と、制御管理装置30の処理手段50が製造端末装置1からの要求信号に応答して、データベース40の検索を行う処理手順とについて説明する。図2は、本発明に係る制御装置10の処理手段20と制御管理装置30の処理手段50に於ける処理の流れ図であり、処理手段は、以下の7手段から構成される。
【0022】
これらは、製造指示データ取得手段51、環境変化データ送信手段21、環境変化データ受信手段52、制御指示データ作成手段53、制御指示データ送信手段54、制御指示データ受信・制御手段22、平均湿度登録手段55である。
【0023】
まず、製造端末装置1からのユーザーID、パスワードの入力を受け付けて、ユーザー認証を行い、使用権があればメニュー選択画面をその製造端末装置1に送信する。
【0024】
製造指示データ取得手段51は、製造端末装置1からの製造する製品名とその製品を製造する為に必要な主原材料名とその主原材料の仕込み量とを含む製造指示データの入力を受け付けて、その製造指示データを取得する。
【0025】
以下に、製造指示データ取得手段51の処理手順を詳細に説明する。
(1)製造端末装置1からの製造指示データ取得要求信号に応答して、製造する製品名一覧が編集されている製造指示データ取得・製品名選択画面を要求のあった製造端末装置1に送信する。
(2)製造端末装置1からの製品名の選択を受け付けて、選択を受け付けた製品名に該当する主原材料名とその仕込み量一覧とが編集されている製造指示データ取得・仕込み量選択画面を要求のあった製造端末装置1に送信する。
(3)製造端末装置1からの仕込み量の選択を受け付けて、使用権判定時に入力を受け付けたユーザーIDとパスワードより、製造端末テーブル41を検索して該当する製造端末登録情報を取得する。
(4)(3)の処理で取得した製造端末登録情報に(2)の処理で選択した製品名とその主原材料名と、(3)の処理で選択した仕込み量とを含む製造指示データを付加して製造端末テーブル41を更新する。
【0026】
環境変化データ送信手段21は、センサー部11が取得した環境変化データを制御管理装置10に送信する。
【0027】
以下に、環境変化データ送信手段21の処理手順を詳細に説明する。
(1)ミキサー装置2に投入された仕込み水、主原材料により、その仕込み水温、主原材料の温度、又は湿度の何れかのセンサー部11が温度、又は湿度を取得する。
(2)(1)の処理で取得したセンサー部11の分類と、取得した温度、又は湿度と、所定のミキサー装置番号とを含む環境変化データを作成してその環境変化データを制御管理装置10に送信する。
【0028】
環境変化データ受信手段52は、制御装置10からの環境変化データを受信する。
又、受信した環境変化データが湿度を含む場合、製造指示データ取得手段51で取得した製造指示データの製品名より、データベース40を検索して該当するレシピ情報を取得し、取得したレシピ情報の平均湿度から受信した環境変化データの湿度を減算してその湿度差を算出し、算出した湿度差を所定の湿度で除算した商の整数部を取得したレシピ情報の仕込み水の基準使用量に加算する。
【0029】
以下に、環境変化データ受信手段52の処理手順を詳細に説明する。
(1)制御装置10からの環境変化データを受信する迄、ウエイトする。
(2)ウエイト解除後、(1)の処理で受信した環境変化データを制御指示データ作成手段53に受け渡す。
(3)受信した環境変化データのセンサー部11の分類が湿度の場合、所定のミキサー装置番号より、製造端末テーブル41を検索して、該当する製造端末登録情報を取得する。
(4)取得した製造端末登録情報の製品名と「仕込み水」を設定した原材料名より、レシピテーブル45を検索して該当するレシピ情報を取得する。
(5)(4)の処理で取得したレシピ情報の平均湿度から(1)の処理で受信した環境変化データの湿度を減算してその湿度差を算出する。
(6)(5)の処理で算出した湿度差を所定の湿度で除算した商の整数部を(4)の処理で取得したレシピ情報の仕込み水の基準使用量に加算してレシピテーブル45を更新する。
【0030】
制御指示データ作成手段53は、製造指示データ取得手段51で入力した製造指示データの製品名と主原材料名と主原材料の仕込み量より、データベース40を検索して該当する基準制御指示情報と仕込み量別補正情報とを取得し、環境変化データ受信手段52で受信した環境変化データの仕込み水温より、データベース40を検索して該当する仕込み水温別補正情報を取得し、取得した仕込み量別補正情報の補正回転時間と取得した仕込み水温別補正情報の補正回転時間とを加算して合計補正回転時間を算出し、算出した合計補正回転時間に取得した基準制御指示情報の基準回転時間を製造工程順番毎に乗算して算出した算出回転時間を含む制御指示データを作成する。
又、環境変化データ受信手段52で受信した環境変化データの製造過程に於ける製品の温度が、完製品目標温度に達していない場合に、その温度差を所定の温度で除算して算出した追加回転時間と所定の基準回転速度とによる製造工程を更に追加した制御指示データを作成する。
又、作成した制御指示データに環境変化データを付加してログ情報を作成し、データベース40に登録する。
【0031】
以下に、制御指示データ作成手段53の処理手順を詳細に説明する。
(1)環境変化データ受信手段52からの環境変化データを受け付ける迄、ウエイトする。
(2)ウエイト解除後、(1)の処理で受け付けた環境変化データのミキサー装置番号より、製造端末テーブル41を検索して該当する製造端末登録情報を取得する。
(3)(2)の処理で取得した製造端末登録情報の製品名と主原材料名より、基準制御指示テーブル42を検索して該当する基準制御指示情報を取得する。
(4)(2)の処理で取得した製造端末登録情報の製品名と主原材料名と仕込み量より、仕込み量別補正テーブル43を検索して該当する仕込み量別補正情報を取得する。
(5)(1)の処理で受け付けた環境変化データの仕込み水温より、仕込み水温別補正テーブル44を検索して該当する仕込み水温別補正情報を取得する。
(6)(4)の処理で取得した仕込み量別補正情報の補正回転時間と(5)の処理で取得した仕込み水温別補正情報の補正回転時間とを加算して合計補正回転時間を算出する。
(7)(6)の処理で算出した合計補正回転時間に(3)の処理で取得した基準制御指示情報の基準回転時間を製造工程順番毎に乗算して算出した算出回転時間を含む制御指示データを作成する。
(8)(1)の処理で受け付けた環境変化データのセンサー部11の分類が製造過程に於ける製品の温度が場合で、その温度が(3)の処理で取得した基準制御指示情報の完製品目標温度に達していない場合に、その温度差を所定の温度で除算して算出した追加回転時間と所定の基準回転速度とによる製造工程を更に追加した制御指示データを作成する。(例えば、製造工程順番を(5)として、基準回転速度(5)と基準回転時間(5)とを作成する。)
(9)(7)、及び(8)の処理で作成した制御指示データに(1)の処理で受け付けた環境変化データを付加してログ情報を作成し、ログテーブル46に登録する。
(10)(7)、及び(8)の処理で作成した制御指示データを制御指示データ送信手段54に受け渡す。
【0032】
制御指示データ送信手段54は、制御指示データ作成手段53で作成した制御指示データを制御装置10に送信する。
【0033】
以下に、制御指示データ送信手段54の処理手順を詳細に説明する。
(1)制御指示データ作成手段53からの制御指示データを受け付ける迄、ウエイトする。
(2)ウエイト解除後、(1)の処理で受け付けた制御指示データを制御装置10に送信する。
【0034】
制御指示データ受信・制御手段22は、制御管理装置10からの制御指示データを受信して、その制御指示データに基づいてミキサー装置2を制御する。
【0035】
以下に、制御指示データ受信・制御手段22の処理手順を詳細に説明する。
(1)制御指示データ送信手段54からの制御指示データを受信する迄、ウエイトする。
(2)ウエイト解除後、(1)の処理で受信した制御指示データに基づいてミキサー装置2を制御する。
【0036】
平均湿度登録手段55は、データベース40を検索して当日登録したログ情報を対象に取得し、取得したログ情報より、湿度の平均湿度を算出して、算出した平均湿度をレシピ情報に付加して登録する。
【0037】
以下に、平均湿度登録手段55の処理手順を詳細に説明する。
(1)日次処理の業務終了時に、当日の日付より、ログテーブル46を検索して作成年月日に当日を設定したログ情報を対象に抽出し、ミキサー装置番号毎に湿度を集計してその平均湿度を算出する。
(2)レシピテーブル45を検索して、原材料名に「仕込み水」が設定されているレシピ情報を対象に(1)の処理で算出した平均湿度を設定してレシピテーブル45を更新する。
【0038】
以上、本発明の一実施の形態を詳細に説明したが、本発明は、本実施の形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のミキサー装置に於ける製造自動制御システムによれば、製品を製造するミキシングの製造過程に於いて、製品の仕込み量と、室温、主原材料の温度、水温、湿度等の製造環境の変化とにリアルタイムに対応したミキサー装置への自動制御指示により、目標温度の完成品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミキサー装置に於ける製造自動制御システム100のシステム構成を示す模式図である。
【図2】本発明に係る制御装置10の処理手段20と制御管理装置30の処理手段50に於ける処理の流れ図である。
【符号の説明】
1 製造端末装置
2 ミキサー装置
3 インターネット
10 制御装置
11 センサー部
20 制御装置の処理手段
21 環境変化データ送信手段
22 制御指示データ受信・制御手段
30 制御管理装置
31 Webサーバー
32 データベースサーバー
33 アプリケーションサーバー
40 データベース
41 製造端末テーブル
42 基準制御指示テーブル
43 仕込み量別補正テーブル
44 仕込み水温別補正テーブル
45 レシピテーブル
46 ログテーブル
50 制御管理装置の処理手段
51 製造指示データ取得手段
52 環境変化データ受信手段
53 制御指示データ作成手段
54 制御指示データ送信手段
55 平均湿度登録手段
100 ミキサー装置に於ける製造自動制御システム

Claims (2)

  1. 半製品を含む製品の製造過程に於いて、製品毎の製造指示データと製造環境の逐次変化する環境変化データとに応じたミキサー装置側への制御指示データにより、ミキサー装置を使用する製造に関して自動制御を行うシステムであって、
    前記製品の製造指示を行う為の製造端末装置と、
    前記製品の製造を行う為の前記ミキサー装置と、
    前記ミキサー装置を制御する為に接続される制御装置と、
    前記制御装置に接続され仕込み水温及び製造過程で変化する前記製品の温度を含む前記環境変化データを逐次取得する為のセンサー部と、
    前記製造端末装置と通信ネットワークを介して接続され更に前記制御装置に接続され前記ミキサー装置に対する前記制御指示データを作成して逐次前記制御装置に送信する為の制御管理装置と、から構成され
    前記制御装置は、前記センサー部が取得した前記環境変化データを前記制御管理装置に逐次送信する為の環境変化データ送信手段を備え、
    前記制御管理装置は、
    前記製品名毎及びその主原材料名毎及び製造工程順番毎に前記ミキサー装置の基準回転速度及び基準回転時間と前記製品の完成時の目標温度とを含む基準制御指示情報と、前記製品名毎及びその主原材料名毎及びその主原材料の所定の仕込み量毎に前記基準回転時間を補正する為の補正回転時間を含む仕込み量別補正情報と、前記所定の仕込み水温毎に前記基準回転時間を補正する為の補正回転時間を含む仕込み水温別補正情報とを少なくとも登録する為のデータベースと、
    前記製造端末装置から入力された製造する製品名とその製品を製造する為に必要な主原材料名とその主原材料の仕込み量とを含む前記製造指示データ受け付けその製造指示データを取得する製造指示データ取得手段と、
    前記制御装置から送信された前記環境変化データを逐次受信する環境変化データ受信手段と、
    前記製造端末装置から入力された前記製造指示データの前記製品名と前記主原材料名と前記主原材料の仕込み量よ前記データベースを検索して該当する前記基準制御指示情報と前記仕込み量別補正情報とを取得すると共に、前記環境変化データ受信手段で受信した前記環境変化データの前記仕込み水温よ前記データベースを検索して該当する前記仕込み水温別補正情報を取得し、取得した前記仕込み量別補正情報の前記補正回転時間と取得した前記仕込み水温別補正情報の前記補正回転時間とを加算して合計補正回転時間を算出し、算出した合計補正回転時間に対応する補正係数と取得した前記基準制御指示情報の前記基準回転時間を前記製造工程順番毎に乗算して算出した算出回転時間を含む前記制御指示データを作成すると共に、前記環境変化データ受信手段で逐次受信した前記環境変化データの前記製造過程に於ける前記製品の温度が前記製品の完成時の目標温度に達していない場合に、その温度差を所定の温度で除算した補正値に対応する追加回転時間で所定の基準回転速度による製造工程を更に追加した前記制御指示データを作成する制御指示データ作成手段と、
    前記制御指示データ作成手段で作成した前記制御指示データを前記制御装置に逐次送信する制御指示データ送信手段とを備え、
    又、前記制御装置は、前記制御管理装置からの前記制御指示データを受信して、その制御指示データに基づいて前記ミキサー装置を制御する制御指示データ受信・制御手段を更に備えることを特徴とするミキサー装置に於ける製造自動制御システム。
  2. 前記環境変化データは、湿度を更に含み、
    前記データベースは、前記製品の製造に必要な原材料を前記ミキサー装置に供給する為仕込み水の基準使用量を含めた原材料の基準使用量を含むレシピ情報を更に含み、
    前記制御指示データ作成手段は、作成した前記制御指示データに前記環境変化データログ情報を付加して前記データベースに登録することを更に含み、
    前記制御管理装置は、前記データベースを検索して当日登録した前記ログ情報取得し、取得した前記ログ情報より複数のミキサー装置の平均湿度を算出し算出した平均湿度を前記レシピ情報に付加して登録する平均湿度登録手段を更に備え、
    前記環境変化データ受信手段は、受信した前記環境変化データが前記湿度を含む場合、前記製造指示データ取得手段で取得した前記製造指示データの製品名よ前記データベースを検索して該当する前記レシピ情報を取得し、取得した前記レシピ情報の前記平均湿度から受信した前記環境変化データの前記湿度を減算してその湿度差を算出し、算出した湿度差を所定の湿度で除算した商の整数部に対応する補正値取得した前記レシピ情報の前記仕込み水の基準使用量に加算することを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のミキサー装置に於ける製造自動制御システム。
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