JPH0866145A - 練り装置における練り制御器及び方法 - Google Patents

練り装置における練り制御器及び方法

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JPH0866145A
JPH0866145A JP20512894A JP20512894A JPH0866145A JP H0866145 A JPH0866145 A JP H0866145A JP 20512894 A JP20512894 A JP 20512894A JP 20512894 A JP20512894 A JP 20512894A JP H0866145 A JPH0866145 A JP H0866145A
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JP
Japan
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kneading
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input
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JP20512894A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Inage
勝行 稲毛
Yasuhiro Tsutsumi
康弘 堤
Yukihiro Saito
幸弘 齊藤
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確に練りの完了を判断することのできる練
り制御器および方法を提供することを目的とする。 【構成】 練り動作前にパン生地の種類、生地量及び練
り予測時間が入力ターミナル16により入力される。入
力後、CPU12は、RAM18に記憶されたパン生地
の種類と生地の量に応じた投入電力の標準値(しきい
値)及び補正係数を読み出して、基本しきい値(投入電
力)を算出し、さらに読み出した補正係数を用いて補正
しきい値を算出する。算出後、練り開始ボタンが押され
たか否かを判断し、押されていれば、練り装置に対して
練り動作開始信号を出力し、練り動作を続ける。駆動モ
ータ6へ供給された積算電力を算出し、積算電力と補正
しきい値との比較を行なう。比較の結果、積算電力が補
正しきい値を超える場合は、I/Oポート22を介して
練り動作終了信号を出力し、超えない場合は、積算電力
が補正しきい値を超えるまで練り動作を続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、練り装置における練
り制御器および方法に関するものであり、特にその制御
能力の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に、練り装置の一例として、パン生
地の練り装置を示す。パン生地の練り装置は、円筒形の
筐体2の内部に回転部材4が設けられている。この回転
部材4は、駆動モータ(図示せず)によって回転され
る。パン生地を練る場合には、筐体2の中にパン生地を
入れた後、回転部材4を回転させる。これにより、回転
部材4がパン生地を練る。
【0003】パン生地は、練るにしたがって粘度を増し
てゆく。練り足りないと、パン生地に粘度がなく、良質
のパンを得ることができない。一方、練りすぎると、固
くなりすぎて、ツミレ状になってしまい、やはり良質の
パンを得ることができない。そこで、従来は、作業者が
パン生地の練り具合を目で見て確認し、丁度よい練り具
合を見計らって、練りを停止していた。しかし、この方
法では、熟練した作業者でなければ判断できないという
問題があった。
【0004】これを解決するため、特開平3−1557
41号公報に示されるような方法が提案されている。こ
の方法は、練り装置の回転部材を駆動する駆動モータの
電力を積算し、その積算量が所定値に達すれば、練りを
停止するというものである。これは、一定の特性を有す
るパン生地に対しての練り度合いは、駆動モータの電力
量の積算値に比例すると考えられるからである。この方
法によれば、作業者に頼ることなく、自動的に練り完了
の判断を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術には次のような問題点があった。確か
に、パン生地の特性(小麦粉の種類、水分量等)を常に
一定に管理できれば、駆動モータの電力量の積算値によ
って練りの完了を判断することができる。しかし、パン
生地の特性(小麦粉の種類、水分量等)を常に一定に管
理することは、困難である。小麦粉の性質はそのロット
ごとに異なるし、水分量等もまわりの環境によって変化
するからである。このため、駆動モータの電力量の積算
値によって練りの完了を判断すると、誤差を生じるおそ
れがあった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、正確に練りの完了を判断することのできる練り制御
器および方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の練り制御器
は、練り対象物を練っている練り装置への電力投入量を
求める電力投入量決定手段、所定のしきい値を記憶する
しきい値記憶手段、前記電力投入量決定手段で求めた電
力投入量が前記しきい値記憶手段に記憶されたしきい値
を超えているか否かを判断し、超えていれば練り対象物
の練り動作を停止させる制御手段を備えた練り装置にお
ける練り制御器であって、練り動作前の練り対象物の情
報を入力する材料情報入力手段、前記材料情報入力手段
によって入力された練り対象物の情報を記憶する記憶手
段、前記記憶手段に記憶された練り対象物の情報に基づ
き前記しきい値記憶手段に記憶されたしきい値を修正す
るしきい値修正手段を備えたことを特徴としている。
【0008】ここで、請求項1における電力投入量決定
手段、制御手段及びしきい値修正手段は、図1に記載の
CPU12に、しきい値記憶手段及び記憶手段は、RA
M18に、材料情報入力手段は、入力ターミナル16に
それぞれ対応する。また、請求項1における電力投入量
決定手段は、図3に示す処理の流れを示すフローチャー
トにおけるステップS7に、制御手段はステップS8及
びステップS9に、それぞれ対応する。
【0009】請求項2の練り制御器は、練り対象物を練
っている練り装置への電力投入量を求める電力投入量決
定手段、所定のしきい値を記憶するしきい値記憶手段、
前記電力投入量決定手段が演算した電力投入量が前記し
きい値記憶手段に記憶されたしきい値を超えているか否
かを判断し、超えていれば練り対象物の練り動作を停止
させる制御手段を備えた練り装置における練り制御器で
あって、練り動作終了後の練り生成物の評価を入力する
評価入力手段、前記評価入力手段により入力された練り
生成物の評価情報を記憶する評価記憶手段、前記評価記
憶手段に記憶された練り生成物の評価情報に基づき前記
しきい値記憶手段に記憶されたしきい値を修正するしき
い値修正手段を備えたことを特徴としている。
【0010】請求項3の練り制御器は、練り対象物を練
っている練り装置への電力投入量を求める電力投入量決
定手段、所定のしきい値を記憶するしきい値記憶手段、
前記電力投入量決定手段で求めた電力投入量が前記しき
い値記憶手段に記憶されたしきい値を超えているか否か
を判断し、超えていれば対象物の練り動作を停止させる
制御手段を備えた練り装置における練り制御器であっ
て、練り動作前の練り対象物の情報及び練り動作終了後
の練り生成物の評価を入力する練り情報入力手段、前記
練り情報入力手段によって入力された練り対象物の情報
及び練り生成物の評価を記憶する練り情報記憶手段、前
記練り情報記憶手段に記憶された練り対象物の情報及び
練り生成物の評価に基づき前記しきい値記憶手段に記憶
されたしきい値を修正するしきい値修正手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0011】ここで、請求項2及び請求項3における電
力投入量決定手段、制御手段及びしきい値修正手段は、
図1に記載のCPU12に、請求項2のしきい値記憶手
段、評価記憶手段及び請求項3のしきい値記憶手段及び
練り情報記憶手段は、RAM18に、請求項2における
評価入力手段及び請求項3における練り情報入力手段
は、入力ターミナル16にそれぞれ対応する。また、請
求項2及び請求項3における電力投入量決定手段は、図
5に記載のフローチャートにおけるステップS15に、
制御手段は、ステップS16及びステップS17に、し
きい値修正手段は、ステップS20及びステップS21
に、それぞれ対応する。
【0012】請求項4の練り制御器は、筐体、駆動モー
タ、筐体内に設けられ、駆動モータにより回転してパン
生地の練り動作を行なう回転部材を備えたパン生地の練
り装置に用いる練り制御器であって、パン生地の練り装
置への電力投入量を求める電力投入量決定手段、所定の
しきい値を記憶するしきい値記憶手段、前記電力投入量
決定手段が求めた電力投入量が前記しきい値記憶手段に
記憶されたしきい値を超えているか否かを判断し、超え
ていればパン生地の練り動作を停止させる制御手段、練
り動作前のパン生地材料の情報を入力する材料情報入力
手段、前記材料情報入力手段によって入力されたパン生
地材料の情報を記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶
されたパン生地材料情報に基づき前記しきい値記憶手段
に記憶されたしきい値を修正するしきい値修正手段を備
えたことを特徴としている。
【0013】ここで、請求項4における筐体は、図9に
記載の筐体2に、駆動モータは、図1に記載の駆動モー
タ6に、回転部材は、図9に記載の回転部材4に、電力
投入量決定手段、制御手段及びしきい値修正手段は、図
1に記載のCPU12に、しきい値記憶手段は、RAM
18に、材料情報入力手段は、入力ターミナル16にそ
れぞれ対応する。また、請求項4における電力投入量決
定手段は、図3に示す処理の流れを示すフローチャート
におけるステップS7に、制御手段はステップS8及び
ステップS9に、それぞれ対応する。
【0014】請求項5の練り制御器は、請求項1に係る
練り装置における練り制御器において、練り対象物の情
報として練り生成物の種類、材料の重量、練り時間の予
測の少なくとも一つを入力するようにしたことを特徴と
している。
【0015】請求項6の練り制御器は、請求項2に係る
練り装置における練り制御器において、練り生成物の評
価情報として練り生成物の硬さ、生成物の弾力、生成物
の伸びの少なくとも一つを入力するようにしたことを特
徴としている。ここで、請求項6における練り生成物の
評価情報は、上記情報に限定されるものではなく、例え
ば、練り生成物の水分のような練り生成物の評価を適切
に行なえる情報を意味する。
【0016】請求項7の練り制御方法は、練り対象物を
練っている練り装置への電力投入量を求め、求めた電力
投入量が所定のしきい値を超えているか否かを判断し、
超えていれば練り対象物の練り動作を停止させる練り装
置における練り制御方法であって、練り動作前の練り対
象物の情報を入力し、入力された練り対象物の情報を記
憶し、記憶された練り対象物の情報に基づいて前記しき
い値を修正することを特徴としている。
【0017】請求項8の練り制御方法は、練り対象物を
練っている練り装置への電力投入量を求め、求めた電力
投入量がしきい値記憶手段に記憶されたしきい値を超え
ているか否かを判断し、超えていれば対象物の練り動作
を停止させる練り装置における練り制御方法であって、
練り動作終了後の練り生成物の評価を入力し、入力され
た練り生成物の情報を記憶し、記憶された練り生成物の
評価情報に基づいて前記しきい値を修正することを特徴
としている。
【0018】なお、上記各請求項における材料入力手
段、評価入力手段、練り情報入力手段及び材料情報入力
手段は、図1に記載の実施例における入力ターミナル1
6に限るものではなく、例えばキーボード等のしきい値
を修正するために必要な情報を入力する手段を意味す
る。また、上記各請求項におけるしきい値記憶手段、記
憶手段、評価記憶手段及び練り情報記憶手段は、所定の
しきい値及び入力された練り対象物の情報を記憶するよ
う構成された、図1に記載のRAM18に限定するもの
ではなく、例えばハードディスク等の所定のしきい値及
び練り対象物の情報を記憶する手段を意味する。
【0019】上記においては、各請求項の構成要件と実
施例との対応関係を説明した。但し、各構成要件の概念
は、実施例で示したものに限定されないことは言うまで
もない。
【0020】
【作用】請求項1、請求項4の練り制御器及び請求項7
の練り方法は、入力された練り動作前の練り対象物の情
報を記憶し、記憶された練り対象物の情報に基づきしき
い値を修正するようにしている。したがって、練り動作
前に予め入力された練り対象物の情報に応じ、適切なし
きい値を自動的に設定することができる。
【0021】請求項2の練り制御器及び請求項8の練り
方法は、入力された練り動作終了後の練り生成物の評価
を記憶し、記憶された練り生成物の評価に基づきしきい
値を修正するようにしている。したがって、練り動作終
了後に評価された練り生成物の評価に応じ、適切なしき
い値を自動的に設定することができる。
【0022】請求項3の練り制御器は、練り情報入力手
段によって入力された練り動作前の練り対象物の情報及
び練り動作終了後の練り生成物の評価を練り情報記憶手
段で記憶し、記憶された練り対象物の情報及び練り生成
物の評価に基づき、しきい値修正手段がしきい値を修正
するようにしている。したがって、練り動作前に入力さ
れた練り対象物の情報及び練り動作終了後に評価された
練り生成物の評価に応じ、適切なしきい値を自動的に設
定することができる。
【0023】請求項5の練り制御器は、請求項1に係る
練り装置における練り制御器において、練り対象物の情
報として練り生成物の種類、材料の重量、練り時間の予
測の少なくとも一つを入力するようにしている。したが
って、練り動作前の入力によってより正確なしきい値を
設定する事ができる。
【0024】請求項6の練り制御器は、請求項2に係る
練り装置における練り制御器において、練り生成物の評
価情報として練り生成物の硬さ、生成物の弾力、生成物
の伸びの少なくとも一つを入力するようにしている。し
たがって、練り動作終了後の評価によってより適切なし
きい値を設定することができる。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例に係る練り制御器の構成を
図1に掲げる。以下の実施例においては、パン生地を練
るパン生地練り装置の制御を行なう練り制御器に本発明
を適用した場合について説明する。練り制御器100内
に設けられた内部バスライン10にはROM14、電力
投入量決定手段であり制御手段でもあるCPU12、A
/D変換器13、タイマ20、しきい値記憶手段であり
記憶手段でもあるRAM18、材料情報入力手段として
の入力ターミナル16、及びI/Oポート22が接続さ
れている。また、電力供給器8が、練り装置(図示せ
ず)の駆動モータ6に電力を供給するケーブルに接続さ
れ、A/D変換器13に接続されている。
【0026】ここで、駆動モータ6は練り装置の回転部
材4(図9参照)を回転駆動させるものであり、電流検
出器8は、駆動モータ6によって消費される電流(実効
値)を検出する。検出した電流を電圧と掛け合わせるこ
とで、電力を算出するためである。この電流検出器8の
出力は、A/D変換器13によってデジタル信号に変換
され、内部バスライン10を通じてCPU12に与えら
れる。入出力ターミナル16は、生地の種類や生地量等
を入力するためのターミナルである。また、I/Oポー
ト22は、練り装置に対して練り動作の開始信号や停止
信号を出力するポートである。なお、タイマ20は、練
り時間を計測する。
【0027】図2に、RAM18に予め記憶されている
パン生地の種類(品種)と生地の量に応じた投入電力の
標準値(しきい値)及び補正係数のデータ構造を示す。
ここで、生地の量に応じた投入電力の標準値とは、パン
生地の単位量あたりに投入される電力であり、パン生地
の種類(品種)に応じて駆動モータ6の仕様から算出さ
れる。また、補正係数とは、練り動作の時間を補正する
ための係数いい、各パンの生地の種類における投入生地
量ごとに算出されている。なお、本実施例に示す補正係
数は、予想される各パン生地の種類におけるパン生地投
入量の誤差の最大値の範囲を表わしている。
【0028】例えば、高級食パンにおけるパン生地の投
入量が400kgの場合、補正係数は高級食パンのパン
生地投入量の誤差の最大範囲である生地量の10%であ
る0.1、投入量が500kgの場合は、補正係数が生
地量の8.4%である0.084、投入量が600kg
の場合には、補正係数が生地量の7.5%である0.0
75と記憶されている。ここで、本実施例において練り
動作は、400kg、500kg又は600kgの3つ
の生地量のみについて行なわれるため、450kg、5
50kg等の中間値に対応する補正係数は不要である。
このような生地の量は、400kgを下限に100kg
単位で「↑」(増量)、「↓」(減量)ボタンによって
調節可能である(図4)。なお、他の種類のパン生地
(例えばフランスパン)においても、フランスパンの生
地の種類及び投入量に応じた補正係数が記憶されている
(図2)。
【0029】図3にROM14に記憶されたプログラム
をフローチャートで示す。まず、ステップS1におい
て、作業者は練り動作に先立ち、パン生地の種類、生地
量及び練り予測時間を入力する(図3、ステップS
1)。ここでの入力は、入力ターミナル16を用いて行
なわれる。この入力ターミナル16のデータ入力画面を
図4に示す。例えば入力ターミナル16としてタッチパ
ネルを用い、所望のボタンを押下することによって入力
を行なう。なお、ここで、練り予測時間とは、作業者が
過去の経験に基づき、これから練り動作を行なうパン生
地の量、質及び周囲の環境を考慮し、練り動作時間を標
準時間に対して「長め」、「丁度」又は「短め」と判断
(予測)した時間をいう。
【0030】なお、このようにして入力されたパン生地
の種類、生地量及び練り予測時間は、各々のID信号と
して出力され、CPU12の制御により内部バスライン
10を介してRAM18に読み込まれる。例えば、練り
予測時間の場合、「長め」が1、「丁度」が0、「短
め」が−1という信号としてRAM18に記憶される。
【0031】パン生地の種類、生地量及び練り予測時間
の入力が完了すると、CPU12はRAM18から生地
の単位量あたりの投入電力及び入力された生地量に応じ
た補正係数を読み出す(図3、ステップS2)。
【0032】投入電力及び補正係数の読み出しが完了す
ると、CPU12は基本しきい値(基本投入電力)を算
出する(図3、ステップS3)。ここで、基本しきい値
は、次式で求められる。
【0033】 基本しきい値=生地の単位量あたりの投入電力S×生地の量B…式 次に、CPU12は、上記補正係数を用い、基本しきい
値を補正することにより補正しきい値を算出する(図
3、ステップS4)。ここでの補正しきい値は、次式に
よって求められる。
【0034】 補正しきい値=(1+補正係数×練り予測時間)×生地の量×生地の単位量 あたりの投入電力…式 ここで、式に各々に該当する数値を代入する。例え
ば、高級パンのパン生地の量が400kgであり、入力
された練り予測時間が「短め」である時に補正しきい値
を算出する場合を考える。この場合、パン生地の量が4
00kgであるから補正係数は0.1であり、練り予測
時間が「短め」であるので−1となり、補正しきい値は
次のように算出される。
【0035】 補正しきい値=(1+0.1×(−1))×400kg×生地の単位量あた りの投入電力…式 すなわち、式のかっこ内の値は0.9となり、補正し
きい値の値は360kgのパン生地を練る場合の投入電
力と等しくなる。
【0036】一方、パン生地の量が400kgであっ
て、練り予測時間が「長め」である場合は、上記式の
かっこ内の値が(1+0.1×1)より1.1となる。
したがって、補正しきい値の値は440kgのパン生地
を練る場合の投入電力と等しくなる。なお、かっこ内の
値が0.1増減するいうことは、400kgの生地を練
る場合の練り時間と比較して練り時間が30秒だけ増減
することを意味する。
【0037】こうして補正しきい値を算出した後、練り
開始ボタンが押されたか否かを判断する(図3、ステッ
プS5)。練り開始ボタンが押されていれば、練り装置
に対してI/Oポート22を介して練り動作開始信号を
出力し、練り動作を続ける(図3、ステップS6)。
【0038】ここで、駆動モータ6へ供給された電力の
積算値(積算電力)を算出する(図3、ステップS
7)。すなわち、A/D変換器13によってデジタル信
号に変換された電流検出器8の出力に基づいて積算電力
が演算される。
【0039】次に、算出した積算電力と補正しきい値と
の比較を行なう(図3、ステップS8)。この比較の結
果、積算電力が補正しきい値を超える場合は、練り動作
終了信号を出力し(図3、ステップS9)、そうでない
場合、積算電力が補正しきい値を超えるまで練り動作を
続ける。すなわち、練り動作前に予め入力されたパン生
地の情報(パン生地の種類、生地量及び練り予測時間)
に応じ、適切なしきい値(補正しきい値)を自動的に設
定することができる。したがって、練りの完了を正確に
判断することが可能となる。これにより、パン生地の種
類及び生地量に適したパン生地の製造を行なうことがで
きる。
【0040】本発明に係る練り制御器の他の実施例につ
いて説明する。本実施例の練り制御器の構成及び各部分
の動作は上記実施例(図1参照)とほぼ同じである。但
し、本実施例においては、入力ターミナル16が評価入
力手段、RAM18が評価記憶手段として機能する。
【0041】図5に、本実施例の動作を実行するプログ
ラムをフローチャートで示す。なお、このプログラムも
ROM14内に記憶されている。まず、作業者は練り動
作に先立ち、パン生地の種類及び生地量を入力ターミナ
ル16から入力する(図5、ステップS10)。この時
の入力ターミナル16のデータ入力画面を図6に掲げ
る。ここでも、入力されたパン生地の種類及び生地量
は、上記実施例と同様に各々のID信号として出力さ
れ、CPU12の制御により内部バスライン10を介し
てRAM18に読み込まれる。
【0042】パン生地の種類及び生地量の入力が完了す
ると、RAM18から生地の単位量あたりの投入電力S
を読み出す(図5、ステップS11)。図7に、RAM
18に予め記憶されているパン生地の種類及び生地量に
応じた投入電力の標準値(しきい値)のデータ構造を示
す。投入電力Sの取込みが完了すると、CPU12は基
本しきい値(投入電力)を算出する(図5、ステップS
12)。ここでも、基本しきい値は生地の単位量あたり
の投入電力Sと生地の量Bの積で求められる。
【0043】基本しきい値の算出後、練り動作開始ボタ
ンが押されたか否かを判断する(図5、ステップS1
3)。ここで、練り動作開始ボタンが押されていれば、
練り装置に対してI/Oポート22を介し、練り動作開
始信号を出力し、練り動作を続ける(図5、ステップS
14)。
【0044】ここでも、駆動モータ6へ供給された電力
の積算値(積算電力)を算出する(図5、ステップS1
5)。なお、積算電力の算出方法は、上記実施例と同じ
方法による。次に、算出した積算電力と基本しきい値と
の比較を行なう(図5、ステップS16)。この比較の
結果、積算電力が基本しきい値を超える場合は、練り動
作終了信号を出力(図5、ステップS17)し、そうで
ない場合、積算電力が基本しきい値を超えるまで練り動
作を続ける。
【0045】ステップS16の判断において積算電力が
基本しきい値を超えた後、作業者は、実際に出来上がっ
たパン生地を評価し、品質評価を入力ターミナル16か
ら入力する(図5、ステップS18)。この時の入力タ
ーミナル16における生地品質の評価入力画面を図8A
に掲げる。ここでは、パン生地の質のうち「硬さ」(α
として)、「弾力」(βとして)及び「伸び」(γとし
て)の3項目の評価を行なう。入力されたパン生地の品
質評価は、おのおのID信号として出力され、CPU1
2の制御により内部処理信号に変換後、RAM18に読
み込まれる。
【0046】品質評価と内部処理信号との対応の例を図
8Bに示す。例えば、パン生地の品質評価のうち生地の
硬さが「硬い」場合は「−1」、「丁度」の場合は
「0」又「軟らかい」場合は「+1」と変換される。
【0047】パン生地の品質評価が入力された後、CP
U12は練り動作を行なった時間(T)をタイマ20か
ら読み出す(図5、ステップS19)。次に、CPU1
2は、パン生地の品質評価及び取込んだ練り動作時間
(T)を用いて生地の単位量あたりの投入電力(しきい
値)を補正する(図5、ステップS20)。この補正
は、以下の方法で行なわれる。練り動作時間(T)が妥
当であるか否かは、各品質評価項目(α:硬さ、β:弾
力及びγ:伸び)の内部処理信号の和に基づき判断する
事ができる。
【0048】例えば、練り動作時間(T)が不足してい
れば、硬さの評価で「硬い」、弾力および伸びの評価で
ともに「不足」の原因となる。一方、練り動作時間
(T)が長すぎると、硬さの評価で「軟らかい」、弾力
及び伸びの評価でともに「過剰」の原因となる。したが
って、各品質評価項目の内部処理信号の和が負の値であ
れば練り時間が不足であり、正の値であれば練り時間は
過剰となる、又、0であれば、ほぼ適切な練り動作時間
であったと判断することができる。
【0049】したがって、各品質評価項目の内部処理信
号の和が負の値又は正の値の場合には、生地の単位量あ
たりの投入電力を補正する必要がある。なお、ここでの
補正量は、練り時間に換算して時間δ(固定時間であ
り、例えば30秒)を上限とする。
【0050】ところで、基本しきい値を求める際の生地
の単位量あたりの投入電力Sと生地の量Bの積を求める
時の練り時間はTであった。したがって、補正後の生地
の単位量あたりの投入電力をS1で表わすと、基本しき
い値を求める式は次式に置き換えられる。
【0051】 S×B/T=S1×B/(T−δ×(α+β+γ)÷3) …式 なお、右辺の3はα+β+γが取り得る最大値を示して
いる。
【0052】次に式(4)を用いて補正後の生地の単位
量あたりの投入電力S1を求める。
【0053】 S1=S×B(T−δ×(α+β+γ)÷3)÷(B×T) …式 CPU12は、こうして求められた補正後の生地の単位
量あたりの投入電力S1を、RAM18内に記憶させる
(図5、ステップS21)。すなわち、練り動作終了後
に評価された練り生成物の評価に応じ、適切なしきい値
を自動的に設定することができる。したがって、次回以
降の練りの完了を正確に判断することが可能となる。こ
れにより、次回以降の練り動作においてパン生地の種類
及び生地量に適したパン生地の製造を行なうことができ
る。
【0054】本発明に係る練り制御器の他の実施例につ
いて、以下に説明する。本実施例の練り制御器において
は、上記の実施例とは異なり入力された練り動作前の練
り対象物の情報及び練り生成物の評価情報の双方に基づ
いてしきい値を補正する。
【0055】本実施例の練り制御器の構成及び各部分の
動作は、上記実施例(図1参照)とほぼ同じである。但
し、本実施例においては、入力ターミナル16が練り情
報入力手段、RAM18が練り情報記憶手段として機能
する。
【0056】次に、本実施例の練り制御器の各部の動作
を簡単に説明する。本実施例においては、練り動作前の
練り対象物の情報及び練り動作終了後の練り生成物の評
価が入力ターミナル16により入力される。また、練り
対象物の情報及び練り生成物の評価の双方がRAM18
に記憶される。さらに、CPU12は、練り対象物の情
報及び練り生成物の評価の双方に基づき、しきい値を補
正する。
【0057】このような練り制御器の動作を、上記実施
例のフローチャート(図3、図5)を参照しながら説明
する。
【0058】まず、図3に示したステップS1からステ
ップS9までの動作を行なう。次に図5に示したステッ
プS18からステップS21までの動作を行なう。すな
わち、練り動作前のパン生地の情報に基づいて補正しき
い値を算出し、さらに練り動作終了後のパン生地の品質
評価に基づき補正後の生地の単位量あたりの投入電力S
1を求める。
【0059】したがって、補正しきい値に基づき正確に
練りの完了を判断するとともに、次回以降の練りの完了
も正確に判断することが可能となる。これにより、行な
われようとするパン生地だけでなく、次回以降のパン生
地においても生地の種類及び生地量に適したパン生地の
製造を行なうことができる.なお、上記実施例では、入
力ターミナル16を用いてパン生地の情報(生地の量、
練り時間等及びパン生地の評価)を入力した。しかし、
上位のコンピュータから生地の量等を直接受取ってもよ
く、キーボード等の入力手段を用いて練り時間等及びパ
ン生地の評価を入力してもよい。
【0060】また、上記実施例では、練り時間の予測を
「長め」、「丁度」又は「短め」の3区分で予測した。
しかし、より詳細な区分、例えば「少しながめ」や「少
し短め」を加えた区分で予測するようにしてもよい。
【0061】さらに、上記実施例においては、練り動作
時間を標準時間に対して「長め」及び「短め」にする際
及び生地の単位量あたりの投入電力の補正(練り時間に
換算して時間δ)を30秒を単位として行なっている。
しかし、これらに対して適切補正が出来る時間であれ
ば、30秒より長くしても、又は短くするようにしても
よい。
【0062】さらに、上記実施例においては、パン生地
の品質評価においてパン生地の硬さ、弾力及び伸びを各
々3区分によって評価した。しかし、より詳細な区分、
例えば「少し硬め」、「少し軟らかい」等を加えた区分
で評価するようにしてもよい。
【0063】なお、上記実施例の練り制御器は、練り対
象物としてパン生地を例に説明したが、蒲鉾等の練り製
品、セメント、しっくい、樹脂、乳剤等の練りを必要と
するものに対しても適用可能である。
【0064】
【発明の効果】請求項1、請求項4の練り制御器及び請
求項7の練り方法においては、入力された練り対象物の
情報に基づきしきい値を修正するようにしている。すな
わち、練り動作前に予め入力された練り対象物の情報に
応じ、適切なしきい値を自動的に設定することができ
る。したがって、正確に練りの完了を判断することが可
能となる。
【0065】請求項2及び請求項8の練り方法において
は、入力された練り生成物の評価に基づきしきい値を修
正するようにしている。すなわち、練り動作終了後に評
価された練り生成物の評価に応じ、適切なしきい値を自
動的に設定することができる。したがって、次回以降の
練りの完了を正確に判断することが可能となる。
【0066】請求項3の練り制御器においては、入力さ
れた練り対象物の情報及び練り生成物の評価に基づき、
しきい値修正手段がしきい値を修正するようにしてい
る。すなわち、練り動作前に入力された練り対象物の情
報及び練り動作終了後に評価された練り生成物の評価に
応じ、適切なしきい値を自動的に設定することができ
る。したがって、正確に練りの完了を判断するととも
に、次回以降の練りの完了も正確に判断することが可能
となる。
【0067】請求項5の練り制御器は、請求項1に係る
練り装置における練り制御器において、練り対象物の情
報として練り生成物の種類、材料の重量、練り時間の予
測の少なくとも一つを入力するようにしている。すなわ
ち、練り動作前の入力によってより正確なしきい値を設
定する事ができる。したがって、練りの完了をより正確
に判断することが可能となる。
【0068】請求項6の練り制御器は、請求項2に係る
練り装置における練り制御器において、練り生成物の評
価情報として練り生成物の硬さ、生成物の弾力、生成物
の伸びの少なくとも一つを入力するようにしている。す
なわち、練り動作終了後の評価によってより適切なしき
い値を設定することができる。したがって、次回以降の
練りの完了をより正確に判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る練り制御器の構成を示
す図である。
【図2】図1に示したRAMに記憶されたパン生地の種
類と生地の量に応じた投入電力の標準値(しきい値)及
び補正係数のデータ構造を示す図である。
【図3】図1に示したROMに記憶されている本実施例
のプログラムのフローチャートを示す図である。
【図4】入力ターミナルのデータ入力画面を示す図であ
る。
【図5】本発明に係る他の実施例のプログラムのフロー
チャートを示す図である。
【図6】他の実施例における入力ターミナルのデータ入
力画面を示す図である。
【図7】他の実施例におけるRAMに記憶されたパン生
地の種類及び生地量に応じた投入電力の標準値(しきい
値)のデータ構造を示す図である。
【図8】他の実施例における入力ターミナルの生地品質
の評価入力画面及び品質評価と内部処理信号との対応例
を示す図である。
【図9】従来のパン生地の練り装置を示す図である。
【符号の説明】
6・・・・・駆動モータ 12・・・・・CPU 16・・・・・入力ターミナル 18・・・・・RAM 22・・・・・I/Oポート 特許出願人 オムロン株式会社出願人代理人 弁理士
古谷 栄男弁理士 松下 正弁理士 眞島 宏明

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】練り対象物を練っている練り装置への電力
    投入量を求める電力投入量決定手段、 所定のしきい値を記憶するしきい値記憶手段、 前記電力投入量決定手段で求めた電力投入量が前記しき
    い値記憶手段に記憶されたしきい値を超えているか否か
    を判断し、超えていれば練り対象物の練り動作を停止さ
    せる制御手段、 を備えた練り装置における練り制御器であって、 練り動作前の練り対象物の情報を入力する材料情報入力
    手段、 前記材料情報入力手段によって入力された練り対象物の
    情報を記憶する記憶手段、 前記記憶手段に記憶された練り対象物の情報に基づき前
    記しきい値記憶手段に記憶されたしきい値を修正するし
    きい値修正手段、 を備えたことを特徴とする練り装置における練り制御
    器。
  2. 【請求項2】練り対象物を練っている練り装置への電力
    投入量を求める電力投入量決定手段、 所定のしきい値を記憶するしきい値記憶手段、 前記電力投入量決定手段で求めた電力投入量が前記しき
    い値記憶手段に記憶されたしきい値を超えているか否か
    を判断し、超えていれば練り対象物の練り動作を停止さ
    せる制御手段、 を備えた練り装置における練り制御器であって、 練り動作終了後の練り生成物の評価を入力する評価入力
    手段、 前記評価入力手段により入力された練り生成物の評価情
    報を記憶する評価記憶手段、 前記評価記憶手段に記憶された練り生成物の評価情報に
    基づき前記しきい値記憶手段に記憶されたしきい値を修
    正するしきい値修正手段、 を備えたことを特徴とする練り装置における練り制御
    器。
  3. 【請求項3】練り対象物を練っている練り装置への電力
    投入量を求める電力投入量決定手段、 所定のしきい値を記憶するしきい値記憶手段、 前記電力投入量決定手段で求めた電力投入量が前記しき
    い値記憶手段に記憶されたしきい値を超えているか否か
    を判断し、超えていれば対象物の練り動作を停止させる
    制御手段、 を備えた練り装置における練り制御器であって、 練り動作前の練り対象物の情報及び練り動作終了後の練
    り生成物の評価を入力する練り情報入力手段、 前記練り情報入力手段によって入力された練り対象物の
    情報及び練り生成物の評価を記憶する練り情報記憶手
    段、 前記練り情報記憶手段に記憶された練り対象物の情報及
    び練り生成物の評価に基づき前記しきい値記憶手段に記
    憶されたしきい値を修正するしきい値修正手段、 を備えたことを特徴とする練り装置における練り制御
    器。
  4. 【請求項4】筐体、 駆動モータ、 筐体内に設けられ、駆動モータにより回転してパン生地
    の練り動作を行なう回転部材、 を備えたパン生地の練り装置に用いる練り制御器であっ
    て、 パン生地の練り装置への電力投入量を求める電力投入量
    決定手段、 所定のしきい値を記憶するしきい値記憶手段、 前記電力投入量決定手段で求めた電力投入量が前記しき
    い値記憶手段に記憶されたしきい値を超えているか否か
    を判断し、超えていればパン生地の練り動作を停止させ
    る制御手段、 練り動作前のパン生地材料の情報を入力する材料情報入
    力手段、 前記材料情報入力手段によって入力されたパン生地材料
    の情報を記憶する記憶手段、 前記記憶手段に記憶されたパン生地材料情報に基づき前
    記しきい値記憶手段に記憶されたしきい値を修正するし
    きい値修正手段、 を備えたことを特徴とする練り制御器。
  5. 【請求項5】請求項1に係る練り装置における練り制御
    器において、 練り対象物の情報として練り生成物の種類、材料の重
    量、練り時間の予測の少なくとも一つを入力するように
    したこと、 を特徴とする練り装置における練り制御器。
  6. 【請求項6】請求項2に係る練り装置における練り制御
    器において、 練り生成物の評価情報として練り生成物の硬さ、生成物
    の弾力、生成物の伸びの少なくとも一つを入力するよう
    にしたこと、 を特徴とする練り装置における練り制御器。
  7. 【請求項7】練り対象物を練っている練り装置への電力
    投入量を求め、求めた電力投入量が所定のしきい値を超
    えているか否かを判断し、超えていれば練り対象物の練
    り動作を停止させる練り装置における練り制御方法であ
    って、 練り動作前の練り対象物の情報を入力し、 入力された練り対象物の情報を記憶し、 記憶された練り対象物の情報に基づいて前記しきい値を
    修正すること、 を特徴とする練り制御方法。
  8. 【請求項8】練り対象物を練っている練り装置への電力
    投入量を求め、求めた電力投入量がしきい値記憶手段に
    記憶されたしきい値を超えているか否かを判断し、超え
    ていれば対象物の練り動作を停止させる練り装置におけ
    る練り制御方法であって、 練り動作終了後の練り生成物の評価を入力し、 入力された練り生成物の情報を記憶し、 記憶された練り生成物の評価情報に基づいて前記しきい
    値を修正すること、 を特徴とする練り制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533231A (ja) * 2000-05-25 2003-11-11 エイチ ディー エヌ ディベロップメント コーポレーション 予め選択された重量を有するドウベース製品を自動的に押し出し切断するための方法およびシステム
JP2004242603A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Yoshiaki Miyasato ミキサー装置に於ける製造自動制御システム
JP2009268419A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Musashino Corp 圧延装置

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