JP4205209B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、小型化された電子機器等で使用される非水電解質二次電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化および携帯化が急速に進展している。そして、この種の電子機器において、電源として使用される二次電池には、小型で高エネルギー密度を有することが要求される。このため、現在では、多種多様な二次電池が研究開発され、実用化されている。このような二次電池の中に、図5に示したような非水電解質二次電池1がある。
【0003】
この非水電解質二次電池1は、まず、帯状の負極板2と帯状の正極板3の間に薄板状のセパレータ4aを挟み込み、さらに正極板3の開放側面に他のセパレータ4bを密着させる。ついで、上記で得られた積層極板を渦巻き状に巻回して電極5を形成し、この電極5を円筒状の負極缶6内に装填する。
【0004】
つぎに、負極缶6の開口部をキャップ7で閉塞する。そして、負極板2の外周側下端部と負極缶6の底部をリード線8で接続し、正極板3の内周側上端部とキャップ7側をリード線9で接続して構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような非水電解質二次電池1では、負極板2の外周側下端部と正極板3の内周側上端部にそれぞれ電流を取り出すためのリード線8,9が設けられているが、その取り付け位置が一カ所である。また、負極板2や正極板3に含まれる集電体が電気抵抗を持っている。集電体には金属が使用されるが、定められた容器にできるだけ多くの活物質を詰め込んで容量を上げるために、非常に薄い箔が使用されている。したがって、電気抵抗はかなり大きくなっている。しかし、そこに塗工された電極材料はさらに抵抗が大きく、電極板の長さ方向の抵抗減少にほとんど寄与しない。
【0006】
このため、充放電時には、電極長さ方向(負極板2および正極板3の渦巻きに沿った方向)に電位勾配が生じ、負極板2や正極板3におけるリード線8,9の取り付け位置から遠い部分では、電池反応速度が低下することになる。その結果、電池反応が不均一になり、電池の体積または重量エネルギー密度が小さくなってしまうという問題があった。また、リード線の数を増やすと、その取り付け面積分、電極活物質の塗工面積が減少し容量が低下する。
【0007】
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、電極におけるリード線から遠い部分で電池反応が遅れても、電池反応が均一になるようにすることにより電池の単位充放電容量を向上させ得る非水電解質二次電池の提供をその目的とする。
すなわち、本発明の発明者は、容量が理論値に達しない理由を検討し、リード線からの距離により生じる電位差に基づいて、充放電反応に不均一が生じるためではないかと思い至り本発明に達した。なお、後述する実施例から判るように、本発明により容量が増加した。これは充放電反応が後述する比較例よりも均一になったためと解釈できる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明の請求項1に係る非水電解質二次電池は、帯状の正極集電体の両面に正極活物質層を形成した正極板と帯状の負極集電体の両面に負極活物質層を形成した負極板の間にそれぞれセパレータを挟んだ状態で渦巻き状に巻回して電極を形成し、この電極を缶内に装填し、上記正極板から正極リードを、上記負極板から負極リードを、それぞれ上記缶の外表面に連通するように延設した非水電解質二次電池であって、上記正極板の正極活物質層の厚み及び負極板の負極活物質層の厚みが、正極リード及び負極リードの取り付け位置から遠ざかるに従い同じ割合で薄くなるようにし、且つ、正極板の正極活物質層及び負極板の負極活物質層の厚みの薄い方が渦巻き状の円心側に位置するようにしたという構成をとる。
【0009】
すなわち、この非水電解質二次電池でも、電極長さ方向に電位勾配が生じることは、従来例と同様であるが、この非水電解質二次電池では、正極板における正極活物質層が正極リードから遠くなるにしたがって薄くなるようにしている。したがって、正極活物質層内でのイオンの移動時間が短くなる。
【0010】
このため、正極リードから遠い部分で反応速度が遅くなっても、正極活物質層の厚みの厚い正極リードの近くの部分と同じくらいの反応が得られるようになる。その結果、見かけ上の反応速度は正極板のどの部分でも一定になり、電池の単位充放電容量が大きくすることができるようになる。
【0011】
また、請求項1に係る発明では、さらに、負極板の表面においても、負極リードの取り付け位置から遠ざかるに従い負極活物質層の厚みが薄くなるようにしている。このように、正極板だけでなく、負極板の負極活物質層の厚みにもテーパを設けることにより、さらに、電池の単位充放電容量が大きくすることができるようになる。
【0012】
さらに、請求項1にかかる発明では、負極リードの取り付け位置から遠ざかるに従い負極活物質層の厚みが薄くなるようになった負極板および正極板における厚みの薄い方が渦巻き状の円心側に位置するようにしている。
【0013】
すなわち、一般的に、非水電解質二次電池における渦巻き状に巻回された電極の中心部の中空部分の直径は、通常3〜5mm程度である。このような小径部分に電極を巻き取ろうとすれば、電極活物質層にひび割れを生じたり、負極板または正極板とセパレータの密着が不均一になる。その結果、電池に異常反応が生じて、電極の劣化すなわちサイクル劣化を起こすようになる。
【0014】
このため、この発明では、負極活物質層の厚みにテーパが設けられた負極板の場合には、その薄い方、および正極板の薄い方を電極における中心側に位置させて、無理なく電極を巻き取ることができるようにしている。これによって、電池反応がより均一に起こるようになりサイクル劣化が生じにくくなる。
つぎに、この発明による実施の態様を図面を用いて詳しく説明する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、この発明の一例による非水電解質二次電池10を示している。この非水電解質二次電池10で使用される正極板11は、加工前には、図3に示すようになっている。すなわち、この正極板11では、アルミ箔からなる帯状の正極集電体12の両面に、一端側を残して正極活物質層13が形成されている。この正極活物質層13はともに一端側の厚みが厚く形成され、他端側にいくほどその厚みが徐々に薄くなっている。
【0016】
そして、正極集電体12の一端にはアルミ製の正極リード14の一端が固定されその他端は上方に向かって延びている。上記正極集電体12の厚みは20μmに設定され、正極リード14の厚みは100μmに設定されている。
【0017】
また、正極活物質層13は、リチウムコバルト複合酸化物,黒鉛粉末,ポリフッ化ビニリデンおよびN−メチルピロリドンの混合物からなり、この混合物を、正極集電体12の両面にコーティングし、乾燥させたのち圧延して形成されている。
【0018】
負極板15は、図4に示すように、銅箔からなる帯状の負極集電体16の両面に、一端側を残して負極活物質層17が形成されている。この負極活物質層17も正極活物質層13と同様一端側の厚みが厚く形成され、他端側にいくほどその厚みが徐々に薄くなっている。その比率は、他端側の厚みが一端側の厚みの50〜95%に設定され、好ましくは、75〜90%に設定することである。そして、その形状は、直線的に薄くしていくだけでなく、上側または下側に湾曲するような曲線状にして徐々に薄くしてもよい。
【0019】
そして、負極集電体16の一端にはニッケル製の負極リード18の一端が固定されその他端は下方に向かって延びている。上記負極集電体16の厚みは10μmに設定され、負極リード18の厚みは100μmに設定されている。
【0020】
また、負極活物質層17は、黒鉛粉末,ポリフッ化ビニリデンおよびN−メチルピロリドンの混合物を、負極集電体16の両面にコーティングし、乾燥させたのち圧延して形成されている。
【0021】
このように構成された正極板11と負極板15を用いて、非水電解質二次電池10は次のようにして得られる。まず、正極板11と負極板15の間に、ポリプロピレン製の薄板帯状のセパレータ19aを密着した状態で配設するとともに、さらに正極板11の開放側面に他のセパレータ19bを密着させる。ついで、この積層体を負極板15が外側になるようにして薄肉側から順次渦巻き状に巻回して電極20を形成し、この電極20を円筒状の負極缶21内に装填する。
【0022】
つぎに、負極缶21の開口部に破裂板22とキャップ23を配設し、その外周部をパッキング24を介して負極缶21の上端縁周部でかしめることによって、負極缶21の開口部を閉塞する。この際、負極板15の負極リード18の他端部が負極缶21の底部に接続され、正極板11の正極リード14の他端が破裂板11を介してキャップ23に接続されるようにしておく。
【0023】
また、負極缶21内における空間部には、エチレンカーボネイトとジエチルカーボネイトの混合溶媒に、六フッ化リン酸リチウムをとかした電解液25が充填されている。これによって、非水電解質二次電池10が得られる。
【0024】
この非水電解質二次電池10は、渦巻き状の電極20を構成する層が円心部分に近いほど薄く、外周部分に近いほど厚くなっている。そして、正極リード14および負極リード18がともに正極板11,負極板15の外周側端部から延設されるようになっている。
【0025】
このような構成になっているため、この非水電解質二次電池10は、充放電時に正極板11の長さ方向で生じる電位勾配により正極リード14から遠い部分で反応速度が遅くなっても、正極板11における正極リード14の近くの厚みの厚い部分と同じくらいの反応が得られるようになる。その結果、見かけ上の反応速度は正極板11のどの部分でも一定になり、電池の単位充放電容量を向上させることができるようになる。
【0026】
さらに、負極板15の表面においても、負極リード18の取り付け位置から遠ざかるに従い負極活物質層17の厚みが薄くなるようにしている。このように、正極板11だけでなく、負極板15の負極活物質層17の厚みも負極リード18から遠ざかる部分ほど薄くなるようなテーパを設けることにより、さらに、効率よく電池の単位充放電容量を向上させることができるようになる。
【0027】
また、正極板11および負極板15における厚みの薄い方が渦巻き状の円心側に位置するようにしているため、正極板11および負極板15等からなる積層体を巻回する際、正電極活物質層13および負極活物質層17にひび割れが生じることを防止することができるようになる。また、正極板11または負極板15とセパレータ19a,19bの密着が不均一になることも防止できるようになる。
【0028】
その結果、この非水電解質二次電池10では、無理なく電極20を巻き取ることができるようになり、これによって、電池反応がより均一に起こるようになり電池の異常反応を防止でき、サイクル劣化が生じにくくなる。
【0029】
なお、上記の例では、正極板11,負極板15ともに他端側を薄肉に形成しているが、この発明はこれに限定するものではなく、少なくとも正極板11が上記のように構成されていれば、負極板15は全体を均一な厚みにしてもよい。
【0030】
また、電極20の円心側に正極板11,負極板15の厚肉側が位置するようにしてもよい、要は、正極板11及び負極板15の一端厚肉側に正極リード14,負極リード18が取り付けられていればよい。したがって、正極板,負極板の中心部分を厚肉に形成し、両端側をそれぞれ薄肉に形成することもできる。この場合、正極リード,負極リードは、それぞれ、正極板,負極板の中心部分に取り付けられる。
【0031】
また、上記の例では、負極缶21が円筒状になって非水電解質二次電池の全体形状が円柱状になっているが、非水電解質二次電池の形状は、このような形状に限らず、横断面形状が四角形や六角形の角型やガム型であっても良いことは言うまでもない。
また、この発明の実施例を比較例と比較して試験を行った。その結果を以下に記す。
【0032】
【実施例】
正極板11は、集電体となる厚み20μmのアルミ箔の両面に、リチウムコバルト複合酸化物90重量部,黒鉛粉末5重量部,ポリフッ化ビニリデン樹脂5重量部、および、溶媒となるN−メチルピロリドン45重量部の混合物を塗布した後、乾燥、圧延することにより製作した。
【0033】
つぎに、正極集電体12の一端に、厚さ100μm、幅4mmのアルミ製の正極リード14を溶接した。なお、製作した正極単位面積当たりのリチウムコバルト複合酸化物の塗布量は、リード溶接端で42mg/cm2、他端で36mg/cm2となるように直線的に変化させた。また、電極の大きさは、幅38mm、長さ45cmとした。
【0034】
負極板15は、集電体となる厚さ10μmの銅箔の両面に、黒鉛粉末90重量部、ポリフッ化ビニリデン10重量部、および、溶媒となるN−メチルピロリドン50重量部の混合物を、塗布した後、乾燥、圧延することにより製作した。
【0035】
つぎに、負極集電体16の一端に、厚さ100μm、幅5mmのニッケル製の負極リード18を溶接した。なお、作製した負極単位面積当たりの黒鉛粉末塗布量は、リード溶接端で22mg/cm2、他端で18mg/cm2となるように直線的に変化させた。また、電極の大きさは、幅38mm、長さ46cmとした。
【0036】
つぎに、正極板11と負極板15を、リード14,18が溶接されていない側を中心に巻き取り、電極ロールを製作した。なお、正極板11と負極板15の間にはセパレータ19a,19bとなる厚さ30μmのポリプロピレン製多孔質膜を配設した。こうして製作した電極ロールを、内径16mm、深さ48mmの円筒型負極缶21に挿入し、負極リード18と負極缶21の底部とを溶接した。つぎに、正極リード14とキャップ23とを溶接した。
【0037】
さらに、正極板11、負極板15およびセパレータ19a,19bに、電解液を含浸させた。電解液としては、エチレンカーボネートとジエチルカーボネートとを体積比で3:7に混合した物に、六フッ化リン酸リチウムを1.2mol/Lの濃度で溶解させた物を使用した。最後に負極缶21の開放部をかしめることにより負極缶21を密閉し、非水電解質二次電池10を作製した。
【0038】
こうして作製した非水電解質二次電池10のサイクル特性試験を行った。サイクル特性試験は、作製した電池を、25℃に設定された恒温器中にセットし、1Aの電流で繰り返し充放電を行い、その放電容量変化を測定することにより行った。
【0039】
【比較例1】
正極単位面積当たりのリチウムコバルト複合物の塗布量を、リード溶接端、他端ともに、39mg/cm2となるようにし、負極単位面積当たりの黒鉛粉末塗布量を、リード溶接端、他端ともに20mg/cm2となるようにした以外は、上記実施例と同様の方法により、非水電解質二次電池を製作し、サイクル特性試験を行った。
【0041】
上記実施例、比較例1において行ったサイクル特性試験の結果を別紙の表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
なお、表1における容量保持率とは、nサイクル目の放電容量を初回放電容量で除した値である。この表1から明らかなように、実施例の電池は、比較例の電池と比較して、初回放電容量が高く、サイクル劣化も小さい、特に、100サイクル目から500サイクル目へのサイクル劣化は、比較例の電池に比べて極めて小さくなっている。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る非水電解質二次電池は上記の様に構成されているため、全体が均一で効率のよい充放電が行われるようになり、電池の単位充放電容量を大きくすることができる。また、負極リードの取り付け位置から遠ざかるに従い負極活物質層の厚みが薄くなるようになった負極板および正極板における厚みの薄い方が渦巻き状の円心側に位置するようにすることにより、ひび割れや、正極板または負極板とセパレータの密着が不均一になることを防止できるようになり、その結果、電池の異常反応を防止し、サイクル劣化を防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例による非水電解質二次電池を示す断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】(a)は正極板を延ばした状態の正面図、(b)はその平面図。
【図4】(a)は負極板を延ばした状態の正面図、(b)はその平面図。
【図5】従来例による非水電解質二次電池の断面図。
【符号の説明】
10・・・・・・非水電解質二次電池
11・・・・・・正極板
12・・・・・・正極集電体
13・・・・・・正極活物質層
14・・・・・・正極リード
15・・・・・・負極板
16・・・・・・負極集電体
17・・・・・・負極活物質層
18・・・・・・負極リード
19a,19b・セパレータ
20・・・・・・電極
21・・・・・・負極缶
23・・・・・・キャップ
Claims (1)
- 帯状の正極集電体の両面に正極活物質層を形成した正極板と帯状の負極集電体の両面に負極活物質層を形成した負極板の間にそれぞれセパレータを挟んだ状態で渦巻き状に巻回して電極を形成し、この電極を缶内に装填し、上記正極板から正極リードを、上記負極板から負極リードを、それぞれ上記缶の外表面に連通するように延設した非水電解質二次電池であって、
上記正極板の正極活物質層の厚み及び負極板の負極活物質層の厚みが、正極リード及び負極リードの取り付け位置から遠ざかるに従い同じ割合で薄くなるようにし、且つ、正極板の正極活物質層及び負極板の負極活物質層の厚みの薄い方が渦巻き状の円心側に位置するようにした非水電解質二次電池。
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