JP4204319B2 - ルート案内要素の引き渡しのための方法、自動車用ナビゲーション機器およびセンタ - Google Patents
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Description
本発明は、自動車用ナビゲーション機器からセンタへ少なくとも1つのルート案内要素、特に街路名および/または地名を引き渡すための方法であって、以下のステップ、すなわち、
a)少なくとも1つのルート案内要素に該当するルート案内要素データを自動車用ナビゲーション機器に入力するステップと、
b)入力されたルート案内要素データを、自動車用ナビゲーション機器とセンタとの間のオンライン接続を介してセンタへ伝送するステップとを有している形式の方法に関する。さらに本発明は、本発明による方法の実施に用いられる自動車用ナビゲーション機器であって、ルート計算のための十分なデータベースは有してなく、入力装置を有しており、該入力装置を介してユーザーが少なくとも1つのルート案内要素に該当するルート案内要素データを入力でき、この場合当該自動車用ナビゲーション機器は、ルート計算が行われるセンタとデータを交換すべく通信装置を有するかまたは別個の通信装置と協働している形式の自動車用ナビゲーション機器に関する。さらに本発明は、センタ、特に本発明による方法の実施に用いられるセンタであって、該センタにてルート案内要素データベース当力情報が入手可能であり、当該センタは、自動車用ナビゲーション機器とデータを交換するための通信装置を有しているか、別個の通信装置と協働する形式のセンタに関する。
【0002】
従来技術
ルート探索のためにスタート地点と目的地点の間の接続ルートが所定の基準に従って探索されることは公知である。この目的のためには例えばスタート地点および/または目的地点を定めるルート案内要素の入力が必要である。この種の入力は、例えば自動車用ナビゲーション機器に付属しているキーボードを介して行われてもよい。自動車用ナビゲーション機器がルート案内要素のデータベースを搭載しているならば、入力されたルート案内要素データの正誤が、データベース登録データとの比較によって直接確かめられる。しかしながら例えばハイブリッド自動車用ナビゲーション機器またはオフボード型自動車用ナビゲーション機器とも称される新規の自動車用ナビゲーション機器は、当該ナビゲーション機器内に完全なルート案内要素データベースを備えていない。いくつかのシステムでは、ルート探索の経過が自動車用ナビゲーション機器とは別の場所で保管される。その際ユーザーには、スタート地点および/または目的地点入力の間、可能なルート案内要素に関する完全な情報、例えば街路名や地名などの情報は手に入らない。それ故にこの種の自動車用ナビゲーション機器の場合は、スタート地点および/または目的地点情報の伝達の目的でルート案内要素データベースセンタとのオンライン接続が構築される。この場合には、例えばユーザーによって入力されるルート案内要素とルート案内要素データベース登録情報との間で入力ないしスペルミスレベルの食違いが、スタート地点および/または目的地点の検証や引き渡しに支承をきたし、結果的にルート案内そのものの実行不能に結び付くような問題が生じ得る。
【0003】
発明の利点
本発明による方法はさらに以下のステップ、すなわち、
c)伝送されたルート案内要素データと、センタにて得られたルート案内要素データベース登録情報とを比較し少なくとも以下のケース、すなわち、
ケース1:伝送されたルート案内要素データに、得られた各ルート案内要素に関し、一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報が対応付けられるケース、
ケース2:伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないケース、
ケース3:伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、ルート案内要素データベース登録情報が何も対応付けできないケース、
に区別するステップを含んでいる。この場合センタは前記ケース2において、一義的な対応付けができない多数のルート案内要素データベース登録情報の少なくともいくつかを、オンライン接続を介して自動車用ナビゲーション機器に伝送している。
【0004】
例えば多段階の通信方式が提供されるのならば、キーボード入力ができる限り、ユーザーは、ルート案内要素の正確なつづりを知らなくても、あるいはそれを短縮した形態で入力した場合でも、スタート地点および/または目的地点の検証が可能となる。また本発明の基本的な考察によれば、音声入力が可能な場合でも相応の問題は生じ得る。
【0005】
本発明の方法によれば、有利には、前記ケース2において(すなわち伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないケース)、自動車用ナビゲーション機器に伝送された、一義的に対応付けできない多数のルート案内要素データベース登録情報がユーザーに自動車用ナビゲーション機器による選択のために提供され、さらにユーザーによって選択された1つのルート案内要素データベース登録情報が当該自動車用ナビゲーション機器からオンライン接続を介してセンタに伝送される。一義的に対応付けできない多数のルート案内要素データベース登録情報は、この目的のために例えば自動車用ナビゲーション機器のディスプレイ上に表示可能であり、その場合有利にはユーザーに対して、該当する1つまたは複数のルート案内要素データベース登録情報を選択する手段が与えられる。しかしながら基本的には、当該方法は、自動車用ナビゲーション機器への入力がキーボードを介して行われることに限定されるのではなく、その他の例えばタッチスクリーン入力や音声入力で行われてもよい。
【0006】
本発明の方法によれば、さらに有利には、前記ケース2(すなわち伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないケース)において、伝送された一義的に対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報のいずれも該当しない場合に、ユーザーによって選択可能なさらなる選択ポイントがユーザーに提供される。ユーザーによって入力されセンタに伝送されたルート案内要素データが1つまたは複数のルート案内要素に対応するか否かに応じて、この種のさらなる多数の選択ポイントが設けられてもよい。有利には、各ルート案内要素毎に1つのさらなる選択ポイントが設けられる。
【0007】
この関係において、本発明の方法によればさらに、ユーザーによって行われたさらなる1つ(または複数)の選択ポイントの選択がオンライン接続を介してセンタに伝達される。さらに当該センタは、引続きケース3に相応して経過する(つまり伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して何もルート案内要素データベース登録情報を対応付けできない)。
【0008】
有利には本発明による方法のもとでは、ケース1(すなわち伝達されたルート案内要素データに、得られたあらゆるルート案内要素に関して一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報が対応付けられるケース)においては、一義的に対応付け可能なあらゆるルート案内要素データベース登録情報がセンタからさらなる処理のために引き渡される。この場合このさらなる処理は、特にルート計算と車両への伝達を含んでいる。しかしながらこのさらなる処理が、別のセンタへの検証されたルート案内要素の伝達を含んでいてもよいし、ルート計算が自動車用機器で行われる場合には自動車用ナビゲーション機器への返信を含んでいてもよい。
【0009】
さらに本発明の別の有利な方法によれば、センタが前記ケース3(すなわち伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して対応付けできるルート案内要素データベース登録情報が何もないケース)において、オンライン接続を介してメッセージが自動車用ナビゲーション機器へ伝達される。このメッセージはユーザーに対して、少なくとも1つのルート案内要素に何もルート案内要素データベース登録情報が対応付けできないことを知らせるものである。このケースでは、ユーザーは有利には改めてルート案内要素データを入力する手段が得られる。これは詳細には問題を残したルート案内要素に該当することもある。その際にはユーザーは、例えば他のつづりで選択したり、最初の入力が短縮文字の場合には、街路名や地名のフルネームを入力してもよい。
【0010】
この関係において、さらに別の本発明による方法によれば、ユーザーに対して前記ケース3(つまり伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して対応付けできるルート案内要素データベース登録情報が何もないケース)において、オンライン接続をオペレータに対して構築する手段が提供される。このオンライン接続とは、例えばユーザー自身が、疑わしいルート案内要素の検証をオペレータと一緒に確認できる電話回線接続であってもよい。そのようにして検証されたルート案内要素は、その後オペレータによって適切な方式でセンタに供給され、それに伴ってさらなる処理が可用となる。
【0011】
既に前述したように本発明の方法によれば有利には、少なくとも1つのルート案内要素が地名を含んでおり、特にスタート地点の名前および/または目的地点の名前を含んでいる。
【0012】
さらに本発明の別の有利な実施例によれば、少なくとも1つのルート案内要素が、街路名、特にスタート地点の街路名および/または目的地点の街路名を含んでいる。
【0013】
本発明の方法は次のように実施可能である。すなわち入力されたルート案内データが、1つのルートスタート地点の複数のルート案内要素および/または1つのルート目的地点の複数のルート案内要素に該当するような形で実施可能である。例えばユーザーは、スタート地点の地名やスタート地点の街路名、スタート地点の街路区分、目標地点の地名、目標地点の街路名、目標地点の街路区分などを一緒にルート案内要素データとして自動車用ナビゲーション機器に推定的な書き方でもしくは短縮された書き方で入力され、それによって全ての情報が一度だけセンタに伝送され得る。この手法のもとでは、全ての所要のルート案内要素データを検証するのに必要である、自動車用ナビゲーション機器とセンタとの間の通信ステップの数が低減される。
【0014】
さらに付加的にもしくは代替的に本発明による方法のもとでは、異なるルート案内要素毎に相前後して実施できる。例えばまずスタート地点の名前のみが引き渡されるかもしくは検証され、続いて全てのさらなるルートプランニングに要する目的地案内要素が相前後して処理される。この本発明による実施形態の場合では、確かに多くの通信ステップが必要ではあるが、しかしながら次のような利点も得られる。すなわち事前に処理された全てのルート案内要素が無事に検証されるか引き渡された場合にしか、さらなるルート案内要素データの入力を必要としないことである。
【0015】
既に前述したように本発明の方法によれば、1つまたは複数の順次連続したルート案内要素、例えばスタート地点、スタート地点の街路名、スタート地点街路区分、目標地点、目標地点街路名、目標地点街路区分などが引き渡しに利用される。その際街路区分は、例えば街路交差点、キロメータ情報、家屋番号などによってさらに検証される。
【0016】
本発明の方法によればさらに有利には、自動車用ナビゲーション機器とセンタとの間でデータの交換が移動無線網を介して行われる。この種の移動無線網は、例えばGSM標準規格もしくはUMTS標準規格に従って動作する。これに関連して、車両内に存在する既存の移動無線機器がこのデータ交換に用いられてもよい。しかしながら同じように、自動車用ナビゲーション機器に対して専用の通信装置が割当てられてもよい。例えば自動車用ナビゲーション機器と1つまたは複数のセンタとの間のデータ交換に用いられる、例えば専用規格に従って動作する通信装置である。
【0017】
本発明による方法の実施に用いられるあらゆる自動車用ナビゲーション機器は、従属請求項の保護範囲下にある。
【0018】
また同じように、本発明による方法の実施に用いられるあらゆるセンタは、例えば通信サーバーによって形成されたものであってもよい。
【0019】
本発明による自動車用ナビゲーション機器によれば、センタが少なくとも1つのルート案内要素に多数のルート案内要素データベース登録情報を一義的に対応付けできない場合に、センタに伝送されたルート案内要素データに対する応答として当該センタから伝送される多数のルート案内要素データベース登録情報のうちから少なくとも1つのルート案内要素データベース登録情報をユーザーが選択することのできる選択手段を有している。これによって、ユーザーはルート案内要素の正確なつづりを知らなくてもあるいはルート案内要素を短縮して入力した場合でも、ルート案内要素を検証することができる。また音声入力のケースにおいて、特にルートプランニングに必要とされるルート案内要素が、たとえユーザーがルート案内要素の文字を短縮したり誤ったりあるいは不鮮明に発音した場合でも検証することができる。この場合の選択手段は、例えばキーボードやタッチスクリーンディスプレイによって形成されてもよい。その際多数のルート案内要素データベース登録情報は、後者のケースにおいて有利にはタッチスクリーンディスプレイ上に表示される。場合によっては、該当するルート案内要素データベース登録情報の選択が音声入力によって行われてもよい。その場合は例えば多数のルート案内要素データベース登録情報の各ルート案内要素データベース登録情報に、ユーザーが選択のために発する1つのナンバーが対応付けられる。
【0020】
本発明による自動車用ナビゲーション機器では、有利にはさらに、ユーザーによって選択された少なくとも1つのルート案内要素データベース登録情報が通信装置によってセンタに伝送される。例えば本発明による方法を実施するために本発明による自動車用ナビゲーション機器が使用される場合には、センタはこのようなケースにおいて、選択されたルート案内要素データベース登録情報の適切な後続処理を施すことが可能である。
【0021】
また本発明による自動車用ナビゲーション機器のもとでは、有利には、少なくとも1つのルート案内要素が1つの地名、例えばスタート地点の名前および/または目的地点の名前を含む。
【0022】
相応に本発明による自動車用ナビゲーション機器では、有利には、少なくとも1つのルート案内要素が1つの街路名、例えばスタート地点の街路名および/または目的地点の街路名を含む。
【0023】
本発明による自動車用ナビゲーション機器では、有利には、入力されたルート案内要素データが、ルートスタート地点および/またはルート目的地点の複数のルート案内要素に該当する。多数のルート案内要素が一回で入力されるならば、例えば全ての所要のルート案内要素が検証されるまで本発明による方法を実施しなければならない数を減じることが可能である。
【0024】
また本発明による自動車用ナビゲーション機器のもとでは、通信装置が移動無線端末によって形成される。この移動無線端末は、例えばGSMもしくはUMTS規格に従って動作する。特に通信装置が、別個の通信装置として形成されている場合には、車両内の既存の移動無線機器をデータ交換のために使用してもよい。しかしながら、専用の移動無線端末を自動車用ナビゲーション機器に対応付けるかその内部に集積させることも可能である。
【0025】
本発明によるセンタでは、当該センタが、通信装置を介して自動車用ナビゲーション機器から伝送されたルート案内要素データを受信し、受信したルート案内要素データをルート案内要素データベース登録情報と比較するように構成されており、さらに少なくとも以下のケースが区別され、
ケース1:伝達されたルート案内要素データに、得られたあらゆるルート案内要素に関して一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報が対応付けられるケース
ケース2:伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないケース
ケース3:伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して対応付けできるルート案内要素データベース登録情報が何もないケース
前記センタは、前記ケース2において、一義的に対応付けできない多数のルート案内要素データベース登録情報のうちの少なくともいくつかを通信装置を介して自動車用ナビゲーション機器に伝送し、特にルート案内要素データベースを何も持たないか完全には持っていない自動車用ナビゲーション機器が、複数のルート案内要素の検証を支援可能である。それにより、相応の自動車用ナビゲーション機器のユーザーに対して、ルート案内要素を推測形態および/または短縮形態で入力可能にさせる。この場合このセンタは、適切なハードウエアとソフトウエアで形成される。この場合当業者とっては、公知の手段を用いて例えば本発明による方法の実施に適する相応のソフトウエアを作成することが可能である。このセンタは、例えば通信用サーバーによってもしくは通信用サーバーを用いることによって形成することが可能である。
【0026】
前記センタは有利には、次のように設計される。すなわちユーザーによって多数のルート案内要素データベース登録情報から選択されたルート案内要素データベース登録情報が通信装置を介して受信され、これらのユーザーによって選択されたルート案内要素データベース登録情報が後続処理されるように構成される。この後続処理は、特にルート計算ないしはルートガイドを含み得る。しかしながら、相応の後続処理部がそこに設けられているならば、検証されるルート案内要素が他のセンタもしくは自動車用ナビゲーション機器へ伝送されるように構成してもよい。
【0027】
さらに前記センタは有利には次のように構成されてもよい。すなわち前記ケース1(すなわち伝達されたルート案内要素データに、得られたあらゆるルート案内要素に関して一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報が対応付けられるケース)において、一義的に対応付け可能なルート案内要素データベース登録情報が後続処理できるように構成されてもよい。その場合は、前述した実施例が参照される。
【0028】
さらに前記センタは有利には次のように構成され得る。すなわち前記ケース3(すなわち伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して何もルート案内要素データベース登録情報を対応付けできないケース)において、通信装置を介して、ユーザーに対し少なくとも1つのルート案内要素に対応付けできるルート案内要素データベース登録情報が何もないことを知らせるメッセージが自動車用ナビゲーション機器に伝送されるように構成され得る。自動車用ナビゲーション機器の側では、ユーザーに対して新たにルート案内要素データを入力できる手段を提供してもよい。例えばユーザーがこの種のケースにおいて、最初に短縮された形態で入力されたルート案内要素を2度目の試みで完全な全文形態で入力するようにしてもよい。
【0029】
本発明によるセンタによれば、さらに有利には前記ケース3(つまり伝達されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関して対応付けできるルート案内要素データベース登録情報が何もないケース)において、通信装置を介してメッセージが自動車用ナビゲーション機器に伝送されるように構成される。このメッセージは、ユーザーに対して、オペレータとのオンライン接続を構築することが提供される。この場合においてこのオンライン接続とは、例えばユーザー自身が、疑わしいルート案内要素の検証をオペレータと一緒に確認できる電話回線接続であってもよい。そのようにして検証されたルート案内要素は、その後オペレータによって適切な形態で継続処理すべくセンタに供給される。
【0030】
本発明によるセンタとの関連において有利には、少なくとも1つのルート案内要素が1つの地名、例えばスタート地点の名前および/または目的地点の名前を含む。
【0031】
さらに本発明によるセンタでは有利には、少なくとも1つのルート案内要素が、1つの街路名、例えばスタート地点の街路名および/または目的地点の街路名を含む。
【0032】
本発明によるセンタは、次のように構成されてもよい。すなわち入力されたルート案内データがルートスタート地点および/またはルート目的地点の複数のルート案内要素に該当し得るように構成されてもよい。センタに伝送されたルート案内要素データが、ルート計算ないしルート案内に必要とされる複数もしくは全てのルート案内要素に該当する場合には、全ての所要ルート案内要素の検証のために多くのケースにおいて比較的少ない数の通信ステップしか要さない。
【0033】
さらに本発明によるセンタとの関係において有利には、通信装置が移動端末での通信用に構成される。このケースではまた1つまたは複数の移動端末がGSMないしUMTS規格に従って動作するものであってもよい。その場合にはもちろんその他の適切な標準規格が用いられてもよい。例えば自動車用ナビゲーション機器とセンタとの間の通信専用に設けられる規格であってもよい。
【0034】
図面
本発明は以下の明細書で図面に基づいて詳細に説明される。この場合
図1は、本発明による方法の第1実施例を示したフローチャートであり、この場合はルート案内要素データが1つのルート案内要素のみに該当しており、
図2は、本発明による方法の第2実施例を示したフローチャートであり、この場合はルート案内要素データが多数のルート案内要素に該当しており、
図3は、本発明による方法の第3実施例を示したフローチャートであり、この場合は、ユーザーに対して少なくとも1つのルート案相要素が検証できない場合のオペレータによる支援が提供されている。
【0035】
実施例の説明
図1は、本発明による方法の第1実施例を示したフローチャートを示したものであり、ここではルート案内要素データが1つのルート案内要素のみに該当しており、図1に示されている複数のブロックの機能は、以下のテーブル1に示されている。
【0036】
【表1】
【0037】
本発明による方法の第1実施形態は、ブロック10で開始される。ブロック11では、ユーザーが、ルート案内要素に該当するルート案内要素データを自動車用ナビゲーション機器内へ入力する。図示の実施形態では、この入力はキーボードを介して行われる。その場合相応のルート案内要素、例えばスタート地点が推定形態および/または場合によっては短縮形態で入力される。ブロック12では、ブロック11で入力された案内要素データがセンターへ伝送され、車両ナビゲーション機器とセンタとの間のオンライン接続を介して行われる。このオンライン接続は、例えば移動無線接続によって形成されてもよい。
【0038】
ブロック13では、センタが、伝送されたルート案内要素データをセンタ内で得られるルート案内要素データベース登録情報と比較する。図示の例では、この比較が次のような結果に結び付くものとみなされる。すなわちルート案内要素に対する伝送されたルート案内要素データに多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないことである。このことはケース2に相当している。それ故にセンタは、一義的に対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報を、オンライン接続を介して自動車用ナビゲーション機器に伝送する。この場合伝送されるルート案内要素データベース登録情報とは、最もあり得そうなルート案内要素データベース登録情報である。ブロック14では、ユーザーによって、自動車用ナビゲーション機器へ伝送された一義的に対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報から所望のルート案内要素データベース登録情報の選択が行われる。この目的のために、センタから伝送された複数のルート案内要素データベース登録情報は例えば自動車用ナビゲーション機器のディスプレイ上に表示される。この場合ユーザーには例えば次のような手段が与えられる。すなわち1つの表示された登録情報がディスプレイの相応のタッチによってまたはキーボード入力によって選択できる手段が与えられる。ユーザーが所望のルート案内要素データベース登録情報を選択した後では、この選択されたルート案内要素データベース登録情報が自動車用ナビゲーション機器からセンタへ、オンライン接続によって伝送される。ブロック15では、ルート計算に対して必要となる全てのルート案内要素が既に引き渡されたかないしは検証されたかどうかが検査される。まだの場合にはブロック11にフィードバックされ、ユーザーは新たにルート案内要素データを入力する手段を得る。ブロック15において既に全ての所要のルート案内要素が検証されたことが確定された場合には、ブロック16においてルート計算とルート案内が実施される。ブロック17では、当該の第1実施例による方法が終了される。
【0039】
実際には、本発明による方法の第1実施例では、たとえば以下のように実施される。すなわちオフボードナビゲーションタイプの自動車用ナビゲーション機器のユーザーが、“ヒルデスハイム(Hildesheim)”“ロバート・ボッシュ通り(Robert Bosch Strasse)”から“ミュンヘン(Muenchen)”“空港(Flughafen)”方向へルートガイドさせたいものとする。ユーザーは、第1のルート案内要素として、スタート地点“HILDE”をその自動車用ナビゲーション機器へ入力する。相応するルート案内要素データがセンタへ伝送され、そこでルート案内要素データベース登録情報と比較される。その応答結果としてユーザーは、次の登録情報“ヒルデン(HILDEN)”“ヒルダース(HILDERS)”“ヒルデスハイム(HILDESHEIM)”を受け取る。ユーザーは、ルート案内要素データベース登録情報から“ヒルデスハイム(HILDESHEIM)”を選択し、付加的に第2のルート案内要素としてスタート地点街路名“ロバート・ボッシュ(ROBERT-BOSCH)”を送信する。その上さらにユーザーは、センタから次の登録情報、“ロバート・ボッシュ社(ROBERT-BOSCH-WERK)”“ロバート・ボッシュ通り(ROBERT-BOSCH-STRASSE”を受け取る。ユーザーは、第2の登録情報を選択し、それをセンタに伝送する。同じようにユーザーは目的地に対しても同様のことを実行する。ルート計算に必要なすべてのルート案内要素が検証できた後では、ルート計算が介しされる。
【0040】
図2には、本発明による方法の第2実施例を表すフローチャートが示されており、ここではルート案内要素データが多数のルート案内要素に該当している。この場合図2中に示されているブロックの機能は、以下のテーブル2に記載された通りである。
【0041】
【表2】
【0042】
ブロック20において当該方法が開始された後では、ユーザーはブロック21において複数のルート案内要素データを自動車用ナビゲーション機器に入力する。この場合これらのルート案内要素データは、例えばルート計算に必要とされるすべてのルート案内要素、例えばスタート地点、スタート地点街路名、目的地点、目的地点街路名などに該当する。この入力は当該ケースでは、推定形態および/ままたは短縮形態で行われてもよい。ブロック22では、入力されたルート案内要素がセンタに伝送される。ブロック23では、伝送されたルート案内要素データが、センタ内で得られるルート案内要素データベース登録情報と比較される。これは、各ルート案内要素毎に相応する比較が実施されるように行われる。図示のケースでは、この比較は次のような結果を有している。すなわちセンタがいくつかのルート案内要素には一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報を対応付けることができ、それに対して他のルート案内要素に対してはそれぞれ一義的な対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報が求められる。従ってまだ検証されていないルート案内要素毎に多数の求められたルート案内要素データベース登録情報が自動車用ナビゲーション機器に伝送される。ブロック24では、ユーザーが該当するルート案内要素を相応に選択する。ブロック25でまだすべてのルート案内要素が伝送ないしは検証されていないことが検知されている限り、ブロック21に分岐される。そのためユーザーには、まだ検証されていないルート案内要素に関してさらなるルート案内要素データを入力できる手段が得られる。ブロック25において全てのルート案内要素が伝送ないし検証されたことが検知された場合には、ブロック26においてルート計算とルート案内が行われる。ブロック27で本発明の第2実施例による当該方法は終了する。
【0043】
具体的には本発明による方法の第2実施形態は以下のように実施される。すなわちオフボードナビゲーションタイプの自動車用ナビゲーション機器のユーザーが、再び“ヒルデスハイム(Hildesheim)”“ロバート・ボッシュ通り(Robert Bosch Strasse)”から“ミュンヘン(Muenchen)”“空港(Flughafen)”方向へルートガイドさせたいものとする。この実施形態ではユーザーは、第1のルート案内要素に対して場所表示“HILDE”を入力する。さらにユーザーは、第2のルート案内要素に関する街路表示として“ROBERT-BOSCH”を入力する。相応するルート案内要素データをセンタに伝送した後では、ユーザーは第1のルート案内要素に対する返信としてルート案内要素データベース登録情報“HILDEN”“HILDERS”“HILDESHEIM”を受け取る。同時にユーザーは第2のルート案内要素に関してルート案内要素データベース登録情報“ROBERT-BOSCH-WERK”と“ROBERT-BOSCH-STRASSE”を受け取る。その後でユーザーは、ルート案内要素データベース登録情報“HILDEHEIM”とルート案内要素データベース登録情報“ROBERT-BOSCH-STRASSE”を選択する。その上さらに自動車用ナビゲーション機器が、ユーザーによって選択された情報をセンタに伝送する。第2のステップでは、ユーザーが目的地に対して必要となる全てのルート案内要素データを入力し得る。もちろんここではスタート地点と目的地点に関して全てのルート案内要素に対する全ての入力を一度に入力して伝送することも可能である。
【0044】
図3には本発明による方法の第3の実施形態が示されており、ここではユーザーに対して少なくとも1つのルート案内要素が検証できなかった場合にオペレータによる支援が展開されている。この場合図3中に示されているブロックは以下のテーブル3に記載されている。
【0045】
【表3】
【0046】
この第3の実施形態による方法のブロック30から34までの経過は、実質的に第2の実施形態のブロック20から24に基づいて説明してきたものと同じ経過に相応している。第3の実施形態ではさらにブロック35において、まだ全てのルート案内要素が伝送ないし検証されなかったかどうかが検査される。この場合少なくとも1つのルート案内要素にルート案内要素データベース登録情報が何も対応付けできなかったならば、ユーザーはブロック36において、オペレータに対するオンライン接続を構築すべきか否かの判断ができる。この種のオペレータに対するオンライン接続を構築しなくてもよい場合には、ブロック31に分岐され、それによってユーザーは、ルート案内要素データベース登録情報を何も対応付けできなかった少なくとも1つまたは複数のルート案内要素に対して新たなルート案内要素データを入力できる。ブロック36において、オペレータに対するオンライン接続を構築すべき旨が決定された場合には、ブロック37において少なくとも1つの問題となるルート案内要素がユーザーとオペレータの間の会話によって検証され得る。その際オペレータは、検証された1つまたは複数のルート案内要素を適切な形式で入力し、それによってブロック38に分岐され、そこでルート計算とルート案内が実行される。ブロック35において、全てのルート案内要素が伝送ないし検証されたことが確定した場合には、ブロック38に直接分岐する。当該の本発明による第3実施形態による方法はブロック39で終了する。
【0047】
前述してきた本発明による実施例の説明は、あくまでも詳細な説明の目的でなされてきたものであり、それらは当該発明の限定を意味するものではない。それどころか本発明の枠内では、当該発明の趣旨を逸しない限り種々の変更や改善が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による方法の第1実施例を示したフローチャートである。
【図2】 本発明による方法の第2実施例を示したフローチャートである。
【図3】 本発明による方法の第3実施例を示したフローチャートである。
Claims (25)
- 自動車用ナビゲーション機器からセンタへ少なくとも1つのルート案内要素、例えば街路名および/または地名を引き渡すための方法であって、以下の方法ステップ、
a)少なくとも1つのルート案内要素に該当するルート案内要素データを自動車用ナビゲーション機器に入力するステップと、
b)入力されたルート案内要素データを、自動車用ナビゲーション機器とセンタとの間のオンライン接続を介してセンタへ伝送するステップと、
c)伝送されたルート案内要素データと、センタ内で得られるルート案内要素データベース登録情報とを比較し、少なくとも以下のケース、
ケース1:伝送されたルート案内要素データに、得られた各ルート案内要素に関し、一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報が対応付けられるケース、
ケース2:伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないケース、
ケース3:伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、ルート案内要素データベース登録情報が何も対応付けできないケース、
に区別するステップとを有し、
前記センタは、前記ケース2において、一義的な対応付けが不能な多数のルート案内要素データベース登録情報の少なくともいくつかを、オンライン接続を介して当該自動車用ナビゲーション機器に伝送する形式の方法において、
前記ケース2において、伝送された一義的に対応付けできない多数のルート案内要素データベース登録情報に該当するものが一つもない場合に、ユーザーが選択できるさらなる選択ポイントがユーザーに提供され、さらに、
前記センタは、前記ケース3においてオンライン接続を介して1つのメッセージを自動車用ナビゲーション機器に伝送し、該メッセージは、ユーザーに対して、少なくとも1つのルート案内要素にルート案内要素データベース登録情報が何も対応付けできないことを知らせ、前記ケース3においてオペレータに対するオンライン接続の構築をユーザーに提供するようにしたことを特徴とする方法。 - 前記ケース2において自動車用ナビゲーション機器に伝送された、一義的に対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報が、ユーザーに当該自動車用ナビゲーション機器による選択のために提供され、さらにユーザーによって選択された1つのルート案内要素データベース登録情報が当該自動車用ナビゲーション機器からオンライン接続を介してセンタに伝送される、請求項1記載の方法。
- 前記ケース2においてユーザーによって行われたさらなる選択ポイントの選択がオンライン接続を介してセンタに通知される、請求項1または2記載の方法。
- 前記ケース1において一義的に対応付け可能なルート案内要素データベース登録情報がセンタからさらなる処理のために引き継がれる、請求項1から3いずれか1項記載の方法。
- 少なくとも1つのルート案内要素は、地名を含んでいる、請求項1から4いずれか1項記載の方法。
- 少なくとも1つのルート案内要素は、街路名を含んでいる、請求項1から5いずれか1項記載の方法。
- 入力されたルート案内要素データは、ルートスタート地点および/またはルート目的地点の多数のルート案内要素に該当している、請求項1から6いずれか1項記載の方法。
- 異なるルート案内要素毎に当該方法が連続して複数回実施される、請求項1から7いずれか1項記載の方法。
- スタート地、スタート地点街路名、スタート地点街路区分、目的地、目的地点街路名、目的地点街路区分などのルート案内要素の1つまたは複数が引き渡しに用いられる、請求項1から8いずれか1項記載の方法。
- 自動車用ナビゲーション機器とセンタとの間でデータの交換が移動無線網を介して行われる、請求項1から9いずれか1項記載の方法。
- 請求項1から10に記載の方法の実施に用いられるように構成されていることを特徴とする自動車用ナビゲーション機器。
- 請求項1から10に記載の方法の実施に用いられるように構成されていることを特徴とするセンタ、特に通信サーバー。
- 請求項1から10に記載の方法の実施のための自動車用ナビゲーション機器であって、
ルート計算のための十分なデータベースは有してなく、入力装置を有しており、該入力装置を介してユーザーが少なくとも1つのルート案内要素に該当するルート案内要素データを入力でき、この場合当該自動車用ナビゲーション機器は、ルート計算の行われるセンタとデータを交換するために通信装置を有するかまたは別個の通信装置と協働し、この場合、センタが少なくとも1つのルート案内要素に多数のルート案内要素データベース登録情報を一義的に対応付けできない場合に、センタに伝送されたルート案内要素データに対する応答として当該センタから伝送される多数のルート案内要素データベース登録情報のうちから少なくとも1つのルート案内要素データベース登録情報をユーザーが選択することのできる選択手段を有している形式の自動車用ナビゲーション機器において、
伝送された一義的に対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報のいずれも該当しない場合に、ユーザーによって選択可能なさらなる選択ポイントが選択手段によって提供されることを特徴とする自動車用ナビゲーション機器。 - ユーザーによって選択された少なくとも1つのルート案内要素データベース登録情報が通信装置によってセンタへ伝送される、請求項13記載の自動車用ナビゲーション機器。
- 少なくとも1つのルート案内要素は、地名を含んでいる、請求項13または14記載の自動車用ナビゲーション機器。
- 少なくとも1つのルート案内要素は、街路名を含んでいる、請求項13から15いずれか1項記載の自動車用ナビゲーション機器。
- 入力されたルート案内要素データベース登録情報は、ルートスタート地点および/またはルート目的地点の多数のルート案内要素に該当する、請求項13から16いずれか1項記載の自動車用ナビゲーション機器。
- 通信装置が移動無線機器によって形成されている、請求項13から17いずれか1項記載の自動車用ナビゲーション機器。
- 請求項1から10に記載の方法の実施のためのセンタであって、ルート案内要素データベース登録情報が入手可能であり、この場合前記センタは、自動車用ナビゲーション機器とデータを交換するために、通信装置を有するかまたは別個の通信装置と協働し、この場合、
前記センタは、通信装置を介して自動車用ナビゲーション機器から伝送されるルート案内要素データを受信できるように構成されており、
さらに前記センタは、受信したルート案内要素データをルート案内要素データベース登録情報と比較し、少なくとも以下のケース、
ケース1:伝送されたルート案内要素データに、得られた各ルート案内要素に関し、一義的に1つのルート案内要素データベース登録情報が対応付けられるケース、
ケース2:伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、多数のルート案内要素データベース登録情報が一義的に対応付けできないケース、
ケース3:伝送されたルート案内要素データに、少なくとも1つのルート案内要素に関し、ルート案内要素データベース登録情報が何も対応付けできないケース、
に区別する手段を有しており、この場合前記センタは、前記ケース2において、一義的な対応付けが不能な多数のルート案内要素データベース登録情報の少なくともいくつかを、通信装置を介して自動車用ナビゲーション機器に伝送する形式のセンタにおいて、
前記センタは、前記ケース2において、伝送された一義的に対応付け不能な多数のルート案内要素データベース登録情報のいずれも該当しない場合に、ユーザーによって選択可能なさらなる選択ポイントをユーザーに提供し、さらに、
前記センタは、前記ケース3において、通信装置を介して、ユーザーに対し少なくとも1つのルート案内要素に、対応付けできるルート案内要素データベース登録情報が何もないことを知らせるメッセージが自動車用ナビゲーション機器に伝送され、さらに前記センタは、前記ケース3において、通信装置を介してユーザーにオペレータとのオンライン接続の形成を推奨するメッセージが自動車用ナビゲーション機器に伝送されるように構成されていることを特徴とするセンタ。 - 多数のルート案内要素データベース登録情報からユーザーによって選択されたルート案内要素データベース登録情報が通信装置を介して受信でき、さらにこれらのユーザーによって選択されたルート案内要素データベース登録情報が継続処理できるように構成されている、請求項19記載のセンタ。
- 前記センタは、前記ケース1において、一義的に対応付け可能なルート案内要素データベース登録情報を継続処理できるように構成されている、請求項19または20記載のセンタ。
- 少なくとも1つのルート案内要素は、地名を含んでいる、請求項19から21いずれか1項記載のセンタ。
- 少なくとも1つのルート案内要素は、街路名を含んでいる、請求項19から22いずれか1項記載のセンタ。
- 入力されたルート案内要素データは、ルートスタート地点および/またはルート目的地点の多数のルート案内要素に該当する、請求項19から23いずれか1項記載のセンタ。
- 前記通信装置は、移動無線機器で通信できるように構成されている、請求項19から24いずれか1項記載のセンタ。
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