JP4203865B1 - 基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】III族窒化物の結晶体の基板を製造する際における剥離バッファー層をエッチングするための時間を短縮する。
【解決手段】基板の製造方法は、下地基板の上にバッファー層を形成するバッファー層形成工程と、前記バッファー層の上に、前記バッファー層の一部を覆うマスクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、前記バッファー層及び前記マスクパターンを覆うように、III族窒化物の結晶体を成長させる成長工程と、前記マスクパターンの第1のエッチャントを用いて前記マスクパターンを選択的にエッチングすることにより、前記バッファー層の第2のエッチャントを供給するための経路を形成する経路形成工程と、前記経路を介して前記第2のエッチャントを供給して前記バッファー層を選択的にエッチングすることにより、前記結晶体を前記下地基板から分離する分離工程とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板の製造方法に関する。
LED(Light Emitting Diode)などの電子素子は、窒化ガリウムの結晶体を含む半導体基板の上に形成されることがある。ここで、電子素子の特性を向上するためには、窒化ガリウムの結晶体の結晶性を向上することが必要である。窒化ガリウムの結晶体の結晶性を向上するためには、窒化ガリウムの結晶体を下地基板の上に直接形成せずに、下地基板の上に低温バッファー層を形成した後に、その低温バッファー層の上に窒化ガリウムの結晶体を形成することが一般的である(特許文献1参照)。低温バッファー層は、窒化ガリウムの結晶体を形成するための温度よりも低い温度で、窒化ガリウムを成長させて得られる層である。
一般的に、下地基板は、サファイアの結晶を含む。この場合、下地基板(サファイア)と低温バッファー層(窒化ガリウム)との間で、格子不整合が大きく、熱膨張係数の差が大きい。これにより、下地基板の上に成長させた低温バッファー層に転位や内部応力が発生するので、その上に成長させた窒化ガリウムの結晶体の結晶性が向上しない可能性がある。
近年では、下地基板(サファイア)と低温バッファー層(窒化ガリウム)との間の格子不整合に起因して発生する欠陥の密度を低減する方法として、ELO(非特許文献1参照)や、FIELO(非特許文献2参照)、ペンデオエピタキシー(非特許文献3参照)といった成長技術が開発されているが、低温バッファー層の上に成長させた窒化ガリウムの結晶体の結晶性を十分に向上させるまでには至っていない。
下地基板(サファイア)と低温バッファー層(窒化ガリウム)との間の格子不整合や熱膨張係数の差を緩和する技術が望まれる。
それに対して、下地基板の上にクロム層を形成して、そのクロム層を窒化してクロム窒化物のバッファー層とする技術が本発明者によって提案された(特許文献2参照)。特許文献2の技術では、下地基板/クロム窒化物のバッファー層/初期成長層/GaN単結晶層の構造を形成する。この構造において、クロム窒化物のバッファー層の格子間隔は、下地基板(サファイア)の格子間隔と初期成長層(窒化ガリウム)の格子間隔との間の値を有する。クロム窒化物のバッファー層の熱膨張係数は、下地基板(サファイア)の熱膨張係数と初期成長層(窒化ガリウム)の熱膨張係数との間の値を有する。
特開昭63−188983号公報 Appl.Phys.Lett.71(18)2638(1997) Jpn.J.Appl.Phys.38,L184(1999) MRS Internet J.Nitride Semicond.Res.4S1,G3.38(1999) 国際公開第WO2006/126330号パンフレット
特許文献2には、下地基板と初期成長層との間に形成されたクロム窒化物のバッファー層(剥離バッファー層)を化学溶液(エッチャント)でエッチングすることにより、窒化ガリウムの結晶体及び初期成長層を下地基板から分離する技術が開示されている。これにより、窒化ガリウムの結晶体及び初期成長層からなる自立した基板を得ることができる。
ここで、クロム窒化物の剥離バッファー層をエッチングするための時間を短縮できれば、基板を製造する際のスループットを向上できる。
特許文献2には、単に、エッチャントでエッチングすることにより窒化ガリウムの結晶体及び初期成長層を下地基板から分離する技術が開示されているのみであり、どのような方法でクロム窒化物の剥離バッファー層をエッチングするための時間を短縮できるのかについての開示がない。クロム窒化物の剥離バッファー層をエッチングするための時間を短縮するための方法が望まれる。
本発明の目的は、III族窒化物の結晶体の基板を製造する際における剥離バッファー層をエッチングするための時間を短縮することにある。
本発明の第1側面に係る基板の製造方法は、下地基板の上に剥離バッファー層を形成する剥離バッファー層形成工程と、前記剥離バッファー層の上に、前記剥離バッファー層の一部を覆うマスクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、前記剥離バッファー層及び前記マスクパターンを覆うように、III族窒化物の結晶体を成長させる成長工程と、前記マスクパターンの第1のエッチャントを用いて前記マスクパターンを選択的にエッチングすることにより、前記剥離バッファー層の第2のエッチャントを供給するための経路を形成する経路形成工程と、前記経路を介して前記第2のエッチャントを供給して前記剥離バッファー層を選択的にエッチングすることにより、前記結晶体を前記下地基板から分離する分離工程とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2側面に係る基板の製造方法は、本発明の第1側面に係る基板の製造方法であって、前記マスクパターン形成工程の後であって前記成長工程の前に、前記剥離バッファー層の表面における前記マスクパターンにより露出された領域を窒化することにより、前記剥離バッファー層の一部を他の剥離バッファー層に変える窒化工程をさらに備え、前記剥離バッファー層は、金属を含み、前記他の剥離バッファー層は、金属窒化物を含み、前記分離工程では、前記経路を介して前記第2のエッチャントを供給して前記剥離バッファー層及び前記他の剥離バッファー層を選択的にエッチングすることにより、前記結晶体を前記下地基板から分離することを特徴とする。
本発明の第3側面に係る基板の製造方法は、本発明の第2側面に係る基板の製造方法であって、前記第1のエッチャントに対する前記マスクパターンのエッチングレートは、前記第1のエッチャントに対する前記下地基板、前記剥離バッファー層、前記他の剥離バッファー層、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きく、前記第2のエッチャントに対する前記剥離バッファー層のエッチングレートと前記他の剥離バッファー層のエッチングレートとは、いずれも、前記第2のエッチャントに対する前記下地基板、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きいことを特徴とする。
本発明の第4側面に係る基板の製造方法は、本発明の第1側面に係る基板の製造方法であって、前記剥離バッファー層形成工程では、前記マスクパターン形成工程の前に、前記下地基板の上に金属層を形成し、その後、前記金属層を窒化することにより、金属窒化物の前記剥離バッファー層を形成することを特徴とする。
本発明の第5側面に係る基板の製造方法は、本発明の第1側面に係る基板の製造方法であって、前記剥離バッファー層形成工程は、前記下地基板の上に金属層を形成する金属層形成工程と、前記金属層を窒化することにより、金属窒化物の前記剥離バッファー層を形成する窒化工程とを含むことを特徴とする。
本発明の第6側面に係る基板の製造方法は、本発明の第4側面又は第5側面に係る基板の製造方法であって、前記第1のエッチャントに対する前記マスクパターンのエッチングレートは、前記第1のエッチャントに対する前記下地基板、前記剥離バッファー層、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きく、前記第2のエッチャントに対する前記剥離バッファー層のエッチングレートは、前記第2のエッチャントに対する前記下地基板、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きいことを特徴とする。
本発明の第7側面に係る基板の製造方法は、本発明の第1側面から第6側面のいずれかに係る基板の製造方法であって、前記マスクパターン形成工程では、前記下地基板の縁部に沿って延びる第1のパターンと、前記第1のパターンに交差する第2のパターンとで前記剥離バッファー層の一部を覆うように、前記マスクパターンを形成することを特徴とする。
本発明の第8側面に係る基板の製造方法は、本発明の第1側面から第6側面のいずれかに係る基板の製造方法であって、前記成長工程の後であって前記経路形成工程の前に、前記マスクパターンの端部をエッチングするエッチング工程をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、III族窒化物の結晶体の基板を製造する際における剥離バッファー層をエッチングするための時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を、図1〜7を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示すフローチャートである。図2及び図4〜8は、本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図である。図3は、図2(b)に示す工程で形成されるマスクパターンの上面形状を示す図である。以下では、製造すべき基板の材質であるIII族窒化物の例として、GaNについて説明する。このGaNの結晶体の基板は、低抵抗化が容易であるので、基板自体に電流が流れるいわゆる縦型デバイスに適用するのに適している。
図1のステップS1では、下地基板10を準備する。下地基板10は、サファイアの単結晶で形成されている。下地基板10の上面10aは、サファイアの単結晶の(0001)面になっている。
なお、下地基板は、六方晶系、擬似六方晶系及び立方晶系のいずれかの結晶構造を有する材料であれば、サファイア以外の材料で形成されていてもよい。なお、下地基板が立方晶系の場合には、以下の記載において上面として(111)面を用いる。
次に、下地基板10の上にクロム膜(バッファー層)20を形成する(図2(a)参照)。例えば、下地基板10としてサファイアの結晶の基板を準備する。そして、下地基板10の上面、すなわち、サファイアの結晶の(0001)面の上にクロム膜20を成膜する。
具体的には、まず、下地基板10は、通常の半導体基板の洗浄方法(有機洗浄による脱脂、酸・アルカリ・純水洗浄による、汚染物・パ−ティクル除去)で洗浄し上面10aの清浄度を確保する。次に、清浄度が確保された上面10aの上に、スパッタリング法により、不活性ガス(たとえばArガス)雰囲気中で金属Crの膜を成膜してクロム膜20を形成する。
図1のステップS2では、クロム膜20の上に、クロム膜20の一部を覆うマスクパターン40を形成する。
具体的には、クロム膜20上に、気相成長法等により、マスクパターン40となるべきマスク層(図示せず)を形成する。例えば、このマスク層はプラズマCVD法により、下地基板10の温度を350℃にした状態でシランガスと笑気ガス(N2O)とを用いてクロム膜20上にSiO2のマスク層を形成する。マスク層の厚さは、例えば、300nmである。
なお、マスクパターン40となるべきマスク層は、熱CVD法、スパッタ法、スピンオン法等で形成してもよい。
次に、フォトリソグラフィー法等でマスク層をパターニングすることにより、マスクパターン40を形成する(図2(b)参照)。マスクパターン40は、図3に示すように、上面視においてライン形状を有しており、複数のライン部40a,40b,40c,・・・を含む。複数のライン部40a,40b,40c,・・・は、例えば、幅3μm及び間隔12μmである。ここで、後述のステップS6におけるマスクパターン40のエッチングの起点が下地基板10の縁部に存在するので、各ライン部40a,・・・の少なくとも一端が下地基板10の縁部まで延在していることが好ましい。
ここで、マスクパターン40の厚さtは、0.05〜1μmであることが好ましく、0.1〜0.5μmであることがさらに好ましい。剥離バッファー層のエッチング時間を短縮するには厚さtが厚いことが好ましい。しかし、厚さtが厚すぎる場合には窒化時または成長時に膜が剥がれるという問題が生じる。
ライン形状のマスクパターン40における各ライン部(40a,・・・)は、(好ましくは±3度以内のずれで)下地基板10の[1−100]方向に沿って延びていることが好ましい。各ライン部(40a,・・・)が下地基板10の[1−100]方向に沿って延びている場合、他の方向に沿って延びている場合に比べて、後述のGaNの結晶体は、各ライン部(40a,・・・)の両側方からその上へ横方向成長した際に結晶方位がそろった状態でマージしやすくなる。
各ライン部(40a,・・・)の幅wは、1〜10μmであることが好ましい。幅wが1μm未満である場合、フォトリソグラフィー等の比較的簡便なパターニングプロセスでライン部を形成することが困難となり、また、エッチング液の浸透が遅く、エッチング時間が長くなるという問題が生じる。幅wが10μm以上である場合、後述のGaNの結晶体は、各ライン部(40a,・・・)の両側方からその上へ横方向成長した際に結晶方位がそろった状態でマージしにくくなる。
各ライン部(40a,・・・)の間隔pは、1〜20μmであることが好ましい。pが1μm未満に小さくなると、フォトリソグラフィー等の比較的簡便なパターニングプロセスでライン部を形成することが困難となり、一方、pが20μmより大きくなると、各ライン部の下にある剥離バッファー層の幅(あるいは面積)が大きくなるため、ライン部の側面と直交する方向へエッチング液が層浸透する距離が大きく、エッチング時間が長くなるという問題が生じる。
なお、マスクパターン40は、選択成長及び選択エッチングの容易さから、非晶質であることが好ましい。マスクパターン40の材料としては、III族窒化物の結晶体と同じIII族元素を含まない酸化物あるいは窒化物であることが好ましく、III族窒化物の結晶体のIII族にGa、AlまたはInを含む場合、SiO2、SiNx、SiOxNy、Si、及びその混合物を少なくとも1つを含むことが好ましい。
また、マスクパターン40の上面視における形状は、ライン形状以外の形状であっても良い。マスクパターン40の上面視における形状は、例えば、ドット形状、六角形状、クロッシング形状などであってもよい。マスクパターン40の断面形状は、逆メサ型であってもよい。この理由は、逆メサ形状の方が、順メサ形状に比べて、エッチャントを供給するための経路の断面積を実効的に大きくでき、剥離バッファー層のエッチング時間を短縮しやすいからである。これらの場合でも、後述のステップS6におけるマスクパターン40のエッチングの起点が下地基板10の縁部に存在するので、各形状の少なくとも一端が下地基板10の縁部まで延在していることが好ましい。
図1のステップS3では、クロム膜20の表面におけるマスクパターン40により露出された領域を窒化することにより、クロム膜20の一部をクロム窒化物膜(他の剥離バッファー層)30に変える。
具体的には、図1のステップS2が行われた後の試料を、GaNの結晶を成長させるための成長装置へ移送しての窒化プロセスを行う。
そして、窒素を含有した還元性ガス雰囲気で試料に対して加熱窒化処理を行うことにより、マスクパターン40により露出された領域近傍のクロム膜20が窒化されてクロム窒化物膜30になる(図2(c)参照)。この窒素を含有した還元性ガスは、好ましくはアンモニア及びヒドラジンの少なくとも一方を含んでいる。その際、下地基板10の加熱温度は、1000℃以上(1273K以上)1300℃以下であることがクロム窒化物膜30の結晶性向上の観点から好ましい。
例えば、下地基板10がアルミニウムを含む場合、加熱温度1000℃以上1300℃以下で窒化することにより、下地基板10からAl原子が拡散し、クロム窒化物膜30からN原子が拡散する。これにより、窒化アルミニウムを含む中間層(図示せず)が下地基板10とクロム窒化物膜30との間に形成される。この中間層は、下地基板10に対してクロム窒化物膜30の結晶格子が特定の方向に揃った状態で再配列することを支援すると考えられる。加熱窒化処理の一例において、下地基板10の加熱温度は、例えば、1080℃である。
ここで、クロム窒化物膜30の平均膜厚は、10nm以上68nm以下の範囲内の値であることがクロム窒化物膜30の結晶性向上の観点から好ましい。クロム窒化物膜30の平均膜厚は、断面TEMで凹凸を測定して求めることができ、窒化を行う以前のクロム膜20の平均層厚の1.5倍に相当することが確認された。
クロム窒化物膜30の平均膜厚が10nm未満の場合、すなわちクロム膜厚が7nm未満の場合、下地基板10の表面10aが部分的に露出することがあるため、後述のGaNエピタキシャル成長では下地基板10とクロム窒化物膜30との両者からGaNの初期成長層が成長し始めることになる。これにより、下地基板10から成長したGaNの初期成長層とクロム窒化物膜30から成長したGaNの初期成長層とで結晶方位が異なるので、後述の図6(a)の工程で結晶品質の向上が期待できないおそれがあり、又は、後述の図6(a)の工程で結晶成長後のGaNの表面においてピットが多くなるおそれがある。また、クロム窒化物膜30の平均膜厚が68nmを越えた場合、上述の加熱窒化処理において、下地基板10上にクロム窒化物膜30の固相エピタキシャル成長が均一に進行せずにクロム窒化物膜30が多結晶となる傾向にある。これにより、後述の図6(a)の工程でクロム窒化物膜30の上に成長するGaNがモザイク状乃至多結晶になり、後述のGaNエピタキシャル成長では結晶品質の向上が期待できないおそれがある。
なお、クロム窒化物膜30は、図4に示すように、三角錐形状の微結晶31が横方向に連続して複数並んだものとして形成されてもよい。
図1のステップS4では、クロム窒化物膜30の上に、初期成長層50を成長させる。
例えば、成長装置中で、HVPE法により、下地基板10の温度を900℃にした状態で厚さ5μmの初期成長層50を成膜する(図5参照)。
なお、三角錐形状の微結晶31(図4参照)が横方向に連続して複数並んだものとして形成されたクロム窒化物膜30の上に、初期成長層50を成長させた場合、初期成長層をその表面が平坦になるように成長できる。ここで、微結晶31が近くにあると、比較的高い成長温度(900℃)で初期成長層50が成長しやすくなる傾向があると考えられる。
仮に、クロム窒化膜30を形成せず、サファイア基板上へ初期成長層を直接成長させた場合、比較的高い成長温度(900℃)でもサファイア基板表面での核生成がうまく行かず、初期成長層をその表面が平坦になるように成長できないと考えられる。
ここで、初期成長層50の厚さは、マスクパターン40より薄くてもよく(図5(a)参照)、マスクパターン40より厚くかつ横方向にマージしない程度でもよく(図5(b)参照)、マスクパターン40より厚くかつ横方向にマージする程度でもよい(図5(c)参照)。
上述のようにクロム窒化物膜30の結晶性が良好なので、図5(a)及び図5(b)の場合、初期成長層50が結晶性の良好な状態で結晶成長し、図5(c)の場合、初期成長層50が各ライン部(40a,・・・)の両側方からその上へ横方向成長した際に結晶方位がそろった状態でマージする。
図1のステップS5では、クロム膜20、クロム窒化物膜30、初期成長層50及びマスクパターン40を覆うように、III族窒化物の結晶体60を成長させる。
例えば、成長装置中で、HVPE法により、V/III比を25とし、下地基板10の温度を1040℃にした状態で厚さ500μmのIII族窒化物の結晶体60を成膜する(図6参照)。結晶体から自立基板を得るためには、結晶体の厚みは100μm以上であることが好ましい。
ここで、上述のように初期成長層50の結晶性が良好なので、図6(a)及び図6(b)の場合、結晶体60が各ライン部(40a,・・・)の両側方からその上へ横方向成長した際に結晶方位がそろった状態でマージし、図6(c)の場合、結晶体60が結晶性の良好な状態で結晶成長する。下地基板10の温度を1040℃より高く、例えば、1080℃にした状態でIII族窒化物の結晶体60を成膜すると、よりマージしやすくなる。
図1のステップS6では、マスクパターン40の第1のエッチャントを用いてマスクパターン40を選択的にエッチングすることにより、クロム窒化物膜30の第2のエッチャントを供給するための経路ET(ETa,ETb,ETc,・・・)を形成する。
第1のエッチャントに対するマスクパターン40のエッチングレートは、第1のエッチャントに対する下地基板10、クロム膜20、クロム窒化物膜30、及び結晶体60のそれぞれのエッチングレートより大きい。エッチング選択比としては、10以上あることが好ましい。少なくとも結晶体は実質不溶解であることがより好ましい。
例えば、マスクパターン40がSiO2、SiNx、SiOxNy、Si、及びその混合物を少なくとも1つを含む場合、第1のエッチャントは、フッ酸系の水溶液が好ましい。
図1のステップS7では、経路ET(ETa,ETb,ETc,・・・)を介して第2のエッチャントを供給してクロム膜20及びクロム窒化物膜30を選択的にエッチングすることにより、初期成長層50及び結晶体60を下地基板10から分離する。これにより、初期成長層50及び結晶体60を自立した基板として得ることができる。
第2のエッチャントに対するクロム膜20のエッチングレートとクロム窒化物膜30のエッチングレートとは、いずれも、第2のエッチャントに対する下地基板10、及び結晶体60のそれぞれのエッチングレートより大きい。エッチング選択比としては、10以上あることが好ましい。少なくとも結晶体は実質不溶解であることがより好ましい。
第2のエッチャントは、過塩素酸(HClO4)と硝酸2セリウムアンモニウム(Ce(NH4)2(NO3)6)との混合水溶液であることが好ましい。
以上のように、初期成長層50及び結晶体60と下地基板10との間のバッファー層(クロム膜20及びクロム窒化物膜30)をエッチングする際に、側方からだけでなく経路ETを介した上方からもバッファー層へエッチャントを供給することができる。これにより、III族窒化物の結晶体の基板を製造する際におけるバッファー層のエッチング時間を短縮することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を用いた実験例を説明する。
本発明の実験例として、図1のステップS1〜S7の工程を行うことにより、初期成長層50及び結晶体60を下地基板10から分離した。
具体的には、下地基板10として2インチの基板を1/4に分割したものを用意し、ステップS1〜S5の工程を行った後、0.1μm厚のマスクパターン40を、フッ酸水溶液を用いてエッチングした。マスクパターン40のエッチング時間は、0.5時間であった。その後、20nmのクロム膜20及びクロム窒化物膜30を、過塩素酸(HClO4)と硝酸2セリウムアンモニウム(Ce(NH4)2(NO3)6)との混合水溶液を用いてエッチングした。初期成長層50及び結晶体60と下地基板10との間のバッファー層のエッチング時間は、3時間であった。すなわち、バッファー層をエッチングするための時間は、全体で、3.5時間であった。
一方、比較例として、図1のステップS1、S3〜S5、S7を行うことにより、初期成長層50及び結晶体60を下地基板10から分離した。
具体的には、下地基板10として2インチの基板を1/4に分割したものを用意し、マスクパターン40を形成せずに(すなわち剥離バッファー層をエッチングするための経路を形成せずに)、下地基板10の上に、バッファー層(クロム膜及びクロム窒化物膜)、初期成長層50及び結晶体60を順次に形成した。そして、20nmのクロム膜20及びクロム窒化物膜30を、過塩素酸(HClO4)と硝酸2セリウムアンモニウム(Ce(NH4)2(NO3)6)との混合水溶液を用いてエッチングした。初期成長層50及び結晶体60と下地基板10との間のバッファー層のエッチング時間は、168時間であった。すなわち、バッファー層をエッチングするための時間は、168時間であった。
このように、本実施形態の技術を用いると、剥離バッファー層をエッチングするための経路を形成しない場合に比べて、III族窒化物の結晶体の基板を製造する際における剥離バッファー層をエッチングするための時間を1/48に短縮することができる。仮に、1/4に分割しない2インチの基板に本実施形態の技術を適用したとすると、剥離バッファー層をエッチングするための経路を形成しない場合に比べて、III族窒化物の結晶体の基板を製造する際における剥離バッファー層をエッチングするための時間をその1/48よりも短縮できると考えられる。このように、大口径な基板に本実施形態の技術を適用するほど、剥離バッファー層をエッチングするための経路を形成しない場合に比べて、III族窒化物の結晶体の基板を製造する際における剥離バッファー層をエッチングするための時間を効果的に短縮することができると考えられる。
なお、図1のステップS2では、第1のパターン40a1,40a2と第2のパターン(各ライン部)40a,・・・とでクロム膜20の一部を覆うように、マスクパターン40を形成してもよい(図9のa参照)。第1のパターン40a1,40a2は、下地基板10の縁部10dに沿って延びたパターンである(図9のb参照)。第2のパターン(各ライン部)40a,・・・は、第1のパターン40a1,40a2に交差するパターンである(図9のa参照)。この場合、第1実施形態に比べて、図1に示すステップS6におけるエッチングの起点を増やすことができるので、マスクパターン40をエッチングするための時間を短縮することができる。図9のbは、図9のaにおけるB−B’断面図である。
あるいは、第1実施形態に係る基板の製造方法は、図1に示すステップS5の後であってステップS6の前に、エッチング工程をさらに備えても良い。このエッチング工程では、マスクパターン40の各ライン部40a等の端部が上面視において下地基板の縁部10dの内側に位置するように、マスクパターン40の端部40eをエッチングする。具体的には、マスクパターン40等を下地基板の縁部10dの内側まで覆うようなレジストパターンRを形成し(図10及び図11(a)参照)、そのレジストパターンRをマスクとしてドライエッチングを行う(図11(b)参照)。これにより、結晶体60、初期成長層50、マスクパターン40及びクロム膜20の端部60e,50e,40e,20e,10eがエッチングされる。そして、レジストパターンRを除去すると、マスクパターン40の新たな端部40e1が上面視において下地基板10の下面縁部10dの内側に位置する構造が得られる(図11(c)参照)。これにより、マスクパターン40が他の層で覆われることを避けることができ、図1に示すステップS6においてマスクパターン40を確実にエッチングすることができる。
また、第1実施形態に係る基板の製造方法は、図1に示すステップS1の後であってステップS2の前に、Ti膜70を形成するためのステップS11をさらに備えても良い。図12に示すステップS11では、図13(a)に示すように、クロム膜20の上に、Ti膜70を形成する。Ti膜70の厚さは、100Å以上であることが好ましい。ステップS11に続くステップS12では、Ti膜70の上に、マスクパターン40となるべきマスク層を形成する。図13(b)に示すように、マスク層をパターニングすることによりマスクパターン40を形成する際に、マスクパターン40で覆われていない部分において、Ti膜70を除去することにより、Ti膜70において、各ライン部(40a,・・・)と同様な形状のライン部(70a,・・・)が形成される。この場合、Ti膜70はフッ酸系の水溶液でエッチングすることができる。このように、マスクパターン40とクロム膜20との間にTi膜70が形成されていると、マスクパターン40がSiO2で形成される場合に、クロム膜20の表面が酸化されることを避けることができる。これにより、ステップS12に続くステップS3において、結晶性が良好なクロム窒化物膜30を得ることができ、さらにステップS4において、初期成長層の初期成長が良好に行える。この結果、ステップS5において、結晶体60が横方向成長する場合(図5(a)又は(b)の場合)に、結晶体60が結晶方位のそろった状態でマージしやすくなる。
次に、本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法を、図14〜図16を用いて説明する。図14は、本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法を示すフローチャートである。図15は、本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図である。図16は、図15(b)に示す工程で形成されるマスクパターンの上面形状を示す図である。以下では、第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分の説明を省略する。
本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法は、ステップS1の後であってステップS4の前に、ステップS21とステップS22とを備える。
ステップS21では、クロム膜20を窒化することにより、クロム窒化物膜130を形成する。ここで、クロム膜20の上面全体が窒化されてクロム窒化物膜130になる(図15(a)参照)。
図1のステップS22では、クロム窒化物膜130の上に、クロム窒化物膜130の一部を覆うマスクパターン140を形成する(図15(b)参照)。マスクパターン140の上面視における形状は、図16に示すように、第1実施形態と同様である。
ここで、マスクパターン40の厚さtは、0.15〜1.1μmであることが好ましく、0.2〜0.6μmであることがさらに好ましい。剥離バッファー層のエッチング時間を短縮するには厚さtが厚いことが好ましい。しかし、厚さtが厚すぎる場合には窒化時または成長時に膜が剥がれるという問題が生じる。
このように、マスクパターン140を形成する前にクロム膜20を窒化することにより、基板の製造方法を全体として簡素化することができ、さらに、剥離バッファー層の剥離時間を短縮でき、結晶体の品質の再現性を向上させることができる。
なお、本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法は、図17に示すように、ステップS21の後であってステップS5の前に、ステップS31とステップS32とを備えても良い。
ステップS31では、図18(a)に示すように、クロム窒化物膜130の上に、初期成長層250を形成する。
ステップS32では、図18(b)に示すように、初期成長層250の上に、初期成長層250の一部を覆うように、マスクパターン240(240a,・・・)を形成する。
本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示すフローチャート。 本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 図2(b)に示す工程で形成されるマスクパターンの上面形状を示す図。 本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態の変形例に係る基板の製造方法を示す図。 本発明の第1実施形態の変形例に係る基板の製造方法を示す図。 本発明の第1実施形態の変形例に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第1実施形態の別の変形例に係る基板の製造方法を示すフローチャート。 本発明の第1実施形態の別の変形例に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る基板の製造方法を示す工程断面図。 図15(b)に示す工程で形成されるマスクパターンの上面形状を示す図。 本発明の第2実施形態の変形例に係る基板の製造方法を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態の変形例に係る基板の製造方法を示す工程断面図。
符号の説明
10 下地基板
20 クロム膜
30,130 クロム窒化物膜
40,140,240 マスクパターン

Claims (8)

  1. 下地基板の上に剥離バッファー層を形成する剥離バッファー層形成工程と、
    前記剥離バッファー層の上に、前記剥離バッファー層の一部を覆うマスクパターンを形成するマスクパターン形成工程と、
    前記剥離バッファー層及び前記マスクパターンを覆うように、III族窒化物の結晶体を成長させる成長工程と、
    前記マスクパターンの第1のエッチャントを用いて前記マスクパターンを選択的にエッチングすることにより、前記剥離バッファー層の第2のエッチャントを供給するための経路を形成する経路形成工程と、
    前記経路を介して前記第2のエッチャントを供給して前記剥離バッファー層を選択的にエッチングすることにより、前記結晶体を前記下地基板から分離する分離工程と、
    を備えたことを特徴とする基板の製造方法。
  2. 前記マスクパターン形成工程の後であって前記成長工程の前に、前記剥離バッファー層の表面における前記マスクパターンにより露出された領域を窒化することにより、前記剥離バッファー層の一部を他の剥離バッファー層に変える窒化工程をさらに備え、
    前記剥離バッファー層は、金属を含み、
    前記他の剥離バッファー層は、金属窒化物を含み、
    前記分離工程では、前記経路を介して前記第2のエッチャントを供給して前記剥離バッファー層及び前記他の剥離バッファー層を選択的にエッチングすることにより、前記結晶体を前記下地基板から分離する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
  3. 前記第1のエッチャントに対する前記マスクパターンのエッチングレートは、前記第1のエッチャントに対する前記下地基板、前記剥離バッファー層、前記他の剥離バッファー層、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きく、
    前記第2のエッチャントに対する前記剥離バッファー層のエッチングレートと前記他の剥離バッファー層のエッチングレートとは、いずれも、前記第2のエッチャントに対する前記下地基板、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板の製造方法。
  4. 前記剥離バッファー層形成工程では、
    前記マスクパターン形成工程の前に、前記下地基板の上に金属層を形成し、その後、前記金属層を窒化することにより、金属窒化物の前記剥離バッファー層を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
  5. 前記剥離バッファー層形成工程は、
    前記下地基板の上に金属層を形成する金属層形成工程と、
    前記金属層を窒化することにより、金属窒化物の前記剥離バッファー層を形成する窒化工程と、
    を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板の製造方法。
  6. 前記第1のエッチャントに対する前記マスクパターンのエッチングレートは、前記第1のエッチャントに対する前記下地基板、前記剥離バッファー層、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きく、
    前記第2のエッチャントに対する前記剥離バッファー層のエッチングレートは、前記第2のエッチャントに対する前記下地基板、及び前記結晶体のそれぞれのエッチングレートより大きい
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の基板の製造方法。
  7. 前記マスクパターン形成工程では、前記下地基板の縁部に沿って延びる第1のパターンと前記第1のパターンに交差する第2のパターンとで前記剥離バッファー層の一部を覆うように、前記マスクパターンを形成する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の基板の製造方法。
  8. 前記成長工程の後であって前記経路形成工程の前に、前記マスクパターンの端部をエッチングするエッチング工程をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の基板の製造方法。
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