JP4203061B2 - 容器兼用注射器 - Google Patents

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本発明は、薬剤を予め充填、保管しておき使用時に包装から取り出して直ぐに使用する容器兼用注射器に関するものである。
薬剤を充填されて提供される容器兼用注射器は、通常の使用方法ではプランジャーロッドを押し込んで薬剤封止用のストッパーを移動させることにより、注射器内の薬剤を筒先から注射針等を通して投与したり、輸液回路等に混注したりすることが主であり、プランジャーロッドを引き戻すことは少ない。
しかしながら、注射器内に別の医薬品を吸引して2種以上の医薬品を混合して注射する混注の場合や血管内に注射する時のフラッシュバック(注射針が正しく血管内に入っているかを確認するために、一度プランジャーロッドを引き戻すことにより、血液を注射器内に吸引する行為)や、コネクターを介して輸液回路に薬剤を混注する場合等にプランジャーロッドを引き戻す操作を行う。特に、輸液回路に医薬品を注入する時等は、薬剤を回路まで到達させるために、プランジャーロッドを何回も押し引きして分岐回路の途中にある薬剤を送り込む等の操作をすることがある。このような操作を行うと、注射器のシリンダからプランジャーロッドと一緒にストッパーが抜けてしまうことがある。このため、容器兼用注射器には、そのシリンダの後端部に前記ストッパーが誤ってシリンダから抜け出ないようにストッパー抜け止め手段が設けられている。
従来の容器兼用注射器として、シリンダの後端に外径の小さな円形状のフランジを一体に設け、該フランジに、それとは別に製造された充分な大きさの指掛部を有するフィンガーグリップを装着し、該フィンガーグリップの後端側のプレートに設けた前記シリンダの内径より僅かに小径に形成した穴の内周縁部を環状のストッパー抜け止め手段としたもの(例えば、特許文献1参照)や、シリンダの後端部に、シリンダとは別に製造された円筒部の後端部に充分な大きさの指掛部を結合してなるフィンガーグリップを、前記円筒部を介して装着し、前記指掛部の中心に設けた前記シリンダの内径より小径に形成した穴の内周縁部を環状のストッパー抜け止め手段としもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
特許第2814983号公報 特開2000−334043号公報
しかし、前記容器兼用注射器は、いずれも、シリンダとは別に製造されたストッパー抜け止め手段を有するフィンガーグリップを組立工程でシリンダに装着するものであるので、フィンガーグリップの指掛部の位置とシリンダの外周部に表示された目盛やマーク等との位置を整合させた組立作業を要する等のために、製作が複雑となってコスト高になる問題がある。そこで、シリンダとフィンガーグリップとを合成樹脂によって一体成形し、その際、フィンガーグリップ側のシリンダ内に中心部に向けて突出した環状突縁を形成して、これをストッパー抜け止め手段とすることも考えられるが、軟質の合成樹脂であればアンダーカット(無理抜き)構造により前記環状突縁を成形することも可能であるが、環状ポリオレフィンのような硬質の合成樹脂の場合には、前記アンダーカット構造により環状突縁を一体成形することは技術的に難しく、製造コストが大幅に増大する問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、シリンダとフィンガーグリップを合成樹脂で一体構造にし、かつ簡単にストッパー抜け止め手段を装着することができ、製造コストが廉価で済む容器兼用注射器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る容器兼用注射器は、後端にフィンガーグリップを一体に成形した硬質合成樹脂製のシリンダと、該シリンダの先端に設けた筒先と、前記シリンダ内に往復動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬剤を封止するストッパーと、前記シリンダの後端からシリンダ内に挿入されて前記ストッパーを往復動させるプランジャーロッドとを備えると共に、前記フィンガーグリップの後端部に前記シリンダの内径より大径の装着穴が設けられ、前記シリンダの内径より小径で前記プランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する柔軟性及び弾力性を備えた合成樹脂製の環状のストッパー抜け止め部材が前記装着穴に装着され、該ストッパー抜け止め部材と前記フィンガーグリップとの間に、ストッパー抜け止め部材が前記装着穴への装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段が設けられた容器兼用注射器であって、前記装着穴は、前記フィンガーグリップの後端面側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成され、前記ストッパー抜け止め部材の外周部が該テーパ穴に整合するテーパ軸に形成されると共に、前記係止手段が、前記テーパ軸の軸方向に沿いかつ周方向に所定間隔をあけてテーパ軸の外周に設けられた複数の突条からなることを特徴としている。
本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
すなわち、硬質合成樹脂製のシリンダに一体に成形したフィンガーグリップの後端部に前記シリンダの内径より大径の装着穴が設けられ、前記シリンダの内径より小径でプランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する柔軟性及び弾力性を備えた合成樹脂製の環状のストッパ抜け止め部材が前記装着穴に装着され、該ストッパ抜け止め部材と前記フィンガーグリップとの間に、ストッパ抜け止め部材が前記装着穴への装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段が設けられた構成とされているので、硬質の合成樹脂製のシリンダとフィンガーグリップが一体成形された容器兼用注射器に対しても、前記フィンガーグリップにストッパ抜け止め部材を容易に装着、保持させて、ストッパ抜け止め機能を確実に付与することができる。
また、シリンダ内に環状突縁を設けてストッパ抜け止め機能を付与する必要がないので、金型がアンダーカット(無理抜き)構造とならずに済み、前記シリンダとフィンガーグリップの硬質合成樹脂による成形を容易に行うことができる。しかも、シリンダとフィンガーグリップとが硬質合成樹脂で一体成形により構成されているので、従来のように、組立工程において、シリンダにこれと別に製造されたフィンガーグリップを、その指掛け部の位置とシリンダの外周部に設けたマーク等の位置とを合わせながら組み付けるといった操作が不要であり、製作が容易となって製作コストを低廉にすることができる。
さらに、装着穴がフィンガーグリップの後端面側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成され、ストッパー抜け止め部材の外周部が前記テーパ穴に整合するテーパ軸に形成されると共に、係止手段が、前記テーパ軸の軸方向に沿いかつ周方向に所定間隔をあけてテーパ軸の外周に設けられた複数の突条からなる構成とされているので、構造が極めて簡単となって製作が一層容易であり、ストッパー抜け止め部材のフィンガーグリップへの組み付けも極めて簡単に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る容器兼用注射器について添付図面を参照して説明する。
先ず、図1、図2を参照して本発明に先立って発案されたストッパー抜け止め部材を設けた容器兼用注射器1について説明する。
この容器兼用注射器1は、円筒状のシリンダ2と、該シリンダ2の先端に設けたルアーロック部3aを有する筒先3と、前記シリンダ2の後端に設けたフィンガーグリップ4と、前記シリンダ2内にその軸方向に移動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬液(薬剤)を封止するストッパー5と、前記シリンダ2内にその後端側から挿入されて先端部を前記ストッパー5に連結され、該ストッパ5をシリンダ2の軸方向に往復動させるプランジャーロッド6と、前記フィンガーグリップ4の後端部に装着されたストッパー抜け止め部材7とを備えている。
前記シリンダ2と筒先3とフィンガーグリップ4は、環状ポリオレフィン、ポリカーボネイト等の硬質の合成樹脂で一体成形によって製作されている場合が有効であるが、特に材質を特定するものではない。
前記フィンガーグリップ4は、図2で示す後面視で輪郭が円弧状辺を有する矩形板状に形成され、その長辺方向(図2で上下方向)の両側部分が指掛部4a,4aとされ、中心部には前記シリンダ2の穴部2aの直径(シリンダ2の内径)より大径の装着穴4bが設けられている。また、前記フィンガーグリップ4の後端4cには、前記装着穴4bの直径方向の外側に位置して、前記長辺方向に直角な短辺方向に平行な一対の段部4d,4dが設けられ、該段部4d,4dには、そのシリンダ2の軸方向における端部であって段部4d,4dの前記短辺方向の略中央の位置に、前記指掛部4a,4aの方向(シリンダ2の直径方向の両外側)に突き出した後面視でシリンダ2の軸心を中心とする円弧状の一対の突起部4e,4eが一体に設けられている。
また、前記ストッパー抜け止め部材7は、前記フィンガーグリップ4の装着穴4bに外周部を嵌合、装着された環状部材7aと、該環状部材7aの後端外周部に一体に結合された平板状のフランジ部材7bとを備え、ポリエチレン、ポリプロピレン等の比較的に柔軟性、弾力性がある合成樹脂で一体成形によって構成されている。そして、前記環状部材7aの中心には、その内端側(図1で左端側)に、前記シリンダ2の内径より小径で前記プランジャーロッド6の軸部の外径より大径の最小内径を有し、該最小内径部から外端側(図1で右端側)に向けて内径を拡大したテーパ状の挿通穴7cが設けられている。なお、前記挿通穴7は平行状の穴であってもよい。
前記フランジ部材7bは、前記フィンガーグリップ4よりやや小さく、それと略相似形に形成され、長辺方向をフィンガーグリップ4の長辺方向と一致された状態で、前面7dがフィンガーグリップ4の段部4dの後端面4fに当接されている。前記フランジ部材7bには、その長辺方向の両側(図2で上下の両側)に、前記フィンガーグリップの段部4d,4dに近接してそれに沿った切欠面7g、7gを有し、前記フィンガーグリップ4の後端4c側(図1で左方側)へ突き出した突出部7e,7eが設けられている。該突出部7e,7eには、前記フィンガーグリップ4の円弧状の突起部4e,4eが嵌合する一対の円弧状の係止溝7f,7fが形成されている。
前記フィンガーグリップ4の突起部4e,4eと前記ストッパー抜け止め部材7の係止溝7f,7fとは、ストッパー抜け止め部材7と前記フィンガーグリップ4との間にあって、ストッパ抜け止め部材7の環状部材7aが前記フィンガーグリップ4の装着穴4bに装着された後にそれから離脱するのを防止する係止手段8を構成している。
前記容器兼用注射器1においては、その使用に際に、前記プランジャーロッド6をシリンダ2の軸方向に押し引き動作をすることにより注射、またはその他の所要の操作を行う。そのとき、前記ストッパー抜け止め部材7の環状部材7aが前記フィンガーグリップ4の装着穴4bに嵌合され、かつフランジ部材7bの係止溝7fにフィンガーグリップ4の突起部4eが嵌合されることにより、前記ストッパー抜け止め部材7が前記フィンガーグリップ4に装着されているので、誤って前記プランジャーロッド6を後方へ異常に引き戻し過ぎた場合には、前記ストッパー5は、その後端部が前記ストッパー抜け止め部材7の前端面に当接されるため、前記シリンダ2から抜け出てしまうことはない。
前記容器兼用注射器1によれば、前記環状部材7aを装着穴4bに嵌合してフィンガーグリップ4に装着した前記ストッパー抜け止め部材7を、前記フィンガーグリップ4とストッパー抜け止め部材7に設けた突起部4e,4eと係止溝7f,7fとからなる係止手段8によってフィンガーグリップ4にしっかりと保持させることができ、不用意に前記ストッパー5がシリンダ2から抜け出るのを確実に防止することができる。そして、前記ストッパー抜け止め部材7は、軟質の合成樹脂で形成されているので、フィンガーグリップ4に装着する際には、その弾力変形によって前記突起部4e,4eに対する係止溝7f,7fの嵌合が容易に行え、嵌合後に不用意に外れることがない。
なお、前記ストッパー抜け止め部材7は、その環状部材7aの装着穴4bに対する嵌合部ではストッパー5の抜ける方向の大きな引き戻し力を支えることができないので、前記突起部4e,4eと係止溝7f,7fとの嵌合部が前記引き戻し力を支えることとなるが、その大きさに応じて突起部4e,4eと係止溝7f,7fとの嵌合部の面積を変えることにより、前記嵌合部における所要の係止強度を保つことができる。前記嵌合部の面積を大きくする場合、前記突起部4e,4eと係止溝7f,7fとを嵌合させる際、大きな力を要することになるが、前記ストッパー抜け止め部材7が合成樹脂であることから、適度に加温することにより柔軟性を与えて容易に嵌合させることができる。このため、硬質の合成樹脂製のシリンダ2にストッパー抜け止め部材7を組み立てる際に、該シリンダ2に大きな力が掛からず、欠けやひび割れ等を起こさずに組立を安全に行うことができ、組立後は、前記ストッパー抜け止め部材7は常温での樹脂特性がそのまま発揮されて使用時に抜け止め機能を十分に果たすことができる。
また、前記シリンダ2の穴部2aには、その中心部に向けて突出した環状突縁を形成して、これをストッパー抜け止め部材とするものではないので、硬質の合成樹脂によってシリンダ2とフィンガーグリップ4とを一体成形によって構成する場合であっても、金型がアンダーカット(無理抜き)構造とならずに済み、成形を容易に行うことができる。しかも、前記シリンダ2とフィンガーグリップ4とが合成樹脂で一体成形により構成されているので、従来のように、組立工程において、シリンダ2にこれと別に製造されたフィンガーグリップを、その指掛け部の位置とシリンダ2の外周部に設けたマーク等の位置とを合わせながら組み付けるといった操作が不要であり、製作が容易となって製作コストを低廉にすることができる。
次に、本発明の一実施の形態に係る容器兼用注射器1Aを図3、図4を参照して説明する。
この容器兼用注射器1Aは、前記フィンガーグリップ4の中心に、該フィンガーグリップ4の後端4c側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成された装着穴9が設けられ、該装着穴9に、外周部が装着穴9のテーパ穴に整合するテーパ軸10aに形成された環状部材からなるストッパー抜け止め部材10が嵌合して装着され、該ストッパー抜け止め部材10のテーパ軸10aの外周にその軸方向(図3で左右方向)に沿いかつ周方向に所定間隔をあけて一体に設けた複数のリブ(突条)10bが、前記容器兼用注射器1の係止手段8に代わる係止手段8Aとして構成されたものである。前記ストッパー抜け止め部材10は、その中心に、前記シリンダ2の内径より小径で前記プランジャーロッド6の軸部の外径より大径に形成された平行状の挿通穴10cが設けられ、前記容器兼用注射器1のストッパー抜け止め部材7と同様な柔軟性、弾力性を有する合成樹脂で成形されている。
その他の構成は前記容器兼用注射器1と同様であるので、同一の部分には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
この実施の形態に係る容器兼用注射器1Aにおいては、フィンガーグリップ4の装着穴9とストッパー抜け止め部材10の外周部とが、互いに整合するテーパ穴とテーパ軸10aとなっているので、前記装着穴9へストッパー抜け止め部材10を押し込むことによって容易に嵌合させることができると共に、その嵌合の際、前記ストッパー抜け止め部材10のリブ10bが装着穴9の内面によって押し潰されるように弾性変形しながら装着穴9内に圧入され、圧入後変形したリブ10bの復元力にもとづいて装着穴9との間に生じる摩擦力が作用するので、ストッパー抜け止め部材10が装着穴9から簡単に抜け出ないように保持される。
また、前記ストッパー抜け止め部材10は、前記ストッパー抜け止め部材7の場合と同様に、適度な加温により僅かな押し込み力で前記装着穴9へ嵌合させ、使用時の抜け強度を得るようにすることができる。
そして、この実施の形態に係る容器兼用注射器1Aによれば、前記容器兼用注射器1と同様の作用、効果を奏するほかに、構造が極めて簡単となって製作が一層容易であり、ストッパー抜け止め部材10のフィンガーグリップ4への組み付けも極めて簡単に行うことができる。
なお、前記ストッパー抜け止め部材10の外周部はテーパ軸10aとするのが好ましいが、これに限らず、平行軸としてもよい。
また、前記一実施の形態に係る容器兼用注射器1Aにおいては、前記筒先3をルアーロック部3aを有しないルアーチップ型のものとしてもよい。
ストッパー抜け止め部材を設けた容器兼用注射器を一部断面で示した側面図である。 同じく拡大後面図である。 本発明の一実施の形態に係る容器兼用注射器を一部断面で示した側面図である。 同じく後面図である。
符号の説明
1,1A 容器兼用注射器
2 シリンダ
3 筒先
4 フィンガーグリップ
4b,9 装着穴
4e 突起部
5 ストッパー
6 プランジャーロッド
7,10 ストッパー抜け止め部材
7c,10c 挿通穴
7e 突出部
7f 係止溝
8,8A 係止手段
10a テーパ軸
10b リブ(突条)

Claims (1)

  1. 後端にフィンガーグリップを一体に成形した硬質合成樹脂製のシリンダと、該シリンダの先端に設けた筒先と、前記シリンダ内に往復動可能に挿入され、シリンダ内に充填した薬剤を封止するストッパーと、前記シリンダの後端からシリンダ内に挿入されて前記ストッパーを往復動させるプランジャーロッドとを備えると共に、前記フィンガーグリップの後端部に前記シリンダの内径より大径の装着穴が設けられ、前記シリンダの内径より小径で前記プランジャーロッドの軸部より大径の挿通穴を有する柔軟性及び弾力性を備えた合成樹脂製の環状のストッパー抜け止め部材が前記装着穴に装着され、該ストッパー抜け止め部材と前記フィンガーグリップとの間に、ストッパー抜け止め部材が前記装着穴への装着後にそれから離脱するのを防止する係止手段が設けられた容器兼用注射器であって、
    前記装着穴は、前記フィンガーグリップの後端面側が緩やかに広くなるテーパ穴に形成され、前記ストッパー抜け止め部材の外周部が該テーパ穴に整合するテーパ軸に形成されると共に、前記係止手段が、前記テーパ軸の軸方向に沿いかつ周方向に所定間隔をあけてテーパ軸の外周に設けられた複数の突条からなることを特徴とする容器兼用注射器。
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