JP4201609B2 - Semiconductor light emitting device and semiconductor device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体発光素子および半導体素子に関し、特に、絶縁性基板上に半導体層が形成された半導体発光素子および半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、絶縁性基板上に、n型半導体層、発光層およびp型半導体層が順次形成された半導体発光素子が知られている。
【0003】
図12は、従来の半導体発光素子の構造を示した平面図であり、図13は、図12の600−600線に沿った断面図である。図14は、図13に示した従来の半導体発光素子を放熱基台に取り付けた状態における半導体発光素子と半田層との位置関係を説明するための底面透視図であり、図15は、図14の700−700線に沿った断面図である。まず、図12〜図15を参照して、従来の半導体発光素子の構造について説明する。
【0004】
従来の半導体発光素子では、図12および図13に示すように、絶縁性のサファイア基板101上に、コンタクト層としても機能するn型GaNからなるn型クラッド層102が形成されている。n型クラッド層102上には、窒化物系半導体からなる発光層103が形成されている。発光層103上には、p型Al0.05Ga0.95Nからなるp型クラッド層104が形成されている。p型クラッド層104上には、p型GaNからなるp型コンタクト層105が形成されている。そして、p型コンタクト層105からn型クラッド層102までの所定領域が除去されることによって、n型クラッド層102の表面の一部が露出されている。p型コンタクト層105上の所定領域には、下層から上層に向かって、Ni層とAu層とからなるp側電極106が形成されている。また、n型クラッド層102の露出された表面上の所定領域には、Alからなるn側電極107が形成されている。
【0005】
また、図14および図15に示すように、図12および図13に示した従来の半導体発光素子は、発光層103で発生した熱を放熱するために、放熱基台(サブマウント)131の上面上に、発光層103に近い側からジャンクションダウン方式で取り付けられている。具体的には、p側電極106およびn側電極107が、それぞれ、Agからなる半田層141aおよび141bを介して、放熱基台131の上面の対応する電極層(図示せず)上に融着されている。
【0006】
図12および図13に示した従来の半導体発光素子の製造プロセスとしては、まず、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法を用いて、絶縁性のサファイア基板101上に、n型GaNからなるn型クラッド層102、窒化物系半導体からなる発光層103、p型Al0.05Ga0.95Nからなるp型クラッド層104、および、p型GaNからなるp型コンタクト層105を順次形成する。次に、p型コンタクト層105からn型クラッド層102までの所定領域をエッチングすることにより、n型クラッド層102の表面の一部を露出させる。この後、真空蒸着法を用いて、n型クラッド層102の露出された表面上の所定領域に、Alからなるn側電極107を形成するとともに、p型コンタクト層105上の所定領域に、下層から上層に向かって、Ni層とAu層とからなるp側電極106を形成する。最後に、サファイア基板101の裏面のn型クラッド層102が露出している領域に対応する領域に、スクライブライン(図示せず)を形成した後、そのスクライブラインに沿って各チップに素子を分離する。このようにして、図12および図13に示した従来の半導体発光素子が形成される。
【0007】
そして、図12および図13に示した従来の半導体発光素子のp側電極106およびn側電極107を、それぞれ、Agからなる半田層141aおよび141bを介して、ジャンクションダウン方式で放熱基台131の上面の対応する電極層(図示せず)上に融着する。このようにして、図14および図15に示した構造が得られる。
【0008】
図12および図13に示した従来の半導体発光素子では、サファイア基板101の裏面に形成されたスクライブラインに沿って各チップに素子を分離する際に、n型クラッド層102に応力が加わるので、n型クラッド層102上に順次形成された半導体各層(発光層103、p型クラッド層104およびp型コンタクト層105)に悪影響を及ぼすという不都合があった。また、図14および図15に示したように、p側電極106およびn側電極107を、それぞれ、半田層141aおよび141bを介して放熱基台131の上面上に取り付ける際に、半田層141aおよび141bが表面張力により盛り上がる。このため、図15に示すように、p側電極106と放熱基台131とを接合するための半田層141aがp型コンタクト層105およびp型クラッド層104から発光層103を越えて、n型クラッド層102の側面に接触することにより短絡不良が発生するという不都合があった。
【0009】
そこで、従来では、絶縁性基板上に形成された半導体層から絶縁性基板中に達する深さを有するスクライブラインを形成するとともに、絶縁性基板および半導体層の上面および側面上の所定領域に絶縁膜を形成した後、スクライブラインに沿って各チップに素子を分離することにより形成された半導体発光素子が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
【0010】
図16は、上記した従来の提案された半導体発光素子の一例を示した平面図であり、図17は、図16の800−800線に沿った断面図である。図16および図17を参照して、従来の提案された半導体発光素子では、図13に示した従来の半導体発光素子の構造において、n型クラッド層102の露出された表面の端部からサファイア基板101中に達する深さを有する切欠き部120(スクライブライン)が形成されている。また、サファイア基板101および半導体各層(n型クラッド層102、発光層103、p型クラッド層104およびp型コンタクト層105)の上面および側面上の所定領域には、SiO2からなる絶縁膜108が形成されている。
【0011】
図16および図17に示した従来の提案された半導体発光素子では、各チップに素子を分離する際、n型クラッド層102の露出された表面の端部からサファイア基板101中に達する深さを有するスクライブライン(切欠き部120)に沿って分離する。この場合、隣接する素子間には、スクライブライン(切欠き部120)により所定の間隔が設けられているので、素子分離時に発生する応力がn型クラッド層102に加わるのが防止される。また、p側電極106およびn側電極107を、それぞれ、半田層141aおよび141bを介して放熱基台131の上面上に取り付ける際に、p側電極106と放熱基台131とを接合するための半田層141aが表面張力により盛り上がったとしても、p型コンタクト層105、p型クラッド層104、発光層103およびn型クラッド層102の側面上に絶縁膜108が形成されているので、半田層141aがp型コンタクト層105、p型クラッド層104、発光層103およびn型クラッド層102の側面に接触するのが防止される。これにより、短絡不良が防止される。
【0012】
【特許文献1】
特開2000−91636
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図16および図17に示した従来の提案された半導体発光素子では、各チップに素子を分離した後の素子組立時に、素子の外側面を掴む際に、切欠き部120の幅Wが数μmと小さいため、n型クラッド層102の側面に位置する絶縁膜108に接触しないようにサファイア基板101の外側面のみを掴むのは困難であった。このため、素子組立時に、絶縁膜108を介してn型クラッド層102に外部からの応力が加わるので、n型クラッド層102上に順次形成された半導体各層(発光層103、p型クラッド層104およびp型コンタクト層105)に悪影響を及ぼすという不都合があった。その結果、素子特性が低下するという問題点があった。
【0013】
また、上記のように、n型クラッド層102の側面上に形成された絶縁膜108に応力が加わった場合に、絶縁膜108が剥離する場合がある。このように絶縁膜108が剥離した状態で、p側電極106およびn側電極107を、それぞれ、半田層141aおよび141bを介して放熱基台131の上面上に取り付けると、図15に示した従来の場合と同様、表面張力により盛り上がった半田層141aがp型コンタクト層105、p型クラッド層104、発光層103およびn型クラッド層102の側面に接触することにより短絡不良が発生する。その結果、素子組立の歩留まりを向上させるのが困難になるという問題点があった。
【0014】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、素子特性の低下を抑制するとともに、素子組立の歩留まりを向上させることが可能な半導体発光素子を提供することである。
【0015】
この発明のもう1つの目的は、素子特性の低下を抑制するとともに、素子組立の歩留まりを向上させることが可能な半導体素子を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による半導体発光素子は、絶縁性基板と、絶縁性基板上に形成された第1導電型の第1半導体層と、第1半導体層上に形成された発光層と、発光層上に形成された第2導電型の第2半導体層と、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の実質的に全周に沿って形成され、第2半導体層から絶縁性基板に達する深さを有する溝部とを備えている。
【0017】
この第1の局面による半導体発光素子では、上記のように、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の実質的に全周に沿って形成されるとともに、第2半導体層から絶縁性基板に達する深さを有する溝部を設けることによって、素子内部側に位置する半導体各層(第1半導体層、発光層および第2半導体層)と素子外部側に位置する半導体各層(第1半導体層、発光層および第2半導体層)とが、溝部により物理的に分離される。これにより、素子外部側に位置する半導体各層に外部から応力が加わった場合に、素子外部側に位置する半導体各層により応力が吸収されるので、素子内部側に位置する半導体各層に応力が加わるのを抑制することができる。これにより、素子組立時に素子内部側に位置する半導体各層に応力が加わることに起因する素子特性の低下を抑制することができる。また、素子内部側に位置する半導体各層と素子外部側に位置する半導体各層とが、溝部により電気的に分離されるので、半導体発光素子を基台に融着層を介して取り付ける場合に、素子外部側に位置する半導体各層(第1半導体層、発光層および第2半導体層)の側面に導電性の融着層が接触した場合にも、素子内部側に位置する半導体各層(第1半導体層、発光層および第2半導体層)と融着層とが電気的に接続されるのを防止することができる。これにより、素子組立時に素子の側面に融着層が接触することに起因する短絡不良が発生するのを防止することができる。その結果、素子組立の歩留まりを向上させることができる。
【0018】
上記第1の局面による半導体発光素子において、好ましくは、少なくとも溝部の内面を覆うように形成された絶縁膜をさらに備える。このように構成すれば、素子内部側に位置する半導体各層と素子外部側に位置する半導体各層との間の絶縁性をより向上させることができる。
【0019】
上記第1の局面による半導体発光素子において、好ましくは、第1半導体層上に形成された第1電極と、第2半導体層上に形成された第2電極とをさらに備え、絶縁膜は、第1電極および第2電極を覆うとともに、第1電極上に位置する第1開口部と第2電極上に位置する第2開口部とを有する。このように構成すれば、半導体発光素子の第1電極および第2電極を第1開口部および第2開口部を介して融着層により基台に取り付ける場合に、第1開口部および第2開口部の周辺に形成された絶縁膜により、第1電極側の融着層と第2電極側の融着層とが接触するのを防止することができる。これにより、第1電極と第2電極とが融着層を介して電気的に接続されることに起因する短絡不良も防止することができる。
【0020】
上記第1の局面による半導体発光素子において、好ましくは、第1電極上に位置する絶縁膜上に、絶縁膜の第1開口部を介して第1電極に接触するように形成された第1パッド電極と、第2電極上に位置する絶縁膜上に、絶縁膜の第2開口部を介して第2電極に接触するように形成された第2パッド電極とをさらに備える。このように構成すれば、半導体発光素子を第1電極および第2電極側から融着層により基台に取り付ける場合に、第1開口部および第2開口部から突出した第1パッド電極および第2パッド電極の上面に容易に融着層を接合することができる。これにより、絶縁膜の第1開口部および第2開口部内に位置する第1電極および第2電極の上面に直接融着層を接合する場合に比べて、より容易に、半導体発光素子を融着層を介して基台に取り付けることができる。
【0021】
上記第1の局面による半導体発光素子において、好ましくは、絶縁膜の第2開口部は、第2電極の平面形状を実質的に反映した平面形状を有する。このように構成すれば、絶縁膜の第2開口部の開口面積を大きくすることができる。これにより、半導体発光素子の第1電極および第2電極を絶縁膜の第1開口部および第2開口部を介して融着層により基台に取り付ける場合に、融着層と第2電極との接触面積を大きくすることができる。また、第1パッド電極および第2パッド電極を融着層により基台に取り付ける場合に、融着層と第2電極上の第2パッド電極との接触面積を大きくすることができる。これにより、素子の融着層による固定をより安定して行うことができるとともに、素子の放熱性を向上させることができる。
【0022】
上記第1の局面による半導体発光素子において、好ましくは、第1電極および第2電極は、それぞれ、融着層を介して、基台の表面上に取り付けられている。このように構成すれば、容易に、発熱源である発光層に近い側が基台に取り付けられたジャンクションダウン構造の半導体発光素子を得ることができるので、素子の放熱特性を向上させることができる。
【0023】
この発明の第2の局面による半導体素子は、絶縁性基板と、絶縁性基板上に形成された半導体素子層と、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の実質的に全周に沿って形成され、半導体素子層から絶縁性基板に達する深さを有する溝部とを備えている。
【0024】
この第2の局面による半導体素子では、上記のように、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の実質的に全周に沿って形成されるとともに、半導体素子層から絶縁性基板に達する深さを有する溝部を設けることによって、素子内部側に位置する半導体素子層と素子外部側に位置する半導体素子層とが、溝部により物理的に分離される。これにより、素子外部側に位置する半導体素子層に外部から応力が加わった場合に、素子外部側に位置する半導体素子層により応力が吸収されるので、素子内部側に位置する半導体素子層に応力が加わるのを抑制することができる。これにより、素子組立時に、素子内部側に位置する半導体素子層に応力が加わることに起因する素子特性の低下を抑制することができる。また、素子内部側に位置する半導体素子層と素子外部側に位置する半導体素子層とが、溝部により電気的に分離されるので、半導体素子を基台に融着層を介して取り付ける場合に、素子外部側に位置する半導体素子層の側面に導電性の融着層が接触した場合にも、素子内部側に位置する半導体素子層と融着層とが電気的に接続されるのを防止することができる。これにより、素子組立時に素子の側面に融着層が接触することに起因する短絡不良が発生するのを防止することができる。その結果、素子組立の歩留まりを向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図であり、図2は、図1の100−100線に沿った断面図である。図3は、図2に示した第1実施形態による半導体発光素子の発光層の詳細を示した拡大断面図である。図4は、図2に示した第1実施形態による半導体発光素子を放熱基台に取り付けた状態における半導体発光素子と半田層との位置関係を説明するための底面透視図であり、図5は、図4の200−200線に沿った断面図である。まず、図1〜図5を参照して、第1実施形態による半導体発光素子の構造について説明する。
【0027】
第1実施形態による半導体発光素子では、図1および図2に示すように、絶縁性のサファイア基板1上に、約4μmの厚みを有するn型GaNからなるn型クラッド層2が形成されている。このn型クラッド層2は、コンタクト層としての機能も有する。なお、サファイア基板1は、本発明の「絶縁性基板」の一例であり、n型クラッド層2は、本発明の「第1半導体層」の一例である。
【0028】
n型クラッド層2上には、発光層3が形成されいる。この発光層3は、図3に示すように、約3nmの厚みを有するアンドープIn0.25Ga0.75Nからなる4つの井戸層3a、および、約6nmの厚みを有するアンドープGaNからなる4つの障壁層3bが交互に積層されたMQW活性層3cと、約10nmの厚みを有するアンドープGaNからなる保護層3dとによって構成されている。この保護層3dは、MQW活性層3cのInが脱離するのを防止することによりMQW活性層3cの結晶の劣化を防止するために設けられている。
【0029】
発光層3上には、図2に示すように、約0.1μmの厚みを有するp型Al0.05Ga0.95Nからなるp型クラッド層4が形成されている。p型クラッド層4上には、約0.07μmの厚みを有するp型GaNからなるp型コンタクト層5が形成されている。なお、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5は、本発明の「第2半導体層」の一例である。
【0030】
また、平面形状が実質的にL字形状になるように、p型コンタクト層5からn型クラッド層2までの所定領域が除去されることにより、n型クラッド層2の表面の一部が露出されている。そして、p型コンタクト層5上の所定領域には、下層から上層に向かって、約2nmの厚みを有するNi層と、約4nmの厚みを有するAu層とからなるp側電極6が形成されている。このp側電極6は、平面形状が実質的にL字形状になるように形成されている。また、n型クラッド層2の露出された表面上の所定領域には、約200nmの厚みを有するAlからなるn側電極7が形成されている。なお、p側電極6は、本発明の「第2電極」の一例であり、n側電極7は、本発明の「第1電極」の一例である。
【0031】
ここで、第1実施形態では、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の全周に沿って、p型コンタクト層5からサファイア基板1中に達する深さ(サファイア基板1の上面から約0.1μmの深さ)と約2μm以上約30μm以下(たとえば、約15μm)の幅とを有する溝部20が形成されている。そして、その溝部20によって、素子内部20a側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)と、素子外部20b側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)とが、物理的および電気的に分離されている。また、溝部20の内面を覆うとともに、p側電極6およびn側電極7以外の所定領域を覆うように、約0.2μmの厚みを有するたとえばSiO2からなる絶縁膜8が形成されている。
【0032】
なお、溝部20の幅が約2μmよりも小さい場合、p型コンタクト層5からサファイア基板1中に達する深さにエッチングするのが困難となるので、素子外部20bとの絶縁不良を引き起こす可能性がある。また、溝部20の幅が約30μmよりも大きい場合、素子の有効面積が小さくなるので、輝度の低下や動作電圧の上昇などの不都合が生じる。このため、素子特性が劣化する。さらに、1枚のサファイア基板1から取れる素子数が減少するので、生産性が低下する。したがって、溝部20は、約2μm以上約30μm以下の幅に形成するのが好ましい。
【0033】
また、図4および図5に示すように、図1および図2に示した第1実施形態による半導体発光素子は、発光層3で発生した熱を放熱するために、放熱基台31の上面上に、発光層3に近い側からジャンクションダウン方式で取り付けられている。具体的には、p側電極6およびn側電極7が、それぞれ、Agからなる半田層41aおよび41bを介して、放熱基台31の上面の対応する電極層(図示せず)上に融着されている。なお、放熱基台31は、本発明の「基台」の一例であり、半田層41aおよび41bは、本発明の「融着層」の一例である。
【0034】
第1実施形態では、上記のように、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の全周に沿って形成されるとともに、p型コンタクト層5からサファイア基板1中に達する深さ(サファイア基板1の上面から約0.1μmの深さ)を有する溝部20を設けることによって、素子内部20a側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)と素子外部20b側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)とが、溝部20により物理的に分離される。これにより、素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5に外部から応力が加わった場合に、素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5により応力が吸収されるので、素子内部20a側に位置する半導体各層2〜5に応力が加わるのを抑制することができる。これにより、素子組立時に素子内部20a側に位置する半導体各層2〜5に応力が加わることに起因する素子特性の低下を抑制することができる。
【0035】
また、素子内部20a側に位置する半導体各層2〜5と素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5とが、溝部20により電気的に分離されるので、半導体発光素子を放熱基台31に半田層41aおよび41bを介して取り付ける場合に、素子外部20b側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)の側面に半田層41aが接触した場合にも、素子内部20a側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)と半田層41aとが電気的に接続されるのを防止することができる。これにより、素子組立時に素子の側面に半田層41aが接触することに起因する短絡不良が発生するのを防止することができる。その結果、素子組立の歩留まりを向上させることができる。
【0036】
また、第1実施形態では、溝部20の内面を覆うように絶縁膜8を形成することによって、素子内部20a側に位置する半導体各層2〜5と素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5との間の絶縁性をより向上させることができる。
【0037】
図1に示した第1実施形態による半導体発光素子の製造プロセスとしては、まず、MOCVD法を用いて、絶縁性のサファイア基板1上に、約4μmの厚みを有するn型GaNからなるn型クラッド層2、発光層3、約0.1μmの厚みを有するp型Al0.05Ga0.95Nからなるp型クラッド層4、および、約0.07μmの厚みを有するp型GaNからなるp型コンタクト層5を順次形成する。なお、発光層3を形成する際には、図3に示したように、約3nmの厚みを有するアンドープIn0.25Ga0.75Nからなる4つの井戸層3a、および、約6nmの厚みを有するアンドープGaNからなる4つの障壁層3bが交互に積層されたMQW活性層3cと、約10nmの厚みを有するアンドープGaNからなる保護層3dとを順次形成する。
【0038】
次に、平面形状が実質的にL字形状になるように、p型コンタクト層5からn型クラッド層2までの所定領域をエッチングすることにより、n型クラッド層2の表面の一部を露出させる。この後、真空蒸着法を用いて、n型クラッド層2の露出された表面上の所定領域に、約200nmの厚みを有するAlからなるn側電極7を形成するとともに、p型コンタクト層5上の所定領域に、下層から上層に向かって、約2nmの厚みを有するNi層と、約4nmの厚みを有するAu層とからなるp側電極6を形成する。この際、p側電極6の平面形状が、実質的にL字形状になるように形成する。
【0039】
次に、第1実施形態では、素子の外縁よりも内側に素子の外縁の全周に沿ってエッチングすることによって、p型コンタクト層5からサファイア基板1中に達する深さ(サファイア基板1の上面から約0.1μmの深さ)と約2μm〜約30μm(たとえば、約15μm)の幅とを有する溝部20を形成する。この溝部20の形成によって、素子内部20a側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)と、素子外部20b側に位置する半導体各層(n型クラッド層2、発光層3、p型クラッド層4およびp型コンタクト層5)とが、物理的および電気的に分離される。この後、プラズマCVD法を用いて、溝部20の内面を覆うとともに、p側電極6およびn側電極7以外の所定領域を覆うように、約0.2μmの厚みを有するたとえばSiO2からなる絶縁膜8を形成する。
【0040】
最後に、サファイア基板1の裏面の素子外部20b側に位置する素子分離領域に、スクライブライン(図示せず)を形成した後、そのスクライブラインに沿って各チップに素子を分離する。この際、第1実施形態では、素子内部20a側に位置する半導体各層2〜5と、素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5とが、溝部20によって分離されているので、素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5に素子分離時に発生する応力が加わったとしても、素子外部20b側に位置する半導体各層2〜5により応力が吸収される。これにより、素子内部20a側に位置する半導体各層2〜5に応力が加わるのを抑制することができる。このようにして、図1および図2に示した第1実施形態による半導体発光素子が形成される。
【0041】
そして、図1および図2に示した第1実施形態による半導体発光素子のp側電極6およびn側電極7を、それぞれ、Agからなる半田層41aおよび41bを介して、ジャンクションダウン方式で放熱基台31の上面の対応する電極層(図示せず)上に融着する。このようにして、図4および図5に示した構造が得られる。
【0042】
(第2実施形態)
図6は、本発明の第2実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図であり、図7は、図6の300−300線に沿った断面図である。図6および図7を参照して、この第2実施形態による半導体発光素子では、上記第1実施形態と異なり、溝部20の内面を覆うように形成された絶縁膜58が、p側電極6およびn側電極7を覆うとともに、p側電極6およびn側電極7上にそれぞれ開口部58aおよび58bを有するように形成されている。この開口部58aおよび58bは、それぞれ、平面形状が四角形状になるように形成されている。なお、開口部58aは、本発明の「第2開口部」の一例であり、開口部58bは、本発明の「第1開口部」の一例である。なお、第2実施形態のその他の構造は、上記第1実施形態と同様である。
【0043】
また、図6および図7に示した第2実施形態による半導体発光素子を、図4および図5に示した第1実施形態の構造と同様、放熱基台31の上面上にジャンクションダウン方式で取り付ける際には、p側電極6およびn側電極7を、それぞれ、絶縁膜58の開口部58aおよび58bを介して、半田層41aおよび41bにより放熱基台31の上面上に取り付ける。
【0044】
第2実施形態では、上記のように、溝部20の内面を覆うように形成された絶縁膜58を、p側電極6およびn側電極7を覆うとともに、p側電極6およびn側電極7上にそれぞれ開口部58aおよび58bを有するように形成することによって、半導体発光素子のp側電極6およびn側電極7を開口部58aおよび58bを介して半田層41aおよび41bにより放熱基台31に取り付ける場合に、開口部58aおよび58bの周辺に形成された絶縁膜58により、p側電極6側の半田層41aとn側電極7側の半田層41bとが接触するのを防止することができる。これにより、p側電極6とn側電極7とが半田層41aおよび41bを介して電気的に接続されることに起因する短絡不良を防止することができる。
【0045】
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0046】
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図であり、図9は、図8の400−400線に沿った断面図である。この第3実施形態では、上記第2実施形態と異なり、p側電極上の開口部の平面形状を円形状にするとともに、p側電極およびn側電極上に、それぞれ、p側パッド電極およびn側パッド電極を形成する場合の例について説明する。なお、第3実施形態のその他の構造は、上記第2実施形態と同様である。
【0047】
すなわち、この第3実施形態では、図8および図9に示すように、溝部20の内面を含む前面を覆うとともに、p側電極6およびn側電極7上にそれぞれ開口部68aおよび68bを有するように絶縁膜68が形成されている。また、開口部68aは、平面形状が円形状になるように形成されており、開口部68bは、平面形状が四角形状になるように形成されている。なお、開口部68aは、本発明の「第2開口部」の一例であり、開口部68bは、本発明の「第1開口部」の一例である。
【0048】
また、開口部68aを介してp側電極6に接触するとともに、p側電極6上に位置する絶縁膜68の一部を覆うように、下層から上層に向かって、約30nmの厚みを有するTi層と、約500nmの厚みを有するAu層とからなるp側パッド電極69が形成されている。このp側パッド電極69は、平面形状が円形状になるように形成されている。また、開口部68bを介してn側電極7に接触するとともに、n側電極7上に位置する絶縁膜68の一部を覆うように、下層から上層に向かって、約30nmの厚みを有するTi層と、約500nmの厚みを有するAu層とからなるn側パッド電極70が形成されている。このn側パッド電極70は、平面形状が四角形状になるように形成されている。なお、p側パッド電極69は、本発明の「第2パッド電極」の一例であり、n側パッド電極70は、本発明の「第1パッド電極」の一例である。
【0049】
また、図8および図9に示した第3実施形態による半導体発光素子を、図4および図5に示した第1実施形態の構造と同様、放熱基台31の上面上にジャンクションダウン方式で取り付ける際には、p側パッド電極69およびn側パッド電極70を、それぞれ、半田層41aおよび41bを介して、放熱基台31の上面上に取り付ける。
【0050】
第3実施形態では、上記のように、絶縁膜68の開口部68aおよび68bを介してp側電極6およびn側電極7に接触するように、p側パッド電極69およびn側パッド電極70を形成することによって、半導体発光素子をp側電極6およびn側電極7側から半田層41aおよび41bにより放熱基台31に取り付ける場合に、開口部68aおよび68bから突出したp側パッド電極69およびn側パッド電極70の上面に、容易に、半田層41aおよび41bを接合することができる。これにより、p側電極6およびn側電極7の上面に直接半田層41aおよび41bを接合する場合に比べて、より容易に、半導体発光素子を半田層41aおよび41bを介して放熱基台31に取り付けることができる。
【0051】
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
【0052】
(第4実施形態)
図10は、本発明の第4実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図であり、図11は、図10の500−500線に沿った断面図である。この第4実施形態では、上記第3実施形態におけるp側電極上の開口部およびp側パッド電極の平面形状を、p側電極の平面形状(L字形状)を実質的に反映したL字形状になるように形成した場合の例について説明する。なお、第4実施形態のその他の構造は、上記第3実施形態と同様である。
【0053】
すなわち、この第4実施形態では、図10および図11に示すように、溝部20の内面を含む全面を覆うとともに、p側電極6およびn側電極7上にそれぞれ開口部88aおよび開口部88bを有するように絶縁膜88が形成されている。また、開口部88aは、p側電極6の平面形状(L字形状)を実質的に反映するように、平面形状が実質的にL字形状になるように形成されており、開口部88bは、平面形状が四角形状になるように形成されている。なお、開口部88aは、本発明の「第2開口部」の一例であり、開口部88bは、本発明の「第1開口部」の一例である。
【0054】
また、開口部88aを介してp側電極6に接触するとともに、p側電極6上に位置する絶縁膜88の一部を覆うように、p側パッド電極89が形成されている。このp側パッド電極89は、開口部88aと同様、平面形状が実質的にL字形状になるように形成されている。なお、p側パッド電極89は、本発明の「第2パッド電極」の一例である。
【0055】
また、図10および図11に示した第4実施形態による半導体発光素子を、図4および図5に示した第1実施形態の構造と同様、放熱基台31の上面上にジャンクションダウン方式で取り付ける際には、p側パッド電極89およびn側パッド電極70を、それぞれ、半田層41aおよび41bを介して、放熱基台31の上面上に取り付ける。
【0056】
第4実施形態では、上記のように、p側電極6上の絶縁膜88の開口部88aおよびp側パッド電極89の平面形状を、p側電極6の平面形状(L字形状)を実質的に反映したL字形状になるように形成することによって、開口部88aの開口面積を大きくすることができるとともに、p側パッド電極89の形成領域を大きくすることができる。これにより、半導体発光素子のp側パッド電極89およびn側パッド電極70を半田層41aおよび41bにより放熱基台31に取り付ける場合に、半田層41aとp側パッド電極89との接触面積を大きくすることができる。これにより、素子の半田層41aおよび41bによる固定をより安定して行うことができるとともに、素子の放熱性を向上させることができる。
【0057】
なお、第4実施形態のその他の効果は、上記第1および第3実施形態と同様である。
【0058】
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
【0059】
たとえば、上記第1〜第4実施形態では、本発明を半導体発光素子に適用する場合の例について説明したが、本発明はこれに限らず、半導体発光素子以外の半導体素子にも適用可能である。
【0060】
また、上記第1〜第4実施形態では、p型コンタクト層5からサファイア基板1中に達する深さ(サファイア基板1の上面から約0.1μmの深さ)を有する溝部20を形成するようにしたが、本発明はこれに限らず、p型コンタクト層からサファイア基板の上面までの深さを有する溝部を形成するようにしてもよい。
【0061】
また、上記第1〜第4実施形態では、n側電極を素子の端部近傍に配置するようにしたが、本発明はこれに限らず、n側電極を素子の中央部近傍に配置するとともに、n側電極を囲むようにp側電極を形成してもよい。この場合、n側電極の外縁の全領域がp側電極に隣接するので、所定領域のみに電界が集中するのを防止することができる。これにより、所定領域のみに電界が集中することに起因する発光の均一性の劣化や絶縁特性の劣化が防止される。
【0062】
また、上記第4実施形態では、p側電極6上に位置する絶縁膜88の開口部88aを、平面形状が実質的にL字形状になるように形成するようにしたが、本発明はこれに限らず、p側電極上に位置する絶縁膜の開口部が、p側電極の平面形状を実質的に反映するような平面形状であれば、L字形状以外の他の形状の場合にも同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図である。
【図2】図1の100−100線に沿った断面図である。
【図3】図2に示した第1実施形態による半導体発光素子の発光層の詳細を示した拡大断面図である。
【図4】図2に示した第1実施形態による半導体発光素子を放熱基台に取り付けた状態における半導体発光素子と半田層との位置関係を説明するための底面透視図である。
【図5】図4の200−200線に沿った断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図ある。
【図7】図6の300−300線に沿った断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図である。
【図9】図8の400−400線に沿った断面図である。
【図10】本発明の第4実施形態による半導体発光素子の構造を示した平面図である。
【図11】図10の500−500線に沿った断面図である。
【図12】従来の半導体発光素子の構造を示した平面図である。
【図13】図12の600−600線に沿った断面図である。
【図14】図13に示した従来の半導体発光素子を放熱基台に取り付けた状態における半導体発光素子と半田層との位置関係を説明するための底面透視図である。
【図15】図14の700−700線に沿ったである。
【図16】従来の提案された半導体発光素子の一例を示した平面図である。
【図17】図16の800−800線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 サファイア基板(絶縁性基板)
2 n型クラッド層(第1半導体層)
3 発光層
4 p型クラッド層(第2半導体層)
5 p型コンタクト層(第2半導体層)
6 p側電極(第2電極)
7 n側電極(第1電極)
8、58、68、88、絶縁膜
20 溝部
31 放熱基台(基台)
41a、41b 半田層(融着層)
58a、68a、88a 開口部(第2開口部)
58b、68b、88b 開口部(第1開口部)
69、89 p側パッド電極(第2パッド電極)
70 n側パッド電極(第1パッド電極)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor light emitting element and a semiconductor element, and more particularly to a semiconductor light emitting element and a semiconductor element in which a semiconductor layer is formed on an insulating substrate.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a semiconductor light emitting device in which an n-type semiconductor layer, a light emitting layer, and a p type semiconductor layer are sequentially formed on an insulating substrate is known.
[0003]
FIG. 12 is a plan view showing the structure of a conventional semiconductor light emitting device, and FIG. 13 is a cross-sectional view taken along the line 600-600 in FIG. FIG. 14 is a bottom perspective view for explaining the positional relationship between the semiconductor light emitting element and the solder layer in a state where the conventional semiconductor light emitting element shown in FIG. 13 is attached to the heat radiation base. It is sectional drawing along line 700-700. First, the structure of a conventional semiconductor light emitting device will be described with reference to FIGS.
[0004]
In the conventional semiconductor light emitting device, as shown in FIGS. 12 and 13, an n-
[0005]
As shown in FIGS. 14 and 15, the conventional semiconductor light emitting device shown in FIGS. 12 and 13 has an upper surface of a heat dissipating base (submount) 131 in order to dissipate heat generated in the
[0006]
As a manufacturing process of the conventional semiconductor light emitting device shown in FIG. 12 and FIG. 13, first, an n-type GaN made of n-type GaN is formed on an
[0007]
Then, the p-
[0008]
In the conventional semiconductor light emitting device shown in FIGS. 12 and 13, stress is applied to the n-
[0009]
Therefore, conventionally, a scribe line having a depth reaching the insulating substrate from the semiconductor layer formed on the insulating substrate is formed, and an insulating film is formed on the upper surface and side surfaces of the insulating substrate and the semiconductor layer. A semiconductor light-emitting element formed by separating the elements into respective chips along a scribe line after the formation of the semiconductor device has been proposed (for example, see Patent Document 1).
[0010]
FIG. 16 is a plan view showing an example of the above-described conventional semiconductor light emitting device, and FIG. 17 is a cross-sectional view taken along the line 800-800 in FIG. Referring to FIGS. 16 and 17, in the conventional semiconductor light emitting device proposed, in the structure of the conventional semiconductor light emitting device shown in FIG. 13, the sapphire substrate is exposed from the exposed end of the n-
[0011]
In the conventional semiconductor light emitting device shown in FIGS. 16 and 17, when the device is separated into each chip, the depth reaching the
[0012]
[Patent Document 1]
JP 2000-91636 A
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional proposed semiconductor light emitting device shown in FIGS. 16 and 17, the width W of the
[0013]
In addition, as described above, when stress is applied to the insulating
[0014]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and one object of the present invention is to provide a semiconductor light emitting device capable of suppressing deterioration of device characteristics and improving the yield of device assembly. It is to provide an element.
[0015]
Another object of the present invention is to provide a semiconductor device capable of suppressing deterioration of device characteristics and improving the yield of device assembly.
[0016]
[Means for Solving the Problems and Effects of the Invention]
In order to achieve the above object, a semiconductor light emitting device according to a first aspect of the present invention includes an insulating substrate, a first conductivity type first semiconductor layer formed on the insulating substrate, and a first semiconductor layer. A light emitting layer formed on the light emitting layer, a second conductive type second semiconductor layer formed on the light emitting layer, and formed substantially along the entire circumference of the outer edge of the element inside the outer edge of the element; And a groove having a depth reaching the insulating substrate from the semiconductor layer.
[0017]
In the semiconductor light emitting device according to the first aspect, as described above, the semiconductor light emitting device is formed along the substantially entire circumference of the outer edge of the device inside the outer edge of the device, and reaches the insulating substrate from the second semiconductor layer. By providing a groove having a depth, each semiconductor layer (first semiconductor layer, light emitting layer and second semiconductor layer) located on the inner side of the element and each semiconductor layer (first semiconductor layer, light emitting layer and And the second semiconductor layer) are physically separated by the groove. As a result, when a stress is applied from the outside to each semiconductor layer located outside the element, the stress is absorbed by each semiconductor layer located outside the element, so that the stress is applied to each semiconductor layer located inside the element. Can be suppressed. As a result, it is possible to suppress degradation of element characteristics due to stress applied to each semiconductor layer located on the element inner side during element assembly. In addition, since each semiconductor layer located on the inner side of the element and each semiconductor layer located on the outer side of the element are electrically separated by the groove portion, when the semiconductor light emitting element is attached to the base via the fusion layer, the element Even when a conductive fusion layer is in contact with the side surface of each semiconductor layer (first semiconductor layer, light emitting layer, and second semiconductor layer) located on the outside side, each semiconductor layer (first semiconductor layer) located on the inside side of the element , The light emitting layer and the second semiconductor layer) and the fusion layer can be prevented from being electrically connected. Thereby, it is possible to prevent the occurrence of short-circuit failure due to the fusion layer coming into contact with the side surface of the element during element assembly. As a result, the yield of element assembly can be improved.
[0018]
The semiconductor light emitting device according to the first aspect preferably further includes an insulating film formed so as to cover at least the inner surface of the groove. If comprised in this way, the insulation between each semiconductor layer located in the element inside and each semiconductor layer located in the element exterior side can be improved more.
[0019]
The semiconductor light emitting device according to the first aspect preferably further includes a first electrode formed on the first semiconductor layer and a second electrode formed on the second semiconductor layer, and the insulating film includes: The first and second electrodes are covered and have a first opening located on the first electrode and a second opening located on the second electrode. If comprised in this way, when attaching the 1st electrode and 2nd electrode of a semiconductor light-emitting device to a base with a melt | fusion layer via a 1st opening part and a 2nd opening part, a 1st opening part and a 2nd opening The insulating film formed in the periphery of the portion can prevent the fusion layer on the first electrode side and the fusion layer on the second electrode side from coming into contact with each other. Thereby, the short circuit defect resulting from electrically connecting a 1st electrode and a 2nd electrode via a melt | fusion layer can also be prevented.
[0020]
In the semiconductor light emitting device according to the first aspect, preferably, the first pad formed on the insulating film located on the first electrode so as to be in contact with the first electrode through the first opening of the insulating film. The electrode further includes a second pad electrode formed on the insulating film located on the second electrode so as to be in contact with the second electrode through the second opening of the insulating film. If comprised in this way, when attaching a semiconductor light-emitting device to a base with a fusion layer from the 1st electrode and 2nd electrode side, the 1st pad electrode and 2nd which protruded from the 1st opening part and the 2nd opening part The fusion layer can be easily bonded to the upper surface of the pad electrode. As a result, the semiconductor light emitting element can be fused more easily than in the case where the fusion layer is directly bonded to the upper surfaces of the first electrode and the second electrode located in the first opening and the second opening of the insulating film. Can be attached to the base via layers.
[0021]
In the semiconductor light emitting device according to the first aspect, preferably, the second opening of the insulating film has a planar shape substantially reflecting the planar shape of the second electrode. If comprised in this way, the opening area of the 2nd opening part of an insulating film can be enlarged. Thus, when the first electrode and the second electrode of the semiconductor light emitting device are attached to the base by the fusion layer via the first opening and the second opening of the insulating film, the fusion layer and the second electrode The contact area can be increased. Further, when the first pad electrode and the second pad electrode are attached to the base by the fusion layer, the contact area between the fusion layer and the second pad electrode on the second electrode can be increased. As a result, the element can be more stably fixed by the fusion layer, and the heat dissipation of the element can be improved.
[0022]
In the semiconductor light emitting device according to the first aspect, preferably, the first electrode and the second electrode are each attached on the surface of the base via the fusion layer. If comprised in this way, since the semiconductor light emitting element of the junction down structure by which the side close | similar to the light emitting layer which is a heat generation source was attached to the base can be obtained, the thermal radiation characteristic of an element can be improved.
[0023]
A semiconductor device according to a second aspect of the present invention includes an insulating substrate, a semiconductor device layer formed on the insulating substrate, and substantially along the entire circumference of the outer edge of the device inside the outer edge of the device. And a groove having a depth reaching the insulating substrate from the semiconductor element layer.
[0024]
In the semiconductor element according to the second aspect, as described above, the depth reaching the insulating substrate from the semiconductor element layer is formed along the substantially entire circumference of the outer edge of the element inside the outer edge of the element. By providing the groove portion having, the semiconductor element layer located on the inner side of the element and the semiconductor element layer located on the outer side of the element are physically separated by the groove portion. As a result, when a stress is applied from the outside to the semiconductor element layer located outside the element, the stress is absorbed by the semiconductor element layer located outside the element, so that the stress is applied to the semiconductor element layer located inside the element. Can be suppressed. Thereby, it is possible to suppress deterioration of element characteristics due to stress applied to the semiconductor element layer located on the inner side of the element during element assembly. In addition, since the semiconductor element layer located on the inner side of the element and the semiconductor element layer located on the outer side of the element are electrically separated by the groove portion, when the semiconductor element is attached to the base via the fusion layer, Even when a conductive fusion layer is in contact with the side surface of the semiconductor element layer located outside the element, the semiconductor element layer located inside the element and the fusion layer are prevented from being electrically connected. be able to. Thereby, it is possible to prevent the occurrence of short-circuit failure due to the fusion layer coming into contact with the side surface of the element during element assembly. As a result, the yield of element assembly can be improved.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0026]
(First embodiment)
FIG. 1 is a plan view showing a structure of a semiconductor light emitting device according to a first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line 100-100 in FIG. FIG. 3 is an enlarged cross-sectional view showing details of the light emitting layer of the semiconductor light emitting device according to the first embodiment shown in FIG. 4 is a bottom perspective view for explaining the positional relationship between the semiconductor light emitting element and the solder layer in a state where the semiconductor light emitting element according to the first embodiment shown in FIG. 2 is attached to the heat dissipation base, and FIG. FIG. 5 is a sectional view taken along line 200-200 in FIG. First, the structure of the semiconductor light emitting device according to the first embodiment will be described with reference to FIGS.
[0027]
In the semiconductor light emitting device according to the first embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, an n-
[0028]
A
[0029]
On the
[0030]
Further, by removing a predetermined region from the p-
[0031]
Here, in the first embodiment, the depth reaching the
[0032]
If the width of the
[0033]
As shown in FIGS. 4 and 5, the semiconductor light emitting device according to the first embodiment shown in FIGS. 1 and 2 is provided on the upper surface of the
[0034]
In the first embodiment, as described above, the depth reaching the
[0035]
Further, the semiconductor layers 2 to 5 located on the element inside 20a side and the semiconductor layers 2 to 5 located on the element outside 20b side are electrically separated by the
[0036]
Further, in the first embodiment, by forming the insulating
[0037]
As a manufacturing process of the semiconductor light emitting device according to the first embodiment shown in FIG. 1, first, an n-type cladding made of n-type GaN having a thickness of about 4 μm is formed on an insulating
[0038]
Next, a part of the surface of the n-
[0039]
Next, in the first embodiment, the depth reaching the
[0040]
Finally, a scribe line (not shown) is formed in an element isolation region located on the
[0041]
Then, the p-
[0042]
(Second Embodiment)
FIG. 6 is a plan view showing the structure of the semiconductor light emitting device according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 7 is a cross-sectional view taken along the line 300-300 in FIG. With reference to FIGS. 6 and 7, in the semiconductor light emitting device according to the second embodiment, unlike the first embodiment, the insulating
[0043]
Also, the semiconductor light emitting device according to the second embodiment shown in FIGS. 6 and 7 is attached on the upper surface of the
[0044]
In the second embodiment, as described above, the insulating
[0045]
Other effects of the second embodiment are the same as those of the first embodiment.
[0046]
(Third embodiment)
FIG. 8 is a plan view showing the structure of the semiconductor light emitting device according to the third embodiment of the present invention, and FIG. 9 is a cross-sectional view taken along the line 400-400 in FIG. In the third embodiment, unlike the second embodiment, the planar shape of the opening on the p-side electrode is circular, and the p-side pad electrode and the n-side electrode are formed on the p-side electrode and the n-side electrode, respectively. An example of forming the side pad electrode will be described. The remaining structure of the third embodiment is similar to that of the aforementioned second embodiment.
[0047]
That is, in the third embodiment, as shown in FIGS. 8 and 9, the front surface including the inner surface of the
[0048]
Further, Ti having a thickness of about 30 nm from the lower layer to the upper layer so as to contact the p-
[0049]
Also, the semiconductor light emitting device according to the third embodiment shown in FIGS. 8 and 9 is attached on the upper surface of the
[0050]
In the third embodiment, as described above, the p-
[0051]
The remaining effects of the third embodiment are similar to those of the aforementioned first embodiment.
[0052]
(Fourth embodiment)
FIG. 10 is a plan view illustrating a structure of a semiconductor light emitting device according to the fourth embodiment of the present invention, and FIG. 11 is a cross-sectional view taken along line 500-500 in FIG. In the fourth embodiment, the planar shape of the opening on the p-side electrode and the p-side pad electrode in the third embodiment is an L-shape substantially reflecting the planar shape (L-shape) of the p-side electrode. An example of the case where it is formed will be described. The remaining structure of the fourth embodiment is similar to that of the aforementioned third embodiment.
[0053]
That is, in the fourth embodiment, as shown in FIGS. 10 and 11, the entire surface including the inner surface of the
[0054]
A p-
[0055]
Further, the semiconductor light emitting device according to the fourth embodiment shown in FIGS. 10 and 11 is attached on the upper surface of the
[0056]
In the fourth embodiment, as described above, the planar shape of the
[0057]
The remaining effects of the fourth embodiment are similar to those of the aforementioned first and third embodiments.
[0058]
The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is shown not by the above description of the embodiments but by the scope of claims for patent, and further includes all modifications within the meaning and scope equivalent to the scope of claims for patent.
[0059]
For example, in the first to fourth embodiments, the example in which the present invention is applied to the semiconductor light emitting element has been described. However, the present invention is not limited to this, and can be applied to semiconductor elements other than the semiconductor light emitting element. .
[0060]
In the first to fourth embodiments, the
[0061]
In the first to fourth embodiments, the n-side electrode is disposed near the end of the element. However, the present invention is not limited to this, and the n-side electrode is disposed near the center of the element. The p-side electrode may be formed so as to surround the n-side electrode. In this case, since the entire region of the outer edge of the n-side electrode is adjacent to the p-side electrode, it is possible to prevent the electric field from concentrating only on the predetermined region. As a result, deterioration in the uniformity of light emission and deterioration in insulation characteristics due to the concentration of the electric field only in the predetermined region can be prevented.
[0062]
Further, in the fourth embodiment, the
[Brief description of the drawings]
1 is a plan view showing a structure of a semiconductor light emitting device according to a first embodiment of the present invention;
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line 100-100 in FIG.
3 is an enlarged cross-sectional view showing details of a light emitting layer of the semiconductor light emitting device according to the first embodiment shown in FIG. 2;
4 is a bottom perspective view for explaining the positional relationship between a semiconductor light emitting element and a solder layer in a state in which the semiconductor light emitting element according to the first embodiment shown in FIG. 2 is attached to a heat dissipation base.
5 is a cross-sectional view taken along line 200-200 in FIG.
FIG. 6 is a plan view showing a structure of a semiconductor light emitting device according to a second embodiment of the present invention.
7 is a cross-sectional view taken along line 300-300 in FIG.
FIG. 8 is a plan view illustrating a structure of a semiconductor light emitting device according to a third embodiment of the present invention.
9 is a sectional view taken along line 400-400 in FIG.
FIG. 10 is a plan view showing a structure of a semiconductor light emitting device according to a fourth embodiment of the present invention.
11 is a cross-sectional view taken along line 500-500 in FIG.
FIG. 12 is a plan view showing the structure of a conventional semiconductor light emitting device.
13 is a cross-sectional view taken along line 600-600 in FIG.
14 is a bottom perspective view for explaining the positional relationship between a semiconductor light emitting element and a solder layer in a state where the conventional semiconductor light emitting element shown in FIG. 13 is attached to a heat dissipation base.
15 is along the line 700-700 in FIG.
FIG. 16 is a plan view showing an example of a conventionally proposed semiconductor light emitting device.
17 is a cross-sectional view taken along the line 800-800 in FIG.
[Explanation of symbols]
1 Sapphire substrate (insulating substrate)
2 n-type cladding layer (first semiconductor layer)
3 Light emitting layer
4 p-type cladding layer (second semiconductor layer)
5 p-type contact layer (second semiconductor layer)
6 p-side electrode (second electrode)
7 n-side electrode (first electrode)
8, 58, 68, 88, insulating film
20 Groove
31 Heat dissipation base (base)
41a, 41b Solder layer (fusion layer)
58a, 68a, 88a Opening (second opening)
58b, 68b, 88b Opening (first opening)
69, 89 p-side pad electrode (second pad electrode)
70 n-side pad electrode (first pad electrode)
Claims (6)
前記絶縁性基板上に形成された第1導電型の第1半導体層と、
前記第1半導体層上に形成された発光層と、
前記発光層上に形成された第2導電型の第2半導体層と、
素子の外縁よりも内側に前記素子の外縁の実質的に全周に沿って形成され、前記第2半導体層から前記絶縁性基板に達する深さを有する溝部とを備え、
少なくとも前記溝部の内面を覆うように形成された絶縁膜をさらに備える、半導体発光素子。An insulating substrate;
A first semiconductor layer of a first conductivity type formed on the insulating substrate;
A light emitting layer formed on the first semiconductor layer;
A second semiconductor layer of a second conductivity type formed on the light emitting layer;
A groove portion formed along substantially the entire circumference of the outer edge of the element inside the outer edge of the element, and having a depth reaching the insulating substrate from the second semiconductor layer ,
A semiconductor light emitting element , further comprising an insulating film formed to cover at least the inner surface of the groove .
前記第2半導体層上に形成された第2電極とをさらに備え、
前記絶縁膜は、前記第1電極および前記第2電極を覆うとともに、前記第1電極上に位置する第1開口部と前記第2電極上に位置する第2開口部とを有する、請求項1に記載の半導体発光素子。A first electrode formed on the first semiconductor layer;
A second electrode formed on the second semiconductor layer,
The insulating layer covers the first electrode and the second electrode, and a second opening located in the first opening and the upper second electrode positioned on the first electrode, according to claim 1 the semiconductor light emitting device according to.
前記第2電極上に位置する前記絶縁膜上に、前記絶縁膜の第2開口部を介して前記第2電極に接触するように形成された第2パッド電極とをさらに備える、請求項2に記載の半導体発光素子。A first pad electrode formed on the insulating film located on the first electrode so as to be in contact with the first electrode through a first opening of the insulating film;
On the insulating film located on the second electrode, further comprising a second pad electrode which is formed to be in contact with the second electrode through the second opening of the insulating film, to claim 2 The semiconductor light emitting element as described.
前記絶縁性基板上に形成された半導体素子層と、
素子の外縁よりも内側に前記素子の外縁の実質的に全周に沿って形成され、前記半導体素子層から前記絶縁性基板に達する深さを有する溝部とを備え、
少なくとも前記溝部の内面を覆うように形成された絶縁膜をさらに備える、半導体素子。An insulating substrate;
A semiconductor element layer formed on the insulating substrate;
A groove portion formed inside the outer edge of the element along substantially the entire circumference of the outer edge of the element, and having a depth reaching the insulating substrate from the semiconductor element layer ,
The semiconductor element further provided with the insulating film formed so that the inner surface of the said groove part might be covered at least .
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