JP4200674B2 - 紐状材取付構造及び葉取り機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転軸に可撓性を有する紐状材を取り付けるための紐状材取付構造に関するものである。本発明は、また、前記紐状材取付構造を備えた葉取り機に関するものである。本発明に係る葉取り機は、例えば、菊の茎の下葉取り作業に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、菊の出荷に際して、その下葉を取り除く作業を機械的に行うための装置として、実開平6−61037号公報や実開平6−79226号公報に示されているように、葉を落とすことはできるが茎に傷をつけることはない、ゴム等の軟質弾性材からなる所定長の紐状材を、回転軸の軸線方向に沿って適当な間隔をおいて、前記回転軸の前記軸線と直角な外方向へ延びるように、前記回転軸に対して多数本止着し、前記回転軸の回転で前記紐状材の延出部を葉に打ち付けて、不要な葉を茎から除去するようにしたものが知られている。
【0003】
こうした装置においては、前記各紐状材は、前記回転軸に対して、次のようにして取り付けられていた。すなわち、該回転軸には、その前記軸線と直角な方向に延びる紐状材挿通孔が貫通形成されている。また、前記回転軸には、前記紐状材挿通孔と直交するねじ孔が形成されている。そして、前記紐状材挿通孔に前記紐状材を挿通した上で、前記ねじ孔に押しねじをねじ込んで、該押しねじで前記回転軸に前記紐状材を押さえ付けて固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の取付方法では、前記押しねじをいちいち締めたり緩めたりしなければならないので、前記紐状材の取付作業や交換作業に手間が掛かる等の不都合があった。
【0005】
本発明は、前記の如き事情に鑑みてなされたもので、回転軸に対して、可撓性を有する紐状材を、簡単且つ迅速に取り付けることができる、紐状材取付構造を提供しようとするものである。
【0006】
本発明はまた、前記紐材取付構造を備えた葉取り機を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、回転軸に可撓性を有する紐状材を取り付けるための紐状材取付構造であって、前記回転軸は、その長さ方向に間隔をおいて形成された少なくとも二つの貫通孔を有し、前記紐状材は、その両端部のそれぞれを含む延出部が、前記少なくとも二つの貫通孔のそれぞれから前記回転軸の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さに延び出しているとともに、前記紐状材の長さ方向の中央部が、前記回転軸の表面に沿って延びており、さらに、前記紐状材が、前記回転軸の表面に沿って延びている部分と、前記少なくとも二つの貫通孔のそれぞれの内部にある部分との間に、前記回転軸の側面視で鋭角の折れ曲がり部をそれぞれ有することを特徴としている(請求項1)。
【0008】
本発明によれば、前記条件を満足するように前記紐状材を前記回転軸の前記少なくとも二つの貫通孔に挿通するだけで、前記回転軸に対する前記紐状材の取付が完了する。本発明によれば、前記従来方法のように、押しねじを用いて前記紐状材を前記回転軸に固定しなくても、前記紐状材が回転中に抜け落ちることはない。すなわち、前記回転軸が回転すると、前記紐状材の前記延出部のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記紐状材の前記長さ方向中央部が前記回転軸の表面に押し付けられることにより、前記回転軸からの前記紐状材の抜け落ちが阻止されるからである。よって、前記回転軸に対する前記紐状材の取付作業および取り外し作業を、簡単に且つ迅速に行うことができ、構造の簡素化及び軽量化も可能である。
【0009】
また、本発明によれば、前記紐状材が、前記回転軸の表面に沿って延びている部分と、前記少なくとも二つの貫通孔のそれぞれの内部にある部分と、の間に、前記回転軸の側面視で鋭角の折れ曲がり部をそれぞれ有しているので、前記紐状材の抜け落ちが一層確実に防止されて、一層好適である。
【0010】
本発明の他の実施の形態に係る紐状材取付構造は、回転軸に可撓性を有する紐状の材を取り付けるための紐状材取付構造であって、前記回転軸は、その長さ方向に間隔をおいて形成された少なくとも三つの貫通孔を有し、前記紐状材は、前記少なくとも三つの貫通孔に跨るように折り返しながら挿通され、その両端部のそれぞれを含む延出部が、前記回転軸の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さに延び出していることを特徴としている(請求項2)。
【0011】
前記紐状材取付構造によれば、前記条件を満足するように前記紐状材を前記回転軸の前記少なくとも三つの貫通孔に挿通するだけで、前記回転軸に対する前記紐状材の取付が完了する。本発明によれば、前記従来方法のように、押しねじを用いて前記紐状材を前記回転軸に固定しなくても、前記紐状材が抜け落ちることはない。すなわち、前記回転軸が回転すると、前記紐状材の前記延出部のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記紐状材が前記回転軸の表面に押し付けられることにより、前記回転軸からの前記紐状材の抜け落ちが阻止されるからである。よって、前記回転軸に対する前記紐状材の取付作業および取り外し作業を、簡単に且つ迅速に行うことができる。
【0012】
一方、本発明に係る葉取り機は、前記紐状材取付構造を有する葉取り作業部と、前記回転軸を回転駆動する原動機と、その一端部に前記葉取り作業部を有するとともにその内部に前記原動機の駆動力を前記回転軸に伝達するための伝動手段を有する操作桿と、を備えたものである(請求項3)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な一実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態に係る紐状材取付構造を備えた機械の一例としての、葉取り機1の使用状態を示す斜視図である。
【0015】
例えば、菊栽培においては、菊の成長に伴い地面に近い下葉Yが枯れる等して、そのまま放置すると腐敗して病害虫の発生を招き、思わぬ損害が生ずる場合がある。そこで、このような事態の発生を防止するとともに、菊の根元付近の通風を良くする目的で、地面から茎Sに沿った20〜30cmの高さ範囲の下葉Yを取り除く、下葉取り作業が行われる。本実施の形態に係る葉取り機1は、こうした下葉取り作業に用いて好適な、携帯式のものである。
【0016】
図1において、前記葉取り機1は、その前後方向に延びる操作桿2の前端部(一端部)2fに、葉取り作業部3を備えている。一方、前記操作桿2の後端部(他端部)2rには、前記葉取り作業部3を駆動するための原動機として、小型空冷二サイクル内燃エンジン4が連結固定されている。該内燃エンジン4による回転駆動力は、前記操作桿2の内部に挿通されたフレキシブルシャフト5を伝動手段として、前記葉取り作業部3に伝達される。
【0017】
前記操作桿2には、前ハンドル6fと後グリップ6rとが固着され、該後グリップ6rの前方位置には、前記内燃エンジン4の出力を制御するためのスロットルレバー7が配設されている。また、前記操作桿2の前記後端部2r付近には、前記葉取り機1の荷重をバランス良く作業者Wの肩に負わせるための吊りベルト8が接続されている。前記作業者Wは、前記吊りベルト8で前記葉取り機1を肩から吊り下げて、それぞれの手で前記前ハンドル6fと前記後グリップ6rのそれぞれを握るとともに、該後グリップ6rを握った手の指で前記スロットルレバー7を操作し、前記操作桿2で前記葉取り作業部3の位置を制御しながら、葉取り作業を行う。
【0018】
なお、図1に示すように、前記操作桿2の前後長さは、前記作業者Wが無理のない立ち姿勢で下葉取り作業を行うことができる、所定長さとされるとともに、その前記前端部2f寄りの適宜の位置には、所定角度の屈曲部9が形成されている。これは、前記作業者Wが前記操作桿2を斜め前方下向きに延びるように構えた時に、前記葉取り作業部3がほぼ水平に伸びて所定高さに位置するようにして、茎Sの向きと前記葉取り作業部3の向きとが、葉取り作業に好適なものとなるようにせしめるためである。
【0019】
次に、図2を参照して、本発明の第一の実施の形態に係る紐状材取付構造を有する前記葉取り作業部3について説明する。図2は、前記葉取り作業部3の一部破断拡大側面図である。
【0020】
図2において、前記葉取り作業部3は、前記フレキシブルシャフト5に駆動上連結された鋼製丸棒材よりなる回転軸10と、該回転軸10に取着された可撓性を有する同一所定長さの多数の紐状材11と、を備えている。該多数の紐状材11のそれぞれが、本発明の第一の実施の形態に係る紐状材取付構造によって、前記回転軸10に対して取り付けられている。
【0021】
該回転軸10は、その軸線X1が、前記操作桿2の軸線X2の延長線上に位置するように、前記操作桿2の前記前端部2fに、軸受部12を介して回転自在に連結固定されている。前記回転軸10は、例えば、30cm程度の適当な長さを有し、その長さ方向に沿って所定間隔をおいて、紐状材取付用の多数の貫通孔13を備えている。該多数の貫通孔13のそれぞれは、前記回転軸10の中央部を横切るように、その前記軸線X1に対して直角に延びている。本実施の形態では、一例として、前記回転軸10に沿って前記紐状材11を六本取り付けて使用することができるように、前記貫通孔13が合計十二個形成されている。すなわち、前記多数の貫通孔13の内、互いに隣接して位置する二個の貫通孔13,13を一組として、前記多数の紐状材11のそれぞれを取り付けていくのである。
【0022】
前記各紐状材11は、前記回転軸10の回転で、菊の葉Yおよび茎Sに打ち付けられた時に、菊の葉Yを落とすことはできるが茎Sを傷つけることはないように、ゴムやウレタン等の軟質弾性材で形成されている。本実施の形態では、前記紐状材11の好適な素材として、自転車のタイヤ空気バルブ用の、いわゆる「虫ゴム」となるゴムチューブを、例えば、10〜15cm程度の所定長さに切断したものを採用している。このようにすれば、前記紐状材11の材料自体が軟質ゴムであることに加えて、前記紐状材11が中空であるので、菊の茎Sに対する当たりが一層柔らかくなり、茎Sの損傷が確実に防止されて、好適である。
【0023】
前記各貫通孔13の大きさは、前記紐状材11の太さに対応して、該紐状材11をほとんど隙間なく、しかし容易に挿通することができる大きさに形成されている。
【0024】
なお、前記各貫通孔13の両端部開口は、前記紐状材11を傷付けぬように、適宜面取り加工せしめている。
【0025】
次に、前記回転軸10に対する前記各紐状材11の取付構造について説明すると、該各紐状材11は、前記回転軸10への取付状態において、その両端部11e,11eのそれぞれを含む、下葉Yの打ち払い作用を奏する延出部14,14が、前記二つ一組の貫通孔13,13のそれぞれから前記回転軸10の前記軸線X1に直角な半径方向外方へ向けて、互いに逆向きに、且つ、互いに実質的に同じ長さLに延び出している。また、前記紐状材11の長さ方向の中央部15は、前記二つ一組の貫通孔13,13の一方の出口側から他方の入口側へと、前記回転軸10の表面に沿って半周するように斜めに延びている。
【0026】
さらに、図2に示すように、前記各紐状材11は、前記回転軸10への取付状態において、前記回転軸10の表面に沿って斜めに延びている部分15と、前記二つ一組の貫通孔13,13のそれぞれの内部にある部分16,16と、の間に、それらを平面に投影した状態、すなわち、前記回転軸10の側面視で鋭角θとなる折れ曲がり部17,17をそれぞれ有している。
【0027】
前記内燃エンジン4からの出力で前記回転軸10がその前記軸線X1を中心として回転駆動されると、前記各紐状材11の前記延出部14,14のそれぞれが前記回転軸10の回りで回転して、図1に示すように、前記回転軸10の回りに打ち払い作用面18が多重形成される。このため、前記葉取り作業部3を、前記各紐状材11が茎Sの延び方向に沿って縦に回転するようにして茎Sの根元に近づけると、前記各紐状材11によって、前記茎Sに沿って生えている下葉Yが打ち払われて落とされる。前記各紐状材11は、軟質弾性材で形成されているので、茎Sを傷つけることはない。
【0028】
なお、前記紐状材11として前記ゴムチューブを使用する場合には、前記回転軸10の高速回転による遠心力で、前記紐状材11が静止状態の約二倍程度にまで伸びるので、該紐状材11の元の寸法は、下葉取り高さ寸法から前記紐状材11の伸び分を差し引いた長さに設定しておくのが望ましい。
【0029】
前記各紐状材11は、前記の如き取付状態となるように、前記二つ一組の貫通孔13,13にジグザグに挿通するだけで、前記回転軸10に対する取付が完了する。前記従来方法のように、押しねじ等を用いて前記各紐状材11を前記回転軸10に固定しなくても、前記各紐状材11が抜け落ちることはない。すなわち、前記回転軸10が回転すると、前記各紐状材11の前記延出部14,14のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記紐状材11の前記長さ方向の中央部15が前記回転軸10の表面に押し付けられて貼り付くことにより、前記回転軸10からの前記各紐状材11の抜け落ちが阻止されるからである。よって、押しねじ等の固定手段を用いる必要がなく、前記回転軸10に対する前記各紐状材11の取付作業および取り外し作業を、簡単に且つ迅速に行うことができる。
【0030】
図3は、本発明の第二の実施の形態に係る紐状材取付構造の要部を示す説明図である。回転軸10および紐状材11の構成は、図2に示したものと同一である。本実施の形態では、前記回転軸10への取付状態において、前記紐状材11は、その両端部11e,11eのそれぞれを含む延出部14,14が、二つ一組の貫通孔13,13のそれぞれから、前記回転軸10の前記軸線X1に直角な半径方向外方へ向けて、互いに同じ向きに、且つ、互いに実質的に同じ長さLに延び出している。また、前記紐状材11の長さ方向の中央部15は、前記二つ一組の貫通孔13,13の一方の出口側から他方の入口側へと、前記回転軸10の表面に沿って一周するように螺旋状に延びている。
【0031】
さらに、前記紐状材11は、前記回転軸10への取付状態において、該回転軸10の表面に沿って斜めに延びている部分15と、前記二つ一組の貫通孔13,13のそれぞれの内部にある部分16,16と、の間に、それらを平面に投影した状態、すなわち、前記回転軸10の側面視で鋭角θとなる折れ曲がり部17,17をそれぞれ有している。
【0032】
本実施の形態のものにおいても、前記第一の実施の形態の場合と同様に、前記紐状材11を、前記の如き取付状態となるように、前記二つ一組の貫通孔13,13に挿通するだけで、前記回転軸10に対する取付が完了する。よって、該回転軸10に対する前記各紐状材11の取付作業および取り外し作業を、簡単に且つ迅速に行うことができる。
【0033】
図4は、本発明の第三の実施の形態に係る紐状材取付構造の要部を示す説明図である。本実施の形態では、回転軸10に形成された多数の貫通孔13の内、三つの貫通孔13,13,13を一組として、一本の紐状材11を取り付けるようにしている点で、前記第一及び第二の実施の形態のものと異なっており、その他の点は、前記のものと同様である。
【0034】
本実施の形態では、前記回転軸10への取付状態において、前記紐状材11は、前記三つ一組の貫通孔13,13,13に跨るように折り返しながら挿通され、その両端部11e,11eのそれぞれを含む延出部14,14が、前記回転軸10の軸線X1に直角な半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さLに延び出している。前記紐状カッター11の長さ方向の中央部、すなわち、前記延出部14,14同士の間の部分15は、前記三つ一組の貫通孔13,13,13を貫くとともに、互いに隣接する貫通孔同士の間を、前記回転軸10の表面に沿って、且つ、該回転軸10の長さ方向に沿って延びている。
【0035】
前記紐状材11は、前記の如き取付状態となるように、前記三つ一組の貫通孔13,13,13にジグザグに挿通するだけで、前記回転軸10に対する取付が完了する。前記従来方法のように、押しねじ等を用いて前記紐状材11を前記回転軸10に固定しなくても、前記紐状材11が抜け落ちることはない。すなわち、前記回転軸10が回転すると、前記紐状材11の前記延出部14,14のそれぞれに同じ大きさの遠心力が作用し、その遠心力で前記紐状材11の前記長さ方向の中央部15が前記回転軸10の表面に押し付けられて貼り付くことにより、前記回転軸10からの前記紐状材11の抜け落ちが阻止されるからである。よって、前記回転軸10に対する前記紐状材11の取付作業および取り外し作業を、簡単に且つ迅速に行うことができる。
【0036】
なお、前記各実施の形態では、携帯式葉取り機について本発明に係る紐状材取付構造を適用した例について説明したが、本発明に係る紐状材取付構造は、前記従来の技術の項で挙げた公報に掲載されているような、刈り取られた状態の植物からその下葉を除去する、定置式葉取り機等についても適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る紐状材取付構造を備えた機械の一例としての、葉取り機の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の葉取り機における葉取り作業部の一部破断拡大側面図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態に係る紐状材取付構造の要部を示す説明図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態に係る紐状材取付構造の要部を示す説明図である。
【符号の説明】
2 操作桿
2f 一端部(前端部)
3 葉取り作業部
4 原動機(内燃エンジン)
5 伝動手段(フレキシブルシャフト)
10 回転軸
11 紐状材
11e 紐状材の端部
13 貫通孔
14 延出部
15 紐状材の長さ方向の中央部
(回転軸の表面に沿って延びている部分)
16 貫通孔の内部にある部分
17 折れ曲がり部
L 延出部の長さ
X1 回転軸の軸線
θ 鋭角
Claims (3)
- 回転軸(10)に可撓性を有する紐状材(11)を取り付けるための紐状材取付構造であって、前記回転軸(10)は、その長さ方向に間隔をおいて形成された少なくとも二つの貫通孔(13,13)を有し、前記紐状材(11)は、その両端部(11e,11e)のそれぞれを含む延出部(14,14)が、前記少なくとも二つの貫通孔(13,13)のそれぞれから前記回転軸(10)の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さ(L)に延び出しているとともに、前記紐状材(11)の長さ方向の中央部(15)が、前記回転軸(10)の表面に沿って延びており、さらに、前記紐状材(11)が、前記回転軸(10)の表面に沿って延びている部分(15)と、前記少なくとも二つの貫通孔(13,13)のそれぞれの内部にある部分(16,16)との間に、前記回転軸(10)の側面視で鋭角(θ)の折れ曲がり部(17)をそれぞれ有している、紐状材取付構造。
- 回転軸(10)に可撓性を有する紐状材(11)を取り付けるための紐状材取付構造であって、前記回転軸(10)は、その長さ方向に間隔をおいて形成された少なくとも三つの貫通孔(13,13,13)を有し、前記紐状材(11)は、前記少なくとも三つの貫通孔(13,13,13)に跨るように折り返しながら挿通され、その両端部(11e,11e)のそれぞれを含む延出部(14,14)が、前記回転軸(10)の半径方向外方へ互いに実質的に同じ長さ(L)に延び出している、紐状材取付構造。
- 請求項1又は2に記載の紐状材取付構造を有する葉取り作業部(3)と、前記回転軸(10)を回転駆動する原動機(4)と、その一端部(2f)に前記葉取り作業部(3)を有するとともにその内部に前記原動機(4)の駆動力を前記回転軸(10)に伝達するための伝動手段(5)を有する操作桿(2)と、を備えている、葉取り機。
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