JP4196981B2 - 電気光学装置及び投射型表示装置 - Google Patents
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Description
前記電気光学パネルと前記フレームとは互いに分離されて前記パネルユニットに組み立てられ、前記パネルユニットは、前記フレームの上枠部分を前記フレームの上から押さえ込む一対のねじと、前記フレームを上から見た時に該一対のねじの間の一点において前記フレームの下枠部分を前記フレームの下から点支持する受け部と、を含む向き調整機構を備えたことを特徴とする。
う際に前記電気光学パネルおよび前記光学部品のうちの少なくとも一方の向きを変えることが可能な向き調整機構を設けておき、前記組み立て工程では、前記向き調整機構によって、前記光学部品の透過偏光軸と前記電気光学パネルとを所定の向きに合わせた後、前記電気光学パネルと前記光学部品との位置関係を固定することを特徴とする。
さらに、装置光軸上にそれぞれ別体の電気光学パネルと、フレームに
支持された偏光性を有する光学部品とを配置していく組み立て工程を有する電気光学装置の製造方法において、
前記電気光学装置には、前記フレームの下枠部分を点支持する受け部と、前記フレームの上枠部分を押さえ込む一対のねじとを備えて、少なくとも前記組み立て工程を行う際に前記光学部品の向きを変えることが可能な向き調整機構を設けておき、前記組み立て工程では、前記向き調整機構によって、前記光学部品の透過偏光軸と前記電気光学パネルとを所定の向きに合わせた後、前記電気光学パネルと前記光学部品との位置関係を固定することを特徴とする。
図1は、本形態の電気光学パネルの使用例を示す投射型表示装置(電気光学装置)の全体構成図である。
このように構成した投射型表示装置2001において、各液晶ライトバルブ2030R、2030G、2030Bとして用いた電気光学パネル1の構成を、図2および図3を参照して説明する。
図4は、本形態に係る電気光学パネルに用いたアクティブマトリクス基板と対向基板との貼り合わせ構造を模式的に示す断面図である。
このように構成した電気光学パネル1の製造方法を説明する。
まず、周知の半導体プロセスを利用して、図4に示すように、アクティブマトリクス基板30および対向基板20を形成する。また、アクティブマトリクス基板30に貼付する偏光板11については、大型の偏光板から所定の大きさに切り出したものを用いるので、この大型の偏光板を準備しておく。
次に、図5(A)に示すように、ラビング装置のステージ601の上にアクティブマトリクス基板30を配置する。ここで、アクティブマトリクス基板30の四隅には、アクティブマトリクス基板30と対向基板20とを貼り合わせる際に基板同士の位置合わせを行うための組み立て用のアライメントマーク38A、38B、38C、38Dが形成されているので、たとえばラビング処理を開始する方の辺の側に形成された2つの組み立て用のアライメントマーク38B、38Cをカメラなどによって観察し、これらのアライメントマーク38B、38Cを基準にして、アクティブマトリクス基板30の位置や向きを合わせる。ここで、組み立て用のアライメントマーク38B、38Cは、アクティブマトリクス基板30に半導体プロセスを利用してTFTなどを形成していく工程の中で形成された薄膜からなり、各画素に対して高い位置精度を有する位置に形成されている。
ここで、図6(A)に示すように、アクティブマトリクス基板30には、それに貼付する偏光板11の位置を示すアライメントマーク39A、39B、39C、39Dが形成されていることがある。このような場合には、たとえばラビング処理を開始する方の辺の側に形成された偏光板位置合わせ用のアライメントマーク39B、39Cを基準にしてラビング方向を合わせてもよい。すなわち、偏光板位置合わせ用のアライメントマーク39B、39Cをカメラなどによって観察し、これらのアライメントマーク39B、39Cを基準にして、アクティブマトリクス基板30の位置や向きを合わせる。ここで、偏光板位置合わせ用のアライメントマーク39B、39Cも、アクティブマトリクス基板30に半導体プロセスを利用してTFTなどを形成していく工程の中で形成された薄膜からなり、各画素に対して高い位置精度を有する位置に形成されている。
このようにしてラビング工程を終えたアクティブマトリクス基板30と対向基板20を、図4に示すようにシール材52によって所定の隙間を介して貼り合わせる。この際には、アクティブマトリクス基板30および対向基板20のそれぞれにそれぞれ形成されている組み立て用のアライメントマーク38A、38B、38C、38Dを目印にアクティブマトリクス基板30と対向基板20とを所定の位置、かつ、所定の向きに合わせる。
また、組み立て用のアライメントマーク38A、38B、38C、38Dに代えて、図5(B)に示すように付したラビングマーク380A、380B、380C、380Dを基準にアクティブマトリクス基板30と対向基板20とを位置合わせして貼り合わせてもよい。このようにして基板同士を貼り合わせると、実際に行なったラビング方向がずれていても、実際にラビング処理を行なった方向を基準に基板同士を貼り合わせるので、基板間でラビング方向がずれるということがない。よって、これらの基板間に液晶を封入した際には(充填工程)、図13(A)、(B)を参照して説明したように、液晶を所定の捩じれ配向させることができる。
次に、アクティブマトリクス基板30に対して貼りつける偏光板11(図4を参照。)を準備する。それには、まず、図7(A)に示すように、切断装置のステージ(図示せず。)上に偏光板11を多数取りできる大型の偏光板111を配置する。また、大型の偏光板111の上方位置には、透過偏光軸の方向が既知な基準偏光板112を大型の偏光板111と平行に配置する。ここで、基準偏光板112の向きは、その透過偏光軸が切断装置の打ち抜き用の型材の向きに合わせておく。
このようにして切り出した偏光板11では、その辺に対して透過偏光軸が常に平行あるいは直角であるなど、所定の方向に向いているので、図5(A)、(B)を参照して説明したアクティブマトリクス基板30(電気光学パネル1)に偏光板11を貼付する際には、図9に示すように、偏光板11の辺や角をアクティブマトリクス基板30に形成されている組み立て用のアライメントマーク38A、38B、38C、38D(図5を参照。)に位置合わせし、しかる後に貼り合わせる。
また、図6(A)、(B)を参照して説明したアクティブマトリクス基板30(電気光学パネル1)に偏光板11を貼付する際には、図9に示すように、偏光板11の辺や角をアクティブマトリクス基板30に形成されている偏光板位置合わせ用のアライメントマーク39A、39B、39C、39D(図6参照)に位置合わせし、しかる後に貼り合わせる。
また、図5(B)または図6(B)を参照して説明したアクティブマトリクス基板30(電気光学パネル1)に偏光板11を貼付する際には、図9に示すように、組み立て用のアライメントマーク38A、38B、38C、38D(図5参照)および偏光板位置合わせ用のアライメントマーク39A、39B、39C、39Dに代えて、ラビング工程の際にラビング処理に連動して付されたラビングマーク380A、380B、380C、380Dを基準に偏光板11を貼付すると、アクティブマトリクス基板30の辺や角などといった外形形状を基準にして偏光板11を位置合わせする方法と比較して、偏光板11の貼付位置や向きがアクティブマトリクス基板30の外形形状の精度に左右されることがない。従って、アクティブマトリクス基板30(電気光学パネル1)に対する偏光板11の位置や向きを高い精度に合わせることができる。
また、図示を省略するが、対向基板20の表面に偏光板を貼付する際の別の貼付工程について説明する。上述のように、対向基板の内側には画像表示領域7を見切るために遮光膜55が形成されている。したがって、この遮光膜55を基準辺として遮光膜55の辺や角を偏光板11の辺や角に合わせて偏光板11を貼付することが可能である。この場合、遮光膜55と偏光板11の互いの辺でアライメントをとることができるため、精度よく偏光板11を貼付することができる。また、その際偏光板11も額縁5の辺に沿うため、必要な個所のみ偏光板を貼付することができ、偏光板11のサイズを小さくすることができる。
なお、偏光板分割工程において、図7(A)、(B)、(C)を参照して説明した方法で大型の偏光板111を所定の向きに配置した後、それを切断するにあたっては、図10(A)、(B)に示すように、切り出した後の偏光板11の辺の全てが透過偏光軸に対して平行あるいは直角である必要がない。すなわち、偏光板分割工程において、小型に切り出した偏光板11の少なくとも1辺が大型の偏光板111の透過偏光軸に対して平行な基準辺110(あるいは所定の角度をなす基準辺)となるように大型の偏光板111を分割してもよい。
このようにして得た電気光学パネル1では、このパネル内では、液晶の配向方向、偏光板11の透過偏光軸の方向などが高い精度である。従って、この電気光学パネル1を、図1を参照して説明した投射型表示装置1に所定の向きに搭載すれば、明るくて、かつ、コントラスト比の高い拡大投射画像を得ることができる。
なお、上記の形態では、アクティブマトリクス基板30の方のみに偏光板11が出射側の偏光板として貼付され、入射側(対向基板側)の偏光板12が別体で配置される構成であったが、本実施形態は、電気光学パネル1の両面に偏光板11、12がそれぞれ貼付される場合でも適用することができることは勿論である。このような場合には、図12に示すようなパネルユニット2005を構成する必要がないが、偏光板11、12同士の向きを合わせるには、前記した電気光学パネル1に対する偏光板の貼付工程を2回繰り返して、偏光板11、12を電気光学パネル1の両面に貼付すればよい。
以上のとおり、本発明に係る電気光学装置およびその製造方法では、偏光板の透過偏光軸を電気光学パネル上で所定の向きに合わせるので、コントラスト比を向上させることができるなど、表示品位の向上を図ることができる。
6 対向基板側の遮光膜
7 画面表示領域
8 画素電極
10 画素スイッチング用のTFT
11、12 偏光部材
20 対向基板
30 アクティブマトリクス基板
32 対向電極
38A、38B、38C、38D 組み立て用のアライメントマーク
39A、39B、39C、39D 偏光板位置合わせ用のアライメントマーク
39 液晶(電気光学物質)
46,47 配向膜
380A、380B、380C、380D ラビングマーク
2001 投射型表示装置(電気光学装置)
2011 光源ランプ(光源)
2001 投射型表示装置(電気光学装置)
2005 パネルユニット
2006 向き調整機構
2011 光源ランプ(光源)
Claims (2)
- 電気光学パネルと偏光性を有する光学部品と該光学部品を支持するフレームとを含むパネルユニットが搭載された電気光学装置であって、
前記電気光学パネルと前記フレームとは互いに分離されて前記パネルユニットに組み立てられ、
前記パネルユニットは、前記フレームの上枠部分を前記フレームの上から押さえ込む一対のねじと、前記フレームを上から見た時に該一対のねじの間の一点において前記フレームの下枠部分を前記フレームの下から点支持する受け部と、を含む向き調整機構を備えたことを特徴とする電気光学装置。 - 請求項1の電気光学装置を具備し、装置光軸上には、光源と、該光源から出射された光を前記電気光学パネルに導く集光光学系と、当該電気光学パネルで光変調した光を拡大投射する拡大投射光学系とを備えたことを特徴とする投射型表示装置。
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