JP4196926B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents
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Description
また、特開昭59−99085号公報では、固定スクロール100、揺動スクロール200の渦巻中央巻始め部が図11、図12に示すように、
また、図13、図14に示すように渦巻中央巻始め部であるインボリュートの巻始め点3,4の間を適当な半径Rscの小円円弧と半径Rlcの大円円弧とで接続した形状が提案されている。
以下、簡単のため図9、図10に示すような巻始め部の形状を“バイト干渉”形状、図11,図12、図13、図14のようにインボリュート巻始め点の間を円弧で接続したような形状を“球根”形状と呼ぶ。特に、図11、図12の形状を“基本球根”、図13、図14に示すような“球根”形状を“従来球根”と呼ぶことにする。
Rs=a×(1/(2×(π−β))+α−β/2)、
Rl=a×(1/(2×(π−β))+(π−α)−β/2)、
dR:小円円弧部および大円円弧部で連通部を構成する円弧の圧縮継続部を構成する円弧に対する半径変化量でdR>0、
a:渦巻インボリュートの基礎円半径、α:渦巻インボリュートの歯厚角、
β:渦巻インボリュート巻始め点の定義角とするものである。
また、本発明の第3の発明のスクロール圧縮機は、第1の発明のスクロール圧縮機において、半径変化量dRが、固定スクロールと揺動スクロールとで異なるものである。
Rsf=Rs−x、Rlf=Rl+x、Rso=Rlf−r、Rlo=Rsf+rなる関係を満たし、固定スクロールと揺動スクロールが組合わされた時に、固定スクロールの小円円弧部の半径Rsfの円弧と揺動スクロールの大円円弧部の半径Rloの円弧とが、および揺動スクロールの小円円弧部の半径Rsoの円弧と固定スクロールの大円円弧部の半径Rlfの円弧とが、それぞれ圧縮を継続する圧縮継続部を構成するとともに、固定スクロールの小円円弧部の半径(Rsf−dRf)の円弧と揺動スクロールの大円円弧部の半径(Rlo+dRo)の円弧とが、および揺動スクロールの小円円弧部の半径(Rso−dRo)の円弧と固定スクロールの大円円弧部の半径(Rlf+dRo)の円弧とが、それぞれ圧縮室にあって中央の最内室とその外側の第2室とを連通させる連通部を構成していて、
Rs=a×(1/(2×(π−β))+α−β/2)、
Rl=a×(1/(2×(π−β))+(π−α)−β/2)、
x:定数、r:揺動スクロールの揺動半径、
dRf:固定スクロールの小円円弧部および大円円弧部で連通部を構成する円弧の圧縮継続部を構成する円弧に対する半径変化量でdRf>0、
dRo:揺動スクロールの小円円弧部および大円円弧部で連通部を構成する円弧の圧縮継続部を構成する円弧に対する半径変化量でdRo>0、
a:渦巻インボリュートの基礎円半径、α:渦巻インボリュートの歯厚角、
β:渦巻インボリュート巻始め点の定義角とするものである。
また、本発明の第6の発明のスクロール圧縮機は、第4もしくは第5の発明のスクロール圧縮機において、固定スクロールの小円円弧部の半径Rsfの円弧が、揺動スクロールの小円円弧部の半径Rsoの円弧よりも円弧径が小さく形成され、圧縮後の流体を吐出する吐出ポートが、固定スクロールの方に設けられたものである。
また、第3の発明のスクロール圧縮機は、半径変化量dRを、固定スクロールと揺動スクロールとで異なるようにすることにより、固定スクロールと揺動スクロールに異なる素材を用いても、それらの素材に応じた強度を確保できる範囲でそれぞれの半径変化量dRをできるだけ大きく設定して、連通後の流路面積や中央巻始め部の強度を確保することができる。
Rsf=Rs−x、Rlf=Rl+x、Rso=Rlf−r、Rlo=Rsf+rなる関係を満たし、固定スクロールと揺動スクロールが組合わされた時に、固定スクロールの小円円弧部の半径Rsfの円弧と揺動スクロールの大円円弧部の半径Rloの円弧とが、および揺動スクロールの小円円弧部の半径Rsoの円弧と固定スクロールの大円円弧部の半径Rlfの円弧とが、それぞれ圧縮を継続する圧縮継続部を構成するとともに、固定スクロールの小円円弧部の半径(Rsf−dRf)の円弧と揺動スクロールの大円円弧部の半径(Rlo+dRo)の円弧とが、および揺動スクロールの小円円弧部の半径(Rso−dRo)の円弧と固定スクロールの大円円弧部の半径(Rlf+dRo)の円弧とが、それぞれ圧縮室にあって中央の最内室とその外側の第2室とを連通させる連通部を構成しているので、中央巻始め部の円弧部で圧縮継続範囲の設定を操作することができるので、内部容積比の設計自由度を、巻数の調整のみで行うものより大きくでき、設定圧力比に見合う内部容積比を得るために渦巻を大径化させなくてよく、スラスト荷重の摺動損失の増大を防止できる。また、固定スクロールと揺動スクロールのそれぞれの素材に応じてそれぞれの中央部巻始め部の強度を最適化するにあたって、半径変化量dRf、dRoだけでなく、小円円弧部の円弧半径Rsf、Rsoも含めて調整できるので、設計自由度を大きくでき、細やかに強度を最適化することができる。そして、半径変化量dRfの値を固定スクロールの素材に、半径変化量dRoの値を揺動スクロールの素材にそれぞれ応じた強度を確保できる範囲でできるだけ大きく設定して、連通後の流路面積や吐出ポート面積を確保することができる。
また、第6の発明のスクロール圧縮機は、固定スクロールの小円円弧部の半径Rsfの円弧が、揺動スクロールの小円円弧部の半径Rsoの円弧よりも円弧径が小さく形成され、圧縮後の流体を吐出する吐出ポートが、固定スクロールの方に設けられているので、固定スクロールと揺動スクロールとで異なる素材を用いることができるとともに、吐出ポート面積を確保することができ、吐出流路における圧損の増大を抑制できる。
図1は本発明の実施の形態1の“球根”形状説明図,図2は同じく動作説明図である。図1において、300は固定スクロールの渦巻中心部,400は揺動スクロールの渦巻中心部を示し、破線は固定スクロールの基礎円と巻始め点以内の渦巻曲線を表わしている。点3f,4fと3o,4oはそれぞれ固定スクロールと揺動スクロールの“球根”定義角βで定まる巻始め点である。固定スクロールは板状渦巻歯の中央巻始め部である点3f,4f間を点1fを中心とし半径Rlfの大円(大円円弧部350)と点2fを中心とし半径Rsfの小円(小円円弧部340)で接続し、大円Rlfと小円Rsfの接続点は点5fである。大円Rlfは点3fで内向面曲線330と滑らかに接続し、小円Rsfは点4fで外向面曲線320と滑らかに接続する。外向面曲線320と内向面曲線330とはインボリュート曲線である。
揺動スクロールは、中央巻始め部である点3o,4o間を点1oを中心とし半径Rloの大円(大円円弧部450)と点2oを中心とし半径Rsoの小円(小円円弧部440)で接続し、大円Rloと小円Rsoの接続点は点5oである。大円Rloは点3oで内向面曲線430と滑らかに接続し、小円Rsoは点4oで外向面曲線420と滑らかに接続する。外向面曲線420と内向面曲線430とはインボリュート曲線である。大円,小円の径Rsf,Rlfは、“基本球根”の小円Rs,大円Rlに対して、定数xによりRsf=Rs−x,Rlf=Rl+xおよびRso=Rlf−r,Rlo=Rsf+r(rは揺動半径)と決められている。このように大円,小円を決定することにより、固定と揺動各々の大円と小円が滑らかに接続し、かつ固定の大円Rlfと揺動の小円Rso,揺動の大円Rloと固定の小円Rsfの接触が保証されている。その動作は図2に示すようになり、圧縮,吐出が完了するまで渦巻側面の接触が継続し、死容積は極小となる。しかも上述のように“球根”形状を決定しているので、固定スクロールと揺動スクロールで肉厚の異なる“0球根”(即ち死容積が極小となる)となっている。定数xの値には設計的自由度があり、x>0なら固定の“球根”が揺動より小さくなり、x<0ならばその逆となる。xの絶対値を大きくするほど固定,揺動の小円半径の差が大きくなるので、本実施例では固定スクロールの素材である鋳鉄材と揺動スクロールの素材のアルミ材の材料強度の差に見合う肉厚となるようにx(>0)を決定して、肉厚が薄い方の固定スクロール側に吐出ポートを配置し、吐出流路の面積を確保するようにしている。これにより実施の形態1のスクロール圧縮機では、渦巻素材の材料強度に見合った“球根”の寸法を決めることにより過剰設計を避けつつ、“球根”部に干渉しない範囲でできるだけ大きな吐出ポートを設けることにより、図7に示すように破線の“基本球根”の場合よりも吐出ポート360(基本球根の吐出ポートは110)が大きくなって、吐出圧損の増大を抑制することが可能となっている。
図3において、500は本発明の実施の形態2に基づく固定スクロールの渦巻中心部,600は揺動スクロールの渦巻中心部を示し、破線は固定スクロールの基礎円と巻始め点以内の渦巻曲線およびベースとなる“基本球根”の形状を表わしている。固定スクロール側において点4〜9〜10は半径Rsの円弧4〜9と半径(Rs−dR)の円弧9〜10を接続した小円(小円円弧部540),点3〜8〜10は半径Rlの円弧3〜8と半径(Rl+dR)の円弧8〜10を接続した大円(大円円弧部550)である。前記大円と小円とで板状渦巻歯の中央巻始め部を形成する。小円の半径変化量と大円の半径変化量をdR(>0)で同一とし、それぞれを半径Rsの円弧4〜9と半径Rlの円弧3〜8に滑らかに接続するように(Rs−dR)の円弧9〜10の中心点7と(Rl+dR)の円弧8〜10の中心点6を決定することにより点10における滑らかな接続が保証される。
なお、半径Rsの円弧、半径Rlの円弧、点4から外側の外向面曲線、点3から外側の内向面曲線は基本球根と同じものである。
また、揺動スクロール側においても、前記の固定スクロールと同様である。即ち、半径Rsの円弧と半径(Rs−dR)の円弧を接続した小円(小円円弧部640)と、半径Rlの円
弧と半径(Rl+dR)の円弧を接続した大円(大円円弧部650)を形成する。
図5は実施形態3の渦巻中心部を示す。図において、固定スクロール700側の点4f〜9f〜10fは半径Rsfの円弧4f〜9fと半径(Rsf−dRf)の円弧9f〜10fを接続した小円(小円円弧部740),点3f〜8f〜10fは半径Rlfの円弧3f〜8fと半径(Rlf+dRf)の円弧8f〜10fを接続した大円(大円円弧部750)である。揺動スクロール800側は点4o〜9o〜10oが半径Rsoの円弧4o〜9oと半径(Rso−dRo)の円弧9o〜10oを接続した小円(小円円弧部840),点3o〜8o〜10oが半径Rloの円弧3o〜8oと半径(Rlo+dRo)の円弧8o〜10oを接続した大円(大円円弧部850)である。それぞれ小円と大円とで板状渦巻歯の中央巻始め部を形成する。実施形態2の“4円弧球根”が“基本球根”すなわち等径の“0球根”をベースにしているのに対して、本実施の形態は、ベースを実施の形態1の“異径0球根”にして“4円弧球根”化した、所謂“異径4円弧球根”であるので、圧縮を継続する小円円弧部分4f〜9f(圧縮継続部760)と4o〜9o(圧縮継続部860)及び大円円弧部分3f〜8f(圧縮継続部760)と3o〜8o(圧縮継続部860)から径が異なっていることが特徴である。中央巻始め部で前記圧縮継続部を除いた部分が連通部である(固定スクロール770、揺動スクロール870)。
Claims (7)
- 互いに台板の片側の面に形成された板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成し、それぞれの前記板状渦巻歯の中央巻始め部が、インボリュート曲線である外向面曲線に滑らかに接続する小円円弧部と、この小円円弧部とインボリュート曲線である内向面曲線とを滑らかに接続する大円円弧部と、により構成された固定スクロールと揺動スクロールとを備え、
前記小円円弧部が、前記外向面曲線と接続する半径Rsの円弧と、この半径Rsの円弧と前記大円円弧部とを滑らかに接続する半径(Rs−dR)の円弧と、から形成され、
前記大円円弧部が、前記内向面曲線と接続し、前記固定スクロールと前記揺動スクロールが組合わされた時に、相手側の前記半径Rsの円弧とともに圧縮を継続する圧縮継続部を構成する半径Rlの円弧と、この半径Rlの円弧と前記小円円弧部の半径(Rs−dR)の円弧とを滑らかに接続し、相手側の前記半径(Rs−dR)の円弧とともに前記圧縮室にあって中央の最内室とその外側の第2室とを連通させる連通部を構成する半径(Rl+dR)の円弧と、から形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
ただし、
Rs=a×(1/(2×(π−β))+α−β/2)、
Rl=a×(1/(2×(π−β))+(π−α)−β/2)、
dR:小円円弧部および大円円弧部で連通部を構成する円弧の圧縮継続部を構成する円弧に対する半径変化量でdR>0、
a:渦巻インボリュートの基礎円半径、α:渦巻インボリュートの歯厚角、
β:渦巻インボリュート巻始め点の定義角 - 前記固定スクロールと前記揺動スクロールのどちらか一方の半径変化量dRが0であることを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
- 前記半径変化量dRが、前記固定スクロールと前記揺動スクロールとで異なることを特徴とする請求項1に記載のスクロール圧縮機。
- 互いに台板の片側の面に形成された板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成し、それぞれの前記板状渦巻歯の中央巻始め部が、インボリュート曲線である外向面曲線に滑らかに接続する小円円弧部と、この小円円弧部とインボリュート曲線である内向面曲線とを滑らかに接続する大円円弧部と、により構成された固定スクロールと揺動スクロールとを備え、
前記固定スクロールの小円円弧部が、前記固定スクロールの外向面曲線と接続する半径Rsfの円弧と、この半径Rsfの円弧と前記固定スクロールの大円円弧部とを滑らかに接続する半径(Rsf−dRf)の円弧と、から形成されるとともに、前記固定スクロールの大円円弧部が、前記固定スクロールの内向面曲線と接続する半径Rlfの円弧と、この半径Rlfの円弧と、前記固定スクロールの小円円弧部の半径(Rsf−dRf)の円弧とを滑らかに接続する半径(Rlf+dRf)の円弧と、から形成され、
前記揺動スクロールの小円円弧部が、前記半径Rsfとは異なる半径にて前記揺動スクロールの外向面曲線と接続する半径Rsoの円弧と、この半径Rsoの円弧と前記揺動スクロールの大円円弧部とを滑らかに接続する半径(Rso−dRo)の円弧と、から形成されるとともに、前記揺動スクロールの大円円弧部が、前記半径Rlfとは異なる半径にて前記揺動スクロールの内向面曲線と接続する半径Rloの円弧と、この半径Rloの円弧と前記揺動スクロールの小円円弧部の半径(Rso−dRo)の円弧とを滑らかに接続する半径(Rlo+dRo)の円弧と、から形成され、
Rsf=Rs−x、Rlf=Rl+x、Rso=Rlf−r、Rlo=Rsf+rなる関係を満たし、
前記固定スクロールと前記揺動スクロールが組合わされた時に、前記固定スクロールの小円円弧部の半径Rsfの円弧と前記揺動スクロールの大円円弧部の半径Rloの円弧とが、および前記揺動スクロールの小円円弧部の半径Rsoの円弧と前記固定スクロールの大円円弧部の半径Rlfの円弧とが、それぞれ圧縮を継続する圧縮継続部を構成するとともに、前記固定スクロールの小円円弧部の半径(Rsf−dRf)の円弧と前記揺動スクロールの大円円弧部の半径(Rlo+dRo)の円弧とが、および前記揺動スクロールの小円円弧部の半径(Rso−dRo)の円弧と前記固定スクロールの大円円弧部の半径(Rlf+dRo)の円弧とが、それぞれ前記圧縮室にあって中央の最内室とその外側の第2室とを連通させる連通部を構成することを特徴とするスクロール圧縮機。
ただし、
Rs=a×(1/(2×(π−β))+α−β/2)、
Rl=a×(1/(2×(π−β))+(π−α)−β/2)、
x:定数、r:揺動スクロールの揺動半径、
dRf:固定スクロールの小円円弧部および大円円弧部で連通部を構成する円弧の圧縮継続部を構成する円弧に対する半径変化量でdRf>0、
dRo:揺動スクロールの小円円弧部および大円円弧部で連通部を構成する円弧の圧縮継続部を構成する円弧に対する半径変化量でdRo>0、
a:渦巻インボリュートの基礎円半径、α:渦巻インボリュートの歯厚角、
β:渦巻インボリュート巻始め点の定義角 - 前記固定スクロールの半径変化量dRfと前記揺動スクロールの半径変化量dRoのどちらか一方が0であることを特徴とする請求項4に記載のスクロール圧縮機。
- 前記固定スクロールの小円円弧部の半径Rsfの円弧が、前記揺動スクロールの小円円弧部の半径Rsoの円弧よりも円弧径が小さく形成され、圧縮後の流体を吐出する吐出ポートが、前記固定スクロールの方に設けられたことを特徴とする請求項4または5に記載のスクロール圧縮機。
- 互いに台板の片側の面に形成された板状渦巻歯を組み合わせて圧縮室を形成し、それぞれの前記板状渦巻歯の中央巻始め部が、インボリュート曲線である外向面曲線に滑らかに接続する小円円弧部と、この小円円弧部とインボリュート曲線である内向面曲線とを滑らかに接続する大円円弧部と、により構成された固定スクロールと揺動スクロールとを備え、
前記固定スクロールと揺動スクロールのそれぞれの前記中央巻始め部が、前記小円円弧部および大円円弧部の各々に、前記固定スクロールと揺動スクロールが組合わされた時に、圧縮を継続する圧縮継続部を構成する半径の円弧と、この圧縮継続部を構成する円弧とは異なる半径で、圧縮室にあって中央の最内室とその外側の第2室とを連通させる連通部を構成する円弧と、が形成され、前記外向面曲線と前記内向面曲線とを4円弧で接続されてなることを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004300134A JP4196926B2 (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
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2004
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