JP4196060B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示可能な階調が離散的で、かつ階調の間隔が等間隔でない特性を有するディスプレイ装置の中間調表示を行うための画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶表示装置等のディスプレイ装置において、表示可能な階調(以下、表示階調と略記する)の数が十分でない場合、滑らかな中間調の表現が難しく、階調間の境界が地図の等高線のような模様(いわゆる偽輪郭)として観測され、画像表示品質を著しく劣化させる。この場合、擬似的に階調数を増加させる手法として誤差拡散処理やディザ処理が知られている。
【0003】
以下に誤差拡散処理とディザ処理を併用する場合の一般的な手法について、図面を参照しながら説明する。例として、入力画像信号が8ビット256階調、ディスプレイ装置の表示階調が5ビット32階調、ディザ処理手段のディザマトリクス(n×m)がn=2、m=2とする。このとき、ここで用いられるディスプレイ装置の表示階調の間隔は等間隔である。
【0004】
図8において、誤差拡散回路802は8ビットの画像信号801を入力し下位1ビット信号について誤差拡散処理を行った後、上位7ビットを次のディザ回路803に送る。ディザ回路803は、この7ビット信号にディザ処理を行い5ビット化した画像信号をディスプレイ装置804に出力する。
【0005】
まず、誤差拡散処理について説明する。いま、図9に示す画素P0の信号処理を行うものとする。このとき画素P0の1ライン前の画素P1、P2、P3および直前画素P4の表示誤差、すなわち下位1ビットの値に、それぞれ図9に示すような所定の重み付け処理を行い、画素P0の入力画像信号に加算する。また、画素P0の表示誤差である下位1ビットにつては、所定の重み付け処理を行い周囲の画素P5、P6、P7、P8へ拡散する。図9の実線矢印は周囲の画素からP0に加算される誤差を表し、点線矢印はP0から周囲の画素に拡散する誤差を表している。また、矢印に付随した数値はそれぞれの重み付けの大きさを表す。図10は誤差拡散回路のブロック図である。ブロック内のTは1画素遅延回路、Hは1ライン遅延回路を表し、各遅延回路に続く各ブロックの数値はそれぞれの重み付けの大きさを表す。図10に示すように、この加算した結果のうち上位7ビットをディザ回路803に出力する。下位1ビットの誤差分については、7/16を画素P0の次の画素P5に、3/16を画素P0の左下の画素P6に、5/16を画素P0の直下の画素P7に、また、3/16を画素P0の左下の画素P8にそれぞれ加算する。このような加算を個々の画素に対して行うことで、誤差を周辺画素に拡散する。
【0006】
次に、ディザ回路803での信号処理について説明する。図11(a)は2×2ディザマトリクスの配列を示し、左上のディザ要素をd1、右下をd2、左下をd3、右上をd4としている。図11(b)は、図11(a)においてd1=0、d2=1、d3=2、d4=3としたものである。図11(c)は誤差拡散回路802で処理した後の7ビット画像信号の一例である。ディザ回路803はこれに図11(b)に示すディザ要素を各々加算する。加算結果を図11(d)に示すが、この信号は7ビットであるので下位2ビットを切り捨てて図11(e)とし、最終的には上位5ビットのみを取出すことで図11(f)の値を得る。
【0007】
ここで行ったディザ処理の原理は次のとおりである。もとの7ビットのうち、下位の2ビットが0、すなわち2進数表示でXXXXX00(X=1または0)であった場合は、どのディザ要素を加算されても上位5ビットは増加しない。例えば、画像信号が20のときには2進数表示で0010100であり、ディザ要素3は0000011であるので、これらを加算すると0010111となり上位5ビットは増加しない。ディザ要素が2および1の場合も同様である。
【0008】
もとの7ビットのうち、下位の2ビットが1であった場合は、ディザ要素が3である場合にのみ上位5ビットは繰り上がる。例えば、画像信号が21であるときには、2進数表示で0010101でありディザ要素3は0000011であるのでこれらを加算すると24、すなわち0011000となり上位5ビットは繰り上がる。ディザ要素が3である確率は1/4であるので、この場合に上位5ビットが繰り上がる確率は1/4である。
【0009】
同様に、もとの7ビットのうち下位2ビットが2であった場合は、ディザ要素が3と2のときに上位5ビットは繰り上がる。ディザ要素が3または2である確率はそれぞれ1/4であるので、この場合に上位5ビットが繰り上がる確率は2/4である。
【0010】
さらに、もとの7ビットのうち下位2ビットが3であった場合は、ディザ要素が3、2および1であるときに上位5ビットは繰り上がり、その確率は3/4である。
【0011】
したがって、例えば、もとの7ビットが21である場合には、1/4の確率で繰り上げられ24となり、それ以外の場合は最後に切り捨てられ20となるので、ディザ処理後の画像の平均的な階調は24×1/4+20×3/4=21となる。以上のようにして最終的に5ビットで擬似的にもとの7ビットが表現できることになる。
【0012】
この例では、(n×m)=(2×2)のディザマトリクスで、4つのディザ要素d1〜d4を持つので2ビット(4階調)分を擬似的に表現している。もし、(n×m)=(4×4)のディザマトリクスを使用した場合は、16のディザ要素を持つので4ビット(16階調)分を擬似的に表現することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上述の階調補正方法は、あくまでも表示階調の間隔が等間隔なディスプレイ装置に対して良好に中間調画像を表示するためのものである。一方、表示階調の間隔が等間隔でないディスプレイ装置の場合にはこのような画像処理方法では有効ではない。例えば、表示階調が0、1、3、7、13、23、37、56、82、115、155、202、255の8ビット13階調のようなディスプレイ装置の場合、使用するディザマトリクスが上述と同様であれば階調の値が13以上ではディザ処理を行っても繰り上がりが発生せず効果がない。また階調の値が3以下では繰り上がりが大きすぎ逆に画質劣化を招く。これは4つのディザ要素d1〜d4の値が固定化しているためである。
【0014】
これに対して、特開平8−286634号公報には、複数個の画素単位が二次元状のマトリクス形式に配置されているディスプレイ装置において、入力された画像信号に応じたディザパターンを加算した後、誤差拡散処理を行う中間調表示方法が開示されている。この方法では、誤差拡散のしきい値を入力信号とタイミングジェネレータからの信号によって、それぞれ階調毎、ドット毎およびライン毎に変化できるように構成している。そして、誤差拡散処理を行う前の入力画像信号の階調に応じて最適なディザパターンを選択することにより、常に固定されたディザパターンを挿入する従来の中間調表示方法に比べてフリッカや固定模様等の発生を抑制できる。しかしながら、この例では、階調を向上するためではなく、誤差拡散のしきい値を千鳥状に散らしてフリッカを防止するためにディザ処理を使用している。したがって、ディスプレイ装置の表示階調数が十分でなく、かつ階調の間隔が等間隔でないディスプレイ装置の場合には十分な中間調表示が行えないという課題がある。
【0015】
本発明は、このような表示階調の数が十分でないディスプレイ装置においても滑らかな中間調の表現を可能とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の画像処理装置は、ディスプレイ装置に入力する画像信号のビット数をb、ディザマトリクスを(n×m)(m、nは自然数)とした場合、b+log 2 (n×m)を満たすようにビット数を拡張して第1の画像信号として出力するビット数拡張手段と、後でディザ処理によって擬似的に階調数をほぼ(n×m)倍することを想定し階調数cのほぼ(n×m)倍の階調に画像信号を制限する階調制限テーブルと、制限された差分を表示誤差として誤差拡散処理を行う階調制限手段と、画像信号に依存するディザ要素を用いて画像信号のディザ処理を行い最終的にbビットc階調の画像信号に変換するレベル変換手段とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
すなわち、請求項1に記載の発明は、表示可能な階調の間隔が一定でない特性を有するディスプレイ装置に入力する画像信号のビット数をb、ディザマトリクスを(n×m)(m、nは自然数)とした場合、b+log 2 (n×m)を満たすようにビット数を拡張して第1の画像信号として出力するビット数拡張手段と、前記ディスプレイ装置の表示可能な階調を(n×m)倍した階調に対して各階調間を(n×m)等分した階調に出力を制限する階調制限テーブルと、前記第1の画像信号を前記階調制限テーブルの階調に制限して第2の画像信号として出力するとともに、制限によって生じた差分を表示誤差として誤差拡散処理を行う階調制限手段と、前記第2の画像信号に基づいて決定したディザマトリクス(n×m)の各ディザ要素を用いて前記第2の画像信号のディザ処理を行い第3の画像信号として出力するディザ処理手段と、前記第3の画像信号を前記ディスプレイ装置で表示可能なビット数および階調に変換するレベル変換手段とを有する画像処理装置である。
【0018】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、ビット数拡張手段が逆ガンマ補正回路と誤差拡散回路を有し、逆ガンマ補正回路は入力画像信号を一時的に第1の画像信号のビット数よりも多い画像信号に変換することを特徴とする画像処理装置である。
【0019】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1において、表示可能な階調を(n×m)倍した階調の各階調間を(n×m)等分するために挿入された(n×m−1)個の階調に対して、小さい方から
i=2、3、・・・、n×m
としたとき、i番目の階調が、表示可能な階調を(n×m)倍した階調の大きい方の値に繰り上がる確率が
(i−1)/(n×m)
であり、繰り上がらない確率が
{(n×m)−(i−1)}/(n×m)
となるようにディザマトリクスのディザ要素の値を設定したことを特徴とする画像処理装置である。
【0020】
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0021】
(実施の形態1)
実施の形態1の画像処理装置について、以下にその構成を動作とともに説明する。本実施の形態は、入力画像信号が8ビット256階調、ディザ処理手段のディザマトリクス(n×m)がn=2、m=2、さらにディスプレイ装置の表示階調が8ビット13階調であり、かつ表示階調の間隔が等間隔でない場合を例として説明する。ここで、具体的な表示階調は(0、1、3、7、13、23、37、56、82、115、155、202、255)であるとする。
【0022】
図1において、8ビットの入力画像信号(画像信号A)106は、ビット数拡張手段100で10ビットの画像信号Bに変換される。次に画像信号Bは、階調制限手段101で10ビットのまま49階調に階調制限された画像信号Cに変換される。さらに画像信号Cはディザ処理手段102でディザ処理を行って10ビットの画像信号Dに変換される。そして画像信号Dは、レベル変換手段104において8ビット13階調の画像信号Eに変換され、最終的にこの画像信号Eに基づきディスプレイ装置103で画像が表示される。
【0023】
それぞれの処理について以下に説明する。
【0024】
ビット数拡張手段100は図2に示すように逆ガンマ補正回路200と第1の誤差拡散回路201から構成される。逆ガンマ補正回路200は、8ビットの画像信号A(x=0〜255)に対し、次式にしたがって逆ガンマ補正し12ビットの画像信号(y=0〜4095)に変換する。
【0025】
y=(x/255)^2.2×4095
ここで、8ビットから12ビットへと増加したのは、画像信号のダイナミックレンジ(最大階調と階調1との比)であり、階調数そのものが増加したのではないことに注意されたい。表現できる階調は256種類のxの値(x=0〜255)に対応した256種類のyの値である。
【0026】
次に、第1の誤差拡散回路201は、逆ガンマ補正後の12ビット画像信号のうち下位2ビットを表示誤差として第1の誤差拡散処理を行い、10ビットの画像信号(画像信号B)として出力する。第1の誤差拡散処理については従来の技術とほぼ同様であるので詳細な説明は省略する。ただし、従来の技術では8ビット入力信号の下位1ビットを拡散し上位7ビットを出力信号とする例について述べたが、本実施の形態では12ビット入力信号の下位2ビットを拡散し上位10ビットを出力信号としている。
【0027】
次に階調制限手段101について説明する。
【0028】
本実施の形態で用いられるディスプレイ装置の表示階調は次の8ビット13階調(0、1、3、7、13、23、37、56、82、115、155、202、255)である。これらを4倍し10ビットで表現すると(0、4、12、28、52、92、148、224、328、460、620、808、1020)となる。以下これを4倍率表示階調と略記する。ここで、それぞれの階調間を4等分するように3つの階調を等間隔で挿入すると10ビット49階調(0、1、2、3、4、6、8、10、12、16、20、24、28、34、40、46、52、62、72、82、92、106、120、134、148、167、186、205、224、250、276、302、328、361、394、427、460、500、540、580、620、667、714、761、808、861、914、967、1020)が得られる。以下これを4倍拡張表示階調と略記する。4倍拡張表示階調は、後でディザ処理手段102を用いて擬似的に階調を4倍に増やすことを見越してなされている。
【0029】
階調制限手段101は、10ビット画像信号Bを上記の49個の4倍拡張表示階調に制限する。図3は、階調制限手段101の回路ブロック図である。ブロック内のTは1画素遅延回路、Hは1ライン遅延回路を表す。階調制限手段101は、階調制限テーブル301を用いて出力画像信号Cを4倍拡張表示階調に制限するとともに、入力画像信号Bと階調制限された信号の差を表示誤差として第2の誤差拡散動作を行う。いま、ある1つの画素P0に注目し、対応する10ビット画像信号Bを入力したとする。このとき画素P0の1ライン前の画素P1、P2、P3および直前画素P4の表示誤差それぞれに図3に示した所定の重み、すなわち1/16、5/16、3/16および7/16を掛けて画素P0の入力信号に加算する。そしてこの加算した信号を階調制限テーブル301の数値、すなわち4倍拡張表示階調と比較し、加算した信号に最も近い数値を画像信号Cとして出力する。それとともに、もとの信号と出力した信号との差を表示誤差として、7/16を画素P0の次の画素P5に、3/16を画素P0の左下の画素P6に、5/16を画素P0の直下の画素P7に、1/16を画素P0の右下の画素P8にそれぞれ拡散する。
【0030】
階調制限テーブル301の構成は、例えば、入力信号に対して画像信号Cと表示誤差を出力するROMテーブルでもよく、また、入力信号に対して画像信号Cを出力するROMと、入力信号から画像信号Cを減じて表示誤差を算出する減算回路の組合せでもよい。
【0031】
次にディザ処理手段102について説明する。
【0032】
ディザ要素決定回路401は、画像信号Cに基づいて決定したディザ要素をディザ回路400に出力する。図4に示すように画像信号Cのとり得る49階調の各々に対しディザ要素(d1〜d4)の値が決まっている。本実施の形態で用いられるディザ要素は以下のように決定する。まず、4倍拡張表示階調のうち、4倍率表示階調に一致する階調に対しては4つのディザ要素を全て0とする。そうでない場合は階調間を4等分するために挿入された3つの階調のうち、最も小さい階調に対しては4つのディザ要素のうち3つを0に、2番目に小さい階調に対しては4つのディザ要素のうち2つを0に、3番目に小さい階調に対しては4つのディザ要素のうち1つを0にする。0でないものについては、4倍率表示階調のうち当該階調以上で最も小さい階調と当該階調との差とする。例えば、画像信号Cが82である場合は、82以上で最も小さい4倍率表示階調92と当該階調82との差は10となるので、d1=0、d2=10、d3=10、d4=10である。ここで、送られてきた画像信号Cがディザマトリクスのd4に対応する位置であった場合には、ディザ回路400へ出力される値は10となる。
【0033】
次に図5を用いてディザ回路400での信号処理について説明する。図5(a)は本実施の形態で用いられるディザマトリクスの配列であり、マトリクスの左上のディザ要素をd1、右下をd2、左下をd3、右上をd4としている。説明のために各画素毎の画像信号Cが、図5(c)のようになっていると仮定する。このときそれぞれの画像信号Cに対応するディザ要素は図4の表により決定され、図5(b)のように表される。ディザ回路400は、各画素毎に画像信号Cとそれに対応するディザ要素とを加算し画像信号Dとして出力する。これら2つの値を加算した結果を図5(d)に示す。これが画像信号Dである。このようにディザ要素を画像信号Cに応じて最適に決定し、画像信号Dに変換される。
【0034】
次にレベル変換手段104について説明する。レベル変換手段104は、4倍率表示階調(0、4、12、28、52、92、148、224、328、460、620、808、1020)をしきい値として画像信号Dの切り捨てを行い、その結果を4で除する。図5(e)が切り捨てを行った結果であり同図(f)が4で除した結果である。例えば、図5(d)において1行3列目の画素に対応する画像信号Dの値は82である。したがって、82未満で最も大きい値である52へと切り下げ、4で除して13となる。また、1行2列目の画像信号Cの値は92でありこの場合は切り下げが発生せず、4で除して23となる。以上のように画像信号Dは最終的にディスプレイ装置で表示可能な8ビット13階調の画像信号Eに変換される。
【0035】
ここで行ったディザ処理の結果を、4倍率表示階調である52と92との間を例に説明する。画像信号Cの値が52の場合、4つのディザ要素が全て0であるので信号は変化せず52のままである。画像信号Cの値が62の場合、4つのディザ要素のうちd1からd3は0で、d4のみが30であるのでレベル変換手段104で52に切り下げられる確率は3/4であり92に繰り上がる確率は1/4である。その結果、52×3/4+92×1/4=62となるので、平均して62が得られたことになる。画像信号Cの値が72の場合、ディザ要素のうちd1とd2が0で、d3とd4が20であるので52に切り下がる確率は2/4であり92に繰り上がる確率も2/4であり、平均して72が得られる。同様に画像信号Cの値が82の場合、52に切り下がる確率は1/4であり92に繰り上がる確率が3/4となり、平均して82が表示される。このようにして本来のディザ処理の原理どおりに擬似的な階調表現がなされており、これらは他の階調間でも同様である。
【0036】
このような画像処理により、表示階調が離散的で、かつ階調の間隔が等間隔でない特性を有するディスプレイ装置においても、誤差拡散処理とディザ処理を併用して良好な中間調画像を表示することができる。例えば、TFT駆動する液晶表示装置、STN液晶材料を用いてドットマトリクス方式で駆動する液晶表示装置、あるいはサブフィールド法を用いることで画像のコントラストが低下したり偽輪郭が発生するようなPDP装置等に対して、良好な中間調を表示できるようになる。
【0037】
特に本発明ではビット数拡張手段を用いて画像データを10ビットに拡張している。これは表示階調の間隔が1であっても、その間を4等分し3つの階調を挿入することによってディザ処理の効果を確実に得るためである。ここで用いたディスプレイ装置の表示階調は、0、1、3、7、13、23、37、56、82、115、155、202、255であり、低輝度部分で階調の間隔が小さくなっている。視覚的にも低輝度部分の輝度変化に対する感度が高いため、特に階調0と1の間、1と3の間の階調を忠実に再現することが重要となり、これを実現するためにビット数拡張手段が不可欠となっている。
【0038】
なお、本実施の形態では、入力画像信号を8ビット、ディザマトリクスを2×2、表示階調数が13階調であるとして説明した。このとき画像信号を4倍拡張表示階調である49階調に制限したのはディザマトリクスの要素の個数が4(=2×2)であることに起因していた。また、ディスプレイ装置で表現可能な8ビット13階調を4倍した10ビット13階調を用いたのは正確に4等分した49階調を作り出すためである。また、ビット数拡張手段で画像信号を8ビットから10ビットへと階調数を拡張したのも同様の理由からである。
【0039】
しかしながら本発明はこれに限定されるものではない。一般的に、入力画像信号のビット数をb、ディザマトリクスを(n×m)(m、nは自然数)、表示階調の数がcとした場合、ビット数拡張手段において、b+log 2 (n×m)を満たすようにビット数を拡張し、続く階調制限手段において、表示階調cを(n×m)倍した階調(以下mn倍率表示階調と略記する)に対し、その階調間を(n×m)等分した階調(以下、mn倍拡張表示階調と略記する)に制限し、続くディザ回路においてディザマトリクスを加算し、続くレベル変換回路においてディスプレイ装置でmn倍率表示階調をしきい値として切り捨て、その後(n×m)で除することによりディスプレイ装置において表示可能なビット数および階調の画像信号とすることができる。
【0040】
ここで使用するディザマトリクスは以下のようにして作成する。
【0041】
まず、階調制限手段から出力される階調のうち、mn倍率表示階調に一致する階調に対しては(n×m)個のディザ要素を全て0とする。次にmn倍率表示階調間を(n×m)等分するために挿入された(n×m−1)個の階調のうち、最も小さい階調に対しては(n×m)個の要素のうち(n×m−1)個を0に、2番目に小さい階調に対しては(n×m)個の要素のうち(n×m−2)個を0にする。以下同様にi番目に小さい階調に対しては(n×m)個の要素のうち(n×m−i)個を0にする。ディザ要素のうち0でないものは、mn倍率表示階調のうち当該階調以上で最も小さいものと当該階調との差とする。
【0042】
すなわち一般の場合のディザ要素は以下の式にしたがって求める。
【0043】
ディスプレイ装置の表示階調を
{0、・・・、r、s、・・・}
であるとする。このときmn倍率表示階調は
{0、・・・、(n×m)×r、(n×m)×s、・・・}
となる。(n×m)×rと(n×m)×sとの間をn×m等分する階調は
(n×m)×r、(n×m)×r+(s−r)×1、(n×m)×r+(s−r)×2、(n×m)×r+(s−r)×3、・・・、(n×m)×r+(s−r)×(i−1)、・・・、(n×m)×r+(s−r)×(n×m−1)
となる。
【0044】
ここで、(n×m)×r+(s−r)×(i−1)は、(n×m)×rと(n×m)×sとの間をn×m等分した階調のうち(n×m)×rを1番目として小さい階調からi番目の階調であることを示す。これらの記号を用て、i番目の階調に対する各ディザ要素を次のように設定する。
【0045】
d(n×m−0)=(s−r)×{(n×m)−(i−1)}
d(n×m−1)=(s−r)×{(n×m)−(i−1)}


d(n×m−(i−2))=(s−r)×{(n×m)−(i−1)}
d(n×m−(i−1))=0


d2=0
d1=0
例えば本実施の形態で使用した例で、m=2、n=2、r=13、s=23とすると、階調制限テーブルの52(i=1)に対するディザ要素は、
d4=0
d3=0
d2=0
d1=0
となる。また、階調制限テーブルの62(i=2)に対するディザ要素は、
d4=(23−13)×{(2×2)−(2−1)}=30
d3=0
d2=0
d1=0
となる。また、階調制限テーブルの72(i=3)に対するディザ要素は、
d4=(23−13)×{(2×2)−(3−1)}=20
d3=(23−13)×{(2×2)−(3−1)}=20
d2=0
d1=0
となる。また、階調制限テーブルの82(i=4)に対するディザ要素は、
d4=(23−13)×{(2×2)−(4−1)}=10
d3=(23−13)×{(2×2)−(4−1)}=10
d2=(23−13)×{(2×2)−(4−1)}=10
d1=0
となり図4の表に一致することがわかる。
【0046】
(実施の形態2)
本実施の形態は、ディザ要素決定回路を簡略化して回路規模を小さくしても実施の形態1と同様の結果が得られるようにしたものである。本実施の形態の階調拡張手段、階調制限手段、ディザ処理手段のうちのディザ回路、レベル変換手段については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。本実施の形態が実施の形態1と異なるのはディザ要素決定回路のディザ要素の値である。図6に示すように、4倍率表示階調間を4等分して得られた4つの階調に対応するディザマトリクスのディザ要素は全て等しい値としている。例えば、階調が52、62、72、82に対するディザ要素はd1=0、d2=10、d3=20、d4=30と全て同一の値としている。このため、画像信号に基づくディザ要素の設定処理が簡略化されるので、回路規模を小さく、かつメモリ容量も低減できる。
【0047】
以下にその構成を動作とともに説明する。なお、本実施の形態においても実施の形態1と同様、入力画像信号が8ビット256階調、ディザ処理手段のディザマトリクス(n×m)がn=2、m=2、ディスプレイ装置の表示階調が(0、1、3、7、13、23、37、56、82、115、155、202、255)の8ビット13階調であるとする。
【0048】
本実施の形態で用いられるディザ要素は以下のように決定する。まず、4つのディザ要素のうちd1については階調にかかわらず全て0とする。次に4倍率表示階調を4等分するために挿入された3つの階調をK1、K2、K3(K1<K2<K3と仮定する)とし、上記3つの階調以上で最も小さい4倍率表示階調をK4とする。d2は、上記3つの階調のうち1番大きい階調とK4との差(この場合K4−K3)とする。d3は、上記3つの階調のうち2番目に大きい階調とK4との差(この場合K4−K2)とする。d4は、上記3つの階調のうち1番小さい階調とK4との差(この場合K4−K1)とする。例えば、階調52、62、72、82に対しては、K1=62、K2=72、K3=82、K4=92となるので、d1=0、d2=92−82=10、d3=92−72=20、d4=92−62=30となり、図6に示したディザ係数が求まる。
【0049】
本実施の形態におけるディザ要素を用いてディザ処理を行った結果を図7に示す。図7(a)は本実施の形態で用いられるディザマトリクスの配列であり、実施の形態1と同じものである。各画素毎の画像信号Cが、図7(c)のようになっていると仮定する。これも実施の形態1と同じものである。このときそれぞれの画像信号Cに対応するディザ要素は図6の表により決定され、図7(b)のように表される。ディザ回路400は、各画素毎に画像信号Cとそれに対応するディザ要素とを加算し画像信号Dとして出力する。これら2つの値を加算した結果を図7(d)に示す。図7(b)および図7(d)の信号の値は、実施の形態1に対応する図5(b)、図5(d)とは異なる値を持っている。続くレベル変換手段104は、4倍率表示階調(0、4、12、28、52、92、148、224、328、460、620、808、1020)をしきい値として画像信号Dの切り捨てを行い、その結果を4で除する。図7(e)が切り捨てを行った結果であり図7(f)が4で除した結果である。この時点で、実施の形態1に対応する図5(e)、図5(f)と同一の値に戻っていることがわかる。このように、図6の表に示すようなディザ要素を設定することで、実施の形態1と同様の結果を得ることができた。
【0050】
以上の処理方法により、表示階調が離散的で、かつ階調の間隔が等間隔でない特性を有するディスプレイ装置においても誤差拡散処理とディザ処理を併用して良好な中間調画像の表示が可能となる。加えて、誤差拡散後に出力された画像信号に基づくディザ要素の設定処理が簡略化されるので、回路規模を小さく、かつメモリ容量も低減できる。この結果、低コストで擬似的に中間調表現可能な画像処理装置を実現できる。
【0051】
なお、本実施の形態において、一般的に、入力画像がbビット、ディザマトリクスをn×m、表示階調の数がcとした場合、ディザ係数は以下のようにして求める。
【0052】
ディスプレイ装置の表示階調を
{0、・・・、r、s、・・・}
であるとする。このときmn倍率表示階調は
{0、・・・、(n×m)×r、(n×m)×s、・・・}
となる。(n×m)×rと(n×m)×sとの間をn×m等分する階調は
(n×m)×r、(n×m)×r+(s−r)×1、(n×m)×r+(s−r)×2、(n×m)×r+(s−r)×3、・・・、(n×m)×r+(s−r)×(i−1)、・・・、(n×m)×r+(s−r)×(n×m−1)となる。
【0053】
ここで、(n×m)×r+(s−r)×(i−1)は、(n×m)×rと(n×m)×sとの間をn×m等分した階調のうち(n×m)×rを1番目として小さい階調からi番目の階調であることを示す。これらの記号を用い、各ディザ要素は次のように設定する。
【0054】
d1={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×(n×m−0)}=0
d2={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×(n×m−1)}
d3={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×(n×m−2)}
d4={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×(n×m−3)}


di={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×(n×m−(i−1))}


d(n×m)={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×(n×m−(n×m−1))}
={(n×m)×s} − {(n×m)×r+(s−r)×1}
例えば本実施の形態で使用した例で、m=2、n=2、r=13、s=23とする。このとき、階調制限テーブルの52(i=1)に対するディザ要素は、
d1={(2×2)×23} − {(2×2)×13+(23−13)×(2×2−0)}=0
d2={(2×2)×23} − {(2×2)×13+(23−13)×(2×2−1)}=10
d3={(2×2)×23} − {(2×2)×13+(23−13)×(2×2−2)}=20
d4={(2×2)×23} − {(2×2)×13+(23−13)×(2×2−2)}=30
となって図6の表と一致することがわかる。
【0055】
【発明の効果】
このような構成とすることにより、表示階調が離散的であり、かつそれぞれの階調の間隔が等間隔でない階調表示特性を有するディスプレイ装置に対しても、擬似的に連続的な階調表現が可能となり良好な中間調表示が行える画像表示装置が実現できる。また、ディザマトリクスのディザ要素の値を簡略化することでディザ要素出力手段のメモリ容量やディザ回路の回路規模を小さくできるため、画像処理装置の低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1および実施の形態2における画像処理装置の回路ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1および実施の形態2における画像処理装置のビット数拡張手段の回路ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1および実施の形態2における画像処理装置の階調制限手段の回路ブロック図
【図4】本発明の実施の形態1におけるディザ要素の値を示す図
【図5】本発明の実施の形態1におけるディザ処理手段およびレベル変換手段の動作を説明するための図
【図6】本発明の実施の形態2におけるディザ要素の値を示す図
【図7】本発明の実施の形態2におけるディザ処理手段およびレベル変換手段の動作を説明するための図
【図8】従来の技術における画像処理装置の回路ブロック図
【図9】従来の技術における誤差拡散の処理内容を説明するための図
【図10】従来の技術における誤差拡散回路のブロック図
【図11】従来の技術におけるディザ回路のブロック図
【符号の説明】
100 ビット数拡張手段
101 階調制限手段
102 ディザ処理手段
103,804 ディスプレイ装置
104 レベル変換手段
106 入力画像信号(画像信号A)
200 逆ガンマ補正回路
201 第1の誤差拡散回路
301 階調制限テーブル
401 ディザ要素決定回路
801 画像信号
802 誤差拡散回路
803 ディザ回路

Claims (3)

  1. 表示可能な階調の間隔が一定でない特性を有するディスプレイ装置に入力する画像信号のビット数をb、ディザマトリクスを(n×m)(m、nは自然数)とした場合、b+log 2 (n×m)を満たすようにビット数を拡張して第1の画像信号として出力するビット数拡張手段と、
    前記ディスプレイ装置の表示可能な階調を(n×m)倍した階調に対して各階調間を(n×m)等分した階調に出力を制限する階調制限テーブルと、
    前記第1の画像信号を前記階調制限テーブルの階調に制限して第2の画像信号として出力するとともに、制限によって生じた差分を表示誤差として誤差拡散処理を行う階調制限手段と、
    前記第2の画像信号に基づいて決定したディザマトリクス(n×m)の各ディザ要素を用いて前記第2の画像信号のディザ処理を行い第3の画像信号として出力するディザ処理手段と、
    前記第3の画像信号を前記ディスプレイ装置で表示可能なビット数および階調に変換するレベル変換手段と
    を有する画像処理装置。
  2. 前記ビット数拡張手段は逆ガンマ補正回路と誤差拡散回路を有し、前記逆ガンマ補正回路は入力画像信号を一時的に前記第1の画像信号のビット数よりも多い画像信号に変換することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示可能な階調を(n×m)倍した階調の各階調間を(n×m)等分するために挿入された(n×m−1)個の階調に対して、小さい方から
    i=2、3、・・・、n×m
    としたとき、i番目の階調が、前記表示可能な階調を(n×m)倍した階調の大きい方の値に繰り上がる確率が
    (i−1)/(n×m)
    であり、繰り上がらない確率が
    {(n×m)−(i−1)}/(n×m)
    となるようにディザマトリクスのディザ要素の値を設定したことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
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