JP4196054B2 - プラズマディスプレイの駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプラズマディスプレイの駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プラズマディスプレイパネルは、走査電極と維持電極とからなる表示電極対を形成した前面基板とデータ電極を形成した背面基板とを表示電極対とデータ電極とが交差するように対向配置して構成されており、表示電極対とデータ電極との各交差部に放電セルが形成されている。走査電極、維持電極およびデータ電極のそれぞれに、初期化期間、アドレス期間、維持期間および消去期間に分かれて駆動電圧を印加することにより画像表示を行う。
【0003】
初期化期間において、全走査電極に初期化パルスを印加して全ての放電セルで初期化放電を行い、前のサブフィールドでの点灯状態の影響を受けないようにする。次のアドレス期間では、走査電極に走査パルスを順次印加するとともにデータ電極に表示データに応じてアドレスパルスを印加してアドレス放電を起こし各放電セルに表示データの書き込みを行う。次の維持期間では、走査電極と維持電極に交互に維持パルスを印加し、表示データを書き込んだ放電セルで表示放電を発生させることにより画像表示を行う。次の消去期間では、維持電極に正の消去パルスを印加して維持放電を終了させる。
【0004】
これらの一連の動作が1フィールドを構成する複数の各サブフィールドで行われ、各サブフィールドの維持パルス数を変えることによってそのサブフィールドの発光輝度が変化し、アドレス期間で発光させるサブフィールドを選択することによって、階調表示を行うことができる。
【0005】
このようなプラズマディスプレイパネルの駆動方法に関し、特開平10−282927号公報には、維持期間においてデータ電極にアドレスパルスと同極性のオフセット電圧を印加することが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
維持期間において表示電極対に正極性の維持パルスを交互に印加することにより維持放電が生じると、データ電極上には正の壁電荷が蓄積され、この正の壁電荷は次にアドレスを行うサブフィールドにおいてアドレスパルス電圧に重畳される。従来のように維持期間においてデータ電極にオフセット電圧を印加すると、維持放電によってデータ電極上に蓄積される正の壁電荷が少なくなるため、アドレス放電を確実に行うためには高いアドレスパルス電圧が必要となるという問題があった。
【0007】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができるプラズマディスプレイの駆動方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明は、走査電極と維持電極とからなる表示電極対を複数形成した基板と複数のデータ電極を形成した基板とを前記表示電極対と前記データ電極とが交差するように対向配置し、その交差部に放電セルを形成することにより構成したプラズマディスプレイを駆動する方法であって、1フィールドを複数のサブフィールドにより構成するとともに、その各サブフィールドに、データ電極にアドレスパルスを印加して放電セルにアドレス放電を生じさせるアドレス期間と、表示電極対に維持パルスを印加して維持放電を生じさせる維持期間と、前記維持放電を起こした放電セルにおいて消去放電を起こす消去期間とを設け、この維持期間において前記表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の維持パルスを印加する前までの間では前記データ電極に前記維持パルスと同極性であり且つ一定の電圧を印加し、前記データ電極に前記電圧を印加し終わった後では前記データ電極を接地電位にすることを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法である。
【0009】
また、本発明は、維持期間において表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の前の維持パルスを印加し終わるまでの間ではデータ電極に維持パルスと同極性であり且つ一定の電圧を印加することを特徴とする。
【0010】
このような駆動方法によれば、維持期間の終了時にはデータ電極側に壁電荷を多く形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0012】
まず、プラズマディスプレイパネルの構造について図1を用いて説明する。図1に示すように、ガラス基板などの透明な前面基板1上には、走査電極2と維持電極3とで対をなすストライプ状の表示電極対が複数形成され、そしてその表示電極対を覆うように誘電体層4が形成され、その誘電体層4上には保護層5が形成されている。
【0013】
また、前面基板1に対向配置される背面基板6上には、走査電極2および維持電極3と交差するように、オーバーコート層7で覆われた複数のストライプ状のデータ電極8が形成されている。このデータ電極8間のオーバーコート層7上には、データ電極8と平行に複数の隔壁9が配置され、この隔壁9の側面およびオーバーコート層7の表面に蛍光体層10が設けられている。
【0014】
これらの前面基板1と背面基板6とは、走査電極2および維持電極3とデータ電極8とが交差するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁9によって複数の区画に仕切ることにより、走査電極2および維持電極3とデータ電極8との交差部に放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色および青色となるように蛍光体層10が一色ずつ順次配置されている。そして、赤色、緑色および青色の蛍光体層が隣接して配置された3つの放電セルにより1つの画素を構成し、カラー表示を行う。
【0015】
このような構造のパネルを用いて構成したプラズマディスプレイの概略構成図を図2に示す。図2に示すように、パネル11では、行方向にはn行の走査電極SC1〜SCnおよび維持電極SU1〜SUnが配列され、列方向にはm列のデータ電極D1〜Dmが配列されている。走査電極SC1〜SCnは走査電極駆動回路12に接続されており、維持電極SU1〜SUnは維持電極駆動回路13に接続されている。また、データ電極D1〜Dmはデータ電極駆動回路14に接続されている。
【0016】
次に、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイの駆動方法について図3を用いて説明する。図3は1サブフィールド期間の駆動電圧波形の一例であり、1サブフィールドは初期化期間、アドレス期間、維持期間および消去期間の4つの期間に分かれている。初期化期間では放電セル内の壁電荷の初期化を行い、アドレス期間ではデータ電極にアドレスパルスを印加して放電セルにアドレス放電を生じさせる。また、維持期間では表示電極対に維持パルスを印加して維持放電を生じさせ、消去期間ではその維持放電を停止させる。維持期間において表示電極対に印加する維持パルス数を変えることによってそのサブフィールドの発光輝度が変化し、維持パルス数の異なる複数のサブフィールドによって1フィールドを構成するとともにアドレス期間で発光させるサブフィールドを選択することにより階調表示を行っている。
【0017】
図3に示すように初期化期間において、走査電極SC1〜SCnに正極性の初期化パルスPrを印加し、全ての放電セルにおいて初期化放電を発生させる。この初期化放電によって、全ての放電セルにおいて前のサブフィールドでの点灯状況に応じて形成された壁電荷を消去(リセット)して初期化するとともに、その後のアドレス放電を低い電圧で発生させるように放電セル内に壁電荷を形成する。この場合、走査電極SC1〜SCn上の保護層5表面には負の壁電荷が形成され、維持電極SU1〜SUn上の保護層5表面およびデータ電極D1〜Dm上の蛍光体層10表面には正の壁電荷が形成される。このような初期化パルスPrは全てのサブフィールドにおいて印加する必要はなく、数個のサブフィールドに1回のみ初期化パルスPrを印加してもよい。また、初期化パルスPrを1個だけでなく複数に分けて構成したり、緩やかに変化する電圧を印加してもよい。
【0018】
ここで、以降では、走査電極上の保護層5表面に壁電荷が形成されることを単に走査電極側に壁電荷が形成されると言い、維持電極上の保護層5表面に壁電荷が形成されることを単に維持電極側に壁電荷が形成されると言い、データ電極上の蛍光体層10表面に壁電荷が形成されることを単にデータ電極側に壁電荷が形成されると言う。
【0019】
初期化期間の後のアドレス期間において、まず1行目の走査電極SC1に負極性の走査パルスPscnを印加すると同時にデータ電極D1〜Dmのうち所望のデータ電極に正極性のアドレスパルスPaを印加する。走査パルスPscnとアドレスパルスPaとがともに印加された放電セルでは、走査電極とデータ電極との間でアドレス放電が生じてデータの書き込みが行われ、走査電極側に正の壁電荷が形成されデータ電極側に負の壁電荷が形成される。一方、アドレスパルスPaが印加されない放電セルでは、放電が発生せず壁電荷の状況は変化しない。このようにして1行目の放電セルのうち所望の放電セルにデータの書き込みが行われる。2行目以降の走査電極SC2〜SCnについても順に走査パルスを印加し、所望の放電セルについてデータの書き込みを行う。
【0020】
アドレス期間の後の維持期間において、まず走査電極SC1〜SCnに正極性の維持パルスPsyを印加するとともにデータ電極D1〜Dmに維持パルスPsyと同極性の第1の電圧Vo1を印加する。このとき、アドレス放電を起こした放電セルでは維持パルスPsyの電圧に走査電極側に形成された正の壁電荷による電圧が加わり、走査電極と維持電極との間の放電空間には放電開始電圧以上の電圧がかかるため、走査電極と維持電極との間で維持放電が発生し、さらにデータ電極との間においても維持放電が発生する。維持放電が発生すると走査電極側には負の壁電荷が形成され、維持電極側およびデータ電極側には正の壁電荷が形成される。
【0021】
続いて、データ電極D1〜Dmには第1の電圧Vo1を印加したままで維持電極SU1〜SUnに正極性の維持パルスPsxを印加すると、アドレス放電を起こした放電セルでは維持放電が発生し、維持電極側には負の壁電荷が形成され、走査電極側およびデータ電極側には正の壁電荷が形成される。
【0022】
以降、データ電極D1〜Dmには維持パルスと同極性の第1の電圧Vo1を印加したままで、走査電極SC1〜SCnおよび維持電極SU1〜SUnにそれぞれ正極性の維持パルスPsyおよびPsxを交互に印加してアドレス放電を起こした放電セルにおいて維持放電を繰り返し発生させる。そして、維持期間において最後の1つ前の維持パルスとなる維持パルスPsdを維持電極SU1〜SUnに印加した後に、データ電極D1〜Dmに第1の電圧Vo1よりも電圧値が小さい第2の電圧Vo2を印加する。その後、走査電極SC1〜SCnに最後の維持パルスPseを印加する。すなわち、走査電極および維持電極からなる表示電極対に最後の前の維持パルスPsdを印加し終わってから最後の維持パルスPseを印加するまでの間にデータ電極D1〜Dmの電位を低くしている。
【0023】
このように維持期間において、アドレス放電を起こした放電セルで維持放電を繰り返し発生させることにより蛍光体層を発光させ、画像表示を行う。
【0024】
維持期間の後の消去期間において、維持電極SU1〜SUnに緩やかに変化する正極性の消去電圧Peを印加する。このとき、維持放電を起こした放電セルにおいて維持電極と走査電極との間に微弱な消去放電が起こり、走査電極側の壁電荷と維持電極側の壁電荷が減少し維持放電が停止する。
【0025】
なお、以上の動作において、表示を行わない放電セル、すなわちアドレス期間においてアドレス放電を発生させなかった放電セルでは維持放電および消去放電は発生せず、放電セル内に形成された壁電荷の状態はほとんど変化しない。すなわち、その壁電荷の状態は初期化期間の終了時における状態とほぼ同じになっている。
【0026】
本実施の形態によるプラズマディスプレイの駆動方法では、維持期間において最初に維持パルスPsyを走査電極SC1〜SCnに印加するときにはデータ電極D1〜Dmに第1の電圧Vo1を印加しているので、走査電極と維持電極との間にかかる電圧を、走査電極あるいは維持電極とデータ電極との間にかかる電圧にくらべて大きくすることができる。したがって、維持期間における最初の維持放電を安定して発生させることができる。
【0027】
また、維持期間のほとんどの間においてデータ電極D1〜Dmに維持パルスと同極性の第1の電圧Vo1を印加しており、この第1の電圧Vo1を印加している期間において維持放電が発生する際、データ電極D1〜Dmを接地電位(0V)にしている場合に比べてデータ電極側に電荷が移動することを少なくすることができる。このため、維持放電は走査電極と維持電極との間に集中しやすくなり強い維持放電が安定して発生するので、表示品位を向上させることができる。
【0028】
さらに、最後の維持パルスPseを走査電極SC1〜SCnに印加するときにはデータ電極D1〜Dmに第1の電圧Vo1より電圧値が低い第2の電圧Vo2を印加しているので、維持放電によって発生した電荷がデータ電極側に移動しやすくなりデータ電極側に正の壁電荷が多く形成されるようになる。維持期間の終了時にデータ電極側に形成されている正の壁電荷は、次のサブフィールドのアドレス期間まで残存し、アドレス放電時にはアドレスパルスPaに重畳するので、低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。
【0029】
なお、上記実施の形態においては、表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の維持パルスを印加し終わるまでの間ではデータ電極D1〜Dmに維持パルスと同極性の電圧を印加し、表示電極対に最後の前の維持パルスを印加し終わってから最後の維持パルスを印加するまでの間にデータ電極の電位を低くしているが、表示電極対に最後の維持パルスを印加する前にデータ電極の電位を低くすることにより低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。データ電極の電位を低くするタイミングについては適宜設定すればよいが、維持期間の後半に設定することにより表示品位をより向上させることができる。
【0030】
図4は、本発明の他の実施の形態における1サブフィールド期間の駆動電圧波形を示しており、図3の駆動電圧波形と異なるのは維持期間においてデータ電極D1〜Dmに印加する電圧値である。すなわち、表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の前の維持パルスを印加し終わるまでの間ではデータ電極D1〜Dmに維持パルスと同極性の電圧を印加しており、その電圧をアドレスパルス電圧(アドレスパルスの波高値)Vdaと同じ値に設定している。また、最後の維持パルスPseを走査電極SC1〜SCnに印加するときはデータ電極D1〜Dmを接地電位にしている。
【0031】
図4に示す駆動電圧波形によれば、図3の場合と同様に、維持期間のほとんどの間において強い維持放電が安定して発生するので表示品位を向上させることができるとともに、低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。さらに、データ電極D1〜Dmに印加する電圧値を二値にすることができるので、データ電極駆動回路の構成を簡単にすることができるとともに必要な電源の数を少なくすることができる。
【0032】
なお、図4に示す駆動電圧波形においては、表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の前の維持パルスを印加し終わるまでの間においてデータ電極D1〜Dmに維持パルスと同極性の電圧を印加しているが、表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の維持パルスを印加する前までの間においてデータ電極に維持パルスと同極性の電圧を印加することにより、低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。また、データ電極に維持パルスと同極性の電圧を印加し終わった後ではデータ電極を接地電位にしている。データ電極に維持パルスと同極性の電圧を印加し終わるタイミングについては適宜設定すればよいが、維持期間の後半に設定することにより表示品位をより向上させることができる。
【0033】
また、維持パルスが負極性の場合には図5に示すように、維持期間において維持電極SU1〜SUnに最初の維持パルスPsxを印加してから以降ではデータ電極に維持パルスと同極性(負極性)の第3の電圧Vo3を印加し、最後の維持パルスPseを印加するときには第3の電圧Vo3よりも低い第4の電圧Vo4を印加すればよい。すなわち、走査電極および維持電極からなる表示電極対に最後の前の維持パルスPsdを印加し終わってから最後の維持パルスPseを印加するまでの間においてデータ電極D1〜Dmの電位を低くしている。これにより上記実施の形態の場合と同様に、表示品位を向上させることができるとともに低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。また、表示電極対に最後の維持パルスを印加する前にデータ電極の電位を低くすれば低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。データ電極の電位を低くするタイミングについては適宜設定すればよいが、維持期間の後半に設定することにより表示品位をより向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明のプラズマディスプレイの駆動方法によれば、低いアドレスパルス電圧でもアドレス放電を安定して生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイパネルの要部を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイの概略構成図
【図3】本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイの駆動電圧波形を示すタイミングチャート
【図4】本発明の他の実施の形態におけるプラズマディスプレイの駆動電圧波形を示すタイミングチャート
【図5】本発明の他の実施の形態におけるプラズマディスプレイの駆動電圧波形を示すタイミングチャート
【符号の説明】
2 走査電極
3 維持電極
8 データ電極
11 プラズマディスプレイパネル
12 走査電極駆動回路
13 維持電極駆動回路
14 データ電極駆動回路
Claims (3)
- 走査電極と維持電極とからなる表示電極対を複数形成した基板と複数のデータ電極を形成した基板とを前記表示電極対と前記データ電極とが交差するように対向配置し、その交差部に放電セルを形成することにより構成したプラズマディスプレイを駆動する方法であって、1フィールドを複数のサブフィールドにより構成するとともに、その各サブフィールドに、データ電極にアドレスパルスを印加して放電セルにアドレス放電を生じさせるアドレス期間と、表示電極対に維持パルスを印加して維持放電を生じさせる維持期間と、前記維持放電を起こした放電セルにおいて消去放電を起こす消去期間とを設け、この維持期間において前記表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の維持パルスを印加する前までの間では前記データ電極に前記維持パルスと同極性であり且つ一定の電圧を印加し、前記データ電極に前記電圧を印加し終わった後では前記データ電極を接地電位にすることを特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。
- 維持期間において表示電極対に最初の維持パルスを印加してから最後の前の維持パルスを印加し終わるまでの間ではデータ電極に維持パルスと同極性であり且つ一定の電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
- 維持期間においてデータ電極に印加する電圧の電圧値を、アドレス期間においてデータ電極に印加するアドレスパルスの波高値と同じに設定したことを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
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