JP4195621B2 - マルチシグナルマトリクススイッチャ - Google Patents
マルチシグナルマトリクススイッチャ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4195621B2 JP4195621B2 JP2003044858A JP2003044858A JP4195621B2 JP 4195621 B2 JP4195621 B2 JP 4195621B2 JP 2003044858 A JP2003044858 A JP 2003044858A JP 2003044858 A JP2003044858 A JP 2003044858A JP 4195621 B2 JP4195621 B2 JP 4195621B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- input
- output
- channel
- video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の入力チャンネルから入力される、RGB信号、YPbPr信号などの複数種類の画像信号を、複数の出力チャンネルに接続する映像出力装置に表示させることの出来る、マルチシグナルマトリクススイッチャに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のマルチシグナルマトリクススイッチャは、特定の映像入力ソースと特定の映像出力装置を接続して映像出力ラインを構築し、映像入力ソースからの各種の画像信号をスキャンコンバートする機能を有している。これにより、例えば、NTSC(National Television SystemCommittee)信号、RGB信号、更に、HDTV(High Definition TeleVision)などに用いられるYPbPr信号などの画像信号を、スキャンコンバートし、複数の映像入力を同時に複数の映像出力装置に出力して、しかも簡単な操作で映像出力ラインを切り替えながら、多様な映像表現を可能とすることが出来、効果的なプレゼンテーションを実現することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したマルチシグナルマトリクススイッチャは、図3に示すように、一般に、RGB信号の入力端子17のうち、水平・垂直同期信号用のHD端子17d及びVD端子17eを除く、R端子17a、G端子17b、B端子17cが、YPbPr信号の、Y信号(輝度信号)、Pb信号(青の色差信号)、Pr信号(赤の色差信号)の入力端子として共用されているため、入力信号がRGB信号又はYPbPr信号の場合、入力信号の種類の切り替えをいちいち手動で行なう必要があり、その切り替え操作が極めて煩雑であった。また、例えばプレゼンテーションの本番中で、その切り替え操作を間違えてしまうと、映像が適正に表示されなくなり、効果的なプレゼンテーションを実現できない不都合があった。
【0004】
本発明は、上記した事情を鑑み、RGB信号とYPbPr信号の入力信号の種類を自動的に切り替えることにより、操作性を向上させ、効果的なプレゼンテーションを行なうことの出来る、マルチシグナルマトリクススイッチャを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、画像信号入力端子(17)が設けられると共に該画像信号入力端子(17)から画像信号が入力される複数の入力チャンネル(A、B、C、D、E、F、G、H)を有し、画像信号が出力される複数の出力チャンネル(I、J、K)を有し、それら入力チャンネルと出力チャンネルとの間に、特定の前記出力チャンネル(例えば、出力チャンネルI(出力1))と特定の前記入力チャンネル(例えば、入力チャンネルC(入力3))とを接続することにより構成される映像出力ラインを複数組、構築する、スイッチング手段(7)を設け、前記スイッチング手段(7)により構築された映像出力ラインを構成する入力チャンネルに入力された画像信号を、前記映像出力ラインを構成する出力チャンネルに接続された映像出力装置に適合するように変換する、信号変換手段(10A、10B、10C)を設けたマルチシグナルマトリクススイッチャ(1)において、
前記画像信号入力端子(17)は、前記RGB信号を構成するいずれか1つの色信号(例えばR信号)と、前記YPbPr信号を構成する輝度信号(Y信号)との入力端子として共用することの出来る、信号共用入力端子(17a)を有し、
前記映像出力ラインを構成する入力チャンネルの信号共用入力端子(17a)に入力された画像信号(例えばR信号又はY信号)に、前記YPbPr信号の同期信号が重畳されているか否かを検知する、同期信号検知手段(9A、9B、9C)を有し、
前記同期信号検知手段(9A、9B、9C)により前記信号共用入力端子(17a)に入力された画像信号に前記YPbPr信号の同期信号が重畳されていることを検知した場合に、前記信号種類判別手段(9A、9B、9C)は、当該画像信号をYPbPr信号と判別することに伴い、前記映像出力ラインを構成する入力チャンネルに入力された画像信号が、RGB信号とYPbPr信号とのいずれの種類であるかを判別する、信号種類判別手段(9A、9B、9C)を設け、
前記信号種類判別手段(9A、9B、9C)により判別された画像信号の種類(RGB信号又はYPbPr信号)に基づいて当該画像信号を変換するように、前記信号変換手段(10A、10B、10C)に対して指令する、信号変換指令手段(9A、9B、9C)を設けたことを特徴として構成される。
【0007】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、信号種類判別手段(9A、9B、9C)は、映像出力ラインを構成する入力チャンネルに入力された画像信号が、RGB信号とYPbPr信号とのいずれの種類であるかを判別し、信号変換指令手段(9A、9B、9C)は、信号種類判別手段(9A、9B、9C)により判別された画像信号の種類(RGB信号又はYPbPr信号)に基づいて当該画像信号を変換するように、信号変換手段(10A、10B、10C)に対して指令する。当該画像信号は、信号変換手段(10A、10B、10C)により、自動的に、映像出力ラインを構成する出力チャンネルに接続された映像出力装置に適合するように変換されるので、従来のように、画像信号の種類をいちいち手動で切り替える必要がなくなり、マルチシグナルマトリクススイッチャ(1)の操作性を向上することが出来る。これにより、例えばプレゼンテーションの本番中で、画像信号の種類の切り替え操作を間違えることがなくなり、効果的なプレゼンテーションを実現することが出来る。
【0008】
また、信号種類判別手段(9A、9B、9C)は、映像出力ラインを構成する入力チャンネル(例えば、A、C、H)に入力された画像信号の種類を判別するので、全ての入力チャンネル(A、B、C、D、E、F、G、H)に入力された画像信号について、その種類を判別する必要がなく、画像信号の種類を効率良く判別することが出来る。これにより、例えばマルチシグナルマトリクススイッチャ(1)の処理能力が比較的低い場合であっても、適正な映像を円滑に表示することが出来る。
【0009】
【発明の効果】
さらに、同期信号検知手段(9A、9B、9C)は、映像出力ラインを構成する入力チャンネルの信号共用入力端子(17a)に入力された画像信号(例えばR信号又はY信号)に、YPbPr信号の同期信号が重畳されているか否かを検知し、信号種類判別手段(9A、9B、9C)は、同期信号検知手段(9A、9B、9C)が、信号共用入力端子(17a)に入力された画像信号にYPbPr信号の同期信号が重畳されていることを検知した場合に、当該画像信号をYPbPr信号と判別するので、信号種類判別手段(9A、9B、9C)は、RGB信号とYPbPr信号の画像信号の種類を確実に判別することが可能となり、適正な映像を確実に表示することが出来る。
【0010】
なお、括弧内の番号などは、本発明の理解を助けるために、図面における対応する要素を便宜的に示すものである。従って、本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではなく、また、この符号の記載により本発明を解釈すべきでない。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が適用される、マルチシグナルマトリクススイッチャの一例を示す正面図、図2は、マルチシグナルマトリクススイッチャの回路構成の一例を示すブロック図、図3は、入力端子の一例を示す外観図である。
【0012】
図1は、マルチシグナルマトリクススイッチャ1の一例を示す正面図を示している。マルチシグナルマトリクススイッチャ1は、図1に示すように、筐体2を有しており、筐体2の正面には、操作パネル2aが設けられている。操作パネル2aには、各8個づつの押しボタンスイッチから構成される、第1出力チャンネルボタン群3、第2出力チャンネルボタン群5、第3出力チャンネルボタン群6が設けられている。各出力チャンネルボタン群3、5、6は、マルチシグナルマトリクススイッチャ1の、I、J、Kの3個の出力チャンネル(図2で、出力1、出力2、出力3と表示)にそれぞれ対応している。なお、出力チャンネルの数は、任意であり、2チャンネル以上、何チャンネル設けられていても良い。その場合、設けられた出力チャンネルの数だけ、出力チャンネルボタン群が設けられる。
【0013】
図2は、マルチシグナルマトリクススイッチャ1の回路構成の一例を示している。入力チャンネルは、図2に示すように、A、B、C、D、E、F、G、Hの8チャンネル設けられており、図中、入力1、入力2……入力8と表示されている。この8つの入力チャンネルが、図1に示す各出力チャンネルボタン群3、5、6の8個に対応しており、8個の入力チャンネルと3個の出力チャンネルにより、合計24個の押しボタンスイッチから成るマトリクスが構成されている。なお、入力チャンネル数も、出力チャンネル数と同様に任意であり、2チャンネル以上、何チャンネル設けてもよい。
【0014】
いま、各出力チャンネルボタン群3、5、6を構成する押しボタンスイッチを入力チャンネルの数に対応させて、A(入力1)、B(入力2)、C(入力3)、D(入力4)、E(入力5)、F(入力6)、G(入力7)、H(入力8)の8つのアルファベット記号で区分し、次に、出力チャンネルを表示する数字を付けてそれらの押しボタンスイッチを区別すると、図1に示すように表示される。例えば、A1は、入力チャンネルがA(入力1)で出力チャンネルがI(出力1)に対応する押しボタンスイッチであり、B3は、入力チャンネルがB(入力2)で出力チャンネルがK(出力3)に対応する押しボタンスイッチであり、F2は、入力チャンネルがF(入力6)で出力チャンネルがJ(出力2)に対応する押しボタンスイッチである。
【0015】
即ち、各出力チャンネルボタン群3、5、6を構成する押しボタンスイッチは、特定の入力チャンネルと特定の出力チャンネルを1対1に対応させる唯一無二のスイッチ手段であり、各出力チャンネルボタン群3、5、6を構成する、ある押しボタンスイッチを押下することは、特定の入力チャンネルと特定の出力チャンネルとが当該押しボタンスイッチにより唯一選択されて、特定の映像出力ラインが構築されることを意味する。
【0016】
また、操作パネル2aには、図1に示すように、他の押しボタンスイッチが多数も設けられており、図中下方に、クロスポイント設定ボタン15が設けられている。更に、操作パネル2aには、図中右方に映像調整パネル2bが設けられている。映像調整パネル2bには、画質、画像サイズ、出力設定、言語についての、出力映像パラメータが調整自在な、調整ボタン16が設けられている。
【0017】
図3は、入力端子17の一例を示す外観図を示している。入力端子17は、5個の端子を1組として、1個の入力チャンネルを構成している。従って、入力チャンネルと同数の8組からなる入力端子17が、例えばマルチシグナルマトリクススイッチャ1の背面(図1の紙面裏側)などに設けられている。
【0018】
また、入力端子17は、RGB信号用の入力端子として機能している。RGB信号は、色信号である、R(赤)信号、G(緑)信号、B(青)信号と、水平同期信号、垂直同期信号からなり、入力端子17は、R信号用のR端子17a、G信号用のG端子17b、B信号用のB端子17c、水平同期信号用のHD端子17d、及び垂直同期信号用のVD端子17eとして構成されている。
【0019】
また、これら入力端子17のうち、R端子17a、G端子17b、B端子17cは、HDTV(High Definition TeleVision)やDVDプレーヤなどに用いられる、YPbPr信号の入力端子としても機能している。
【0020】
ここで、YPbPr信号とは、画像を、輝度信号と色差信号で表現する信号(コンポーネント信号)をいい、水平同期信号及び垂直同期信号を重畳する輝度信号である、Y信号、青の色差信号である、Pb信号、及び赤の色差信号である、Pr信号からなる。即ち、入力端子17のうち、R端子17aは、Y信号用のY端子、G端子17bは、Pb信号用のPb端子、B端子17cは、Pr信号用のPr端子として機能している。以下の説明では、これらの端子を区別する必要がないときは、図3に示すように、それぞれ、R/Y端子17a、G/Pb端子17b、B/Pr端子17cと表現する。
【0021】
なお、本実施例において定義する、上記YPbPr信号は、名称は異なるが、上述したコンポーネント信号と同様である、YCbCr信号、YUV信号、YIQ信号、YCC信号なども含むものである。また、Y信号とR信号で入力端子を共用する組み合わせを示したが、特にこれに限る必要はなく、例えば、Y信号とG信号又はY信号とB信号で、入力端子を共用させることも可能である。
【0022】
また、マルチシグナルマトリクススイッチャ1には、図2に示すように、入力信号セレクタ7が設けられている。入力信号セレクタ7には、前述の8個の入力チャンネルA、B、C、D、E、F、G、Hが設けられており、各入力チャンネルA、B、C、D、E、F、G、Hには、入力端子17に対応する5個の、不図示の入力部が設けられている。また、入力信号セレクタ7には、前述の出力チャンネルI、J、Kに対応する3個の、出力チャンネルI’、J’、K’が設けられており、各出力チャンネルI’、J’、K’には、上記入力部と同様に、入力端子17に対応する5個の、不図示の出力部が設けられている。
【0023】
これら入力部と出力部は、映像出力ラインの構築に応じて接続されるようになっている。即ち、入力信号セレクタ7には、入力チャンネルA、B、C、D、E、F、G、Hと、出力チャンネルI’、J’、K’との間で、映像出力ラインの一部を構築自在な、前述の24個の出力チャンネルボタン群3、5、6が設けられている。そして、入力信号セレクタ7には、各出力チャンネルI’、J’、K’を介して、それぞれ、信号判別部9A、9B、9Cが接続している。
【0024】
各信号判別部9A、9B、9Cには、入力端子17に対応する5個の、不図示の入力部が設けられており、各信号判別部9A、9B、9Cの入力部は、それぞれ、入力信号セレクタ7の各出力チャンネルI’、J’、K’に設けられた出力部が接続している。従って、各信号判別部9A、9B、9Cの入力部は、入力信号セレクタ7を介して、それぞれ、図3に示す、R/Y端子17a、G/Pb端子17b、B/Pr端子17c、HD端子17d、及びVD端子17eに接続されることとなり、各信号判別部9A、9B、9Cは、各端子17a、17b、17c、17d、17e別に入力信号の判別が可能である。
【0025】
また、各信号判別部9A、9B、9Cには、信号変換部10A、10B、10Cが接続しており、更に、各信号変換部10A、10B、10Cには、出力チャンネルI(出力1)、J(出力2)、K(出力3)が接続している。従って、信号判別部9A、9B、9Cは、入力信号セレクタ7と信号変換部10A、10B、10Cとの間に、出力チャンネル毎に設けられている。なお、出力チャンネルは、上述したように任意であることから、出力チャンネル数に応じて、これと同数の信号判別部9A、9B、9C、及び信号変換部10A、10B、10Cが設けられることとなる。
【0026】
また、入力信号セレクタ7には、クロスポイントセレクトデータ設定部12が接続しており、クロスポイントセレクトデータ設定部12には、クロスポイントセレクトデータメモリ13が接続している。
【0027】
クロスポイントセレクトデータメモリ13には、出力チャンネルボタン群3、5、6を構成する各押しボタンスイッチに対応する形で、各押しボタンスイッチの押下状況、即ち、映像出力ラインの構築状態を格納するための格納領域13aが24個設けられている。図2では、各格納領域13aを区別するために、8つの入力チャンネルを区別するための記号として、IN1、IN2……IN8を、出力チャンネルを区別するための記号として、OUT1、OUT2、OUT3を組み合わせて、マトリクスとして表示している。例えば、IN6.OUT2は、出力チャンネルボタン群5の押しボタンスイッチF2に対応している。
【0028】
マルチシグナルマトリクススイッチャ1は、以上のような構成を有するので、マルチシグナルマトリクススイッチャ1を用いて、複数の映像入力ソースからの映像を複数の映像出力装置に表示させるプレゼンテーションを行うには、当該プレゼンテーションに先立って、所定の段取り作業を行う。
【0029】
まず、入力すべき複数の図示しない映像入力ソースとして、画像信号が、RGB信号であるPC(パーソナルコンピュータ)やYPbPr信号であるHDTVなどを、マルチシグナルマトリクススイッチャ1の各入力チャンネルA(入力1)、B(入力2)、C(入力3)、D(入力4)、E(入力5)、F(入力6)、G(入力7)、H(入力8)に接続する。例えば、画像信号がRGB信号の場合、当該RGB信号を出力する不図示のケーブルコネクタを、それぞれ、R端子17a、G端子17b、B端子17c、HD端子17d、及びVD端子17eに差し込み、接続する。また、画像信号がYPbPr信号の場合、当該YPbPr信号を出力する不図示のケーブルコネクタを、それぞれ、Y端子17a、Pb端子17b、Pr端子17cに差し込み、接続する。
【0030】
次に、各出力チャンネルI(出力1)、J(出力2)、K(出力2)には、不図示のプロジェクタやディスプレイなどの映像出力装置をそれぞれ接続する。この状態で、オペレータは、最初に各映像出力装置で使用する映像入力ソースを、出力チャンネルボタン群3、5、6の各押しボタンスイッチを押下することにより選択し、各映像出力装置を特定の映像入力ソースに関連付けて、映像出力ラインを構築する。
【0031】
例えば、出力チャンネルI(出力1)に接続された映像出力装置で表示すべき映像入力ソースを選択するには、第1出力チャンネルボタン群3を構成する8個の押しボタンスイッチA1、B1、C1、D1、E1、F1、G1、H1のうち、表示すべき映像入力ソースが接続された入力チャンネルに対応する押しボタンスイッチを選択的に押下する。すると、入力信号セレクタ7は、入力チャンネルA、B、C、D、E、F、G、Hのうち、押下された押しボタンスイッチに対応する入力チャンネルと、出力チャンネルI(出力1)を、信号判別部9A及び信号変換部10Aを介して接続し、押下された押しボタンスイッチに対応した入力チャンネルと出力チャンネルI(出力1)からなる、第1の映像出力ラインを構築する。
【0032】
次に、出力チャンネルJ(出力2)に接続された映像出力装置で表示すべき映像入力ソースを選択するには、第2出力チャンネルボタン群5を構成する8個の押しボタンスイッチA2、B2、C2、D2、E2、F2、G2、H2のうち、表示すべき映像入力ソースが接続された入力チャンネルに対応する押しボタンスイッチを選択的に押下する。すると、入力信号セレクタ7は、入力チャンネルA、B、C、D、E、F、G、Hのうち、押下された押しボタンスイッチに対応する入力チャンネルと、出力チャンネルJ(出力2)を、信号判別部9B及び信号変換部10Bを介して接続し、押下された押しボタンスイッチに対応した入力チャンネルと出力チャンネルJ(出力2)からなる、第2の映像出力ラインを構築する。
【0033】
次に、出力チャンネルK(出力3)に接続された映像出力装置で表示すべき映像入力ソースを選択するには、第3出力チャンネルボタン群6を構成する8個の押しボタンスイッチA3、B3、C3、D3、E3、F3、G3、H3のうち、表示すべき映像入力ソースが接続された入力チャンネルに対応する押しボタンスイッチを選択的に押下する。すると、入力信号セレクタ7は、入力チャンネルA、B、C、D、E、F、G、Hのうち、押下された押しボタンスイッチに対応する入力チャンネルと、出力チャンネルK(出力3)を、信号判別部9C及び信号変換部10Cを介して接続し、押下された押しボタンスイッチに対応した入力チャンネルと出力チャンネルK(出力3)からなる、第3の映像出力ラインを構築する。
【0034】
こうすることにより、3つ映像出力装置に対して、それぞれの映像入力ソースが選択された入力チャンネルが関連付けられ、特定の入力チャンネルと特定の出力チャンネルが関連付けられた形の、3つの映像出力ラインが構築される。
【0035】
また、オペレータが、操作パネル2a上のクロスポイント設定ボタン15を押下すると、クロスポイントセレクトデータ設定部12が起動される。その状態で、オペレータが出力チャンネルボタン群3、5、6の24個の押しボタンスイッチのうち、適宜な押しボタンスイッチを押下することにより、クロスポイントセレクトデータ設定部12は、当該押下された押しボタンスイッチに対応するクロスポイントセレクトデータメモリ13の格納領域13aに、クロスポイント設定ボタン15が押下された時点の、3つの映像出力ラインの構築状態を格納する。
【0036】
例えば、出力チャンネルI(出力1)に入力チャンネルC(入力3)が、出力チャンネルJ(出力2)に入力チャンネルH(入力8)が、出力チャンネルK(出力3)に入力チャンネルA(入力1)が接続され、出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルC(入力3)、出力チャンネルJ(出力2)/入力チャンネルH(入力8)、出力チャンネルK(出力3)/入力チャンネルA(入力1)からなる3つの映像出力ラインを構築する。この状態で、クロスポイント設定ボタン15が押下され、例えば押しボタンスイッチD2が押下された場合には、押しボタンスイッチD2に対応した、クロスポイントセレクトデータメモリ13内の、「IN4.OUT2」なる格納領域13aに、上記した3つの映像出力ライン、即ち、「出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルC(入力3)、出力チャンネルJ(出力2)/入力チャンネルH(入力8)、出力チャンネルK(出力3)/入力チャンネルA(入力1)」が格納される。
【0037】
そして、各出力チャンネルについての映像出力ラインが構築されたところで、オペレータは、映像調整パネル2b上の調整ボタン16を適宜押下して、画質、画像サイズ、出力設定、言語のうち、所定の出力映像パラメータの調整を行ない、該調整された出力映像パラメータを、各映像出力ライン毎に不図示の所定メモリに格納して、接続された映像入力ソース及び映像出力装置に対応した形で設定する。
【0038】
こうして、全ての設定が終了したところで、マルチシグナルマトリクススイッチャ1を使用した、プレゼンテーションの本番にはいるが、オペレータはまず、最初に使用する映像出力ラインの組み合わせを再現するために、自己が記憶させた出力チャンネルボタン群3、5、6中の特定の押しボタンスイッチを押下する。すると、クロスポイントセレクトデータ設定部12は、押下された押しボタンスイッチに対応するクロスポイントセレクトデータメモリ13の格納領域13aから、オペレータにより予め設定格納された映像出力ラインの組み合わせを呼び出し、入力信号セレクタ7の接続状態を、当該映像出力ラインの組み合わせに基づいて設定するように制御する。これにより入力信号セレクタ7は、所定の組み合わせからなる、3つの映像出力ラインを設定する。
【0039】
ここでは、映像出力ラインとして、出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルC(入力3)、出力チャンネルJ(出力2)/入力チャンネルH(入力8)、出力チャンネルK(出力3)/入力チャンネルA(入力1)が設定されたとする。また、これらの映像出力ラインを構成する、各入力チャンネルに接続された映像入力ソースの画像信号は、入力チャンネルC(入力3)がRGB信号、入力チャンネルH(入力8)及び入力チャンネルA(入力1)がYPbPr信号とする。更に、これらの映像出力ラインを構成する、各出力チャンネルに接続された映像出力装置の画像信号は、いずれもRGB信号とする。
【0040】
まず、出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルC(入力3)の映像出力ラインについて説明すると、入力チャンネルC(入力3)に接続された映像入力ソースの画像信号、つまりRGB信号が、図3に示す入力端子17から入力される。即ち、R端子17a、G端子17b、B端子17cから、それぞれ、R信号、G信号、B信号が入力され、HD端子17d、VD端子17eから、それぞれ、水平同期信号、垂直同期信号が入力される。これら入力信号は、入力信号セレクタ7に入力され、入力信号セレクタ7は、設定した映像出力ラインに従い、これら入力チャンネルC(入力3)からの入力信号を、出力チャンネルI’を介して、出力チャンネルI(出力1)に対応する信号判別部9Aに出力する。
【0041】
ところで、信号判別部9A、9B、9Cは、入力信号セレクタ7から受けた、図3に示すR/Y端子17aの入力信号に、YPbPr信号の水平同期信号及び垂直同期信号(以下、単に「同期信号」という)が重畳されているか否かを、常に検知している。R/Y端子17aから入力される画像信号は、既に述べたように、RGB信号であれば、同期信号が重畳されていない色信号(R信号)であり、YPbPr信号であれば、同期信号が重畳されている輝度信号(Y信号)である。即ち、信号判別部9A、9B、9Cは、同期信号が重畳されていると検知した場合、入力信号の種類をYPbPr信号と判別し、同期信号が重畳されていないと検知した場合、入力信号の種類をRGB信号と判別する。
【0042】
従って、信号判別部9Aは、入力信号セレクタ7から受けた、入力チャンネルC(入力3)からの入力信号のうち、R端子17aの入力信号について、同期信号が重畳されているか否かを検知し、当該入力信号がR信号であることから、同期信号が重畳されていないと検知して、入力チャンネルC(入力3)からの入力信号の種類を、RGB信号と判別する。
【0043】
このように、信号判別部9A、9B、9Cを、入力信号セレクタ7と信号変換部10A、10B、10Cとの間に設けて、信号判別部9A、9B、9Cが、映像出力ラインを構成する入力チャンネルに入力された画像信号の種類を判別することにより、全ての入力チャンネルに入力された画像信号について、その種類を判別する必要がなくなり、入力信号の種類を効率良く判別することが出来る。
【0044】
なお、検知する同期信号は、必ずしも水平同期信号及び垂直同期信号の両方である必要はなく、いずれか一方でもよい。また、判別手法としては、上述したような、同期信号が重畳されているか否かによる判別手法に限られず、例えば、R/Y端子17a、G/Pb端子17b、B/Pr端子17cに信号が入力され、かつHD端子17d、VD端子17eに信号が入力されないことを、論理回路などで検知することにより、入力信号の種類を判別することも可能である。
【0045】
こうして、信号判別部9Aは、上記判別結果により、RGB信号である入力信号の種類に基づいて、入力信号セレクタ7からの入力信号を出力チャンネルI(出力1)に接続された映像出力装置に適合する形に変換するように、信号変換部10Aに対して指令すると共に、当該入力信号を、信号変換部10Aに出力する。
【0046】
信号判別部9Aからの入力信号の種類は、出力チャンネルI(出力1)に接続された映像出力装置の画像信号(RGB信号)と同じ、RGB信号なので、上記指令を受けた信号変換部10Aは、コンポーネント信号とRGB信号との間で相互に色空間を変換する、色空間変換を行なうことなく、当該入力信号を、水平同期周波数及び垂直同期周波数が該映像出力装置の画像信号と一致するように変換、即ち、スキャンコンバートする。
【0047】
更に、信号変換部10Aは、不図示の所定メモリから、出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルC(入力3)の映像出力ライン毎に格納された、既にオペレータにより調整済みの出力映像パラメータを読み出し、該出力映像パラメータに基づいて、上記スキャンコンバートした入力信号について、画質、画像サイズ、出力設定、言語に関連する、出力映像の調整を行なう。そして出力映像の調整を行なった入力信号を、映像出力装置に出力し、映像出力装置は、当該画像信号に基づいて、適正な出力画像を表示する。
【0048】
次いで、出力チャンネルJ(出力2)/入力チャンネルH(入力8)の映像出力ラインについて説明すると、入力チャンネルH(入力8)に接続された映像入力ソースの画像信号、つまりYPbPr信号が、図3に示す入力端子17から入力される。即ち、Y端子17a、Pb端子17b、Pr端子17cから、それぞれ、Y信号、Pb信号、Pr信号が入力され、一方、HD端子17d、VD端子17eからは、何ら画像信号は入力されない。これら入力信号は、入力信号セレクタ7に入力され、入力信号セレクタ7は、設定した映像出力ラインに従い、これら入力チャンネルH(入力8)からの入力信号を、出力チャンネルJ’から、出力チャンネルJ(出力2)に対応する信号判別部9Bに出力する。
【0049】
信号判別部9Bは、入力信号セレクタ7から受けた、入力チャンネルH(入力8)からの入力信号のうち、Y端子17aの入力信号、つまりY信号について、同期信号が重畳されているか否かを検知する。Y信号には、上述したように輝度信号に同期信号が重畳されているので、信号判別部9Bは、上記信号判別部9Aと異なり、同期信号が重畳されていると検知して、入力チャンネルH(入力8)からの入力信号の種類を、YPbPr信号と判別する。
【0050】
そして、信号判別部9Bは、上記判別結果により、YPbPr信号である入力信号の種類に基づいて、入力信号セレクタ7からの入力信号を出力チャンネルJ(出力2)に接続された映像出力装置に適合する形で変換するように、信号変換部10Bに対して指令すると共に、当該入力信号を、信号変換部10Bに出力する。
【0051】
信号判別部9Bからの入力信号の種類は、出力チャンネルJ(出力2)に接続された映像出力装置の画像信号(RGB信号)と異なる、YPbPr信号なので、上記指令を受けた信号変換部10Bは、信号変換部10Aと異なり、まず、色空間変換を行なう。即ち、信号変換部10Bは、Y端子17aの入力信号を、輝度信号と、水平同期信号及び垂直同期信号に分離し、該分離された輝度信号、Pb端子17bの入力信号(Pb信号)、及びPr端子17cの入力信号(Pr信号)を、所定式に基づいて、R信号、G信号、B信号に変換する。
【0052】
こうして、信号判別部9Bからの入力信号をRGB信号に変換すると、信号変換部10Bは、信号変換部10Aと同様に、当該入力信号を、上記分離された水平同期周波数及び垂直同期周波数が、出力チャンネルJ(出力2)に接続された映像出力装置の画像信号と一致するように変換、即ち、スキャンコンバートする。
【0053】
更に、信号変換部10Bは、信号変換部10Aと同様に、不図示の所定メモリから、出力チャンネルJ(出力2)/入力チャンネルH(入力8)の映像出力ライン毎に格納された、既にオペレータにより調整済みの出力映像パラメータを読み出し、該出力映像パラメータに基づいて、上記スキャンコンバートした入力信号について、画質、画像サイズ、出力設定、言語に関する、出力映像の調整を行なう。そして出力映像の調整を行なった入力信号を、映像出力装置に出力し、映像出力装置は、該画像信号に基づいて、適正な出力画像を表示する。
【0054】
次いで、出力チャンネルK(出力3)/入力チャンネルA(入力1)の映像出力ラインについて説明すると、入力チャンネルA(入力1)に接続された映像入力ソースの画像信号は、YPbPr信号なので、信号判別部9Cは、信号判別部9Bと同様に、入力信号の種類をYPbPr信号と判別し、YPbPr信号である入力信号の種類に基づいて、入力信号セレクタ7からの入力信号を出力チャンネルK(出力3)に接続された映像出力装置に適合する形に変換するように、信号変換部10Cに対して指令すると共に、当該入力信号を、信号変換部10Cに出力する。該指令を受けた信号変換部10Cは、信号変換部10Bと同様に、信号判別部9Cからの入力信号を、色空間変換によりRGB信号に変換し、更にRGB信号に変換された入力信号をスキャンコンバートする。
【0055】
次いで、信号変換部10Cは、信号変換部10A、10Bと同様に、出力映像パラメータに基づいて、上記スキャンコンバートした入力信号について、所定の出力映像の調整を行なう。そして出力映像の調整を行なった入力信号を、映像出力装置に出力し、映像出力装置は、該画像信号に基づいて、適正な出力画像を表示する。
【0056】
このように、本発明に係るマルチシグナルマトリクススイッチャ1では、RGB信号とYPbPr信号との間で、入力信号の種類の切り替えが自動的に行なわれるので、従来のマルチシグナルマトリクススイッチャのように、その切り替え操作をいちいち手動で行なう必要がなくなり、マルチシグナルマトリクススイッチャの操作性を向上することが出来る。
【0057】
こうして、この状態で各映像出力ラインを用いて、対応する入力チャンネルに接続された入力ソースから画像信号を出力し、所定の映像を各映像出力装置に表示して行くが、映像出力ラインの組み合わせを変更する場合には、オペレータは、変更すべき映像出力ラインの組み合わせをクロスポイントセレクトデータメモリ13に格納する際に、押下した出力チャンネルボタン群3、5、6の対応する押しボタンスイッチを押下するだけで、当該押しボタンスイッチに対応するクロスポイントセレクトデータメモリ13内の格納領域13aに格納された映像出力ラインの組み合わせが読み出され、入力信号セレクタ7により直ちに設定される。
【0058】
信号判別部9A、9B、9Cは、既に述べたように、入力信号セレクタ7から受けた、Y/R端子17aからの入力信号に同期信号が重畳されているか否かを、常に検知しているので、変更設定された各映像出力ラインの入力チャンネルからの入力信号を受けて、直ちに、当該入力信号の種類を判別する。
【0059】
例えば、出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルC(入力3)の映像出力ラインが、出力チャンネルI(出力1)/入力チャンネルH(入力8)に変更設定されたとする。即ち、出力チャンネルI(出力1)に接続される映像入力ソースの画像信号が、RGB信号からYPbPr信号に切り替わったとする。
【0060】
信号判別部9Aは、上述と同様に、Y端子17aからの入力信号に同期信号が重畳されているか否かを検知し、入力信号の種類をYPbPr信号と判別して、信号判別部9B、9Cと同様に、YPbPr信号である入力信号の種類に基づいて、出力チャンネルI(出力1)に接続された映像出力装置に適合する形に変換するように、信号変換部10Aに対し指令する。該指令を受けた信号変換部10Aは、映像出力ラインの変更設定前に行なっていなかった、入力信号の色空間変換を行ない、更にRGB信号に変換された入力信号をスキャンコンバートして、出力チャンネルI(出力1)に接続された映像出力装置は、直ちに、適正な出力画像を表示する。即ち、映像出力ラインが変更設定されても、入力信号が、直ちに映像出力装置に適合する形に変換されるので、常に適正な出力画像が表示される。
【0061】
このように、本発明に係るマルチシグナルマトリクススイッチャ1では、従来のマルチシグナルマトリクススイッチャのように、例えば、プレゼンテーションの本番中で、その切り替え操作を間違えることがなくなり、適正な映像を確実に表示することが出来る。これにより更に効果的なプレゼンテーションを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明が適用される、マルチシグナルマトリクススイッチャの一例を示す外観図である。
【図2】図2は、マルチシグナルマトリクススイッチャの回路構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図3は、入力端子の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
1……マルチシグナルマトリクススイッチャ
7……スイッチング手段(入力信号セレクタ)
9A、9B、9C……信号種類判別手段、信号変換指令手段、同期信号検知手段(信号判別部)
10A、10B、10C……信号変換手段(信号変換部)
17……画像信号入力端子(入力端子)
17a……信号共用入力端子(R/Y端子)
A、B、C、D、E、F、G、H……入力チャンネル
I、J、K……出力チャンネル
Claims (1)
- 画像信号入力端子が設けられると共に該画像信号入力端子から画像信号が入力される複数の入力チャンネルを有し、画像信号が出力される複数の出力チャンネルを有し、それら入力チャンネルと出力チャンネルとの間に、特定の前記出力チャンネルと特定の前記入力チャンネルとを接続することにより構成される映像出力ラインを複数組、構築する、スイッチング手段を設け、前記スイッチング手段により構築された映像出力ラインを構成する入力チャンネルに入力された画像信号を、前記映像出力ラインを構成する出力チャンネルに接続された映像出力装置に適合するように変換する、信号変換手段を設けたマルチシグナルマトリクススイッチャにおいて、
前記画像信号入力端子は、前記RGB信号を構成するいずれか1つの色信号と、前記YPbPr信号を構成する輝度信号との入力端子として共用することの出来る、信号共用入力端子を有し、
前記映像出力ラインを構成する入力チャンネルの信号共用入力端子に入力された画像信号に、前記YPbPr信号の同期信号が重畳されているか否かを検知する、同期信号検知手段を有し、
前記同期信号検知手段により前記信号共用入力端子に入力された画像信号に前記YPbPr信号の同期信号が重畳されていることを検知した場合に、当該画像信号をYPbPr信号と判別することに伴い、前記映像出力ラインを構成する入力チャンネルに入力された画像信号が、RGB信号とYPbPr信号とのいずれの種類であるかを判別する、信号種類判別手段を設け、
前記信号種類判別手段により判別された画像信号の種類に基づいて当該画像信号を変換するように、前記信号変換手段に対して指令する、信号変換指令手段を設けたことを特徴とするマルチシグナルマトリクススイッチャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003044858A JP4195621B2 (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | マルチシグナルマトリクススイッチャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003044858A JP4195621B2 (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | マルチシグナルマトリクススイッチャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004254232A JP2004254232A (ja) | 2004-09-09 |
JP4195621B2 true JP4195621B2 (ja) | 2008-12-10 |
Family
ID=33027443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003044858A Expired - Fee Related JP4195621B2 (ja) | 2003-02-21 | 2003-02-21 | マルチシグナルマトリクススイッチャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4195621B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106572317A (zh) * | 2016-11-07 | 2017-04-19 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种信号识别电路及信号识别方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4603911B2 (ja) * | 2005-03-15 | 2010-12-22 | 興和株式会社 | Avシステムコントローラー、及び該avシステムコントローラーを備えたav装置 |
JP4612517B2 (ja) * | 2005-09-29 | 2011-01-12 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 映像信号判定装置、映像表示装置、映像信号判定方法および映像表示方法 |
JP5261032B2 (ja) | 2008-06-05 | 2013-08-14 | 三洋電機株式会社 | 画像表示装置 |
-
2003
- 2003-02-21 JP JP2003044858A patent/JP4195621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106572317A (zh) * | 2016-11-07 | 2017-04-19 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种信号识别电路及信号识别方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004254232A (ja) | 2004-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5610664A (en) | Teletext receiver | |
US7236209B2 (en) | Method and apparatus for automatic selection of video interface | |
CA2031072C (en) | Multiple television receiver with teletext function | |
US7903101B2 (en) | Display device and method with optimal external input setting capability | |
KR100206114B1 (ko) | 외부 입출력 접속 적응형 비디오라인 접속장치 | |
JP3033462B2 (ja) | ディスプレイ装置 | |
JP4195621B2 (ja) | マルチシグナルマトリクススイッチャ | |
KR940001439B1 (ko) | 자막정보 중첩회로 | |
US20070076014A1 (en) | Universal color decoder an method for decoding input signal for a multiple primary color display system | |
US7268829B2 (en) | Display apparatus | |
JP2679050B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
KR100713282B1 (ko) | 외부기기의 표시를 위한 텔레비젼 수상기 및 방법 | |
US20050117059A1 (en) | Video-processing apparatus | |
KR20030062007A (ko) | 주화면 및 부화면의 콤포지트신호 및 콤포넌트신호를 각각디지털신호로 변환할 수 있는 영상신호 복원장치 | |
JP5026731B2 (ja) | オンスクリーン・ディスプレイの半透明実現装置、実現システム及び実現方法 | |
JP3646086B2 (ja) | マルチシグナルマトリクススイッチャ | |
JP2019129471A (ja) | 映像表示装置および表示制御方法 | |
KR101276836B1 (ko) | 영상기기 및 이를 이용한 입력신호 처리 방법 | |
JPH06311428A (ja) | 多画面表示システム | |
KR100518821B1 (ko) | 입력신호 절환 장치 및 그 방법 | |
KR20020088544A (ko) | 공통의 영상출력단자를 구비한 콤비네이션 시스템 | |
JP3492811B2 (ja) | ハイビジョン受信機 | |
JPH029751B2 (ja) | ||
KR20030063691A (ko) | 영상출력기기의 동작모드 설정장치 및 방법 | |
TW202008775A (zh) | 錄影裝置及其影像配置方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080902 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |