JP4194661B2 - 麻酔剤気化器排液システム - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は患者に投与後に気化器から未使用量の液体麻酔剤を安全に排液するための医療施設用システムに関する。
発明の背景及び従来技術の技術的問題
吸入麻酔薬(以下、麻酔剤とも言う)は一般に比較的低い沸点と高い蒸気圧をもつ揮発性物質である。また、液体状態と気体状態の両者で引火性且つ爆発性の物質であり得る。更に、医療従事者が蒸気を吸い込むと、眠気を催すことがある。
従って、このような麻酔剤は医療従事者が吸い込む危険を最少限にすると共に、引火や爆発の危険を最少限にするように手術室で安全に取り扱わなければならない。麻酔剤は全取り扱い段階で大気に殆ど又は全く放出されないように使用することが好ましい。
麻酔剤は一般に麻酔機の麻酔剤気化器等の装置に液体形態で分配される。気化器は液体麻酔剤を気化し、麻酔機は麻酔剤蒸気を酸素及び亜酸化窒素と混合する。混合物は気体形態で吸引患者に供給される。
麻酔剤液又はガスが大気に漏れる確率を最少限にする密閉システムを介して液体麻酔剤を供給容器から気化器に移送する装置が設計されている。これらの装置は組み立て及び分解操作中に麻酔剤の供給容器が開いて大気に接触することがないように設計されている。
麻酔剤容器を気化器に接続するために開発されているシステムの1例はAbbott Laboratories,Inc.,One Abbott Park Road,Abbott Park,Illinois 60064−3500,米国から市販されているQUIK−FIL(登録商標)気化器システムである。
QUIK−FIL(登録商標)システムは麻酔剤気化器の特殊な充填入口を含み、液体麻酔剤を排出できる開口をもつ特殊な嵌め合い麻酔剤供給容器を含む。容器には弁部材と、容器開口を通る流れを遮断する伸長閉鎖位置まで弁部材を偏椅させる第1のばねが配置されている。麻酔剤気化器の容器受容ステーション又は充填ステーションは充填入口を規定し、容器を逆さに嵌込むように構成されている。容器と受容ステーション構造の正しい係合により容器弁部材が自動的に開くと、容器から受容ステーションの充填入口に麻酔剤を分配することができる。
特に、受容ステーションの充填入口の内側の弁には、可動係合部材と、完全に押し下げた開放位置から閉じた充填入口を密閉する伸長閉鎖位置まで係合部材を偏椅させるための第2のばねが配置されている。係合部材は容器弁部材と係合可能であり、容器を気化器受容ステーションに挿入すると、完全に押し下げた開放位置まで移動する。受容ステーションの第2のばねは容器弁部材の後方の第1のばねよりも圧縮力が弱いので、容器弁部材は係合部材が完全に押し下げた開放位置まで移動してからでないと、受容ステーションの充填入口の係合部材により閉鎖位置から移動しない。こうして、液体麻酔剤は容器から流出し、開いた容器弁部材を通り、気化器の開いた弁を通り、気化器タンクに流入できる。
ただ1種の特定麻酔剤に専用の気化器もある。このような場合には、正しい麻酔剤のみを特定気化器に分配するように注意しなければならない。このために、上記QUIK−FIL(登録商標)充填システムは充填システムを指定外の麻酔剤で使用できなくするためのキーシステムを含む。
特に、麻酔剤容器の出口端は特殊形状の突起をもち、気化器充填入口は容器突起と嵌め合う相補形状をもつ凹部を規定する。
上記QUIK−FIL(登録商標)システムは液体麻酔剤を気化器に移送するには有効である。しかし、麻酔剤を患者に投与後に多少の残留麻酔剤が気化器に残ることがある。残留麻酔剤を気化器から排液することが望ましい。気化器を麻酔機から取り外す場合には気化器から排液することが特に望ましい。麻酔剤を気化器から排液するならば、気化器を安全に別の場所に移して別の麻酔機に取り付けることができる。
従来では、気化器を空にするには一般に、気化器オリフィスの底の栓を開き、気化器の下に保持した開放容器に麻酔剤を排液していた。気化器から排液するための改善されたシステムが提供されるならば望ましい。
特に、気化器ドレンと受容容器を直接接続するためのシステムが提供されるならば望ましい。更に、排液工程中にオペレーターが容器を支える必要なく、受容容器を正しい向きに確実に保つためのシステムが提供されるならば望ましい。
気化器を充填するために使用される型の空又は部分的に空の容器と容易に併用可能な排液システムを提供することも有利である。排液システムは更に自己閉鎖型の容器を含み、排液システムのコンポーネントはこのような容器に容易に接続することができ、正しく接続されるとこのような容器を容易に開くように作動することが好ましい。
1種の特定種の麻酔剤で使用するように指定された気化器が別種の麻酔剤用の容器に排液するように接続されるのを防ぐために有効な排液システムを提供することも望ましい。このためには、気化器を充填するために使用しなければならない特定種の容器でしか機能しない排液システムを提供すると有利であろう。
排液システムは蒸発や麻酔剤の液垂れによる麻酔剤の浪費を最少限にすると共に、麻酔剤の残留移送容量の保持を最少限にするように機能することも望ましい。更に、排液システムは使用者に非常にやさしく、麻酔機操作を妨げないことが好ましい。
気化器を麻酔機から取り外した場合に、気化器を別の場所に移動する前又は後に気化器を一時的にカウンター又はテーブルに置くことがある。特に気化器に麻酔剤が残っている場合には、一般にこのようなカウンター又はテーブルに底を下にして気化器を直立配置する。このためには、底を下にして気化器を置くのに邪魔になる固定構造が気化器の底から又は底の下に突出していない排液システムを提供すると有利であろう。
最後に、比較的廉価に製造できるコンポーネントから排液システムを設計できるならば有益であろう。
本発明は上記利点及び特徴をもつ設計からなる改善された麻酔剤排液システムを提供する。
発明の要約
本発明の1側面は、麻酔剤気化器のタンクから液体麻酔剤を排液するための排液システムに関する。本システムは麻酔剤を排液可能な入口を規定する麻酔剤容器を含む。本システムは更に気化器に配置された排液ステーションを含む。排液ステーションは出口をもち、気化器タンクと出口を連通する排液通路を規定する。排液ステーションは排液通路を開閉するように作動可能な弁を含む。
出口で排液ステーションと接触するための受容端をもつコネクターが配置される。コネクターは容器入口に接続するための排出端をもつ。コネクターは排液ステーション出口の下に容器を支持するように構成されている。コネクターは気化器の排液ステーションから麻酔剤を容器に排液するための移送通路を受容端と排出端の間に規定する。
本発明の別の側面によると、液体麻酔剤のタンクをもつ麻酔剤気化器の排液ステーションに容器を接続するための分離コネクター自体が提供され、排液ステーションは(A)タンクと出口を連通する排液通路と、(B)排液通路を開閉するように作動可能な弁をもつ。容器は麻酔剤を排液可能な入口を規定する。コネクターは出口で排液ステーションに接続するための受容端をもつ構造を含む。コネクター構造は更に、容器入口に接続するための排出端をもつ。コネクター構造は容器を排液ステーション出口の下に支持するための構成をもつ。コネクター構造は麻酔剤を排液ステーションから容器に排液するための移送通路を受容端と排出端の間に規定する。
好ましい態様において、コネクター構造は2個の相対移動可能なコンポーネントを含む。第1のコンポーネントは漏斗又は集液器を受容端に含む。気化器の排液ステーションの相補スロットに受容されるように受容端の集液器の頂部から逆方向に2個のフランジが延びていることが好ましい。フランジの一方をフランジの他方より厚くし、排液ステーションのスロットの一方を厚くすると、特定フランジ構成のみをもつコネクターを排液ステーションに接続できる。こうして、この種の気化器に専用の特定種の麻酔剤のキーシステムを提供することができる。
コネクターの第1コンポーネントは更に、集液器から延びる剛性導管部材を含むことが好ましい。剛性導管部材は集液器に連通する移送通路を規定する。剛性導管部材はコネクター排出端に遠端をもつ。導管部材は残留麻酔剤液体を排液する容器のネックの雌ネジにねじ係合するための雄ネジを遠端近傍にもつ。
コネクターの第1コンポーネントの剛性導管部材は更に、(1)移送通路の縦断面に沿って延びると共に導管部材の遠端近傍に延びる縦方向支持壁をもつことが好ましい。導管部材は更に麻酔剤液体を排液する容器の弁部材と係合するように支持壁から突出する係合ボスをもつ。ボスは液体が移送通路からボスの周囲を通って容器に流入できるような寸法と形状をもつ。
コネクターの第2のコンポーネントは剛性導管部材の周囲を回転可能なほぼ環状のスリーブであることが好ましい。スリーブは剛性導管部材により規定される外周溝に受容される内側に延びるフランジを一端に含むことが好ましい。こうすると、導管部材とスリーブを相対回転させながら、スリーブを剛性導管部材に保持することができる。
好ましい形態では、スリーブはほぼ円筒形の内壁表面をもつ。内壁表面には複数の凹部がスリーブにより規定され、これらの凹部はスリーブの端部で開いている。凹部は液体麻酔剤を排液する容器のネックに設けられた相補的突起を受容するように構成されている。これは、夫々相補的突起と凹部をもたない容器とコネクターを接続できないようにするキーシステムとして機能する。このように、特定種の麻酔剤でしか使用できないように容器とコネクターのスリーブを設計することができる。これは、容器のネックに設けられた突起により規定されるか又はコネクターのスリーブに設けられた嵌め合い構造に相補的な他の適当なキー構造により規定される所定のキーシステムをもつ容器のみに特定麻酔剤を収容して医療従事者に供給することにより達成できる。
本発明の多数の他の利点及び特徴は、以下の発明の詳細な説明、請求の範囲及び添付図面から自明である。
【図面の簡単な説明】
明細書の一部を構成する添付図面は下記の通りであり、明細書全体を通して同一部分には同一符号を使用する。
図1は本発明の原理に従い、液体麻酔剤を麻酔剤気化器から容器に排液するための排液システムの斜視図であり、より詳細には、図1はコンポーネントを組み立てる前の気化器と関連排液システムコンポーネントを示す。
図2は液体麻酔剤を分配可能であり且つ残留液体麻酔剤を排液可能な容器の好ましい態様の部分横断面図であり、容器はオーバーキャップを被せた閉鎖状態を示す。
図3は図2に示した容器のプランジャー又は弁部材の斜視図である。
図4は麻酔剤気化器の充填及び排液ブロックで受容ステーション又は排液ステーションの上の充填ステーションに逆さに配置した麻酔剤容器の斜視図である。
図5は図4に示したコンポーネントの部分横断面図である。
図6は図4及び5に示した充填及び排液ブロックの排液ステーション部分の分解底面斜視図である。
図7は内部を示すために一部を切り開いて横断面で示した本発明の排液システムコネクターの側面図である。
図8は図7のほぼ8−8面における横断面図である。
図9は図7のほぼ9−9面における横断面図である。
図10は図7のほぼ10−10面における横断面図である。
図11は容器に部分的に挿入したコネクターを示す部分横断面図である。
図12はコネクターを容器に完全に挿入した以外は図11と同様の図である。
図13は容器を装着して気化器の充填及び排液ブロックの排液ステーションの出口に挿入したコネクターを示す部分正面図である。
図14は図12に示したアセンブリの側面図であり、内部を示すために一部を切り開き、コンポーネントの一部を横断面で示した。
好適態様の説明
本発明は麻酔剤容器を気化器に接続して気化器から排液するための装置を含む新規システムを提供する。本システムは種々多様の特徴及び機能を含む多数の異なるデザインで提供することができる。
本システムは手術室における液体麻酔剤の安全な取り扱いを可能にし、医療従事者が吸い込む危険を最少限にすると共に引火や爆発の危険を最少限にする。
本システムは残留麻酔剤を気化器から保存容器に容易に排液することができる。本発明の好ましい形態では、排液システムは気化器に充填するために使用すると同一型の空又は部分的に空の容器に残留麻酔剤を排液することができる。本発明のこの好ましい形態では、システムはある特定種の麻酔剤に指定された気化器から別種の麻酔剤に指定された容器に排液できないように機能する。
本発明の好ましい形態では、排液システムは容器を気化器の下に正しい向きに確実に保持及び支持し、オペレーターは容器を支える必要がない。気化器の底の下に突出するコンポーネントがあると、気化器を麻酔機から取り外しにくく、取り外した気化器を底を下にしてテーブル、カウンター等に一時的に置くことができないが、麻酔剤を気化器から排液するために使用しないときに、システムはこのようなコンポーネントをもたない。
本発明の排液システムは蒸発や麻酔剤の液垂れによる麻酔剤の浪費を最少限にすると共に、麻酔剤の残留移送容量の保持を最少限にする。排液システムは使用者にやさしく、麻酔機の運転を妨げない。
排液システムは比較的廉価に製造でき、取り扱い及び使用し易いコンポーネントから設計できる。
本発明は多数の異なる形態の態様が可能であるが、本明細書及び添付図面は本発明の1例として1種の特定形態のみを開示する。しかし、本発明は記載する態様に限定されない。本発明の範囲は請求の範囲に記載する。
記載の便宜上、本発明のシステムコンポーネントは通常保存及び動作位置で記載し、上部、下部、横等の用語はこれらの位置に関して使用する。しかし、本発明のコンポーネントは記載する位置以外の向きでも製造、保存、輸送及び販売できることが理解されよう。
本発明のコンポーネント及び関連装置を示す図面は、当業者に自明の公知の機械的要素も示す。これらの要素の詳細な説明は本発明の理解には必要ないので、本発明の新規特徴を理解し易くするために必要な程度しか本明細書では説明しない。
図1中、参照番号20は麻酔機(図示せず)に取り付けるように構成された気化器全体を示す。気化器20は液体麻酔剤を充填することができ、その後、使用後に排液することができる。このために、気化器20は充填及び排液ブロック21を備える。ブロック21の上部は図4に示すように逆さにして麻酔剤供給容器又は保存容器24を受容するための受容又は充填ステーション22を含む。充填ステーション22は充填入口22Aをもち、通常は取り外し可能なキャップ23を被せてある。充填及び排液ブロック22を除き、気化器20の構造及び動作は任意の慣用又は特殊設計でよく、その詳細は本発明の対象外である。
本発明の1好適態様では、容器24はAbbott Laboratories,Inc.から市販されている上記QUIK−FIL(登録商標)システムで使用されていると同一の容器でよい。ほぼ同様の容器224が米国特許第5,505,236号に図13〜14に関して記載されている。
図2及び3に示すように、容器24は本体又は本体部分26を含む。本体部分26は液体麻酔剤27を収容している。(米国特許第5,505,236号に詳細に記載されているように)容器24を逆さにすると内側弁が充填ステーション22に自動的に開き、液体麻酔剤27は重力により充填ステーションに流入し、気化器20の内側のタンク210(図5)を満たす。
容器本体26(図2)は環状端面29を規定する上部フランジ28を一端にもつ。フランジ28の頂部には、好ましくは低密度ポリエチレンからなるガスケット30が取り付けられている。
容器24は出口及び入口として機能することができる注ぎ口又はネック32(図2)を含む。ネック32はガスケット30に配置されたベースフランジ38をもつ。コンポーネントの周囲にはアルミニウムフェルール39を巻き付けて固定している。ネック32の内側は本体26内の液体麻酔剤27と連通している。
ネック32の内側円筒壁の底部の環状チャンネル84にはばね受け80がプレス嵌めされている。ばね受け80は内部プランジャー90(図3)を規定する4個の交差壁89の外側に延びる部分88に対して偏椅した頂部をもつ圧縮ばね86の底部を支持する。
プランジャー90の頂部は密閉キャップ97をスナップ嵌め係合するための減径ネック又は溝95に囲まれた弁部材又はヘッド96(図3)を含む。密閉キャップ97は低密度ポリエチレンから製造し、容器ネック32の内側表面により規定されるアーチ状の凹形弁座98に係合密封するように構成することが好ましい。密閉キャップ97の上部周縁部は弁座に係合するための密閉表面を規定する。
好ましくは、プランジャー90は壁98の頂部から延びて密閉キャップ97の内側で収束する円錐構造99をもつ。
ネック32の内側上端はオーバーキャップ108の内側に突出する内側スカート105に形成されたねじ103とねじ係合するためのねじ101を規定する。オーバーキャップ108は下向きに突出する外側スカート110を含む。内側スカート105の内側には低密度ポリエチレンキャップガスケット112が配置され、該ガスケットは容器ネック32の環状端面と係合するように内側スカート108の底部とネックねじ101の下の容器ネック32内の環状ショルダー114の間に密封圧縮可能な周囲フランジ113をもつ。
容器ネック32の外側は排液ブロック22の入口充填ステーションの3個の嵌め合い溝又は凹部155(図1)と整列してその内側に受容される3個の等間隔に配置されたキー又はリブ154(図1及び2)を含む。従って、適当なリブ構成をもつ特殊な容器のみで特殊な気化器を使用することができる。
リブの寸法、形状及び空間向きは容器24に供給される特定麻酔剤にあわせて設定することができる。他の麻酔剤は、適当な相補的又は嵌め合い凹部をもつ気化器で使用するように異なるリブ構成をもつ容器に収容して提供される。リブ構成はこのように麻酔剤特異的であり、特定麻酔剤容器をこの容器及び麻酔剤専用の特定気化器にしか挿入できない。所望により、他の形状の相補的突起及び相補的凹部を係合キー構造として提供することもできる。
気化器20に充填するためには、まず気化器入口キャップ23を外す。次にオーバーキャップ108を容器24から外し、容器24を逆さにし、図4に示すように充填及び排液ブロック21の気化器入口充填ステーション22の充填入口22Aの内側に容器ネック32を配置する。
逆さにした容器24を充填及び排液ブロック21の充填入口22Aに取り付けると、容器弁部材96はブロック21の充填入口22Aに設けられた係合部材157(図1)により自動的に開き、液体麻酔剤は重力により気化器タンク210に流入できる(図5)。気化器充填操作は米国特許第5,505,236号の図13〜14に示すほぼ同様の容器224に関して同特許に詳細に記載されている。米国特許第5,505,236号の開示内容は本発明に反しない関連範囲内で参考資料として本明細書の一部とする。
充填及び排液ブロック21の充填入口22Aの構造、容器24を充填入口22Aに取り付ける方法、並びに充填入口22Aの内側に配置された係合部材157により容器弁部材96を開く方法については、本発明の対象外である。
気化器20と気化器を取り付けた麻酔機を使用して麻酔剤を患者に投与した後、本発明のシステムを使用すると気化器タンク210(図5)に残っている残留液体麻酔剤を気化器から排液することができる。このために、充填及び排液ブロック21の下部は排液ステーション200(図1及び5)を含む。
排液ステーション200は出口202をもち、気化器タンク210と出口202を連通する排液通路206を規定する。排液ステーション200は排液通路206を開閉するように作動可能な弁216を含む。
特に、弁216は排液通路206に連通するほぼ円筒形の側路又は内腔224に延びるシャフト218と広径円筒形部分220を含む。広径円筒形部分220は溝228を規定し、この溝には側路又は内腔224の内側円筒形表面と気密係合するOリング230が配置されている。
内腔224は充填及び排液ブロック21の外側に開く雌ネジ端部234を含む。弁216の外端は内腔224の雌ネジ部分234とねじ係合するねじヘッド調節部分238を含む。
弁216の最も内側の端部は弁部材240を含む。弁部材240は好ましくは半球又は放物線構成をもち、軟質熱可塑性材料等の軟質シール材料を含み得る。弁部材240は排液通路206の2つの異なる直径の間に規定される円錐台形ショルダー242に密着するように構成される。
弁216のねじヘッド部分238を一方の方向に回転すると、弁部材240は内側に移動して弁座242に密封係合し、排液通路206を閉塞又は閉鎖する。ねじヘッド調節部分238を逆方向に回転すると、弁部材240は弁座242から外側に移動し、排液通路206を開く。
排液ステーション200の内側のねじ付き内腔250には止めねじ受けピン248(図5及び6)が配置されている。ピン248は弁ねじヘッド調節部分238と弁広径円筒形部分220の間で弁シャフト218に隣接して弁内腔224に延びている。こうして、ピン248は止めねじピン248を先に充填及び排液ブロック21から外さない限り、弁216が誤って充填及び排液ブロック21から完全に外れないようにする。
図1に示すように、充填及び排液ブロック21の排液ステーション200はブロック21の底部に下向きに開いて第1のスロット261と第2のスロット262を規定する凹部252をもつ。スロット261の厚さはスロット262の厚さよりも小さい。スロットはコネクター300(図1及び7)を受容するための嵌め合い構造キー構成を規定する。
コネクター300は好ましい形態では第1の剛性コンポーネント301と第2の剛性コンポーネント302を含む2コンポーネント構造である(図7)。第1の剛性コンポーネント301は集液器又は漏斗306により規定される受容端を含む。第1のコンポーネント301は更に、第2のコンポーネント302を回転可能に取り付けた突出導管部材308を含む。
好ましい態様では、第2のコンポーネント302は一端に環状ショルダー310(図7)をもつほぼ円筒形のスリーブである。環状ショルダー310は導管部材308により規定される環状溝312の内側に受容される。
導管部材308は更に広径雄ネジ部分316を含む。部分316は第2のコンポーネントスリーブ302の環状ショルダー310の内径よりも大きい直径をもつ。このため、スリーブ302は導管部材308から外れない。
図1、8及び13に示すように、漏斗306は第1のフランジ321と第2のフランジ322を含む。第1のフランジ321は第2のフランジ322よりも薄く、充填及び排液ブロック21の排液ステーション200の第1のスロット261に滑り嵌めされるように構成されている。漏斗フランジ322は充填及び排液ブロック21の第2のスロット262に滑り嵌めされるように構成されている。こうして、充填及び排液ブロック21の排液スロット200の出口202の下に漏斗306を配置することができる。
図8に示すように、漏斗306の一方の端部壁の下部は導管部材308の内側に規定される移送通路328と連通する(図7、9及び10)。
導管部材308の移送通路328は、移送通路328を2つの等しい通路部分に分割するようにその縦断面に沿って延びる縦向き支持壁322を含む。壁332は導管部材308の遠端まで延びており、ほぼ円筒形の構成をもつ減径係合ボス336を支持する。集液器又は漏斗306から移送通路328を通って流れる液体は移送通路328から減径係合ボス336の周囲に排出できる。係合ボス336は下記に詳述するように容器弁部材キャップ97(図2)と係合するように設計されている。
図1及び10から明らかなように、第2のコンポーネントスリーブ302は3個の等間隔に配置された縦向き凹部又はチャンネル340を規定する。チャンネル又は凹部340は下記に詳述するように容器ネックリブ154を受容するように構成されている。
排液システムコンポーネントを使用すると気化器20から残留液体麻酔剤を排液することができる。これは、まずコネクター300を空又は部分的に空の容器24に装着することにより簡便に実施できる。このためには、容器キャップ108を容器ネック32(図2)から外す。次に、コネクター300を容器ネック32に装着する。これはコネクタースリーブ302と容器ネック32を軸方向に相対移動することにより実施される。図11に示すように凹部340を容器ネックリブ154と整列させるようにスリーブ302を回転してもよい。
最初は、容器弁部材96(及び該部材に被せた密閉キャップ97)は図10に示すように閉じている。コネクタースリーブ302を容器ネック32側に十分な距離だけ軸方向に移動後、コネクター導管部材308のねじ316は容器ネック雌ネジ101とねじ係合し始めるように軸方向に配置される。次に、(導管部材308と付属集液器306を含む)コネクター第1コンポーネント301を回転してねじ316を回転させると、図12に示すように容器ネック32のねじ101とねじ係合させることができる。この結果、コネクター300は容器ネック32に更に挿入され、係合ボス336は容器弁密閉キャップ97と係合し、図12に示すように密閉キャップ(97)と連動プランジャー90全体が容器弁座98から離れる。こうして容器24が開く。
次に、漏斗フランジ321及び322を夫々充填及び排液ブロックスロット261及び262に挿入することにより、開放容器24を装着したコネクター300を充填及び排液ブロック21に接続する。漏斗306が排液ステーション200の出口202の下の凹部の内側に正しく配置されると、コネクター300は排液出口202の高さの下に上方に傾いた受容向きに開放容器24を維持する。排液システム弁216をその調節部分238により回転して弁を開くと、気化器タンク210(図5)内の残留液体麻酔剤は排液通路206、出口202を通って漏斗306に導かれ、コネクター移送通路328を通って容器24に排液することができる。
オペレーターは容器24を手で支える必要がない。接続した排液システムコンポーネントにより、コネクター300を通って液体麻酔剤を容器24に排液することができ、液垂れや蒸発による麻酔剤の損失の可能性が最少限になる。更に、新規コネクター300は有意量の液体麻酔剤を保持するような内部構造をもたない。
(タンクに設けた慣用サイトガラス352(図1、4及び5)から調べるか又は他の適当な手段により)気化器タンクから全残留液体麻酔剤が排液されたと判断されたら、コネクター300と容器24を取り外すことができる。このためには、排液ステーションの弁216を閉じた後、コネクター300と装着容器24を引き抜き、漏斗306を充填及び排液ブロック21の下から滑り出させる。
次に、コネクター300を外せるように(従ってスリーブ302を容器ネックから外せるように)底を下にして容器24をほぼ鉛直向きにする。コネクター300を容器24から緩めるにつれ、プランジャー90に被せた容器弁密閉キャップ97は容器ばね86の力を受け、容器24内の弁座98に密着する。その後、オーバーキャップ108を再び容器24にねじ嵌めすることができる。
排液ステーション200の漏斗フランジ321及び322と嵌め合いスロット261及び262がキーシステムを規定するので、特定気化器20及び麻酔剤用に適切に設計されたコネクター300しか気化器排液ステーション200に正しく接続できないことが理解されよう。同様に、コネクタースリーブ302の凹部340は容器24のネックのリブ154の特定構成のみに嵌め合うような形状であるため、コネクター300は特定種の麻酔剤のみを保持するように設計された専用の特定容器24にしか装着できない。
本発明の以上の詳細な説明及び図面から自明の通り、本発明の新規概念又は原理の真の精神及び範囲から離れることなく、多数の変形及び変更が可能である。

Claims (22)

  1. 麻酔剤気化器のタンクから液体麻酔剤を排液するための排液システムであって、
    (A)前記麻酔剤を排液可能な入口を規定する麻酔剤容器と、
    (B)前記気化器に設けられており、出口をもち、前記気化器タンクと前記出口を連通する排液通路を規定し、前記排液通路を開閉するように作動可能な弁を含む排液ステーションと、
    (C)前記出口で前記排液ステーションに接続するための受容端と、前記容器入口に接続するための排出端をもつコネクターとを含み、前記コネクターが、コネクターに対する複数の向きへの麻酔剤容器の移動を妨げるように、前記排液ステーションへの接続の後で、前記排液ステーション出口の下に単一角度の向きに前記容器を支持するように構成されており、前記麻酔剤を前記排液ステーションから前記容器に排液するための移送通路を前記受容端と前記排出端の間に規定する前記システム。
  2. 前記排液ステーション及びコネクターが第1の嵌め合い構造キー構成を規定する請求項1に記載のシステム。
  3. 前記コネクターが前記受容端に異なる厚さをもつ第1及び第2のフランジを規定し、
    前記排液ステーションが前記第1及び第2のフランジを夫々嵌め合い受容するための異なる厚さの第1及び第2のスロットを規定し、
    前記第1の嵌め合い構造キー構成が前記スロット及びフランジにより規定される請求項2に記載のシステム。
  4. 前記コネクターが、(1)前記フランジの間に配置され且つ前記フランジに接続されており、(2)前記排液通路の近傍で前記排液ステーション出口に配置可能な開口を前記フランジ間に規定し、(3)前記コネクター移送通路に連通する集液器を含む請求項3に記載のシステム。
  5. 前記コネクター及び容器が第2の嵌め合い構造キー構成を規定する請求項1に記載のシステム。
  6. 前記第2の嵌め合い構造キー構成が少なくとも1個の突起をもつ前記容器及びコネクターの一方と、前記突起を受容するための少なくとも1個の協働凹部をもつ前記容器及びコネクターの他方を含む請求項5に記載のシステム。
  7. 前記コネクター排出端がねじを含み、
    前記容器が前記容器を前記コネクターに接続するように前記コネクターねじと係合するためのねじを規定する請求項1に記載のシステム。
  8. 前記麻酔剤供給容器が前記麻酔剤を前記容器に流入できる前記入口を規定するネックを含み、
    前記容器が前記容器ネックに配置された弁部材と、前記容器ネックに配置されており、前記入口を通る流れを遮断する伸長閉鎖位置まで前記弁部材を偏椅させる第1のばねを含み、
    前記コネクターが、前記容器を前記コネクターに接続すると前記弁部材を前記ネックに更に挿入して前記入口を開くように前記弁部材と係合可能な係合部材を含む請求項1に記載の排液システム。
  9. 前記容器ネックが弁座を規定する内面をもち、
    前記弁部材が前記伸長閉鎖位置に配置されると、前記弁座に密着して前記容器への流入を遮断する請求項8に記載のシステム。
  10. 液体麻酔剤のタンクをもつ麻酔剤気化器の排液ステーションに容器を接続するためのコネクターであって、前記排液ステーションが(A)前記タンクと出口を連通する排液通路と、(B)前記排液通路を開閉するように作動可能な弁をもち、前記容器が前記麻酔剤を排液可能な入口を規定しており、前記コネクターが前記出口で前記排液ステーションに接続するための受容端と、前記容器入口に接続するための排出端をもつ構造を含み、前記構造が、前記容器を手で支える必要なく、前記排液ステーション出口の下に単一角度の向きで前記容器を支持するための構成をもち、前記構造が、前記麻酔剤を前記排液ステーションから前記容器に排液するための移送通路を前記受容端と前記排出端の間に規定し、
    前記構造は、前記コネクターの前記排液ステーションへの接続の後で、コネクターに対する複数の向きへの麻酔剤容器の移動を妨げるための構成をもつことを特徴とするコネクター。
  11. 前記コネクター構造が相対移動可能な第1及び第2のコンポーネントを含む請求項10に記載のコネクター。
  12. 前記第1及び第2のコンポーネントが相対回転可能である請求項11に記載のコネクター。
  13. 前記第1のコンポーネントが集液器を含む請求項11に記載のコネクター。
  14. 2個のフランジが前記排液ステーションの相補的スロットに受容されるように前記コネクター受容端で前記第1コンポーネント集液器から逆方向に延びている請求項13に記載のコネクター。
  15. 前記フランジの一方が前記フランジの他方よりも厚い請求項14に記載のコネクター。
  16. 前記第1のコンポーネントが、前記集液器から延びており、前記集液器に連通する移送通路を規定する剛性導管部材を含む請求項13に記載のコネクター。
  17. 前記剛性導管部材が前記コネクター排出端に遠端をもち、
    前記導管部材が前記容器のネックの雌ネジとねじ係合するための雄ネジを前記遠端の近傍にもつ請求項16に記載のコネクター。
  18. 前記導管部材が更に、(1)前記移送通路の縦断面に沿って延びており、前記第1の導管部材の前記遠端の近傍に延びる縦方向支持壁と、(2)(a)容器内の弁部材と係合するように前記支持壁から突出しており、(b)液体を前記移送通路からボスの周囲に流動させることができるような寸法及び形状をもつ係合ボスをもつ請求項17に記載のコネクター。
  19. 前記第1のコンポーネントが内側移送通路を規定する剛性導管部材を含み、
    前記第2のコンポーネントが前記導管部材の周囲を回転可能なほぼ環状のスリーブである請求項11に記載のコネクター。
  20. 前記導管部材が外周溝を規定しており、
    前記スリーブが前記溝に受容される内側に延びるフランジを含む請求項19に記載のコネクター。
  21. 前記スリーブがほぼ円筒形の内壁表面をもち、
    前記スリーブにより前記ほぼ円筒形の内壁表面に複数の凹部が規定されている請求項20に記載のコネクター。
  22. 前記凹部が前記ほぼ円筒形の内壁表面の周囲に等間隔で配置されており、各前記凹部が前記スリーブをその周囲に配置可能な前記容器のネックに形成された相補的突起を挿入できるように前記スリーブの一端に開いている請求項21に記載のコネクター。
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