JP4193722B2 - 飲料提供装置 - Google Patents

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本発明は、飲料提供装置に関し、より詳細には、例えば飲食店等の店舗において、アルコール飲料と炭酸飲料との混合飲料にカクテルシロップと称されるシロップ類を添加してカクテル飲料を提供する飲料提供装置の改良に関する。
従来、例えば飲食店等の店舗において、例えば酎ハイディスペンサと称されるような炭酸水を含有するアルコール飲料(以下、炭酸割りアルコール飲料ともいう)を提供するディスペンサ装置が知られている。このようなディスペンサ装置は、利用者が販売ボタンを押すことにより発せられた販売指令に基づいて、所望の温度に冷却されたアルコール飲料および炭酸飲料を飲料容器内に所定量だけ供給して、炭酸割りアルコール飲料を提供するものである。
かかるディスペンサ装置により提供された炭酸割りアルコール飲料をカクテル飲料として提供するには、飲料容器内の炭酸割りアルコール飲料(ベース飲料)にカクテルシロップを人手により添加して行っていた。そのため、上記ディスペンサ装置でカクテル飲料を提供するには、手間のかかる人手作業を必要としていた。
そこで、アルコール飲料の供給とは別系統で飲料容器にカクテルシロップ等のシロップ類を供給する機構を内蔵し、カクテル飲料の提供が可能な飲料提供装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−171796号公報
ところが、上記特許文献1に提案されている飲料提供装置のようにカクテルシロップ等のシロップ類を供給する機構を内蔵した装置を新たに製造することは、製造に要するコストが過大になるとともに、既存の酎ハイディスペンサのような炭酸割りアルコール飲料を提供するディスペンサ装置の廃棄等を招来することになってしまうという問題があった。尚、以上においては、カクテル飲料の提供について説明したが、カクテル飲料に限られずシロップ類を添加する必要のあるノンアルコール飲料についても同様な問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みて、既存の設備を利用しながらシロップ類を添加する必要のある飲料を提供することができる飲料提供装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る飲料提供装置は、各種飲料を提供するためのディスペンサ装置に併設され、飲料容器にシロップ類を供給するシロップ類供給手段を備えた飲料提供装置において、前記ディスペンサ装置から飲料の一部をベース飲料として導入し、該ベース飲料を前記飲料容器に供給するベース飲料供給手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る飲料提供装置は、上記請求項1において、前記ベース飲料供給手段は、炭酸飲料を前記飲料容器に供給する炭酸飲料供給手段と、アルコール飲料を前記飲料容器に供給するアルコール飲料供給手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る飲料提供装置は、上記請求項1または上記請求項2において、前記シロップ類供給手段によるシロップ類の供給量と、前記ベース飲料供給手段によるベース飲料の供給量とを予め決められた条件に従って調整する供給量調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明の飲料提供装置によれば、ベース飲料供給手段が、ディスペンサ装置から飲料の一部をベース飲料として導入し、このベース飲料を飲料容器に供給するので、既存のディスペンサ装置を利用しながらシロップ類を添加する必要のある飲料の提供を行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る飲料提供装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る飲料提供装置を示した正面図であり、図2は、図1における飲料提供装置の構成を模式的に示した説明図である。これら図1および図2において、飲料提供装置30は、各種飲料を提供するためのディスペンサ装置10に併設してある。まず、ディスペンサ装置10について説明する。
ディスペンサ装置10は、図3に示したように、前面に開口を有するディスペンサ本体11と、ディスペンサ本体11の前面開口を開閉可能にする態様で該ディスペンサ本体11の前面の一側に支承された外扉12とを有している。外扉12の表面には、販売ボタンを備えた操作パネル13が配設してある。
また、ディスペンサ装置10の前面側下方には、飲料容器であるカップCの載置台になるカップレスト14、飲料用の提供の際に飛び散った飲料(以下、飛散水ともいう)等を集めるためのドリップトレイ15、飛散水から保護するためのカバー部材であるスプラッシュプレート16が配設してある。図1および図3において、符号17は、ディスペンサ装置10を支えるための脚部であり、高さ調整可能なレベリング調整脚である。
このようなディスペンサ装置10は、カップCに炭酸水(炭酸飲料)を供給するための炭酸水供給機構21と、カップCに焼酎等のアルコール飲料を供給するためのアルコール飲料供給機構22とを有している。
炭酸水供給機構21は、水導入配管211と、水供給配管212と、炭酸ガス導入配管213と、第一炭酸水供給配管214とを備えて構成してある。水導入配管211は、供給された水道水を冷却コイル215まで移送するためのものである。この水導入配管211には、該水導入配管211を開閉するための水導入バルブ211aと、水導入バルブ211aの下流側に該水導入配管211を通じて水道水を冷却コイル215および水供給配管212へ圧送するための水ポンプ211bとが配設してある。
水供給配管212は、冷却コイル215で冷却された水道水(以下、冷却水ともいう)をカーボネータ23まで移送するためのものである。この水供給配管212には、該水供給配管212を開閉するための水供給バルブ212aと、水供給バルブ212aの下流側に該水供給配管212での冷却水の逆流を防止するための一方弁(逆止弁)212bとが配設してある。
炭酸ガス導入配管213は、供給された炭酸ガスをカーボネータ23まで移送するためのものである。第一炭酸水供給配管214は、カーボネータ23で製造された炭酸水を吐出ノズル24まで移送するためのものである。この第一炭酸水供給配管214には、該第一炭酸水供給配管214を開閉するための第一炭酸水供給バルブ214aが配設してあり、該第一炭酸水供給バルブ214aの上流側に流量調整器214bが配設してある。
アルコール飲料供給機構22は、アルコール飲料導入配管221と、第一アルコール飲料供給配管222とを備えて構成してある。アルコール飲料導入配管221は、アルコール飲料を貯蔵するためのアルコール飲料タンク223より供給されたアルコール飲料を冷却コイル224まで移送するためのものである。
第一アルコール飲料供給配管222は、冷却コイル224で冷却されたアルコール飲料(以下、冷却アルコール飲料ともいう)を吐出ノズル25まで移送するためのものである。この第一アルコール飲料供給配管222には、該第一アルコール飲料供給配管222を開閉するための第一アルコール飲料供給バルブ222aが配設してあり、該第一アルコール飲料供給バルブ222aの上流側に流量調整器222bが配設してある。また、アルコール飲料供給機構22は、図には明示していないが、アルコール飲料を炭酸ガスの作用により圧送して供給するものである。
以上のような構成のディスペンサ装置10においては、次のようにして飲料をカップCに提供することができる。
ここに、炭酸水供給機構21においては、ディスペンサ装置10に供給された水道水が、水導入バルブ211aにより開状態になった水導入配管211を通って冷却コイル215で冷却されて冷却水になる。そして、この冷却水が、水供給バルブ212aにより開状態になった水供給配管212を通ってカーボネータ23の内部に移送され、カーボネータ23に炭酸ガス導入配管213を通って移送された炭酸ガスと混合して炭酸水になり、第一炭酸水供給バルブ214aにより閉状態になっている第一炭酸水供給配管214の第一炭酸水供給バルブ214aの配設位置まで移送されているものとして説明する。
また、アルコール飲料供給機構22においては、アルコール飲料タンク223に貯蔵されたアルコール飲料は、炭酸ガスの作用により、アルコール飲料導入配管221を通って冷却コイル224で冷却されて冷却アルコール飲料になり、第一アルコール飲料供給バルブ222aにより閉状態になっている第一アルコール飲料供給配管222の第一アルコール飲料供給バルブ222aの配設位置まで移送されているものとして説明する。
利用者が、操作パネル13の好みの炭酸割りアルコール飲料を表示する販売ボタンを押すことにより発せられた販売指令に基づいて、第一炭酸水供給バルブ214aが開動作して第一炭酸水供給配管214は開状態になり、炭酸水が吐出ノズル24に供給され、該吐出ノズル24からカップCの内部に吐出されることになる。一方、上記販売指令に基づいて、第一アルコール飲料供給バルブ222aが開動作して第一アルコール飲料供給配管222が開状態になり、冷却アルコール飲料が吐出ノズル25に供給され、該吐出ノズル25からカップCの内部に吐出されることになる。そして、吐出ノズル24,25のそれぞれからカップCに吐出された炭酸水とアルコール飲料とが混合して、炭酸割りアルコール飲料として提供される。
次に、本発明の実施の形態1に係る飲料提供装置30について説明する。飲料提供装置30は、図には明示しないが、前面に開口を有するディスペンサ本体と、ディスペンサ本体の前面開口を開閉可能にする態様で該ディスペンサ本体の前面の一側に支承された外扉32とを有している。外扉32の表面には、販売ボタン33が配設してある。また、飲料提供装置30の前面側下方には、飲料容器であるカップCの載置台になるカップレスト(図示せず)、飲料の提供の際に飛び散った水分を集めるためのドリップトレイ35等が配設してある。図1において、符号37は、飲料提供装置30を支えるための脚部であり、高さ調整可能なレベリング調整脚である。
このような飲料提供装置30は、カップCにカクテルシロップ等のシロップ類を供給するためのシロップ類供給機構(シロップ類供給手段)41と、カップCに炭酸水を供給するための炭酸水供給機構(炭酸飲料供給手段)42と、カップCにアルコール飲料を供給するためのアルコール飲料供給機構(アルコール飲料供給手段)43とを備えて構成してある。
シロップ類供給機構41は、カクテルシロップを貯蔵するカクテルシロップタンク411より供給されたカクテルシロップを吐出ノズル44まで移送するカクテルシロップ供給配管412を備えている。カクテルシロップ供給配管412には、該カクテルシロップ供給配管412を開閉するためのカクテルシロップ供給バルブ412aが配設してあり、該カクテルシロップ412aの上流側に流量調整器412bが配設してある。ここに、流量調整器412bには、予めカクテルシロップの供給流量が設定されている。また、シロップ類供給機構41は、図には明示していないが、ガス圧によりカクテルシロップを圧送して供給するものである。尚、カクテルシロップタンク411は、カクテルシロップの種類に応じて複数あり、カクテルシロップ供給機構41もカクテルシロップの種類(カクテルシロップタンク411の数)に応じて複数存在する。
炭酸水供給機構42は、ディスペンサ装置10の第一炭酸水供給配管214から分岐し、カーボネータ23で製造された炭酸水を吐出ノズル45まで移送するための第二炭酸水供給配管421を備えて構成してある。
第二炭酸水供給配管421には、第二炭酸水供給配管421を開閉するための第二炭酸水供給バルブ421aが配設してあり、該第二炭酸水供給バルブ421aの上流側に流量調整器421bが配設してある。ここに、流量調整器421bには、予め炭酸水の供給流量が設定されている。
アルコール飲料供給機構43は、ディスペンサ装置10の第一アルコール飲料供給配管222から分岐し、冷却アルコール飲料を吐出ノズル46まで移送するための第二アルコール飲料供給配管431を備えて構成してある。
第二アルコール飲料供給配管431には、第二アルコール飲料供給配管431を開閉するための第二アルコール飲料供給バルブ431aが配設してあり、該第二アルコール飲料供給バルブ431aの上流側に流量調整器431bが配設してある。ここに、流量調整器431bには、予めアルコール飲料の供給流量が設定されている。また、アルコール飲料供給機構43は、図には明示していないが、ディスペンサ装置10のアルコール飲料供給機構22と同様に、アルコール飲料を炭酸ガスの作用により圧送して供給するものである。
以上のような構成の飲料提供装置30においては、次のようにしてカクテル飲料をカップCに提供することができる。図4は、カクテル飲料の提供の一例を示したタイムチャートである。この図4を適宜用いて説明する。
ここに、炭酸水供給機構42においては、カーボネータ23で製造された炭酸水が、第二炭酸水供給バルブ421aにより閉状態になっている第二炭酸水供給配管421の第二炭酸水供給バルブ421aの配設位置まで移送されているものとして説明する。
また、アルコール飲料供給機構43においては、冷却コイル224で冷却して得られた冷却アルコール飲料が、第二アルコール飲料供給バルブ431aにより閉状態になっている第二アルコール飲料供給配管431の第二アルコール飲料供給バルブ431aの配設位置まで移送されているものとして説明する。
利用者が好みのカクテル飲料を表示する販売ボタン33を押すことにより発せられた販売指令に基づいて(時点t1)、カクテルシロップ供給バルブ412a、第二炭酸水供給バルブ421aおよび第二アルコール飲料供給バルブ431aのそれぞれが開動作して(時点t2)、カクテルシロップ供給配管412、第二炭酸水供給配管421および第二アルコール飲料供給配管431のそれぞれが開状態になる。これにより、吐出ノズル44からカクテルシロップが、吐出ノズル45から炭酸水が、吐出ノズル46からアルコール飲料が、それぞれ別個にカップCの内部に吐出されることになる。
そして、カクテルシロップ供給配管412が開状態になってから所定時間が経過した後の時点t3において、カクテルシロップ供給バルブ412aが閉動作してカクテルシロップ供給配管412は閉状態になり、カップCに対するカクテルシロップの吐出は停止する。
更に、第二炭酸水供給配管421および第二アルコール飲料供給配管431が開状態になってから所定時間が経過した後の時点t4(上記時点t3から更に所定時間が経過した後の時点)において、第二炭酸水供給バルブ421aおよび第二アルコール飲料供給バルブ431aが閉動作して第二炭酸水供給配管421および第二アルコール飲料供給配管431はともに閉状態になり、カップCに対する炭酸水およびアルコール飲料の吐出は停止する。その結果、予め設定された所定量のカクテル飲料が提供されたことになる。
尚、上記カクテル飲料の提供の例では、第二炭酸水供給配管421が開状態になる時間と、第二アルコール飲料供給配管431が開状態になる時間とが、時点t2から時点t4までの間として説明したが、これは一例であって、必ずしもこれらの時間が等しくなるとは限らないことはいうまでもない。
以上、本発明の実施の形態1を総括して説明すると、炭酸水供給機構42およびアルコール飲料供給機構43は、ディスペンサ装置10から飲料の一部をベース飲料として導入し、該ベース飲料をカップCに供給するベース飲料供給手段を構成している。
以上説明したように、本発明の実施の形態1に係る飲料提供装置30によれば、シロップ類供給機構41が、カクテルシロップをカップCに供給し、かつ、炭酸水供給機構42およびアルコール飲料供給機構43が、ディスペンサ装置10から炭酸水およびアルコール飲料の一部を導入し、この導入した炭酸水およびアルコール飲料をカップCに供給するので、既存のディスペンサ装置10を利用しながらカクテル飲料の提供を行うことができる。従って、新たにカクテル飲料等のシロップ類を添加する必要のある飲料を提供するための装置を製造する必要はなく、有用である。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2に係る飲料提供装置の構成を模式的に示した説明図である。尚、上述の図1〜図3と同一の構成を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
この図5において、本発明の実施の形態2に係る飲料提供装置50は、上記飲料提供装置30に対して、カクテルシロップ供給バルブ412aおよび流量調整器412bの代わりにカクテルシロップ自動供給バルブ(電磁バルブ)412cおよび流量センサ412dを配設し、第二炭酸水供給バルブ421aおよび流量調整器421bの代わりに炭酸水自動供給バルブ(電磁バルブ)421cおよび流量センサ421dを配設し、第二アルコール飲料供給バルブ431aおよび流量調整器431bの代わりにアルコール飲料自動供給バルブ(電磁バルブ)431cおよび流量センサ431dを配設してある。そして、これらカクテルシロップ自動供給バルブ412c、炭酸水自動供給バルブ421cおよびアルコール飲料自動供給バルブ431cの開閉動作は、それぞれコントローラ(供給量調整手段)60により制御される。
図6は、図5に示したコントローラの構成を模式的に示したブロック図である。この図6において、コントローラ60は、主制御部61と、通信制御部62と、入力部63と、出力部64とを備えて構成してある。
主制御部61は、メモリ65に格納されたプログラムやデータに基づいてコントローラ60の動作を統括的に制御するものである。通信制御部62は、図示しない他の機器との間における通信を制御するものである。入力部63は、上記流量センサ412d,421d,431dのそれぞれから流量データを入力するものである。出力部64は、上記カクテルシロップ自動供給バルブ412c、炭酸水自動供給バルブ421cおよびアルコール飲料自動供給バルブ431cのそれぞれに対して開閉指令を出力するものである。メモリ65には、各販売ボタン33と関連付けられたカクテル飲料のレシピに関する情報、すなわち各種のカクテルシロップの分量、炭酸水の分量、アルコール飲料の分量に関する情報が予め格納してある。ここに、各販売ボタン33とカクテル飲料のレシピ情報との関係について説明する。メモリ65には、図示しないキーボードを通じてカクテル飲料名を入力することにより、該カクテル飲料に関するレシピ情報が格納してあり、同様の方法で複数(例えば数十種類)のカクテル飲料のレシピ情報が格納してある。そして、各販売ボタン33に対して必要なカクテル飲料名を割り付けることにより、結果として、メモリ65には、各販売ボタン33に関連付けられたカクテル飲料のレシピ情報が格納されることになる。
以上のような構成の飲料提供装置50においては、次のようにしてカクテル飲料をカップCに提供することができる。図7は、コントローラによる各バルブの開閉動作を示した説明図である。この図7を適宜用いて説明する。
利用者が好みのカクテル飲料を表示する販売ボタン33を押すことにより発せられた販売指令を受信したコントローラ60は、次のようにして各バルブの開閉動作を制御する。コントローラ60の主制御部61は、通信制御部62を通じて上記販売指令を受信すると、予めメモリ65に格納してある押された販売ボタン33に対応するカクテル飲料のレシピ情報に基づき、出力部64を通じて各バルブに開指令を出力して各バルブを開動作させる一方、入力部63を通じて各流量センサで検出した各流量を取り込んで各バルブの開閉動作を制御する。
この開閉動作について詳細に説明すると、主制御部61は、出力部64を通じて炭酸水自動供給バルブ421cを飲料供給動作の開始から終了まで開動作させて炭酸水を継続的にカップCに吐出させる。その一方、主制御部61は、一のカクテルシロップ自動供給バルブ412cと、他のカクテルシロップ自動供給バルブ412cを断続的に開閉動作させて二種類のカクテルシロップを2回に分けてカップCに吐出させる。また、主制御部61は、アルコール飲料自動供給バルブ431cを断続的に開閉動作させてアルコール飲料を3回に分けてカップCに吐出させる。その結果、所望のカクテル飲料が提供されることになる。
尚、上記カクテル飲料の提供の例では、炭酸水の吐出を継続的に行い、カクテルシロップおよびアルコール飲料の吐出を複数回に分けて断続的に行ったが、必ずしもこれに限られるものではない。
以上説明したように、本発明の実施の形態2に係る飲料提供装置50によっても、シロップ類供給機構41が、カクテルシロップをカップCに供給し、かつ、炭酸水供給機構42およびアルコール飲料供給機構43が、ディスペンサ装置10から炭酸水およびアルコール飲料の一部を導入し、この導入した炭酸水およびアルコール飲料をカップCに供給するので、既存のディスペンサ装置10を利用しながらカクテル飲料の提供を行うことができる。従って、新たにカクテル飲料等のシロップ類を添加する必要のある飲料を提供するための装置を製造する必要はなく、有用である。
また、上記飲料提供装置50によれば、コントローラ60が、予め決められた条件に従って各バルブの開閉動作を制御して各種飲料の供給量を調整するので、販売ボタン33ごとに応じて様々なカクテル飲料を提供することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上述の実施の形態1および実施の形態2では、シロップ類供給機構41は、ガス圧によりカクテルシロップを供給するものであったが、本発明では、シロップ類供給手段(シロップ類供給機構)は、例えばソレノイドでバルブを一回開動作させると、所望の一定量のシロップ類(カクテルシロップ)を供給するものであっても良い。
以上のように、本発明に係る飲料提供装置は、例えば飲食店等においてカクテル飲料を提供するのに有用である。
本発明の実施の形態1に係る飲料提供装置を示した正面図である。 図1における飲料提供装置の構成を模式的に示した説明図である。 図1におけるディスペンサ装置を示した斜視図である。 カクテル飲料の提供の一例を示したタイムチャートである。 本発明の実施の形態2に係る飲料提供装置の構成を模式的に示した説明図である。 図5におけるコントローラの構成を模式的に示したブロック図である。 コントローラによる各バルブの開閉動作を示した説明図である。
符号の説明
10 ディスペンサ装置
30 飲料提供装置
41 シロップ類供給機構
411 カクテルシロップタンク
412 カクテルシロップ供給配管
412a カクテルシロップ供給バルブ
412b 流量調整器
42 炭酸水供給機構
421 第二炭酸水供給配管
421a 第二炭酸水供給バルブ
421b 流量調整器
43 アルコール飲料供給機構
431 第二アルコール飲料供給配管
431a 第二アルコール飲料供給バルブ
431b 流量調整器

Claims (3)

  1. 各種飲料を提供するためのディスペンサ装置に併設され、
    飲料容器にシロップ類を供給するシロップ類供給手段を備えた飲料提供装置において、
    前記ディスペンサ装置から飲料の一部をベース飲料として導入し、該ベース飲料を前記飲料容器に供給するベース飲料供給手段を備えたことを特徴とする飲料提供装置。
  2. 前記ベース飲料供給手段は、
    炭酸飲料を前記飲料容器に供給する炭酸飲料供給手段と、
    アルコール飲料を前記飲料容器に供給するアルコール飲料供給手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の飲料提供装置。
  3. 前記シロップ類供給手段によるシロップ類の供給量と、
    前記ベース飲料供給手段によるベース飲料の供給量と
    を予め決められた条件に従って調整する供給量調整手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲料提供装置。
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