JP4192425B2 - 光ファイバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、主に1.55μm波長帯でWDM通信を行う光伝送システムにおいて、該光伝送システムにおける光伝送路の一部に又は該光伝送路上に設置されるモジュールに適用可能な光ファイバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
WDM(Wavelength Division Multiplexing)通信は、1.55μm波長帯(1.53μm〜1.57μm)の複数の信号光を伝送することにより、大容量かつ高速の光通信を行うことを可能にする。このようなWDM通信を行う光伝送システムでは、広い波長帯域で信号光を伝送することができるよう1.55μm波長帯における分散が小さいことが好ましく、零分散波長が1.55μm波長帯にシフトしている分散シフト光ファイバ(DSF: Dispersion Shifted Fiber )が光伝送路に利用されてきた。
【0003】
ところが、1.55μm波長帯における分散が略零であると、非線形光学現象の1種である四光波混合が生じて、受信時の信号光が劣化し易くなる(例えば、H.Taga, et al., OFC'98, PD13を参照)。そこで従来は、零分散波長をさらに長波長側にずらすことで波長1.55μmにおける分散が−2ps/nm/km程度に設定(信号波長帯域に零分散波長が存在しない)された分散シフト光ファイバ(NZ−DSF: Non-zero Dispersion Shifted Fiber )を光伝送路に適用することにより、これにより四光波混合の抑制が図られている。なお、1.55μm波長帯において上記NZ−DSFは負の分散を有することから、この負の分散を補償すべく1.55μm波長帯において正の分散を有する分散補償用の光ファイバが、このNZ−DSFとともに光伝送路に適用されることもある(例えば、M.Suzuki, et al., OFC'98, PD17参照)。
【0004】
上記分散補償用の光ファイバとしては、例えばITU−TのG652規格やG654規格で規定された光ファイバが知られている。G652規格の光ファイバは、Ge元素添加シリカのコア領域と、純シリカのクラッド領域から構成された標準的な光ファイバである。このG652規格の光ファイバは、1.3μm波長帯に零分散波長を有するとともに、1.55μm波長帯で17ps/nm/km程度の分散を有する。一方、G654規格の光ファイバは、1.55μm波長帯において20ps/nm/km以下の分散を有する。さらに、純シリカのコア領域と、F元素添加シリカのクラッド領域で構成され、1.55μm波長帯において18ps/nm/km程度の分散を有する光ファイバも、分散補償用の光ファイバとして用いられる。
【0005】
このようにNZ−DSFと分散補償用の光ファイバとで構成された従来の光伝送路は、全体として、正の分散スロープを有することから、1.55μm波長帯内の一波長では分散が零となるが、他の波長領域では分散は零にはならない。そこで、該他の波長領域における残留分散を補償するために、基地局等において、該他の波長領域における各信号光を分波し、G652規格またはG654規格の分散補償用の光ファイバを用いた信号光ごとの分散補償が行われている。なお、分散スロープとは、分散の波長依存性を示すグラフの傾きで与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
発明者は上述の従来技術を検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、上記G654規格の分散補償用の光ファイバは、1.55μm波長帯における分散の上限値が20ps/nm/kmを越えることから、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償するために長尺にする必要があった。また、コア領域とクラッド領域とからなる単純なステップ型の屈折率プロファイルを有する光ファイバでは、カットオフ波長の上限値に応じて分散の上限値が決定されることから、1.55μm波長帯における分散を大きくすることが難しかった。
【0007】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、1.55μm波長帯において大きな正の分散を有するとともに、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する光ファイバを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光ファイバは、所定軸に沿って伸びたコア領域と、該コア領域の外周に設けられたクラッド領域とを備える。クラッド領域は、コア領域の外周に設けられた領域であって、該コア領域よりも低い屈折率を有する内側クラッドと、該内側クラッドの外周に設けられた領域であって、該コア領域よりも低くかつ内側クラッドよりも高い屈折率を有する外側クラッドからなるディプレストクラッド構造を有する。また、当該光ファイバにおいて、外側クラッドに対するコア領域の比屈折率差は0.30%以上かつ0.50%以下であり、外側クラッド領域に対する内側クラッドの比屈折率差は−0.50%以上かつ−0.02%以下である。また、波長1.55μmにおいて、当該光ファイバは、18ps/nm/kmよりも大きい分散と、70μm2以上の実効断面積Aeffを有する。
【0009】
なお、上記実効断面積Aeffは、特開平8−248251号公報(EP 0 724 171 A2)に示されたように、以下の(1)式で与えられる。
【0010】
【数1】
Figure 0004192425
【0011】
ここで、Eは伝搬光に伴う電界、rはコア中心からの径方向の距離である。
【0012】
このように、当該光ファイバは、1.55μm波長帯における分散が大きいので、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する際に短尺で済み、当該光ファイバを所定径に巻いてモジュール化する際、該モジュールの小型化が可能となり好ましい。また、波長1.55μmにおける実効断面積が大きいので、非線形光学現象の発生を効果的に抑制できる。また、この発明に係る光ファイバは、上記特性に加えて、波長1.55μmにおいて20ps/nm/km以上の分散を有することが好ましい。当該光ファイバは、1.55μm波長帯における分散がさらに大きいので、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する際にさらなる短尺化が可能となり、当該光ファイバが適用される分散補償モジュールの小型化がより容易になる。特に、波長1.55μmにおける諸特性を実現するため、上述のような構成を備えた光ファイバは、いずれも、コア領域の外径が2a(単位:μm)、内側クラッドの外径が2b(単位:μm)のとき、
2.0≦2b/2a≦6.0
8.3≦2a≦13.0
なる関係が満たすのが好ましい。
【0013】
この発明に係る光ファイバは、所定軸に沿って伸び、かつ9.5μm以上13.0μm以下の外径を有するコア領域と、該コア領域よりも低い屈折率を有するクラッド領域とを備えた構造であってもよい。なお、このような構成において、クラッド領域に対するコア領域の比屈折率差は0.3%以上かつ0.5%以下である。また、波長1.55μmにおける分散は20ps/nm/km以上であり、波長1.55μmにおける実効断面積Aeffは70μm2以上である。この光ファイバも、1.55μm波長帯における分散が大きいので、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する際に短尺で済む。また、波長1.55μmにおける実効断面積が大きいので、非線形光学現象の発生を効果的に抑制する。
【0014】
なお、上述された種々の構造を備えた光ファイバの何れにおいても、直径60mmでコイル状に巻かれたときの伝送損失は、波長1.55μmにおいて0.215dB/km以下であり、波長1.55μmにおける偏波モード分散は0.25ps・km-1/2以下であるのが好ましい。この場合、この発明に係る光ファイバは、コイル状に巻いてモジュール化された構成においても十分な特性が得られる。
【0015】
さらに好ましい光学特性として、この発明に係る光ファイバは、90μm2以上の実効断面積Aeffを有する。また、当該光ファイバは、2mのファイバ長において、1.4μm以上のカットオフ波長を有する。さらに、当該光ファイバは、波長1.55μmにおいて0.180dB/km以下の伝送損失を有する。
【0016】
なお、発明者らは、この発明に係る光ファイバ表面にカーボンコーティングを設けることが、当該光ファイバの破断防止に効果的であることを実験により確認した。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る光ファイバの各実施例を図1(a)、図1(b)、図2〜図5、図6(a)、図6(b)、図7、図8(a)、図8(b)及び図9を用いて説明する。なお、図中の同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0018】
(第1実施例)
図1(a)は、第1実施例に係る光ファイバの断面構造を示す図であり、図1(b)は、図1(a)に示された光ファイバの屈折率プロファイルである。第1実施例に係る光ファイバ100は、所定軸に沿って伸び、屈折率n1を有する外径2a(μm)のコア領域110と、該コア領域110の外周に設けられたクラッド領域とを備える。このクラッド領域は、さらに、ディプレストクラッド構造を実現するため、コア領域110の外周に設けられた領域であって、屈折率n2(<n1)を有する外径2bの内側クラッド120と、該内側クラッド120の外周に設けられた領域であって、屈折率n3(<n1、>n2)を有する外側クラッド130とを有する。したがって、各領域110、120、130における屈折率の大小関係は、n1>n3>n2である。なお、この第1実施例に係る光ファイバ100の外周には、コイル状に巻かれることによりモジュール化された際の破断を効果的に防止するため、カーボンコーティング140が設けられている。
【0019】
図1(b)に示された屈折率プロファイル150の横軸は、図1(a)中の線Lに沿った、コア領域110の中心軸に対して垂直な断面上の各部位に相当している。したがって、図1(b)の屈折率プロファイル150において、領域151はコア領域110の線L上の各部位における屈折率、領域152は内側クラッド120の線L上の各部位における屈折率、領域153は外側クラッド領域130の線L上の各部位における屈折率をそれぞれ示している。
【0020】
このような屈折率プロファイル150を有する光ファイバは、シリカをベースとしたシングルモード光ファイバであって、例えば、コア領域110にGe元素が添加され、内側クラッド120にF元素が添加されることにより実現可能である。また、図1(a)及び図1(b)において、2aはコア領域110の外径、2bは内側クラッド120の外径を表す。Δ+は外側クラッド130に対するコア領域110の比屈折率差、Δ-は外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差を表す。なお、外側クラッド130に対するコア領域110の比屈折率差Δ+、及び外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は、それぞれ以下のように定義される。
【0021】
Δ+=(n1−n3)/n3
Δ-=(n2−n3)/n3
ここで、n1はコア領域110の屈折率、n2は内側クラッド120の屈折率、n3は外側クラッド130の屈折率である。また、この明細書では、比屈折率差Δは百分率で表示されており、各定義式における各領域の屈折率は順不同である。したがって、Δが負の値の場合、対応する領域の屈折率は外側クラッド130の屈折率よりも低いことを意味する。
【0022】
そして、この第1実施例に係る光ファイバ100において、外側クラッド130に対するコア領域110の比屈折率差Δ+は0.30%以上かつ0.50%以下であり、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は−0.50%以上かつ−0.02%以下である。また、波長1.55μmにおける分散は18ps/nm/kmよりも大きく、波長1.55μmにおける実効断面積Aeffは70μm2以上である。
【0023】
図2〜図5は、それぞれ第1実施例に係る光ファイバ100のコア領域110の外径2aと波長1.55μmにおける分散との関係を示すグラフである。なお、図2のグラフにおいて、コア領域110の外径2aに対する内側クラッド120の外径2bの比(2b/2a)は4.0、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は−0.03%にそれぞれ固定されている。また、図3のグラフにおいて、コア領域110の外径2aに対する内側クラッド120の外径2bの比(2b/2a)は4.0、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は−0.09%にそれぞれ固定されている。図4のグラフにおいて、コア領域110の外径2aに対する内側クラッド120の外径2bの比(2b/2a)は4.0、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は−0.20%にそれぞれ固定されている。さらに、図5のグラフにおいて、コア領域110の外径2aに対する内側クラッド120の外径2bの比(2b/2a)は4.0、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は−0.45%にそれぞれ固定されている。
【0024】
図2〜図5のおのおのにおいて、G100、G200、G300は、外側クラッド130に対するコア領域110の比屈折率差Δ+が0.30%、0.40%、0.50%の各場合におけるコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示すグラフである。また、C1は、直径60mmで巻かれたことに起因する全長20kmの光ファイバの損失増加分(波長1.55μm)が0.01dB/kmとなるコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示すグラフである。さらに、これら図2〜図5には、カットオフ波長λcが1.5μm、1.6μmとなる各場合のコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示す各グラフ、実効断面積Aeffが70μm2、80μm2、90μm2となる各場合のコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示す各グラフが示されている。なお、カットオフ波長λc は、長さが数百mの光ファイバの場合には1.60μm程度まで許容され、さらに長い光ファイバの場合には1.70μm程度まで許容される場合がある。また、図2〜図5のおのおのには、カットオフ波長λc が1.6μm以下、実効断面積Aeffが70μm2以上、かつ直径60mmで巻かれたことに起因する全長20kmの光ファイバの損失増加分(波長1.55μm)が0.01dB/km以下となる範囲が好ましい範囲として示されている(各図中に示された斜線部分)。
【0025】
図2から判断して、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-が−0.03%である光ファイバの場合、コア領域110の外径2aが約8.3μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約18ps/nm/km以上となり得る。コア領域110の外径2aが約9.2μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約20ps/nm/km以上となり得る。また、コア領域110の外径2aが約12.5μmであれば、波長1.55μmにおける分散は約21.3ps/nm/km程度まで大きくすることができる。
【0026】
図3から判断して、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-が−0.09%である光ファイバの場合、コア領域110の外径2aが約8.3μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約18ps/nm/km以上となり得る。コア領域110の外径2aが約9.1μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約20ps/nm/km以上となり得る。また、コア領域110の外径2aが約12.5μmのときに、波長1.55μmにおける分散は約21.7ps/nm/km程度まで大きくすることができる。
【0027】
また、図4から判断すると、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-が−0.20%である光ファイバの場合、コア領域110の外径2aが約9.5μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約20.8ps/nm/km以上となり得る。また、コア領域110の外径2aが約12.8μmであれば、波長1.55μmにおける分散は約22.3ps/nm/km程度まで大きくすることができる。
【0028】
さらに、図5から判断して、外側クラッド130に対する内層クラッド120の比屈折率差Δ-が−0.45%である光ファイバの場合、コア領域110の外径2aが約10.5μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約23.2ps/nm/km以上となり得る。また、コア領域110の外径2aが約13.0μmであれば、波長1.55μmにおける分散は約23.5ps/nm/km程度まで大きくすることができる。
【0029】
以上の図2〜図5から分かるように、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-を小さく(絶対値を大きく)することにより、カットオフ波長λcを同一値に維持したまま、分散を大きくすることができる。
【0030】
次に、第1実施例に係る光ファイバの複数の適用例について説明する。
【0031】
まず、第1適用例に係る光ファイバ100は、図1(a)に示された断面構造及び図1(b)に示された屈折率プロファイルを備え、コア領域110の外径2a、内側クラッド120の外径2b、外側クラッド130に対するコア領域110の比屈折率差Δ+、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-がそれぞれ以下のように設定されている。
【0032】
2a(μm) : 9.0
2b(μm) : 36.0
Δ+(%) : 0.35
Δ-(%) :−0.03
以上のように設計された第1適用例に係る光ファイバは、波長1.55μmの諸特性として、以下のような光学特性を有する。
【0033】
分散(ps/nm/km) : 18.7
実効断面積Aeff(μm2) : 80.5
分散スロープ(ps/nm2/km) : 0.058
直径60mmに曲げたときの伝送損失(dB/km): 0.208
偏波モード分散PMD(ps・km-1/2) : 0.14
なお、この第1適用例に係る光ファイバの2m長でのカットオフ波長は1.25μmである。また、上記伝送損失は、光ファイバ本来の伝送損失と、直径60mmで曲げられたことに起因する損失増加分の合計である。
【0034】
第2適用例に係る光ファイバも図1(a)に示された断面構造を備えるとともに、その屈折率プロファイルも図1(b)に示された屈折率プロファイルと同様の形状を有する。そして、この第2適用例の光ファイバは、以下のような諸元により設計されている。
【0035】
2a(μm) : 10.5
2b(μm) : 42.0
Δ+(%) : 0.35
Δ-(%) :−0.03
以上のように設計された第2適用例に係る光ファイバは、波長1.55μmの諸特性として、以下のような光学特性を有する。
【0036】
分散(ps/nm/km) : 20.4
実効断面積Aeff(μm2) : 93.2
分散スロープ(ps/nm2/km) : 0.060
直径60mmに曲げられたときの伝送損失(dB/km): 0.204
偏波モード分散PMD(ps・km-1/2) : 0.12
なお、この第2適用例に係る光ファイバの2m長でのカットオフ波長は1.45μmである。また、上記伝送損失は、光ファイバ本来の伝送損失と、直径60mmで曲げられたことに起因する損失増加分の合計である。
【0037】
第3適用例に係る光ファイバは、以下のような諸元により設計されている。
【0038】
2a(μm) : 10.5
2b(μm) : 46.0
Δ+(%) : 0.35
Δ-(%) :−0.03
以上のように設計された第3適用例に係る光ファイバは、波長1.55μmの諸特性として、以下のような光学特性を有する。
【0039】
分散(ps/nm/km) : 21.0
実効断面積Aeff(μm2) : 103.0
分散スロープ(ps/nm2/km) : 0.061
直径60mmに曲げたときの伝送損失(dB/km): 0.202
偏波モード分散PMD(ps・km-1/2) : 0.12
なお、この第3適用例に係る光ファイバの2m長でのカットオフ波長は1.59μmである。また、上記伝送損失は、光ファイバ本来の伝送損失と、直径60mmで曲げられたことに起因する損失増加分の合計である。
【0040】
さらに、第4適用例に係る光ファイバは、以下のような諸元により設計されている。
【0041】
2a(μm) : 10.0
2b(μm) : 40.0
Δ+(%) : 0.31
Δ-(%) :−0.03
以上のように設計された第4適用例に係る光ファイバは、波長1.55μmの諸特性として、以下のような光学特性を有する。
【0042】
分散(ps/nm/km) : 19.6
実効断面積Aeff(μm2) : 98.0
分散スロープ(ps/nm2/km) : 0.060
直径60mmに曲げたときの伝送損失(dB/km): 0.204
偏波モード分散PMD(ps・km-1/2) : 0.12
なお、この第4適用例に係る光ファイバの2m長でのカットオフ波長は1.31μmである。また、上記伝送損失は、光ファイバ本来の伝送損失と、直径60mmで曲げられたことに起因する損失増加分の合計である。
【0043】
第5適用例に係る光ファイバは、図1(a)に示された断面構造を有するとともに、図6(a)に示された屈折率プロファイル160を有する。屈折率プロファイル160の形状からも分かるように、この第5適用例では、コア領域110の中心部分が周辺よりもくぼんだ形状であり、また、コア領域110の裾部分が傾いた形状(裾部分が内側クラッド120側へ伸びた形状)である。なお、この屈折率プロファイル160の横軸は、図1(a)中の線Lに沿ったコア領域110の中心軸に対して垂直な断面上の各部位に相当している。したがって、屈折率プロファイル160において、領域161はコア領域110(外径2a)の線L上の各部位における屈折率、領域162は内側クラッド120(外径2b)の線L上の各部位における屈折率、領域163は外側クラッド130の線L上の各部位における屈折率をそれぞれ示している。なお、この第5適用例において、外側クラッド130に対するコア領域110の比屈折率差Δ+は、該外側クラッドの屈折率n3と該コア領域110の平均屈折率n1により与えられ、外側クラッド130に対する内側クラッド120の比屈折率差Δ-は、該外側クラッドの屈折率n3と該内側クラッド120の最小屈折率n2により与えられる。
【0044】
このような第5適用例に係る光ファイバは、以下の諸元に基づいて設計されている。
【0045】
2a(μm) : 10.0
2b(μm) : 45.4
Δ+(%) : 0.34
Δ-(%) :−0.03
以上のように設計された第5適用例に係る光ファイバは、波長1.55μmの諸特性として、以下のような光学特性を有する。
【0046】
分散(ps/nm/km) : 19.5
実効断面積Aeff(μm2) : 105.0
分散スロープ(ps/nm2/km) : 0.062
直径60mmに曲げたときの伝送損失(dB/km): 0.198
偏波モード分散PMD(ps・km-1/2) : 0.13
なお、この第5適用例に係る光ファイバの2m長でのカットオフ波長は1.62μmである。また、上記伝送損失は、光ファイバ本来の伝送損失と、直径60mmで曲げられたことに起因する損失増加分の合計である。
【0047】
また、第6適用例は、図1(a)に示された断面構造を備えるとともに、図6(b)に示されたような屈折率プロファイル170を有する。この第6適用例は、純シリカのコア領域110とF元素添加シリカの内側クラッド120及び外側クラッド130を備えている。屈折率プロファイル170の横軸は、図1(a)中の線Lに沿ったコア領域110の中心軸に対して垂直な断面上の各部位に相当している。したがって、屈折率プロファイル170において、領域171はコア領域110(外径2a)の線L上の各部位における屈折率、領域172は内側クラッド120(外径2b)の線L上の各部位における屈折率、領域173は外側クラッド130の線L上の各部位における屈折率をそれぞれ示している。
【0048】
このような第6適用例に係る光ファイバは、以下の諸元に基づいて設計されている。
【0049】
2a(μm) : 11.6
2b(μm) : 46.4
Δ+(%) : 0.31
Δ-(%) :−0.05
以上のように設計された第6適用例に係る光ファイバは、波長1.55μmの諸特性として、以下のような光学特性を有する。
【0050】
分散(ps/nm/km) : 20.5
実効断面積Aeff(μm2) : 99
分散スロープ(ps/nm2/km) : 0.060
直径60mmに曲げたときの伝送損失(dB/km): 0.172
偏波モード分散PMD(ps・km-1/2) : 0.08
なお、この第6適用例に係る光ファイバの2m長でのカットオフ波長は1.50μmである。また、上記伝送損失は、光ファイバ本来の伝送損失と、直径60mmで曲げられたことに起因する損失増加分の合計である。
【0051】
その他、種々の条件で光ファイバを設計あるいは試作して、その諸特性を評価したところ、当該第1実施例に係る光ファイバにより、波長1.55μmにおいて十分大きな分散及び実効断面積Aeffが得られることが分かった。特に、コア領域の外径を2a(単位:μm)とし、内層クラッド領域の外径を2b(単位:μm)としたときに、2.0≦2b/2a≦6.0なる関係式を満たすのが好適であることも分かった。また、この第1実施例に係る光ファイバでは、直径60mmでコイル状に巻いたときの波長1.55μmにおける伝送損失(光ファイバ本来の伝送損失と曲げによる損失増加分との合計)が0.215dB/km以下となり、より好ましい適用例では、波長1.55μmにおける光ファイバ本来の伝送損失が0.180dB/km以下となることも確認できた。さらに、第1実施例に係る光ファイバによれば、波長1.55μmにおける偏波モード分散が0.25ps・km-1/2以下となることも確認できた。
【0052】
なお、発明者らは、上述の光ファイバ表面にカーボンコーティングを設けることが、当該光ファイバの破断防止に効果的であることを実験により確認した。
【0053】
図7は、カーボンコーティングによる破断防止効果を説明するための実験結果を示すグラフであり、グラフG400はカーボンコーティングが施された光ファイバが破断するときの、引張り速度(mm/分)と引張り強度(GPa)との関係を示し、グラフG500はカーボンコーティングが施されていない光ファイバが破断するときの、引張り速度(mm/分)と引張り強度(GPa)との関係を示している。また、カーボンコーティングが施された光ファイバの疲労指数Nが150を越えるのに対し、カーボンコーティングが施されていない光ファイバの疲労指数Nは25程度であった。なお、光ファイバが破断するときの破断強度(GPa)は、以下のように該光ファイバを引張る引張り速度(mm/分)の1/(N+1)乗に比例することが知られており、下式中のNを特に疲労指数という。
【0054】
(破断強度)=α×(引張り速度)1/(N+1)
図7からも分かるように、引張り速度が大きくなるほどカーボンコーティングの有無に起因した破断強度の差は小さくなる(見かけ上、早く引っ張った方が、同じ力を加えてもキズが成長しにくくかつ切れにくい)。しかしながら、実際に敷設された光ファイバの破断は、非常にゆっくりとした速度で引っ張られることにより引き起こされるため、低速での破断強度が大きいカーボンコーティングが施された光ファイバがより好ましい。
【0055】
以上のように、この第1実施例に係る光ファイバは、1.55μm波長帯において大きな正の分散を有するので、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する際に短尺で済み、当該光ファイバが適用される分散補償モジュールの小型化を可能にする。また、当該光ファイバは、波長1.55μmにおける実効断面積Aeffが大きいので、非線形光学現象の発生が効果的に抑制される。さらに、当該光ファイバは、直径60mmでコイル状に巻かれたときの波長1.55μmにおける伝送損失が小さく、かつ波長1.55μmにおける偏波モード分散も小さいので、モジュール化に適している。
【0056】
(第2実施例)
次に、この発明に係る光ファイバの第2実施例について説明する。図8(a)は、第2実施例に係る光ファイバの断面構造を示す図であり、図8(b)は、図8(a)に示された光ファイバの屈折率プロファイルである。この第2実施例に係る光ファイバ200は、所定軸に沿って伸び、屈折率n1を有するコア領域210と、該コア領域210の外周に設けられた領域であって、屈折率n2(<n1)を有する有するクラッド領域220とを備える。したがって、各領域210、220における屈折率の大小関係は、n1>n2である。なお、この第2実施例に係る光ファイバ200の外周には、コイル状に巻かれることによりモジュール化された際の破断を効果的に防止するため、カーボンコーティング230が設けられている。
【0057】
図8(b)に示された屈折率プロファイル250の横軸は、図8(a)中の線Lに沿った、コア領域210の中心軸に対して垂直な断面上の各部位に相当している。したがって、図8(b)の屈折率プロファイル250において、領域251はコア領域210の線L上の各部位における屈折率、領域252はクラッド領域220の線L上の各部位における屈折率をそれぞれ示している。
【0058】
このような屈折率プロファイル250を有する光ファイバ200は、シリカをベースとしたシングルモード光ファイバであって、例えば、コア領域210にGe元素が添加されることにより実現可能である。また、コア領域210を純シリカとし、クラッド領域220にF元素が添加されることによっても実現可能である。なお、図8(a)及び図8(b)において、2aはコア領域210の外径を示し、Δ+はクラッド領域220に対するコア領域210の比屈折率差を示す。
【0059】
そして、この第2実施例に係る光ファイバ200において、クラッド領域220に対するコア領域210の比屈折率差Δ+(=(n1−n2)/n2)は0.3%以上0.5%以下であり、波長1.55μmにおける分散は20ps/nm/km以上であり、波長1.55μmにおける実効断面積は70μm2以上であり、コア領域210の外径は9.5μm以上12.0μm以下である。
【0060】
図9は、第2実施例に係る光ファイバのコア領域210の外径2aと波長1.55μmにおける分散との関係を示すグラフである。なお、この図において、G100、G200、G300は、クラッド領域220に対するコア領域210の比屈折率差Δ+が0.50%、0.40%、0.30%の各場合におけるコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示すグラフである。また、C1は、直径60mmで巻かれたことに起因する全長20kmの光ファイバの損失増加分(波長1.55μm)が0.01dB/kmとなるコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示すグラフである。さらに、この図9には、カットオフ波長λc が1.5μm、1.6μmとなる各場合のコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示す各グラフ、実効断面積Aeffが70μm2、80μm2、90μm2となる各場合のコア径2aと波長1.55μmにおける分散値の関係を示す各グラフが示されている。なお、カットオフ波長λcは、長さが数百mの光ファイバの場合には1.60μm程度まで許容され、さらに長い光ファイバの場合には1.70μm程度まで許容される場合がある。また、図9には、カットオフ波長λc が1.6μm以下、実効断面積Aeffが70μm2以上、波長1.55μmにおける分散が20ps/nm/km以上、かつ直径60mmで巻かれたことに起因する全長20kmの光ファイバの損失増加分(波長1.55μm)が0.01dB/km以下となる範囲が好ましい範囲として示されている(図中の斜線部分)。
【0061】
図9から判断して、コア領域210の外径2aが約9.5μm以上であれば、波長1.55μmにおける分散は約20ps/nm/km以上となり得る。また、コア領域210の外径2aが約12.0μmであれば、波長1.55μmにおける分散は約20.7ps/nm/km程度まで大きくすることができる。
【0062】
この第2実施例に係る光ファイバ200は、コア領域210の外径2aが11.0μmであり、クラッド領域220に対するコア領域210の比屈折率差Δ+が0.35%である。このとき、カットオフ波長λcは1.54μm、波長1.55μmにおける分散は20.3ps/nm/km、実効断面積Aeffは100.0μm2、分散スロープは0.060ps/nm2/km、直径60mmに曲げたときの伝送損失は0.210dB/km(0.215dB/km以下)、偏波モード分散は0.10ps・km-1/2であった。
【0063】
この第2実施例に係る光ファイバも、1.55μm波長帯において大きな正の分散を有するので、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する際に短尺で済み、当該光ファイバが適用される分散補償モジュールの小型化に適している。また、当該光ファイバは、波長1.55μmにおける実効断面積Aeffが大きいので、非線形光学現象の発生を効果的に抑制する。さらに、当該光ファイバは、直径60mmに曲げたときの伝送損失(波長1.55μm)が小さくかつ、波長1.55μmにおける偏波モード分散も小さいので、モジュール化に適している。
【0064】
この発明は、上述の実施例に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、第1実施例に係る光ファイバとして6つの具体的な適用例が示され、第2実施例に係る光ファイバとして1つの具体的な適用例が示されたが、これらに限られるものではなく、上述の適正範囲内において種々の設計が可能である。
【0065】
【発明の効果】
以上のようにこの発明に係る光ファイバによれば、1.55μm波長帯における分散が大きいので、1.55μm波長帯においてNZ−DSFが有する負の分散を補償する際に短尺で済む。これにより、この発明に係る光ファイバが適用される分散補償モジュールの小型化が容易になる。また、この発明に係る光ファイバは、波長1.55μmにおける実効断面積が大きいので、非線形光学現象の発生を効果的に抑制する。さらに、この発明に係る光ファイバは、直径60mmに曲げたときの波長1.55μmにおける伝送損失が0.215dB/km以下(より好ましくは、曲げに伴う損失増加分を含まない当該光ファイバ本来の伝送損失は0.180dB/km以下)であり、波長1.55μmにおける偏波モード分散が0.25ps・km-1/2以下であるため、モジュール化に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は、この発明に係る光ファイバの第1実施例の断面構造を示す図であり、(b)は、(a)に示された光ファイバの屈折率プロファイルを示す図である。
【図2】
Figure 0004192425
【図3】 第1実施例に係る光ファイバにおいて、コア領域の外径2aに対する内側クラッドの外径2bの比(2b/2a)を4.0に固定するとともに外側クラッドに対する内側クラッドの比屈折率差Δ-を−0.09%に固定した場合の、コア径(コア領域の外径)2aと波長1550nmにおける分散との関係を示すグラフである。
【図4】 第1実施例に係る光ファイバにおいて、コア領域の外径2aに対する内側クラッドの外径2bの比(2b/2a)を4.0に固定するとともに外側クラッドに対する内側クラッドの比屈折率差Δ-を−0.20%に固定した場合の、コア径(コア領域の外径)2aと波長1550nmにおける分散との関係を示すグラフである。
【図5】 第1実施例に係る光ファイバにおいて、コア領域の外径2aに対する内側クラッドの外径2bの比(2b/2a)を4.0に固定するとともに外側クラッドに対する内側クラッドの比屈折率差Δ-を−0.45%に固定した場合の、コア径(コア領域の外径)2aと波長1550nmにおける分散との関係を示すグラフである。
【図6】 (a)は、第1実施例に係る光ファイバの適用例の屈折率プロファイルを示す図であり、(b)は、第1実施例に係る光ファイバの他の適用例の屈折率プロファイルを示す図である。
【図7】 カーボンコーティングによる破断防止効果を説明するための実験結果を示すグラフである。
【図8】 (a)は、この発明に係る光ファイバの第2実施例の断面構造を示す図であり、(b)は、(a)に示された光ファイバの屈折率プロファイルを示す図である。
【図9】 第2実施例に係る光ファイバにおいて、コア径(コア領域の外径)2aと波長1550nmにおける分散との関係を示すグラフである。

Claims (7)

  1. 所定の軸に沿って伸びたコアと、
    前記コアの外周に設けられた領域であって、該コアよりも低い屈折率を有する内側クラッドと、
    前記内側クラッドの外周に設けられた領域であって、前記コアよりも低くかつ該内側クラッドよりも高い屈折率を有する外側クラッドとを備えた光ファイバであって
    前記外側クラッドに対する前記コアの比屈折率差が0.30%以上かつ0.50%以下であり、前記外側クラッド領域に対する前記内側クラッドの比屈折率差が−0.50%以上かつ−0.02%以下であり、波長1.55μmにおける分散が18ps/nm/kmよりも大きく、そして、波長1.55μmにける実効断面積が70μm2以上であり、
    前記コアの外径を2a(単位:μm)とし、前記内側クラッドの外径を2b(単位:μm)とするとき、
    2.0≦2b/2a≦6.0
    8.3≦2a≦13.0
    なる関係を満たす光ファイバ。
  2. 所定の軸に沿って伸びたコアと、
    前記コアの外周に設けられた領域であって、該コアよりも低い屈折率を有する内側クラッドと、
    前記内側クラッドの外周に設けられた領域であって、前記コアよりも低くかつ該内側クラッドよりも高い屈折率を有する外側クラッドとを備えた光ファイバであって、
    前記外側クラッドに対する前記コアの比屈折率差が0.30%以上かつ0.50%以下であり、前記外側クラッド領域に対する前記内側クラッドの比屈折率差が−0.50%以上かつ−0.02%以下であり、波長1.55μmにおける分散が18ps/nm/kmよりも大きく、そして、波長1.55μmにける実効断面積が70μm 2 以上であり、
    波長1.55μmにおいて20ps/nm/kmよりも大きい分散を有し、
    前記コアの外径を2a(単位:μm)とし、前記内側クラッドの外径を2b(単位:μm)とするとき、
    2.0≦2b/2a≦6.0
    9.1≦2a≦13.0
    なる関係を満たす光ファイバ。
  3. 波長1.55μmにおいて直径60mmでコイル状に巻いたときに0.215dB/km以下となる伝送損失と、波長1.55μmにおいて0.25ps・km 1/2以下の偏波モード分散を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ。
  4. 90μm2以上の実効断面積を有する請求項1又は2記載の光ファイバ。
  5. 2mのファイバ長において、1.4μm以上のカットオフ波長を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ。
  6. 波長1.55μmにおいて0.180dB/km以下の伝送損失を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ。
  7. 前記外側クラッドの外周に設けられたカーボンコーティングをさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ。
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