JP4190066B2 - Separation device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分離装置に関し、特に粉塵、オイルミスト等の不純物を気体中から効率良く分離する簡易な構造の分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
近年、NC旋盤、汎用旋盤等を扱う作業現場において、該NC旋盤等から発生する油煙、オイルミスト等の吸引による作業者への健康障害、またオイルミストが引き起こす設備・機器の損傷、誤動作等が問題と成っている。
【0003】
かかる油煙、オイルミストには金属粉等の粉塵も含まれており、これらの不純物を気体中から分離し、清浄な気体とする装置としては、従来より流れ方向の急変による慣性力を利用したルーバー集塵器の如き慣性集塵器、回転運動に伴って生じる遠心力を利用したサイクロンの如き遠心集塵器、更には織布、ろ紙、繊維充填層等のろ過体を利用したフィルター集塵器が使用されている。
【0004】
ここで、織布等のろ過体を利用したフィルター集塵器は、気体中に含まれる不純物を効率良く分離(集塵)出来る装置ではあるが、定期的なろ過体の洗浄或いは取り替えが必須であり、メンテナンスの面において大きな課題を有していた。
また、流れ方向の急変による慣性力を利用した慣性集塵器においては、構造が比較的単純で、コンパクトな物が多く、清掃等のメンテナンスも容易ではあるが、一度分離された金属粉等の不純物が再び気流によって持ち去られる再飛散現象が生じ易く、分離(集塵)効率の面において課題を有していた。
更に、回転運動に伴って生じる遠心力を利用した遠心集塵器にあっては、分離(集塵)効率は上記慣性集塵器に比較して高く、またメンテナンスも容易な物が多いが、装置が一般的に大型化すると言う課題を有していた。
【0005】
本発明は、上述した従来から存在する粉塵、オイルミスト等の不純物を気体中から分離する装置が有する種々の課題に鑑み成されたものであって、その目的は、構造が単純で、コンパクトであり、清掃等のメンテナンスも容易であると言う慣性集塵器が有する利点を備えつつ、分離(集塵)効率が慣性集塵器に比して高い分離装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記した目的を達成すべく試験・研究を重ねた結果、慣性集塵器の如く邪魔板によって気流の流れを急変させる際に、その流れを邪魔板内部において回転させることが出来れば、慣性力のみならず遠心力によっても気体中から不純物を分離でき、また遠心力の作用により気体から分離した不純物を邪魔板の壁面に圧接でき、再飛散を防止できることから分離(集塵)効率が飛躍的に向上するとの知見を得、本発明を完成させた。
【0007】
即ち、本発明は、断面略X状に壁体を配設すると共に、相隣り合う壁体によって画成される側壁面を湾曲面に形成して邪魔板部材とし、該邪魔板部材の一つの壁体が隣り合う邪魔板部材の側壁面に適宜な間隔を持って入り込むように複数の邪魔板部材を千鳥状に連設して邪魔板を構成し、該邪魔板に粉塵、ミスト等の不純物を含む気体を通過させることにより気体中から不純物を分離・除去する分離装置とした。
【0008】
上記した本発明にかかる分離装置によれば、邪魔板を上述した特殊な形状のものとしたため、該邪魔板を通過する気体に回転力を与えることができ、サイクロンの如き遠心力を利用した不純物の分離が可能となることから、分離(集塵)効率が高い分離装置となる。
また、構造的には、気体の流れの中に邪魔板を設置すると言う慣性集塵器の如き構造となるため、慣性集塵器の利点、即ち、構造が単純で、コンパクトであり、清掃等のメンテナンスも容易であると言う利点を備えた分離装置となる。
【0009】
ここで、上記本発明において、より通過する気体に回転力を与えることのできる邪魔板とするためには、該邪魔板を構成する上記邪魔板部材の各壁体の頂端部に、円柱状突起を形成することが好ましい。
また、上記邪魔板部材の側壁面に、長手方向に延びる溝を形成することとすると、該溝が、遠心力により邪魔板部材の側壁面に圧接された気体中の不純物を補足し、下方に導く作用を果たすために、より分離した不純物の再飛散を防止できる装置となるために好ましい。
更に、上記邪魔板部材を一つ置きに立設した2個の枠片を、一方の枠片に立設された邪魔板部材が他方の枠片に立設された邪魔板部材間に挿入される状態で組み合わせ、上記邪魔板を構成することとすると、製造が容易であると共に、清掃等のメンテナンスも容易な邪魔板となるために好ましい。
また、上記邪魔板を、気体の流れ方向に複数列配置すれば、より分離(集塵)効率の良好な分離装置となるために好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、上記した本発明にかかる分離装置の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】
先ず図1は、本発明にかかる分離装置に使用される邪魔板を構成する邪魔板部材の横断面を示した図である。
【0012】
同図に示したように、邪魔板部材1は、例えばアルミ、合成樹脂等の押し出し成形により製造されており、その横断面は、2つの幅の狭い壁体2,2と、2つの幅の広い壁体3,3とを略X状に配設した形状と成っている。そして、相隣り合う2つの幅の狭い壁体2,2によって画成される側壁面4、及び相隣り合う幅の狭い壁体2と幅の広い壁体3とによって画成される2つの側壁面5,5は、各々緩やかに凹んだ湾曲面に形成され、相隣り合う2つの幅の広い壁体3,3によって画成される側壁面6は、急激に凹んだ湾曲面に形成されている。
【0013】
また、上記邪魔板部材1の各壁体2,2及び3,3の頂端部には、円柱状突起7が形成され、幅の狭い壁体2と幅の広い壁体3とによって画成される上記2つの側壁面5,5には、各々長手方向に延びる2本の溝8,8が形成されている。
【0014】
上記のように構成された邪魔板部材1は、図2に示したように枠片9に立設されている。
枠片9は、邪魔板部材1より幅広に形成され、その板面には複数の穴10が形成されている。そして、上記邪魔板部材1が、2つの幅の広い壁体3,3によって画成される側壁面6側を枠片9の端に詰めた状態(2つの幅の狭い壁体2,2によって画成される側壁面4側を枠片9の端から離した状態)で、且つ隣り合う邪魔板部材1,1間に適度の間隔が形成される状態で複数立設されている。
なお、枠片9には、補強用のフランジ9a、及び組付け用のフランジ9bが各々延設されている。
【0015】
上記邪魔板部材1が立設された枠片9を2個利用し、邪魔板11が構成されている。
この邪魔板11は、図3に示したように一方の枠片9に対して、他方の枠片9を左右及び上下が逆と成る状態で上下方向から組付け、一方の枠片9に立設された邪魔板部材1が、他方の枠片9に立設された邪魔板部材1,1間に挿入される状態で組み合わされ、その邪魔板部材1の配置は、図4に示したように邪魔板部材1の幅の狭い壁体2が、隣り合う邪魔板部材1の側壁面5に適宜な間隔を持って入り込むように複数の邪魔板部材1を千鳥状に連設した配置となっている。
なお、図3中12は、上記邪魔板部材1が立設された2個の枠片9,9と共に、口状の枠を形成するために組付けられる枠片である。
【0016】
上記した邪魔板11を、粉塵、オイルミスト等の不純物を含む気体の流れの中に設置することにより、本発明にかかる分離装置13が構成されている。
この分離装置13は、図5に示したようにケーシング14内に上記邪魔板11を複数列配置し、吸引ファン15によって吸気口16より取り入れた不純物を含む気体を、ケーシング14内に配置した上記複数列の邪魔板11を通過させた後に排気口17より排出させる構造となっている。
【0017】
上記のように構成された本発明にかかる分離装置13は、邪魔板11を不純物を含む気体が通過する際に、図4に示したように種々の部所で気体の回転運動(図4中において、破線で示した気体の流れ)が生じ、この回転運動に伴って生じる遠心力を利用して気体中から不純物を効率良く分離することが出来る。
そして、気体中から分離された不純物は、遠心力により邪魔板11を構成する各邪魔板部材1の側壁面5に圧接され、その再飛散が防止されると共に、該邪魔板部材1の側壁面5に形成された溝8に補足され、下方に導かれて枠片9に穿設された穴10より外部に排出され、気体は清浄な気体となって邪魔板11を通過して排気口17より排出される。
【0018】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想、即ち、断面略X状に壁体を配設すると共に、相隣り合う壁体によって画成される側壁面を湾曲面に形成して邪魔板部材とし、該邪魔板部材の一つの壁体が隣り合う邪魔板部材の側壁面に適宜な間隔を持って入り込むように複数の邪魔板部材を千鳥状に連設して邪魔板を構成し、該邪魔板に粉塵、ミスト等の不純物を含む気体を通過させることにより気体中から不純物を分離・除去する構造の分離装置とすると言う思想の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
【0019】
例えば、上記実施の形態において示した邪魔板部材1の断面形状は、一例を示したに過ぎず、例えば同一幅の4つの壁体を断面略X状に配設しても良い。
また、上記実施の形態において示した邪魔板部材1を立設した2個の枠片9を用いた邪魔板11の構造も、一例に過ぎず、例えば邪魔板部材の一つの壁体が隣り合う邪魔板部材の側壁面に適宜な間隔を持って入り込むように複数の邪魔板部材を千鳥状に配設し、各々の邪魔板部材の両端を枠片に固定して邪魔板を構成しても良いが、実施の形態において示した邪魔板11の構造とすると、使用する2個の枠片9は共通のもの(図2に示した構成のもの)を使用でき、製造が容易となると共に、邪魔板11を清掃する際には、組付け前の2個の枠片9(図3に示した状態)に分解することにより邪魔板部材1,1の間隔が広いものとなり、清掃等のメンテナンスも容易となるために好ましい。
更に、上記実施の形態において示した分離装置13の構造も一例であり、例えば不純物を含む気体が流れるダクトの途中に、単に上記邪魔板11を設置した構造としても良い。
【0020】
【発明の効果】
以上、説明した本発明によれば、邪魔板を上述した特殊な形状のものとしたため、該邪魔板を通過する気体に回転力を与えることができ、サイクロンの如き遠心力を利用した分離が可能となることから、分離(集塵)効率が高い分離装置となる効果がある。
また、構造的には、気体の流れの中に邪魔板を設置すると言う慣性集塵器の如き構造となるため、その構造が単純で、コンパクトであり、清掃等のメンテナンスも容易であると言う利点を備えた分離装置となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる分離装置に使用される邪魔板を構成する邪魔板部材の横断面の一例を示した図である。
【図2】図1に示した邪魔板部材を複数立設した枠片を示した斜視図である。
【図3】図2に示した枠片を2個使用し、本発明にかかる分離装置に使用される邪魔板を構成する状態を示した斜視図である。
【図4】本発明にかかる分離装置に使用される邪魔板の横断面の一例を示した図である。
【図5】本発明にかかる分離装置の一例を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 邪魔板部材
2 幅の狭い壁体
3 幅の広い壁体
4 相隣り合う2つの幅の狭い壁体によって画成される側壁面
5 相隣り合う幅の狭い壁体と幅の広い壁体とによって画成される側壁面
6 相隣り合う2つの幅の広い壁体によって画成される側壁面
7 円柱状突起
8 溝
9 枠片
10 穴
11 邪魔板
12 枠片
13 分離装置
14 ケーシング
15 吸引ファン
16 吸気口
17 排気口[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a separator, and more particularly to a separator having a simple structure that efficiently separates impurities such as dust and oil mist from a gas.
[0002]
[Prior art and problems]
In recent years, at work sites that handle NC lathes, general-purpose lathes, etc., health hazards to workers due to suction of oil smoke, oil mist, etc. generated from the NC lathe, etc. It has become a problem.
[0003]
Such oil smoke and oil mist also contain dust such as metal powder, and as a device that separates these impurities from the gas to make it a clean gas, a louver that uses inertial force due to a sudden change in the flow direction is conventionally used. Inertial dust collectors such as dust collectors, centrifugal dust collectors such as cyclones that use centrifugal force generated by rotational motion, and filter dust collectors that use filter media such as woven cloth, filter paper, and fiber packed beds Is used.
[0004]
Here, a filter dust collector using a filter such as a woven fabric is a device that can efficiently separate (collect dust) impurities contained in the gas, but it is essential to periodically clean or replace the filter. There was a big problem in terms of maintenance.
Inertial dust collectors that use inertial force due to sudden changes in the flow direction are relatively simple in structure, many compact, and easy to maintain such as cleaning, but once separated metal powder, etc. The re-scattering phenomenon in which the impurities are again carried away by the air flow is likely to occur, and there is a problem in terms of separation (dust collection) efficiency.
Furthermore, in centrifugal dust collectors that use centrifugal force generated by rotational movement, the separation (dust collection) efficiency is higher than that of the above inertial dust collectors, and there are many things that are easy to maintain. The apparatus generally has a problem of increasing in size.
[0005]
The present invention has been made in view of various problems of the above-described apparatus for separating impurities such as dust and oil mist from the gas, and the object thereof is simple and compact. In addition, an object of the present invention is to provide a separation device having the advantage of an inertia dust collector that maintenance such as cleaning is easy, and having a higher separation (dust collection) efficiency than the inertia dust collector.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of repeated testing and research to achieve the above-described object, the present inventors can rotate the flow inside the baffle plate when the flow of the airflow is suddenly changed by the baffle plate like an inertia dust collector. If possible, impurities can be separated from the gas not only by inertial force but also by centrifugal force, and the impurities separated from the gas can be pressed against the wall surface of the baffle plate by the action of centrifugal force, thus preventing separation (dust collection). ) Obtained knowledge that efficiency was dramatically improved, and completed the present invention.
[0007]
That is, according to the present invention, the wall body is provided with a substantially X-shaped cross section, and the side wall surface defined by the adjacent wall bodies is formed into a curved surface to form a baffle plate member. A plurality of baffle plate members are arranged in a staggered manner so that the wall body enters the side wall surface of the adjacent baffle plate member with an appropriate interval, and impurities such as dust and mist are formed on the baffle plate. A separation apparatus that separates and removes impurities from the gas by passing a gas containing the gas.
[0008]
According to the separation device according to the present invention described above, the baffle plate has the special shape described above. Therefore, a rotational force can be applied to the gas passing through the baffle plate, and an impurity utilizing centrifugal force such as a cyclone. Therefore, a separation device with high separation (dust collection) efficiency can be obtained.
In addition, structurally, it becomes a structure like an inertia dust collector that installs a baffle plate in the gas flow, so the advantage of the inertia dust collector, that is, the structure is simple, compact, cleaning, etc. Thus, the separation apparatus has the advantage that it is easy to maintain.
[0009]
Here, in the present invention, in order to obtain a baffle plate capable of giving a rotational force to the gas passing therethrough, a cylindrical protrusion is formed on the top end portion of each wall body of the baffle plate member constituting the baffle plate. Is preferably formed.
Further, if a groove extending in the longitudinal direction is formed on the side wall surface of the baffle plate member, the groove supplements impurities in the gas pressed against the side wall surface of the baffle plate member by centrifugal force, and is below. In order to achieve the guiding effect, it is preferable because the device can prevent re-scattering of more separated impurities.
Further, the two baffle pieces erected on every other baffle plate member are inserted between the baffle plate members erected on the other frame piece. It is preferable that the baffle plate is combined in a state in which the baffle plate is formed because the baffle plate is easy to manufacture and maintenance such as cleaning is easy.
Further, it is preferable to arrange the baffle plates in a plurality of rows in the gas flow direction because a separation device with better separation (dust collection) efficiency can be obtained.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the separation apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0011]
First, FIG. 1 is a view showing a cross section of a baffle plate member constituting a baffle plate used in the separation apparatus according to the present invention.
[0012]
As shown in the figure, the
[0013]
Further, a
[0014]
The
The
The
[0015]
The
As shown in FIG. 3, the
In addition, 12 in FIG. 3 is a frame piece assembled | attached in order to form a mouth-shaped frame with the two
[0016]
The
As shown in FIG. 5, the
[0017]
When the gas containing impurities passes through the
The impurities separated from the gas are pressed against the
[0018]
Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and the technical idea of the present invention, that is, the wall body is arranged in a substantially X-shaped cross section. In addition, a side wall surface defined by adjacent wall bodies is formed into a curved surface to form a baffle plate member, and one wall body of the baffle plate member has an appropriate interval between the side wall surfaces of the adjacent baffle plate members. A baffle plate is formed by connecting a plurality of baffle members in a zigzag pattern so as to be carried in, and impurities are separated and removed from the gas by passing a gas containing impurities such as dust and mist through the baffle plate. Various modifications and changes can be made within the scope of the idea of a separating device having a structure.
[0019]
For example, the cross-sectional shape of the
In addition, the structure of the
Furthermore, the structure of the
[0020]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention described above, the baffle plate has the special shape described above. Therefore, a rotational force can be applied to the gas passing through the baffle plate, and separation using a centrifugal force such as a cyclone is possible. Therefore, there is an effect of becoming a separation device with high separation (dust collection) efficiency.
In addition, structurally, the structure is like an inertia dust collector that installs baffle plates in the flow of gas, so the structure is simple, compact, and maintenance such as cleaning is easy. There is an effect of becoming a separation device having advantages.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an example of a cross section of a baffle plate member constituting a baffle plate used in a separation apparatus according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a frame piece in which a plurality of baffle plate members shown in FIG. 1 are erected.
FIG. 3 is a perspective view showing a state in which two baffles shown in FIG. 2 are used and a baffle plate used in the separation device according to the present invention is configured.
FIG. 4 is a diagram showing an example of a cross section of a baffle plate used in the separation apparatus according to the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing an example of a separation apparatus according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (5)
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