JP4189857B2 - ミキサ構成編集プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、音響信号を処理するディジタルミキサのエンジンの制御を行う制御アプリケーションプログラムに関する。
従来より、非特許文献1に記載されているようなミキサ構成をカスタムメイドできるディジタルミキサが知られている。これは、音響信号処理部を、プログラムに従って動作可能なプロセッサ(例えば、ディジタル信号処理装置(DSP))を用いて構成し、外部のPC(パーソナルコンピュータ)を用いて作成編集したミキサ構成(信号処理構成)に基づいて音響信号を処理できるようにしたものである。PC上でのミキサ構成の作成編集は、専用のミキサ制御プログラムにより行う。すなわち、PC上でミキサ制御プログラムを動作させてミキサ編集画面を表示し、該画面上で信号処理を行う部品となるコンポーネント(構成要素)を配置し、配置したコンポーネント間を結線でつないで入出力関係を規定して、ミキサ構成を作成編集する。作成したミキサ構成をディジタルミキサに転送して実行することにより、ディジタルミキサはそのミキサ構成の動作を実現する。
上述のコンポーネントとしては、プリセットコンポーネント(以下、Pコンポーネントと呼ぶ)とカスタムコンポーネント(以下、Cコンポーネントと呼ぶ)がある。Pコンポーネントは、ミキサ構成の構成要素の基本的な単位となるコンポーネントである。Cコンポーネントは、複数のPコンポーネントを組合わせて1つのコンポーネントとして取扱うことができるようにしたものである。Cコンポーネントは、所定の権限を持つユーザが任意に作成編集できる。
「DIGITAL MIXING ENGINE DME32 取扱説明書」、ヤマハ株式会社、2001年
ミキサ制御プログラムでは、該プログラムを使用するユーザ毎のユーザ権限を定義し、ユーザ権限毎に編集できる設定の範囲を定義することができる。通常は、最上位の管理者権限の規定のユーザ名(例えば、Administrator)が予め定義されているので、ミキサエンジンを購入したユーザは、初めにそのユーザ名でミキサ制御プログラムにログオンし、ユーザ名を適宜登録すると共に、それら各ユーザ名のユーザ権限を自由に設定する。
一方、ミキサ構成やパラメータを作成して販売する業者があるが、その業者の作成したミキサ構成やパラメータは、ユーザが自分の使うユーザ名に最上位のユーザ権限を与えれば全て見えてしまい、ノウハウとして保護することができなかった。業者がCコンポーネントを作成して販売する場合も同様であり、ユーザはそのCコンポーネントの構成やパラメータを自由に見ることができた。業者としては、販売するミキサ構成やCコンポーネントについては、その構成の全体やパラメータの詳細をユーザから隠したいという場合があった。
この発明は、音響信号を処理するディジタルミキサを制御するためのミキサ制御プログラムにおいて、業者が供給するミキサ構成やCコンポーネント(カスタム構成要素)についてはそのノウハウを保護することができるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため、この発明は、コンピュータで実行されミキサ構成やカスタム構成要素の表示・編集機能を有するミキサエンジン制御プログラムにおいて、一般ユーザが持つユーザ権限とは別に、業者が提供したデータに対して特権的な権限を持つ業者ユーザ権限を設ける。また、業者が提供したミキサ構成やカスタム構成要素中に業者IDを格納する。ミキサエンジン制御プログラムにログオンしたユーザが業者ユーザの場合、そのログオンユーザの業者IDと処理対象のミキサ構成やカスタム構成要素中の業者IDとが一致したら、当該業者ユーザに当該ミキサ構成やカスタム構成要素の表示・編集を許可する。ログオンユーザが一般ユーザの場合、業者ユーザが提供したミキサ構成やカスタム構成要素の表示・編集は許可されない。この場合、ミキサ構成やカスタム構成要素中に、業者IDと共に業者プロテクト内容を格納し、その業者プロテクト内容で許される範囲で一般ユーザの権限を決定してもよい。
この発明によれば、業者が提供するデータについては、一般ユーザが表示・編集できないようにすることができるので、業者は自己が提供するミキサ構成やカスタム構成要素やパラメータに含まれるノウハウを保護することができる。一般ユーザは、業者権限により制限された範囲の中で、業者から提供されたミキサ構成やカスタム構成要素を自由に利用することができる。業者権限による制限は、一般ユーザが管理者権限を得て行う制限と類似した制限であり、管理者権限より低い権限のユーザにはその違いが判らない。また、業者IDにより複数の業者が区別されるので、ある業者が提供するミキサ構成やカスタム構成要素やパラメータに含まれるノウハウを、他の業者に知られないよう保護することができる。
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態であるディジタルミキサのエンジンの構成を示す。このエンジン100は、中央処理装置(CPU)101、フラッシュメモリ102、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)103、PC入出力インターフェース(I/O)104、MIDI I/O105、その他I/O106、表示器107、操作子108、波形I/O109、信号処理部(DSP群)110、カスケードI/O111、及びシステムバス120を備える。
中央処理装置(CPU)101は、このミキサ全体の動作を制御する処理装置である。フラッシュメモリ102は、CPU101や信号処理部110のDSPなどが使用する各種のプログラムやデータを格納した不揮発性メモリである。RAM103は、CPU101が実行するプログラムのロード領域やワーク領域に使用する揮発性メモリである。PC I/O104は、外部のパーソナルコンピュータ(以下、PCと言う)130を接続するインターフェース(例えば、LAN、USB、シリアルI/Oなど)である。MIDI I/O105は、各種MIDI機器を接続するインターフェースである。その他I/O106は、その他の機器を接続するためのインタフェースである。表示器107は、このミキサの外部パネル上に設けられた各種の情報を表示するためのディスプレイである。操作子108は、外部パネル上に設けられたユーザが操作するための各種の操作子である。波形I/O109は、外部機器との間で音響信号をやり取りするためのインターフェースであり、例えば、アナログの音響信号を入力してディジタル信号に変換して信号処理部110に渡すA/D(アナログ・ディジタル)変換機能、ディジタルの音響信号を入力して信号処理部110に渡すディジタル信号入力機能、及び信号処理部110から出力されたディジタルの音響信号をアナログの音響信号に変換してサウンドシステムに出力するD/A(ディジタル・アナログ)変換機能などを実現する。信号処理部110は、幾つかのDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)などからなる。これらのDSPは、CPU101の指示に基づいて各種のマイクロプログラムを実行することにより、波形I/O109経由で入力した波形信号のミキシング処理、効果付与処理、及び音量レベル制御処理などを行い、処理後の波形信号を波形I/O109経由で出力する。カスケードI/O111は、他のディジタルミキサとカスケード接続するためのインターフェースである。カスケード接続することにより、入出力チャンネル数やDSP処理力を増やすことができる。
本ディジタルミキサのエンジン100では、信号処理部110で実現するミキサ構成をカスタムメイドすることができる。そのミキサ構成は、PC130上で動作する所定のミキサ制御プログラム131によりPC130の画面上で作成編集することができる。作成したミキサ構成をコンフィグレーション(PC上での実体はCFデータである)と呼ぶ。ミキサ制御プログラム131は、ユーザの画面上での操作指示に応じて、コンフィグレーションをメモリ上にコンフィグ(CF)データ132として生成する。CFデータ132は、PC130から書き込み可能な任意の記憶装置にファイルとして保存できる。また、PC130側のメモリまたは記憶装置上のCFデータは、コンパイル(CFデータをエンジン100が解釈できる情報に変換すること)した後、エンジン100に転送できる。エンジン100は、PC130から転送されたCFデータをフラッシュメモリ102に格納して保存しておくことができる。所定の操作によりフラッシュメモリ102に格納されたCFデータをRAM103上のカレントメモリ(後述する)に読み出し、あるいはPC130から転送されたCFデータを直接カレントメモリに展開し、カレントメモリ上のCFデータに基づいてエンジン100を動作させることにより、当該CFデータで定義されるミキサ構成のミキサが実現する。
ミキサ制御プログラム131によるミキサ構成の作成編集は、具体的には、PC130のミキサ構成画面上で、P(プリセット)コンポーネントやC(カスタム)コンポーネントを配置して結線することにより行う。Pコンポーネントは、コンフィグレーションを構成する基本単位部品ブロックであり、例えば、ミキサ、コンプレッサ、エフェクト、クロスオーバなどのオーディオプロセッサや、フェーダ、スイッチ、パン、メータなどの個々のパーツのコンポーネントが用意されている。C(カスタム)コンポーネントは、ユーザが作成編集したコンポーネントであり、複数のPコンポーネントあるいはCコンポーネントから構成される。これらのコンポーネント間に結線を引くことは、コンポーネント間の信号の入出力関係を定義することに相当する。
図2(a)は、PC130のミキサ制御プログラム131が使用するPコンポーネントデータ(PCデータ)の構成を示す。PCデータは、Pコンポーネントを規定する定義データであり、ミキサ制御プログラム131がアクセスできる任意の記憶手段に予め格納されている。PCデータは、Pコンポーネントの種類毎に用意される。ここでは種類がNpc個あるものとする。1つのPCデータは、PCヘッダ、PC構成情報、PC処理ルーチン、表示・編集処理ルーチン、及びライブラリからなる。PCヘッダは、PコンポーネントID(PC_ID)及びPコンポーネントバージョン(PC_Ver)などからなる。PC_IDとPC_Verにより、PCデータを特定することができる。PC構成情報は、そのPコンポーネントがどのような構成要素から構成されているかを示す情報であり、そのPコンポーネントのパラメータ設定を行うための制御画面などの表示用データを含む。PC処理ルーチンは、PC構成情報に関する各種の処理を行なうためのプログラムである。ミキサ制御プログラム131がCFデータを処理する際には、コンポーネント毎のPC処理ルーチンを利用する。表示・編集処理ルーチンは、CFデータを作成編集する際に用いるプログラム群である。ライブラリとは、各コンポーネントのパラメータ設定を予め幾つかのパターンで格納したものである。Pコンポーネントをミキサ構成画面やCコンポーネント作成編集画面に呼び出して構成要素として使用するとき、そのPコンポーネントのPCデータのライブラリ中の任意の設定データを読み出して、一括してパラメータ設定することができる。
図2(b)は、PC130のミキサ制御プログラム131が使用するCコンポーネントデータ(CCデータ)の構成を示す。CCデータは、Cコンポーネントを規定する定義データである。1つのCCデータは、CCヘッダ、PC用CADデータ、及びライブラリからなる。CCヘッダは、CコンポーネントID(CC_ID)、Cコンポーネントバージョン(CC_Ver)、及びシステムバージョン(SYS_Ver)などからなる。当該CCデータが業者(後述する)の作成したCコンポーネントである場合、CCヘッダに、その業者の業者IDと業者プロテクト内容(後述する)が格納される。CC_IDとCC_Verにより、CCデータを特定することができる。CCデータ内のPC用CADデータは、当該Cコンポーネントがどのようなコンポーネントをどのように結線して構成したものかを定義するデータであり、PコンポーネントやCコンポーネントを指定するデータであるCデータ及びそれらのコンポーネント間を結ぶ結線データからなる。また、CCデータ内のPC用CADデータは、後述する図6のCコンポーネント構成画面や図4(c)のCコンポーネント制御画面の表示用データも含む。さらに、CCデータについてもライブラリを持つことができる。ライブラリは、Cコンポーネントをミキサ構成画面やCコンポーネント作成編集画面に呼び出して構成要素として使用するとき、そのCコンポーネントのパラメータ設定を一括して行うときに使用する。このようなCコンポーネントデータは、所定の権限を持つユーザが任意に作成編集し所定の記憶装置に格納しておける。また、業者がCコンポーネントデータを提供する場合、そのCCデータは、所定のインストール手順(例えばCCデータのファイルコピーなど)により、図2(b)のデータ中に組み込まれる。
図2(c)は、PC130において、ミキサ制御プログラム131によって作成され保存されたCFデータの構成を示す。各CFデータ1〜Ncfは、それぞれ、1つのミキサ構成を規定するCFデータである。各CFデータは、それぞれ1ファイルとして任意の記憶装置(例えば、PC内のハードディスクなど)に格納できる。1つのCFデータは、CFヘッダ、並びに、各エンジンごとのPC用CADデータ及びシーンデータからなる。複数のエンジンを接続した構成とした場合、各エンジンごとにPC用CADデータ及びシーンデータが格納される。1つのエンジンのPC用CADデータ及びシーンデータは、図に示すようにPC用CADデータ及びNs個のシーンデータからなる。ここでは後述する図4(a)に示すように3台のエンジン1〜3がカスケード接続された構成であるので、各エンジンのPC用CADデータ及びシーンデータが格納されており、そのうちエンジン2の部分を詳細に図示した。CFデータのCFヘッダは、コンフィグID(CF_ID)、コンフィグバージョン(CF_Ver)、及びシステムバージョン(SYS_Ver)などからなる。当該CFデータが業者(後述する)の作成したミキサ構成である場合、CFヘッダに、その業者の業者IDと業者プロテクト内容(後述する)が格納される。PC用CADデータは、当該CFデータのミキサ構成がどのようなコンポーネントをどのように結線して構成したものかを定義するデータであり、そのコンフィグレーションの構成要素として使用するPコンポーネントやCコンポーネントを指定するデータであるCデータ及びそれらのコンポーネント間を結ぶ結線データからなる。また、PC用CADデータは、後述する図5のミキサ構成画面や図4(b)の制御画面の表示用データも含む。PC用CADデータ内のCデータは、PコンポーネントまたはCコンポーネントを指定するIDとバージョン、ユニークID(U_ID)、及びその他のデータ(例えば、プロパティなど)などからなる。IDとバージョンは、Pコンポーネントを指定する場合はPコンポーネントID(PC_ID)とPコンポーネントバージョン(PC_Ver)であり、Cコンポーネントを指定する場合はCコンポーネントID(CC_ID)とCコンポーネントバージョン(CC_Ver)である。シーンデータは、当該コンフィグレーションの各コンポーネントが動作する際に使用する具体的なパラメータ値のデータセットである。同じミキサ構成でも、場面に応じてそのミキサ構成におけるパラメータを変更したい場合があるので、1つのCFデータ中に複数シーン分のシーンデータを含めることができるようになっている。
ミキサ制御プログラム131の動作時、図2(a)に示されるPCデータ及び図2(b)に示されるCCデータがPC130のRAMに読み込まれるとともに、PC130のRAM上には、編集中のデータを記憶するカレントメモリの領域が用意される。ユーザにより図2(c)に示される複数のCFデータの1つが選択されると、その選択されたCFデータがカレントメモリに読み込まれ、カレントのCFデータとなる。カレントメモリには、カレントのCFデータ中のPC用CADデータに対応したデータ構成を有するカレントシーン領域が作成され、編集対象の現在のパラメータ値のデータセットであるカレントシーンが記憶される。ユーザの操作に応じてカレントメモリ上のCFデータ中のPC用CADデータが編集されると、それに応じてカレントシーン領域のデータ構成も変化する。その際、エンジン100はオフライン状態になる。さらに、編集されたCFデータのCFファイルへの保存後にユーザがオンラインへの移行を指示すると、PC130は、図2(c)のCFデータをコンパイルしてエンジン100に転送し、それを受け取ったエンジン100はフラッシュメモリ102に格納する。CFデータのコンパイルでは、そのCFデータのPC用CADデータにCコンポーネントが含まれていれば、そのCコンポーネントは対応するCCデータを用いて順次展開されるため、コンパイルされたCADデータにはCコンポーネントは含まれない。エンジン100では、PC130からのCFデータの選択指示を受け付けたり、表示器107に表示された画面を見ながらパネル上の操作子108を操作することにより、フラッシュメモリ102に格納されたCFデータを指定してエンジン100のカレントメモリに呼び出せる。これにより、エンジン100は、当該CFデータで定義されるミキサ構成のミキサとして動作する。
図3(a)は、エンジン100内のフラッシュメモリ102に格納されるCFデータの一部を示す。フラッシュメモリ102に格納されるCFデータは、図2(c)に示したPC内のCFデータの構成とほとんど同じであるが、エンジン100側では、図2(c)のPC用CADデータの部分が図3(a)のエンジン用CADデータに置き換わる。エンジン用CADデータは、ミキサ構成を表すデータである点はPC用CADデータと同じだが、エンジン内ではミキサ構成画面の表示データは不要であるため、またデータ量を少なくするため、表示データを含まずバイナリ形式で表現されている。なお、エンジン側ではCコンポーネントの概念はないので、エンジン用CADデータは最下層のPCデータをそれぞれ指定するCデータに展開されている。
図3(b)は、エンジン100上のCFデータのRAM103上での構成を示す。RAM103上のカレントメモリには、CFデータのうち、CFヘッダとエンジン用CADデータを格納する領域、現在設定されているシーンデータであるカレントシーンを格納する領域、およびマイクロプログラム形成バッファが設けられている。カレントメモリにエンジン用CADデータが読み込まれたときには、自動的に、当該CADデータのミキサ構成を実現するマイクロプログラムがマイクロプログラム形成バッファ上に展開され、そのマイクロプログラムが信号処理部110に転送される。これにより、信号処理部110のDSP群はカレントメモリ上のCADデータのミキサ構成の動作を実現する。ここで、フラッシュメモリからの読み出しはPCの記憶装置(ハードディスクなど)からに比べて高速なので、複数のシーンデータについてはカレントメモリに読み込まなくてもシーンリコールの速度は遅くならない。また、エンジン用CADデータについても必ずしもカレントメモリに読み込まなくても良く、フラッシュメモリ上のデータを直接利用しても良い。
カレントシーンは、カレントメモリに展開されているエンジン用CADデータのミキサ構成の各コンポーネントのパラメータのカレント値である。カレントメモリにカレントシーンが読み込まれたとき、あるいはそのカレントシーンが変更されたときには、自動的に、当該カレントシーンが信号処理部110に転送される。信号処理部110は、転送されたカレントシーンをDSP群の係数メモリに展開する。信号処理部110のDSP群は当該係数メモリの係数を使用して上記転送されたマイクロプログラムを実行し、これにより信号処理部110は、カレントメモリ上のCADデータのミキサ構成で、かつカレントシーンのパラメータ値での動作を実現する。
図3(c)は、フラッシュメモリ102に予め格納されているPコンポーネントデータの構成の一部を示す。このPコンポーネントデータは、図2(a)に示したPC内でのPコンポーネントデータの構成とほとんど同じであるが、エンジン100側では、図2(a)の表示・編集処理ルーチンとライブラリの部分が図3(c)のPCマイクロプログラムに置き換わる。エンジン100では、ミキサ構成画面における各コンポーネントの表示や複数操作子を有する制御画面の表示はできないので、その表示・編集のための表示・編集ルーチンは不要である。また、エンジン側ではライブラリを使用しないのでライブラリもない。その代わり、エンジン100では、エンジン用CADデータのミキサ構成に応じたマイクロプログラム(マイクロプログラム形成バッファ上に生成)をDSP群に送る必要があるため、図3(c)のような各コンポーネント対応のPCマイクロプログラムが必要である。また図示しないが、PC処理ルーチンは、エンジン中で各構成情報を処理するための各種のプログラムであるものとする。エンジン側にはCコンポーネントの概念はないので、フラッシュメモリ102には、図2(b)のようなCコンポーネントデータが格納されていない。
次に、図1〜図3で説明した本実施形態のミキサシステムでミキサ制御プログラム131が動作する際の画面例を説明する。
図4(a)は、ユーザがPC130上でミキサ制御プログラム131に適正にログオンしたときに最初に表示される基本画面400を示す。基本画面400では、ミキサエンジン100の接続状況に応じた初期画面が表示される。ここでは3台のエンジン1〜3がカスケード接続された構成であるので、各エンジンに対応するブロック401〜403が結線されて表示されている。404は、エンジン2を示すブロック402の上にマウスカーソルを置きマウスの右ボタンをクリックしたときに表示されるメニューを示す。この右クリックメニュー404または基本画面400の上部にあるメニューを利用して、当該PC130に接続されているエンジンのミキサ構成に関する各種の処理を進めていくことができる。
右クリックメニュー404で「制御画面を開く」を選択すると、図4(b)のような当該エンジンのミキサ構成の制御画面410が表示される。右クリックメニュー404で「構成画面を開く」を選択すると、図5のような当該エンジンのミキサ構成画面500が表示される。右クリックメニュー404で「開く」を選択すると、制御画面またはミキサ構成画面の何れかが表示される。どちらの画面を表示するかは、予め右クリックメニュー404の「プロパティ」で設定する。なお、上記右クリックメニュー404からの操作と同じ指示を、基本画面400の上部にあるメニューを利用して行うことができる。また、エンジンのブロック401〜403の何れかをダブルクリックすると、右クリックメニュー404で「開く」を選択したのと同じ処理が為される。
図5のミキサ構成画面500は、エンジン2に現在設定されているミキサ構成(PC内カレントメモリに読み込まれているCFデータ)を示す画面の例である。ミキサ構成画面500では、カレントメモリ上のCFデータ中のPC用CADデータに基づいて、構成要素であるPまたはCコンポーネントが表示され、各構成要素間の入出力関係を規定する結線で結ばれている。501と506は、エンジン2への入力端子及び出力端子を表す要素である。502と507は、エンジンをカスケード接続する端子を表す要素である。503と504はCコンポーネント、505はPコンポーネントを示す。表示されているこれらのPまたはCコンポーネントは、カレントメモリ上のCFデータのPC用CADデータのCデータで特定されるコンポーネントであり、図2(a)のPCデータや図2(b)のCCデータに対応している。ミキサ構成画面で作成編集中のミキサ構成の保存を指示すると、その時点で表示されているミキサ構成を表すカレントメモリ上のCFデータが、図2(c)で説明したCFファイル形式かつ指定したファイル名で任意の記憶手段に記憶できる。逆に、任意の記憶手段に記憶されている図2(c)の形式のCFファイルを開くと、当該CFデータがカレントメモリに読み込まれ、当該CFデータに対応するミキサ構成画面が図5のように表示され編集できるようになる。
Cコンポーネントを示す要素504や505を右クリックすると、図4(a)の404と同様の右クリックメニューが表示され、基本画面400での操作と同様にして、図4(c)のようなCコンポーネント制御画面や図6のようなCコンポーネント構成画面を開くことができる。ユーザは、ミキサ構成画面500において、表示されている構成要素の編集(新たな構成要素の追加、既存の構成要素の削除、配置場所の変更など)や、結線の編集(新たな結線の追加、既存の結線の削除、接続元、接続先の変更など)を行うことができる。例えば、マウスで「Component」メニューをクリック操作すると、複数の構成要素の名前をリスト化したメニューが表示され、その中から所望の構成要素を選択すれば、ミキサ構成画面500上に選択された構成要素が表示され、当該CFデータに新たな構成要素を追加される。配置された構成要素のある端子から別の構成要素のある端子までマウスのドラッグ操作をすると、その端子間に新たな結線が追加される。マウスカーソルを既存の構成要素や結線上に置いて、そこを起点にマウスのドラッグ操作をすると、その構成要素や結線の配置されている場所を移動することができる。
図6のCコンポーネント構成画面600は、図5で表示されているCコンポーネント504のCコンポーネント構成(PC内カレントメモリに読み込まれているCCデータ)を示す画面の例である。Cコンポーネント構成画面600では、ミキサ構成画面500と同様に、カレントメモリ上のCCデータ中のPC用CADデータに基づいて、当該Cコンポーネントの構成要素であるPまたはCコンポーネントが表示され、各構成要素間の入出力関係を規定する結線で結ばれている。601と606は、このCコンポーネントへの入力端子及び出力端子を表す要素である。602〜604は、PまたはCコンポーネントを示す。表示されているこれらのPまたはCコンポーネントは、カレントメモリ上のCCデータのPC用CADデータのCデータで特定されるコンポーネントであり、図2(a)のPCデータや図2(b)のCCデータに対応している。Cコンポーネント構成画面で作成編集中のカレントメモリ上のCコンポーネントの保存を指示すると、その時点で表示されているCコンポーネントの構成を表すCCデータが、図2(b)で説明した形式かつ指定したファイル名で任意の記憶手段に記憶できる。逆に、任意の記憶手段に記憶されている図2(b)の形式のCCデータを開くと、当該CCデータがカレントメモリに読み込まれ、当該CCデータに対応するCコンポーネント構成画面が図6のように表示され編集できるようになる。
図4(b)及び(c)に示した制御画面について説明する。ミキサ構成(図5)やCコンポーネント(図6)の作成者は、自己が作成したミキサ構成やCコンポーネントについての制御画面を作成することができる。Pコンポーネントは、予めプリセットの制御画面を備えている。例えば、図5のミキサ構成画面中のブロック505はPコンポーネント(4×4ミキサ)であるので、右クリックやダブルクリックなどにより該Pコンポーネントに対して「制御画面を開く」指示を行うと、プリセットの制御画面が開く。その制御画面は、当該Pコンポーネントの各種のパラメータ項目の値を設定変更するための操作子や、現時点のパラメータ値を表示するためのメータやグラフなどの表示要素を備えている。ミキサ構成やCコンポーネントについての制御画面を作成するときには、例えば、所定の操作で制御画面作成用のウィンドウを開き、該ウィンドウに、当該ミキサ構成あるいはCコンポーネントの構成要素であるPコンポーネントやCコンポーネントの制御画面から操作子などをマウスでドラッグ&ドロップ操作すると、その操作子などが該ウィンドウ上にコピーされ配置される。配置された操作子などをさらにドラッグ操作すれば、配置されている位置を変更することができる。例えば図4(b)のエンジン2のミキサ構成の制御画面410は、図5のエンジン2のミキサ構成画面に表示されている何れかのコンポーネントの制御画面を開き、その制御画面から、操作子411や表示要素412をドラッグ&ドロップして作成したものである。図4(c)のCコンポーネントCC1の制御画面420も、同様に、図6のCコンポーネント構成画面に表示されている何れかのコンポーネントの制御画面を開き、その制御画面から、メータ421、操作子(つまみ)422、及び表示要素423をドラッグ&ドロップして作成したものである。なお、制御画面の作成方法は、ここで説明したものに限らない。このようにして任意の操作子などが配置されたウィンドウは、所定の切り換え操作により当該ミキサあるいはCコンポーネントの制御画面に切り換わる。その制御画面上のある操作子は、その操作子のコピー元のPコンポーネントやCコンポーネントの制御画面上のコピーされた操作子と同じ働きをする。すなわち、その操作子を操作すると、カレントシーン中のコピーされた操作子が操作されたときに変化するパラメータと同じパラメータの値が同じ変化態様で変化する。
ミキサ制御プログラム131は、操作モードとして編集モード(オフライン)と実行モード(オンライン)を有する。所定の操作により、編集モードと実行モードとを切り換えることができる。編集モードは、CFデータやCCデータを作成編集するモードである。実行モードは、PC130のミキサ制御プログラム131からエンジン100をリアルタイムに制御するモードであり、PC130とエンジン100とで相互にカレントシーンのデータが同期して動作する。例えば、ミキサ構成画面上に表示されたコンポーネントがフェーダを備えている場合、あるいは、あるコンポーネントの制御画面がフェーダを備えている場合、実行モードでは、そのフェーダをマウスを用いて操作するとその操作はリアルタイムにエンジン100に反映される。実行モードでは、コンポーネントの構成と結線は変更できない。実行モードは、PC130側でカレントメモリに呼び出されているミキサ構成とエンジン100側でカレントメモリに呼び出されているミキサ構成とが一致しているときのみ選択できる。
次に、本実施形態のミキサ制御プログラム131におけるユーザ毎の使用権限について説明する。図4〜6ではその画面を表示して編集操作を行う権限について言及しなかったが、本実施形態のミキサ制御プログラム131では、業者のノウハウを保護できるように使用権限の管理を行っている。なお、以下の説明は、編集モードと実行モードの何れにも適用される。
本実施形態において、ミキサ制御プログラム131によりミキサ構成やCコンポーネントを作成編集するユーザは、一般ユーザと業者ユーザに分けられる。一般ユーザとして代表的なのは当該ミキサを使用するエンドユーザである。複数人が一般ユーザとしてミキサ制御プログラム131を共同で使用する場合を考慮し、本実施形態のミキサ制御プログラム131では、一般ユーザのユーザ権限を定義できるようにしている。具体的には、一般ユーザのユーザ権限として幾つかのアカウントレベルを用意し、特に管理者権限のアカウントレベルを持つ一般ユーザは各ユーザ権限の内容を定義できるようにした。
一方、業者ユーザは、一般ユーザにミキサ構成やCコンポーネントなどを提供する業者などである。例えば、ある会場にミキサ100が設置された場合、その会場に業者が出向いて、そのミキサに接続されているPC130からその会場に合わせたミキサ構成のCFデータを作成編集して組み込んだり、当該業者が作成編集したCCデータを組み込む場合がある。あるいは、一般ユーザが、業者が提供したCFデータやCCデータを入手し、所定のインストール手順でそれらのデータをPC130に組み込む場合がある。CFデータやCCデータは、業者が提供したデータであっても、プリセットあるいは一般ユーザが作成したデータとともに、図2(b)及び(c)の形式でPC130上の所定の記憶手段に保存される。
ここで業者ユーザは、自己が提供したデータについては、データごとに種々のレベルで使用制限をかけたい。そこで、本実施形態のミキサ制御プログラム131では、一般ユーザを規定するアカウントであるユーザアカウントの他、業者アカウントを設定できるようにした。業者アカウントは、一般ユーザにはその存在が分からないようにする。具体的には、各業者ユーザに、予めその業者を認証するための認証情報が格納されたドングル(ハードウエアキー)を配布する。ドングルはPC130の所定のポート(例えばUSBあるいはシリアルなど)に挿入して利用する。ドングルが接続されているとき、ミキサ制御プログラム131は、利用者が業者ユーザであることを認識し、業者ユーザ用のログオンのシーケンスを実行する。これにより、ミキサ制御プログラム131は、当該利用者に業者権限を付与する。一般ユーザにはドングルは配布されない。
図7(a)及び(b)は、ミキサ制御プログラム131が起動されたときに最初に表示されるログオン画面である。図7(a)は、所定のポートにドングルが挿入されていないとき、すなわち一般ユーザに対するログオン画面700を示す。701はユーザ名入力領域、702はパスワード入力領域、703はOKボタン、704はキャンセルボタンを示す。一般ユーザがユーザ名とパスワードを領域201,202に入力し、OKボタン203を押下すると、図4の基本画面400が表示される。一方、図7(b)は、所定のポートにドングルが挿入されているとき、すなわち業者ユーザに対するログオン画面710を示す。711は業者名の表示である。ドングルには業者名(業者ID)が格納されているので、それを読み取って表示する。712はパスワード入力領域、713はOKボタン、714はキャンセルボタンを示す。業者ユーザがパスワードを領域712に入力し、OKボタン713を押下すると、図4の基本画面400が表示される。
業者権限でログオンした業者ユーザは、自己が業者プロテクトをかけたミキサ構成やCコンポーネント及びパラメータデータなどについては何らの制限もなく編集することができる。ドングル無しでログオンした一般ユーザは、与えられたユーザ権限に応じた操作が可能である。ただし、一般のユーザ権限のうち最上位の管理者権限でログオンしたとしても、業者ユーザが一般ユーザに制限を掛けているミキサ構成などについては、当該業者がそのミキサ構成などに対して設定してある業者プロテクト内容に応じて参照や編集が制限される場合がある。
図8(a)は、ミキサ制御プログラム131が表示するアカウント設定ウインドウ800を示す。アカウント設定ウインドウ800は、管理者権限でログオンした一般ユーザが図4(a)の基本画面から所定のメニューを選択することで表示される。アカウント設定ウインドウ800は、ユーザ名選択領域801、パスワード入力領域803、及びユーザ権限選択領域804を備える。ユーザ名選択領域801には、このミキサ制御プログラム131を使用する全ての登録ユーザ(一般ユーザ)のユーザ名が表示される。ユーザ名選択領域801においてカーソル802を任意のユーザ名に合わせると、そのユーザ名に対して現在設定されているパスワードとユーザ権限が領域803と804にそれぞれ表示される。パスワード入力領域803に表示されているパスワードは任意に変更できる。またユーザ権限選択領域804は、右隅の下向き矢印部分をクリックすることにより図8(b)のリスト810が表示されるので、その中からユーザ権限を選択できる。「admin」が最上位の管理者権限を示す。
図9(a)は、権限定義ウインドウ900の例を示す。権限定義ウインドウ900は、アカウント設定ウインドウ800と同様、管理者権限でログオンした一般ユーザが、図4(a)の基本画面において、「Tool」メニューから「ユーザ権限定義」のアイテムを選択することで表示される。あるいはアカウント設定ウインドウ800内に設けた所定のボタンをクリックすると権限定義ウインドウ900が開くようにしてもよい。ユーザ権限選択領域901は、図8(b)の各ユーザ権限を選択するためのリストボックスである。ユーザ権限選択領域901でユーザ権限を選択し、そのユーザ権限のプロテクトの詳細をチェックボックス902〜911で設定する。各チェックボックスは、チェックするとそのユーザ権限のユーザに対してその項目がプロテクトされ(使用が制限される)、チェックしないと使用可能になる、という意味である。
902は、図5のようなミキサ構成画面の表示を許可するか否かを規定するチェックボックスである。このチェックボックス902がチェックされているユーザ権限のユーザは、図4(a)の基本画面400から「構成画面を開く」を選択しても、ミキサ構成画面を開くことはできない。すなわち、そのユーザは、基本画面400でミキサエンジンの構成を確認できるが、各ミキサエンジンの中で行われている処理の内容を知ることができないのである。この場合、初めからメニューの選択肢をグレー表示として選択できないようにしてもよいし、選択はできるがエラーメッセージなどを表示してミキサ構成画面が表示されないようにしてもよい(以下の各チェックボックスについても同様である)。903は、図5のようなミキサ構成画面上でミキサ構成の編集を許可するか否かを規定するチェックボックスである。904は、図4(b)のようなミキサ制御画面を開くことを許可するか否かを規定するチェックボックスである。905はシーンデータのストアの許可不許可を、906はシーンデータのリコールの許可不許可を、それぞれ規定するチェックボックスである。ストアとは、カレントシーンを指定した任意のシーン番号のシーンデータとして記憶手段に保存すること、リコールとは、記憶手段に記憶された複数シーンデータのうちの任意に指定されたシーン番号のシーンデータをカレントシーンとして読み込むことを言う。907は図6のようなCコンポーネント構成画面の表示の許可不許可を、908はそのように表示されたCコンポーネントの編集の許可不許可を、それぞれ規定するチェックボックスである。909はコンポーネント(PとCの両方を含む)の制御画面の表示の許可不許可を、910はコンポーネントのライブラリへの書き込みの許可不許可を、911はコンポーネントのライブラリからの読み出しの許可不許可を、それぞれ規定するチェックボックスである。
一方、業者ユーザは、作成したミキサ構成やCコンポーネント及びパラメータデータなどに対して、一般ユーザ(図8(b)に示した全ユーザ権限を含む)に共通に適用する業者プロテクト内容を定義できる。この業者プロテクト内容は、ミキサ構成であれば図2(c)のCFデータのCFヘッダ内に、Cコンポーネントであれば図2(b)のCCデータのCCヘッダ内に、それぞれ、当該業者IDと共に格納される。パラメータデータとしては、Cコンポーネントのライブラリの場合とCFデータのシーンデータの場合がある。Cコンポーネントのライブラリデータを業者プロテクトする場合は、そのライブラリデータが格納されるCCデータのCCヘッダ内に業者プロテクト内容が格納され、CFデータのシーンデータを業者プロテクトする場合は、そのシーンデータが格納されるCFデータのCFヘッダ内に業者プロテクト内容が格納される。
これらの業者プロテクト内容の設定方法はどのようなものでもよい。例えば、業者プロテクト内容の設定を行う機能をミキサ制御プログラム131に備えるようにしてもよい。具体的には、ミキサ制御プログラム131に業者権限でログオンした業者ユーザが、作成したミキサ構成やCコンポーネントやパラメータデータに対しその業者プロテクト内容を設定するための権限定義ウインドウを開き、該権限定義ウインドウで業者プロテクト内容を設定できるようにする。そのような権限定義ウインドウは、業者権限でログオンした業者ユーザは開けるが、一般ユーザは開くことができないものとする。
図9(b)は、上述の業者プロテクト内容を設定するための権限定義ウインドウの例であり、特に業者ユーザが図6のようなCコンポーネント構成画面で作成したCコンポーネントおよびそのパラメータデータに対して業者プロテクト内容を設定する権限定義画面920の例である。この画面は、業者ユーザが、例えば図6の画面の「Tool」メニューから「業者による権限定義」のアイテムを選択することで表示される。業者ユーザは、この権限定義画面920により、一般ユーザの当該Cコンポーネントに対する権限を定義する。921は、図6のようなCコンポーネント構成画面の表示を許可するか否かを定義するチェックボックスである。Cコンポーネント画面の表示を禁止すれば、一般ユーザは当該CコンポーネントのPC用CADデータを編集することができない。922は、図6のようなCコンポーネント構成画面上でCコンポーネントの編集を許可するか否かを定義するチェックボックスである。923は、図4(c)のようなCコンポーネント制御画面を開くことを許可するか否かを定義するチェックボックスである。924はCコンポーネントのライブラリへの書き込みの許可不許可を、925はCコンポーネントのライブラリからの読み出しの許可不許可を、それぞれ定義するチェックボックスである。業者プロテクトでは、信号処理構成のノウハウを守るため、通常、Cコンポーネント構成画面の表示を許可しない。その場合、Cコンポーネント制御画面でのみパラメータデータの個別調整が可能であり、その制御画面の表示を禁止すれば、一般ユーザはパラメータデータの個別調整ができなくなる。また、業者がパラメータの作りこみをしてライブラリに保存して納品する場合、そのライブラリに記憶されているパラメータが変更されないように、業者プロテクトでは、パラメータデータのライブラリからの読み出しのみを許可し、ライブラリへの書き込みを禁止するとよい。このようにして業者ユーザが権限定義画面920で定義した業者プロテクト内容が、図2(b)のCCデータのCCヘッダ内に当該業者IDと共に格納される。
ここではCコンポーネントの業者プロテクト内容を設定する例を説明したが、図5のようなミキサ構成画面500で作成されたCFデータやそのパラメータデータの業者プロテクト内容を設定する場合も同様であり、図9(b)に類似の権限設定画面が用意される。ただし、CコンポーネントのライブラリにはCFデータのシーンメモリが相当するので、その画面では、ライブラリではなくシーンメモリの書込や読出のプロテクトが設定される。また、その画面は、例えば、図4の画面の「Tool」メニューから「業者による権限定義」を選択することで表示されるようにすればよい。また、ここではミキサ制御プログラム131が業者プロテクト内容を設定する機能を備えた例を説明したが、作成済みのミキサ構成やCコンポーネントやパラメータデータに対して、別プログラムで業者プロテクト内容を設定するようにしてもよい。そのプログラムは、業者ユーザのみに使用が許され、図9(b)で説明した機能などを備えたものである。
図10は、ミキサ制御プログラム131を起動したときの処理手順を示す。ステップ1001で初期設定の後、ステップ1002で所定のポートにドングルが接続されているか否か判定する。接続されていないときは、ステップ1003で、図7(a)に示した一般ユーザのログオン画面700を表示する。ステップ1004でユーザ名とパスワードが入力されOKボタンが押下されたら、ステップ1005でそれらの入力データが適正であれば、ステップ1006で当該ユーザ名に応じたユーザ権限(図8(a)の画面で設定されている)を付与し、ステップ1011で図4(a)に示した基本画面400を表示し、通常の動作へ移行する。ドングルが接続されている場合は、ステップ1007で、図7(b)に示した業者ログオン画面710を表示する。ステップ1008でパスワードが入力されたら、ステップ1009でそのパスワードが適正かどうか判定し、適正な場合は、ステップ1010で業者権限を付与し、ステップ1011に進む。以上によりドングルを接続して適正にログオンした業者には業者権限が与えられ、ドングルなしで適正なユーザ名及びパスワードでログオンした一般ユーザにはそのユーザ名に応じたユーザ権限が与えられる。
図11は、ユーザが図5に示したようなミキサ構成画面500において表示されているCコンポーネントをダブルクリックしたときの処理手順を示す。ステップ1101で初期設定の後、ステップ1102で、ダブルクリックしたときに制御画面または構成画面のどちらを「開く」とプロパティに設定されているのか判定する。構成画面を開く場合、ステップ1103で、当該CコンポーネントのCCデータのCCヘッダを参照して業者IDと業者プロテクト内容の有無を判定する。業者プロテクト無し(すなわち、業者提供データでない場合)なら、ステップ1104でユーザ権限を判定する。これは、現在ログオンしているユーザのユーザ権限で当該Cコンポーネントの構成画面を開くことが許可されているかを判定するものである(ログオンユーザが一般ユーザなら図9(a)の設定に基づいて決定し、業者ユーザは一般ユーザの管理者権限を持つものとみなす)。ユーザ権限無しなら、そのまま処理終了し、有りならステップ1105で当該Cコンポーネントの構成画面(例えば図6)を表示しその画面における動作へ移行する。
ステップ1103で当該Cコンポーネントが業者プロテクト有りのデータであるときは、ステップ1106でその業者プロテクト内容をチェックする。ステップ1106は、具体的には以下の(1)(2)の処理である。
(1)ログオンユーザが業者ユーザの場合は、ドングル内の業者ユーザIDと、当該CコンポーネントのCCヘッダ内に設定されている業者IDとを比較する。
(1−1)それらが一致なら、当該Cコンポーネントは現ログオン業者ユーザが提供したデータであるので、ステップ1106から1105へ進む。
(1−2)不一致なら、他業者作成のデータであるので、当該CコンポーネントのCCヘッダ内に設定されている業者プロテクト内容(図9(b)の921で設定されたもの)に基づき、Cコンポーネント構成画面のプロテクトが掛けられていなければステップ1106から1105へ進み、掛けられていたらステップ1106からそのまま処理終了する。
(2)ログオンユーザが一般ユーザの場合は、当該CコンポーネントのCCヘッダ内に設定されている業者プロテクト内容(図9(b)の921で設定されたもの)に基づき、Cコンポーネント構成画面のプロテクトが掛けられていなければステップ1106から1105へ進み、掛けられていたらステップ1106からそのまま処理終了する。
ステップ1102で制御画面を開く場合は、ステップ1107に進む。ステップ1107〜1110の処理は、表示対象がCコンポーネント制御画面(業者プロテクトは図9(b)の923で設定されたもの)である以外、ステップ1103〜1106と同様の処理である。
図11ではCコンポーネントの構成画面または制御画面を開く処理における業者プロテクト制御を説明したが、他のプロテクト内容に係る操作が行われた場合の業者プロテクト制御も同様である。なお、図11ではステップ1106,1110の業者プロテクト内容のチェックでCC構成画面やCC制御画面の表示が許可されていた場合に直接ステップ1105,1109に進んでいるが、ステップ1104,1108に進むようにしてもよい。これにより、業者プロテクトの制御で許可されていても一般ユーザとしての権限が無い場合のプロテクトが実現できる。例えば、業者プロテクト内容では一般ユーザに対する制御画面表示が許可されているが、現在ログオンしている一般ユーザのユーザ権限が制御画面のプロテクトを掛けている場合、ステップ1108からそのまま処理終了し制御画面表示が為されないようにできる。
図12は、実行モードにおける各種の画面(つまみを持つもの)でのつまみ操作の処理手順を示す。ステップ1201でつまみに対応するパラメータ(PC内カレントメモリ上)を変更し、ステップ1202で該パラメータをエンジン100に送信する。エンジン100側では、送信されたパラメータが図3(b)で説明したカレントシーンに書き込まれ信号処理部110に送られる。
業者ユーザがミキサ構成(CFデータ)やCコンポーネント(CCデータ)を一般ユーザに提供する際には、それらの構成やパラメータ設定を一般ユーザに隠したい場合が多いと考えられるから、構成画面や編集のプロテクトを掛けることが多いと考えられる。一方で、ミキサ構成やCコンポーネントに対して、一般ユーザに開放できるパラメータについては一般ユーザがパラメータ設定できる手段を提供することも必要である。そこで、業者ユーザは、一般ユーザに解放できるパラメータの操作子のみを備えた制御画面を用意し、制御画面のプロテクトは外して一般ユーザに開放するケースが多いと考えられる。これにより、一般ユーザは、実行モードで該制御画面により上述した図12のつまみ操作のような操作子の操作を行うことにより、エンジン100に与えるパラメータをリアルタイムで制御できる。
上記実施形態ではドングルを用いたが、これに限らず業者ユーザと一般ユーザとを識別する方式は任意の方式を用いてよい。例えば、ミキサ制御プログラム131のログオン画面を制御するサブルーチンを各業者用にカスタマイズして供給する。そのカスタマイズされたプログラムでは図7(b)の業者用ログオン画面が表示可能であり、カスタマイズされていないプログラムでは図7(a)の一般ユーザ用ログオン画面のみが表示可能にすればよい。或いは、網膜や指紋の認証により業者ログオンが可能になるようにしてもよい。また、業者ユーザが提供するデータについて業者プロテクトを掛ける例で説明したが、本発明は他の任意の機能の許可不許可に適用することもできる。図11では処理対象のCコンポーネントに「開く」という操作の指示が与えられた後にプロテクト内容のチェックなどを行っているが、はじめに処理対象の選択肢が表示され、その中から処理対象を選択するユーザインターフェースの場合は、選択肢を表示する際にプロテクト内容のチェックを行い、権限が無い処理対象を表示しないようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、業者が提供するデータ中に業者IDと業者プロテクト内容とを設定する例を説明したが、業者IDのみ設定し、一般ユーザが処理対象としたデータ中に業者IDが設定されていたら「一律に使用不許可にする」あるいは「一律に、制御画面のみ使用許可するが、構成画面の表示・編集は不許可とする」などの取り扱いをするようにしてもよい。
以上のようにして、一般ユーザは、提供されるデータがミキサ構成であれば、それをロードしてミキサエンジンに実行させることができる。そして、業者が許可している範囲内で、例えば、ミキサ構成の制御画面を開いて動作データを編集したり、シーンのリコールやセーブしたりできる。また、提供されるデータがカスタム構成要素であれば、ミキサ構成を作成するときにそのカスタム構成要素を使用することができ、作成したカスタム構成要素を含むミキサ構成をミキサエンジンに実行させることができる。そして、業者が許可している範囲内で、カスタム構成要素の制御画面を開いて動作データを編集したり、ライブラリのリコールやセーブができる。
業者は、ミキサ構成やカスタム構成要素の構造のノウハウを隠したまま、あるいは、ミキサ構成やカスタム構成要素の制御データの全体像を隠したまま、そのデータを販売できる。
なお、上記実施形態において、最上位の基本画面(図4(a))はプロテクトに関係なく開くことができるものとする。また、CFデータやCCデータのCADデータは暗号化されており、当該制御プログラム以外のプログラムでそのCADデータを解析しても、対応するミキサ構成が判らないようになっている。
上記実施形態のシステムはノウハウ保護が目的であるので、CFデータやCCデータを業者プロテクトしてあっても、その基本的な利用は可能である。すなわち、
(1)CFデータであれば、業者プロテクトの設定に関わらず、一般ユーザは、その業者プロテクトされたCADデータをPC130のカレントメモリに読み込み、さらにオンラインに移行して、ミキサエンジン100に実行させることができる。
(2)CCデータであれば、業者プロテクトの設定に関わらず、一般ユーザは、図5のミキサ構成画面でCFデータのPC用CADデータを編集するときに、そのCCデータに対応したCコンポーネントを用いることができ、さらにオンラインに移行して、ミキサエンジンに作成したそのCコンポーネントを含むCFデータを実行させることができる。
この発明の一実施形態であるディジタルミキサのエンジンの構成図 PCのミキサ制御プログラムが使用するコンポーネントデータやCFデータの構成図 エンジン内のフラッシュメモリに格納されるCFデータなどの構成図 PCのディスプレイに表示される基本画面及び制御画面の例を示す図 エンジンの構成画面の例を示す図 Cコンポーネントの構成画面の例を示す図 ログオン画面の例を示す図 アカウント設定ウインドウの例を示す図 権限定義ウインドウの例を示す図 ミキサ制御プログラムを起動したときの処理手順を示すフローチャート図 ミキサ構成画面において表示されているCコンポーネントをダブルクリックしたときの処理手順を示すフローチャート図 つまみ操作の処理手順を示すフローチャート図
符号の説明
100…エンジン、101…CPU、102…フラッシュメモリ、103…RAM、104…PC I/O、105…MIDI I/O、106…その他I/O、107…表示器、108…操作子、109…波形I/O、110…信号処理部(DSP群)、111…カスケードI/O、120…システムバス、130…PC、131…ミキサ制御プログラム、132…コンフィグ(CF)データ。

Claims (5)

  1. コンピュータで実行され、信号処理装置の実行するミキシング処理を構成する該ミキシング処理の信号処理要素となる複数の信号処理コンポーネントおよび該コンポーネント間の結線を規定するミキサ構成に係る情報の表示・編集機能を有するミキサ構成編集プログラムであって、
    前記信号処理コンポーネントは、予め用意されたプリセットコンポーネント、または複数の信号処理コンポーネントを組み合わせることにより規定されたカスタムコンポーネントであり、
    前記コンピュータは、前記ミキサ構成を規定したコンフィグデータ、前記カスタムコンポーネントを規定したカスタムコンポーネントデータ、及び、前記信号処理装置にて実行されるミキシング処理において使用されるパラメータのデータセットのうち、少なくとも何れか1の種類のデータを複数記憶する記憶手段を備え、
    前記ミキサ構成編集プログラムは、
    管理者権限を有する操作者の操作に応じて、当該ミキサ構成編集プログラムを使用するユーザのユーザアカウントを作成乃至追加するとともに、当該ユーザアカウントに対して前記記憶手段に記憶された内容に対する表示または編集に関するユーザ権限を設定するユーザアカウント設定過程、
    操作者の操作に応じて、前記ユーザアカウント設定過程にて作成・追加されたユーザアカウントにて当該ミキサ構成編集プログラムにログオンするログオン過程、
    操作者の操作に応じて、前記記憶手段から前記複数のデータのいずれかを処理対象データとして読み出す読出過程、
    前記ログオン過程にてログオンしたユーザアカウントに設定されたユーザ権限にて許可され範囲において前記読み出した処理対象データの表示ないしユーザ操作に応じた編集を行う表示・編集過程、及び
    編集した処理対象データを前記記憶手段に書き込む書込過程を有しており、
    前記ログオン過程は、前記ログオンしたユーザアカウントを一般ユーザとして識別し、
    前記ログオン過程はさらに、予め、前記ユーザアカウント設定過程に依らず設定された、業者アカウントの当該ミキサ構成編集プログラムへの業者IDを使用したログオンをも受け付け、ログオンした業者アカウントを業者ユーザとして識別し、
    前記読出過程は、前記読み出した処理対象データに前記業者IDおよび当該処理対象データの表示・編集に関する制限事項を定義した業者プロテクト情報が付与されているか否かを識別し、
    前記表示・編集過程では、前記ログオン過程にてログオンしたのが一般ユーザであると識別され、かつ、前記判定過程にて前記読み出した処理対象データに業者IDが付与されたものと識別された場合に、前記ログオンしたユーザアカウントに付与されたユーザ権限に関わらず、前記読み出した処理対象データの表示乃至編集を、前記処理対象データに付与された業者プロテクト情報に従って制限する
    ことを特徴とするミキサ構成編集プログラム。
  2. 前記請求項に記載のミキサ構成編集プログラムにおいて、
    前記表示・編集過程では、前記ログオン過程にて一般ユーザであると識別され、かつ、前記判定過程にて前記読み出した処理対象データに業者IDが付与されたものと識別された場合に、当該処理対象データに対する表示乃至編集を、前記処理対象データに付与された業者プロテクト情報に従って制限するとともに、前記ログオンしたユーザアカウントに付与されたユーザ権限にて許可された範囲に制限する
    ことを特徴とするミキサ構成編集プログラム。
  3. 前記請求項1または2に記載のミキサ構成編集プログラムにおいて、
    前記表示・編集を行う過程では、さらに、前記ログオン過程にて業者ユーザであると識別され、かつ、前記処理対象データに業者IDが付与されたものと識別された場合に、前記ログオンした業者アカウントの業者IDが前記処理対象データ中の業者IDに一致することを条件に前記処理対象データに関する前記表示ないし編集を許可する
    ことを特徴とするミキサ構成編集プログラム。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれか1つに記載のミキサ構成編集プログラムにおいて、
    前記表示・編集を行う過程では、さらに、前記ログオン過程にて業者ユーザであると識別された場合に、前記読み出した処理対象データに対する表示・編集に関する制限事項を規定する業者プロテクト情報の編集を行う
    ことを特徴とするミキサ構成編集プログラム。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか1つに記載のミキサ構成編集プログラムにおいて、
    前記コンピュータは外部装置を接続するための接続ポートを備え、
    前記ログオンする過程は、業者IDと業者認証情報を格納したドングルが前記接続ポートに接続されていた場合に、当該ドングルに格納された業者IDと認証情報とを使用した業者アカウントのログオンを受け入れる
    ことを特徴とするミキサ構成編集プログラム。
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