JP4189565B2 - 画像に対する判定を行うプログラム、記録媒体、画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像に対する判定を行うプログラム、記録媒体、画像処理方法および画像処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像が示すシーンの特性を判定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の動画の補正においては、まず、予備的な処理として動画を構成するフレーム画像(以下、単に「フレーム」という。)ごとにその輝度などの変化を検出して動画におけるシーンチェンジ(シーン変化)が検出される。そして、シーンチェンジから次のシーンチェンジまでのフレーム群を実質的に同一シーンを示すフレーム群とみなし、フレーム群に共通するシーンの特性としての共通シーン特性が決定される。具体的には、シーンチェンジ直後のフレームが示すシーンの特性が判定され、判定結果が共通シーン特性とされる。
【0003】
その後、共通シーン特性に応じた補正パラメータが求められ、補正パラメータに基づいてフレーム群に同一の画像補正が行われる。これにより、動画補正の効率化および適正化が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フレームが示すシーンの特性の判定(以下、「シーン判定」という。)において、判定結果の信頼性が低いために判定不能とすることが好ましい場合がある。この場合、共通シーン特性および補正パラメータを求めることが不可能となり、例えば、先行するフレーム群の補正に用いられた補正パラメータを用いて判定不能となったフレーム群に対して補正を行うなどの対策が必要となる。
【0005】
なお、フレームに対するシーン判定は、静止画の補正の際に行われるシーン判定とほぼ同様であり、動画のみならず静止画においても判定不能の場合の対策は必要とされる。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、画像のシーンの特性の判定精度を向上することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、画像に対する判定を行うプログラムであって、前記プログラムのコンピュータによる実行は、前記コンピュータに、動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程と、前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの特性を判定する工程とを実行させる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプログラムであって、前記プログラムの前記コンピュータによる実行は、前記コンピュータに、前記複数の判定結果のいずれかが判定不能を示す場合に、判定不能の判定結果に対応して再判定を行う工程をさらに実行させる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプログラムであって、前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の一のフレーム画像に対して判定が行われる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のプログラムであって、前記複数の判定結果を取得する工程において、フレーム画像中の所定数の画素の値に基づいて判定が行われ、前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像中の前記所定数よりも多い数の画素の値に基づいて判定が行われる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のプログラムであって、前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の複数のフレーム画像に基づいて再判定が行われる。
【0014】
請求項に記載の発明は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項1ないしのいずれかに記載のプログラムを記録している。
【0015】
請求項に記載の発明は、画像処理方法であって、動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程と、前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの特性を判定する工程とを有する。
【0017】
請求項に記載の発明は、画像処理装置であって、動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する手段と、前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの特性を判定する手段とを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】
<1. 第1実施形態>
<1.1 画像処理装置の要部構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像処理装置1の要部構成を示す斜視図である。画像処理装置1は、パーソナルコンピュータとして構成されており、箱型の形状を有する処理部2、操作部3およびモニタ4を備える。
【0019】
処理部2は、画像処理を行う部位であり、前面に光ディスクなどの記録媒体9(図2参照)を挿入する挿入部21を有する。操作部3は、マウス31とキーボード32とから構成され、ユーザからの画像処理装置1に対する入力操作を受付ける。モニタ4は、処理部2からの指示に基づいて表示を行う。
【0020】
図2は、画像処理装置1の構成をブロックにて示す図である。
【0021】
画像処理装置1の処理部2は、マウス31、キーボード32およびモニタ4が接続される入出力I/F22、並びに、入出力I/F22に電気的に接続された制御部23を備える。さらに、処理部2は、制御部23に電気的に接続された記憶部24、入出力I/F25および通信I/F26を備える。
【0022】
入出力I/F22は、マウス31、キーボード32およびモニタ4と制御部23との間でデータの送受をコントロールするためのインターフェイスである。
【0023】
記憶部24は、ハードディスクとして構成されており、オペレーションシステム(OS)24a、および、画像処理を行うための演算処理プログラム24bを記憶する。
【0024】
入出力I/F25は、挿入部21を介して、記録媒体9に対するデータの入出力を行うためのインターフェイスである。通信I/F26は、通信線11(図1参照)を介して画像処理装置1の外部のネットワークと通信を行うためのインターフェイスである。
【0025】
制御部23は、CPU231およびメモリ232を有しており、上記の各部を有機的に制御して画像処理装置1の動作を統括制御する部位である。メモリ232には、記録媒体9に記録されているプログラムデータを入出力I/F25を介して格納することも可能とされている。すなわち、画像処理用のプログラム24bは、記録媒体9からメモリ232に直接読み込むことも、記録媒体9から一旦記憶部24に保存した後、メモリ232に読み込むことも可能とされている。そして、CPU231がプログラムを実行することにより、コンピュータが画像処理装置としての動作を実行する。
【0026】
<1.2 画像処理装置の動作>
図3は、CPU231がプログラムを実行することにより実現される機能をブロックにて示す図であり、図4は画像処理装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。図3において、予備シーン判定部401、本シーン判定部402および補正部403がCPU231などにより実現される機能を示す。
【0027】
図4に示すステップS1では、予備シーン判定部401により動画データ51に基づいて動画の予備シーン判定が行われ、シーンチェンジが検出される。ステップS2では、本シーン判定部402により動画の本シーン判定が行われ、シーンチェンジからシーンチェンジまでの各フレーム群に対する共通シーン特性が求められる。ステップS3では、補正部403により共通シーン特性に基づいて動画補正が行われ、補正済動画データ52が生成される。
【0028】
図5は、予備シーン判定部401による動画の予備シーン判定の動作を示すフローチャートであり、図6は、予備シーン判定を説明するための図である。図6に例示する動画Vd1は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分が合成されたカラー画像である12のフレームF1〜F12で構成されるものとする。以下、図5および図6を参照しながら動画Vd1に対する予備シーン判定について説明する。
【0029】
ステップS11では、カウンタiに1が代入され、ステップS12では、フレームFiにおける緑色の画素値の平均値Goldと、フレームFi+1における緑色の画素値の平均値Gnewとが算出される。ここでは、図7に示す画素配列Mtにおいて、一定画素、例えば5画素ごと(平行斜線を付す画素71)の緑色の画素値がサンプリングされ、平均値が求められる。
【0030】
ステップS13では、平均値Goldと平均値Gnewとの差Dが算出され、ステップS14では、差Dがしきい値Th以上となっているか否かが確認される。差Dがしきい値Th以上となっている場合には、ステップS15に進み、しきい値Th未満の場合には、ステップS16に進む。
【0031】
ステップS15に移行した場合、フレームFiとフレームFi+1との間にシーンチェンジが存在すると判定され、フレーム群(フレーム区間)の境界として、これらのフレーム番号が記録される。図6では、動画Vd1のフレームF8とフレームF9との間にシーンチェンジSCが存在すると判定され、フレームF1〜F8がフレーム群FG1とされ、フレームF9〜F12がフレーム群FG2とされた様子を示している。
【0032】
ここで、画像情報であるRGBの色成分のうち緑の色成分の画素値を抽出してシーンチェンジが判定されるのは、緑色の画素値は画像全体の輝度に近い特性を有し、従来の全色成分を考慮する方法と比べても遜色のない精度でシーンチェンジの判定が達成できるためである。
【0033】
また、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラで使用されるCCDは、図8に示すようなRGBベイヤー配列を有するものが多く、色Gに対する素子(平行斜線部)の個数が他の色R,Bのそれぞれに対する素子の2倍とされる。そして、各画素のR,GおよびBの値は周囲の素子の出力値を補間することにより求められる。したがって、緑色の画素値に基づいて判定を行うことにより、シーンチェンジを精度良く判定することが可能となる。
【0034】
ステップS16では、カウンタiにi+1が代入され、ステップS17では、カウンタiが動画Vd1を構成する全フレーム数n以上であるか、すなわち、処理対象の動画における全フレームに対してシーンチェンジの判定が完了したか否かを確認する。図6に示す動画Vd1の場合、nは12となる。ここで、カウンタiがn以上である場合には、ステップS2に進み、n未満である場合には、ステップS12に戻る。
【0035】
以上の動作により、図6中にてに平行斜線で示す全フレームF1〜F12についてシーンチェンジが調べられ、画像の相関関係が高い、すなわち、それぞれが実質的に同一のシーン特性を有するとみなされる複数のフレーム群に分割される。
【0036】
また、以上の予備シーン判定の動作ではフレームごとに緑色の画素値、すなわち、複数の色成分のうちの一部の色成分の情報のみに注目してシーンチェンジが判定されるため、他の色に対する処理を省略することによりシーンチェンジの検出の高速化が図られ、迅速に動画処理を行うことができる。
【0037】
図9は本シーン判定部402の機能の詳細を示すブロック図であり、図10は、本シーン判定の動作を示すフローチャートである。また、図11ないし図13は、本シーン判定を説明するための図である。
【0038】
ステップS21〜ステップS25では、フレーム判定部421が、予備シーン判定部401からのシーンチェンジデータ53および動画データ51に基づいてフレーム群FG1における一部のフレームに対して、シーン判定を行う。ここで、シーン判定とは画像の特性(すなわち、画像が示すシーンの特性)の判定であり、例えば、特開平11−298736号公報に開示されている夕焼け判定、色被り判定、コントラスト判定などに相当する。
【0039】
より詳細には、ステップS21において判定対象となる注目フレームが決定され、ステップS22において注目フレームのシーン判定が行われる。これにより、注目フレームが示すシーンの特性が判定結果として取得される。なお、シーン判定は判定不能の場合も含めて行われ、判定結果はシーン特性ではなく判定不能を示す場合もある。
【0040】
シーン判定において判定不能以外の判定結果が取得された場合(すなわち、シーン特性を示す判定結果が得られた場合)、ステップS25により、所定時間だけ後続のフレームを次の注目フレームとして決定することができるか否かが確認され、次の注目フレームを決定することができる場合にはステップS21へと戻る。
【0041】
このような動作により、フレーム群FG1に対して、等時間間隔、例えば1秒ごとにフレームが離散的にサンプリングされる。具体的には、図11に平行斜線で示すように3つのフレームF1,F4,F7が順次特定されるとともにシーン判定が行われる。
【0042】
なお、フレーム群に対して予め設定されたフレーム数、例えば3フレームをサンプリングするようにしてもよい。この場合には、3フレームの時間間隔が等間隔とされることが好ましい。
【0043】
また、各注目フレームに対するシーン判定では、図7に示した予備シーン判定の場合と同様に、注目フレーム中の所定の間隔ごとの画素の画素値が取得され、これらの画素値のみを用いてシーン判定が行われる。
【0044】
シーン判定において判定不能であった場合には、再判定制御部422によるステップS23,S24により、注目フレーム近傍の他のフレームが新たな注目フレームとして決定され、ステップS22に戻ってフレーム判定部421による再判定が実行される。例えば、図11においてフレームF4が判定不能であった場合、図12に示すようにフレームF4近傍の一のフレームF3が新たな注目フレームとして決定され、再判定が実行される。
【0045】
フレームF3も判定不能の場合、図13に示すようにフレームF5が新たな注目フレームとして決定され、さらに判定が実行される。フレームF5においても判定不能を示す判定結果が得られた場合には、フレームF4近傍のさらに他の一のフレームに対して判定が行われる。
【0046】
なお、判定不能とは、注目フレームから導かれる様々な判定用パラメータの値が、「ハイコントラスト」「ローコントラスト」「アンダー」「オーバー」などの判定結果に対応して定められている判定用パラメータの範囲に属しないために、注目フレームが示すシーンの特性を明確に特定することができないことをいう。
【0047】
例えば、逆光の際にはコントラストが高くなるとともに注目フレームの中央が周囲に比べて暗くなるが、中央が周囲に比べて若干暗いだけの場合には、注目フレームのシーン特性が「ハイコントラスト」なのか「逆光」なのかが判定不能となる。また、「ローコントラスト」なのか「アンダー」なのか、「緑被り」なのか「正常」(すなわち、緑色の被写体)なのかという判断も判定不能が生じ易い典型例として挙げることができる。
【0048】
もちろん、判定用パラメータの範囲設定を調整することにより、判定不能となることを抑制あるいは防止することも可能であるが、画像処理装置1では、判定不能という判定結果を取得して再判定を行うことにより、不正確な判定結果の取得を防止している。
【0049】
さらに具体的な例として色被りの判定について説明する。色被り判定では所定値以上の明度を有する画素に関して色相のヒストグラムが生成され、色相の第1の幅に87%以上の画素が集中している場合には「色被り」ではなく「正常」(すなわち、特定の色の被写体)であると判定される。そして、87%未満83%以上の画素が集中している場合には「判定不能」とされる。
【0050】
また、色相の第1の幅に83%未満の画素が集中しており、色相の第2の幅(ただし、第2の幅は第1の幅よりも広い)に82%以上の画素が集中している場合には「色被り」が生じていると判定される。第2の幅に82%未満78%以上の画素が集中している場合には「判定不能」と判定され、78%未満の場合には色被りが生じていないと判定される。
【0051】
このように、原則として画像から導かれる判定用パラメータの値としきい値とを比較することによりシーン判定が行われ、このような判定手法は「ハイコントラスト」、「ローコントラスト」、「オーバー」、「アンダー」、「夕焼け」などの他の種類の判定に関しても同様である。
【0052】
再判定を伴うステップS21〜S25の処理により、フレーム群FG1において、およそ等しい時間間隔の複数のフレームに対して判定不能以外の判定結果が最終的に得られると、ステップS26にてフレーム群判定部423がフレーム群FG1の最頻のシーン特性をそのフレーム群に共通の特性である共通シーン特性として決定する。決定された共通シーン特性は、共通シーン特性データ54として補正部403へと送られる。
【0053】
その後、ステップS27において次のフレーム群が存在するか、すなわち、動画Vd1における全フレーム群に対してシーン判定が完了したか否かが確認される。ここで、次のフレーム群が存在する場合には、ステップS21に戻り、次のフレーム群に対してステップS21〜S26の動作が行われる。例えば、図11に示す動画Vd1ではフレーム群FG1の本シーン判定が完了すれば次のフレーム群FG2の本シーン判定に移行する。フレーム群FG2の共通シーン特性が求められると、フレーム群FG2の次のフレーム群が存在しないことから図4のステップS3へと移行する。
【0054】
上記の本シーン判定の動作について、次の表1および表2を用いて具体的な判定結果を参照しながらさらに説明する。
【0055】
【表1】
Figure 0004189565
【0056】
【表2】
Figure 0004189565
【0057】
ステップS23,S24による再判定を実行しない場合に、ステップS21,S22の動作により、表1のようにフレーム群FG1におけるフレームF1,F4,F7が、それぞれ「緑被り」、「判定不能」、「ノーマル」と判定されるものと仮定する。この場合、実際にはフレームF4の判定の際にステップS23,S24によりフレームF3に対する再判定が行われる。その結果、フレームF3の判定結果として「緑被り」が得られるものとすると、ステップS21〜S25の処理により画像処理装置1では表2に示す判定結果群が得られる。
【0058】
したがって、ステップS26では最頻のシーンである「緑被り」がフレーム群FG1の共通シーン特性と決定される。
【0059】
その後、フレーム群FG2についても、フレーム群FG1と同様に本シーン判定が行われ、例えば、表3のように動画Vd1の全フレーム群に対する本シーン判定の結果が取得される。
【0060】
【表3】
Figure 0004189565
【0061】
以上の本シーン判定の動作では、各フレーム群において両端のフレームに挟まれる複数のフレームに対してシーン判定が行われるため、精度良く共通シーン特性を決定することが実現される。また、判定不能という判定結果が得られたとしても再判定により判定不能以外の判定結果へと修正することができ、さらに精度よく共通シーン特性を求めることが実現される。
【0062】
図14は、図4中のステップS3における動画補正の動作を示すフローチャートである。
【0063】
ステップS31では、フレーム群ごとに補正パラメータ(補正レベル)が決定される。ここでは、例えば、表4に示すように、シーン特性が「ノーマル」、「ローコントラスト」、「ハイコントラスト」、「緑被り」、「緑被り&ローコントラスト」である場合に画像を適切に表示するための各補正レベルが設定されている。そして、本シーン判定により決定された共通シーン特性に応じて補正レベルが決定される。例えば、図11に示すフレーム群に対して表5に示す補正レベルが決定される。
【0064】
【表4】
Figure 0004189565
【0065】
【表5】
Figure 0004189565
【0066】
ステップS32〜S36では、ステップS31で決定された補正レベルに基づいて、色被り補正、コントラスト補正、彩度補正、シャープネス補正および明度補正が行われる。これにより、フレーム群の各フレームに対して共通シーン特性に応じた適切な画像補正が一律に行われる。
【0067】
ステップS37では、次のフレーム群が存在するか、すなわち、動画Vd1における全てのフレーム群の画像補正が完了したか否かが確認される。ここで、次のフレーム群が存在する場合には、ステップS32に戻る。
【0068】
なお、上記の動画補正の動作において、表5に示すようにフレーム群ごとに全フレームについて一律に補正レベルに設定するのでなく、シーンチェンジ近傍のフレームの補正レベルが隣接するフレーム群の補正レベルに応じて修正されてもよい。具体的には、表6に示すように、フレームF7〜F10の補正レベルが、隣のフレーム群の補正レベルを考慮して線形補間により調整されてもよい。
【0069】
【表6】
Figure 0004189565
【0070】
これにより、フレーム群の境界において補正レベルが不連続となってしまうことを抑制でき、補正後の動画全体をスムーズな画像とすることができる。また、シーンチェンジが多少誤検出されたとしても、その悪影響を軽減することができる。
【0071】
<2. 第2実施形態>
次に、第1実施形態における再判定の際に注目フレームを変更しない例を第2実施形態として説明する。なお、第2実施形態では、図15に示す再判定の際の処理(ステップS24a)を除き、画像処理装置1の構成および動作は第1実施形態と同様である。
【0072】
図16は再判定の際に注目フレームの画素配列Mtのうち、シーン判定に利用される画素72を平行斜線を付して示す図である。なお、注目フレームに対する最初のシーン判定が行われる際には、図7に示したように5画素おきの画素71の画素値が利用されるものとする。
【0073】
図7および図16に示すように、再判定の際には再判定制御部422の制御により、シーン判定に利用される画素の間隔(サンプリングピッチ)が5画素から3画素へと小さくされ、シーン判定に利用される画素の数が増加される(ステップS24a)。すなわち、通常、フレーム中の所定数の画素の値に基づいてシーン判定が行われるが、判定不能を示す判定結果が得られたフレームに対しては上記所定数よりも多い数の画素の値に基づいて再判定が行われる。
【0074】
これにより、再判定の際に最初の判定よりも精度の高いシーン判定が行われ、判定不能という判定結果をシーン特性を示す判定結果へと変更することが可能となる。
【0075】
もちろん、再判定において判定不能という結果が得られる可能性もあるが、この場合、シーン判定に利用される画素の間隔をさらに小さくしてさらに多くの画素がシーン判定に利用される。これにより、ほぼ確実に判定不能以外の判定結果を得ることが可能となる。
【0076】
<3. 第3実施形態>
第1実施形態では、注目フレームのシーン判定が不可能な場合に、近傍の他の一のフレームに対して再判定を行うが、次に、第3実施形態として再判定の際に複数のフレームがシーン判定に利用される例について説明する。なお、第3実施形態においても図17に示す再判定の際の処理(ステップS24b)を除き、画像処理装置1の構成および動作は第1実施形態と同様である。
【0077】
図18および図19は、第3実施形態における再判定の際の動作を説明するための図である。図18に示すように、動画Vd2中のフレームF1,F8,F15 順次注目フレームとして決定される場合において、フレームF8に対する判定結果が判定不能である場合、再判定制御部422の制御により図19に示すようにフレームF8近傍の複数のフレームF6,F10が判定対象に含められる(ステップS24b)。
【0078】
具体的には、フレームF8中の画素値が3つのフレームF6,F8,F10の対応する画素の平均の画素値に置き換えられる。これにより、再判定の際に注目フレーム近傍のフレームの状態も考慮した適切なシーン判定が実現される。
【0079】
その結果、判定結果として判定不能が得られてしまうことを抑制することができる。もちろん、再判定において判定不能という結果が得られる可能性もあるが、この場合、シーン判定に利用されるフレーム数がさらに多くされた上で再々判定が実行される。これにより、ほぼ確実に判定不能以外の判定結果を得ることが可能となる。
【0080】
なお、注目フレーム近傍の複数のフレームが他の手法により再判定の際の判定対象に含められてもよい。例えば、注目フレームの前後の複数のフレームのそれぞれについて判定結果を取得し、判定不能以外の最も多い判定結果が注目フレームの判定結果として採用されてもよい。
【0081】
以上のように、判定不能の判定結果が得られたフレーム近傍の複数のフレームに基づいて再判定を行うことにより、再判定を適切に行うことが実現される。
【0082】
<4. 第4実施形態>
第2実施形態では、注目フレームを変更することなく再判定が行われる。既述のように注目フレームに対するシーン判定の処理は静止画に対するシーン判定とほぼ同様であり、第2実施形態に係る再判定の技術は静止画におけるシーン判定に応用することができる。
【0083】
すなわち、画像処理装置1が図15中のステップS22〜S24aの動作を静止画に対して行うことにより、静止画に対する判定結果が判定不能である場合に再判定を実行することができる。再判定では既述のようにシーン判定に利用される画素の数が増される。これにより、より精度の高い静止画のシーン判定を必要最小限の時間で行うことが実現される。
【0084】
また、第2実施形態における注目フレームに対する再判定の処理は様々に変形することが可能であり、再判定の対象となる注目フレームが変更されない限り、変形された再判定の処理を静止画に応用することが可能である。
【0085】
例えば、図20に示すように注目フレームの画素配列Mtにおいて、フレームの中央を重視するために領域731内の一部の画素の値を用いてシーン判定が行われるものとし、最初のシーン判定において判定不能という判定結果が得られた場合に、再判定制御部422により領域731が領域732へと拡張されて再判定が実行されてもよい。これにより、判定不能以外の判定結果を効率よく求めることができる。
【0086】
領域731が領域732に拡張される際には、シーン判定に利用される画素の数が同一に維持されてもよいし(すなわち、シーン判定に利用される画素の間隔が拡大される。)、シーン判定に利用される画素の数が増されてもよい。
【0087】
一方、図20に示す領域731の位置が再判定の際に再判定制御部422により領域733へと移動されてもよい。これにより、再判定の際に注目フレーム中の中央からやや上方の領域に基づいてシーン判定が実行される。その結果、中央の領域731では判定不能であっても再判定により判定不能以外の判定結果が得られる可能性が生じる。もちろん、再判定にて判定不能という判定結果が得られてしまった場合には、判定に利用する領域をさらに変更して再々判定が行われてよい。
【0088】
以上のように、画像の特性を判定する際に判定不能を含む判定結果を取得し、判定不能の場合に演算対象となる画素を変更(好ましくは、増加)することにより、同一の画像に対する再度の判定を適切に実行することが可能となる。
【0089】
<5. 変形例>
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0090】
第1ないし第3実施形態では、動画がノンリアルタイム(ノンリニア)にて補正されるが、動画の単位時間当たりの情報量が少なく、十分に高速な処理を行うことができるのであるならば、入力される動画をリアルタイムに解析および補正する画像処理装置1とされてもよい。
【0091】
高速化を実現するために図3および図9に示した各種機能構成が専用の電気回路として構築されてもよい。特に、画像処理における繰り返し演算をハードウェア化することにより、高速化が容易に実現される。なお、上記動画補正では、再判定が行われたとしても判定対象となるフレーム数が大幅に増加することはないため、高速化への悪影響が最小限に抑えられる。
【0092】
また、上記実施形態ではシーン判定が行われる注目フレームが一定のフレーム間隔(または、一定の時間間隔)にて決定されるものとして説明したが、注目フレームは任意に決定されてもよい。例えば、シーンチェンジ近傍では画像の明るさが安定していない可能性があるため、シーンチェンジ近傍以外の部位にて注目フレームが適宜決定されてもよい。
【0093】
上記実施形態では、判定結果が判定不能の場合に判定対象フレームまたは判定精度を変更して再判定が行われるが、判定不能を示す可能性がある複数の判定結果に基づいてフレーム群(すなわち、動画)が示すシーンの特性が判定されるのであるならば、再判定の処理は省略されてもよい。例えば、判定不能のフレームが緑被りの判定結果のフレームの間に存在する場合に、判定不能の判定結果が緑被りに修正されてもよい。これにより、判定不能を考慮しつつフレーム群が示すシーンの特性を適切に判定することができる。
【0094】
上記第1および3実施形態では、再判定の際に注目フレーム近傍の少なくとも1つのフレームが判定対象とされるが、このことは、注目フレーム近傍にてサンプリングを行うフレーム間隔が小さくされると捉えることも可能である。例えば、判定不能の判定結果が得られた場合に、次の注目フレームまでの間隔を短くするとともに少なくとも1つのフレームの判定結果を用いて判定不能の判定結果が他の判定結果に修正されるようになっていてもよい。
【0095】
既述のように、判定結果が判定不能となるか否かは判定に用いられるしきい値の設定に依存する。したがって、しきい値の設定の仕方によっては判定不能という判定結果をなくすことも不可能ではない。この点を考慮し、最初の判定により判定不能という判定結果が得られた際に、別のしきい値を用いて判定不能以外の仮の判定結果も求めておき、仮の判定結果の信頼性を向上するために他のフレームの判定結果が利用されてもよい。
【0096】
上記実施形態では、プログラムが記録媒体9からコンピュータである画像処理装置1に入力されるようになっているが、プログラムはネットワークを介してコンピュータ内に入力されてもよい。もちろん、動画データ(第4実施形態の場合は静止画データ)もネットワークを介して入出力が行われてもよい。
【0097】
【発明の効果】
請求項1ないし5、並びに、請求項およびの発明では、判定不能を考慮しつつ動画が示すシーンの特性を適切に判定することができる。
【0098】
また、請求項2の発明では、再判定により精度よく判定を行うことができる。
【0099】
また、請求項3の発明では、判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の一のフレーム画像を用いて、請求項4の発明では、判定不能の判定結果に対応するフレーム画像を用いて、請求項5の発明では、判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の複数のフレーム画像を用いて適切な再判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る画像処理装置の要部構成を示す斜視図である。
【図2】画像処理装置の構成をブロックにて示す図である。
【図3】画像処理装置の機能構成をブロックにて示す図である。
【図4】画像処理装置の概略動作を示すフローチャートである。
【図5】予備シーン判定の動作を示すフローチャートである。
【図6】予備シーン判定を説明するための図である。
【図7】画素配列を示す図である。
【図8】CCDにおけるRGBベイヤー配列を示す図である。
【図9】本シーン判定部の機能構成をブロックにて示す図である。
【図10】本シーン判定の動作を示すフローチャートである。
【図11】本シーン判定を説明するための図である。
【図12】再判定を説明するための図である。
【図13】再判定を説明するための図である。
【図14】動画補正の動作を示すフローチャートである。
【図15】第2実施形態における再判定の動作を示すフローチャートである。
【図16】再判定を説明するための図である。
【図17】第3実施形態における再判定の動作を示すフローチャートである。
【図18】再判定を説明するための図である。
【図19】再判定を説明するための図である。
【図20】再判定の他の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置
2 処理部
9 記録媒体
23 制御部
24b プログラム
71,72 画素
421 フレーム判定部
423 フレーム群判定部
731〜733 領域
S21〜S26 ステップ
S24a,S24b ステップ
1〜F12 フレーム
FG1,FG2 フレーム群
Vd1,Vd2 動画

Claims (8)

  1. 画像に対する判定を行うプログラムであって、前記プログラムのコンピュータによる実行は、前記コンピュータに、
    動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程と、
    前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの特性を判定する工程と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、前記プログラムの前記コンピュータによる実行は、前記コンピュータに、
    前記複数の判定結果のいずれかが判定不能を示す場合に、判定不能の判定結果に対応して再判定を行う工程、
    をさらに実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 請求項2に記載のプログラムであって、
    前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の一のフレーム画像に対して判定が行われることを特徴とするプログラム。
  4. 請求項2に記載のプログラムであって、
    前記複数の判定結果を取得する工程において、フレーム画像中の所定数の画素の値に基づいて判定が行われ、前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像中の前記所定数よりも多い数の画素の値に基づいて判定が行われることを特徴とするプログラム。
  5. 請求項2に記載のプログラムであって、
    前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の複数のフレーム画像に基づいて再判定が行われることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  7. 画像処理方法であって、
    動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程と、
    前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの特性を判定する工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法
  8. 画像処理装置であって、
    動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する手段と、
    前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの特性を判定する手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置
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