JP2002300615A - 画像に対する判定を行うプログラム、記録媒体、画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像に対する判定を行うプログラム、記録媒体、画像処理方法および画像処理装置

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JP2002300615A
JP2002300615A JP2001096314A JP2001096314A JP2002300615A JP 2002300615 A JP2002300615 A JP 2002300615A JP 2001096314 A JP2001096314 A JP 2001096314A JP 2001096314 A JP2001096314 A JP 2001096314A JP 2002300615 A JP2002300615 A JP 2002300615A
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image
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由美子 戸塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画が示すシーンの特性を精度よく判定し、
適切な動画補正を実現する。 【解決手段】 コンピュータにて動画を補正する画像処
理装置において、動画中のシーンチェンジから次のシー
ンチェンジまでのフレーム群に対して所定間隔ごとに注
目フレームを決定し、注目フレームの特性を判定する
(ステップS21,S22,S25)。判定結果が判定
不能を示す場合は、注目フレーム近傍の他のフレームに
対して再判定を行う(ステップS23,S24,S2
2)。その後、最頻の判定結果をフレーム群に対する共
通シーン特性とする(ステップS26)。動画中の各フ
レーム群に対して共通シーン特性が求められると、共通
シーン特性に基づいて各フレーム群に補正を施す。以上
の処理により、フレーム群が示すシーンの特性が精度よ
く判定され、適切な動画補正が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像が示すシーン
の特性を判定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動画の補正においては、まず、予
備的な処理として動画を構成するフレーム画像(以下、
単に「フレーム」という。)ごとにその輝度などの変化
を検出して動画におけるシーンチェンジ(シーン変化)
が検出される。そして、シーンチェンジから次のシーン
チェンジまでのフレーム群を実質的に同一シーンを示す
フレーム群とみなし、フレーム群に共通するシーンの特
性としての共通シーン特性が決定される。具体的には、
シーンチェンジ直後のフレームが示すシーンの特性が判
定され、判定結果が共通シーン特性とされる。
【0003】その後、共通シーン特性に応じた補正パラ
メータが求められ、補正パラメータに基づいてフレーム
群に同一の画像補正が行われる。これにより、動画補正
の効率化および適正化が図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フレームが
示すシーンの特性の判定(以下、「シーン判定」とい
う。)において、判定結果の信頼性が低いために判定不
能とすることが好ましい場合がある。この場合、共通シ
ーン特性および補正パラメータを求めることが不可能と
なり、例えば、先行するフレーム群の補正に用いられた
補正パラメータを用いて判定不能となったフレーム群に
対して補正を行うなどの対策が必要となる。
【0005】なお、フレームに対するシーン判定は、静
止画の補正の際に行われるシーン判定とほぼ同様であ
り、動画のみならず静止画においても判定不能の場合の
対策は必要とされる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、画像のシーンの特性の判定精度を向上することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像に対する判定を行うプログラムであって、前記
プログラムのコンピュータによる実行は、前記コンピュ
ータに、動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能
の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程
と、前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシー
ンの特性を判定する工程とを実行させる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のプログラムであって、前記プログラムの前記コンピュ
ータによる実行は、前記コンピュータに、前記複数の判
定結果のいずれかが判定不能を示す場合に、判定不能の
判定結果に対応して再判定を行う工程をさらに実行させ
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のプログラムであって、前記再判定を行う工程におい
て、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近
傍の一のフレーム画像に対して判定が行われる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
のプログラムであって、前記複数の判定結果を取得する
工程において、フレーム画像中の所定数の画素の値に基
づいて判定が行われ、前記再判定を行う工程において、
前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像中の前
記所定数よりも多い数の画素の値に基づいて判定が行わ
れる。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
のプログラムであって、前記再判定を行う工程におい
て、前記判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近
傍の複数のフレーム画像に基づいて再判定が行われる。
【0012】請求項6に記載の発明は、画像に対する判
定を行うプログラムであって、前記プログラムのコンピ
ュータによる実行は、前記コンピュータに、画像の特性
を判定不能の場合を含めて判定し、判定結果を取得する
工程と、前記判定結果が判定不能を示す場合に、判定に
用いられる前記画像中の画素を変更して前記画像の特性
を再判定する工程とを実行させる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のプログラムであって、前記判定結果を取得する工程に
おいて、前記画像中の所定数の画素の値に基づいて前記
画像の判定が行われ、前記再判定する工程において、前
記画像中の前記所定数よりも多い数の画素の値に基づい
て判定が行われる。
【0014】請求項8に記載の発明は、コンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、請求項1ないし7のい
ずれかに記載のプログラムを記録している。
【0015】請求項9に記載の発明は、画像処理方法で
あって、動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能
の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程
と、前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシー
ンの特性を判定する工程とを有する。
【0016】請求項10に記載の発明は、画像処理方法
であって、画像の特性を判定不能の場合を含めて判定
し、判定結果を取得する工程と、前記判定結果が判定不
能を示す場合に、判定に用いられる前記画像中の画素を
変更して前記画像の特性を再判定する工程とを有する。
【0017】請求項11に記載の発明は、画像処理装置
であって、動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不
能の場合を含めて判定し、複数の判定結果を取得する手
段と、前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシ
ーンの特性を判定する手段とを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】<1. 第1実施形態> <1.1 画像処理装置の要部構成>図1は、本発明の
第1実施形態に係る画像処理装置1の要部構成を示す斜
視図である。画像処理装置1は、パーソナルコンピュー
タとして構成されており、箱型の形状を有する処理部
2、操作部3およびモニタ4を備える。
【0019】処理部2は、画像処理を行う部位であり、
前面に光ディスクなどの記録媒体9(図2参照)を挿入
する挿入部21を有する。操作部3は、マウス31とキ
ーボード32とから構成され、ユーザからの画像処理装
置1に対する入力操作を受付ける。モニタ4は、処理部
2からの指示に基づいて表示を行う。
【0020】図2は、画像処理装置1の構成をブロック
にて示す図である。
【0021】画像処理装置1の処理部2は、マウス3
1、キーボード32およびモニタ4が接続される入出力
I/F22、並びに、入出力I/F22に電気的に接続
された制御部23を備える。さらに、処理部2は、制御
部23に電気的に接続された記憶部24、入出力I/F
25および通信I/F26を備える。
【0022】入出力I/F22は、マウス31、キーボ
ード32およびモニタ4と制御部23との間でデータの
送受をコントロールするためのインターフェイスであ
る。
【0023】記憶部24は、ハードディスクとして構成
されており、オペレーションシステム(OS)24a、
および、画像処理を行うための演算処理プログラム24
bを記憶する。
【0024】入出力I/F25は、挿入部21を介し
て、記録媒体9に対するデータの入出力を行うためのイ
ンターフェイスである。通信I/F26は、通信線11
(図1参照)を介して画像処理装置1の外部のネットワ
ークと通信を行うためのインターフェイスである。
【0025】制御部23は、CPU231およびメモリ
232を有しており、上記の各部を有機的に制御して画
像処理装置1の動作を統括制御する部位である。メモリ
232には、記録媒体9に記録されているプログラムデ
ータを入出力I/F25を介して格納することも可能と
されている。すなわち、画像処理用のプログラム24b
は、記録媒体9からメモリ232に直接読み込むこと
も、記録媒体9から一旦記憶部24に保存した後、メモ
リ232に読み込むことも可能とされている。そして、
CPU231がプログラムを実行することにより、コン
ピュータが画像処理装置としての動作を実行する。
【0026】<1.2 画像処理装置の動作>図3は、
CPU231がプログラムを実行することにより実現さ
れる機能をブロックにて示す図であり、図4は画像処理
装置1の基本的な動作を示すフローチャートである。図
3において、予備シーン判定部401、本シーン判定部
402および補正部403がCPU231などにより実
現される機能を示す。
【0027】図4に示すステップS1では、予備シーン
判定部401により動画データ51に基づいて動画の予
備シーン判定が行われ、シーンチェンジが検出される。
ステップS2では、本シーン判定部402により動画の
本シーン判定が行われ、シーンチェンジからシーンチェ
ンジまでの各フレーム群に対する共通シーン特性が求め
られる。ステップS3では、補正部403により共通シ
ーン特性に基づいて動画補正が行われ、補正済動画デー
タ52が生成される。
【0028】図5は、予備シーン判定部401による動
画の予備シーン判定の動作を示すフローチャートであ
り、図6は、予備シーン判定を説明するための図であ
る。図6に例示する動画Vd1は、R(赤)、G(緑)、B
(青)の各色成分が合成されたカラー画像である12のフ
レームF1〜F12で構成されるものとする。以下、図5
および図6を参照しながら動画Vd1に対する予備シー
ン判定について説明する。
【0029】ステップS11では、カウンタiに1が代
入され、ステップS12では、フレームFiにおける緑
色の画素値の平均値Goldと、フレームFi+1における緑
色の画素値の平均値Gnewとが算出される。ここでは、
図7に示す画素配列Mtにおいて、一定画素、例えば5
画素ごと(平行斜線を付す画素71)の緑色の画素値が
サンプリングされ、平均値が求められる。
【0030】ステップS13では、平均値Goldと平均
値Gnewとの差Dが算出され、ステップS14では、差
Dがしきい値Th以上となっているか否かが確認され
る。差Dがしきい値Th以上となっている場合には、ス
テップS15に進み、しきい値Th未満の場合には、ス
テップS16に進む。
【0031】ステップS15に移行した場合、フレーム
iとフレームFi+1との間にシーンチェンジが存在する
と判定され、フレーム群(フレーム区間)の境界とし
て、これらのフレーム番号が記録される。図6では、動
画Vd1のフレームF8とフレームF9との間にシーンチ
ェンジSCが存在すると判定され、フレームF1〜F8
フレーム群FG1とされ、フレームF9〜F12がフレー
ム群FG2とされた様子を示している。
【0032】ここで、画像情報であるRGBの色成分の
うち緑の色成分の画素値を抽出してシーンチェンジが判
定されるのは、緑色の画素値は画像全体の輝度に近い特
性を有し、従来の全色成分を考慮する方法と比べても遜
色のない精度でシーンチェンジの判定が達成できるため
である。
【0033】また、デジタルビデオカメラやデジタルス
チルカメラで使用されるCCDは、図8に示すようなR
GBベイヤー配列を有するものが多く、色Gに対する素
子(平行斜線部)の個数が他の色R,Bのそれぞれに対す
る素子の2倍とされる。そして、各画素のR,Gおよび
Bの値は周囲の素子の出力値を補間することにより求め
られる。したがって、緑色の画素値に基づいて判定を行
うことにより、シーンチェンジを精度良く判定すること
が可能となる。
【0034】ステップS16では、カウンタiにi+1
が代入され、ステップS17では、カウンタiが動画V
d1を構成する全フレーム数n以上であるか、すなわ
ち、処理対象の動画における全フレームに対してシーン
チェンジの判定が完了したか否かを確認する。図6に示
す動画Vd1の場合、nは12となる。ここで、カウン
タiがn以上である場合には、ステップS2に進み、n
未満である場合には、ステップS12に戻る。
【0035】以上の動作により、図6中にてに平行斜線
で示す全フレームF1〜F12についてシーンチェンジが
調べられ、画像の相関関係が高い、すなわち、それぞれ
が実質的に同一のシーン特性を有するとみなされる複数
のフレーム群に分割される。
【0036】また、以上の予備シーン判定の動作ではフ
レームごとに緑色の画素値、すなわち、複数の色成分の
うちの一部の色成分の情報のみに注目してシーンチェン
ジが判定されるため、他の色に対する処理を省略するこ
とによりシーンチェンジの検出の高速化が図られ、迅速
に動画処理を行うことができる。
【0037】図9は本シーン判定部402の機能の詳細
を示すブロック図であり、図10は、本シーン判定の動
作を示すフローチャートである。また、図11ないし図
13は、本シーン判定を説明するための図である。
【0038】ステップS21〜ステップS25では、フ
レーム判定部421が、予備シーン判定部401からの
シーンチェンジデータ53および動画データ51に基づ
いてフレーム群FG1における一部のフレームに対し
て、シーン判定を行う。ここで、シーン判定とは画像の
特性(すなわち、画像が示すシーンの特性)の判定であ
り、例えば、特開平11−298736号公報に開示さ
れている夕焼け判定、色被り判定、コントラスト判定な
どに相当する。
【0039】より詳細には、ステップS21において判
定対象となる注目フレームが決定され、ステップS22
において注目フレームのシーン判定が行われる。これに
より、注目フレームが示すシーンの特性が判定結果とし
て取得される。なお、シーン判定は判定不能の場合も含
めて行われ、判定結果はシーン特性ではなく判定不能を
示す場合もある。
【0040】シーン判定において判定不能以外の判定結
果が取得された場合(すなわち、シーン特性を示す判定
結果が得られた場合)、ステップS25により、所定時
間だけ後続のフレームを次の注目フレームとして決定す
ることができるか否かが確認され、次の注目フレームを
決定することができる場合にはステップS21へと戻
る。
【0041】このような動作により、フレーム群FG1
に対して、等時間間隔、例えば1秒ごとにフレームが離
散的にサンプリングされる。具体的には、図11に平行
斜線で示すように3つのフレームF1,F4,F7が順次
特定されるとともにシーン判定が行われる。
【0042】なお、フレーム群に対して予め設定された
フレーム数、例えば3フレームをサンプリングするよう
にしてもよい。この場合には、3フレームの時間間隔が
等間隔とされることが好ましい。
【0043】また、各注目フレームに対するシーン判定
では、図7に示した予備シーン判定の場合と同様に、注
目フレーム中の所定の間隔ごとの画素の画素値が取得さ
れ、これらの画素値のみを用いてシーン判定が行われ
る。
【0044】シーン判定において判定不能であった場合
には、再判定制御部422によるステップS23,S2
4により、注目フレーム近傍の他のフレームが新たな注
目フレームとして決定され、ステップS22に戻ってフ
レーム判定部421による再判定が実行される。例え
ば、図11においてフレームF4が判定不能であった場
合、図12に示すようにフレームF4近傍の一のフレー
ムF3が新たな注目フレームとして決定され、再判定が
実行される。
【0045】フレームF3も判定不能の場合、図13に
示すようにフレームF5が新たな注目フレームとして決
定され、さらに判定が実行される。フレームF5におい
ても判定不能を示す判定結果が得られた場合には、フレ
ームF4近傍のさらに他の一のフレームに対して判定が
行われる。
【0046】なお、判定不能とは、注目フレームから導
かれる様々な判定用パラメータの値が、「ハイコントラ
スト」「ローコントラスト」「アンダー」「オーバー」
などの判定結果に対応して定められている判定用パラメ
ータの範囲に属しないために、注目フレームが示すシー
ンの特性を明確に特定することができないことをいう。
【0047】例えば、逆光の際にはコントラストが高く
なるとともに注目フレームの中央が周囲に比べて暗くな
るが、中央が周囲に比べて若干暗いだけの場合には、注
目フレームのシーン特性が「ハイコントラスト」なのか
「逆光」なのかが判定不能となる。また、「ローコント
ラスト」なのか「アンダー」なのか、「緑被り」なのか
「正常」(すなわち、緑色の被写体)なのかという判断
も判定不能が生じ易い典型例として挙げることができ
る。
【0048】もちろん、判定用パラメータの範囲設定を
調整することにより、判定不能となることを抑制あるい
は防止することも可能であるが、画像処理装置1では、
判定不能という判定結果を取得して再判定を行うことに
より、不正確な判定結果の取得を防止している。
【0049】さらに具体的な例として色被りの判定につ
いて説明する。色被り判定では所定値以上の明度を有す
る画素に関して色相のヒストグラムが生成され、色相の
第1の幅に87%以上の画素が集中している場合には
「色被り」ではなく「正常」(すなわち、特定の色の被
写体)であると判定される。そして、87%未満83%
以上の画素が集中している場合には「判定不能」とされ
る。
【0050】また、色相の第1の幅に83%未満の画素
が集中しており、色相の第2の幅(ただし、第2の幅は
第1の幅よりも広い)に82%以上の画素が集中してい
る場合には「色被り」が生じていると判定される。第2
の幅に82%未満78%以上の画素が集中している場合
には「判定不能」と判定され、78%未満の場合には色
被りが生じていないと判定される。
【0051】このように、原則として画像から導かれる
判定用パラメータの値としきい値とを比較することによ
りシーン判定が行われ、このような判定手法は「ハイコ
ントラスト」、「ローコントラスト」、「オーバー」、
「アンダー」、「夕焼け」などの他の種類の判定に関し
ても同様である。
【0052】再判定を伴うステップS21〜S25の処
理により、フレーム群FG1において、およそ等しい時
間間隔の複数のフレームに対して判定不能以外の判定結
果が最終的に得られると、ステップS26にてフレーム
群判定部423がフレーム群FG1の最頻のシーン特性
をそのフレーム群に共通の特性である共通シーン特性と
して決定する。決定された共通シーン特性は、共通シー
ン特性データ54として補正部403へと送られる。
【0053】その後、ステップS27において次のフレ
ーム群が存在するか、すなわち、動画Vd1における全
フレーム群に対してシーン判定が完了したか否かが確認
される。ここで、次のフレーム群が存在する場合には、
ステップS21に戻り、次のフレーム群に対してステッ
プS21〜S26の動作が行われる。例えば、図11に
示す動画Vd1ではフレーム群FG1の本シーン判定が
完了すれば次のフレーム群FG2の本シーン判定に移行
する。フレーム群FG2の共通シーン特性が求められる
と、フレーム群FG2の次のフレーム群が存在しないこ
とから図4のステップS3へと移行する。
【0054】上記の本シーン判定の動作について、次の
表1および表2を用いて具体的な判定結果を参照しなが
らさらに説明する。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】ステップS23,S24による再判定を実
行しない場合に、ステップS21,S22の動作によ
り、表1のようにフレーム群FG1におけるフレームF
1,F4,F7が、それぞれ「緑被り」、「判定不能」、
「ノーマル」と判定されるものと仮定する。この場合、
実際にはフレームF4の判定の際にステップS23,S
24によりフレームF3に対する再判定が行われる。そ
の結果、フレームF3の判定結果として「緑被り」が得
られるものとすると、ステップS21〜S25の処理に
より画像処理装置1では表2に示す判定結果群が得られ
る。
【0058】したがって、ステップS26では最頻のシ
ーンである「緑被り」がフレーム群FG1の共通シーン
特性と決定される。
【0059】その後、フレーム群FG2についても、フ
レーム群FG1と同様に本シーン判定が行われ、例え
ば、表3のように動画Vd1の全フレーム群に対する本
シーン判定の結果が取得される。
【0060】
【表3】
【0061】以上の本シーン判定の動作では、各フレー
ム群において両端のフレームに挟まれる複数のフレーム
に対してシーン判定が行われるため、精度良く共通シー
ン特性を決定することが実現される。また、判定不能と
いう判定結果が得られたとしても再判定により判定不能
以外の判定結果へと修正することができ、さらに精度よ
く共通シーン特性を求めることが実現される。
【0062】図14は、図4中のステップS3における
動画補正の動作を示すフローチャートである。
【0063】ステップS31では、フレーム群ごとに補
正パラメータ(補正レベル)が決定される。ここでは、
例えば、表4に示すように、シーン特性が「ノーマ
ル」、「ローコントラスト」、「ハイコントラスト」、
「緑被り」、「緑被り&ローコントラスト」である場合
に画像を適切に表示するための各補正レベルが設定され
ている。そして、本シーン判定により決定された共通シ
ーン特性に応じて補正レベルが決定される。例えば、図
11に示すフレーム群に対して表5に示す補正レベルが
決定される。
【0064】
【表4】
【0065】
【表5】
【0066】ステップS32〜S36では、ステップS
31で決定された補正レベルに基づいて、色被り補正、
コントラスト補正、彩度補正、シャープネス補正および
明度補正が行われる。これにより、フレーム群の各フレ
ームに対して共通シーン特性に応じた適切な画像補正が
一律に行われる。
【0067】ステップS37では、次のフレーム群が存
在するか、すなわち、動画Vd1における全てのフレー
ム群の画像補正が完了したか否かが確認される。ここ
で、次のフレーム群が存在する場合には、ステップS3
2に戻る。
【0068】なお、上記の動画補正の動作において、表
5に示すようにフレーム群ごとに全フレームについて一
律に補正レベルに設定するのでなく、シーンチェンジ近
傍のフレームの補正レベルが隣接するフレーム群の補正
レベルに応じて修正されてもよい。具体的には、表6に
示すように、フレームF7〜F10の補正レベルが、隣の
フレーム群の補正レベルを考慮して線形補間により調整
されてもよい。
【0069】
【表6】
【0070】これにより、フレーム群の境界において補
正レベルが不連続となってしまうことを抑制でき、補正
後の動画全体をスムーズな画像とすることができる。ま
た、シーンチェンジが多少誤検出されたとしても、その
悪影響を軽減することができる。
【0071】<2. 第2実施形態>次に、第1実施形
態における再判定の際に注目フレームを変更しない例を
第2実施形態として説明する。なお、第2実施形態で
は、図15に示す再判定の際の処理(ステップS24
a)を除き、画像処理装置1の構成および動作は第1実
施形態と同様である。
【0072】図16は再判定の際に注目フレームの画素
配列Mtのうち、シーン判定に利用される画素72を平
行斜線を付して示す図である。なお、注目フレームに対
する最初のシーン判定が行われる際には、図7に示した
ように5画素おきの画素71の画素値が利用されるもの
とする。
【0073】図7および図16に示すように、再判定の
際には再判定制御部422の制御により、シーン判定に
利用される画素の間隔(サンプリングピッチ)が5画素
から3画素へと小さくされ、シーン判定に利用される画
素の数が増加される(ステップS24a)。すなわち、
通常、フレーム中の所定数の画素の値に基づいてシーン
判定が行われるが、判定不能を示す判定結果が得られた
フレームに対しては上記所定数よりも多い数の画素の値
に基づいて再判定が行われる。
【0074】これにより、再判定の際に最初の判定より
も精度の高いシーン判定が行われ、判定不能という判定
結果をシーン特性を示す判定結果へと変更することが可
能となる。
【0075】もちろん、再判定において判定不能という
結果が得られる可能性もあるが、この場合、シーン判定
に利用される画素の間隔をさらに小さくしてさらに多く
の画素がシーン判定に利用される。これにより、ほぼ確
実に判定不能以外の判定結果を得ることが可能となる。
【0076】<3. 第3実施形態>第1実施形態で
は、注目フレームのシーン判定が不可能な場合に、近傍
の他の一のフレームに対して再判定を行うが、次に、第
3実施形態として再判定の際に複数のフレームがシーン
判定に利用される例について説明する。なお、第3実施
形態においても図17に示す再判定の際の処理(ステッ
プS24b)を除き、画像処理装置1の構成および動作
は第1実施形態と同様である。
【0077】図18および図19は、第3実施形態にお
ける再判定の際の動作を説明するための図である。図1
8に示すように、動画Vd2中のフレームF1,F8,F
15 順次注目フレームとして決定される場合において、
フレームF8に対する判定結果が判定不能である場合、
再判定制御部422の制御により図19に示すようにフ
レームF8近傍の複数のフレームF6,F10が判定対象に
含められる(ステップS24b)。
【0078】具体的には、フレームF8中の画素値が3
つのフレームF6,F8,F10の対応する画素の平均の画
素値に置き換えられる。これにより、再判定の際に注目
フレーム近傍のフレームの状態も考慮した適切なシーン
判定が実現される。
【0079】その結果、判定結果として判定不能が得ら
れてしまうことを抑制することができる。もちろん、再
判定において判定不能という結果が得られる可能性もあ
るが、この場合、シーン判定に利用されるフレーム数が
さらに多くされた上で再々判定が実行される。これによ
り、ほぼ確実に判定不能以外の判定結果を得ることが可
能となる。
【0080】なお、注目フレーム近傍の複数のフレーム
が他の手法により再判定の際の判定対象に含められても
よい。例えば、注目フレームの前後の複数のフレームの
それぞれについて判定結果を取得し、判定不能以外の最
も多い判定結果が注目フレームの判定結果として採用さ
れてもよい。
【0081】以上のように、判定不能の判定結果が得ら
れたフレーム近傍の複数のフレームに基づいて再判定を
行うことにより、再判定を適切に行うことが実現され
る。
【0082】<4. 第4実施形態>第2実施形態で
は、注目フレームを変更することなく再判定が行われ
る。既述のように注目フレームに対するシーン判定の処
理は静止画に対するシーン判定とほぼ同様であり、第2
実施形態に係る再判定の技術は静止画におけるシーン判
定に応用することができる。
【0083】すなわち、画像処理装置1が図15中のス
テップS22〜S24aの動作を静止画に対して行うこ
とにより、静止画に対する判定結果が判定不能である場
合に再判定を実行することができる。再判定では既述の
ようにシーン判定に利用される画素の数が増される。こ
れにより、より精度の高い静止画のシーン判定を必要最
小限の時間で行うことが実現される。
【0084】また、第2実施形態における注目フレーム
に対する再判定の処理は様々に変形することが可能であ
り、再判定の対象となる注目フレームが変更されない限
り、変形された再判定の処理を静止画に応用することが
可能である。
【0085】例えば、図20に示すように注目フレーム
の画素配列Mtにおいて、フレームの中央を重視するた
めに領域731内の一部の画素の値を用いてシーン判定
が行われるものとし、最初のシーン判定において判定不
能という判定結果が得られた場合に、再判定制御部42
2により領域731が領域732へと拡張されて再判定
が実行されてもよい。これにより、判定不能以外の判定
結果を効率よく求めることができる。
【0086】領域731が領域732に拡張される際に
は、シーン判定に利用される画素の数が同一に維持され
てもよいし(すなわち、シーン判定に利用される画素の
間隔が拡大される。)、シーン判定に利用される画素の
数が増されてもよい。
【0087】一方、図20に示す領域731の位置が再
判定の際に再判定制御部422により領域733へと移
動されてもよい。これにより、再判定の際に注目フレー
ム中の中央からやや上方の領域に基づいてシーン判定が
実行される。その結果、中央の領域731では判定不能
であっても再判定により判定不能以外の判定結果が得ら
れる可能性が生じる。もちろん、再判定にて判定不能と
いう判定結果が得られてしまった場合には、判定に利用
する領域をさらに変更して再々判定が行われてよい。
【0088】以上のように、画像の特性を判定する際に
判定不能を含む判定結果を取得し、判定不能の場合に演
算対象となる画素を変更(好ましくは、増加)すること
により、同一の画像に対する再度の判定を適切に実行す
ることが可能となる。
【0089】<5. 変形例>以上、本発明の実施形態
について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定
されるものではなく様々な変形が可能である。
【0090】第1ないし第3実施形態では、動画がノン
リアルタイム(ノンリニア)にて補正されるが、動画の
単位時間当たりの情報量が少なく、十分に高速な処理を
行うことができるのであるならば、入力される動画をリ
アルタイムに解析および補正する画像処理装置1とされ
てもよい。
【0091】高速化を実現するために図3および図9に
示した各種機能構成が専用の電気回路として構築されて
もよい。特に、画像処理における繰り返し演算をハード
ウェア化することにより、高速化が容易に実現される。
なお、上記動画補正では、再判定が行われたとしても判
定対象となるフレーム数が大幅に増加することはないた
め、高速化への悪影響が最小限に抑えられる。
【0092】また、上記実施形態ではシーン判定が行わ
れる注目フレームが一定のフレーム間隔(または、一定
の時間間隔)にて決定されるものとして説明したが、注
目フレームは任意に決定されてもよい。例えば、シーン
チェンジ近傍では画像の明るさが安定していない可能性
があるため、シーンチェンジ近傍以外の部位にて注目フ
レームが適宜決定されてもよい。
【0093】上記実施形態では、判定結果が判定不能の
場合に判定対象フレームまたは判定精度を変更して再判
定が行われるが、判定不能を示す可能性がある複数の判
定結果に基づいてフレーム群(すなわち、動画)が示す
シーンの特性が判定されるのであるならば、再判定の処
理は省略されてもよい。例えば、判定不能のフレームが
緑被りの判定結果のフレームの間に存在する場合に、判
定不能の判定結果が緑被りに修正されてもよい。これに
より、判定不能を考慮しつつフレーム群が示すシーンの
特性を適切に判定することができる。
【0094】上記第1および3実施形態では、再判定の
際に注目フレーム近傍の少なくとも1つのフレームが判
定対象とされるが、このことは、注目フレーム近傍にて
サンプリングを行うフレーム間隔が小さくされると捉え
ることも可能である。例えば、判定不能の判定結果が得
られた場合に、次の注目フレームまでの間隔を短くする
とともに少なくとも1つのフレームの判定結果を用いて
判定不能の判定結果が他の判定結果に修正されるように
なっていてもよい。
【0095】既述のように、判定結果が判定不能となる
か否かは判定に用いられるしきい値の設定に依存する。
したがって、しきい値の設定の仕方によっては判定不能
という判定結果をなくすことも不可能ではない。この点
を考慮し、最初の判定により判定不能という判定結果が
得られた際に、別のしきい値を用いて判定不能以外の仮
の判定結果も求めておき、仮の判定結果の信頼性を向上
するために他のフレームの判定結果が利用されてもよ
い。
【0096】上記実施形態では、プログラムが記録媒体
9からコンピュータである画像処理装置1に入力される
ようになっているが、プログラムはネットワークを介し
てコンピュータ内に入力されてもよい。もちろん、動画
データ(第4実施形態の場合は静止画データ)もネット
ワークを介して入出力が行われてもよい。
【0097】
【発明の効果】請求項1ないし5、並びに、請求項9お
よび11の発明では、判定不能を考慮しつつ動画が示す
シーンの特性を適切に判定することができる。
【0098】また、請求項2の発明では、再判定により
精度よく判定を行うことができる。
【0099】また、請求項3の発明では、判定不能の判
定結果に対応するフレーム画像近傍の一のフレーム画像
を用いて、請求項4の発明では、判定不能の判定結果に
対応するフレーム画像を用いて、請求項5の発明では、
判定不能の判定結果に対応するフレーム画像近傍の複数
のフレーム画像を用いて適切な再判定を行うことができ
る。
【0100】請求項6、7および10の発明では、判定
結果が判定不能を示す場合に再判定を行うことにより画
像の特性を精度よく判定することができる。
【0101】また、請求項7の発明では、再判定の際に
より多くの画素の値に基づいてさらに精度よく判定を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る画像処理装置の要部構成を
示す斜視図である。
【図2】画像処理装置の構成をブロックにて示す図であ
る。
【図3】画像処理装置の機能構成をブロックにて示す図
である。
【図4】画像処理装置の概略動作を示すフローチャート
である。
【図5】予備シーン判定の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】予備シーン判定を説明するための図である。
【図7】画素配列を示す図である。
【図8】CCDにおけるRGBベイヤー配列を示す図で
ある。
【図9】本シーン判定部の機能構成をブロックにて示す
図である。
【図10】本シーン判定の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】本シーン判定を説明するための図である。
【図12】再判定を説明するための図である。
【図13】再判定を説明するための図である。
【図14】動画補正の動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】第2実施形態における再判定の動作を示すフ
ローチャートである。
【図16】再判定を説明するための図である。
【図17】第3実施形態における再判定の動作を示すフ
ローチャートである。
【図18】再判定を説明するための図である。
【図19】再判定を説明するための図である。
【図20】再判定の他の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置 2 処理部 9 記録媒体 23 制御部 24b プログラム 71,72 画素 421 フレーム判定部 423 フレーム群判定部 731〜733 領域 S21〜S26 ステップ S24a,S24b ステップ F1〜F12 フレーム FG1,FG2 フレーム群 Vd1,Vd2 動画
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C023 AA37 BA01 BA07 BA08 BA11 CA01 DA01 DA08 5C061 BB02 BB05 BB11 5C065 AA01 BB01 BB12 CC01 DD15 EE05 EE06 5L096 AA06 DA01 FA32 FA34 FA37

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像に対する判定を行うプログラムであ
    って、前記プログラムのコンピュータによる実行は、前
    記コンピュータに、 動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を
    含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程と、 前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの
    特性を判定する工程と、を実行させることを特徴とする
    プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記プログラムの前記コンピュータによる実行は、前記
    コンピュータに、 前記複数の判定結果のいずれかが判定不能を示す場合
    に、判定不能の判定結果に対応して再判定を行う工程、
    をさらに実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプログラムであって、 前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結
    果に対応するフレーム画像近傍の一のフレーム画像に対
    して判定が行われることを特徴とするプログラム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のプログラムであって、 前記複数の判定結果を取得する工程において、フレーム
    画像中の所定数の画素の値に基づいて判定が行われ、前
    記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結果
    に対応するフレーム画像中の前記所定数よりも多い数の
    画素の値に基づいて判定が行われることを特徴とするプ
    ログラム。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のプログラムであって、 前記再判定を行う工程において、前記判定不能の判定結
    果に対応するフレーム画像近傍の複数のフレーム画像に
    基づいて再判定が行われることを特徴とするプログラ
    ム。
  6. 【請求項6】 画像に対する判定を行うプログラムであ
    って、前記プログラムのコンピュータによる実行は、前
    記コンピュータに、 画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、判定結果
    を取得する工程と、 前記判定結果が判定不能を示す場合に、判定に用いられ
    る前記画像中の画素を変更して前記画像の特性を再判定
    する工程と、を実行させることを特徴とするプログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のプログラムであって、 前記判定結果を取得する工程において、前記画像中の所
    定数の画素の値に基づいて前記画像の判定が行われ、前
    記再判定する工程において、前記画像中の前記所定数よ
    りも多い数の画素の値に基づいて判定が行われることを
    特徴とするプログラム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のプ
    ログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 画像処理方法であって、 動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を
    含めて判定し、複数の判定結果を取得する工程と、 前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの
    特性を判定する工程と、を有することを特徴とする画像
    処理方法。
  10. 【請求項10】 画像処理方法であって、 画像の特性を判定不能の場合を含めて判定し、判定結果
    を取得する工程と、 前記判定結果が判定不能を示す場合に、判定に用いられ
    る前記画像中の画素を変更して前記画像の特性を再判定
    する工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 画像処理装置であって、 動画中の複数のフレーム画像の特性を判定不能の場合を
    含めて判定し、複数の判定結果を取得する手段と、 前記複数の判定結果に基づいて前記動画が示すシーンの
    特性を判定する手段と、を備えることを特徴とする画像
    処理装置。
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