JP4189543B2 - 乳幼児用ハイチェア - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、施設あるいは一般家庭等において、特に乳幼児が食事をする場合などに着座して使用する所謂、乳幼児用ハイチェアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば一般家庭等において、特に乳幼児が食事をする場合、乳幼児用ハイチェア等と称するこの種の椅子が使用される。その基本構成において、たとえば左右両脚の間に上下に座板と足載せ板が横架され、また着座した子供が倒れないように保持する背もたれ等が付設される。乳幼児用ハイチェアを使用することで、食卓等を使用可能な高さ位置に子供を座らせることができる。
【0003】
従来の乳幼児用ハイチェアのさらに具体的な構成を説明すると、座板や足載せ板の奥行(前後方向位置)が調整可能になっているものがある。この場合、両脚の間にはそれらを結合するとともにその幅を設定する金属製の棒材がネジで固定されている。そのネジを緩めることで、座板や足載せ板を外すことができ、また、必要に応じてそれらを適宜前後にスライドさせることで、奥行を調整することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の乳幼児用ハイチェアでは座板や足載せ板の奥行を調整可能になっているものの、その調整幅もしくは量(調整範囲)は制限なく自由に設定できるようになっているため、座板あるいは足載せ板が前後に出過ぎると、椅子として安定性を確保するのが難しくなる。
【0005】
本発明は以上の点に鑑み、簡素な構成で高い安全性を発揮する乳幼児用ハイチェアを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、左右両脚の間に座板と足載せ板が横架された状態で挟持される乳幼児用ハイチェアであって、座板及び足載せ板の側部に突設された係合部と、各脚の内側面に前後方向に沿って凹設された溝部と、係合部に設けられた凹部と、溝部に設けられ凹部に入り込む凸部と、を有し、凹部の前後幅は凸部の前後幅よりも大きく、かつこれらの差分による座板及び足載せ板の前方向へのスライド範囲は、座板及び足載せ板の前端が左右両脚の前端を超えない範囲に設定されたことを特徴とする。
【0007】
本発明の乳幼児用ハイチェアにおいて、好ましくは、前記座板および前記足載せ板に裏板が付設され、この裏板の側端部に前記係合部が構成される。
【0008】
本発明の乳幼児用ハイチェアにおいて、好ましくは、各脚の内側面に座板および足載せ板に対してそれぞれ上下複数段の溝部を備えている。
【0009】
さらに、本発明の乳幼児用ハイチェアにおいて、左右の両脚は、その下端部に床上に載置されるベースが結合して、概略L字状を呈し、前記ベースが後方へ拡開するように概略ハの字状に形成されて、ネスティングを行うことができることを特徴とする。また、好ましくは、座板及び/又は足載せ板の両側面にストッパが突出している。
さらに、乳幼児用ハイチェアは、好ましくは、座板脱落防止手段を備えており、これは、一端を座板の下面に取り付け、他端を両脚間に横架された棒材に取り付けたベルトにより構成される。このベルトは、その長さが座板を後方へ引いた時に、脱落しないように設定されている。
【0010】
本発明によれば、座板および足載せ板の側部に突設された係合部と、各脚の内側面に前後方向に沿って凹設された溝部とにより凹凸係合構造を備えている。この凹凸係合構造により、座板および足載せ板の前後方向の動き、すなわち奥行調整範囲を規制することで、座板および足載せ板を前後方向の所定位置を維持しながら左右両脚の間に横架することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、本発明による乳幼児用ハイチェアの好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明による乳幼児用ハイチェア10の全体構成例を示している。この乳幼児用ハイチェア10は典型的には6ヶ月〜4才程度の乳幼児を対象とし、その基本構成は、左右両脚11の間に、上下に座板12と足載せ板13が横架される構造となっている。勿論、適用対象は上記の月年齢の乳幼児に限られるものではない。
【0012】
図2〜図4は乳幼児用ハイチェア10の正面図、側面図および平面図である。左右両脚11の下端部には、それぞれ、床上に載置されるベース14が結合し、これらの部材により概略L字状を呈している。脚11は適度に前下がりに傾斜するように概略L字状の当て金15(図3(b)参照)を介してベース14と結合している。また、脚11の下端部とベース14との前方端と略中間部にて、それら左右の部材がブリッジ部材16,17によって結合されている。なお、本実施形態では、各部材を結合する際の締結手段として、基本的にはネジ18を用いて組立および分解し得るように構成されている。
【0013】
乳幼児用ハイチェア10の上部には、左右両脚11の間に背板19が結合支持されている。背板19は、着座する子供の背中に合うように後方へ湾曲形成され(図4)、ネジ18によって脚11に固定される。背板19の前方には、左右両脚11の外側から保護枠20が結合支持されている。保護枠20は平面視で概略C字状に前方へ湾曲形成され、座板12の上方に位置している。
【0014】
さらに、左右両脚11の間には、高さ方向で略中間部に金属製の棒材21が横架されている。この棒材21は、左右両脚11を結合するとともにその幅を設定するものであり、ネジ18で左右両脚11に固定される。このように左右の脚11およびベース14をブリッジ部材16,17、背板19、さらに棒材21を介して相互に結合することで、乳幼児用ハイチェア10が全体として高い剛性を備えることができる。
【0015】
上記の場合、ベース14は図4の平面図に示されるように、後方へ拡開するように概略ハの字状に形成される。これにより乳幼児用ハイチェア10が床上に載置された際に、高い安定性を確保することができる。
【0016】
さて、本発明の乳幼児用ハイチェア10において、図2あるいは図3等に示されるように、座板12および足載せ板13の側部には係合部22が突設され、これに対応して、各脚11の内側面において、前後方向に沿って溝部23が凹設されている。さらに、図5に示されるように、座板12および足載せ板13の各係合部22の略中央部には、凹部22aが設けられており、また各脚11に形成された溝部23の略中央部には、上記凹部22aに対応して凸部23aが設けられている。
【0017】
そして、図5の点線矢印で示すように、溝部23の中央に形成した凸部23aを、座板12および足載せ板13の各係合部22に形成した凹部22aに入り込ませて、座板12および足載せ板13を左右の脚11との間に挟持させるようにしている。
ここで、各係合部22の凹部22aの前後幅W1は、脚11の溝部23に形成した凸部23aの前後幅W2よりも適度に大きく設定され(図5参照)、その差分(W1−W2)だけ、座板12および足載せ板13は、前後方向にスライドさせることができるようになっている。なお、スライドさせる場合には、各ネジ18を緩めて各脚11間を若干広げると、調整作業が行い易い。
【0018】
すなわち、座板12および足載せ板13をある程度スライドさせると、凹部22aの表面が凸部23aの表面に衝接することにより、スライドを規制されるようになっている。
このように、係合部22および溝部23の凹凸係合構造により座板12および足載せ板13の奥行調整範囲を規制するようになっている。
【0019】
なお、座板12および足載せ板13を前方向にスライドさせるに当たって、座板12および足載せ板13の前端が図3(b)に示す垂線Zを超えないように設定されている。これにより乳幼児を安定して載せておくことができる。
【0020】
この実施形態では、図2および図5に示すように、座板12および足載せ板13に裏板24,25が付設され、該裏板24,25の側端部に係合部22が形成されている。裏板24,25は脚11の前後幅と略等しい幅を有し、その両端部が座板12および足載せ板13から突出している。また、この例では座板12に対して上下2段の溝部23、足載せ板13に対して上下4段の溝部23がそれぞれ設けられ、乳幼児の成長に合わせて座板12や足載せ部13の位置を切り換えることができるようになっている。
【0021】
上記構成において、座板12あるいは足載せ板13の高さ調節等を行なうために、脚11のいずれかの溝部23に係合部22を係合させる際、棒材21のネジ18を緩めただけでは座板12あるいは足載せ板13を外せないようになっている。
【0022】
つまり、係合部22および溝部23の凹凸係合により座板12または足載せ板13の動きが拘束される。この場合、乳幼児用ハイチェア10の各部を締結している各ネジ18を外して、座板12あるいは足載せ板13を移し変える。これにより仮にネジ18が緩んだ場合でも、それだけでは座板12あるいは足載せ板13が外れることがないから、使用上極めて安全である。
【0023】
また、座板12または足載せ板13の奥行調整を行なう場合、ネジ18を緩めることで、少なくとも凹部22aおよび凸部23aの前後幅W1およびW2の差分だけ座板12あるいは足載せ板13をスライドさせることができる。この場合係合部22および溝部23の凹凸係合により奥行調整範囲が規制され、座板12あるいは足載せ板13が前後に出過ぎることはない。すなわち、座板12あるいは足載せ板13を前方向にスライドさせて、それらの前端が図3(b)に示す垂線Zを超えることはない。このように、座板12または足載せ板13の奥行調整範囲を規制することで、乳幼児等が仮にたとえば足載せ板13の前端部付近に乗った場合でも、乳幼児用ハイチェア10が倒れることなく安定性を確保することができる。なお、座板12あるいは足載せ板13を前方向にスライドさせて、それらの前端が図3(b)に示す垂線Zを超えた場合に、乳幼児が足載せ板13の前端部付近に乗ると、乳幼児用乳幼児用ハイチェアが倒れるおそれがあった。
【0024】
また、乳幼児用ハイチェア10は、ベース14が後方へ拡開するように概略ハの字状に形成されているため、図6(a)及び(b)に示すように、一つの乳幼児用ハイチェア10の後ろに他の乳幼児用乳幼児用ハイチェア10を重ねるネスティングを行うことができ、複数の乳幼児用乳幼児用ハイチェア10の収納に際し、省スペース化を図ることができる。
【0025】
上記説明において、座板12及び足載せ板13と脚11との係合構造として、図5等に示すように、凸部23aが凹部22aに入り込んで、脚11と脚11との間に座板12及び足載せ板13が挟持される場合を例示したが、座板12及び足載せ板13と脚11との係合構造はこれに限定されるものではない。
ここで、図7は本実施の形態の変形例を示すものである。図7に示すように、各脚11の内側面に前後方向に沿って凹設された溝部26と、座板12および足載せ板13の側部に突設された係合部27とにより、座板12及び足載せ板13と脚11とを係合するように構成することもできる。
【0026】
溝部26は、図5に示す溝部23と異なり、凸部23aを備えておらず、また、各脚11の内側面に脚後方から脚前方に向かいつつ、脚11の前面と後面間であって脚前面寄りまで凹設されている。また、係合部27は、図5に示す係合部22と異なり、凹部22aを備えずに構成されている。
【0027】
このような構成により、座板12および足載せ板13は、図7に示すように、係合部27が溝部26に入り込んで、脚11と脚11との間に挟持される。図7に示す構造ものものでは、脚11間に挟持した状態で座板12および足載せ板13を前方へスライドさせると、係合部27は溝部26の側壁に衝接する。これにより、座板12および足載せ板13は前方方向へのスライドを規制される。したがって、座板12あるいは足載せ板13が椅子の前方に出過ぎる、すなわち、座板12あるいは足載せ板13を前方向へスライドさせて、それらの前端が図3(b)に示す垂線Zを超えることはない。このように座板12または足載せ板13の奥行調整範囲を規制することで、乳幼児などが仮にたとえば足載せ板13の前端部付近に乗った場合でも、乳幼児用ハイチェア10が倒れることなく高い安定性を確保することができる。
【0028】
一方、座板12および足載せ板13を後方へスライドさせると、座板12および足載せ板13は脚11から容易にはずれる。これにより、座板12や足載せ板13の取付位置を容易に切り換えることができる。
【0029】
なお、図8に示すように、係合部27の表面に溝(スリット)28を刻設するのが望ましい。この溝28は、座板12および足載せ板13の脚11に対する好ましい係合位置を示す目印である。使用者は、この目印を基に、後方への調整範囲を容易に確認することができる。すなわち、図8に示すように、係合部27の溝28迄の部分を溝部26内に入り込むようにすれば、座板12および足載せ板13は脚11に対して好ましい位置に取り付けられる。
【0030】
さらに、座板12または足載せ板13の奥行調整範囲を規制する乳幼児用ハイチェア10は、次のようにも構成することができる。
即ち、図9に示すように、座板12及び足載せ板13の各両側面に椅子左右方向に突出するストッパ30を形成する。このストッパ30は、好ましくは、座板12あるいは足載せ板13を前方向にスライドさせたときに、それらの前端が図3(b)に示す垂線Zを超えないように、座板12および足載せ板13の両側面に設けられる。
【0031】
このように、図9に示す構造においては、座板12および足載せ板13を前方へスライドさせると、ストッパ30は脚11に衝接する。これにより、座板12および足載せ板13は前方方向へのスライドを規制される。
したがって、座板12あるいは足載せ板13が椅子の前方に出過ぎることはない。このように座板12または足載せ板13の奥行調整範囲を規制することで、乳幼児などが仮にたとえば足載せ板13の前端部付近に乗った場合でも、乳幼児用ハイチェア10が倒れることなく高い安定性を確保することができる。
【0032】
なお、図9に示すようにストッパ30を座板12および足載せ板13の各両側面に設ける場合、座板12および足載せ板13と各足11との係合は、上記図5及び図7に示す他、図10に示すように構成してもよい。即ち、図10に示すように、各脚11の内側面に、脚11の前面から後面まで凹設された溝部29を形成し、この溝部29に座板12や足載せ板13の側面を入り込ませて、座板12および足載せ板13を脚11と脚11との間に挟持させる。
【0033】
上記の如く座板12または足載せ板13の奥行調整範囲を規制する乳幼児用ハイチェア10を説明したが、これらの乳幼児用ハイチェア10を次のような構成を付加しておくと、更に有利である。
【0034】
即ち、図11に示す乳幼児用ハイチェア10には、座板脱落防止手段40が設けられている。この座板脱落防止手段40は、図11に示すように、帯状のベルト41が、その一端を座板12の下面に取り付けられ、他端が棒材21に取り付けられて構成される。なお、座板12を後方へ引いた時に、座板12が脚11間に挟持された状態でベルト41が緊張し、それ以上後方へ座板12を引くことができないように、ベルト長が設定されている。
【0035】
このような座板脱落防止手段40が備えられていると、座板12が乳幼児用ハイチェア10から外れる事態を確実に防止できる。これにより、例えば、ネジ18が緩み、座板12が後方向にずれたとしても、座板脱落防止手段40が座板12の脱落を防止するので、座板12に着座している乳幼児が椅子から落下するような事故が確実に防止される。
【0036】
また、乳幼児の椅子からの脱落を防止するために、図11に示すように、保護ベルト手段50を備えていれば一層好ましい。この保護ベルト手段50は、一端が座板12の上面に取り付けられ、他端に雌バックル51を備えた、乳幼児の股に当接する第一ベルト52と、椅子を構成する背もたれ19に一端が取り付けられ、雌バックル51と嵌合する雄バックルを他端に備え、乳幼児の胴まわりに巻回される一対の第二ベルト53とにより、構成される。このような保護ベルト手段50により、上記ハイチェア10に着座した乳幼児の動きを規制することで、不用意な動作による椅子からの乳幼児落下が防止できる。
【0037】
以上本発明を実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものでなく、本発明の範囲内で種々の変更等が可能であり、上記実施形態と同様な作用効果を得ることができる。
たとえば、各脚11の内側面に適宜間隔で上下に複数段で凹設された溝部23の個数等は、必要に応じて適宜増減することができる。また、座板12および足載せ板13に別体の裏板24,25を付設し、該裏板24,25の側端部に係合部22が構成される例を説明したが、係合部22は座板12および足載せ板13の側縁部に一体に突出形成することもできる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種の乳幼児用ハイチェアにおいてネジが緩んだ場合でも座板あるいは足載せ板が外れることがないから、使用上極めて安全であり、また座板または足載せ板の奥行調整範囲を規制することで、転倒防止が図られ高い安定性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乳幼児用ハイチェアの全体構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態における正面図である。
【図3】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態における側面図である。
【図4】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態における平面図である。
【図5】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態における係合部および溝部の凹凸係合構造を示す斜視図である。
【図6】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態におけるネスティングの例を示す斜視図および側面図である。
【図7】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態における係合部および溝部によって構成される凹凸係合構造の変形例を示す斜視図である。
【図8】図7に示す凹凸係合構造の変形例の斜視図である。
【図9】本発明による乳幼児用ハイチェアの他の構成例を示す部分斜視図である。
【図10】本発明による乳幼児用ハイチェアの実施形態における溝部と座板,足載せ板の更に他の凹凸係合構造を示す斜視図である。
【図11】本発明による乳幼児用ハイチェアのさらに他の構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 乳幼児用ハイチェア
11 脚
12 座板
13 足載せ板
14 ベース
16,17 ブリッジ部材
18 ネジ
19 背板
20 保護枠
21 棒材
22,27 係合部
23,26,29 溝部
24,25 裏板
40 座板脱落防止手段
41 ベルト
50 保護ベルト手段
51 雌バックル
52 第一ベルト
53 第二ベルト
Claims (8)
- 左右両脚の間に座板と足載せ板が横架された状態で挟持される乳幼児用ハイチェアであって、
上記座板及び上記足載せ板の側部に突設された係合部と、各脚の内側面に前後方向に沿って凹設された溝部と、
上記係合部に設けられた凹部と、上記溝部に設けられ上記凹部に入り込む凸部と、を有し、
上記凹部の前後幅は、上記凸部の前後幅よりも大きく、かつこれらの差分による上記座板及び上記足載せ板の前方向へのスライド範囲は、上記座板及び上記足載せ板の前端が上記左右両脚の前端を超えない範囲に設定されたことを特徴とする、乳幼児用ハイチェア。 - 前記座板および前記足載せ板に裏板が付設され、該裏板の側端部に前記係合部が構成されることを特徴とする、請求項1に記載の乳幼児用ハイチェア。
- 各脚の内側面に前記座板および前記足載せ板に対してそれぞれ上下複数段の溝部を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の乳幼児用ハイチェア。
- 前記左右の両脚は、その下端部に床上に載置されるベースが結合して、概略L字状を呈し、
前記ベースが後方へ拡開するように概略ハの字状に形成されて、ネスティングを行い得ることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の乳幼児用ハイチェア。 - 前記座板及び/又は前記足載せ板の両側面に突出するストッパを備えることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の乳幼児用ハイチェア。
- 前記座板が椅子から脱落するのを防止する座板脱落防止手段を備えることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の乳幼児用ハイチェア。
- 前記座板脱落防止手段は、一端を前記座板の下面に取り付け、他端を前記両脚間に横架された棒材に取り付けたベルトにより構成されることを特徴とする、請求項6に記載の乳幼児用ハイチェア。
- 前記ベルトは、その長さが前記座板を後方に引いた時に、脱落しないように設定されていることを特徴とする、請求項7に記載の乳幼児用ハイチェア。
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