JP4189064B2 - Polypropylene resin composition and film thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポリプロピレン樹脂組成物およびそれを用いたフイルムに関する。詳しくは、特定の滑剤処方を施したポリプロピレン樹脂組成物およびそれを用いた無延伸フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ポリプロピレンは、その優れた光沢、透明性、耐熱性、機械的強度を活かして無延伸フイルム(略称CPP)や二軸延伸フィルム(略称OPP)に成形されている。中でも無延伸フイルムは、ヒートシール性が良好であることから包装分野に単層フイルムとして又各種材質と組み合わせたフイルム(多層フイルム)用のヒートシール層フイルムとして広く用いられている。
【0003】
無延伸ポリプロピレンフィルムは、各種自動包装機や二次加工機(ラミネートや印刷ほか)におけるフイルムの滑り性を良くしておく必要性から、通常、フイルム成形後30〜38℃で1〜2日間保管するエージング処理が施されてきた。また、多層フイルムを製造する過程でも、他の基材と反応型接着剤を用いて貼り合わせた(ドライラミネートという)後に、接着剤の反応を促進して接着力を付与するために、40〜50℃で2〜4日間保管するエージング処理が施されてきた。
【0004】
しかし、このようにして製造されたドライラミネートフイルムが、その後各種自動包装機や製袋機にかけた場合に滑り性不良を引き起こすトラブルが頻発した。その後、この滑り性不良を改良する方法として、C16〜C22の飽和、不飽和脂肪酸アミドとその誘導体を添加する方法が提案されてきた(特開昭61−85458号公報、特開昭62−265336号公報)。だが、これらの添加剤を添加してもエージング時間の短縮化等のため高温でエージングしたり、夏期の高温雰囲気での保管においても滑り性の低下が避けられなかった。また、滑り性の改良のために添加量を増加させると、濡れ性が低下するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ドライラミネート前の滑り性と濡れ性が良好で、かつドライラミネート後、高温でエージングや保管を行っても滑り性が低下しない無延伸ポリプロピレンフィルム及びその成形材料として好適なポリプロピレン樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、以下に示す本発明を完成させた。
〔1〕ポリプロピレン100重量部に対して(A)エチレンビスオレイン酸アミドと(B)炭素数18から22の不飽和脂肪酸アミドを重量比で(A)/(B)=0.1〜20であって、且つ(A)と(B)の合計が0.05〜1.0重量部添加してなるポリプロピレン樹脂組成物。
〔2〕ポリプロピレンが下記(a1)〜(a3)の性状を有するプロピレン・エチレンランダム共重合体である上記〔1〕に記載したポリプロピレン樹脂組成物。
(a1)融点が100〜150℃であり、
(a2)エチレン含量が1.0〜10.0重量%であり、及び
(a3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分である
【0007】
〔3〕ポリプロピレンが下記(a’1)〜(a’3)の性状を有するプロピレン・エチレン・ブテン1三元ランダム共重合体である上記〔1〕に記載したポリプロピレン樹脂組成物。
(a’1)融点が100〜150℃であり、
(a’2)エチレンとブテン1の含量がそれぞれ1.0〜10.0重量%であり、及び (a’3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分である
【0008】
〔4〕ポリプロピレンが下記(a''1)〜(a''2)の性状を有するホモポリプロピレンである上記〔1〕に記載したポリプロピレン樹脂組成物。
(a''1)融点が150℃以上であり、
(a''2)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分である
〔5〕上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のポリプロピレン樹脂組成物をキャスト成形した単層フイルム。
〔6〕上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のポリプロピレン樹脂組成物と上記〔4〕記載のポリプロピレン樹脂組成物を二乃至三層共押出キャスト成形した多層フイルム。
〔7〕上記〔6〕記載の多層フイルムに接着剤を塗布した他の基材を貼り合わせたドライラミネート用フイルム。
【0009】
【発明の実施の形態】
〔ポリプロピレン〕
本発明の無延伸ポリプロピレンフィルムに用いられるポリプロピレンとしては、主としてシール特性にすぐれる樹脂が使用され、特にプロピレン・エチレンランダム共重合体、プロピレン・エチレン・ブテン−1三元ランダム共重合体等を好適に用いることができる。その他、共押出の剛性付与層にホモポリプロピレンを用いることが出来る。
【0010】
すなわち、無延伸ポリプロピレンフィルムは、シール性に優れた単層フイルムとしてそのまま自動包装に懸けられるキャストフィルムのほか、更に剛性面を強化した二乃至三層共押出キャスト成形した多層フイルムやこの多層フイルムに接着剤を塗布した他の基材を貼り合わせたドライラミネートフイルムとして用いられる。本発明は、これらの用途に適する樹脂を提供するものである。
【0011】
(1)エチレン・プロピレンランダム共重合体としては、下記(a1)〜(a3)の性状を有するものが用いられる。
(a1)融点が100〜150℃であり、好ましくは120〜145℃であり、
(a2)エチレン含量が1.0〜10.0重量%であり、好ましくは2.0〜6.0重量%であり、及び
(a3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分であり、好ましくは3〜30g/10分である
これらの性状のうち、融点が100℃より小さければフイルムがベタつき、滑り性が不充分であり、150℃を超えればヒートシール温度が高く、不充分である。また、エチレン含量が1.0重量%より小さければヒートシール温度が高く、不充分であり、10.0重量%を超えると低分子量成分が増えてフイルムがベタつき、また剛性が小さい。更に、メルトフローレート(MFR)が1g/10分より小さければ、フイルム成形が困難になり、50g/10分より大きくなるとフイルム強度(単層品)が低下する。
【0012】
(2)プロピレン・エチレン・ブテン1三元ランダム共重合体としては、下記(a’1)〜(a’3)の性状を有するものが用いられる。
(a’1)融点が100〜150℃であり、好ましくは120〜145℃であり、
(a’2)エチレンとブテン1含量がそれぞれ1.0〜10.0重量%であり、好ましくは2〜8重量%であり、及び
(a’3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分であり、好ましくは3〜30重量%である
これらの性状のうち、融点が125℃より小さければフイルムがベタつき、滑り性が不充分であり、150℃を超えればヒートシール温度が高く、不充分である。また、エチレン・ブテン1含量が1.0重量%より小さければ、ヒートシール温度が高く、不充分であり、10.0重量%を超えると低分子量成分が増えてフイルムがベタつき、また剛性が小さい。更に、メルトフローレート(MFR)が1g/10分より小さければ、フイルム成形が困難になり、50g/10分より大きくなるとフイルム強度(単層品)が低下する。
【0013】
(3)ホモポリプロピレンとしては、下記性状を有するものが用いられる。
(a''1)融点が150℃以上であり、好ましくは160℃以上であり、及び(a''2)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分であり、好ましくは3〜30g/10分である
これらの性状のうち、融点が150℃より小さければフイルムの耐熱性が不充分となり、メルトフローレート(MFR)が1g/10分より小さければ、フイルム成形が困難になり、50g/10分より大きくなるとフイルム強度が低下する。 なお、ホモポリプロピレンは、ヒートシール性がランダムポリプロピレンのタイプより劣るので、単層フイルム用途には不向きであり、通常、ホモポリプロピレン/ランダムポリプロピレンの二乃至三層共押出フイルムで使用され、更に他の材料とのラミネートを形成する際の貼り合わせ面用に使用される。
【0014】
〔滑剤〕
本発明のポリプロピレン樹脂組成物は、前記したポリプロピレンに滑剤として(A)エチレンビスオレイン酸アミドと(B)炭素数18から22の不飽和脂肪酸アミドを併用して添加している。
すなわち、フイルム表面へ移行しやすい温度が異なる二種の滑剤を用いることによりラミネート工程の前後で果たす役割の滑剤が交代し、フイルムの滑り性と濡れ性のバランスが持続することを図ったものである。
なお、炭素数18から22の不飽和脂肪酸アミドとしては、オレイン酸アミド、ガドレイン酸アミド、エルカ酸アミド等が挙げられる。
これら滑剤の配合割合と配合量は、重量比で(A)/(B)=0.1〜20の割合で、好ましくは0.2〜10の割合で、ポリプロピレン100重量部に対して0.05〜1.0重量部、好ましくは0.07〜0.30重量部である。
なお、配合割合が0.1より小さければラミネート後の滑り性が不充分であり、20を超えるとラミネート前の初期滑り性が不充分である。また、配合量が0.05重量部より少なければ、初期滑り性もラミネート後の滑り性もいずれも不充分となり、1.0重量部を超えればフイルム表面からの滑剤がブリードアウトして濡れ性、ラミネート強度およびシール強度の低下、ロール等への白粉付着等の問題が発生する。
【0015】
〔フイルム〕
前記したポリプロピレン樹脂組成物を用いて、キャスト成形等により無延伸ポリプロピレンフィルムを製造することができる。
得られたフイルムは、単層フイルムとして使用される場合のほか共押出多層フイルムや他の基材と積層した多層フイルムとして使用される。この場合、単層フイルムは上記のランダムポリプロピレンを用いてキャスト成形されたフイルムである。多くの用途においては、より取扱性の改良したホモポリプロピレン/ランダムポリプロピレンの二層又は三層共押出フイルムが一般的にそのまま用いられるか、他の基材との貼り合わせ用ベースフイルムとして用いられる。多層フイルム化する方法としては、多層構造を有するダイスを使った共押出法がある。更にこの共押出したフイルムに接着剤を塗布した他の基材を貼り合わせるドライラミネート方法がある。
【0016】
本発明の無延伸ポリプロピレンフィルムでは、上記滑剤(B)炭素数18から22の不飽和脂肪酸アミドは、フイルムのエージング温度30〜40℃でフイルムの表面ブリードが速く、成形直後の滑り性効果は高い。しかし、ラミネート後に接着剤に移行しやすく、単独での使用ではラミネート後の滑り性が悪化する。そこで、より表面ブリードの速度が遅く、かつ接着剤に移行しがたい滑剤(A)エチレンビスオレイン酸アミドを併用することにより、ラミネート後の滑り性効果を高く維持することができる。
【0017】
【実施例】
本発明について、更に、実施例を用いて詳細に説明する。
なお、各試験評価方法は以下に示す通りである。
(1)メルトフローレート(MFR)の測定
JIS K7210に準拠し、230℃、2.16kg荷重で測定する。
(2)ポリプロピレンの融点の測定
示差走査型熱量計(パーキング・エルマー社製 DSC−7)を用いて、あらかじめ試料10mgを窒素雰囲気下、230℃で3分間溶融した後、10℃/分で0℃まで降温し、0℃で3分間保持した後、10℃/分で昇温させることにより得られた融解吸熱カーブの最大ピークのピークトップを融点とした。
【0018】
(3)フイルムの滑り性の評価
ASTM−1894の静摩擦係数測定法に準拠する。
35℃で1日間、次いで40℃で2日間および35℃で1日間、更に40℃で14日間エージングした多層フイルムのコロナ放電処理をした面としない面を重ねた状態で測定した。
OPPフイルムと貼り合わせたラミネートフイルムを40℃で3日間及び50℃で3日間、更に50℃で9日間エージングし、CPPフイルム面同士を重ねた状態で測定した。
【0019】
(4)フイルムの濡れ性の評価
JIS−K6768に準拠する。
35℃で24時間、次いで40℃で2日及び14日間エージングした多層フイルムのコロナ放電処理した面について、和光純薬工業(株)製の濡れ指数標準液を用いて評価(表面張力の異なる標準液を塗って2秒後、液膜が破れないかどうかで判定し、破れなければ濡れていると判定する)した。フイルムの濡れ性の評価は、濡れ指数で表わし、単位は表面張力の単位dyn/cmまたはN/mで表す。
また、実施例で用いる樹脂組成物の成分は、以下の通りである。
(1)ホモポリプロピレン(以下、PP1という)
出光石油化学製 IDEMITSU PP F-704NP
融点:163℃ MFR:6.9g/10分
(2)プロピレン・エチレン共重合体(以下、PP2という)
出光石油化学製 IDEMITSU PP F-744N-2
融点:139℃ MFR:7.3g/10分 エチレン含量:3.5重量%
(3)プロピレン・エチレン・ブテン−1三元ランダム共重合体(以下、PP3という)
出光石油化学製 IDEMITSU PP F-794N-1
融点:135℃ MFR:7.5g/10分 エチレン含量:2.5重量%、
ブテン−1含量:3.2重量%
(4)滑剤:エルカ酸アミド(以下、EAという)
日本精化(株)製 ニュートロン−S
(5)滑剤:エチレンビスオレイン酸アミド(以下、EBOAという)
日本油脂(株)製 アルフローAD−281
(6)滑剤:ベヘン酸アミド(以下、BAという)
日本精化(株)製 BNT
【0020】
〔実施例1〜3、比較例1〜3〕
表1に示した樹脂および滑剤を添加したポリプロピレン樹脂組成物を成形原料に用いて、先ず多層フイルムを成形した後、滑り性、濡れ性を評価した。次いでこのフィルムを二軸延伸ポリプロピレンに貼り合わせた後、滑り性を評価した。評価結果を実施例1〜3については表1に、比較例1〜3について表2に示した。
〔多層フイルム〕
A層、B層及びC層のそれぞれを構成する特定のポリプロピレンと滑剤を所定の割合でドライブレンドした混合物を三層共押出多層キャスト成形機(マルチマニホールド型多層ダイス)を用い、A層を50φ押出機、B層を65φ押出機及びC層を40φ押出機にて溶融混練し、Tダイ(ダイ幅800mm)に導入して押出した後、接着面となるA層表面にコロナ放電処理を実施し、厚さ30μの多層フイルムを得た。
〔ラミネートフイルム〕
基材フイルムとして厚さ25μmの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)を用いて、エーテル系接着剤(商品名:アドコート(東洋モートン(株)製))を3g/m2 で塗布し、先に得られた多層フイルムのコロナ放電処理面と貼り合わせた。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】
本発明の樹脂組成物を用いて成形したフイルムは、ラミネート前後で滑り性を良好に保ち、かつラミネート前の濡れ性も優れていることからドライラミネートの生産性、品質の安定性が向上する。一方、比較例1で示すエルカ酸アミド単独使用では、ラミネート後の滑り性が著しく低下している。また、比較例2が示すエルカ酸アミドとベヘン酸アミドとの併用では、ラミネート後の滑り性が多少改良しているが未だ充分ではない。更に、比較例3が示すエルカ酸アミドとベヘン酸アミドとの併用でベヘン酸アミドの添加量比を相対的に大きくした場合、濡れ性が低下し、ラミネート強度やシール強度の低下が懸念される。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polypropylene resin composition and a film using the same. Specifically, the present invention relates to a polypropylene resin composition having a specific lubricant formulation and an unstretched film using the same.
[0002]
[Prior art]
Polypropylene is formed into an unstretched film (abbreviated as CPP) or a biaxially stretched film (abbreviated as OPP) by taking advantage of its excellent gloss, transparency, heat resistance, and mechanical strength. Among these, non-stretched films are widely used as a single-layer film and a heat-seal layer film for a film (multilayer film) combined with various materials in the packaging field because of their good heat sealability.
[0003]
Unstretched polypropylene film is usually stored at 30-38 ° C for 1-2 days after film forming because it is necessary to improve the slipperiness of the film in various automatic packaging machines and secondary processing machines (laminate, printing, etc.). Aging has been applied. Further, in the process of producing a multilayer film, after bonding with another base material using a reactive adhesive (referred to as dry lamination), in order to promote the reaction of the adhesive and to give an adhesive force, 40 to An aging treatment for storing at 50 ° C. for 2 to 4 days has been performed.
[0004]
However, when the dry laminate film produced in this manner is subsequently applied to various automatic packaging machines and bag making machines, troubles that cause slipperiness frequently occur. Thereafter, as a method for improving the slipperiness, a method of adding a C 16 to C 22 saturated or unsaturated fatty acid amide and a derivative thereof has been proposed (Japanese Patent Laid-Open Nos. 61-85458 and 62). -265336). However, even when these additives are added, aging at a high temperature due to shortening of the aging time or slippage is unavoidable even when stored in a high temperature atmosphere in summer. Further, when the amount added is increased for improving the slipperiness, there is a problem that the wettability is lowered.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a non-stretched polypropylene film that has good slipperiness and wettability before dry lamination and that does not deteriorate even after aging or storage at high temperature after dry lamination, and a polypropylene resin composition suitable as a molding material thereof The purpose is to provide goods.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies on the above problems, the present inventor has completed the present invention described below.
[1] (A) / (B) = 0.1-20 by weight ratio of (A) ethylenebisoleic acid amide and (B) unsaturated fatty acid amide having 18 to 22 carbon atoms with respect to 100 parts by weight of polypropylene A polypropylene resin composition obtained by adding 0.05 to 1.0 part by weight of the total of (A) and (B).
[2] The polypropylene resin composition according to [1], wherein the polypropylene is a propylene / ethylene random copolymer having the following properties (a1) to (a3).
(A1) The melting point is 100 to 150 ° C.
(A2) The ethylene content is 1.0 to 10.0% by weight, and (a3) the melt flow rate (MFR) is 1 to 50 g / 10 min.
[3] The polypropylene resin composition as described in [1] above, wherein the polypropylene is a propylene / ethylene / butene 1 ternary random copolymer having the following properties (a′1) to (a′3).
(A′1) the melting point is 100 to 150 ° C.
(A′2) The content of ethylene and butene 1 is 1.0 to 10.0% by weight, respectively, and (a′3) the melt flow rate (MFR) is 1 to 50 g / 10 min.
[4] The polypropylene resin composition according to the above [1], wherein the polypropylene is a homopolypropylene having the following properties (a ″ 1) to (a ″ 2).
(A ″ 1) the melting point is 150 ° C. or higher,
(A ″ 2) A melt flow rate (MFR) of 1 to 50 g / 10 minutes [5] A single layer film obtained by casting the polypropylene resin composition according to any one of [1] to [3].
[6] A multilayer film obtained by co-extrusion cast molding of the polypropylene resin composition according to any one of [1] to [3] and the polypropylene resin composition according to [4] above.
[7] A dry laminating film obtained by laminating another base material coated with an adhesive to the multilayer film described in [6].
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
〔polypropylene〕
As the polypropylene used in the unstretched polypropylene film of the present invention, a resin having excellent sealing properties is mainly used, and propylene / ethylene random copolymer, propylene / ethylene / butene-1 terpolymer random copolymer, etc. are particularly suitable. Can be used. In addition, homopolypropylene can be used for the coextrusion rigidity-imparting layer.
[0010]
In other words, unstretched polypropylene film is a cast film that can be used as it is for automatic packaging as a single-layer film with excellent sealing properties, as well as a multilayer film formed by two- to three-layer coextrusion cast molding with further strengthened rigidity and this multilayer film. It is used as a dry laminate film in which another substrate coated with an adhesive is bonded. The present invention provides a resin suitable for these applications.
[0011]
(1) As the ethylene / propylene random copolymer, those having the following properties (a1) to (a3) are used.
(A1) The melting point is 100 to 150 ° C, preferably 120 to 145 ° C,
(A2) The ethylene content is 1.0-10.0 wt%, preferably 2.0-6.0 wt%, and (a3) the melt flow rate (MFR) is 1-50 g / 10 min. Yes, among these properties, preferably 3 to 30 g / 10 min, if the melting point is less than 100 ° C, the film is sticky and the slipperiness is insufficient, and if it exceeds 150 ° C, the heat seal temperature is high and insufficient It is. Further, if the ethylene content is less than 1.0% by weight, the heat sealing temperature is high and insufficient, and if it exceeds 10.0% by weight, the low molecular weight component increases, the film becomes sticky, and the rigidity is small. Furthermore, if the melt flow rate (MFR) is less than 1 g / 10 min, film forming becomes difficult, and if it exceeds 50 g / 10 min, the film strength (single-layer product) decreases.
[0012]
(2) As the ternary random copolymer of propylene / ethylene / butene 1, those having the following properties (a′1) to (a′3) are used.
(A′1) the melting point is 100 to 150 ° C., preferably 120 to 145 ° C.,
(A′2) ethylene and butene 1 content is 1.0 to 10.0% by weight, preferably 2 to 8% by weight, and (a′3) melt flow rate (MFR) is 1 to 50 g. Of these properties, which are / 10 minutes, preferably 3 to 30% by weight, if the melting point is lower than 125 ° C, the film is sticky and the slipperiness is insufficient, and if it exceeds 150 ° C, the heat seal temperature is high. Insufficient. Further, if the ethylene butene 1 content is less than 1.0% by weight, the heat sealing temperature is high and insufficient, and if it exceeds 10.0% by weight, the low molecular weight component increases, the film becomes sticky, and the rigidity is small. . Furthermore, if the melt flow rate (MFR) is less than 1 g / 10 min, film forming becomes difficult, and if it exceeds 50 g / 10 min, the film strength (single-layer product) decreases.
[0013]
(3) As homopolypropylene, those having the following properties are used.
(A ″ 1) melting point is 150 ° C. or higher, preferably 160 ° C. or higher, and (a ″ 2) melt flow rate (MFR) is 1 to 50 g / 10 min, preferably 3 to 30 g. Of these properties of / 10 minutes, if the melting point is less than 150 ° C., the heat resistance of the film is insufficient, and if the melt flow rate (MFR) is less than 1 g / 10 minutes, film forming becomes difficult and 50 g When it exceeds / 10 minutes, the film strength decreases. Homopolypropylene is not suitable for single-layer film applications because its heat-sealability is inferior to that of random polypropylene, and is usually used in two- or three-layer coextrusion films of homopolypropylene / random polypropylene. Used for bonding surfaces when forming laminates with materials.
[0014]
[Lubricant]
In the polypropylene resin composition of the present invention, (A) ethylenebisoleic acid amide and (B) unsaturated fatty acid amide having 18 to 22 carbon atoms are added to the above polypropylene as a lubricant.
In other words, by using two types of lubricants with different temperatures that are likely to transfer to the film surface, the lubricant that plays a role before and after the laminating process is changed, and the balance between the slipperiness and wettability of the film is maintained. is there.
Examples of the unsaturated fatty acid amide having 18 to 22 carbon atoms include oleic acid amide, gadreic acid amide, erucic acid amide and the like.
The blending ratio and blending amount of these lubricants are (A) / (B) = 0.1-20 in weight ratio, preferably 0.2-10, and 0.1 to 100 parts by weight of polypropylene. It is 05-1.0 weight part, Preferably it is 0.07-0.30 weight part.
If the blending ratio is less than 0.1, the slipperiness after lamination is insufficient, and if it exceeds 20, the initial slipperiness before lamination is insufficient. If the blending amount is less than 0.05 parts by weight, both the initial slip property and the slip property after lamination are insufficient, and if it exceeds 1.0 part by weight, the lubricant from the film surface bleeds out and becomes wettable. In addition, problems such as a decrease in laminate strength and seal strength and adhesion of white powder to a roll or the like occur.
[0015]
[Film]
An unstretched polypropylene film can be produced by cast molding or the like using the above-described polypropylene resin composition.
The obtained film is used not only as a single layer film but also as a coextruded multilayer film or a multilayer film laminated with another substrate. In this case, the single layer film is a film formed by casting using the above random polypropylene. In many applications, a homopolypropylene / random polypropylene bilayer or trilayer coextruded film with improved handling is generally used as is or as a base film for bonding to other substrates. As a method for forming a multilayer film, there is a coextrusion method using a die having a multilayer structure. Further, there is a dry laminating method in which another substrate coated with an adhesive is bonded to the coextruded film.
[0016]
In the unstretched polypropylene film of the present invention, the above-mentioned lubricant (B) unsaturated fatty acid amide having 18 to 22 carbon atoms has a fast film bleed at a film aging temperature of 30 to 40 ° C., and has a high slip effect immediately after molding. . However, it tends to shift to an adhesive after lamination, and when used alone, the slipperiness after lamination deteriorates. Therefore, the use of the lubricant (A) ethylene bisoleic acid amide, which has a slower surface bleed speed and is difficult to transfer to the adhesive, can maintain a high slip effect after lamination.
[0017]
【Example】
The present invention will be further described in detail using examples.
In addition, each test evaluation method is as showing below.
(1) Measurement of melt flow rate (MFR) Measured in accordance with JIS K7210 at 230 ° C. and 2.16 kg load.
(2) Measurement of melting point of polypropylene Using a differential scanning calorimeter (DSC-7 manufactured by Parking Elmer), 10 mg of a sample was previously melted at 230 ° C. for 3 minutes in a nitrogen atmosphere, and then 0 at 10 ° C./minute. The temperature was lowered to 0 ° C., held at 0 ° C. for 3 minutes, and then heated at 10 ° C./minute, and the peak top of the maximum peak of the melting endotherm curve was taken as the melting point.
[0018]
(3) Evaluation of film slipperiness It conforms to the static friction coefficient measurement method of ASTM-1894.
The measurement was carried out in a state in which a non-corona-discharged surface of a multilayer film aged at 35 ° C. for 1 day, then at 40 ° C. for 2 days and at 35 ° C. for 1 day, and further at 40 ° C. for 14 days was overlapped.
The laminate film bonded to the OPP film was aged at 40 ° C. for 3 days, 50 ° C. for 3 days, and further at 50 ° C. for 9 days, and measured in a state where the CPP film surfaces were overlapped.
[0019]
(4) Evaluation of wettability of film Conforms to JIS-K6768.
The surface subjected to corona discharge treatment of a multilayer film aged at 35 ° C. for 24 hours and then at 40 ° C. for 2 days and 14 days was evaluated using a wetting index standard solution manufactured by Wako Pure Chemical Industries, Ltd. (standards with different surface tensions). 2 seconds after applying the liquid, it was determined whether or not the liquid film was broken, and if it was not broken, it was determined to be wet). The evaluation of the wettability of the film is expressed by the wetting index, and the unit is expressed by the unit of surface tension dyn / cm or N / m.
Moreover, the component of the resin composition used in the Example is as follows.
(1) Homopolypropylene (hereinafter referred to as PP1)
Idemitsu Petrochemical IDEMITSU PP F-704NP
Melting point: 163 ° C. MFR: 6.9 g / 10 minutes (2) Propylene / ethylene copolymer (hereinafter referred to as PP2)
IDEMITSU PP F-744N-2 made by Idemitsu Petrochemical
Melting point: 139 ° C. MFR: 7.3 g / 10 min Ethylene content: 3.5% by weight
(3) Propylene / ethylene / butene-1 ternary random copolymer (hereinafter referred to as PP3)
IDEMITSU PP F-794N-1 made by Idemitsu Petrochemical
Melting point: 135 ° C. MFR: 7.5 g / 10 minutes Ethylene content: 2.5% by weight
Butene-1 content: 3.2% by weight
(4) Lubricant: erucic acid amide (hereinafter referred to as EA)
Newtron-S made by Nippon Seika Co., Ltd.
(5) Lubricant: Ethylene bisoleic acid amide (hereinafter referred to as EBOA)
Nippon Oil & Fats Co., Ltd. Alflow AD-281
(6) Lubricant: Behenamide (hereinafter referred to as BA)
Nippon Seika Co., Ltd. BNT
[0020]
[Examples 1-3, Comparative Examples 1-3]
Using the polypropylene resin composition to which the resin and the lubricant shown in Table 1 were added as molding raw materials, a multilayer film was first molded, and then the slipperiness and wettability were evaluated. Next, after the film was bonded to biaxially stretched polypropylene, the slip property was evaluated. The evaluation results are shown in Table 1 for Examples 1-3 and in Table 2 for Comparative Examples 1-3.
[Multilayer film]
Using a three-layer coextrusion multi-layer cast molding machine (multi-manifold type multi-layer die), a mixture obtained by dry blending specific polypropylene and lubricant constituting each of the A layer, B layer and C layer at a predetermined ratio, Extruder, melt and knead B layer with 65φ extruder and C layer with 40φ extruder, introduce into T die (die width 800mm) and extrude, then perform corona discharge treatment on the surface of A layer which becomes the adhesive surface A multilayer film having a thickness of 30 μm was obtained.
[Laminate film]
Using a biaxially stretched polypropylene film (OPP) with a thickness of 25 μm as a base film, an ether adhesive (trade name: Adcoat (manufactured by Toyo Morton Co., Ltd.)) was applied at 3 g / m 2 and obtained first. The obtained multilayer film was bonded to the corona discharge treated surface.
[0021]
[Table 1]
[0022]
[Table 2]
[0023]
【The invention's effect】
The film molded using the resin composition of the present invention maintains good slipperiness before and after lamination and also has excellent wettability before lamination, so that the productivity and quality stability of the dry laminate are improved. On the other hand, when erucic acid amide alone used in Comparative Example 1 is used, the slipperiness after lamination is remarkably lowered. In addition, the combined use of erucic acid amide and behenic acid amide shown in Comparative Example 2 is somewhat insufficient in terms of slipperiness after lamination, but is still not sufficient. Furthermore, when the addition ratio of behenamide is relatively increased by the combined use of erucamide and behenamide shown in Comparative Example 3, the wettability is lowered, and there is a concern that the laminate strength and the seal strength may be lowered. .
Claims (7)
(a1)融点が100〜150℃であり、
(a2)エチレン含量が1.0〜10.0重量%であり、及び
(a3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分であるThe polypropylene resin composition according to claim 1, wherein the polypropylene is a propylene / ethylene random copolymer having the following properties (a1) to (a3).
(A1) The melting point is 100 to 150 ° C.
(A2) the ethylene content is 1.0-10.0 wt%, and (a3) the melt flow rate (MFR) is 1-50 g / 10 min.
(a’1)融点が100〜150℃であり、
(a’2)エチレンとブテン−1の含量がそれぞれ1.0〜10.0重量%であり、及び (a’3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分であるThe polypropylene resin composition according to claim 1, wherein the polypropylene is a propylene / ethylene / butene-1 ternary random copolymer having the following properties (a′1) to (a′3).
(A′1) the melting point is 100 to 150 ° C.
(A′2) the content of ethylene and butene-1 is 1.0 to 10.0% by weight, respectively, and (a′3) the melt flow rate (MFR) is 1 to 50 g / 10 min.
(a''1)融点が150℃以上であり、
(a''2)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10分であるThe polypropylene resin composition according to claim 1, wherein the polypropylene is a homopolypropylene having the following properties (a''1) to (a''2).
(A ″ 1) the melting point is 150 ° C. or higher,
(A ″ 2) The melt flow rate (MFR) is 1 to 50 g / 10 min.
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