JP4188718B2 - データ表示システム、データ表示装置、および、データ表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ表示システム、データ表示装置、および、データ表示プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ表示システム、データ表示装置、および、データ表示プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、インターネットなどのネットワーク上のサーバに存在する画像やテキストを含む表示データを端末や電話に表示するシステム、当該表示する装置、および、そのような処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、インターネットなどのネットワークに存在するサーバの表示データを端末や電話等のデータ表示装置から操作して当該データ表示装置において表示させるデータ表示システムに対して、高速でスムーズな操作への要求が強い。
【0003】
例えば、特開平5−53753号公報(特許文献1)には、グラフィック端末のグラフィックメモリ上にスクロール基準軸を設けておき、表示領域の端がこの軸にかかったとき矩形転送によりデータの移し変えを行ない、これによってグラフィックメモリの空いた部分にホスト計算機からデータを書き込むことによって高速かつ円滑なスクロール動作を可能とする技術が開示されている。
【0004】
また、特開平11−38958号公報(特許文献2)には、サーバが描画イメージを端末装置のメモリ上の論理画面に適したイメージに変換して端末装置に送り、端末装置のメモリ上の論理画面から表示画面の領域を切り出して表示を行なう技術が開示されている。
【0005】
さらに、特開2000−29448号公報(特許文献3)には、サーバが画像情報を複数に分割して生成した部分画像を通信網を通じて端末装置へ送信し、端末装置がサーバから送られてきた複数の部分画像を一つの画像として表示することにより、通信網に流される画像データの単位を小さくする技術が開示されている。このような技術によると、端末装置側で、スクロール操作などで不足した画像データを要求されたときも、サーバはそのデータだけを送れば済み、データ転送時間が少なくなり、スクロ−ル操作したときに画像が表示されるまでの遅延時間を少なくすることができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−53753号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平11−38958号公報
【0008】
【特許文献3】
特開2000−29448公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の技術では、なお以下のような課題があった。
【0010】
特許文献1に開示された技術では、ユーザが基準軸に達したところですぐに反対方向にスクロールしようとしても、当該スクロール動作がロックされるので、画面再構成の処理が終了するまで待たなければならず、応答性が悪いという問題があった。
【0011】
また、特許文献2に開示された技術では、サーバが描画イメージを端末装置のメモリ上の論理画面に適したイメージに変換して端末装置に送るので、メモリ上の論理画面が小さい場合はユーザは粗いイメージでしか見ることができないという問題があった。また、逆にメモリ上の論理画面が大きい場合は論理画面分のデータを一度に送るために、サーバ−端末装置間のデータ転送量が多くなり、伝送に要する時間が増大するという問題があった。
【0012】
さらに、特許文献3に開示された技術では、表示されている画像に少なくとも一部が重なる新たな画像をスクロール操作して表示する場合、重複している部分画像は端末装置のメモリから呼び出しているが、それ以外の部分画像はサーバから受信するので、スクロ−ル操作してから画像が表示されるまでの遅延時間が発生するという問題があった。
【0013】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、サーバ−データ表示装置間のデータ転送効率を向上させ、サーバ上の表示データを遅延のない円滑なスクロールやズーム動作でデータ表示装置の表示部に表示でき、そして、データ表示装置のメモリの使用効率を向上できる、データ表示システム、データ表示装置、および、データ表示プログラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明のある局面に従ったデータ表示装置は、情報を表示する表示部を含み、サーバとネットワークを介して接続されたデータ表示装置であって、前記サーバから、前記表示部に表示させる情報である表示用情報を受信する通信部と、前記表示部において表示される画像である表示画像を移動させる操作情報を入力するための操作部と、前記操作部においてなされた、前記表示画像を所定の方向に移動させるための操作である移動用操作に基づいて、当該表示画像が当該所定の方向に移動する速度を算出する移動速度算出部と、前記移動速度算出部によって算出された速度に基づいて、前記表示用情報の前記所定の方向についての座標の閾値を決定する閾値決定部と、前記移動用操作に応じて前記表示画像が移動されることにより前記表示部に前記表示用情報内の前記閾値の座標の部分が表示されたことに応じて、前記サーバに、前記表示用情報に対応する画像に対して前記所定の方向について隣接した画像の情報の送信を要求する情報である送信要求情報を出力する出力要求情報送信部とを含むことを特徴とする。
【0015】
また、本発明に従ったデータ表示装置では、前記閾値決定部は、前記所定の方向についての座標の閾値を、前記表示用情報の前記所定の方向についての端部に対して、前記速度に基づいて定められる座標だけ離れた座標と決定することが好ましい。
【0016】
また、本発明に従ったデータ表示装置では、前記表示用情報内のキャラクタを認識するキャラクタ認識部と、前記キャラクタの輪郭を検出する輪郭検出部とをさらに含み、前記閾値決定部は、前記キャラクタの輪郭が前記表示用情報の前記所定の方向の終端部分に位置する場合には、前記キャラクタの輪郭が前記表示用情報の前記所定の方向の終端部分に位置しない場合よりも、前記所定の方向についての座標の閾値を前記表示用情報の前記所定の方向の終端部分よりも離れたものにすることが好ましい。
【0017】
また、本発明に従ったデータ表示装置では、前記移動用操作は、前記表示画像を、スクロールさせるための操作であることが好ましい。
また、本発明に従ったデータ表示装置では、前記移動用操作は、前記表示画像を、ズームインまたはズームアウトさせるための操作であることが好ましい。
【0018】
本発明に従ったデータ表示システムは、情報を表示する表示部を含むサーバとネットワークを介して接続されたデータ表示システムであって、前記サーバから、前記表示部に表示させる情報である表示用情報を受信する通信部と、前記表示部において表示される画像である表示画像を移動させる操作情報を入力するための操作部と、前記操作部においてなされた、前記表示画像を所定の方向に移動させるための操作である移動用操作に基づいて、当該表示画像が当該所定の方向に移動する速度を算出する移動速度算出部と、前記移動速度算出部によって算出された速度に基づいて、前記表示用情報の前記所定の方向についての座標の閾値を決定する閾値決定部と、前記移動用操作に応じて前記表示画像が移動されることにより前記表示部に前記表示用情報内の前記閾値の座標の部分が表示されたことに応じて、前記サーバに、前記表示用情報に対応する画像に対して前記所定の方向について隣接した画像の情報の送信を要求する情報である送信要求情報を出力する出力要求情報送信部とを含むことを特徴とする
【0020】
本発明に従った記録媒体は、所定の表示部にデータを表示させるためのデータ表示プログラムを記録した記録媒体である。そして、当該記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータに、ネットワークを介して接続されたサーバから、前記表示部に表示させる情報である表示用情報を受信するステップと、前記表示部における前記表示画像を所定の方向に移動させるための操作である移動用操作を受付けるステップと、当該表示画像が当該所定の方向に移動する速度を算出するステップと、前記算出された速度に基づいて、前記表示用情報の前記所定の方向についての座標の閾値を決定するステップと、前記移動用操作に応じて前記表示画像が移動されることにより前記表示部に前記表示用情報内の前記閾値の座標の部分が表示されたことに応じて、前記サーバに、前記表示用情報に対応する画像に対して前記所定の方向について隣接した画像の情報の送信を要求する情報である送信要求情報を出力するステップとを実行させることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明におけるデータ表示システムの実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0022】
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態におけるデータ表示システムのブロック図である。図1に示すシステムは、主に、端末100、および、当該端末100とネットワーク300を介して接続されるサーバ200から構成される。
【0023】
端末100は、表示部101、主制御部102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104、入力部105、通信部106、データ処理部107、表示制御部108、速度計算部109、画像処理部110、閾値決定部111、輪郭位置判定部112、FD(Floppy(R) Disk)駆動装置113、および、光ディスク装置114を含む。
【0024】
FD駆動装置113は、記録媒体であるフレキシブルディスク115に対して、情報の読出し(および書込み)が可能である。光ディスク装置114は、記録媒体であるCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory),CD−R(Compact Disk Recordable)等の光ディスク116に対して、情報の読出し(および書込み)が可能である。
【0025】
表示部101は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(organic electroluminescence display)などのディスプレイであり、例えば、160×120ドットの表示解像度を持つ。
【0026】
主制御部102は、ROM103に記憶してあるOS(Operation System)を呼び出して、表示部101、RAM104、入力部105、通信部106、データ処理部107、表示制御部108、速度計算部109、画像処理部110、閾値決定部111、輪郭位置判定部112、FD駆動装置113、および、光ディスク装置114を制御する。
【0027】
RAM104には、サーバ200から取得した表示データや座標情報などが記憶される。
【0028】
入力部105は、ユーザがスクロールやズーム操作をするためのボタン、キー、ポインティングデバイス、タブレットなどのユーザインタフェースである。
【0029】
通信部106は、LAN(Local Area Network)カードやモデムを含み、また、専用回線や電話回線などを介してネットワーク300に接続することにより、サーバ200との間でデータ転送、つまり、端末100からサーバ200への情報の送信、および、サーバ200から端末100への情報の受信を行なう。
【0030】
データ処理部107は、サーバ200との間で送受信されるデータの処理を行なう。
【0031】
表示制御部108は、RAM104の表示データからの表示部101の表示解像度分の部分画像の切出し、入力部105によるスクロール操作に基づいた部分画像の表示部101上での表示内容の移動、および、ユーザのズーム操作に基づいた拡大や縮小を施された部分画像の表示部101への表示のための、制御動作を行なう。さらに、表示制御部108は、部分画像データが表示データの中でどの位置にあるかを算出する。なお、部分画像とは、表示部101の表示解像度分の表示データのことである。つまり、たとえば、表示部101の表示解像度が160×120ドットであるとすると、この場合の部分画像は、表示データから160×120ドット分切出された画像データということになる。
【0032】
速度計算部109は、スクロール操作が行なわれた際に、表示部101に表示されている部分画像データの単位時間あたりの移動ドット数(ドット/秒)を計算してスクロール速度(スクロールの移動速度)を求める。また、速度計算部109は、ズーム操作が行なわれた際に、表示部101に表示されている部分画像データの矩形の頂点座標における単位時間あたりの座標変化ドット数(ドット/秒)を計算してズーム速度を求める。
【0033】
画像処理部110は、RAM104に記憶されている表示データの中で終端の座標を持つ表示データの輪郭を抽出する。
【0034】
閾値決定部111は、速度計算部109によって算出されたスクロール速度に応じて、表示データ上の座標に閾値の設定を行なう。
【0035】
輪郭位置判定部112は、画像処理部110によって得られた表示データの画像の輪郭が表示データの終端座標にかかるかどうかを判断する。なお、ここでの判断は、周知の画像処理技術により行なうことができる。
【0036】
サーバ200は、主制御部201、ハードディスク202、通信部203、表示解像度解析部204、および、表示データ生成部205を含む。
【0037】
主制御部201は、ハードディスク202に記憶してあるOSを呼び出して、ハードディスク202、通信部203、表示解像度解析部204、および、表示データ生成部205を制御する。
【0038】
ハードディスク202には、OSの他に、各種アプリケーションプログラムおよび表示データ等の、様々なデータが記憶されている。
【0039】
通信部203は、LAN(Local Area Network)カードやモデムを含み、また、専用回線や電話回線などを介してネットワーク300に接続することにより、端末100との間でデータ転送、つまり、サーバ200から端末100への情報の送信、および、端末100からサーバ200への情報の受信を行なう。
【0040】
表示解像度解析部204は、端末100から受信した表示解像度情報を解析する。
【0041】
表示データ生成部205は、ハードディスク202から呼び出された表示データを、表示解像度解析部204の解析結果である表示解像度に基づいて、矩形に分割する。
【0042】
図2は、サーバ200において、端末100の表示解像度情報に基づいて表示データ生成部205で生成された表示データを模式的に示す図である。具体的には、図2(A)には、縦方向の座標0〜599、横方向の座標0〜799の、矩形の表示データが模式的に示されている。図2(A)中の座標は、表示データのドット数に対応している。そして、図2(A)の表示データは、部分的に(太線Lで囲われた領域内)、図2(B)に示すような横160ドット×縦120ドットのマス目に分割されて、記載されている。太線Lで囲われた領域内には、縦3個横3個、つまり9個の矩形領域(マス目)が含まれている。
【0043】
例えば、端末100の表示解像度が160×120ドットであったとすると、サーバ200では、160×120ドットの矩形領域を1ブロックとして表示データが分割される。なお、分割の単位となる矩形領域は、端末100の表示解像度に応じて変化する。矩形領域の表示データには座標情報が関連付けされている。例えば、図2の矩形領域M(太線Lで囲われた領域内の矩形領域の1つ)の座標情報は、左上(160,120)、右上(319,120)、左下(160,239)、右下(319,239)である。
【0044】
図3は、本実施の形態における端末100の表示部101において画面をスクロールするための制御内容を示すフローチャートである。なお、ここでは右方向に画面をスクロールする場合の例について説明する。
【0045】
なお、端末100の表示解像度が160×120ドット、RAM104に既に左上(0,0)、右上(479,0)、左下(0,359)、右下(479,359)の座標分の表示データが存在し、表示部101に表示されている表示データが図2(A)の矩形領域M(左上(160,120)、右上(319,120)、左下(160,239)、右下(319,239)の領域)であったとする。
【0046】
主制御部102は、ステップS301(以下、ステップを省略)で、ユーザのスクロール動作の有無を確認する。そして、ユーザが入力部105を操作して右方向のスクロール動作を実行したことを認識すると(S301でYES判断時)、S302で、速度計算部109によりスクロール速度を計算する。この計算により、値mを決める。値mとは、スクロールなど表示データの移動速度に応じて決定される値であり、移動速度が大きいほどmは小さくなる。また、値mとスクロール速度との関係は、「m=α/スクロール速度」で表すことができる。ここで、αとは、端末100の通信速度および描画処理能力によってチューニング可能な値である。
【0047】
次に、S303で、閾値決定部111により、次の式(1)で定義される閾値(T)を設定する。
【0048】
T=x−x0/m …(1)
なお、式(1)中、xは表示データの最右端の座標であり、x0は表示画面のx方向(図2(A)では横方向)のドット数である。
【0049】
次に、S304で、表示部101に表示している表示データの部分画像の領域が閾値に達したか否かを判断する。そして、閾値に達したことを検出すると(S304でYES判断時)、S305で、通信部106からサーバ200へ隣接する表示データの取得要求イベントを送信する。
【0050】
隣接する表示データの取得要求イベントの送信を具体的に説明するにあたり、例えば、端末100の表示部101に表示されている部分画像の中心座標が(239,179)、RAM104に保存されている表示データの中でこの中心座標のy成分(y=179)を含んだ表示データの最右端の座標x=479、ステップS302で求めたスクロールの移動速度が10ドット/秒であり、この移動速度のときのmの値が2とされる場合を考える。この場合、x0=160より、S303で設定される閾値は式(2)に従って「399」となる。
【0051】
479−160/2=399 …(2)
なお、S302で求められたスクロールの移動速度が遅い場合、mの値が大きくなることにより、閾値が表示データの最右端の座標(x座標の値の大きい方)に近づく。逆に、速い場合はmが小さくなることにより、閾値が表示データの最右端の座標から遠くなる。このように、本実施の形態では、閾値をスクロールの移動速度に応じて、動的に変化させることができる。スクロールの移動速度は、端末100ごとに、入力部105における単位操作あたりで移動するドット数に基づいて決められているものであり、1秒あたり何ドット移動したかで求めることができる。
【0052】
例えば、入力部105を一度操作したときに移動するドット数が5ドットで、1秒間に2回押したとすると、移動速度は10ドット/秒になる。
【0053】
なお、端末100において、入力部105を操作し続けることで移動するドット数が増加する処理が行なわれることにより、入力部105に対する一回の操作に基づいて移動するドット数が10ドットとされた場合、1秒間に5回、入力部105に対する操作が行なわれると、スクロールの移動速度は50ドット/秒になる。この場合、表示部101で表示される画像が右スクロールして、主制御部102が、S304で部分画像のx座標が閾値の399に達したことを検出すると、当該主制御部102は、S305で、最右端であって上下方向の中央の座標の右隣の領域(後述する領域Q)と、領域Qの上に位置する領域(後述する領域P)と、領域Qの下に位置する領域(後述する領域R)の3ブロック分の矩形領域の表示データの取得要求イベントをサーバ200に送信する。
【0054】
具体的には、S305で、当該主制御部102は、図2(A)を参照して、座標情報がN1「(479,120)、(479,239)」の右隣「左上(480,120)、右上(639,120)、左下(480,239)、右下(639,239)」の領域Qと、領域Qの上に位置する「左上(480,0)、右上(639,0)、左下(480,119)、右下(639,119)」の領域Pと、領域Qの下に位置する「左上(480,240)、右上(639,240)、左下(480,359)、右下(639,359)」の領域Rの3ブロック分の矩形領域の表示データの取得要求イベントをサーバ200に送信する。
【0055】
ただし、既にRAM104に次に取得すべき3ブロックのうちいずれかの表示データが存在している場合は、RAM104に存在しないものだけを取得する要求イベントを送信する。つまり、RAM104に領域Pの表示データが存在しているとすると、RAM104に存在しない、領域Qと領域Rの2ブロック分の矩形領域の表示データの取得要求イベントのみを送信する。
【0056】
次に、S306で、サーバ200が要求イベントを受信すると、S307で、表示データ生成部205が、要求イベントに対応する表示データを生成し、S308で、通信部203から端末100へ表示データが送信される。
【0057】
S306〜S308の処理の流れを具体的に説明すると、S306で受信された要求イベントが上記した3ブロック分の矩形領域であったとすると、S307で生成する表示データは左上(480,0)、右上(639,0)、左下(480,359)、右下(639,359)の領域となる。そして、当該要求イベントに基づいて生成された表示データが、S308で、端末100へと送信される。
【0058】
次に、S309で、端末100が、S308で送信された表示データを受信すると、S310で、データ処理部107が、RAM104に、表示データを、当該表示データを表示させる座標の情報と関連付けて、登録する。
【0059】
そして、入力部105において右スクロールのための操作が継続されると、S311で、表示制御部108は、RAM104に登録された表示データから部分的な表示データを切出して表示部101に表示する。
【0060】
部分的な表示データが切出されて表示されることについて具体的に説明すると、例えば、表示部101に表示されている部分画像が図2(A)の矩形領域N(左上(320,120)、右上(479,120)、左下(320,239)、右下(479,239)の領域)であり、ユーザが右スクロールのための操作を行なった場合、S310で、RAM104に登録された表示データから、当該部分画像(矩形領域Nに対応する画像)の右に隣接する座標の部分画像(座標が(480,120)〜(480,239)から右)がS311で切出され、表示部101に表示される。
【0061】
なお、図3のフローチャートでは、画像を右スクロールさせるための処理について説明したが、左スクロール、上スクロール、下スクロールの場合は、上記の式(1)の閾値の取り方に違いがあるだけで、それ以外は同様にして行なわれる。左スクロールの場合は、閾値Tは式(3)から求められる。なお、E3は最左端のx座標であり、F3は表示画面のx方向のドット数である。
【0062】
T=E3+F3/m …(3)
また、上スクロールの場合は、閾値Tは式(4)から求められる。なお、E4は最上端のy座標であり、F4は表示画面のy方向のドット数である。
【0063】
T=E4+F4/m …(4)
また、下スクロールの場合は、閾値Tは式(5)から求められる。なお、E5は最下端のy座標であり、F5は表示画面のy方向のドット数である。
【0064】
T=E5−F5/m …(5)
さらに、斜め方向にスクロールした場合は、上記(1),(3)〜(5)に示したスクロールについての式を組合わせることにより、閾値Tを求めることができる。例えば、右下にスクロールする場合は、右スクロールと下スクロールの組合わせになり、閾値Tは、x座標が式(1)、y座標が式(5)を用いて求めることができる。
【0065】
また、端末100のRAM104の容量が一杯になった状態でサーバ200から表示データを受信した場合は、主制御部102は、RAM104において、表示部101に表示している部分画像から最も離れた座標を持つ矩形領域の表示データから順番に上書きする。
【0066】
次に、表示部101の表示のズーム動作について説明する。なお、ここでは、ズーム動作の一例として、表示部101において表示されている内容を縮小する場合について説明する。なお、縮小は、表示制御部108で表示データを間引いた部分画像を表示部101に表示させることで実現される。例えば、320×240ドット分の表示データを間引いて160×120ドットで表示することにより、当該表示データが1/4に縮小されて表示されたことになる。
【0067】
次に、図4を参照して、さらに具体的に、ズーム動作について説明する。図4は、本実施の形態のデータ表示システムにおける、ズーム動作を行なうための制御内容を示すフローチャートである。なお、以下に説明する例では、端末100の表示解像度が160×120ドットで、RAM104に既に左上(160,120)、右上(639,120)、左下(160,479)、右下(639,479)で規定される座標分の表示データが存在し、かつ、表示部101に表示されている部分画像が図5の矩形領域V(左上(320,240)、右上(479,240)、左下(320,359)、右下(479,359)の領域)であるとする。なお、図5は、ズーム動作をするための制御内容を説明するための、表示部101における表示データを模式的に示す図である。
【0068】
図4を参照して、主制御部102は、まずS401で、ユーザが入力部105に対して表示の縮小のための操作をしているかどうかを検出する。そして、当該操作がなされていると判断すると、S402に処理を進める。
【0069】
S402では、速度計算部109がズーム速度を計算し、次に、S403で、閾値決定部111が閾値を設定し、そして、S404で、主制御部102が、表示部101に表示している部分画像の領域が閾値に達したか否かを検出する。まだ閾値に達していないと判断されると、処理がS401に戻される。一方、閾値に達したと判断されると、処理がS405に進められる。
【0070】
S405では、主制御部102は、通信部106を介して、サーバ200へ、現在表示部101に表示させている表示データに隣接する表示データの取得要求イベントを送信する。
【0071】
表示データの取得要求イベントの送信について具体的に説明する。例えば、端末100の表示部101に表示されている部分画像の中心座標が(399,299)であり、RAM104に保存されている表示データの中で当該中心座標の成分(x=399、y=299)を含んだ部分画像の表示データの最右端のx座標が639、最左端のx座標が160、最上端のy座標が120、最下端のy座標が479であり、さらに、S402で求められたズーム速度が10ドット/秒であるとする。また、この場合に利用する閾値が上記した式(1),(3)〜(5)のスクロール速度をズーム速度に差替えたもので定義され、かつ、現在のズーム速度(10ドット/秒)に対応するmの値が2であったとする。このような場合、S403で設定される閾値は式(1)よりx=559、式(3)よりx=240、式(4)よりy=180、式(5)よりy=419となる。
【0072】
なお、本実施の形態では、ズーム速度が遅い場合は、mの値は大きくされる。これにより、ズーム速度が遅い場合、閾値が、RAM104に存在する表示データの終端の座標に近づく。一方、ズーム速度が速い場合には、閾値が、RAM104に存在する表示データの終端の座標から遠くなる。つまり、ズーム速度に応じて閾値を動的に変化させることができる。
【0073】
また、入力部105を一回操作したときに、表示部101に表示している部分画像の矩形の頂点座標が変化するドット数が決められており、ズーム速度は、1秒あたり何ドット変化したかで求めることができる。例えば、入力部105を一回操作したときに変化するドット数が5ドットで、1秒間に2回押したとすると、ズーム速度は10ドット/秒になる。
【0074】
なお、端末100において入力部105を操作し続けることで変化するドット数が増加する処理が行なわれた上で、一回の操作に基づいた処理で変化するドット数が10ドットとされ、かつ、1秒間に5回、処理が行なわれたとすると、ズーム速度は50ドット/秒になる。
【0075】
そして、主制御部102は、部分画像が縮小されてその表示データの座標が上下左右同時に上記閾値に達したことをS404で検出すると、S405で、図5に示すように、RAM104に存在する左上(160,120)、右上(639,120)、左下(160,479)、右下(639,479)の表示データの周囲に隣接する斜線領域Wの16ブロック分の矩形領域(図5中で斜線の塗りつぶしがなされている矩形領域)の表示データの取得要求イベントを、サーバ200に送信する。ただし、既にRAM104に、次に取得すべき16ブロックのうちいずれかの表示データが存在している場合は、RAM104に存在しないものだけを取得する要求イベントを送信する。
【0076】
そして、S406で、サーバ200が要求イベントを受信すると、S407で、表示データ生成部205が要求イベントに対応する表示データを生成し、S408で、主制御部201が、通信部203を介して端末100へ生成した表示データを送信する。
【0077】
S406〜S408の処理をより具体的に説明する。S406で、受信した要求イベントが上記した16ブロック分の矩形領域であったとすると、S407で生成される表示データは、図5に示す斜線領域Wの表示データとなる。そして、生成された表示データが、S408で、サーバ200から端末100へ送信される。
【0078】
次に、S409で端末100が表示データを受信すると、S410で、データ処理部107がRAM104に表示データを座標情報と関連付けて登録する。
【0079】
そして、さらに、ユーザが入力部105に対して縮小のための操作を継続すると、S411で、表示制御部108はRAM104から表示データを呼び出し、縮小操作に従って間引かれた表示データを部分画像として表示部101に表示させる。
【0080】
上記の説明では、端末100の表示制御部108で表示データが間引かれることにより縮小を行なっているが、本発明はこれに限られず、サーバ200の表示データ生成部205が縮小した表示データを生成し、当該縮小した表示データを端末100が受け取ってRAM104に保存し、表示制御部108がRAM104から当該縮小した表示データを呼び出して表示部101に表示させるようにしてもよい。
【0081】
なお、以上では縮小の場合について説明したが、拡大の場合は倍率の最大が元の表示データであり、縮小した表示データを元の倍率に戻していくことで実現される。
【0082】
上記説明では、スクロール動作とズーム動作を分けて説明したが、組み合わせた動作を行なうことも可能であり、例えば縮小して右スクロールを行なうことが上記説明のスクロール動作とズーム動作の組み合わせで実現可能である。
【0083】
以上の動作により、サーバと端末間の転送効率の効率化を図ることができる。また、サーバ上の表示データを遅延のない円滑なスクロールやズーム操作で端末の表示画面に表示することができる。さらに、データ表示装置のメモリを効率よく使うことができる。
【0084】
[第2の実施の形態]
本実施の形態のデータ表示システムの構成要素は、図1に示した第1の実施の形態と同様のものとできる。
【0085】
図6は、本実施の形態において画面をスクロールするための制御内容を示すフローチャートである。なお、ここでは右方向にスクロールする場合の例について説明する。また、端末100の表示解像度が160×120ドットで、RAM104に既に左上(0,0)、右上(479,0)、左下(0,359)、右下(479,359)の座標分の表示データが存在し、かつ、表示部101に表示されている表示データが図2(A)の矩形領域M(左上(160,120)、右上(319,120)、左下(160,239)、右下(319,239)の領域)であったとする。
【0086】
主制御部102は、まず、S601で、ユーザが入力部105に対して右方向のスクロール動作のための操作を実行しているか否かを判断する。当該操作が実行されていないと判断されると処理はS601に戻され、当該操作が実行されていると判断されると、処理はS602に進められる。
【0087】
S602では、画像処理部110により、RAM104に記憶されている表示データの中で終端の座標を持つ表示データの輪郭抽出が行なわれ、次に、S603で、閾値決定部111により閾値が設定され、そして、S604で、主制御部102により、表示部101に表示している部分画像の領域が閾値に達したか否かが検出される。閾値に達したと判断されると、処理がS605に進められる。なお、ここでの輪郭抽出は、対象となるデータに対して、画像処理を行なった上で、図やテキストと背景との境界線や、色の境界線の抽出を行なうことを言う。
【0088】
S605では、主制御部102は、通信部106を介して、サーバ200へ、現在表示されている表示データに隣接する表示データの取得要求イベントを送信する。本実施の形態のスクロール動作の制御のための処理においても、閾値は、上記した式(1)で定義することができる。
【0089】
なお、S604の処理では、画像処理部110が、S602で抽出された画像の輪郭がRAM104に記憶されている表示データの終端座標にかかっているかどうか判断する。そして、本実施の形態では、mは、画像処理部110の判断の結果によって変わる値であり、例えば輪郭が終端座標にかかっていれば2、かかっていなければ3とされる。
【0090】
本実施の形態では、RAM104に記憶されている表示データの上端、下端、左端、右端の座標をあわせて終端座標としている。そして、上記の「画像の輪郭がRAM104に記憶されている表示データの終端座標にかかる」とは、画像の輪郭が、RAM104に記憶されている表示データの上端、下端、左端、右端の座標のいずれかにかかることを意味する。これにより、本実施の形態では、画像の輪郭がRAM104に記憶されている表示データの終端座標にかかっているか否かに応じて、閾値を決定できる。
【0091】
なお、ここで、閾値の決定および本実施の形態における制御内容について、図2を参照してより具体的に説明する。RAM104に記憶されている表示データが、太線で囲われた領域L(座標:左上(0,0)、右上(479,0)、左下(0,359)、右下(479,359))であるとする。この場合、領域Lの左端(x=0)と上端(y=0)には、これ以上表示データがないが、右端(x=479)と下端(y=359)には、表示データの続きがサーバ200に存在する。つまり、下端のy座標y=359には、画像G(パソコンの画像)の輪郭があり、下端の終端座標に画像の輪郭がかかっているので、mの値が小さくされ、隣接する表示データの取得要求イベントを送信するタイミングを速くするための制御がなされる。一方、右端のx座標x=479には矩形領域H(座標:左上(320,0)、右上(479,0)、左下(320,119)、右下(479,119))と矩形領域N(座標:左上(320,120)、右上(479,120)、左下(320,239)、右下(479,239))の右端には画像Gの輪郭がなく、終端座標に画像の輪郭はかかっていないので、端末100の表示部101に表示されている部分画像の座標のy成分がy=0〜239の間のときはmの値が大きくされ、隣接する表示データの取得要求イベントを送信するタイミングを遅くするための制御がなされる。
【0092】
また、矩形領域J(座標:左上(320,240)、右上(479,240)、左下(320,359)、右下(479,359))の右端には、画像K(点線矢印の画像)の輪郭がある。つまり、この場合には、RAM104に記憶されている表示データの右端の終端座標に画像の輪郭がかかっているので、端末100の表示部101に表示されている部分画像の座標のy成分がy=240〜359である間、mの値が小さくされ、隣接する表示データの取得要求イベントを送信するタイミングを速くするための制御がなされる。
【0093】
閾値の算出について、より詳細に説明する。例えば、端末100の表示部101に表示されている部分画像の中心座標が(239,179)、RAM104に保存されている矩形画像の表示データの中で当該中心座標のy成分(y=179)を含んだ表示データの最右端の座標x=479、S602で抽出された輪郭がx=479の座標にかかり、輪郭位置判定部112で輪郭が終端座標にかかっていると判断されたときのmの値を2とする。この場合、x0=160となるため、S603で設定される閾値は、上記した式(1)に従って、式(6)から「399」となる。
【0094】
479−160/2=399 …(6)
なお、S602で抽出した輪郭がx=479の座標にかかっていない場合は、mの値を大きくすることで、閾値を最右端の座標に近いものとできる。これにより、抽出した輪郭が最右端の座標にかかっているかどうかで閾値を動的に変化させることができる。つまり、輪郭がRAM104に記憶されている表示データの終端座標(終端部分)にかかっている場合は、RAM104に記憶されている表示データ中の図やテキストなどが途中で切れており、当該図やテキストの続きが隣接した矩形領域に含まれるので、サーバ200から取得する必要がある。
【0095】
一方、輪郭がかかっていない場合は、図やテキストなどが途中で切れておらず、端末100に取得したRAM104に記憶されている表示データでそれらの図やテキストは表示できるので、隣接する矩形領域を取得する必要性が少ないと判断できる。このため、本実施の形態では、取得要求イベントをサーバ200に送信するのを遅らせて、端末100が無駄な表示データをサーバ200から取得することをより多く回避しようとしている。
【0096】
ユーザが右スクロールのための操作を行なうことにより表示部101に表示される部分画像のx座標が閾値の399に達したことを、主制御部102がS604で検出すると、S605で、座標情報がN1(図2参照)の右隣の領域Q、当該領域Qの上の領域P、および、当該領域Qの上の領域Rの3ブロック分の矩形領域の表示データの取得要求イベントをサーバ200に送信する。
【0097】
なお、既に、RAM104に次に取得すべき3ブロック(領域P,Q,R)のうちいずれかの表示データが存在している場合は、RAM104に存在しないものだけを取得する要求イベントを送信する。つまり、たとえば領域Pの表示データがRAM104に存在する場合には、領域Q,Rの2ブロック分の矩形領域の表示データの取得要求イベントを送信する。
【0098】
そして、S606で、サーバ200が、S605で送信された要求イベントを受信すると、S607で、表示データ生成部205が、要求イベントに対応する表示データを生成し、S608で、サーバ200が、通信部203を介して、端末100へ表示データを送信する。
【0099】
S606〜S608の処理について、具体的に説明する。例えば、S606で受信した取得要求イベントが上記した3ブロック分の矩形領域であった場合、S607で生成する表示データは、左上(480,0)、右上(639,0)、左下(480,359)、右下(639,359)の領域となる。そして、生成された表示データが、S608で端末100へと送信される。
【0100】
次に、S609で、端末100が表示データを受信すると、S610で、データ処理部107が、表示データを、RAM104に当該表示データが表示される座標情報と関連付けて登録する。
【0101】
そして、更に、ユーザが右スクロールのための操作を継続すると、S611で、表示制御部108は、RAM104の表示データから部分画像を切出して表示部101に表示する。例えば、表示部101に表示されている部分画像が図2(A)の矩形領域Nである状態で、右スクロールのための操作が行なわれると、S610で、RAM104に登録された、矩形領域Nの右に隣接する部分の画像(座標が(480,120)〜(480,239)から右)が、S611で切出され、表示部101に表示される。
【0102】
なお、以上説明した処理では、右スクロールの場合について説明したが、左スクロール、上スクロール、下スクロールの場合は、上記の式(1)の閾値の取り方に違いがあるだけで、それ以外は同様にして行なわれる。具体的には、閾値は、左スクロールの場合は式(3)、上スクロールの場合は式(4)、下スクロールの場合は式(5)で定義される。
【0103】
また、斜め方向に画像をスクロールした場合は、上記上下左右のスクロールの組合せになる。例えば右下にスクロールする場合は、右スクロールと下スクロールの組合せになる。具体的には、閾値は、x座標が式(1)、y座標が式(5)で定義される。
【0104】
また、主制御部102は、端末100のRAM104の容量が一杯になった状態でサーバ200から表示データを受信した場合は、表示部101に表示している部分画像から最も離れた座標を持つ矩形領域の表示データから順番に、データを上書きする。
【0105】
次に、端末100の表示部101において画面のズーム動作をするための制御内容について説明する。画面のズーム動作の際の縮小は、表示制御部108で表示データを間引いた部分画像を表示部101に表示することで行なう。具体的には、画像が1/4に縮小される場合には、例えば、320×240ドット分の表示データが間引かれて160×120ドットで表示される。
【0106】
さらに具体的に、端末100の表示解像度が160×120ドットで、RAM104に既に左上(160,120)、右上(639,120)、左下(160,479)、右下(639,479)の座標分の表示データが存在し、表示部101に表示されている部分画像が図5の矩形領域Vであった場合の、表示部101の画面のズーム動作をするための制御内容を、図7のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0107】
まず、S701で、主制御部102により、入力部105においてユーザがズーム動作のための操作を行なったか否かが判断され、当該操作が行なわれたと判断されると、S702で、画像処理部110により、RAM104に記憶されている表示データの中で終端の座標を持つ表示データの輪郭抽出が行なわれ、S703で、閾値決定部111により閾値が設定され、そして、S704で、主制御部102により、表示部101に表示されている部分画像の領域が閾値に達したか否かが判断される。
【0108】
部分画像の領域が閾値に達したと判断されると、S705で、主制御部102は、通信部106を介して、サーバ200へと、隣接する表示データの取得要求イベントを送信する。
【0109】
例えば、端末100の表示部101に表示されている部分画像の中心座標が(399,299)、RAM104に保存されている表示データの中でこの中心座標の成分(x=399、y=299)を含んだ表示データの最右端の座標x=639、最左端の座標x=160、最上端の座標y=120、最下端の座標y=479であり、また、S702で抽出された輪郭がx=639の座標にかかり、そして、上記した閾値がスクロールのときと同様に上記した式(1),(3)〜(5)で定義されるとする。また、輪郭位置判定部112で輪郭が終端座標にかかっていると判断されたときのmの値を2とする。このとき、S703で設定される閾値は式(1)よりx=559、式(3)よりx=240、式(4)よりy=180、式(5)よりy=419となる。
【0110】
なお、S702で抽出した輪郭がx=639の座標にかかっていない場合は、mの値を大きくすることが好ましい。これにより、閾値は、最右端の座標に近くなる。したがって、抽出した輪郭が最右端の座標にかかっているかどうかで閾値を動的に変化させることができる。つまり、輪郭がかかっている場合は、RAM104に記憶されている表示データ中の図やテキストなどが途中で切れており、その続きが隣接した矩形領域に含まれるので、サーバ200から取得する必要性が高い。そして、このような場合、本実施の形態では、早めに取得要求が出されることが可能となる。一方、輪郭がかかっていない場合は、RAM104に記憶されている表示データ中の図やテキストなどが途中で切れておらず、端末100で取得し、RAM104に記憶されている表示データでそれらの図やテキストは表示できるので、隣接する矩形領域を取得する必要性が少ない。このため、取得要求を出すのを遅らせて、無駄な表示データをサーバ200から取得することを防ぐ。
【0111】
また、縮小して部分画像の座標が上下左右同時に上記閾値に達したことがS704で検出されると、S705で、図5に示したように、RAM104に存在する表示データの周囲に隣接する斜線領域Wの表示データ(16ブロック分の矩形領域の表示データ)の取得要求イベントがサーバ200に向けて送信される。ただし、既にRAM104に次に取得すべき16ブロックのうちいずれかの表示データが存在している場合は、RAM104に存在しないものだけを取得する要求イベントを送信する。
【0112】
そして、S706でサーバ200が要求イベントを受信すると、S707で、表示データ生成部205により要求イベントに対応する表示データが生成され、S708で、主制御部201により、通信部203を介して、端末100へと表示データが送信される。
【0113】
例えば、S706で受信した要求イベントが上記した16ブロック分の矩形領域であったとすると、S707で生成される表示データは、図5に示す斜線領域Wとなる。
【0114】
そして、S709で、端末100が表示データを受信すると、S710で、データ処理部107により、表示データがRAM104に座標情報と関連付けて登録する。
【0115】
更に入力部105においてユーザの縮小のための動作が継続されると、S711で、表示制御部108により、RAM104から表示データが呼出され、表示データを間引いた部分画像が表示部101に表示される。
【0116】
以上の説明では、端末100の表示制御部108で表示データが間引かれることにより縮小が行なわれているが、サーバ200の表示データ生成部205で縮小した表示データを生成し、その表示データを端末100が受け取ってRAM104に保存し、表示制御部108がRAM104から当該表示データを呼び出して表示部101に表示するようにしてもよい。
【0117】
なお、以上の説明では、縮小の場合について説明したが、拡大の場合は倍率の最大が元の表示データであり、縮小した表示データを元の倍率に戻していくことで実現される。
【0118】
また、以上の説明では、スクロール動作とズーム動作を分けて説明したが、組合わせた動作を行なうことも可能である。例えば、表示部101の表示を縮小させてかつ右スクロールさせることは、以上の説明におけるスクロール動作とズーム動作とが組合わされて実行されることにより実現可能である。
【0119】
以上の動作により、サーバ200で例示されたサーバと端末100で例示されたデータ表示装置との間のデータ転送の効率化を図ることができる。また、サーバ上の表示データを、データ表示装置におけるスクロールやズームのための操作に応じて、データ表示装置の表示画面に、遅延なく円滑に表示させることができる。その上、データ表示装置のメモリを効率よく使うことができる。
【0120】
[第3の実施の形態]
本実施の形態のデータ表示システムの構成は、第1の実施の形態と同様のものとできる。
【0121】
本実施の形態では、第1および第2の実施の形態において説明したような、「サーバ200に存在する表示データを、当該サーバ200とネットワーク300を介して接続された端末100における操作に基づいて、当該端末100において表示させる」ための制御方法をプログラムとして提供することもできる。
【0122】
具体的には、本実施の形態では、このようなプログラムをサーバ200のハードディスク202に記録させて主制御部201に実行させるようにしてもよいし、当該プログラムを端末100のROM103やRAM104に記録させて主制御部102に実行させても良い。また、当該プログラムを端末100およびサーバ200に対して着脱可能な記録媒体に記録し、FD駆動装置113または光ディスク駆動装置114により当該記録媒体に記録されたプログラムを読取って、そして当該プログラムを主制御部102により実行させるようにしてもよい。
【0123】
上記したプログラムは、図8(A)および図8(B)に示されるものである。具体的には、図8(B)に示すように、サーバ200側のプログラムは、ネットワーク300を介して端末100と通信を行なう通信プログラム821と、端末の表示解像度情報を解析する解析プログラム822と、分割表示データを生成する表示データ生成プログラム823とから構成され、これらのプログラムは、主制御部201により実行される。
【0124】
また、端末100側のプログラムは、ネットワーク300を介してサーバ200に表示解像度情報を送信し、かつ、サーバ200において表示データ生成プログラム823に基づいて生成された表示データを受信するための通信プログラム811と、当該表示データを記憶する記憶プログラム812と、記憶プログラム812に従って記憶された表示データを読出し、かつ、当該表示データを表示画面に表示させる表示プログラム813と、ユーザがスクロールおよび/またはズームのための操作をするために端末100に備えられたボタン、キー、ポインティングデバイス、タブレットなどの入力を受付ける操作入力プログラム814と、表示データを座標情報と関連付けて登録するデータ処理プログラム815と、ユーザのスクロールのための操作に応じて表示データの表示の移動および/またはユーザのズームのための操作に応じて表示させる画像の拡大や縮小を行なった表示データを表示するための制御を行なう表示制御プログラム816と、ユーザがスクロールのための操作を行なったときは表示している表示データの単位時間あたりの移動ドット数(ドット/秒)を計算してスクロール速度を求め、ズームのための操作を行なったときは表示している表示データの矩形の頂点座標における単位時間あたりの座標変化ドット数(ドット/秒)を計算してズーム速度を求める速度計算プログラム817と、端末100に記憶されている表示データの中で終端の座標を持つ表示データの輪郭の抽出を行なうための画像処理プログラム818から構成され、これらのプログラムは主制御部102により実行される。
【0125】
ここで記録媒体として、端末100およびサーバ200に対して着脱可能に構成される場合、当該記録媒体は、磁気テープやカセットテープ等の磁気ディスクやCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、CD−R/RW(Compact Disk Recordable/ReWritable)、MO(Magneto Optical disk)、MD(MiniDisc)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disk ReWritable)等の光ディスク系、PCカード、コンパクトフラッシュ(R)カード、スマートメディア、ICカード、SDカード、メモリスティック等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等の、半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。さらに、端末100の通信部106やサーバ200の通信部203を介してネットワーク300からプログラムをダウンロードし、端末100のROM103やRAM104、サーバ200のハードディスク202に保存するように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このようにネットワーク300からプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
【0126】
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。なお、各実施の形態は、単独でも、また、可能な限り組合せても、適用することができる。
【0127】
【発明の効果】
本発明によると、データ表示装置において、表示画像が移動される速度に応じて閾値が決定され、そして、表示用情報の中で表示画像となる部分が当該閾値に達するタイミングに応じてサーバへ画像の情報の送信を要求する情報が送信される。
【0128】
これにより、サーバとデータ表示装置の間でデータ転送の必要性を計算に入れた転送効率が高めることができる。また、端末画面のスクロール動作の速度に応じて早めに次のデータ要求をサーバに出すことが可能となるため、データ表示装置における、サーバ上の表示データの遅延のない円滑なスクロール表示やズーム表示が可能となる。さらに、データ表示装置において受信する情報量が最小限ですむため、データ表示装置のメモリを効率よく使うデータ表示システムを提供することができる。
【0129】
また、本発明によると、データ表示装置において、キャラクタという、一塊で表示されるべきものが表示される場合には、当該キャラクタが一塊で表示されるようなタイミングで、つまり、他の場合とは異なるタイミングで、サーバへ画像の情報の送信を要求する情報が送信される。
【0130】
これにより、データ表示装置において、受信する情報量を最小限としつつも、キャラクタを一塊で表示させる等、必要な場合には、必要な量の情報を受信させることができる。
また、データ表示装置において、記憶された情報が適宜削除されるため、データ表示装置のメモリを効率よく使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態におけるデータ表示システムのブロック図である。
【図2】 図1のサーバにおいて、図1の端末の表示解像度情報に基づいて表示データ生成部で生成された表示データを模式的に示す図である。
【図3】 図1の端末の表示部において画面をスクロールするための制御内容を示すフローチャートである。
【図4】 図1の端末の表示部において画面のズーム動作をするための制御内容を示すフローチャートである。
【図5】 図4に示したズーム動作をするための制御内容を説明するための、図1の端末の表示部における表示データを模式的に示す図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態におけるデータ表示システムの端末の表示部において画面をスクロールするための制御内容を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第2の実施の形態におけるデータ表示システムの端末の表示部において画面のズーム動作をするための制御内容を示すフローチャートである。
【図8】 本発明に従ったデータ表示システムにおける端末側およびサーバ側において実行されるべきプログラムの構成の一例を模式的に示す図である。
【符号の説明】
100 端末、101 表示部、102,201 主制御部、103 ROM、104 RAM、105 入力部、106,203 通信部、107 データ処理部、108 表示制御部、109 速度計算部、110 画像処理部、111 閾値決定部、112 輪郭位置判定部、113 FD駆動装置、114 光ディスク装置、115 フレキシブルディスク、116 光ディスク、200 サーバ、202 ハードディスク、204 表示解像度解析部、205 表示データ生成部、300 ネットワーク、811 端末側通信プログラム、812 端末側記憶プログラム、813 端末側表示プログラム、814 端末側操作入力プログラム、815 端末側データ処理プログラム、816 端末側表示制御プログラム、817 端末側速度計算プログラム、818 端末側画像処理プログラム、821 サーバ側通信プログラム、822 サーバ側解析プログラム、823 サーバ側表示データ生成プログラム。

Claims (7)

  1. 情報を表示する表示部を含み、サーバとネットワークを介して接続されたデータ表示装置であって、
    前記サーバから、前記表示部に表示させる情報である表示用情報を受信する通信部と、
    前記表示部において表示される画像である表示画像を移動させる操作情報を入力するための操作部と、
    前記操作部においてなされた、前記表示画像を所定の方向に移動させるための操作である移動用操作に基づいて、当該表示画像が当該所定の方向に移動する速度を算出する移動速度算出部と、
    前記移動速度算出部によって算出された速度に基づいて、前記表示用情報の前記所定の方向についての座標の閾値を決定する閾値決定部と、
    前記移動用操作に応じて前記表示画像が移動されることにより前記表示部に前記表示用情報内の前記閾値の座標の部分が表示されたことに応じて、前記サーバに、前記表示用情報に対応する画像に対して前記所定の方向について隣接した画像の情報の送信を要求する情報である送信要求情報を出力する出力要求情報送信部とを含むことを特徴とするデータ表示装置。
  2. 前記閾値決定部は、前記所定の方向についての座標の閾値を、前記表示用情報の前記所定の方向についての端部に対して、前記速度に基づいて定められる座標だけ離れた座標と決定することを特徴とする、請求項1に記載のデータ表示装置。
  3. 前記表示用情報内のキャラクタを認識するキャラクタ認識部と、
    前記キャラクタの輪郭を検出する輪郭検出部とをさらに含み、
    前記閾値決定部は、前記キャラクタの輪郭が前記表示用情報の前記所定の方向の終端部分に位置する場合には、前記キャラクタの輪郭が前記表示用情報の前記所定の方向の終端部分に位置しない場合よりも、前記所定の方向についての座標の閾値を前記表示用情報の前記所定の方向の終端部分よりも離れたものにすることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のデータ表示装置。
  4. 前記移動用操作は、前記表示画像を、スクロールさせるための操作であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデータ表示装置。
  5. 前記移動用操作は、前記表示画像を、ズームインまたはズームアウトさせるための操作であることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のデータ表示装置。
  6. 情報を表示する表示部を含むサーバとネットワークを介して接続されたデータ表示システムであって、
    前記サーバから、前記表示部に表示させる情報である表示用情報を受信する通信部と、前記表示部において表示される画像である表示画像を移動させる操作情報を入力するための操作部と、
    前記操作部においてなされた、前記表示画像を所定の方向に移動させるための操作である移動用操作に基づいて、当該表示画像が当該所定の方向に移動する速度を算出する移動速度算出部と、
    前記移動速度算出部によって算出された速度に基づいて、前記表示用情報の前記所定の方向についての座標の閾値を決定する閾値決定部と、
    前記移動用操作に応じて前記表示画像が移動されることにより前記表示部に前記表示用情報内の前記閾値の座標の部分が表示されたことに応じて、前記サーバに、前記表示用情報に対応する画像に対して前記所定の方向について隣接した画像の情報の送信を要求する情報である送信要求情報を出力する出力要求情報送信部とを含むことを特徴とするデータ表示システム。
  7. 所定の表示部にデータを表示させるためのデータ表示プログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータに、
    ネットワークを介して接続されたサーバから、前記表示部に表示させる情報である表示用情報を受信するステップと、
    前記表示部における前記表示画像を所定の方向に移動させるための操作である移動用操作を受付けるステップと、
    当該表示画像が当該所定の方向に移動する速度を算出するステップと、
    前記算出された速度に基づいて、前記表示用情報の前記所定の方向についての座標の閾値を決定するステップと、
    前記移動用操作に応じて前記表示画像が移動されることにより前記表示部に前記表示用情報内の前記閾値の座標の部分が表示されたことに応じて、前記サーバに、前記表示用情報に対応する画像に対して前記所定の方向について隣接した画像の情報の送信を要求する情報である送信要求情報を出力するステップとを実行させることを特徴とするデータ表示プログラムを記録した記録媒体。
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