JP4188390B2 - ショーツ状生理用品 - Google Patents
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Description
ナプキンは、裏面の粘着テープでショーツの内股部分に装着させ、月経血を受け止めて吸収させるものである。ナプキンの底部にはポリエチレン等の不透過水性材料を備えられており、経血がショーツに染み出さない構造となっている。
ナプキンの形状は一般的に、略長方形状のものと、長さ方向に対して直交する一対以上のウイング部が本体部分の側縁に設けられた所謂ウイング付形状のものとがある(例えば、特許文献1参照)。
ナプキンは、たとえしっかりとショーツに装着できていたとしても、使用者の体位変化が大きい場合等にズレが生じ、経血がナプキンからはみ出して下着を汚してしまうことがある。
他方、タンポンは経血を膣内で吸収するため、経血が出る瞬間の不快感は少ないものの、未婚の女性には不向きであることが多い。又、タンポンを挿入する動作には慣れが必要であり、うまく装着できなかったり、心理的な抵抗感があったり等、使用できない人も少なくない。
本発明によるショーツ状生理用品は、サニタリーショーツとガードルの間に着用する液不透過性不織布製のショーツ状生理用品であって、
長さLの上端縁(2a)及び下端縁(2b)と左右短辺(l,l')とをもつ長方形状の腹部帯(2)と、該腹部帯(2)と接合された本体(1)とを備え、
前記本体(1)は、中央線(C)に対して左右対称であって該中央線(C)と直交する直線状の底辺(B)と該底辺(B)の両端点(321,321')から中央線(C)上の頂点(A)までそれぞれ延在する曲線状の両側辺(S,S')とからなる逆釣鐘形状のシートを成形してなり、該頂点(A)から、前記長さLの2分の1に等しい距離に位置する該中央線(C)上の基点(O)まで二分断されかつ分断により生じた2つの頂点(A,A')を、裏面が内側となるように該両側辺(S,S')の方へそれぞれ折り返され、該2つの頂点(A,A')を両端とし該基点(O)を中点とする長さLの一線分(AOA')を形成されており、
前記本体(1)と前記腹部帯(2)とは、互いに表面が同じ向きとなるように、該本体の一線分(AOA')と該腹部帯(2)の下端縁(2b)とが接合されており、さらに、該本体(1)の底辺(B)の両端点(321,321')と該腹部帯(2)の上端縁(2a)の両端点(e,e')とがそれぞれ突き合わされ、該本体(1)の両側辺(S,S')の一部と該腹部帯(2)の左右短辺(l,l')とがそれぞれ接合されており、これにより、該本体(1)の両側辺(S,S')における接合されていない部分が一対のレッグ開口部(5)を両脇にそれぞれ形成するとともに、該本体(1)の底辺(B)と該腹部帯(2)の上端縁(2a)とがウェスト開口部(3)を形成している。
(1)本発明品の上に着用するガードルの股繰り部によって、脚周り部の太もも内側被覆部分が使用者の太もも付け根部に密着・圧接される。そのため、該脚周り部に弾性部材等を設ける必要がなく、表着のシルエットに影響を及ぼさない。
従って、月経血量が多い女性や、旅行中等で適時にナプキン等の生理用品の交換ができない場合などであっても、表着が経血で汚れる心配がないので、表着の臀部を絶えず気にするという月経時のストレスから使用者を解放することができる。
図1は本発明に係るショーツ状生理用品の実施形態を展開した状態を示す図であり、図2は本発明に係るショーツ状生理用品の実施形態(着用者が着用した状態)を示す斜視図である。また図3は図2におけるX−X’断面図である。図4は、本発明に係るショーツ状生理用品の接合一過程を示す概略説明図である。
図5は、図4に続く、本発明に係るショーツ状生理用品の接合一過程を示す概略説明図である。
図6は、図5に続く、本発明に係るショーツ状生理用品の接合一過程を示す概略説明図である。
図7は、図2を補足するために示した図2と同じ着用状態の図である。
図1に示すように、本実施形態のショーツ状生理用品は、本体1(裏面を示す)と、長さLの上端縁2a及び下端縁2bと左右短辺l、l’とをもつ長方形状の腹部帯2(表面を示す)との2つの部材を接合して成り、サニタリー用のショーツとガードルとの間に着用するものである。本体1は、中央線Cに対して左右対称であって、中央線Cと直交する直線状の底辺Bと、この底辺の両端点321、321’から中央線C上の1つの頂点Aまでそれぞれ延在する曲線状の両側辺S、S’とからなる逆釣鐘形状のシートを成形してなる。
図1及び図4を参照して、本体1の成形方法を説明する。図1に示すように、頂点Aから、長さLの2分の1に等しい距離に位置する中央線C上の基点Oまで二分断する。次に、図4に示すように、分断により生じた2つの頂点A、A’を、裏面を内側にして両側辺S、S’の方へそれぞれ折り返して表面の一部が現れるようにし、2つの頂点A、A’を両端とし基点Oを中点とする長さLの一線分AOA’を形成する。
その後、図5に示すように、本体1の一線分AOA’と、腹部帯2の下端縁2bとが接合される。本体1と腹部帯2は、互いに表面が同じ向きとなるように接合される。次に、図6に示すように、本体1の底辺Bの両端点321、321’と腹部帯2の上端縁2aの両端点e、e’とがそれぞれ突き合わされ、本体1の両側辺S、S’の一部と腹部帯2の左右短辺l、l’とがそれぞれ接合される。これにより、本体1の両側辺S、S’における接合されていない部分が一対のレッグ開口部5を両脇にそれぞれ形成するとともに、本体1の底辺Bと腹部帯2の上端縁2aとがウェスト開口部3を形成する。
後記する製造方法にて詳述するが、腹部帯2は縫い代を外側にして本体1に一体的に接合されて着用者の腹部を被覆し、図2に示すようにショーツ状の生理用品を形成する。
図2及び図3、並びに図2を補足する図7に示すように、着用状態における本実施形態のショーツ状生理用品は、腹部帯2と、ウエスト開口部3と、臀部4と、レッグ開口部5を有する脚周り部6とを具備し、左右対称形状である。
腹部帯2の下端縁2bに接合された本体1の前面部分と、本体1の折り返された背面部分の下方部分とが、脚周り部6を形成し、そして本体1の折り返された背面部分の上方部分が臀部4を形成する。
図7を参照すると、着用する際には、本体1の折り返し部分の中央近傍が持ち上がり(後述するように上から装着するガードルの弾性力による)、太もも内側被覆部6bを形成する。両脇の一対のレッグ開口部5にそれぞれ脚を通すことにより、脚周り部6は、二股に分離した一対の略円筒形状に見えるようになる。太もも内側被覆部6bは、着用状態においては、少なくとも着用者の太もも内側部分を被覆するに十分な丈長さを有して垂下する。
さらに、着用状態において、脚周り部6の前面側には、太もも内側被覆部6bから両脇方向に向かって略円弧を描いてせり上がる左右の裾部6aを有し、左右の裾部6aの上端は、脇部8にて背面側の臀部4の左右端辺にそれぞれ接合されている。
弾性部材7は、通常のショーツと同様にウエスト開口部3の全周に亘って設けられても構わないが、本実施例のように、少なくとも後ろ身ごろ域のみに張設されることによっても、着用者が本発明品を着用後にガードルを着用するまでの間、本生理用品がヒップからずり落ちるのを防止する機能を果たすことが可能である。
このように、弾性部材7は、必ずしもウエスト開口部の全周に亘って設けられる必要はないが、本生理用品がヒップからずり落ちるのを防止する観点では、弾性部材7は、前身ごろ域に設けるよりは、後ろ身ごろ域に設けられる方が好適である。
即ち、月経の周期に伴って女性は体温変化が生じているのであり、月経直前時期から月経数日間は体温が通常より高い、所謂高体温期にあたる。この体温上昇と月経出血による貧血症状等により、普段は感じない吐き気や目眩等の体調不良を感じる女性が多く、そのような体調不良時には衣服による体の締め付けが、良好な血行を妨げる一因となる。ところが、外部に経血を漏らさないために、流通している生理用品は、体に益々密着し、体を締め付けるものが多くなっているのである。
本発明者は女性の月経時における上述のような不快感を軽減すべく、生理用品による体の締め付けを可能な限り排除した。従って、子宮とその周囲を締め付ける前身ごろには、弾性部材7を設けないこととした。
通常のショーツやサニタリーショーツ、ガードル等は、ウエスト部とレッグ開口部の両部に弾性部材が張設されているのが当然である。
然しながら、薄い色のスカートや、体にフィットした形状のズボンを表着として着用している場合等には、該表着に下着と肌との境界線が映り込むことが多く、女性にとって大きな悩みとなっている現状を鑑みれば、レッグ開口部5に弾性部材を具備するのは該レッグ開口部が嵩張る第一要因となり、好ましくない。
ところが本発明品においては、レッグ開口部5を有する脚周り部6を、ガードルの脚繰り部の弾性力によって、着用者の内股部分に密着させて着用するに充分な丈長さ(図7の符号6bの長さに相当)を有して構成されている。従って、レッグ開口部5に弾性部材を備えていなくても、本発明品の上に着用するガードルの脚繰り部に備えられている弾性部材によって、脚周り部6が着用者の脚に密着し、月経血が表着に及んで漏れることはない。
このような丈長さとは、例えば太もも付け根部から膝までの内股長さの1/4〜3/4程度の丈長さが好適である。短すぎると、着用者が走った場合等の脚付け根部の変位が大きい場合に、漏れだした経血が太もも内側被覆部6bからはみ出して、ガードルを汚す要因となる。
具体的には、腹部帯2横長さLの1/2〜1/3程度の股下丈が選択される。
又、裾6aの脇部8にかけてせり上がる形状は、略円弧形状に限られたものではなく、脇部8の長さが、太もも内側被覆部6bの長さに比して短いように形成されれば、本旨を逸脱しないものでとなる。
本発明品の太もも内側被覆部6bは、股下普通丈のガードルより長く形成されているので、上に着用するガードルとしてはロングガードルを選択すると、太もも内側被覆部6bが外部に露出しないので、外観上好適である。
しかし、股下が普通丈のガードルであっても、太もも内側被覆部6bをガードルの股繰り開口から外部に引き出して着用することによって、太もも内側被覆部6bを着用者の内股部に密着させることが可能である。従ってガードルの種類は、着用者の好みに応じて適宜選択可能である。
接合部はそれ自体布地が嵩張る部分となるので、前述同様に、表着に映り込む要因となって好ましくないばかりか、該接合部の微細な穴から経血が漏れる場合がある。
本発明者はいかなる状況にあっても表着に経血を全く漏らさないような生理用品を開発するべく鋭意研究を重ね、経血の漏れが圧倒的に多い事例となる太もも付け根部からの漏れを防ぐことに着目した。その結果、脚周り部6に全く接合部がない本生理用品を発明するに至ったものである。
本生理用品は、下着から漏れ出した経血をとにかく表着に漏らさないために着用するものであるから、液不透過性の素材を用いることが要件となる。また、“空気を通して水を通さない、さらさらエアスルー”のキャッチフレーズで購入者の支持を集めた赤ちゃん用オムツの素材であるところの、ポリオレフィン系樹脂の連続繊維群からなる不織布を用いれば、柔らかさを持ちながら通気性を有するので、湿気がこもって蒸れることがなく、好適な素材の一例としてあげられる。
詳述すれば、ポリプロピレン繊維からなるスパンボンド不織布、スパンボンド層とメルトブローン層からなる不織布、ポリプロピレン及びポリエチレンからなるスパンボンド不織布等がある。
これらの不織布は高強度で、且つ比較的安価であって、小さく折りたたんで携帯するにも適している点から、本生理用品が経血で汚れる毎に使い捨てて使用する使用者にとっては好適な素材である。
付言すれば、上述不織布を脚周り部のみならず臀部4にも用いることにより、使用者が体を横たえた体勢となった場合にも、所謂伝い漏れを防ぐことができるので、好適である。
使用者は通常のナプキンやタンポン等の生理用品を装着したサニタリーショーツを着用した上で、本発明品の両レッグ開口部5に脚9を片脚ずつ貫通させ、その後ウエスト開口部3或いは脇部8を掴み、ウエスト開口部3の周方向に力を加えて弾性部材7を伸張させながら、かつ腰まで引き上げて着用する。そして、更に本発明品の上からガードルを着用する。
使用者がロングガードルを着用する場合には、該ロングガードルを着用後、ガードルのウエスト開口から太もも内側部分に手を挿し入れ、本発明品の太もも内側被覆部6bを使用者の内股に添わせて密着させ、更に内股から外股に向かって太ももをなぞるように脚周り部6を伸ばして形を整え、該脚周り部6がガードル内で皺を生じないようにする。
又、使用者が股下普通丈のガードルを着用する場合には、本発明品の脚周り部6の全周をガードルの股開口部分から引き出して、該脚周り部6がガードルのレッグ開口部分におけるゴム等の弾性部材によって、使用者の太もも付け根部に密着されるようにする。
又、ガードルのレッグ開口部の弾性部材によって脚周り部6が使用者の太もも付け根部に密着・圧接されるので、該脚周り部6に弾性部材等を設ける必要がなく、表着のシルエットに影響を及ぼさない。
更に、液不透過性の生地を使用した本発明品によって、使用者の臀部がサニタリーショーツの上からその全体を被覆される構造となるので、サニタリーショーツで吸収しきれなかった経血がガードルや表着に漏泄することがない。
従って、月経血量が多い女性や、旅行中等で適時にナプキン等の生理用品の交換ができない場合などであっても、表着が経血で汚れる心配がないので、表着の臀部を絶えず気にするという月経時のストレスから使用者を解放することができる。
[工程ア:本体1の成形]
図1に示すように、本体1は、中央線Cに対して左右対称な逆釣鐘形状を成している。すなわち、中央線Cと直交する直線状の底辺Bを有し、底辺Bの両端点321、321’から、中央線C上に位置する1つの頂点Aに向かってそれぞれ曲線状の両側辺S、S’が延在している。本体1は、頂点Aから中央線C上の基点Oまで、該中央線Cにて二分断される。
図1の本体1は、完成時に裏面となる面が現れており、腹部帯2は、完成時に表面となる面が現れている。
頂点Aと基点Oまでの長さは、長方形状の腹部帯2における長辺長さLの1/2を有する。
次に、成形された本体1と、腹部帯2とを接合する。腹部帯2は、長方形状であって、その長辺は長さLを有している。
図4の本体1は、図1と同様に完成時に裏面となる面が現れている。本体1の2つの頂点A、A’(中央線Cで二分断することによりこれら2つの頂点が生じる)を各々両側辺S、S’側にそれぞれ開いて谷折り状態に折り返し(矢印参照)、基点Oを中心点とする一線分AOA’を形成する。2つの頂点A、A’を折り返すと、完成時に表面となる面が現れる。両側辺S、S’の一部は、完成後にレッグ開口部5を形成する。
図5に示すように、距離OAと距離OA’は何れも長さ1/2Lを有するから、線分AOA’は長さLを有することとなり、腹部帯2の長辺長さLと一致する。
図5の本体1の表裏は、図4と同様であり、腹部帯2は、完成時に表面となる面が現れている。この状態で、2つの頂点A、A’と腹部帯2の下端縁2bの両端点E、E’とを重ね合わせ、且つ縫い代が外側に出るように、線分AOA’と下端縁2bとを接合する。このように縫い代を外にして接合すると、接合部が外側に出ることとなり、本発明の生理用品を着用の上からガードルを着用した際に、接合部が体を圧迫することを軽減することができる。接合部を外側に出すことは、縫い代を内側にした通常の衣類と比して外観は劣るが、縫い代のごわつき感がないため新生児の衣服等に用いられる手法である。
本体1の底辺Bは、接合完成時にウエスト開口部3の後半周部32を構成する部位に該当する。底辺Bに沿って所定強度の弾性部材7を予め伸張した状態で張設する。このとき、弾性部材が収縮状態した時の底辺Bの長さb’が、伸張状態の底辺長さbの概ね1/3程度となるように、弾性部材7を伸張させて配設するのが好適である。この程度の伸張度を有すれば、ガードルを着用するまでの間に本発明品が使用者の臀部からずり落ちるのを防止するに概ね十分である。
弾性部材7を過度に伸張させれば、収縮したときにウエスト開口部3の周長を必要以上に短くさせ、使用者が本発明品を着用するのに苦労する結果となるばかりか、腹部に無用な圧迫を加えることとなって好ましくない。
反対に、弾性部材7がほとんど伸張されない状態であると、ガードルを着用する間本発明品が使用者の臀部にあるのを維持することが難しい。
最後に、図6に示すように、腹部帯2の接合されていない左右両端点e、e’と、本体1の底辺Bの両端点321、321’とを各々突き合わせ、工程イの接合と同様に縫い代が外側になるように腹部帯2の左右両短端l、l’と本体1の両側辺S、S’の一部とを各々接合し、脇部8を形成する。
その際、図2に示すように、腹部帯2の短辺l、l’から長さΔlだけ長く接合することとする。前記工程イにおいて本体1と腹部帯2を接合した際に生じた縫い代の端部を、本工程にて固定するためである。
2b 下端縁
3 ウエスト開口部
32 後半周部
4 臀部
5 レッグ開口部
6 脚周り部
6a 裾部
6b 太もも内側被覆部
7 弾性部材
8 脇部
Claims (1)
- サニタリーショーツとガードルの間に着用する液不透過性不織布製のショーツ状生理用品であって、
長さLの上端縁(2a)及び下端縁(2b)と左右短辺(l,l')とをもつ長方形状の腹部帯(2)と、該腹部帯(2)と接合された本体(1)とを備え、
前記本体(1)は、中央線(C)に対して左右対称であって該中央線(C)と直交する直線状の底辺(B)と該底辺(B)の両端点(321,321')から中央線(C)上の頂点(A)までそれぞれ延在する曲線状の両側辺(S,S')とからなる逆釣鐘形状のシートを成形してなり、該頂点(A)から、前記長さLの2分の1に等しい距離に位置する該中央線(C)上の基点(O)まで二分断されかつ分断により生じた2つの頂点(A,A')を、裏面が内側となるように該両側辺(S,S')の方へそれぞれ折り返され、該2つの頂点(A,A')を両端とし該基点(O)を中点とする長さLの一線分(AOA')を形成されており、
前記本体(1)と前記腹部帯(2)とは、互いに表面が同じ向きとなるように、該本体の一線分(AOA')と該腹部帯(2)の下端縁(2b)とが接合されており、さらに、該本体(1)の底辺(B)の両端点(321,321')と該腹部帯(2)の上端縁(2a)の両端点(e,e')とがそれぞれ突き合わされ、該本体(1)の両側辺(S,S')の一部と該腹部帯(2)の左右短辺(l,l')とがそれぞれ接合されており、これにより、該本体(1)の両側辺(S,S')における接合されていない部分が一対のレッグ開口部(5)を両脇にそれぞれ形成するとともに、該本体(1)の底辺(B)と該腹部帯(2)の上端縁(2a)とがウェスト開口部(3)を形成していることを特徴とするショーツ状生理用品。
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