JP4185872B2 - ディスク駆動装置 - Google Patents

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Description

CD、DVDなどの可換媒体型のディスクの駆動装置に関する。
従来のディスクドライブ装置の例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載のディスクドライブ装置では、臨界回転数におけるディスクの変形モードに対して、変形量の低減を図っている。ここで、臨界回転数とは、ディスクの回転方向と逆方向に進行する、後回りの固有振動数を外部から観察したとしたときに0Hzとなる回転数である。回転系を外部から見ると、この回転数近傍ではディスク変形がゆっくりとドリフトする。特許文献1では、ディスク駆動装置のディスクトレーに光学ヘッドの移動用に形成した溝の溝幅を所定幅以上にし、非整合な空気分布を装置筐体内に作り出ている。これにより、変形を励起する力が打ち消しあい、大きな振幅に成長しない。
特開2003-168282号(第2頁、図3)
CD−ROM、DVD装置などのディスク駆動装置の記録再生性能を向上させるためには、臨界回転数を含む高速駆動が必須になりつつある。臨界回転数状態では、ディスクの回転状態は不安定であり、外乱の影響に敏感に反応して変形や振動を発生する。この不具合を回避するためには、臨界回転数を避けて駆動すればよい。しかし現実にはCDやDVD装置の高速化が進んでおり、光学ヘッド位置に応じて回転数を変動させ、かつ回転数制御範囲を臨界回転数を含む範囲としている。
また、CD−RやDVD−Rなどのデータ書込みも可能なディスク駆動装置では、書込み動作時の方が読み込み動作時よりはるかに変形や振動等の悪影響が大きい。特に光学ヘッドの真上にディスク変形の節が位置すると、ディスク面の傾きが大きくなり、記録再生性能が大幅に低下することが、本発明者らにより見出された。
前記特許文献1に記載のディスクドライブ装置では、ディスクトレー部の剛性低下については、十分には考慮されていない。つまり、ディスクトレー部に形成した溝の幅が大き過ぎると、ディスクトレー部の剛性が低下し、ディスク回転時に生じる空気流によりディスクトレーが振動発生する恐れがある。また、臨界回転数における変形挙動を光学ヘッド側基準で観測すると、DC的に変化する現象が生じている。そのため、ディスクの振幅を低減するよりも、光学ヘッド上部での変形モードが重要になるが、このことについては考慮されていない。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的はディスク駆動装置がディスクとの間で安定してデータを記録再生することにある。本発明の他の目的は、臨界回転数に前後する高速回転下でも、ディスク駆動装置を確実に運転させることにある。また、ディスク駆動装置の信頼性を向上させることをも目的とする。
上記目的は、光学ヘッドを用いてディスクに情報を記録またはディスクに記録された情報を再生するディスク駆動装置において、前記ディスクを載置し、このディスクをロードまたはアンロードするディスクトレーと、前記ディスクの上方に配置したトップカバーとを有し、前記ディスクトレーまたは前記トップカバーの少なくともいずれかに、ディスクの臨界回転速度における振動モードの(0,n)(n=2,3,4)モードの節が前記光学ヘッドの真上部に位置するのを回避する手段を形成してなり、前記ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、このスピンドルモータとともに前記ディスクを保持し前記トップカバーに設けたディスククランパとを備え、前記回避手段は前記トップカバーに形成され前記ディスク側に突出した凹凸部であり、この凹凸部は前記クランパの周囲に形成されていることにより達成される
また上記目的は、ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスクを装置内に搬送入するディスクトレーと、ディスクに記録された情報を再生しあるいはディスクに情報を記録する対物レンズを有する光学ヘッドと、搬入されたディスクの上方に配置したトップカバーとを備えたディスク駆動装置において、前記スピンドルモータの回転中心と前記対物レンズの中心とを結ぶ直線を基準にして、スピンドルモータの回転中心から時計回りおよび反時計回り方向に45°〜80°の範囲および100°〜135°の範囲に相当する前記トップカバーの少なくとも1個所に、ディスク変形モードを制御する凹凸部を形成したことにより達成される
また上記目的は、ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスクを装置内に搬送入するディスクトレーと、ディスクに記録された情報を再生しあるいはディスクに情報を記録する対物レンズを有する光学ヘッドと、搬入されたディスクの上方に配置したトップカバーとを備えたディスク駆動装置において、前記ディスクトレーにディスクを載置する凹部を形成し、この凹部の外周部に第2の凹部を形成し、前記スピンドルモータの回転中心と前記対物レンズの中心とを結ぶ直線を基準にして、前記スピンドルモータの回転中心から時計回りおよび反時計回りに、22.5°〜45°および135°〜157.5°にある位置の少なくとも1個所にこの第2の凹部を形成したことにより達成される
また上記目的は、光ディスクを回転駆動するスピンドルモータとその回転軸上部でトップカバーに備えたディスククランパとによって前記光ディスクを保持し、光学ヘッドを用いて前記光ディスクに情報を記録又は情報を再生するディスク駆動装置において、トップカバーの装置内側の面であって、前記スピンドルモータの回転軸を中心として、前記スピンドルモータの回転軸と前記光学ヘッドが有する対物レンズの中心を結ぶ線から時計回りあるいは反時計回りに角度45°から80°、100°から135°の範囲で、スピンドルモータの回転軸に対しておおよそ対称な位置に突出した凹凸部を少なくとも一対備えたディスク駆動装置であって、前記一対の凹凸部はスピンドルモータの回転中心と前記光学ヘッドが有する対物レンズの中心を結ぶ線上にないことにより達成される
本発明によれば、ディスク駆動装置のトップカバーに高速回転時のディスクの変形を制御する機構を設けたので、ディスクの直径節変形モードの位置を制御することが可能になる。これにより、特に臨界回転数前後の高速回転条件下でも、安定してディスクの記録再生を行える。したがって、ディスク駆動装置の信頼性が向上する。
以下、本発明に係るディスク駆動装置のいくつかの実施例を、図1〜4、図6〜図9を用いて説明する。図1は、ディスク駆動装置2の分解斜視図であり、ディスクも併記した図である。図2は図1の上面図および側面図、図3は図2に示した状態におけるディスクの振動モードを説明する図、図4は一般的なディスクの振動モードを説明する図である。図5は、比較のために示す従来のディスク駆動装置の振動モードを説明する図である。図6は、ディスクの傾きの実測例を示す図である。なお、本実施例では、CDやDVD装置等のディスク駆動装置2を例にとり説明する。
パソコンなどに組み込まれるCDやDVDなどのディスク駆動装置2は、直径120mm、板厚1.2mmの円板形状をした情報を記録および再生する媒体(以下、ディスクと呼ぶ)を回転駆動する。ディスク駆動装置2は、おおよそ幅W150mm、奥行きD195mm、装置厚さH40mmの箱型形状をしている。そして上面は、トップカバー8で覆われている。スピンドルモータ7で所定の回転速度までディスク1の回転速度を上昇させ、光学ヘッド5でディスク1の情報を再生または新たな情報をディスク1に記録する。
図1に示すように、ディスク駆動装置2は、ディスク1を載置してスピンドルモータ7に移動させるディスクトレー4と、樹脂成形品のメカベース3と圧延鋼材などの金属板をプレス加工したボトムカバー8b、トップカバー8を有する筐体を備える。ディスクトレー4の中央部には、スピンドルモータ7と光学ヘッド5がディスク1にアクセスできるように、穴21が形成されている。また、ディスクトレー4には、ディスク1を載置するときの位置決め用の凹部4bが、ディスク1外径より僅かに大きく円形に形成されている。
筐体内には、メカベース3が設けられており、筐体の前面側は、ディスクトレー4が移動可能な搬出入口が形成されたフロントパネル20となっている。トップカバー8の上面には、スピンドルモータ7位置に対応してスピンドルモータ7とともにディスクを保持するディスククランパ13が取り付けられている。ディスククランパ13の周囲には、詳細を後述する凹凸部9が形成されている。
スピンドルモータ7は、ユニットメカシャーシ15に取り付けられており、ディスク1をスピンドルモータ7に固定または解除するときにユニットメカシャーシ15はスピンドルモータ7とともに上下動する。ユニットメカシャシ15は、平面から見て略長方形状に形成され、四隅に弾性部材16a〜16dを介して図示していないユニットホルダーに取り付けてられている。ユニットホルダーはメカベース7に嵌合結合されている。弾性部材6a〜6dは、装置外部からユニットメカシャシ5に伝わる振動や衝撃を減衰する。
なお、図示しないが実駆動時に、ディスク駆動装置2に搬入されたディスク1の種類を判別する判別手段が設けられている。判別手段は、CDと、DVDと、ROM/Rと、RW/RAM等の媒体の種類を区別するとともに、媒体の倍速情報を判別する。
光学ヘッド5は、幅方向ほぼ中央部であって奥行き方向にスピンドルモータ7よりも奥側に位置する。光学ヘッド5は、奥行き方向である矢印X方向に、スピンドルモータ7の回転中心oと光学ヘッド5が備える対物レンズ6の中心を結ぶ直線l1に沿って走行される。なお、図2では、光学ヘッド5とディスク駆動装置2内に搬入されたディスク1を点線で示している。
トップカバー8には、周方向4箇所に間隔を置いて凹凸部9が形成されている。凹凸部9は、ディスク駆動装置2の内部側に突出した高さ2〜4mm、幅10〜15mm×長さ20〜30mm程度の長円形状をしており、絞り加工で成形される。凹凸部9は、ディスク1の振動を抑制し、トップカバー8自体の剛性を補強する。本実施例では、直線l1について軸対称位置に凹凸部9を形成しており、この直線l1からの角度がφ1およびφ2の位置にある。ここで、角度φ1は、φ1=100〜135°、角度φ2はφ2=45〜80°の範囲に設定する。このようにして、トップカバー8上面に設けた凹凸部9を、ディスク1の直線l1から所定量だけずらし、凹凸部を光学ヘッド5の上面から外している。
ところで図4に示すように、ディスク駆動装置2がディスク1を回転駆動すると、その回転速度により、ディスク1には種々の振動または変形モードが生じる。この図4に、ディスク1の直径節2次、3次および4次の振動モードを示す。図中(+)で示した部分が、面外の正方向の変位を示す部分であり、(−)で示した部分が面外の負方向の変位を示す部分である。ここで面外の正方向は紙面の手前側の方向であり、面外は紙面の奥側の方向である。さらに、正負符号の中心部付近は振動モードの腹となる部分であり、ディスク1の中心を通る直線41〜49は振動モードの節となる部分である。節41〜49の部分では、ディスク1が面外方向にはほとんど変位しない。
図4(a)に示すように、節41、42が2本現れるモードを、(0,2)モードと、図4(b)に示すように節43〜45が3本現れるモードを、(0,3)モードと、図4(c)に示すように節46〜49が4本現れるモードを、(0,4)モードとそれぞれ呼ぶ。ディスク1を回転させ、ディスク1に対して静止系からディスク1の回転現象を観察すると、ディスク1の回転速度がある特定の回転速度に達したときに、ディスク1がある変形モードで静止しているように見える。この回転速度を臨界回転速度と呼ぶ。
臨界回転速度に達すると、ディスク1は一般に不安定になる。特に、ディスク1の周辺から空気の乱流が発生し、ディスク1の周方向圧力分布が不均一なると、ディスク1の変形や振動を引き起こす。このディスク1の変形や振動は、ディスク駆動装置2における書込みエラーの多発等の深刻な悪影響をもたらす。
CDやDVDの国際規格を満足する直径120mm、厚さ1.2mm、ポリカーボネート樹脂性のディスク1では、臨界回転速度は、(0,2)モードで約6600rpm、(0,3)モードで約7800rpm、(0,4)モードで約9300rpmである。また、DVD−R8倍速の書込み仕様では(0,2)モードの臨界回転速度が、R12倍速の書込み仕様では(0,3)モードの臨界回転速度が、R16倍速の書込み仕様では(0,4)モードの臨界回転速度が、ディスク駆動装置2の回転仕様内に含まれる。
本実施例で対象とするCDやDVDは、これらのいずれをも使用可能になっている。そのため、本実施例のディスク駆動装置2では、図3(a)に一例を示すようにディスクの節位置を調整している。ある臨界回転速度では、ディスク駆動装置2内においてディスク1の変形モードの腹が、光学ヘッド5上に位置している。図3(b)は同図(a)のC−C断面を示したものであり、光学ヘッド5とディスク1の傾き特性を模擬的に示している。
ディスク1の傾きによる記録または再生エラーを低減するためには、記録または再生に使用する光学ヘッド5に対してディスク1を傾かせない、すなわちほぼ正対させることである。そこでディスク1の変形モードにおいて、光学ヘッド5にディスク1を正対させる位置を探すと、変形モードの腹の部分では微係数がゼロ、すなわち傾きゼロの位置になる。そこで、光学ヘッド5に対して、ディスク1の振動モードの腹の位置を対向させる。本実施例では、図3(b)に示すように光学ヘッド5、特に対物レンズ6の中心位置に、ディスク1の振動モードの腹を設定している。
CDやDVDに用いられているディスク1では、振動モードによるディスク変形の最大振幅量は±100μm程度である。そのため、光学ヘッド5がディスク1変位に追従する追従特性の面では許容範囲である。しかしながら、変位量そのものは許容範囲でもディスク1が傾くと、上述したように記録再生エラーを生じるので、ディスク1の変形モードの位置制御が重要である。
このことは、従来のディスク駆動装置と対比することにより、より明確になる。従来のディスク駆動装置2xの例を、図5に示す。図5(a)は、従来のディスク駆動装置2xの上面図であり、トップカバー8xを取り去った図である。なお、参考のために、トップカバー8xに形成する4個の凹凸部9xを、対応する位置に破線で示している。この凹凸部9xは、ディスク1の振動抑制とトップカバー8x自体の剛性を補強するために形成する。トップカバー8xに形成した凹凸部9xの1個は、光学ヘッド5の真上部に位置している。そして、他の3個の凹凸部9xは、周方向に等間隔、すなわち90°間隔で形成されている。凹凸部9xはディスク駆動装置2xの内部側に突き出ている。
図5(a)では光学ヘッド5の上面で、ディスク1の変形状態はモードの節の位置にある。図5(a)では、ディスク1の変形モードの中の(0,4)モードを示しているが、ディスク駆動装置2xでは、(0,2)モードおよび(0,3)モードにおいても、光学ヘッド5上がディスク1の変形モードの節の位置となる。この場合、光学ヘッド5では、図5(b)に示すB−B断面のように光学ヘッド5とディスク1間の傾きθが周方向で最大となり、記録または再生エラー発生の原因となる。
図6に、臨界回転速度におけるディスク2の面外変位と傾きの変化を、凹凸部9、9xの周方向位置の違いをパラメータにして示す。ディスク1の振動モードは、(0,4)変形モードである。横軸の角度は、光学ヘッド5の真上の位置を基準角度0度とした、ディスク1の回転方向の角度である。図6(a)は、図5に示した従来のディスク駆動装置2xについての測定結果である。光学ヘッド5の真上面16aでは、ディスク1の変形の節となっている。その結果、光学ヘッド5とディスク1間の傾きが最も大きい。
図6(b)および図6(c)は、本実施例のディスク駆動装置2についての測定結果である。図6(b)では、4個の凹凸部9のすべてを図6(a)に示した凹凸部9xの位置から、45°だけ周方向に変えている。ディスク1は、光学ヘッド5の真上16bでは、ディスク1の変形の節から僅かにずれている。そして、光学ヘッド5の真上16b位置がモードの節からずれているので、光学ヘッド5とディスク1間の傾きも僅かに小さい。
図6(c)では、さらに凹凸部9の周方向位置を変化させている。具体的には、ディスク1の回転中心oと対物レンズ6を結ぶ直線l1を基準にして、周方向に時計回りおよび半時計回りにそれぞれ60°、120°の位置に凹凸部9を形成している。光学ヘッド5の真上16cは、ディスク1の変形の腹の位置であり、光学ヘッド5とディスク1間の傾きは上記各例と比べて非常に小さい。また、ディスク1の変形モードの振幅も10μm程度と小さい。このように、トップカバー8の周方向の適切位置に凹凸部を配置すれば、臨界回転速度時に発生するディスク1のモードの位置を光学ヘッド5の真上で節位置から変化させることができる。
これは、ディスク1の上面とトップカバー8間の空気の流れを抑制した結果である。上記実施例で示した凹凸部9により、ディスク1の上面とトップカバー8間の隙間は、局所的に狭くなる。このため、狭い部分での流速がその周囲に比べて大きくなる。つまり、ディスク1の回転方向についての圧力は、狭い部分ではその前後方向よりも小さい。この狭い部分ではディスク1の面外方向の拘束力が強くなり、その前後では小さな外力でもディスクの振動や変形が顕著になるものと考えられる。このように凹凸部9の周方向位置を制御することにより、臨界回転速度におけるディスク1の振動モードの腹や節の位置を制御できる。
この考えに基づき、凹凸部を光学ヘッド5上部には配置しないで、スピンドルモータ7の回転中心oと対物レンズ6中心とを結ぶ直線l1を基準にして、周方向に時計回り45°〜80°の範囲、および100°〜135°の範囲に凹凸部を設定する。同様に、基準線l1から半時計回りに45°〜80°の範囲、および100°〜135°の範囲に設定する。そして、基準線l1上およびこの基準線l1に直交する線上には配置しないことが必須である。
上記実施例では、4個の凹凸部をトップカバーに形成する例について述べたが、凹凸部は少なくとも1個あれば、ディスクの傾きによる記録または再生エラーを防止できる。その際、凹凸部の周方向位置を上記範囲に設定することは言うまでもない。
ディスクの傾きによる記録または再生エラーを防止する他の実施例を、図7ないし図9を用いて説明する。図7に、ディスク駆動装置2内における望ましいディスク1の変形モードを示す。臨界回転速度における光学ヘッド5とディスク1の節、腹の周方向位置の関係を示している。光学ヘッド5の真上に、ディスクの(0,2)モード、(0,3)モードおよび(0,4)モードの腹が位置すれば、光学ヘッド5とディスク1間の傾きを小さくできる。各モードにおける腹位置を図に示したように設定すると、情報の再生または記録時のエラーを低減できる。
(0,2)モード、(0,3)モードおよび(0,4)モードにおいて、光学ヘッド5の真上にモードの腹が位置するときは、モードの節はスピンドルモータ7の回転中心と対物レンズ6の中心を結ぶ直線l1を基準にして、時計回りおよび半時計回りに45°、30°および22.5°の位置になる。
これら3個の臨界回転速度でディスクを回転させても光学ヘッド5が安定して記録再生するには、図8(a)に各振動モードを重ねて示すように、直線l1を基準に時計回りおよび反時計回りに、22.5°〜45°度の範囲、および135°〜157.5°の範囲に、各モードの節を設定する。図8(b)に、振動モードの節が図8(a)に示したモードとなるようにしたディスクトレー4形状を示す。
本実施例では、図1に示した円形状で僅かにディスク1の径より大径の凹部4bの周囲4個所に、ディスク変形モード制御部10を形成した。ディスク変形モード制御部10は、凹部4bよりもさらに大径の扇形状の凹部(第2の凹部)で、その周方向幅(角度)Δφは、振動モード3個の節を全て含む範囲とする。つまり、理論的にはΔφ=22.5°であり、ディスク変形モード制御部10の始まりの角φ3、φ4は、φ4=22.5°、φ3=135°である。実際には、少し余裕を見てΔφ=22.5°+α、φ3=135°−β、φ4=22.5°−β、α=0〜5°、β=0〜5°である。
この第2の凹部10を形成したので、ディスク1側面とディスクトレー4間の流れが制御される。一般的には、ディスクは僅かに偏心しながら回転している。このため、ディスク1側面とディスクトレー間に形成される隙間では、常に偏心による隙間変動が生じ、隙間では空気の流れの乱れが生じている。第2の凹部10を形成して局所的に隙間を大きくしたので、ディスク1の偏変心による隙間変動割合を小さくできる。
すなわち、ディスク1側面とディスクトレー4間で、隙間の大きいところは空気の流れの乱れが小さく、隙間の大きいところは空気の流れの乱れが大きくなっているものと考えられる。その結果、第2の凹部10である乱れの小さいところでは、ディスク1の振動や変形に対する外力の影響が小さくなる。逆に、乱れが大きい第2の凹部が形成されていないところでは、ディスク1の振動や変形に対する外力の影響が大きくなる。このようにディスク1側面とディスクトレー4との間の隙間を制御することにより、臨界回転速度における振動モードの腹や節の位置を制御できる。
なお本実施例では、ディスク変形モード制御部10を周方向に4個所設けているが、少なくともその一つ以上を備えることでもモード位置を変えることができることが、本発明者らにより確認されている。
図9に、ディスクトレー4の他の実施例を示す。図9(a)は、ディスクトレーの上面図であり、図9(b)はそのY−Y断面図である。ディスクトレー4の光学ヘッド5走行範囲となる凹部4bの底面には、光学ヘッド5が走行できるように切り欠き穴21が形成されている。この切欠き穴21の奥行き方向位置を凹部4bの外周部までとし、図9(b)に示すようにディスク1の側面に対向する立ち上がり部19には周囲と同様に壁面を形成する。これにより、ディスク1の円周方向の圧力分布が均等になる。トップカバー8に形成した凹凸部9や、ディスクトレー4に形成したディスク変形モード制御部10を組み合わせると、さらに光学ヘッド上面のディスク変形モードの位置を適正化できる。
本発明に係るディスク駆動装置の分解斜視図である。 本発明に係るディスク駆動装置の一実施例の上面図および側面図である。 図2に示したディスク駆動装置の変形モードを説明する図である。 ディスクの振動モードを説明する図である。 従来のディスク駆動装置の変形モードを説明する図である。 ディスクの変形モードの測定例を示す図である。 ディスクの変形における節の位置を説明する図である。 本発明に係るディスク駆動装置の一実施例の変形を説明する図である。 ディスク駆動装置の他の実施例の上面図及び断面図である。
符号の説明
1…ディスク、2…ディスク駆動装置、3…メカベース、4…ディスクトレー、4b…凹部、5…光学ヘッド、6…対物レンズ、7…スピンドルモータ、8…トップカバー、9…ディスク変形モード制御機構(凹凸部)、10…ディスク変形モード制御孔(第2の凹部)、21…切欠き穴。

Claims (10)

  1. 光学ヘッドを用いてディスクに情報を記録またはディスクに記録された情報を再生するディスク駆動装置において、
    前記ディスクを載置し、このディスクをロードまたはアンロードするディスクトレーと、前記ディスクの上方に配置したトップカバーとを有し、
    前記ディスクトレーまたは前記トップカバーの少なくともいずれかに、ディスクの臨界回転速度における振動モードの(0,n)(n=2,3,4)モードの節が前記光学ヘッドの真上部に位置するのを回避する手段を形成してなり、
    前記ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、このスピンドルモータとともに前記ディスクを保持し前記トップカバーに設けたディスククランパとを備え、
    前記回避手段は前記トップカバーに形成され前記ディスク側に突出した凹凸部であり、この凹凸部は前記クランパの周囲に形成されていることを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 前記回避手段はトップカバーに形成しディスク側に突出した凹凸部であり、前記スピンドルモータの回転中心を中心とし、この回転中心と光学ヘッドが有する対物レンズの中心を結ぶ線から、時計回りおよび反時計回りに、角度φ1およびφ2(φ1=100〜135°、φ2=45〜80°)となる位置の少なくとも1個所に設けたことを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 前記ディスクトレーにはディスクを載置する円形状の凹部が形成されており、前記回避手段はこの凹部の外周部に形成した扇形または同一幅の第2の凹部であることを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動装置。
  4. 前記スピンドルモータの回転中心を中心とし、この回転中心と光学ヘッドが有する対物レンズの中心を結ぶ線から、時計回りおよび反時計回りにφ3およびφ4となる位置の少なくともいずれかを始点とし、周方向角度でΔφの部分に前記第2の凹部を形成したことを特徴とする請求項3に記載のディスク駆動装置。ここで、φ3=135°−β、φ4=22.5°−β、β=0〜5°、Δφ=22.5°+α、α=0〜5°。
  5. 前記第2の凹部の周方向位置は、ディスクの臨界回転速度における振動モードの(0,n)(n=2,3,4)モードについて各モードの節を含む周方向位置にあることを特徴とする請求項3に記載のディスク駆動装置。
  6. ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスクを装置内に搬送入するディスクトレーと、ディスクに記録された情報を再生しあるいはディスクに情報を記録する対物レンズを有する光学ヘッドと、搬入されたディスクの上方に配置したトップカバーとを備えたディスク駆動装置において、前記スピンドルモータの回転中心と前記対物レンズの中心とを結ぶ直線を基準にして、スピンドルモータの回転中心から時計回りおよび反時計回り方向に45°〜80°の範囲および100°〜135°の範囲に相当する前記トップカバーの少なくとも1個所に、ディスク変形モードを制御する凹凸部を形成したことを特徴とするディスク駆動装置。
  7. ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、ディスクを装置内に搬送入するディスクトレーと、ディスクに記録された情報を再生しあるいはディスクに情報を記録する対物レンズを有する光学ヘッドと、搬入されたディスクの上方に配置したトップカバーとを備えたディスク駆動装置において、前記ディスクトレーにディスクを載置する凹部を形成し、この凹部の外周部に第2の凹部を形成し、前記スピンドルモータの回転中心と前記対物レンズの中心とを結ぶ直線を基準にして、前記スピンドルモータの回転中心から時計回りおよび反時計回りに、22.5°〜45°および135°〜157.5°にある位置の少なくとも1個所にこの第2の凹部を形成したことを特徴とするディスク駆動装置。
  8. 光ディスクを回転駆動するスピンドルモータとその回転軸上部でトップカバーに備えたディスククランパとによって前記光ディスクを保持し、光学ヘッドを用いて前記光ディスクに情報を記録又は情報を再生するディスク駆動装置において、トップカバーの装置内側の面であって、前記スピンドルモータの回転軸を中心として、前記スピンドルモータの回転軸と前記光学ヘッドが有する対物レンズの中心を結ぶ線から時計回りあるいは反時計回りに角度45°から80°、100°から135°の範囲で、スピンドルモータの回転軸に対しておおよそ対称な位置に突出した凹凸部を少なくとも一対備えたディスク駆動装置であって、前記一対の凹凸部はスピンドルモータの回転中心と前記光学ヘッドが有する対物レンズの中心を結ぶ線上にないことを特徴とするディスク駆動装置。
  9. 前記トップカバーの装置内側の面に突出した凹凸部の高さが2から4mm、幅が10から15mm、長さが20から30mmのディスク半径方向に長い長円形状であることを特徴とする請求項8記載のディスク駆動装置。
  10. 該トップカバーにおいて、前記スピンドルモータの回転中心を中心として、この回転中心と前記光学ヘッドが有する対物レンズの中心とを結ぶ線上には、凹凸部を備えないことを特徴とする請求項8記載のディスク駆動装置。
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